JP6484095B2 - Co2センサ診断装置および方法 - Google Patents

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本発明は、CO2センサの状態を診断する技術に係り、特にCO2センサの出力のドリフト発生の程度を診断することが可能なCO2センサ診断装置および方法に関するものである。
CO2センサは、経時変化によって出力がドリフトする傾向にある。そのため、CO2の発生源がないときのCO2濃度(およそ400ppm)をベースラインとして、CO2センサのドリフトを補正する方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2014−115175号公報
特許文献1に開示された技術では、制御対象空間に外気を積極導入し、CO2濃度測定値が一定時間連続して基準値±αの範囲内になるようにして、CO2センサの出力のドリフトを補正している。
しかし、特許文献1に開示された技術では、建物内に複数のCO2センサが設置されている状況で、上記のようにドリフトの補正を行ったとしても、どのCO2センサの出力が、どの程度ドリフトしているのか、といったことを判断することはできないという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、CO2センサの出力のドリフト発生の程度を診断することが可能なCO2センサ診断装置および方法を提供することを目的とする。
本発明のCO2センサ診断装置は、施設に設けられた複数のCO2センサからCO2濃度測定値を取得して、所定期間におけるCO2濃度測定値の最小値をセンサ毎に求めるCO2濃度測定値取得手段と、このCO2濃度測定値取得手段が求めた各CO2センサのCO2濃度測定値の最小値を、予め定められたCO2濃度値を基準にした複数のCO2濃度範囲に分類するCO2濃度分類手段と、このCO2濃度分類手段による分類結果から各CO2センサの出力のドリフト発生の程度を診断するセンサ診断手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明のCO2センサ診断装置の1構成例において、前記予め定められたCO2濃度値は、外気のCO2濃度値である。
また、本発明のCO2センサ診断方法は、施設に設けられた複数のCO2センサからCO2濃度測定値を取得して、所定期間におけるCO2濃度測定値の最小値をセンサ毎に求めるCO2濃度測定値取得ステップと、このCO2濃度測定値取得ステップで求めた各CO2センサのCO2濃度測定値の最小値を、予め定められたCO2濃度値を基準にした複数のCO2濃度範囲に分類するCO2濃度分類ステップと、このCO2濃度分類ステップによる分類結果から各CO2センサの出力のドリフト発生の程度を診断するセンサ診断ステップとを含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、それぞれのCO2センサの所定期間におけるCO2濃度測定値の最小値に基づいて、どのCO2センサにどの程度の量のドリフトが発生している可能性があるかを把握することが可能となる。また、施設の管理者にとっては、CO2センサの診断結果から、CO2センサの点検あるいは交換が必要であることを認識することが可能となるので、CO2センサの動作不良による省エネルギー効果の損失や、室内環境の悪化に対して早急に対応することができる。
本発明の実施の形態に係る空調制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るCO2センサ診断装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るCO2センサ診断装置の動作を説明するフローチャートである。 CO2濃度範囲とCO2センサの分類結果の1例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるセンサ診断部による診断結果と環境評価部による診断結果の1例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る空調制御システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態では、1つの施設内に空調設備100が例えば階毎に設けられ、各階に制御対象空間がn個(nは2以上の整数)ある例について説明するが、本発明はこのような例に限るものではなく、CO2センサが複数個設けられている空調制御システムであれば、様々な構成の空調制御システムに本発明を適用することができる。以下の説明では、1つの空調設備100について空調動作を説明する。
