JP6483219B1 - チケットシステム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】個人情報のセキュリティを確保しつつ、チケットの所有者が、チケットに定められた時間と場所において相手方を容易に特定する。【解決手段】チケットシステム1は、第1チケットTAと第2チケットTBとを関連付けて記憶する関連チケット情報記憶部20と、第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を記憶する条件記憶部21と、第1チケットTAの所有者である第1ユーザUAを特定するための第1特定情報を記憶する特定情報記憶部22と、第1チケットTAのデータを記憶する第1端末30Aと、第2チケットTBのデータを記憶する第2端末30Bのそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得部23と、第1端末30A又は第2端末30Bの少なくとも一方が第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第2端末30Bにおいて第1特定情報を表示させる表示制御部24と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、チケットシステム及びプログラムに関する。
複数のユーザが携帯端末を利用して待ち合わせを容易に実現するシステムが知られている。例えば特許文献1には、同一基地局のサービスエリア内に待ち合わせを要するユーザの端末が存在する場合に、端末間で通信を行い、相手方の到着を報知するシステムについて開示されている。
また、特許文献2には、待ち合わせ場所に到着した後において待ち合わせ相手の特徴を提供することで、待ち合わせ相手を容易に特定可能としたシステムについて開示されている。
特開平9−298771号公報 特開2012−225782号公報
ところで、同一イベントに参加する複数のユーザ間においてそれらのユーザ同士が直接の知り合いではない場合にも、イベント会場で合流するための待ち合わせを行うことがある。
こうした待ち合わせのために、相手方の顔写真等の個人情報をユーザの端末で制限無く閲覧可能とすると、待ち合わせの用途以外にも個人情報が利用され得るため、セキュリティ上の問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、個人情報のセキュリティを確保しつつ、チケットの所有者が、チケットに定められた時間と場所において待ち合わせの相手を容易に特定できるチケットシステム及びプログラムを提供することにある。
上記課題は、本発明に係るチケットシステムによれば、第1チケットと第2チケットとを関連付けて記憶する関連チケット情報記憶部と、前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を記憶する条件記憶部と、前記第1チケットの所有者である第1ユーザを特定するための第1特定情報を記憶する特定情報記憶部と、前記第1チケットのデータを記憶する第1端末と、前記第2チケットのデータを記憶する第2端末のそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得部と、前記第1端末又は前記第2端末の少なくとも一方が前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第2端末において前記第1特定情報を表示させる表示制御部と、を備えることにより解決される。
上記課題は、本発明に係るプログラムによれば、第1チケットと第2チケットとを関連付けて記憶する関連チケット情報記憶部と、前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を記憶する条件記憶部と、前記第1チケットの所有者である第1ユーザを特定するための第1特定情報を記憶する特定情報記憶部と、を備えるコンピュータを、前記第1チケットのデータを記憶する第1端末と、前記第2チケットのデータを記憶する第2端末のそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得部と、前記第1端末又は前記第2端末の少なくとも一方が前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第2端末において前記第1特定情報を表示させる表示制御部として機能させることにより解決される。
上記のチケットシステム及びプログラムによれば、チケットの所有者がチケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、待ち合わせの相手を特定するための情報を閲覧できる。
これにより、チケットシステム及びプログラムによれば、個人情報のセキュリティを確保しつつ、チケットの所有者が、チケットに定められた時間と場所において待ち合わせの相手を容易に特定できるようになる。
上記のチケットシステムにおいて、前記特定情報記憶部は、前記第2チケットの所有者である第2ユーザを特定するための第2特定情報を記憶し、前記表示制御部は、前記第1端末又は前記第2端末の少なくとも一方が前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第1端末において前記第2特定情報を表示させると好適である。
こうすることで、個人情報のセキュリティを確保しつつ、第1ユーザと第2ユーザの両者がチケットに定められた時間と場所において相手方を容易に特定することが可能となる。
上記のチケットシステムにおいて、前記表示制御部は、前記第1端末と前記第2端末の両方が前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第1端末において前記第2特定情報を表示させ、前記第2端末において前記第1特定情報を表示させると好適である。
こうすることで、第1ユーザと第2ユーザの両者がチケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第1ユーザと第2ユーザの両者が相手方を特定することが可能となる。これにより、個人情報のセキュリティをより確保しつつ、チケットに定められた時間と場所において待ち合わせの相手を容易に特定できるようになる。
上記のチケットシステムにおいて、前記表示制御部は、前記第2端末が前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第1端末の位置に応じて、前記第2端末において前記第1特定情報に基づいて表示する情報を制御すると好適である。
こうすることで、第2ユーザに対して提供する第1ユーザの特定情報を第1ユーザの位置に応じて制御できる。これにより、第2ユーザと第1ユーザとの距離に応じて、第2ユーザが閲覧する第1ユーザに関する情報を変えることができる。
上記のチケットシステムにおいて、前記表示制御部は、前記第1チケット又は前記第2チケットのステータスが使用済か否かに応じて、前記第2端末において前記第1特定情報に基づいて表示する情報を制御すると好適である。
こうすることで、第1チケット又は第2チケットが使用されたか否かに応じて、第2ユーザが閲覧する第1ユーザの情報を変えることができる。
上記のチケットシステムにおいて、前記第1チケットと前記第2チケットの一方は、前記第1ユーザから前記第2ユーザに譲渡されたチケットであるか、又は前記第2ユーザから前記第1ユーザに譲渡されたチケットであると好適である。
こうすることで、チケットを譲渡したユーザと、チケットを譲り受けたユーザとの間で、チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、互いに相手方を容易に特定できるようになる。
上記のチケットシステムにおいて、前記第1特定情報は、前記第1ユーザの顔写真を含み、前記第2特定情報は、前記第2ユーザの顔写真を含むと好適である。
こうすることで、第1ユーザと第2ユーザにとって、互いに相手方を容易に特定できるようになる。
上記のチケットシステムにおいて、前記第1端末と前記第2端末のそれぞれの位置に基づいて待ち合わせ場所を設定する待ち合わせ場所設定部と、前記待ち合わせ場所設定部により設定した待ち合わせ場所を前記第1端末と前記第2端末のそれぞれに通知する通知部と、を備えると好適である。
こうすることで、第1ユーザと第2ユーザの位置に応じて適切な待ち合わせ場所を設定できる。
本発明によれば、個人情報のセキュリティを確保しつつ、チケットの所有者が、チケットに定められた時間と場所において待ち合わせの相手を容易に特定できる。
