JP2008232540A - 空調制御システム - Google Patents

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Yuichi Hanada
雄一 花田
Hirotaka Sakai
裕貴 酒井
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Abstract

【課題】居住域の実温度と、温度センサで得られる測定温度とがずれているときでも、居住域の実温度に応じた最適な空調を行う。
【解決手段】空気環境測定機材4aで得られた測定データをメディア媒体、あるいはケーブルを介して、空調装置7aに供給するとともに、この測定データと温度センサ3で得られる測定温度との差分を算出し、その差分だけ温度センサ3の測定温度を補正して空調を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビルの空調を行う空調制御システムに係わり、特にビル各部の温度センサで得られた測定温度と、居住域の温度とがずれている場合にも、居住域の快適性を高くさせる空調制御システムに関する。
ビルの空調を行う空調制御システムでは、ビルの各部に固定された複数の温度センサから出力される各部の測定温度と、予め登録された設定温度とを比較し、各部の測定温度が設定温度と一致するように、各吹き出し口に設けられた送風ファンの送風量(または、ダンパーの角度、)室外機に設けられたコンプレッサの回転数などを制御している。
この際、吹き出し口の位置関係や室内レイアウトによって温度ムラが生じることから、温度センサで測定された測定温度が必ずしも室内温度を代表していないことが多い。
このため、実際の居住域の温度よりも低めに検出される部屋の場合には設定温度を低めに設定し、逆に居住域の温度よりも高めに検出される場合には設定温度を高めに設定している。
特開2003−254593号公報
ところで、このような従来の空調制御システムでは、各温度センサで得られた測定温度と、実際の居住域の温度との間に偏差があることから、居住域の正しい温度を正確に監視することが難しく、運用にあたっては、実際の居住域の温度よりも低めに検出される部屋の場合には設定温度を低めに設定し、逆に居住域の温度よりも高めに検出される場合には設定温度を高めに設定しなければならず、温度設定作業が難しいという問題があった。
本発明は上記の事情に鑑み、設定温度の微調整作業を無くし、設定作業効率を大幅に向上させることができるとともに、居住域の快適性を高めることができる空調制御システムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明は、建物内に設けられた温度センサの測定結果を少なくとも使用して、建物内の空調を行う空調制御システムにおいて、建物内の少なくとも室内温度を含む空気環境を測定して、空気環境測定データと測定時刻データとを対にして記憶する空気環境測定機材と、この空気環境測定機材に記憶されている空気環境測定データ及び測定時刻データを情報伝達媒体または情報記録媒体を介して取り込み、前記温度センサで得られた過去の測定温度の中から、前記測定時刻データと同じ時刻の測定温度を選択するとともに、この測定温度と前記空気環境測定データで示される測定温度との差を抽出し、この差を“0”にするように、前記温度センサで得られた測定温度を補正して空調を行う空調装置とを備えたことを特徴としている。
また、建物内に設けられた温度センサの測定結果を使用して、建物内の空調を行う空調制御システムにおいて、建物内の空気環境を測定して、空気環境測定データをリアルタイムで転送する空気環境測定機材と、この空気環境測定機材からリアルタイムで転送された空気環境測定データで示される測定温度と前記温度センサで得られた測定温度との差を抽出し、この差を“0”にするように、前記温度センサで得られた測定温度を補正して、空調を行う空調装置とを備えたことを特徴としている。
ここで、前記空調装置は、前記空気環境測定機材で得られた空気環境測定データで示される測定温度と前記温度センサで得られた測定温度との差を抽出し、この差を“0”にするように、設定温度を補正して空調を行うことが好適である。
本発明による空調制御システムによれば、ケーブルなどの情報伝達媒体またはフレキシブルディスクなどの情報記録媒体などを介して、空気環境測定機材で得られた測定温度データをシステム側に渡すことにより、各温度センサで得られた測定温度を補正して、実際の居住域の温度とほぼ一致する測定温度にし、これによって設定温度の微調整作業を無くし、設定作業効率を大幅に向上させることができるとともに、居住域の快適性を高めることができる。
