JP6481948B2 - 型枠板固定器具 - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリート構造物の施行に使用される型枠板を鋼材に着脱可能に固定する型枠板固定器具に関する。
既設の建物(コンクリート構造物)の柱や梁の前に耐震補強に使用するH形鋼を所定寸法離間させて配置し、H形鋼のフランジに型枠を着脱可能に固定した後、H形鋼とコンクリート構造物と型枠との間の空間にモルタルやコンクリート等のセメント硬化物を充填し、H形鋼とコンクリート構造物とを一体化する耐震補強方法がある。
耐震補強方法において使用する耐震補強用型枠支持金具が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示の耐震補強用型枠支持金具は、主固定ボルトおよび副固定ボルトと、主固定ボルトおよび副固定ボルトによって耐震補強用のH形鋼の下フランジをその上面側から押えるフランジ押え部材と、H形鋼の下フランジの下面に接触した状態で設置される堰板をバタ材を介して支持する型枠支持材と、フランジ押え部材および型枠支持材の基部側をそれぞれ連結する連結部材と、型枠支持材に高さ調整可能に取り付けられ、高さを調整してH形鋼の下フランジの下面に当接することによってH形鋼をその下フランジの下面側から支持する高さ調整ボルトとから形成されている。この耐震補強用型枠支持金具は、連結部材を介したフランジ押え部材と型枠支持材との間に、H形鋼の下フランジと堰板とバタ材とが配設される。
特開2012−122227号公報
前記特許文献1に開示の耐震補強用型枠支持金具を利用してH形鋼に堰板を固定するには、型枠支持材に設置された高さ調整ボルトを回転させ、堰板とバタ材との厚みを確保しつつ、高さ調整ボルトの上面がH形鋼の下フランジの下面に当接するように高さを調節する。次に、主固定ボルトおよび副固定ボルトを回転させ、それらボルトによってH形鋼の下フランジをその上面側から締め付け、バタ材の介在下に型枠支持材によって堰板をH形鋼の下フランジに固定する。この耐震補強用型枠支持金具は、高さ調整ボルトを回転させて高さを調節する手順と、型枠支持材と堰板との間にバタ材の介在させる手順と、主固定ボルトや副固定ボルトを回転させて型枠支持材によって堰板をH形鋼の下フランジに固定する手順とが必要となり、H形鋼に対する堰板の固定に手間と時間とを要し、堰板をH形鋼に手間を要せず短時間に効率よく固定することができない。また、主固定ボルトよりも副固定ボルトを多く回転させると、型枠支持材がH形鋼の下フランジに対して傾斜するから、型枠支持材によって堰板をH形鋼の下フランジに強固に固定するには主固定ボルトおよび副固定ボルトによるH形鋼の下フランジの締め付け具合を最適に調整する必要がある。
本発明の目的は、型枠板を鋼材に手間を要せず短時間に効率よく固定することができ、型枠板を鋼材に強固に固定することができる型枠板固定器具を提供することにある。本発明の他の目的は、ボルトの締め付け具合を調整することなく型枠板を鋼材に容易に固定することができる型枠板固定器具を提供することにある。
前記課題を解決するための本発明の前提は、コンクリート構造物の施行に使用される型枠板を鋼材に着脱可能に固定する型枠板固定器具である。
前記前提における本発明の特徴は、型枠板固定器具が、縦方向へ延びる支持プレートと、支持プレートの略中央に形成されて縦方向へ延びる設置スペースと、設置スペースに回転可能に設置されて設置スペースの前後方向へ延出し、鋼材に取り付けられたボルトに螺着される少なくとも1つの螺着ロッドと、設置スペースに設置されて設置スペースの前後方向へ延出する少なくとも1つの当接ロッドとから形成され、型枠板固定器具では、螺着ロッドの先端部を鋼材に取り付けられたボルトに螺着すると、当接ロッドの先端部が型枠板の外面に密着して型枠板が該鋼材に固定され、鋼材に取り付けられたボルトに対する螺着ロッドの螺着を解除すると、鋼材に対する型枠板の固定が解除されることにある。
本発明の一例としては、支持プレートが、縦方向へ延びる第1プレート部材と、第1プレート部材から横方向へ離間し、第1プレートに並行して縦方向へ延びる第2プレート部材とから形成され、第1プレート部材が、横方向に張り出して縦方向へ延びる第1支持部分と、第1支持部分の側縁につながり、前後方向に張り出して縦方向へ延びる第1補強部分とを有し、第2プレート部材が、横方向に張り出して縦方向へ延びる第2支持部分と、第2支持部分の側縁につながり、前後方向に張り出して縦方向へ延びる第2補強部分とを有する。