チケットシステムのシステム構成図である。 チケット管理サーバとユーザ端末のハードウェア構成図である。 第1の状況において、第1ユーザと第2ユーザとイベント会場の位置関係を示す図である。 第1の状況において第1端末と第2端末に表示される画面の一例を示す図である。 第2の状況において、第1ユーザと第2ユーザとイベント会場の位置関係を示す図である。 第2の状況において第1端末と第2端末に表示される画面の一例を示す図である。 第3の状況において、第1ユーザと第2ユーザとイベント会場の位置関係を示す図である。 第3の状況において第1端末と第2端末に表示される画面の一例を示す図である。 第1ユーザと第2ユーザの待ち合わせ場所を示す図である。 待ち合わせ場所の通知画面の一例を示す図である。 チケット管理サーバの機能ブロック図である。 関連チケット情報テーブルの一例を示す図である。 チケット条件テーブルの一例を示す図である。 特定情報テーブルの一例を示す図である。 チケット購入処理に関するシーケンス図である。 チケット分配処理に関するシーケンス図である。 第1ユーザ及び第2ユーザの特定情報の表示制御処理に関するシーケンス図である。 待ち合わせ場所の設定処理に関するシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態(本実施形態)について図1乃至図14を参照しながら説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、以下の説明や図面中に記載された画面のデザイン及びレイアウトは、あくまでも一例に過ぎず、本発明の用途やユーザの要望等に応じて適宜変更可能である。
[チケットシステム1のシステム構成]
図1に示されるように、チケットシステム1は、チケット管理サーバ10、第1端末30A、第2端末30Bを備える。
そして、チケット管理サーバ10と、第1端末30A及び第2端末30Bとは、インターネット等のネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。なお、以下において第1端末30Aと第2端末30Bに共通する内容については、ユーザ端末30と表記して説明する。
第1端末30Aは、第1ユーザUAにより操作されるスマートフォン、タブレット端末等の携帯端末(コンピュータ)である。そして、第1端末30Aには、第1チケットTAのデータが記憶される。この第1チケットTAは、第1ユーザUAが所有するチケットであり、所定イベントへの参加権を有するものである。
具体的には、第1チケットTAには、時間(イベント日時)、場所(イベント会場)が定められている。そして、第1チケットTAの所有者である第1ユーザUAの情報、イベント会場における座席情報、チケットのステータス(使用状態)等の情報は、チケット管理サーバ10において管理される。
第2端末30Bは、第2ユーザUBにより操作されるスマートフォン、タブレット端末等の携帯端末(コンピュータ)である。そして、第2端末30Bには、第2チケットTBのデータが記憶される。この第2チケットTBには、第2ユーザUBが所有するチケットであり、所定イベントへの参加権が定められる。本実施形態では、第1チケットTAと第2チケットTBの対象とするイベントは同一とする。
具体的には、第2チケットTBは、時間(イベント日時)、場所(イベント会場)が定められている。そして、第2チケットTBの所有者である第2ユーザUBの情報、イベント会場における座席情報、チケットのステータス(使用状態)等の情報は、チケット管理サーバ10において管理される。
本実施形態では、第1チケットTAと第2チケットTBは同一ユーザ(例えば第1ユーザUA)によりまとめて購入され、その後第2チケットTBについては第2ユーザUBに譲渡(分配)されたこととする。これにより、チケット管理サーバ10においては、第1チケットTAと第2チケットTBとは関連するチケットとして管理される。
チケット管理サーバ10は、チケットの情報を管理するコンピュータである。例えば、チケット管理サーバ10は、チケットの購入、チケットの譲渡、チケットのキャンセルや、チケットの使用状態の管理等を行う。
また、チケット管理サーバ10は、ユーザ端末30へのチケットデータ(電子チケット)を提供する。
具体的には、チケット管理サーバ10は、第1ユーザUAの第1端末30Aに対して、第1チケットTAのデータ(電子チケット)を提供する。この際、チケット管理サーバ10は、第1端末30Aから第1ユーザUAの容姿を特定するための特定情報(例えば顔写真)を受け付ける。そして、チケット管理サーバ10は、第1チケットTAに関連付けて、第1ユーザUAの特定情報を記憶する。
また、チケット管理サーバ10は、第2ユーザUBの第2端末30Bに対して、第2チケットTBのデータ(電子チケット)を提供する。この際、チケット管理サーバ10は、第2端末30Bから第2ユーザUBの容姿を特定するための特定情報(例えば顔写真)を受け付ける。そして、チケット管理サーバ10は、第2チケットTBに関連付けて、第2ユーザUBの特定情報を記憶する。
チケット管理サーバ10は、現在日時と、第1端末30Aと第2端末30Bの位置と、第1チケットTAと第2チケットTBのイベントの日時と場所の条件に応じて、第1ユーザUAの特定情報と、第2ユーザUBの特定情報を、第1端末30Aと第2端末30Bに提供するようにする。これにより、チケット管理サーバ10は、第1ユーザUAと第2ユーザUBが顔見知りでない場合においても、第1ユーザUAと第2ユーザUBとがイベント会場において容易に特定可能となるようにする。なお、上記の待ち合わせ支援に関する処理の詳細については後述する。
[ハードウェア構成]
次に、図2を参照しながら、チケット管理サーバ10とユーザ端末30のハードウェア構成について説明する。
[チケット管理サーバ10のハードウェア構成]
図2に示されるように、チケット管理サーバ10は、ハードウェア構成として、プロセッサ11、記憶装置12及び通信用インターフェース13を備える。
プロセッサ11は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェア(例えばCPU)である。そして、プロセッサ11は、記憶装置12に記憶されるプログラムやデータに基づいて各種の演算処理を実行するとともに、チケット管理サーバ10の各部を制御する。
記憶装置12は、例えばメモリ、磁気ディスク装置を含み構成され、各種のプログラムやデータを記憶する。一例としては、記憶装置12には、後述する関連チケット情報テーブルT1、チケット条件テーブルT2、特定情報テーブルT3等のデータが記憶される。また、記憶装置12は、プロセッサ11のワークメモリとしても用いられる。なお、プロセッサ11には、フラッシュメモリ、光学ディスク等の情報記憶媒体が含まれていてもよい。
通信用インターフェース13は、例えばネットワークインターフェースカードを含み構成され、インターネットやイントラネット等の通信網を経由して、ユーザ端末30等のコンピュータと通信する。
[ユーザ端末30のハードウェア構成]
図2に示されるように、ユーザ端末30は、プロセッサ31、記憶装置32、通信用インターフェース33、入力装置34、表示装置35、及びGPSチップ36を備える。なお、入力装置34及び表示装置35はユーザ端末30の外部装置として設けられていてもよい。
プロセッサ31は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェア(例えばCPU)である。そして、プロセッサ31は、記憶装置32に記憶されるプログラムやデータに基づいて各種の演算処理を実行するとともに、ユーザ端末30の各部を制御する。
記憶装置32は、例えばメモリ、磁気ディスク装置を含み構成され、各種のプログラムやデータを記憶するほか、プロセッサ31のワークメモリとしても機能する。なお、記憶装置32には、フラッシュメモリ、光学ディスク等の情報記憶媒体が含まれていてもよい。
通信用インターフェース33は、例えばネットワークインターフェースカードを含み構成され、インターネットやイントラネット等の通信網を経由して、チケット管理サーバ10等のコンピュータと通信する。
入力装置34は、例えばタッチパネル、キーボード、マウス等を含み構成され、ユーザからの入力を受け付ける。
表示装置35は、例えば液晶ディスプレイ装置、有機ELディスプレイ装置等を含み構成され、プロセッサ31により生成されるグラフィックデータに基づく画面を出力する。
GPSチップ36は、GPS(Global positioning system)衛星からのGPS信号を受信し、ユーザ端末30の位置を測定するデバイスである。
