JP6482034B2 - 遠心成型用水硬性組成物 - Google Patents

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本発明は、遠心成型用水硬性組成物、及び水硬性組成物の硬化体の製造方法に関する。
管類、パイル、ポール等の中空円筒型コンクリート成型品を製造する方法として、遠心成型法が知られている。この遠心成型法は、型枠内に混練したコンクリート材料を投入し、型枠を高速回転させて生じる遠心力によって、型枠内面にコンクリートを押し付けるようにして締固める方法である。
日本では、一般に、高強度が要求されるコンクリートパイルを製造する際に、混練から7日で出荷できる強度を担保するために、高強度混和材がコンクリートに添加され、蒸気養生が施されている。
コンクリートパイルには、構造物の基礎用杭として使用される建築用パイルがある。建築用パイルは、構造物の巨大化、高層化に伴い、高強度化が要求され、近年は、コンクリートの設計基準強度が100N/mm超の高強度パイルも出現している。
水硬性組成物用の分散剤は、セメント粒子を分散させることにより、所要のスランプを得るのに必要な単位水量を減少させ、水硬性組成物の作業性等を向上させるために用いる化学混和剤である。分散剤としては、従来、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物等のナフタレン系分散剤、カルボン酸とアルキレングリコール鎖を有する単量体との共重合体等のポリカルボン酸系分散剤、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物等のメラミン系分散剤等が知られている。
ナフタレン系分散剤のような、芳香環を含む高分子化合物からなる水硬性粉体用分散剤は、材料や温度変化に対する流動性発現の効果の変動が少なく、また得られる水硬性組成物の粘性が低く、水硬性組成物の製造に際して使いやすいという特徴がある。特に、遠心成型性が良い(ノロやジャンカがない)ことから、遠心成型用に適している。
特許文献1には、セメント組成物の流動性およびポンプ圧送性、強度発現性に優れたセメント添加剤の提供のため、特定成分のアクリレート系単量体Aとポリオキシエチレン系単量体Bからなる水溶性ビニル共重合体、あるいは単量体A、単量体Bとアリルスルホン酸系単量体Cからなる水溶性ビニル共重合体に可溶性カルシウム塩を組み合わせてなるセメント添加剤が開示されている。
特許文献2には、硬化コンクリート又はモルタル中で水に対しては難溶性を示し、且つ酸性水に対しては可溶性を示す化合物をコンクリート又はモルタル中に生成する水溶性金属化合物からなるコンクリート又はモルタル用抗菌剤である。ポルトランドセメント、骨材、及び水からなるコンクリート又はモルタルに、水溶性金属化合物からなる抗菌剤を水溶液として添加し混練する抗菌性コンクリート又はモルタルの製造方法である。硬化後のコンクリート又はモルタルの表面から、水溶性金属化合物からなる抗菌剤の水溶液を含浸する硬化コンクリート又はモルタルの抗菌化処理方法が記載されている。
特開平9−241058号公報 特開平11−79920号公報
本発明は、遠心成型による硬化体が高強度で、且つ成型性にも優れた遠心成型用水硬性組成物を提供する。
本発明は、(A)スルファミン酸、及びスルファミン酸塩から選ばれる1種以上の化合物〔以下、(A)成分という〕と、水硬性粉体と、骨材と、水とを含有し、(A)成分の含有量が水硬性粉体100質量部に対して0.01質量部以上0.2質量部以下である、遠心成型用水硬性組成物。
に関する。
また、本発明は、次の工程1〜5を含む水硬性組成物の硬化体の製造方法に関する。
工程1:請求項1〜6の何れか1項記載の水硬性組成物を調製する工程
工程2:工程1で得られた水硬性組成物を型枠に充填する工程。
工程3:工程2で型枠に充填した水硬性組成物を、遠心力をかけて型締めする工程。
工程4:工程3で型締めした水硬性組成物を型枠中で凝結させる工程。
工程5:工程4で凝結した水硬性組成物を型枠中で蒸気養生する工程。
本発明によれば、遠心成型による硬化体が高強度で、且つ成型性にも優れた遠心成型用水硬性組成物が提供される。