本発明の他の一例として、型枠板固定器具では、螺着ロッドが設置スペースにおいて縦方向へ移動可能であって設置スペースにおける螺着ロッドの設置位置を変更可能であり、当接ロッドが設置スペースにおいて縦方向へ移動可能であって設置スペースにおける当接ロッドの設置位置を変更可能である。
本発明の他の一例として、型枠板固定器具では、螺着ロッドの先端部の設置スペースから前後方向前方への延出寸法を調節可能であり、当接ロッドの先端部の設置スペースから前後方向前方への延出寸法を調節可能である。
本発明の他の一例として、型枠板固定器具では、支持プレートを縦方向へ略直状に起立させた状態で型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を鋼材に取り付けられたボルトのうちの当接ロッドの側に位置する第1ボルトに螺着し、設置スペースに設置されて第1螺着ロッドから縦方向に並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を第1ボルトから縦方向に並ぶ第2〜第nボルトに螺着し、または、支持プレートを横方向へ略直状に寝かせた状態で型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を鋼材に取り付けられたボルトのうちの当接ロッドの側に位置する第1ボルトに螺着し、設置スペースに設置されて第1螺着ロッドから横方向に並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を第1ボルトから横方向に並ぶ第2〜第nボルトに螺着する。
本発明の他の一例として、型枠板固定器具では、支持プレートを縦方向へ略直状に起立させた状態の少なくとも2つの型枠板固定器具を横方向へ並べ、それら型枠板固定器具を鋼材に設置し、または、支持プレートを横方向へ略直状に寝かせた状態の少なくとも2つの型枠板固定器具を縦方向へ並べ、それら型枠板固定器具を鋼材に設置する。
本発明の他の一例として、型枠板固定器具では、支持プレートを斜めに傾斜させた状態で型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を鋼材に取り付けられたボルトのうちの当接ロッドの側に位置する第1ボルトに螺着し、設置スペースに設置されて第1螺着ロッドから縦方向へ並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を第1ボルトから斜め方向へ並ぶ第2〜第nボルトに螺着する。
本発明の他の一例として、型枠板固定器具では、支持プレートを斜めに傾斜させた状態の少なくとも2つの型枠板固定器具を縦方向または横方向へ並べ、それら型枠板固定器具を鋼材に設置する。
本発明の他の一例としては、ボルトが鋼材どうしを連結する連結ボルトであり、ボルトの取り付け位置が鋼材の連結箇所である。
本発明の他の一例としては、鋼材がH形鋼であり、型枠板固定器具では、一方の型枠板をH形鋼の一方のフランジの外面側に配置するとともに一方の型枠板固定器具の支持プレートを一方の型枠板の外面側に配置し、他方の型枠板をH形鋼の他方のフランジの外面側に配置するとともに他方の型枠板固定器具の支持プレートを他方の型枠板の外面側に配置した後、一方の型枠板固定器具の設置スペースに設置された螺着ロッドの先端部をH形鋼の一方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに螺着し、他方の型枠板固定器具の設置スペースに設置された螺着ロッドの先端部をH形鋼の他方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに螺着することで、一方の型枠板固定器具の設置スペースに設置された当接ロッドの先端部が一方の型枠板の外面に密着してその型枠板がH形鋼の一方のフランジに固定され、他方の型枠板固定器具の設置スペースに設置された当接ロッドの先端部が他方の型枠板の外面に密着してその型枠板がH形鋼の他方のフランジに固定される。