なお、本実施形態では、ユーザ端末30の位置の測定にGPSを用いることとするが、携帯電話の基地局位置情報や、Wi−Fiの基地局位置情報を用いてもよい。
[チケットシステム1の概要]
次に、図3A、図3B、図4A、図4B、図5A、図5B、図6A及び図6Bを参照しながら、チケットシステム1における処理の概要について説明する。
なお、以下に説明する例においては、第1ユーザUAの第1端末30Aには第1チケットTAのデータ(電子チケット)が記憶され、第2ユーザUBの第2端末30Bには第2チケットTBのデータ(電子チケット)が記憶されていることとする。そして、第1チケットTAと第2チケットTBとはイベント会場Sで開催される同じイベントの参加権(入場権)を有するものとする。
また、イベント会場Sで開催されるイベントの開催日時は一例として2017/10/1の18:00(開場)〜21:00とする。
そして、以下の例においては、上記の期間及びイベント会場Sの中にいる場合において、第1ユーザUAと第2ユーザUBのそれぞれの特定情報が利用可能であることとする。
[第1の状況]
図3Aには、第1の状況における、イベント会場Sと、第1ユーザUA及び第2ユーザUBとの位置関係、並びにイベント日時情報と現在時刻との関係を示した。
図3Aに示されるように、第1ユーザUAと第2ユーザUBとは、イベント会場Sに向かっているところであり、共にイベント会場Sから離れた位置にいる。また、現在時刻もイベントの開催日時の範囲外にある。
図3Bには、第1の状況において、第1端末30Aと第2端末30Bに表示される画面の一例を示した。
図3Bに示されるように、第1端末30Aの表示装置35には、第1画面50Aが表示される。この第1画面50Aには、第2ユーザUBの現在の状況が表示される。例えば、第1画面50Aには、第2ユーザUBがイベント会場Sに向かっていること、及び第2ユーザUBの到着予定までの時間が表示される。ここで、第2ユーザUBの到着予定までの時間は、第2端末30Bの現在位置と、イベント会場Sとの距離に基づいて算出することとしてよい。
また、第1端末30Aと第2端末30Bがイベント会場Sのエリア外におり、また現在時刻がイベントの開催日時の範囲外のため、第1画面50Aには、第2ユーザUBの顔写真は表示されない。
また、図3Bに示されるように、第2端末30Bの表示装置35には、第2画面50Bが表示される。この第2画面50Bには、第1ユーザUAの現在の状況が表示される。例えば、第2画面50Bには、第1ユーザUAがイベント会場Sに向かっていること、及び第1ユーザUAの到着予定までの時間が表示される。ここで、第1ユーザUAの到着予定までの時間は、第1端末30Aの現在位置と、イベント会場Sとの距離に基づいて算出することとしてよい。
また、第1端末30Aと第2端末30Bがイベント会場Sのエリア外におり、また現在時刻がイベントの開催日時の範囲外のため、第2画面50Bには、第1ユーザUAの顔写真は表示されない。
[第2の状況]
図4Aには、第2の状況における、イベント会場Sと、第1ユーザUA及び第2ユーザUBとの位置関係、並びにイベント日時情報と現在時刻との関係を示した。
図4Aに示されるように、第2の状況では、第1ユーザUAはイベント会場Sに向かっており、第2ユーザUBはイベント会場Sに入場済とする。また、現在時刻もイベントの開催日時の範囲内にある。
図4Bには、第2の状況において、第1端末30Aと第2端末30Bに表示される画面の一例を示した。
図4Bに示されるように、第1端末30Aの表示装置35には、第3画面51Aが表示される。この第3画面51Aには、第2ユーザUBの現在の状況が表示される。例えば、第3画面51Aには、第2ユーザUBがイベント会場Sに入場済であること、及び第2ユーザUBの第2ユーザ顔画像(小)52Bが表示される。
このように、第1端末30Aと第2端末30Bのうち一方がイベント会場Sのエリア内におり、また現在時刻がイベントの開催日時の範囲内のため、第3画面51Aには、第2ユーザUBの顔写真が表示される。
また、図4Bに示されるように、第2端末30Bの表示装置35には、第4画面51Bが表示される。この第4画面51Bには、第1ユーザUAの現在の状況が表示される。例えば、第4画面51Bには、第1ユーザUAがイベント会場Sに向かっていること、及び第1ユーザUAの到着予定までの時間が記載される。
なお、第2端末30Bがイベント会場Sのエリア内におり、また現在時刻がイベントの開催日時の範囲内のため、第4画面51Bには、第1ユーザUAの第1ユーザ顔画像(小)52Aが表示される。
本例では、第2端末30Bはイベント会場Sの中にいるが、第1端末30Aがイベント会場Sの外にいるため、第1端末30Aと第2端末30Bの表示装置35に表示される顔画像は縮小版(例えばサムネイル画像)に制御されている。
[第3の状況]
図5Aには、第3の状況における、イベント会場Sと、第1ユーザUA及び第2ユーザUBとの位置関係、並びにイベント日時情報と現在時刻との関係を示した。
図5Aに示されるように、第3の状況では、第1ユーザUAと第2ユーザUBは共にイベント会場Sに入場済であり、現在時刻もイベントの開催日時の範囲内にある。
図5Bには、第3の状況において、第1端末30Aと第2端末30Bに表示される画面の一例を示した。
図5Bに示されるように、第1端末30Aの表示装置35には、第5画面53Aが表示される。この第5画面53Aには、第2ユーザUBの現在の状況が表示される。例えば、第5画面53Aには、第2ユーザUBがイベント会場Sに入場済であること、及び第2ユーザUBの第2ユーザ顔画像(大)54Bが表示される。
また、図5Bに示されるように、第2端末30Bの表示装置35には、第6画面53Bが表示される。この第6画面53Bには、第1ユーザUAの現在の状況が表示される。例えば、第6画面53Bには、第1ユーザUAがイベント会場Sに入場済であること、及び第1ユーザUAの第1ユーザ顔画像(大)54Aが表示される。
第3の状況では、第1端末30Aと第2端末30Bは共にイベント会場Sの中にいるため、第1端末30Aと第2端末30Bの表示装置35に表示される顔画像は大サイズに制御する。これにより、第1ユーザUAは第2ユーザ顔画像(大)54Bに基づき、第2ユーザUBを容易に特定できるようになる。同様に、第2ユーザUBは第1ユーザ顔画像(大)54Aに基づき、第1ユーザUAを容易に特定できるようになる。
[第4の状況]
本例では、第1ユーザUAは、第1ゲートGAから入場し、第2ユーザUBは第3ゲートGCから離れた第3ゲートGCから入場したこととする。
この場合に、第1ユーザUAと第2ユーザUBの位置は離れているため、第1端末30A又は第2端末30Bからの要求に応じて、チケット管理サーバ10は、第1ユーザUAと第2ユーザUBの待ち合わせ場所60を設定する。
図6Aには、チケット管理サーバ10により設定される、第1ユーザUAと第2ユーザUBの待ち合わせ場所60の位置を示した。
図6Aに示されるように、チケット管理サーバ10は、第1端末30Aの現在位置と、第2端末30Bの現在位置とに基づいて、第1ユーザUAと第2ユーザUBの待ち合わせ場所60を設定する。
具体的には、チケット管理サーバ10は、第1端末30Aと第2端末30Bとのそれぞれの現在位置の中間地点に基づいて、待ち合わせ場所60を設定する。
本例においては、待ち合わせ場所60は、第1ゲートGAと第3ゲートGCの中間地点にある、第2ゲートGBに設定される。
図6Bには、第4の状況において、第1端末30Aと第2端末30Bに表示される画面の一例を示した。
図6Bに示されるように、第1端末30Aの表示装置35には、第7画面55Aが表示される。この第7画面55Aには、第2ユーザUBとの待ち合わせ場所に関する情報、及び第2ユーザUBの第2ユーザ顔画像(大)54Bが表示される。
また、図6Bに示されるように、第2端末30Bの表示装置35には、第8画面55Bが表示される。この第8画面55Bには、第1ユーザUAとの待ち合わせ場所に関する情報、及び第1ユーザUAの第1ユーザ顔画像(大)54Aが表示される。
なお、第7画面55A及び第8画面55Bにおいて、「第2ゲート」の箇所をタッチすると、「第2ゲート」の位置を示すマップが表示されるようにしてもよい。
このように、第4の状況では、第1端末30Aと第2端末30Bの表示装置35にはそれぞれ、第1端末30Aと第2端末30Bの位置に基づいて設定された待ち合わせ場所60の情報が表示されるとともに、第1ユーザUAと第2ユーザUBの顔写真が表示される。これにより、第1ユーザUAと第2ユーザUBにとって待ち合わせの相手を特定することが容易となる。
[チケット管理サーバ10の機能の説明]