〔遠心成型用水硬性組成物〕
<(A)成分>
(A)成分は、スルファミン酸、及びスルファミン酸塩から選ばれる1種以上の化合物である。スルファミン酸塩は、カルシウム塩などのアルカリ土類金属塩が挙げられる。水硬性組成物の強度向上と遠心成型性の観点から、(A)成分は、スルファミン酸塩が好ましく、スルファミン酸のアルカリ土類金属塩がより好ましく、スルファミン酸カルシウムが更に好ましい。
<水硬性粉体>
本発明の遠心成型用水硬性組成物に使用される水硬性粉体とは、水和反応により硬化する物性を有する粉体のことであり、セメント、石膏等が挙げられる。好ましくは普通ポルトランドセメント、ビーライトセメント、中庸熱セメント、早強セメント、超早強セメント、耐硫酸塩セメント等のセメントである。また、セメント等に高炉スラグ、フライアッシュ、シリカフュームなどのポゾラン作用及び/または潜在水硬性を有する粉体や、石粉(炭酸カルシウム粉末)等が添加された高炉スラグセメント、フライアッシュセメント、シリカフュームセメント等でもよい。
<骨材>
本発明の遠心成型用水硬性組成物は、骨材を含有する。骨材としては、細骨材及び粗骨材から選ばれる骨材が挙げられる。細骨材として、JIS A0203−2014中の番号2311で規定されるものが挙げられる。細骨材としては、川砂、陸砂、山砂、海砂、石灰砂、珪砂及びこれらの砕砂、高炉スラグ細骨材、フェロニッケルスラグ細骨材、軽量細骨材(人工及び天然)及び再生細骨材等が挙げられる。また、粗骨材として、JIS A0203−2014中の番号2312で規定されるものが挙げられる。例えば粗骨材としては、川砂利、陸砂利、山砂利、海砂利、石灰砂利、これらの砕石、高炉スラグ粗骨材、フェロニッケルスラグ粗骨材、軽量粗骨材(人工及び天然)及び再生粗骨材等が挙げられる。細骨材、粗骨材は種類の違うものを混合して使用しても良く、単一の種類のものを使用しても良い。
<組成、他の成分等>
本発明の遠心成型用水硬性組成物は、硬化体の強度及び遠心成型性の観点から、(A)成分の含有量が水硬性粉体100質量部に対して0.01質量部以上、好ましくは0.05質量部以上、より好ましくは0.08質量部以上、そして、0.3質量部以下、好ましくは0.25質量部以下、より好ましくは0.2質量部以下である。
本発明の遠心成型用水硬性組成物は、(B)分散剤〔以下、(B)成分という〕を含有することが好ましい。分散剤としては、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物等のナフタレン系分散剤、カルボン酸とアルキレングリコール鎖を有する単量体との共重合体等のポリカルボン酸系分散剤、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物等のメラミン系分散剤等が挙げられる。分散剤は、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物又はその塩が好ましい。
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物又はその塩は、ナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合物又はその塩である。ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物は、性能を損なわない限り、単量体として、例えばメチルナフタレン、エチルナフタレン、ブチルナフタレン、ヒドロキシナフタレン、ナフタレンカルボン酸、アントラセン、フェノール、クレゾール、クレオソート油、タール、メラミン、尿素、スルファニル酸及び/又はこれらの誘導体などのような、ナフタレンスルホン酸と共縮合可能な芳香族化合物と共縮合させても良い。
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物又はその塩は、例えば、マイテイ150、デモール N、デモール RN、デモール MS、デモールSN−B、デモール SS−L(いずれも花王株式会社製)、セルフロー 120、ラベリン FD−40、ラベリン FM−45(いずれも第一工業株式会社製)などのような市販品を用いることができる。