空調設備100内には、空調機1と、外気OAの空調機1への導入量を制御する外気ダンパ2と、制御対象空間11−1〜11−nから戻る還気RAの空調機1への導入量を制御する還気ダンパ3と、空調機1の冷水コイルに送る冷水の量を制御する冷水バルブ4と、空調機1の温水コイルに送る温水の量を制御する温水バルブ5と、空調機1の加湿器に送る冷水又は温水の量を制御する加湿バルブ6と、空調機1から送り出される空気(給気SA)の温度を測定する給気温度センサ7と、制御対象空間11−1〜11−nの温度を測定する室内温度センサ8−1〜8−nと、制御対象空間11−1〜11−nから戻る還気RAのCO2濃度を測定するCO2センサ9と、制御対象空間11−1〜11−nの湿度を測定する湿度センサ10−1〜10−nと、ダンパ2,3とバルブ3,4,5とを制御するコントローラ12と、VAV(Variable Air Volume )ユニット13−1〜13−nとが設けられている。空調機1は、フィルター14と、空気を冷却する冷水コイル15と、空気を加熱する温水コイル16と、加湿器17と、冷却又は加熱された空気を送るファン18とを備えている。
空調機1の冷水コイル15は、図示しない熱交換器から冷水バルブ4を介して供給される冷水により外気OAおよび還気RAを冷却する。空調機1の温水コイル16は、熱交換器から温水バルブ5を介して供給される温水により外気OAおよび還気RAを加熱する。また、熱交換器から送り出された冷水又は温水は、加湿バルブ6を通って加湿器17に供給される。加湿器17は、水噴霧状態を作り出すことにより、コイル15,16で冷却又は加熱された給気SAの湿度を制御する。コイル15,16で冷却又は加熱され加湿器17で加湿された給気SAは、ファン18によって制御対象空間11−1〜11−nに送り出される。制御対象空間11−1〜11−nの空気の一部は、還気RAとして空調機1に戻される。
給気温度センサ7は、空調機1から送り出される給気SAの温度を測定する。室内温度センサ8−1〜8−nは、制御対象空間11−1〜11−nの温度を測定する。CO2センサ9は、制御対象空間11−1〜11−nから戻る還気RAのCO2濃度を測定する。湿度センサ10−1〜10−nは、制御対象空間11−1〜11−nの湿度を測定する。コントローラ12は、給気SAの温度が所定の給気温度設定値と一致するようにバルブ4,5の開度を制御する。また、コントローラ12は、CO2センサ9で測定されたCO2濃度測定値が所定のCO2濃度設定値と一致するように外気ダンパ2の開度を制御する。さらに、コントローラ12は、複数の湿度センサ10−1〜10−nで測定された湿度測定値が所定の設定範囲内になるように加湿バルブ6の開度を制御する。
VAVユニット13−1〜13−nは、制御対象空間11−1〜11−nの温度が所定の室内温度設定値と一致するように制御対象空間11−1〜11−nの要求風量を演算して、その要求風量を確保するようにVAVユニット13−1〜13−n内のダンパ(不図示)の開度を制御する。コントローラ12は、複数のVAVユニット13−1〜13−nから送られてくる要求風量値からシステム全体の総要求風量値を演算し、この総要求風量値に応じたファン回転数を求め、この求めたファン回転数となるように空調機1を制御する。
次に、本実施の形態のCO2センサ診断装置20について説明する。図2はCO2センサ診断装置20の構成を示すブロック図、図3はCO2センサ診断装置20の動作を説明するフローチャートである。CO2センサ診断装置20は、空調機1毎に設けられた各CO2センサ9から各空調機1のコントローラ12を介してCO2濃度測定値を取得して、所定期間におけるCO2濃度測定値の最小値をセンサ毎に求めるCO2濃度測定値取得部21と、各CO2センサ9のCO2濃度測定値の最小値を、予め定められたCO2濃度値を基準にした複数のCO2濃度範囲に分類するCO2濃度分類部22と、CO2濃度分類部22による分類結果から各CO2センサ9の出力のドリフト発生の程度を診断するセンサ診断部23と、CO2濃度分類部22による分類結果から各CO2センサ9が設置されている制御対象空間の室内環境の良好度および空調のエネルギー消費の良好度を診断する環境評価部24と、センサ診断部23による診断結果と環境評価部24による診断結果とを出力する出力部25とから構成される。
CO2濃度測定値取得部21は、空調機1毎に設けられた各CO2センサ9から各空調機1のコントローラ12を介してCO2濃度測定値を取得して記憶する(図3ステップS1)。なお、CO2濃度測定値取得部21は、施設内に設けられた全てのCO2センサ9からCO2濃度測定値を取得するので、施設内に複数の空調機1が設けられている場合には、各空調機1のCO2センサ9からCO2濃度測定値を取得することになる。そして、CO2濃度測定値取得部21は、所定期間(例えば、1か月間)におけるCO2濃度測定値の最小値をCO2センサ毎に求める(図3ステップS2)。
上述のとおり、CO2の発生源がないときのCO2濃度は、外気とほぼ同じ400[ppm]近辺になるため、このときのCO2センサ9の濃度測定値もおよそ400[ppm]となるはずである。そこで、本実施の形態では、所定期間におけるCO2センサ9の出力の最小値が、400[ppm]からどの程度乖離しているかを評価指標として、CO2センサ9の診断を行う。
CO2濃度分類部22は、CO2濃度測定値取得部21が求めた各CO2センサ9のCO2濃度測定値の最小値を、予め定められた複数のCO2濃度範囲に分類する(図3ステップS3)。図4はCO2濃度範囲とCO2センサ9の分類結果の1例を示す図である。ここでは、予め定められたCO2濃度範囲が4つあり、施設内にCO2センサ9が合計で14個ある場合について示している。