次に、図7を参照しながら、上記の処理を実現するためにチケット管理サーバ10に備えられる機能について説明する。
図7に示されるように、チケット管理サーバ10は、関連チケット情報記憶部20、条件記憶部21、特定情報記憶部22、位置情報取得部23、表示制御部24、待ち合わせ場所設定部25、及び通知部26を備える。
チケット管理サーバ10に備えられる上記各部の機能は、プロセッサ11が、記憶装置12に記憶されるプログラム及びデータに基づいてチケット管理サーバ10の各部を制御することにより実現されるものである。なお、チケット管理サーバ10は、上記のプログラムを、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体から読み込むこととしてもよいし、インターネットやイントラネット等の通信網を介して受信してもよい。
以下、チケット管理サーバ10に備えられる上記の各部の機能の詳細について説明する。
[関連チケット情報記憶部20の説明]
関連チケット情報記憶部20は、第1チケットTAと第2チケットTBとを関連付けて記憶する。
「第1チケットTA」とは、所定のイベントについてのチケットであって、第1ユーザUAが所有するチケットである。
「第2チケットTB」とは、所定のイベントについてのチケットであって、第2ユーザUBが所有するチケットである。
なお、上記の「チケット」には、例えばイベントの行われる場所(イベント会場S)及び時間が関連付けられる。また、「チケット」にはさらに、イベント会場Sにおける座席情報が関連付けられることとしてもよい。
また、イベントは入場料を取るものに限定されない。すなわち、チケットは有償、無償を問わないこととする。
第1チケットTAと第2チケットTBは、例えばまとめて購入されたチケットとしてよい。
具体的には、第1チケットTAと第2チケットTBの一方は、第1ユーザUAから第2ユーザUBに譲渡(分配)されたチケットであるか、又は第2ユーザUBから第1ユーザUAに譲渡(分配)されたチケットとする。
すなわち、第1チケットTAと第2チケットTBの所有者が第1ユーザUAであった後に、第1ユーザUAから第2ユーザUBに第2チケットTBが譲渡(分配)された場合に、関連チケット情報記憶部20は、第1チケットTAと第2チケットTBとを関連付けて記憶する。
また、第1チケットTAと第2チケットTBの所有者が第2ユーザUBであった後に、第2ユーザUBから第1ユーザUAに第1チケットTAが譲渡(分配)された場合に、関連チケット情報記憶部20は、第1チケットTAと第2チケットTBとを関連付けて記憶する。
関連チケット情報記憶部20は、主にチケット管理サーバ10の記憶装置12により実現される。
具体的には、記憶装置12は、図8に示される関連チケット情報テーブルT1を記憶する。図8に示されるように、関連チケット情報テーブルT1には、チケットIDと関連チケットIDの情報が記憶される。
チケットIDとは、チケット管理サーバ10において管理するチケットを一意に識別する識別子である。そして、関連チケットIDは、主キーとなるチケットIDに関連付けられたチケットIDの情報である。
[条件記憶部21の説明]
条件記憶部21は、第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を記憶する。
「第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件」とは、第1チケットTAと第2チケットTBに関する有効期間と、有効エリアとを示す条件である。例えば、同じイベントに関しては同じ有効期間と有効エリアが定められることとしてよい。
上記の有効期間とは、チケットの対象となるイベントが開催される開催期間内としてもよいし、上記の開催期間を含む期間内としてもよく、任意に設定可能である。
上記の有効エリアとは、チケットの対象となるイベントが行われるイベント会場Sのエリア内としてもよいし、イベント会場Sを含むエリア内としてもよく、任意に設定可能である。
条件記憶部21は、主にチケット管理サーバ10の記憶装置12により実現される。
具体的には、記憶装置12は、図9に示されるチケット条件テーブルT2を記憶する。図9に示されるように、チケット条件テーブルT2には、チケットID、イベントID、有効期間、有効エリアの情報が記憶される。
イベントIDは、チケットIDにより識別されるチケットの対象となるイベントを一意に識別する情報である。
有効期間は、チケットIDにより識別されるチケットに関連付けられる特定情報の利用が許可される期間である。
有効エリアは、チケットIDにより識別されるチケットに関連付けられる特定情報の利用が許可されるエリアである。
[特定情報記憶部22の説明]
特定情報記憶部22は、第1チケットTAの所有者である第1ユーザUAを特定するための第1特定情報を記憶する。
また、特定情報記憶部22は、第2チケットTBの所有者である第2ユーザUBを特定するための第2特定情報を記憶する。
「チケットの所有者」とは、チケットを使用する権利を有する者である。チケットが電子チケットである場合には、電子チケットを格納したデバイス(ユーザ端末30)を保有する者が上記の「チケットの所有者」に相当する。
「第1特定情報」とは、第1ユーザUAの容姿を特定するための情報である。例えば、第1ユーザUAの写真(顔写真を含む)は、上記の「第1特定情報」の一例に相当する。また例えば、第1ユーザUAの似顔絵、顔の特徴、着衣の特徴等の情報も上記の「第1特定情報」の一例に相当し得る。
また、第1端末30Aは、第1チケットTAの電子チケットをダウンロードする際に、チケット管理サーバ10に対して第1特定情報を送信するようにしてよい。
「第2特定情報」とは、第2ユーザUBの容姿を特定するための情報である。例えば、第2ユーザUBの写真(顔写真を含む)は、上記の「第2特定情報」の一例に相当する。また例えば、第2ユーザUBの似顔絵、顔の特徴、着衣の特徴等の情報も上記の「第2特定情報」の一例に相当し得る。
また、第2端末30Bは、第2チケットTBの電子チケットをダウンロードする際に、チケット管理サーバ10に対して第1特定情報を送信するようにしてよい。
特定情報記憶部22は、主にチケット管理サーバ10の記憶装置12により実現される。
具体的には、記憶装置12は、図10に示される特定情報テーブルT3を記憶する。図10に示されるように、特定情報テーブルT3には、チケットを識別するチケットID、チケットの所有者、所有者の特定情報のそれぞれの情報が記憶される。
なお、本実施形態では、上記の「所有者の特定情報」には所有者の顔写真を用いることとするがこれに限定されず、上述したように所有者の似顔絵、顔の特徴、体型の特徴、着衣の特徴等の情報としてもよい。なお、上記の「特定情報」は、絵(アイコンを含む)、図形等のビジュアル情報としてもよいし、特徴を文字列により表したテキスト情報としてもよい。
[位置情報取得部23の説明]
位置情報取得部23は、第1チケットTAのデータを記憶する第1端末30Aと、第2チケットTBのデータを記憶する第2端末30Bのそれぞれの位置情報を取得する。
「第1チケットTAのデータ」とは、第1チケットTAに関するデータである。例えば、第1チケットTAの電子チケットが上記の「第1チケットTAのデータ」に相当する。また例えば、第1チケットTAの固有情報(バーコード、二次元コード)等も上記の「第1チケットTAのデータ」に相当する。
「第1端末30A」とは、第1ユーザUAが保有する携帯端末であって、第1チケットTAのデータを記憶する携帯端末である。
「第2チケットTBのデータ」とは、第2チケットTBに関するデータである。例えば、第2チケットTBの電子チケットが上記の「第2チケットTBのデータ」に相当する。また例えば、第2チケットTBの固有情報(バーコード、二次元コード)等も上記の「第2チケットTBのデータ」に相当する。
「第2端末30B」とは、第2ユーザUBが保有する携帯端末であって、第2チケットTBのデータを記憶する携帯端末である。
「端末の位置情報」とは、端末(ユーザ端末30)の現在位置を示す情報である。例えば、ユーザ端末30のGPSチップ36により得られる位置情報が、上記の「端末の位置情報」に相当する。
位置情報取得部23は、主にチケット管理サーバ10のプロセッサ11、記憶装置12及び通信用インターフェース13により実現される。
具体的には、プロセッサ11は、第1端末30AのGPSチップ36で測定した第1端末30Aの位置情報を、通信用インターフェース13を介して受信する。
また、プロセッサ11は、第2端末30BのGPSチップ36で測定した第2端末30Bの位置情報を、通信用インターフェース13を介して受信する。