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物又はその塩は、遠心成型性及び/又は硬化体の強度発現の観点と水硬性組成物の流動性向上の観点から、重量平均分子量が、好ましくは200,000以下、より好ましくは100,000以下、更に好ましくは80,000以下、より更に好ましくは50,000以下、より更に好ましくは30,000以下である。そして、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物又はその塩は、遠心成型性及び/又は硬化体の強度発現の観点と水硬性組成物の流動性向上の観点から、重量平均分子量が、好ましくは1,000以上、より好ましくは3,000以上、更に好ましくは4,000以上、より更に好ましくは5,000以上である。ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物は酸の状態あるいは中和物であってもよい。
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物又はその塩の分子量は下記条件にてゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)を用いて測定することができる。
[GPC条件]
カラム:G4000SWXL+G2000SWXL(東ソー株式会社)
溶離液:30mM CHCOONa/CHCN=6/4
流量:0.7ml/min
検出:UV280nm
サンプルサイズ:0.2mg/ml
標準物質:西尾工業(株)製 ポリスチレンスルホン酸ソーダ換算(単分散ポリスチレンスルホン酸ナトリウム:分子量、206、1,800、4,000、8,000、18,000、35,000、88,000、780,000)
検出器:東ソー株式会社 UV−8020
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物又はその塩の製造方法は、例えば、ナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドとを縮合反応により縮合物を得る方法が挙げられる。前記縮合物の中和を行ってもよい。また、中和で副生する水不溶解物を除去してもよい。具体的には、ナフタレンスルホン酸を得るために、ナフタレン1モルに対して、硫酸1.2〜1.4モルを用い、150〜165℃で2〜5時間反応させてスルホン化物を得る。次いで、該スルホン化物1モルに対して、ホルムアルデヒドとして0.93〜0.99モルとなるようにホルマリンを85〜105℃で、3〜6時間かけて滴下し、滴下後95〜105℃で縮合反応を行う。更に、得られる縮合物の水溶液は酸性度が高いので貯槽等の金属腐食を抑制する観点から、得られた縮合物に、水と中和剤を加え、80〜95℃で中和工程を行うことができる。中和剤は、ナフタレンスルホン酸と未反応硫酸に対してそれぞれ1.0〜1.1モル倍添加することが好ましい。また、中和により生じる水不溶解物を除去することができ、その方法として好ましくは濾過による分離が挙げられる。これらの工程によって、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物水溶性塩の水溶液が得られる。この水溶液は、そのまま(B)成分の水溶液として使用することができる。更に必要に応じて該水溶液を乾燥、粉末化して粉末状のナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物の塩を得ることができ、これを粉末状の(B)成分として使用することができる。乾燥、粉末化は、噴霧乾燥、ドラム乾燥、凍結乾燥等により行うことができる。
本発明の遠心成型用水硬性組成物は、(B)成分、更にナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物又はその塩を、水硬性粉体100質量部に対して好ましくは0.5質量部以上、より好ましくは0.6質量部以上、そして、好ましくは1.0質量部以下、より好ましく0.85質量部以下含有する。