次に、センサ診断部23は、CO2濃度分類部22による分類結果から各CO2センサ9の出力のドリフト発生の程度を診断する(図3ステップS4)。
例えば、センサ診断部23は、1か月間におけるCO2センサ9のCO2濃度測定値の最小値が、350〜450[ppm]の間にある場合、このCO2センサ9の状態は良好であると判断する。
また、センサ診断部23は、1か月間におけるCO2センサ9のCO2濃度測定値の最小値が、0〜350[ppm]の間にある場合、このCO2センサ9のCO2濃度測定値が低めにずれている可能性があると判断する。
また、センサ診断部23は、1か月間におけるCO2センサ9のCO2濃度測定値の最小値が、450〜650[ppm]の間にある場合、このCO2センサ9のCO2濃度測定値がやや高めにずれている可能性があると判断する。
さらに、センサ診断部23は、1か月間におけるCO2センサ9のCO2濃度測定値の最小値が、650[ppm]以上の場合、このCO2センサ9のCO2濃度測定値が高めにずれている可能性があると判断する。
こうして、各CO2センサ9の出力のドリフト発生の程度を診断することができる。
次に、環境評価部24は、CO2濃度分類部22による分類結果から各CO2センサ9がCO2濃度を測定している制御対象空間11の室内環境の良好度および空調のエネルギー消費の良好度を診断する(図3ステップS5)。
例えば、環境評価部24は、1か月間におけるCO2センサ9のCO2濃度測定値の最小値が、350〜450[ppm]の間にある場合、このCO2センサ9が設置されている空調機1の対象となる制御対象空間11の室内環境および空調のエネルギー消費の状態は良好であると判断する。
また、環境評価部24は、1か月間におけるCO2センサ9のCO2濃度測定値の最小値が、0〜350[ppm]の間にある場合、このCO2センサ9が設置されている空調機1の対象となる制御対象空間11の空調のエネルギー消費は問題ない可能性が高いが、室内環境が悪化している可能性があると判断する。
すなわち、CO2センサ9のCO2濃度測定値の最小値が0〜350[ppm]を示しているということは、制御対象空間11に人がいないときのCO2濃度である400[ppm]近辺の値よりも低い値を示していることになり、必要な外気量を制御対象空間11に取り込んでいない可能性があるため、制御対象空間11の室内環境が悪化している恐れがある、ということになる。
また、環境評価部24は、1か月間におけるCO2センサ9のCO2濃度測定値の最小値が、450〜650[ppm]の間にある場合、このCO2センサ9が設置されている空調機1の対象となる制御対象空間11の室内環境は問題ない可能性が高いが、空調のエネルギー消費が増加している可能性があると判断する。
室内環境において望ましいCO2濃度は例えば600〜800[ppm]で、許容できるCO2濃度は例えば1000[ppm]である。CO2センサ9のCO2濃度測定値の最小値が450〜650[ppm]を示しているということは、室内環境は問題ない可能性が高いが、制御対象空間11に人がいないときのCO2濃度である400[ppm]近辺の値よりも高い値を示していることになるので、CO2濃度を下げるために制御対象空間11に外気をより多く取り入れている可能性がある。したがって、外気取り込みを抑制する省エネルギー制御が機能していない、ということになり、増エネルギー動作を行っている可能性がある。
また、環境評価部24は、1か月間におけるCO2センサ9のCO2濃度測定値の最小値が、650[ppm]以上の場合、このCO2センサ9が設置されている空調機1の対象となる制御対象空間11の室内環境が悪化している可能性があり、また空調のエネルギー消費が大きく増加している可能性があると判断する。CO2センサ9のCO2濃度測定値の最小値が650[ppm]以上を示しているということは、CO2濃度を下げるために制御対象空間11に制限なく必要以上の外気を取り入れている可能性があり、空調のエネルギー消費がかなり大きくなっている可能性がある。
出力部25は、センサ診断部23による診断結果と環境評価部24による診断結果とを出力する(図3ステップS6)。出力の方法としては、画面表示などの方法がある。
図5はセンサ診断部23による診断結果と環境評価部24による診断結果の1例を示す図である。図5は、施設内の空調機14台の還気ダクトに設置された14個のCO2センサ9の出力の最小値から、それぞれのCO2センサ9のドリフト発生の程度と、室内環境の良好度および空調のエネルギー消費の良好度を診断した結果を示している。ここでは、空調機1毎に設けられた14個のCO2センサ9を、9−1〜9−14としている。
CO2センサ9−2のCO2濃度測定値の最小値は402[ppm]、CO2センサ9−6のCO2濃度測定値の最小値は407[ppm]、CO2センサ9−7のCO2濃度測定値の最小値は357[ppm]、CO2センサ9−8のCO2濃度測定値の最小値は387[ppm]、CO2センサ9−9のCO2濃度測定値の最小値は424[ppm]、CO2センサ9−11のCO2濃度測定値の最小値は406[ppm]である。これらの値は350〜450[ppm]の範囲に含まれるので、CO2センサ9−2,9−6,9−7,9−8,9−9,9−11の状態は良好であり、CO2センサ9−2,9−6,9−7,9−8,9−9,9−11が設置されている各空調機1の対象となる制御対象空間の室内環境および空調のエネルギー消費の状態は良好であると判断される。