なお、第1端末30Aと第2端末30Bから位置情報を受信するタイミングは、定期的なタイミングとしてもよいし、第1端末30Aと第2端末30Bにおいて所定のイベントが発生したタイミングとしてよい。例えば、上記の所定のイベントとは、ユーザから所定の操作を受け付けたタイミングとしてよい。
[表示制御部24の説明]
表示制御部24は、第1端末30A又は第2端末30Bの少なくとも一方が第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第2端末30Bにおいて第1特定情報を表示させる。
また、表示制御部24は、第1端末30A又は第2端末30Bの少なくとも一方が第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第1端末30Aにおいて第2特定情報を表示させる。
「第1端末30A又は第2端末30Bの少なくとも一方が第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を満たす」とは、第1端末30Aが第1チケットTAに定められた有効期間と有効エリアの条件を満たすこと、又は第2端末30Bが第2チケットTBに定められた有効期間と有効エリアの条件を満たすことの少なくとも一方が満たされることである。
「第2端末30Bにおいて第1特定情報を表示させる」とは、第2端末30Bの表示装置35に、第1ユーザUAの第1特定情報を表示させることである。例えば、図4B、図5B、図6Bに示されるように、第2端末30Bの表示装置35に第1ユーザUAの第1ユーザ顔画像(小)52A、第1ユーザ顔画像(大)54Aを表示することが上記の「第2端末30Bにおいて第1特定情報を表示させる」ことに相当する。
「第1端末30Aにおいて第2特定情報を表示させる」とは、第1端末30Aの表示装置35に、第2ユーザUBの第2特定情報を表示させることである。例えば、図4B、図5B、図6Bに示されるように、第1端末30Aの表示装置35に第2ユーザUBの第2ユーザ顔画像(小)52B、第2ユーザ顔画像(大)54Bを表示することが上記の「第1端末30Aにおいて第2特定情報を表示させる」ことに相当する。
また、表示制御部24は、第1端末30Aと第2端末30Bの両方が第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第1端末30Aにおいて第2特定情報を表示させ、第2端末30Bにおいて第1特定情報を表示させてもよい。
「第1端末30Aと第2端末30Bの両方が第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を満たす」とは、第1端末30Aが第1チケットTAに定められた有効期間と有効エリアの条件を満たし、且つ第2端末30Bが第2チケットTBに定められた有効期間と有効エリアの条件を満たすことである。
また、表示制御部24は、第2端末30Bが第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第1端末30Aの位置に応じて、第2端末30Bにおいて第1特定情報に基づいて表示する情報を制御してもよい。
「第1端末30Aの位置に応じて、第2端末30Bにおいて第1特定情報に基づいて表示する情報を制御する」とは、第1端末30Aの位置に応じて、第2端末30Bの表示装置35において第1特定情報に基づいて表示する情報を変えることである。例えば、第1端末30Aの位置が所定エリア(イベント会場S)内にあるか否か、又は第1端末30Aと第2端末30Bとの距離に応じて、第1特定情報に基づいて表示する情報を変えてもよい。
具体的には、表示制御部24は、第1端末30Aの位置が所定エリア外である場合には、第2ユーザ顔画像(小)52Bを表示させ、第1端末30Aの位置が所定エリア内である場合には、第2ユーザ顔画像(大)54Bを表示させるように制御する。
また、表示制御部24は、第1端末30Aと第2端末30Bとの距離が所定値より大きい場合には、第2ユーザ顔画像(小)52Bを表示させ、第1端末30Aと第2端末30Bとの距離が所定値以下である場合には、第2ユーザ顔画像(大)54Bを表示させるように制御する。
また、表示制御部24は、第1端末30Aが第1チケットTAに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第2端末30Bの位置に応じて、第1端末30Aにおいて第2特定情報に基づいて表示する情報を制御してもよい。
「第2端末30Bの位置に応じて、第1端末30Aにおいて第2特定情報に基づいて表示する情報を制御する」とは、第2端末30Bの位置に応じて、第1端末30Aの表示装置35において第2特定情報に基づいて表示する情報を変えることである。例えば、第2端末30Bの位置が所定エリア(イベント会場S)内にあるか否か、又は第1端末30Aと第2端末30Bとの距離に応じて、第2特定情報に基づいて表示する情報を変えてもよい。
具体的には、表示制御部24は、第2端末30Bの位置が所定エリア外である場合には、第1ユーザ顔画像(小)52Aを表示させ、第2端末30Bの位置が所定エリア内である場合には、第1ユーザ顔画像(大)54Aを表示させるように制御する。
また、表示制御部24は、第1端末30Aと第2端末30Bとの距離が所定値より大きい場合には、第1ユーザ顔画像(小)52Aを表示させ、第1端末30Aと第2端末30Bとの距離が所定値以下である場合には、第1ユーザ顔画像(大)54Aを表示させるように制御する。
また、表示制御部24は、第1チケットTA又は第2チケットTBのステータスが使用済か否かに応じて、第2端末30Bにおいて第1特定情報に基づいて表示する情報を制御してもよい。
また、表示制御部24は、第1チケットTA又は第2チケットTBのステータスが入場済か否かに応じて、第1端末30Aにおいて第2特定情報に基づいて表示する情報を制御してもよい。
「チケットのステータス」とは、チケットの状態を示す情報である。例えば、「ステータス」には、購入済、発券済、使用済(入場済)等の複数の状態を含む。
「購入済」とは、チケットを購入後から発券するまでの状態に相当する。
「発券済」とは、チケットを発券した状態から使用済(入場済)までの状態に相当する。
「使用済」とは、チケットを使用した後の状態に相当する。例えば、チケットを使用してイベント会場Sに入った後の状態が、上記の「使用済」の状態に相当する。
「第1チケットTA又は第2チケットTBのステータスが使用済」とは、少なくとも第1チケットTAが使用済であるか、又は第2チケットTBが使用済であることを示す。
「第1チケットTA又は第2チケットTBのステータスが使用済か否かに応じて、第2端末30Bにおいて第1特定情報に基づいて表示する情報を制御する」とは、第1チケットTA又は第2チケットTBのステータスが使用済か否かに応じて、第2端末30Bの表示装置35において第1特定情報に基づいて表示する情報を変えることである。
例えば、表示制御部24は、第1チケットTAと第2チケットTBのいずれも使用済でない場合には、第2ユーザ顔画像(小)52Bを表示させ、第1チケットTA又は第2チケットTBのいずれかが使用済である場合には、第2ユーザ顔画像(大)54Bを表示させるようにしてよい。
「第1チケットTA又は第2チケットTBのステータスが入場済か否かに応じて、第1端末30Aにおいて第2特定情報に基づいて表示する情報を制御する」とは、第1チケットTA又は第2チケットTBのステータスが入場済か否かに応じて、第1端末30Aの表示装置35において第2特定情報に基づいて表示する情報を変えることである。
例えば、表示制御部24は、第1チケットTAと第2チケットTBのいずれも使用済でない場合には、第1ユーザ顔画像(小)52Aを表示させ、第1チケットTA又は第2チケットTBのいずれかが使用済である場合には、第1ユーザ顔画像(大)54Aを表示させるようにしてよい。
表示制御部24は、主にチケット管理サーバ10のプロセッサ11、記憶装置12及び通信用インターフェース13により実現される。
具体的には、プロセッサ11は、第1端末30Aと第2端末30Bの現在位置と現在時刻に基づいて、チケット条件テーブルT2に記憶される第1チケットTAと第2チケットTBの有効期間と有効エリアの条件が満足されているか否かを判定する。
そして、プロセッサ11は、上記の判定結果に基づいて特定情報テーブルT3に記憶される第1特定情報と第2特定情報の利用可否を判定し、判定結果に基づいて第1端末30Aと第2端末30Bにそれぞれ提供する表示画面データを生成する。
そして、プロセッサ11は、上記生成した表示画面データを第1端末30Aと第2端末30Bにそれぞれ送信して、第1端末30Aと第2端末30Bのそれぞれの表示装置35において表示させる。