また、本発明の遠心成型用水硬性組成物が(B)成分を含有する場合、(A)成分と(B)成分の質量比(A)/(B)は、好ましくは0.005以上、より好ましくは0.02以上、更に好ましくは0.1以上、そして、好ましくは0.5以下、より好ましくは0.45以下、更に好ましくは0.4以下である。
本発明の遠心成型用水硬性組成物は、遠心成型時までのコンクリート流動性の観点から、(C)グリセリン〔以下、(C)成分という〕を含有することが好ましい。本発明の遠心成型用水硬性組成物は、(C)成分を、水硬性粉体100質量部に対して、好ましくは0.01質量部以上、より好ましくは0.03質量部以上、そして、好ましくは0.2質量部以下、より好ましくは0.1質量部以下含有する。
本発明の遠心成型用水硬性組成物は、モルタル強度向上の観点から、(D)スクロース、グルコン酸及びグルコン酸塩から選ばれる一種以上の化合物〔以下、(D)成分という〕を含有することが好ましい。本発明の遠心成型用水硬性組成物は、(D)成分を、水硬性粉体100質量部に対して、好ましくは0.001質量部以上、より好ましくは0.003質量部以上、そして、好ましくは0.1質量部以下、より好ましくは0.03質量部以下、含有する。
本発明の遠心成型用水硬性組成物が、(C)成分と(D)成分を含有する場合、(C)成分と(D)成分の質量比(C)/(D)は、好ましくは1.0以上、より好ましくは1.5質量部以上、更に好ましくは2.0質量部以上、そして、好ましくは100以下、より好ましくは50質量部以下、更に好ましくは20質量部以下、である。
本発明の遠心成型用水硬性組成物は、水/水硬性粉体比が、成型性と強度向上の観点から、好ましくは15質量%以上、より好ましくは17質量%以上、更に好ましくは19質量%以上、そして、好ましくは30質量%以下、より好ましくは28質量%以下、更に好ましくは26質量%以下である。
ここで、水/水硬性粉体比は、水硬性組成物中の水と水硬性粉体の質量百分率(質量%)であり、水の質量/水硬性粉体の質量×100により算出される。水/水硬性粉体比は、水の量と、水和反応により硬化する物性を有する粉体の量とに基づいて算出される。水和反応により硬化する物性を有する粉体が、ポゾラン作用を有する粉体、潜在水硬性を有する粉体、及び石粉(炭酸カルシウム粉末)から選ばれる粉体を含む場合、本発明では、それらの量も水硬性粉体の量に算入する。また、水和反応により硬化する物性を有する粉体が、高強度混和材を含有する場合、高強度混和材の量も水硬性粉体の量に算入する。これは、水硬性粉体の質量が関係する他の質量部においても同様である。
本発明の遠心成型用水硬性組成物がコンクリートの場合、粗骨材の使用量は、水硬性組成物の強度の発現とセメント等の水硬性粉体の使用量を低減し、型枠等への充填性を向上する観点から、嵩容積は、好ましくは50%以上、より好ましくは55%以上、更に好ましくは60%以上であり、そして、好ましくは100%以下、より好ましくは90%以下、更に好ましくは80%以下である。嵩容積は、コンクリート1m中の粗骨材の容積(空隙を含む)の割合である。
また、本発明の遠心成型用水硬性組成物がコンクリートの場合、細骨材の使用量は、型枠等への充填性を向上する観点から、好ましくは500kg/m以上、より好ましくは600kg/m以上、更に好ましくは700kg/m以上であり、そして、好ましくは1000kg/m以下、より好ましくは900kg/m以下である。
本発明の遠心成型用水硬性組成物がモルタルの場合、細骨材の使用量は、好ましくは800kg/m以上、より好ましくは900kg/m以上、更に好ましくは1000kg/m以上であり、そして、好ましくは2000kg/m以下、より好ましくは1800kg/m以下、更に好ましくは1700kg/m以下である。
本発明の遠心成型用水硬性組成物としては、コンクリート等が挙げられる。なかでもセメントを用いたコンクリートが好ましい。本発明の水硬性組成物は、セルフレベリング用、耐火物用、プラスター用、軽量又は重量コンクリート用、AE用、補修用、プレパックド用、トレーミー用、地盤改良用、グラウト用、寒中用等の何れの分野においても有用である。