本発明の他の一例として、型枠板固定器具では、H形鋼の一方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに対する一方の型枠板固定器具の螺着ロッドの螺着を解除すると、H形鋼の一方のフランジに対する一方の型枠板の固定が解除され、H形鋼の他方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに対する他方の型枠板固定器具の螺着ロッドの螺着を解除すると、H形鋼の他方のフランジに対する他方の型枠板の固定が解除される。
本発明の他の一例として、型枠板固定器具では、H形鋼のフランジどうしの連結箇所において支持プレートを縦方向へ略直状に起立させた状態で型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を連結箇所に取り付けられた連結ボルトのうちの当接ロッドの側に位置する第1連結ボルトに螺着し、設置スペースに設置されて第1螺着ロッドから縦方向に並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を第1連結ボルトから縦方向に並ぶ第2〜第n連結ボルトに螺着し、または、H形鋼のフランジどうしの連結箇所において支持プレートを横方向へ略直状に寝かせた状態で型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を連結箇所に取り付けられた連結ボルトのうちの当接ロッドの側に位置する第1連結ボルトに螺着し、設置スペースに設置されて第1螺着ロッドから横方向に並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を第1連結ボルトから横方向に並ぶ第2〜第n連結ボルトに螺着する。
本発明の他の一例として、型枠板固定器具では、H形鋼のフランジどうしの連結箇所において支持プレートを斜めに傾斜させた状態で型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部をH形鋼のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトのうちの当接ロッドの側に位置する第1連結ボルトに螺着し、設置スペースに設置されて第1螺着ロッドから縦方向へ並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を第1連結ボルトから斜め方向へ並ぶ第2〜第n連結ボルトに螺着する。
本発明に係る型枠板固定器具によれば、螺着ロッドの先端部を鋼材に取り付けられた連結ボルトに螺着すると、当接ロッドの先端部が型枠板の外面に密着して型枠板が鋼材に固定されるから、螺着ロッドの先端部を鋼材に取り付けられた連結ボルトに螺着するだけで、型枠板を鋼材に固定することができ、型枠板を鋼材に手間を要せず短時間に効率よく固定することができる。型枠板固定器具は、螺着ロッドを鋼材に取り付けられた連結ボルトに螺着することで、連結ボルトを利用しつつ型枠板を鋼材に強固に固定することができ、従来技術のようにボルトの締め付け具合を調整する必要はなく、型枠板を鋼材に容易に固定することができる。型枠板固定器具は、鋼材に取り付けられた連結ボルトに対する螺着ロッドの先端部の螺着を解除すると、鋼材に対する型枠板の固定が解除されるから、連結ボルトに対する螺着ロッドの螺着を解除するだけで、鋼材に対する型枠板の固定を容易に解除することができ、鋼材から型枠板を容易に取り外すことができる。
支持プレートが縦方向へ延びる第1および第2プレート部材から形成され、第1プレート部材が横方向に張り出して縦方向へ延びる第1支持部分と前後方向に張り出して縦方向へ延びる第1補強部分とを有し、第2プレート部材が横方向に張り出して縦方向へ延びる第2支持部分と前後方向に張り出して縦方向へ延びる第2補強部分とを有する型枠板固定器具は、第1および第2プレート部材の第1および第2支持部分にそれを変形させる応力が作用したとしても、第1および第2プレート部材が前後方向へ張り出す第1および第2補強部分を有するから、それら補強部分が第1および第2プレート部材の強度を向上させ、第1および第2支持部分の変形を防ぐことができ、型枠板固定器具によって型枠板を鋼材に強固かつ確実に固定することができる。