また、CO2センサ9−3のCO2濃度測定値の最小値は50[ppm]、CO2センサ9−5のCO2濃度測定値の最小値は318[ppm]である。これらの値は0〜350[ppm]の範囲に含まれるので、CO2センサ9−3,9−5のCO2濃度測定値が低めにずれている可能性があり、CO2センサ9−3,9−5が設置されている各空調機1の対象となる制御対象空間の空調のエネルギー消費は問題ないが、室内環境が悪化している可能性があると判断される。
また、CO2センサ9−4のCO2濃度測定値の最小値は525[ppm]、CO2センサ9−12のCO2濃度測定値の最小値は501[ppm]、CO2センサ9−13のCO2濃度測定値の最小値は586[ppm]、CO2センサ9−14のCO2濃度測定値の最小値は551[ppm]である。これらの値は450〜650[ppm]の範囲に含まれるので、CO2センサ9−4,9−12,9−13,9−14のCO2濃度測定値がやや高めにずれている可能性があり、CO2センサ9−4,9−12,9−13,9−14が設置されている各空調機1の対象となる制御対象空間の室内環境は問題ないが、空調のエネルギー消費が増加している可能性があると判断され、「増エネルギー注意」に分類される。
また、CO2センサ9−1のCO2濃度測定値の最小値は726[ppm]、CO2センサ9−10のCO2濃度測定値の最小値は671[ppm]である。これらの値は650[ppm]以上となるので、CO2センサ9−1,9−10のCO2濃度測定値が高めにずれている可能性があり、CO2センサ9−1,9−10が設置されている各空調機1の対象となる制御対象空間の室内環境が悪化している可能性があり、また空調のエネルギー消費が大きく増加している可能性があると判断され、「増エネルギー確実」に分類される。
以上のように、本実施の形態では、それぞれのCO2センサの所定期間における出力の最小値に基づいて、どのCO2センサにどの程度の量のドリフトが発生している可能性があるかを把握することが可能となる。
また、施設の管理者は、このような診断結果から、CO2センサの点検あるいは交換が必要であることを認識することが可能となるので、CO2センサの動作不良による省エネルギー効果の損失や、室内環境の悪化に対して早急に対応することが可能である。
本実施の形態のCO2センサ診断装置20は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って本実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、CO2センサの状態を診断する技術に適用することができる。
1…空調機、2…外気ダンパ、3…還気ダンパ、4…冷水バルブ、5…温水バルブ、6…加湿バルブ、7…給気温度センサ、8−1〜8−n…室内温度センサ、9…CO2センサ、10−1〜10−n…湿度センサ、11−1〜11−n…制御対象空間、12…コントローラ、13−1〜13−n…VAVユニット、14…フィルター、15…冷水コイル、16…温水コイル、17…加湿器、18…ファン、20…CO2センサ診断装置、21…CO2濃度測定値取得部、22…CO2濃度分類部、23…センサ診断部、24…環境評価部、25…出力部。

Claims (4)

  1. 施設に設けられた複数のCO2センサからCO2濃度測定値を取得して、所定期間におけるCO2濃度測定値の最小値をセンサ毎に求めるCO2濃度測定値取得手段と、
    このCO2濃度測定値取得手段が求めた各CO2センサのCO2濃度測定値の最小値を、予め定められたCO2濃度値を基準にした複数のCO2濃度範囲に分類するCO2濃度分類手段と、
    このCO2濃度分類手段による分類結果から各CO2センサの出力のドリフト発生の程度を診断するセンサ診断手段とを備えることを特徴とするCO2センサ診断装置。
  2. 請求項1記載のCO2センサ診断装置において、
    前記予め定められたCO2濃度値は、外気のCO2濃度値であることを特徴とするCO2センサ診断装置。
  3. 施設に設けられた複数のCO2センサからCO2濃度測定値を取得して、所定期間におけるCO2濃度測定値の最小値をセンサ毎に求めるCO2濃度測定値取得ステップと、
    このCO2濃度測定値取得ステップで求めた各CO2センサのCO2濃度測定値の最小値を、予め定められたCO2濃度値を基準にした複数のCO2濃度範囲に分類するCO2濃度分類ステップと、
    このCO2濃度分類ステップによる分類結果から各CO2センサの出力のドリフト発生の程度を診断するセンサ診断ステップとを含むことを特徴とするCO2センサ診断方法。
  4. 請求項3記載のCO2センサ診断方法において、
    前記予め定められたCO2濃度値は、外気のCO2濃度値であることを特徴とするCO2センサ診断方法。
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