本発明の遠心成型用水硬性組成物は、N−メチルジエタノールアミンなどの早強剤やエチレンジアミン四酢酸ナトリウム塩などのキレート剤を含有することもできる。キレート剤の含有量は、蒸気養生後の強度発現の観点から、水硬性粉体100質量部に対し0.1質量部以下が好ましい。
本発明の遠心成型用水硬性組成物は、更にその他の成分を含有することもできる。例えば、AE剤、遅延剤、起泡剤、増粘剤、発泡剤、防水剤、流動化剤、等が挙げられる。
本発明は、(A)スルファミン酸、及びスルファミン酸塩から選ばれる1種以上の化合物〔以下、(A)成分という〕と、水硬性粉体と、骨材と、水とを混合する遠心成型用水硬性組成物の製造方法であって、(A)成分を水硬性粉体100質量部に対して0.01質量部以上0.2質量部以下混合する、遠心成型用水硬性組成物の製造方法を提供する。この製造方法には、本発明の遠心成型用水硬性組成物で述べた事項を適宜適用することができる。例えば、本発明の遠心成型用水硬性組成物における含有量は、混合量に読み替えて適用することができる。
〔水硬性組成物の硬化体の製造方法〕
次の工程1〜5を含む水硬性組成物の硬化体の製造方法。
工程1:請求項1〜6の何れか1項記載の水硬性組成物を調製する工程
工程2:工程1で得られた水硬性組成物を型枠に充填する工程。
工程3:工程2で型枠に充填した水硬性組成物を、遠心力をかけて型締めする工程。
工程4:工程3で型締めした水硬性組成物を型枠中で凝結させる工程。
工程5:工程4で凝結した水硬性組成物を型枠中で蒸気養生する工程。
工程1は、(A)スルファミン酸、及びスルファミン酸塩から選ばれる1種以上の化合物〔以下、(A)成分という〕と、水硬性粉体と、骨材と、水とを含有し、(A)成分の含有量が水硬性粉体100質量部に対して0.01質量部以上0.2質量部以下である、遠心成型用水硬性組成物を調製する工程である。
本発明の水硬性組成物の硬化体の製造方法に用いられる(A)成分、水硬性粉体、骨材、の具体例及び好ましい態様は、本発明の遠心成型用水硬性組成物で述べたものと同じである。また、骨材の使用量も、本発明の遠心成型用水硬性組成物で述べたものと同じである。また、本発明の水硬性組成物の硬化体の製造方法に用いられる(B)成分、(C)成分、(D)成分の具体例及び好ましい態様は、それぞれ、本発明の遠心成型用水硬性組成物で述べたものと同じである。本発明の遠心成型用水硬性組成物で述べた事項は、本発明の水硬性組成物の硬化体の製造方法に適宜適用することができる。
工程1の具体的な方法としては、水硬性粉体と骨材とを混合し、水と(A)成分と任意成分とを含む混合物を、前記のような混合量となるように添加し、混練して水硬性組成物を調製する工程が挙げられる。
工程1では、例えば、(A)成分、更に(B)成分、(C)成分、(D)成分は、別々に、水、水硬性粉体、骨材に添加して混合することができる。
工程1での水硬性粉体に対する、水、(A)成分、更に(B)成分、(C)成分、(D)成分の混練量の好ましい範囲は、それぞれ、本発明の水硬性組成物における各成分の含有量の好ましい範囲と同じである。工程1では、本発明の遠心成型用水硬性組成物の前記の水/水硬性粉体比となるように、水硬性粉体を混合する。
工程2で、工程1で得られた水硬性組成物を型枠に充填する方法は、混練後の水硬性組成物を混練手段から排出し、手作業にて型枠へ投入してならす方法が挙げられる。
工程3では、型枠に充填した水硬性組成物を、遠心力をかけて型締めするが、このとき少なくとも1回は遠心力を変えることが好ましい。工程3では、水硬性組成物を、段階的に変化する遠心力をかけて型締めすることができる。すなわち、工程3で、水硬性組成物を、少なくとも1回は遠心力を変えて型締めする、更に、段階的に変化する、更に段階的に大きくなる遠心力をかけて型締めすることができる。
工程3では、型枠に充填した水硬性組成物を、0.5G以上の遠心力で型締めすることが好ましい。遠心成型の遠心力は、好ましくは0.5G以上、そして、30G以下、より好ましくは25G以下である。エネルギーコスト低減面と成型性の面から、1分以上、遠心力を15G以上、そして、30G以下、更に25G以下の範囲(高遠心力ともいう)に保持することが好ましい。