[待ち合わせ場所設定部25の説明]
待ち合わせ場所設定部25は、第1端末30Aと第2端末30Bのそれぞれの位置に基づいて待ち合わせ場所を設定する。
「待ち合わせ場所」とは、第1ユーザUAと第2ユーザUBが合流する場所である。例えば、待ち合わせ場所は、第1チケットTAと第2チケットTBの有効エリア内に設定することとしてよい。
待ち合わせ場所設定部25は、第1端末30Aと第2端末30Bの少なくとも一方からの要求に基づいて、上記の待ち合わせ場所を設定することとしてよい。この際、待ち合わせ場所設定部25は、第1端末30Aと第2端末30Bのそれぞれの現在位置の中間地点に基づいて、上記の待ち合わせ場所を設定することとしてよい。
待ち合わせ場所設定部25は、主にチケット管理サーバ10のプロセッサ11、記憶装置12及び通信用インターフェース13により実現される。
具体的には、プロセッサ11は、第1端末30A又は第2端末30Bから待ち合わせ場所の設定要求を受け付けると、第1端末30Aと、第2端末30Bのそれぞれの現在位置を取得する。
そして、プロセッサ11は、第1チケットTAと第2チケットTBの有効エリア内であって、第1端末30Aと第2端末30Bの現在位置の中間地点付近から待ち合わせ場所を設定する。例えば、上記の有効エリアがイベント会場Sの内部である場合には、プロセッサ11は、イベント会場Sの各部のうち、上記の中間地点に最も近い場所を、上記の待ち合わせ場所に設定することとしてよい。
[通知部26の説明]
通知部26は、待ち合わせ場所設定部25により設定した待ち合わせ場所を第1端末30Aと第2端末30Bのそれぞれに通知する。
「通知」とは、待ち合わせ場所設定部25により設定した待ち合わせ場所の情報を送信することである。待ち合わせ場所の情報は、地図等のグラフィックデータ、文字データ、音声データ、又はこれらの組み合わせとしてよい。
具体的には、図6Bに示す第7画面55Aや第8画面55Bを、第1端末30Aの表示装置35、第2端末30Bの表示装置35に表示させることが上記の「通知」に相当する。
通知部26は、主にチケット管理サーバ10のプロセッサ11、記憶装置12及び通信用インターフェース13により実現される。
具体的には、プロセッサ11は、待ち合わせ場所設定部25で設定した待ち合わせ場所を表示する表示画面データを生成し、生成した表示画面データを第1端末30A及び第2端末30Bにそれぞれ送信する。
[チケットシステム1における処理の説明]
次に、図11乃至図14を参照しながら、チケットシステム1において実行される処理の流れについて説明する。
[チケット購入処理]
まず、図11に示すシーケンス図を参照しながら、チケットシステム1において実行されるチケット購入処理の流れについて説明する。
なお、図11に示すシーケンスは、第1端末30Aがチケット管理サーバ10にアクセスしてチケットを購入する際の処理に関するものである。
図11に示されるように、第1端末30Aは、第1ユーザUAから受け付けた操作に応じて、チケット管理サーバ10に対してチケットの購入を要求する(S201)。本例においては、第1端末30Aは、第1チケットTAと第2チケットTBの購入を要求することとする。
チケット管理サーバ10は、第1端末30Aからチケットの購入要求を受け付けると(S101)、要求に係るチケットの購入処理を実行する(S102)。そして、チケット管理サーバ10は、購入処理の完了後に、購入完了の旨を第1端末30Aに対して通知する(S103)。
第1端末30Aは、チケット管理サーバ10からチケット購入完了通知を受信する(S202)。その後、第1端末30Aは、第1ユーザUAからの操作に基づいて、購入したチケット(電子チケット)のダウンロードをチケット管理サーバ10に対して要求する(S203)。
本例では、第1端末30Aは、第1チケットTAのダウンロードを要求することとする。
チケット管理サーバ10は、第1端末30Aから第1チケットTAのダウンロード要求を受け付けると(S104)、第1端末30Aに対して第1ユーザUAの顔写真の送信を要求する(S105)。
第1端末30Aは、チケット管理サーバ10から顔写真の送信要求を受け付けると(S204)、第1端末30Aの記憶装置32に記憶される第1ユーザUAの顔写真のデータをチケット管理サーバ10に対して送信する(S205)。なお、第1端末30Aがカメラを有している場合には、カメラで第1ユーザUAの顔を撮影した写真のデータを、チケット管理サーバ10に対して送信することとしてもよい。
チケット管理サーバ10は、第1端末30Aから第1ユーザUAの顔写真を受信すると(S106)、受信した第1ユーザUAの顔写真を第1チケットTAに関連付けて保存する(S107)。
具体的には、チケット管理サーバ10は、第1チケットTAのチケットID、第1ユーザUAのユーザID、S106で受信した顔写真のデータを関連付けて特定情報テーブルT3に記憶する。
その後、チケット管理サーバ10は、第1チケットTAのチケットデータ(電子チケット)を第1端末30Aに送信する(S108)。
そして、第1端末30Aは、チケット管理サーバ10から第1チケットTAのチケットデータを受信し(S206)、記憶装置32に格納する。
以上が、第1端末30Aのチケット購入処理及びチケットデータのダウンロード処理の流れである。
[チケット分配処理]
次に、図12に示すシーケンス図を参照しながら、チケットシステム1において実行されるチケット分配処理の流れについて説明する。
図12に示すシーケンスは、第1ユーザUAが購入した第2チケットTBを、第2ユーザUBに分配する処理に関するものである。
図12に示されるように、第1端末30Aは第1ユーザUAの操作に基づいて、購入済の第2チケットTBを、第2ユーザUBに分配することをチケット管理サーバ10に対して要求する(S211)。
チケット管理サーバ10は、第1端末30Aからチケットの分配要求を受け付けると(S111)、要求に係る第2チケットTBのデータを更新する(S112)。具体的には、チケット管理サーバ10は、第2チケットTBの所有者を第2ユーザUBに更新する。
次に、第2端末30Bは、第2ユーザUBからの操作に基づいて、分配されたチケット(電子チケット)のダウンロードをチケット管理サーバ10に対して要求する(S311)。
本例では、第2端末30Bは、第2チケットTBのダウンロードを要求することとする。
チケット管理サーバ10は、第2端末30Bから第2チケットTBのダウンロード要求を受け付けると(S113)、第2端末30Bに対して第2ユーザUBの顔写真の送信を要求する(S114)。
第2端末30Bは、チケット管理サーバ10から顔写真の送信要求を受け付けると(S312)、第2端末30Bの記憶装置32に記憶される第2ユーザUBの顔写真のデータをチケット管理サーバ10に対して送信する(S313)。なお、第2端末30Bがカメラを有している場合には、カメラで第2ユーザUBの顔を撮影した写真のデータを、チケット管理サーバ10に対して送信することとしてもよい。
チケット管理サーバ10は、第2端末30Bから第2ユーザUBの顔写真を受信すると(S115)、受信した第2ユーザUBの顔写真を第2チケットTBに関連付けて保存する(S116)。
具体的には、チケット管理サーバ10は、第2チケットTBのチケットID、第2ユーザUBのユーザID、S115で受信した顔写真のデータを関連付けて特定情報テーブルT3に記憶する。
その後、チケット管理サーバ10は、第2チケットTBのチケットデータ(電子チケット)を第2端末30Bに送信する(S117)。
そして、第2端末30Bは、チケット管理サーバ10から第2チケットTBのチケットデータを受信し(S314)、記憶装置32に格納する。
以上が、第2端末30Bへのチケット分配処理及びチケットデータのダウンロード処理の流れである。
[第1ユーザUAと第2ユーザUBの特定情報の表示制御処理]
次に、図13に示すシーケンス図を参照しながら、チケットシステム1において実行される第1ユーザUA及び第2ユーザUBの特定情報の表示制御処理について説明する。
図13に示されるように、第1端末30Aは第1ユーザUAから、第2ユーザUBの状況を確認するための所定操作を受け付けると(S221)、GPSチップ36により取得した第1端末30Aの位置情報をチケット管理サーバ10に送信する(S222)。
この際、第1端末30Aは、記憶装置32に記憶される第1チケットTAのチケットIDのデータも併せてチケット管理サーバ10に送信する。
同様に、第2端末30Bは第2ユーザUBから、第1ユーザUAの状況を確認するための所定操作を受け付けると(S321)、GPSチップ36により取得した第2端末30Bの位置情報をチケット管理サーバ10に送信する(S322)。