《第1の実施形態》
図1は本発明による空調制御システムの第1の実施形態を示す概略構成図である。
この図に示す空調制御システム1aは、ビル2内の各部に配置される複数の温度センサ3と、ビル2内の各部で、空気の温度、湿度、気流、粉塵、CO濃度などを測定するとともに、測定時の時刻データや測定結果をフレキシブルディスク、フラッシュメモリなどのメディア媒体に記録する空気環境測定機材4aと、空気環境測定機材4aから取り外されたメディア媒体(時刻データ、測定結果などが登録されたメディア媒体)がセットされているとき、あるいはケーブルなどを介して、空気環境測定機材4aに接続されているとき、時刻データ、測定結果を取り込む処理、各温度センサ3で得られた測定温度、測定時刻などを記憶する処理、空気環境測定機材4aから供給された時刻データ、測定結果を使用して、各温度センサ3で得られた測定温度を補正する処理、補正済みの測定温度と予め登録されている設定温度とに基づき、各吹き出し口5に設けられた送風ファンの送風量(または、ダンパーの角度、)室外機に設けられたコンプレッサの回転数などを制御し、ダクト6を介して各吹き出し口5から冷気、または暖気を送出させる空調装置7aとを備えている。
次に、図1に示す概略構成図、図2に示すフローチャートを使用して、空調制御システム1aの動作を説明する。
まず、ビル2では、ビル管理法にしたがって、2ヶ月に1回、居室内の温度、湿度、気流、粉塵、CO濃度などの値を、きちんと校正された測定器(空気環境測定機材4a)によって測定し、保健所へ報告する義務がある。この測定データは、中央監視や空調制御で使用している固定位置のセンサと比較すると、居住域の正確な環境を示しているデータである。
この測定データをフレキシブルディスク、フラッシュメモリなどのメディア媒体、あるいはケーブルを介して、空調装置7aに登録し、監視や制御で使用しているセンサの値との差分を算出して、その差分だけセンサの値に補正をかけることにより、居住域の環境の監視を可能とし制御にも反映させる。
具体的には、空調装置7aによって、メディア媒体、あるいはケーブルを介して、測定温度データ、時刻データなどを含む測定データを取り込んだ後(ステップS1)、測定データの測定温度データとペアになっている時刻データを参照し、別途保存している各測定温度(各温度センサ3で得られた過去の測定温度データ)の中から同時刻のものを検索する(ステップS2)。そして、検索動作で選択された温度センサ3の測定温度データと、測定データに含まれる測定温度データとの差分を算出し、該当測定ポイントの入力値(測定温度)に補正値として差分を足し込んだ値を、今後の監視、制御用計測値として扱う(ステップS3)。
例:空気環境測定機材4aから供給された時刻データが“15時15分”を示し、測定温度データが“25.5℃”を示しているものとする。
このとき、空調装置7aに別途保存されている各測定温度データのうち、“15時15分”の測定温度データで示される測定温度が“26.3℃”であれば、次式が成り立つ。
〔数1〕
α=26.3−25.5℃=+0.8℃
但し、α:差分
よって、空調装置7aでは、温度センサ3で得られた測定温度に、差分“+0.8℃”を加算して得られた測定温度(補正済み測定温度)を使用して、空調を行う(ステップS4、S5)。
このように、第1の実施形態では、居住域の環境を捉えたデータとして空気環境測定機材4aの測定データを活用し、空調制御や監視制御に活かすことにより、実際の温度センサ3では捉えることのできない居住域の温度を捉えた空調制御や監視を行うことができる。
《第2の実施形態》
図3は本発明による空調制御システムの第2の実施形態を示す概略構成図である。なお、この図において、図1の各部と対応する部分には、同じ符号が付してある。
この図に示す空調制御システム1bが図1に示す空調制御システム1aと異なる点は、メディア媒体、ケーブルなどを介して測定データなどの受け渡しを行う空気環境測定機材4a、空調装置7aに代えて、無線で測定データの受け渡しを行う空気環境測定機材4b、空調装置7bを設け、空気環境測定機材4bで得られた測定データをリアルタイムで、空調装置7bに送信するようにしたことである。
これにより、図4のフローチャートに示す如く空気環境測定機材4bで、居室内の温度、湿度、気流、粉塵、CO濃度などを測定したとき、リアルタイムで、測定データが空調装置7bに無線送信されて、温度センサ3で得られた測定温度と比較され、差分が計算される(ステップS11〜S13)。