遠心力での締め固めは、例えば0.5G以上30G以下の遠心力で、好ましくは5分以上、より好ましくは7分以上、更に好ましくは9分以上、そして、好ましくは40分以下行なう。成型体を平滑に締め固める観点から、高遠心力、例えば20G以上の遠心力の保持による締め固めは、好ましくは1分以上、より好ましくは3分以上、更に好ましくは5分以上、そして、好ましくは15分以下行なう。すなわち、工程3では、0.5G以上30G以下の遠心力を、好ましくは5分以上、より好ましくは7分以上、更に好ましくは9分以上、そして、好ましくは40分以下かけて、水硬性組成物を型締めすることができる。また、工程3では、20G以上の遠心力の保持による締め固めを、好ましくは1分以上、より好ましくは3分以上、更に好ましくは5分以上、そして、好ましくは15分以下行なうことができる。
遠心力での締め固めは、段階に分けて行うことができ、成型性の観点から、段階的に遠心力Gを大きくする方法が好ましい。以下に示すような段階条件で所望の遠心力となるまで行うことができる。例えば、五段階の場合、工程3では、(1)一段階目である初速が0.5G以上2G未満の遠心力で0分間超15分間以下、(2)二段階目である二速が2G以上5G未満の遠心力で0分間超15分間以下、(3)三段階目である三速が5G以上10G未満の遠心力で0分間超15分間以下、(4)四段階目である四速が10G以上20G未満の遠心力で0分間超15分間以下、(5)五段階目である五速が20G以上30G以下の遠心力で0分間超15分間以下、の条件により水硬性組成物の型締めを行うことが好ましい。
工程4では、工程3で得られた水硬性組成物を凝結させる。具体的には、混練後3〜4時間の気中養生を行うこととする。
工程5では、工程4で得られた型枠に入った硬化した水硬性組成物を蒸気養生する。工程5では、40℃以上90℃以下で蒸気養生を行なうことが好ましく、60℃以上90℃以下で蒸気養生を行なうことがより好ましい。
更に、工程5では、前養生を行った後、蒸気養生を行うことが好ましい。例えば、水硬性組成物が充填された型枠の周囲温度(以下、周囲温度ということもある)を、室温、好ましくは10℃以上40℃以下とし、1時間以上4時間以下、放置する前養生を行った後、周囲温度を40℃以上90℃以下、更に60℃以上90℃以下として蒸気養生を行なうことができる。
前養生は、後述の実施例、比較例では「前置き」として実施した。
前養生は、硬化体のひび割れによる強度低下を抑える観点から、1時間以上が好ましい。
本発明の硬化体の製造方法は、工程1〜5に加え、次の工程6を含むことができる。
工程6:工程5の後、水硬性組成物を冷却して、型枠から脱型する工程。
本発明の硬化体の製造方法は、工程1〜6に加え、次の工程7を含むことができる。
工程7:工程6で得られた水硬性組成物の硬化体を常温常圧で養生する工程。
本発明の硬化体の製造方法が工程6を含む場合、工程5と工程6は一連の温度制御のもとに連続して行うことができる。
蒸気養生は、水硬性組成物が充填された型枠の周囲に水蒸気を適用した状態で所定の温度で一定時間保持して行われる。水蒸気を適用後、(1)所定の温度に到達させるまでの温度上昇期間、(2)所定の温度で一定時間保持する期間、及び、(3)所定の温度で一定時間保持した後、温度下降期間を、蒸気養生の期間としてよい。
本発明の硬化体の製造方法における具体的な蒸気養生条件として、工程5として、1時間当たり10℃以上30℃以下の昇温速度で型枠の周囲温度を60℃以上85℃以下に昇温し、昇温した温度を2時間以上8時間以下保持し、次いで、工程6として、1時間当たり5℃以上20℃以下の降温速度で、周囲温度を室温、例えば20℃まで冷却し、成型体を脱型する。
昇温速度は、硬化体のひび割れによる強度低下を抑える観点から、1時間当たり20℃以下が好ましい。
好ましい条件の一例を挙げれば、水硬性組成物が充填された型枠を、周囲温度が、室温、例えば10℃以上30℃以下で3時間放置(前養生)し、1時間あたり20℃の昇温速度で周囲温度を70℃以上90℃以下まで昇温させ、その昇温した70℃以上90℃以下の温度を2時間以上6時間以下保持し、次いで、1時間あたり10℃の降温速度で周囲温度を室温、例えば20℃まで冷却し(工程5)、その温度で20時間以上30時間以下放置した後に成型体を脱型する(工程6)方法が挙げられる。