この際、第2端末30Bは、記憶装置32に記憶される第2チケットTBのチケットIDのデータも併せてチケット管理サーバ10に送信する。
チケット管理サーバ10は、第1端末30A及び第2端末30Bからそれぞれの位置情報を受信すると(S121)、受信した位置情報及び現在時刻に基づいて、第1チケットTA及び第2チケットTBに定められる時間及び場所の条件が満たされるか否かの判定処理を実行する(S122)。
そして、チケット管理サーバ10は、S122の判定処理の結果に応じて、第1端末30Aと第2端末30Bにそれぞれ送信する画面データを生成する(S123)。
なお、S122及びS123の処理は、表示制御部24により実行されるものである。具体的には、図3A〜図5Bに示したように、第1端末30Aと第2端末30Bの位置及び時刻に応じて、第1端末30Aと第2端末30Bの表示装置35に表示される情報が制御される。
次に、チケット管理サーバ10は、S123で生成した第1端末30A用の画面データを第1端末30Aに送信し、第2端末30B用の画面データを第2端末30Bに送信する(S124)。
第1端末30Aは、チケット管理サーバ10から画面データを受信すると(S223)、受信した画面データに基づいて表示装置35に画面を表示する(S224)。
同様に、第2端末30Bは、チケット管理サーバ10から画面データを受信すると(S323)、受信した画面データに基づいて表示装置35に画面を表示する(S324)。
上記の処理は、主に表示制御部24により実行されるものである。
以上のシーケンスは、第1ユーザUA又は第2ユーザUBの操作に応じて繰り返し実行されることとしてよい。
以上の処理によれば、チケットに定められた時間と場所の条件が満たされる場合に、待ち合わせの相手の顔写真を確認することができる。これにより、個人情報のセキュリティを確保しつつ、待ち合わせを容易に行うことが可能となる。
なお、第1端末30A及び第2端末30Bは、自らの位置情報を第1ユーザUA及び第2ユーザUBの操作を受け付けない場合においても、定期的にチケット管理サーバ10に送信することとしてよい。
[待ち合わせ場所の設定処理]
次に、図14に示すシーケンス図を参照しながら、チケットシステム1において実行される第1ユーザUAと第2ユーザUBの待ち合わせ場所の設定処理について説明する。
図14に示されるように、第1端末30Aは、第1ユーザUAから第2ユーザUBとの待ち合わせ場所の設定操作を受け付けると、チケット管理サーバ10に対して、待ち合わせ場所の設定を要求する(S231)。
チケット管理サーバ10は、第1端末30Aから待ち合わせ場所の設定要求を受け付けると(S131)、第2ユーザUBの第2端末30Bに対して、第1ユーザUAとの待ち合わせ場所の設定の可否を問い合わせる(S132)。
第2端末30Bは、チケット管理サーバ10からの問い合わせを受け付けると(S331)、第2ユーザUBからの操作に基づいて第1ユーザUAとの待ち合わせ場所を設定するか否かの入力を受け付ける。
本例では、第2ユーザUBから承諾の入力を受け付けたものとし、第2端末30Bは、チケット管理サーバ10に対して待ち合わせ場所の設定の承諾を通知する(S332)。
チケット管理サーバ10は、第2端末30Bから承諾通知を受け付けると(S133)、第1端末30Aと第2端末30Bに対して位置情報の送信を要求する(S134)。
第1端末30Aは、チケット管理サーバ10から位置情報の送信要求を受け付けると(S232)、GPSチップ36により取得した第1端末30Aの位置情報をチケット管理サーバ10に送信する(S233)。
同様に、第2端末30Bは、チケット管理サーバ10から位置情報の送信要求を受け付けると(S333)、GPSチップ36により取得した第2端末30Bの位置情報をチケット管理サーバ10に送信する(S334)。
チケット管理サーバ10は、第1端末30Aと第2端末30Bから位置情報を受信すると(S135)、第1端末30Aと第2端末30Bの位置に基づいて待ち合わせ場所を設定する(S136)。
なお、S136の処理は、待ち合わせ場所設定部25により実行されるものである。
そして、チケット管理サーバ10は、S136で設定した待ち合わせ場所を第1端末30Aと第2端末30Bに通知する(S137)。
なお、S137の処理は、通知部26により実行されるものである。
第1端末30Aは、チケット管理サーバ10から待ち合わせ場所の通知を受け付けると(S234)、受け付けた待ち合わせ場所の情報を表示装置35に表示する(S235)。
具体的には、図6Bに示す第7画面55AがS235で表示装置35に表示される画面の一例に相当する。
同様に、第2端末30Bは、チケット管理サーバ10から待ち合わせ場所の通知を受け付けると(S335)、受け付けた待ち合わせ場所の情報を表示装置35に表示する(S336)。
具体的には、図6Bに示す第8画面55BがS336で表示装置35に表示される画面の一例に相当する。
以上の処理によれば、第1ユーザUAと第2ユーザUBの双方にとって適切な場所を待ち合わせ場所に設定できる。なお、待ち合わせ場所はユーザの位置に基づいて設定されるため、一部のエリアに待ち合わせ場所が集中することがない。これにより、第1ユーザUAと第2ユーザUBにとって、待ち合わせをより容易に行うことができる。
[まとめ]
本実施形態に係るチケットシステム1は、第1チケットTAと第2チケットTBとを関連付けて記憶する関連チケット情報記憶部20と、第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を記憶する条件記憶部21と、第1チケットTAの所有者である第1ユーザUAを特定するための第1特定情報を記憶する特定情報記憶部22と、第1チケットTAのデータを記憶する第1端末30Aと、第2チケットTBのデータを記憶する第2端末30Bのそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得部23と、第1端末30A又は第2端末30Bの少なくとも一方が第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第2端末30Bにおいて第1特定情報を表示させる表示制御部24と、を備える。
上記のチケットシステム1によれば、チケットの所有者がチケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、待ち合わせの相手を特定するための情報を閲覧できる。
これにより、チケットシステム1によれば、個人情報のセキュリティを確保しつつ、チケットの所有者が、チケットに定められた時間と場所において待ち合わせの相手を容易に特定できるようになる。
チケットシステム1では、特定情報記憶部22は、第2チケットTBの所有者である第2ユーザUBを特定するための第2特定情報を記憶する。そして、表示制御部24は、第1端末30A又は第2端末30Bの少なくとも一方が第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第1端末30Aにおいて第2特定情報を表示させる。
こうすることで、個人情報のセキュリティを確保しつつ、第1ユーザと第2ユーザの両者がチケットに定められた時間と場所において相手方を容易に特定することが可能となる。
チケットシステム1では、表示制御部24は、第1端末30Aと第2端末30Bの両方が第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第1端末30Aにおいて第2特定情報を表示させ、第2端末30Bにおいて第1特定情報を表示させる。
こうすることで、第1ユーザUAと第2ユーザUBの両者がチケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第1ユーザUAと第2ユーザUBの両者が相手方を特定することが可能となる。これにより、個人情報のセキュリティをより確保しつつ、チケットに定められた時間と場所において待ち合わせの相手を容易に特定できるようになる。
チケットシステム1では、表示制御部24は、第2端末30Bが第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第1端末30Aの位置に応じて、第2端末30Bにおいて第1特定情報に基づいて表示する情報を制御する。
こうすることで、第2ユーザUBに対して提供する第1ユーザUAの特定情報を第1ユーザUAの位置に応じて制御できる。これにより、第2ユーザUBと第1ユーザUAとの距離に応じて、第2ユーザUBが閲覧する第1ユーザUAに関する情報を変えることができる。