そして、比較の結果、温度センサ3で得られた測定温度より、空気環境測定機材4bから送信された測定データで示される測定温度の方が“+0.8℃”高かったら、空調装置7bによって、これらの差分を“0”にするように温度センサ3で得られた測定温度に“+0.8℃”が加算されて、空調が行われる(ステップS14、S15)。
このように、第2の実施形態では、空気環境測定機材4bで得られた測定データをリアルタイムで、空調装置7bに送信させるようにしている。このため、空気環境測定機材4bで得られた居住域の環境測定データをリアルタイムで、空調制御や監視制御に活かすことができるとともに、時刻データなどを用いた検索処理、過去の測定温度などを記憶しておくメモリなどを不要にして、システム全体のコストを低く抑えつつ、実際の温度センサ3では捉えることのできない居住域の温度を捉えた空調制御や監視を行うことができる。
《他の実施形態》
また、上述した各実施形態では、空気環境測定機材4a、4bで得られた測定データを用いて、温度センサ3で得られた測定温度を補正するようにしているが、空気環境測定機材4a、4bで得られた測定データを用いて、空調装置7a、7bの設定温度を補正するようにしても良い。
この場合、例えば温度センサ3で得られた計測温度よりも空気環境測定機材4a、4bで得られた測定データで示される測定温度の方が高いとき、設定温度を下げる方向に補正する。
また、上述した各実施形態では、空気環境測定機材4a、4bで得られた測定データ中の測定温度を用いて、温度センサ3で得られた測定温度を補正するようにしているが、測定データ中の測定湿度など、他の測定値を用いて湿度制御などについて、同様の補正を行い、居住域の快適性、制御性などを改善するようにしても良い。
本発明による空調制御システムの第1の実施形態を示す概略構成図である。 図1に示す空調制御システムの動作例を示すフローチャートである。 本発明による空調制御システムの第2の実施形態を示す概略構成図である。 図3に示す空調制御システムの動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1a、1b:空調制御システム
2:ビル
3:温度センサ
4a、4b:空気環境測定機材
5:吹き出し口
6:ダクト
7a、7b:空調装置

Claims (3)

  1. 建物内に設けられた温度センサの測定結果を少なくとも使用して、建物内の空調を行う空調制御システムにおいて、
    建物内の少なくとも室内温度を含む空気環境を測定して、空気環境測定データと測定時刻データとを対にして記憶する空気環境測定機材と、
    この空気環境測定機材に記憶されている空気環境測定データ及び測定時刻データを情報伝達媒体または情報記録媒体を介して取り込み、前記温度センサで得られた過去の測定温度の中から、前記測定時刻データと同じ時刻の測定温度を選択するとともに、この測定温度と前記空気環境測定データで示される測定温度との差を抽出し、この差を“0”にするように、前記温度センサで得られた測定温度を補正して空調を行う空調装置と、
    を備えたことを特徴とする空調制御システム。
  2. 建物内に設けられた温度センサの測定結果を使用して、建物内の空調を行う空調制御システムにおいて、
    建物内の少なくとも室内温度を含む空気環境を測定して、空気環境測定データをリアルタイムで転送する空気環境測定機材と、
    この空気環境測定機材からリアルタイムで転送された空気環境測定データで示される測定温度と前記温度センサで得られた測定温度との差を抽出し、この差を“0”にするように、前記温度センサで得られた測定温度を補正して空調を行う空調装置と、
    を備えたことを特徴とする空調制御システム。
  3. 請求項1または2に記載の空調制御システムにおいて、
    前記空調装置は、前記空気環境測定機材で得られた空気環境測定データで示される測定温度と前記温度センサで得られた測定温度との差を抽出し、この差を“0”にするように、設定温度を補正して空調を行う、
    ことを特徴とする空調制御システム。
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JP2013160606A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Nagano Science Kk コントロールユニット
CN108800470A (zh) * 2018-06-29 2018-11-13 广东美的制冷设备有限公司 空气调节设备的控制方法、装置和空气调节设备
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