また、更に180℃程度のオートクレーブ養生を行なう事も可能である。
本発明の硬化体の製造方法の工程7では、工程6で得られた水硬性組成物の硬化体を常温常圧で養生する。具体的には、20℃、大気圧下で保存する。
本発明の硬化体の製造方法としては、工程1〜6を含み、水硬性組成物の調製を開始してから工程6で脱型するまでの時間が8時間以上30時間以下である、水硬性組成物の硬化体の製造方法が挙げられる。ここで、水硬性組成物の調製の開始とは、水硬性粉体と水とが最初に接触した時点である。
本発明の硬化体の製造方法により得られる水硬性組成物の硬化体は、遠心成型コンクリート製品として使用でき、具体的には、パイル、ポール、ヒューム管等が挙げられる。本発明の硬化体の製造方法により得られる水硬性組成物の硬化体は、初期強度に優れるとともに、製造時のノロの発生量が少なく当該製品の製造現場での廃棄物を低減できる。また、締め固めに優れることから、当該製品の内面及び端面凹凸が少なく、表面美観に優れるとともに、更に製品内面が平滑に仕上がることから、パイル打ち込み、中堀工法時の切削機の障害が改善される。
(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分は、以下のものを用いた。
[(A)成分]
スルファミン酸カルシウム:スルファミン酸(和光純薬工業(株)製、純度98%以上)と、水酸化カルシウム(和光純薬工業(株)製、純度98%以上)とを、スルファミン酸/水酸化カルシウム=2/1のモル比で含有する水溶液(濃度0.5質量%)を、スルファミン酸カルシウム換算の添加量が表中の数値となるように用いた。
[(B)成分]
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(表中、NSFと表記した):重量平均分子量20,000(花王株式会社製、マイテイ150)
重量平均分子量は、前記条件のGPCにて測定を行なった。
[(C)成分]
グリセリン:花王(株)製、純度98%以上
[(D)成分]
スクロース:和光純薬工業(株)製、純度98%以上
グルコン酸Na:和光純薬工業(株)製、純度98%以上
表1aのモルタル、表1bのコンクリートには、以下の成分を用いた。
W:和歌山市水道水
C:早強ポルトランドセメント:太平洋セメント(株)製普通ポルトランドセメント/住友大阪セメント(株)製普通ポルトランドセメント=50/50(質量比)の混合セメント
S:細骨材、城陽産 山砂
G:粗骨材、家島産 砕石(密度:2.60g/cm
<実施例1及び比較例1>
(1)モルタルの評価
(1−1)評価用モルタルの調製
表1aに示す配合条件でモルタルを製造した。具体的には、パン型ミキサーを用いて、セメント(C)、細骨材(S)、配合する場合は高強度混和材(P)を投入し空練りを15秒間行い、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分を含む練り水(W)を加え低速回転にて300秒間混練して遠心成形用モルタルを調製した(工程1)。Wの量が表1aのWの量である。
なお、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分のセメント100質量部に対する有効分の添加量(質量部)は表2の通りである。
(1−2)モルタルの7日強度評価
前記(1−1)で得られた評価用モルタルを用いて、7日強度測定用の硬化体を製造した。
JIS A1132に従い、円柱型プラモールド(内径:5cm、高さ10cm)の型枠に、二層詰め方式によりモルタルを充填した。20℃で1時間、前置きした後、20℃/時間の割合で60℃まで昇温し、60℃で4時間保持して蒸気養生を行った。その後、常温(20℃)まで自然冷却し、大気中で養生を行い、モルタル硬化体を得た。この養生を維持し、前記(1−1)で最初にセメントと水とが接してから7日後に、それぞれの硬化体について、JIS A1108に基づいて硬化体の圧縮応力を測定し、圧縮強度を求めた。これらの結果を表2示した。なお、ここで得られた圧縮強度は、遠心成形して得た硬化体の圧縮強度と相関する。
(2)コンクリートの評価
(2−1)評価用コンクリートの調製