チケットシステム1では、表示制御部24は、第1チケットTA又は第2チケットTBのステータスが使用済か否かに応じて、第2端末30Bにおいて第1特定情報に基づいて表示する情報を制御する。
こうすることで、第1チケットTA又は第2チケットTBが使用されたか否かに応じて、第2ユーザが閲覧する第1ユーザの情報を変えることができる。
チケットシステム1では、第1チケットTAと第2チケットTBの一方は、第1ユーザUAから第2ユーザUBに譲渡されたチケットであるか、又は第2ユーザUBから第1ユーザUAに譲渡されたチケットである。
こうすることで、チケットを譲渡したユーザと、チケットを譲り受けたユーザとの間で、チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、互いに相手方を容易に特定できるようになる。
チケットシステム1では、第1特定情報は、第1ユーザUAの顔写真を含み、第2特定情報は、第2ユーザUBの顔写真を含む。
こうすることで、第1ユーザUAと第2ユーザUBにとって、互いに相手方を容易に特定できるようになる。
チケットシステム1は、第1端末30Aと第2端末30Bのそれぞれの位置に基づいて待ち合わせ場所を設定する待ち合わせ場所設定部25と、待ち合わせ場所設定部25により設定した待ち合わせ場所を第1端末30Aと第2端末30Bのそれぞれに通知する通知部26と、を備える。
こうすることで、第1ユーザUAと第2ユーザUBの位置に応じて適切な待ち合わせ場所を設定できる。
[その他の実施形態]
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、チケットシステム1はチケット管理サーバ10により実現されるものとしたが、チケット管理サーバ10を設けずに、第1端末30A又は第2端末30Bのうちいずれかがチケット管理サーバ10の機能を兼ねることとしてもよい。
また例えば、上記の実施形態では、電子チケットをダウンロードする際にユーザの顔写真をアップロードすることとしたが、ユーザの顔写真をアップロードするタイミングは、電子チケットをダウンロードする際に限定されず、任意のタイミングとしてよい。
また、チケットシステム1により取り扱うチケット(権利情報)は、イベントのチケットに限定されない。例えば、第1ユーザUAと第2ユーザUBとは、商品を売る売り手と、売り手から商品を買う買い手であってもよい。
この際、第1端末30Aが第2端末30Bに所定距離まで近づいた場合に、第2ユーザUBの顔写真を表示装置35に表示させるようにしてもよい。
こうすることで、第1ユーザUAは、商品を届ける相手である第2ユーザUBを容易に特定できるようになる。
また、チケットの関連付けは、チケットを所有するユーザの嗜好に基づいて実行してもよい。こうすることで、チケットシステム1は、嗜好の近いユーザ同士の待ち合わせを支援できる。
1 チケットシステム
10 チケット管理サーバ
11 プロセッサ
12 記憶装置
13 通信用インターフェース
20 関連チケット情報記憶部
21 条件記憶部
22 特定情報記憶部
23 位置情報取得部
24 表示制御部
25 待ち合わせ場所設定部
26 通知部
30 ユーザ端末
30A 第1端末
30B 第2端末
31 プロセッサ
32 記憶装置
33 通信用インターフェース
34 入力装置
35 表示装置
36 GPSチップ
40 イベント日時情報
41 現在時刻
50A 第1画面
50B 第2画面
51A 第3画面
51B 第4画面
52A 第1ユーザ顔画像(小)
52B 第2ユーザ顔画像(小)
53A 第5画面
53B 第6画面
54A 第1ユーザ顔画像(大)
54B 第2ユーザ顔画像(大)
55A 第7画面
55B 第8画面
60 待ち合わせ場所
GA 第1ゲート
GB 第2ゲート
GC 第3ゲート
N ネットワーク
S イベント会場
T1 関連チケット情報テーブル
T2 チケット条件テーブル
T3 特定情報テーブル
TA 第1チケット
TB 第2チケット
UA 第1ユーザ
UB 第2ユーザ

Claims (9)

  1. 第1チケットと第2チケットとを関連付けて記憶する関連チケット情報記憶部と、
    前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を記憶する条件記憶部と、
    前記第1チケットの所有者である第1ユーザを特定するための第1特定情報を記憶する特定情報記憶部と、
    前記第1チケットのデータを記憶する第1端末と、前記第2チケットのデータを記憶する第2端末のそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記第1端末又は前記第2端末の少なくとも一方が前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第2端末において前記第1特定情報を表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とするチケットシステム。
  2. 前記特定情報記憶部は、前記第2チケットの所有者である第2ユーザを特定するための第2特定情報を記憶し、
    前記表示制御部は、前記第1端末又は前記第2端末の少なくとも一方が前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第1端末において前記第2特定情報を表示させることを特徴とする請求項1に記載のチケットシステム。
  3. 前記表示制御部は、前記第1端末と前記第2端末の両方が前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第1端末において前記第2特定情報を表示させ、前記第2端末において前記第1特定情報を表示させることを特徴とする請求項2に記載のチケットシステム。
  4. 前記表示制御部は、前記第2端末が前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第1端末の位置に応じて、前記第2端末において前記第1特定情報に基づいて表示する情報を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のチケットシステム。
  5. 前記表示制御部は、前記第1チケット又は前記第2チケットのステータスが使用済か否かに応じて、前記第2端末において前記第1特定情報に基づいて表示する情報を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のチケットシステム。
  6. 前記第1チケットと前記第2チケットの一方は、前記第1ユーザから前記第2ユーザに譲渡されたチケットであるか、又は前記第2ユーザから前記第1ユーザに譲渡されたチケットであることを特徴とする請求項2又は3に記載のチケットシステム。
  7. 前記第1特定情報は、前記第1ユーザの顔写真を含み、
    前記第2特定情報は、前記第2ユーザの顔写真を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載のチケットシステム。
  8. 前記第1端末と前記第2端末のそれぞれの位置に基づいて待ち合わせ場所を設定する待ち合わせ場所設定部と、
    前記待ち合わせ場所設定部により設定した待ち合わせ場所を前記第1端末と前記第2端末のそれぞれに通知する通知部と、を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のチケットシステム。
  9. 第1チケットと第2チケットとを関連付けて記憶する関連チケット情報記憶部と、
    前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を記憶する条件記憶部と、
    前記第1チケットの所有者である第1ユーザを特定するための第1特定情報を記憶する特定情報記憶部と、を備えるコンピュータを、
    前記第1チケットのデータを記憶する第1端末と、前記第2チケットのデータを記憶する第2端末のそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記第1端末又は前記第2端末の少なくとも一方が前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第2端末において前記第1特定情報を表示させる表示制御部として機能させるためのプログラム。
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