表1bに示す配合条件で0.03mのコンクリートを製造した。具体的には、2軸ジクロスミキサーを用いて、セメント(C)、細骨材(S)、粗骨材(G)を投入し空練りを30秒間行い、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分を含む練り水(W)を加え低速回転にて300秒間混練して遠心成形用コンクリートを調製した(工程1)。Wの量が表1bのWの量である。
なお、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分のセメント100質量部に対する有効分の添加量(質量部)は表2の通りである。
(2−2)コンクリート硬化体の製造及び評価
(2−2−1)
前記(2−1)で得られた遠心成形用コンクリートを用いて本発明の工程2〜5、更に工程6、7を行うことで、遠心成形性評価用の硬化体を製造した。
調製30分後の遠心成形用コンクリートを遠心成形型枠(内径20cm、外径25cm、高さ40cm)に入れて(工程2)、初速が1Gで3分間、二速が3Gで3分間、三速が7Gで2分間、四速が15Gで2分間、五速が25Gで2分間の条件で遠心締め固めを行った(工程3)。その後、20℃で4時間、前置きした後(工程4)、20℃/時間の割合で60℃まで昇温し、60℃で4時間して蒸気養生を行った(工程5)。その後、常温(20℃)まで自然冷却し、脱型後、前記(2−1)で最初にセメントと水とが接してからの期間が7日間となるように、大気中で養生を行い(工程6、7)、筒状のコンクリート硬化体(内径12cm、外径20cm、高さ30cm)を得た。
(2−2−2)7日強度
前記(2−2−1)で得られた硬化体について、JIS A1108に基づいて硬化体の圧縮応力を測定し、7日後の圧縮強度を求めた。その結果を表2に示した。
(2−2−3)遠心成型性
前記(2−2−1)で得られた硬化体について、筒状のコンクリート硬化体の上端面の部分の厚み(mm)を、4箇所測定し、4箇所の厚みの標準偏差を算出し、以下の基準で遠心成型性を評価した。結果を表2に示した。
○:筒状の硬化体の4箇所の厚み(mm)の標準偏差が1未満
×:筒状の硬化体の4箇所の厚み(mm)の標準偏差が1以上
Figure 0006482034
Figure 0006482034

Claims (4)

  1. (A)スルファミン酸、及びスルファミン酸塩から選ばれる1種以上の化合物〔以下、(A)成分という〕と、(B)ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物又はその塩〔以下、(B)成分という〕と、(C)グリセリン〔以下、(C)成分という〕と、(D)スクロース、グルコン酸及びグルコン酸塩から選ばれる一種以上の化合物〔以下、(D)成分という〕と、水硬性粉体と、骨材と、水とを含有し、(A)成分の含有量が水硬性粉体100質量部に対して0.01質量部以上0.2質量部以下であり、(B)成分の含有量が水硬性粉体100質量部に対して0.5質量部以上1.0質量部以下であり、(C)成分の含有量が水硬性粉体100質量部に対して0.01質量部以上0.2質量部以下であり、(D)成分の含有量が水硬性粉体100質量部に対して0.001質量部以上0.1質量部以下である、遠心成型用水硬性組成物。
  2. (A)成分と(B)成分の質量比(A)/(B)が0.005以上0.5以下である、請求項に記載の遠心成型用水硬性組成物。
  3. (C)成分と(D)成分の質量比(C)/(D)が1.0以上100以下である、請求項1又は2に記載の遠心成型用水硬性組成物。
  4. 次の工程1〜5を含む水硬性組成物の硬化体の製造方法。
    工程1:請求項1〜の何れか1項記載の水硬性組成物を調製する工程
    工程2:工程1で得られた水硬性組成物を型枠に充填する工程。
    工程3:工程2で型枠に充填した水硬性組成物を、遠心力をかけて型締めする工程。
    工程4:工程3で型締めした水硬性組成物を型枠中で凝結させる工程。
    工程5:工程4で凝結した水硬性組成物を型枠中で蒸気養生する工程。
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