螺着ロッドが前記設置スペースにおいて縦方向へ移動可能であって設置スペースにおける螺着ロッドの設置位置を変更可能であり、当接ロッドが設置スペースにおいて縦方向へ移動可能であって設置スペースにおける当接ロッドの設置位置を変更可能である型枠板固定器具は、螺着ロッドを設置スペースにおいて縦方向へ移動させて設置スペースにおける螺着ロッドの設置位置を変更することで、鋼材に設置された連結ボルトの位置に螺着ロッドを移動させることができ、螺着ロッドの先端部を連結ボルトに確実に螺着することができる。型枠板固定器具は、当接ロッドを設置スペースにおいて縦方向へ移動させて設置スペースにおける当接ロッドの設置位置を変更することで、型枠板の最適な位置に当接ロッドを移動させることができ、当接ロッドの先端部を型枠板の外面に確実に密着させることができる。型枠板固定器具は、設置スペースにおける螺着ロッドの設置位置を変更することで、螺着ロッドの先端部を連結ボルトに確実に螺着することができ、設置スペースにおける当接ロッドの設置位置を変更することで、当接ロッドの先端部を型枠板の外面に確実に密着させることができるから、型枠板を鋼材に確実に固定することができる。
螺着ロッドの先端部の設置スペースから前後方向前方への延出寸法を調節可能であり、当接ロッドの先端部の設置スペースから前後方向前方への延出寸法を調節可能である型枠板固定器具は、型枠板の厚み寸法が小さい場合、螺着ロッドの先端部の設置スペースから前後方向前方への露出寸法を大きくし、当接ロッドの先端部の設置スペースから前後方向前方への延出寸法を大きくすることで、螺着ロッドの先端部を連結ボルトに確実に螺着することができ、当接ロッドの先端部を型枠板の外面に確実に密着させることができるとともに、厚み寸法が小さい型枠板を鋼材に確実に固定することができる。逆に、型枠板の厚み寸法が大きい場合、螺着ロッドの先端部の設置スペースから前後方向前方への延出寸法を小さくし、当接ロッドの先端部の設置スペースから前後方向前方への延出寸法を小さくすることで、螺着ロッドの先端部を連結ボルトに確実に螺着することができ、当接ロッドの先端部を型枠板の外面に確実に密着させることができるとともに、厚み寸法が大きい型枠板を鋼材に確実に固定することができる。
支持プレートを縦方向へ略直状に起立させた状態で型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を鋼材に取り付けられたボルトのうちの当接ロッドの側に位置する第1ボルトに螺着し、設置スペースに設置されて第1螺着ロッドから縦方向に並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を第1ボルトから縦方向に並ぶ第2〜第nボルトに螺着し、または、支持プレートを横方向へ略直状に寝かせた状態で型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を鋼材に取り付けられたボルトのうちの当接ロッドの側に位置する第1ボルトに螺着し、設置スペースに設置されて第1螺着ロッドから横方向に並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を第1ボルトから横方向に並ぶ第2〜第nボルトに螺着する型枠板固定器具は、鋼材において縦方向または横方向に並ぶ第1〜第n連結ボルトに設置スペースに設置されて縦方向または横方向に並ぶ第1〜第n螺着ロッドの先端部を螺着することで、それら螺着ロッドを介して型枠板固定器具が複数の連結ボルトに連結され、鋼材に型枠板固定器具を確実に固定することができる。型枠板固定器具は、それが鋼材に確実に固定されるから、支持プレートと鋼材との間に型枠板を確実に固定することができる。
支持プレートを縦方向へ略直状に起立させた状態の少なくとも2つの型枠板固定器具を横方向へ並べ、それら型枠板固定器具を鋼材に設置し、または、支持プレートを横方向へ略直状に寝かせた状態の少なくとも2つの型枠板固定器具を縦方向へ並べ、それら型枠板固定器具を鋼材に設置する型枠板固定器具は、支持プレートを縦方向へ略直状に起立させた状態の少なくとも2つの型枠板固定器具を鋼材に設置し、または、支持プレートを横方向へ略直状に寝かせた状態の少なくとも2つの型枠板固定器具を鋼材に設置することで、それら型枠板固定器具のうちの一方の型枠板固定器具の当接ロッドの先端部が型枠板の外面に密着してその型枠板が鋼材に固定され、それら型枠板固定器具のうちの他方の型枠板固定器具の当接ロッドの先端部が型枠板の外面に密着してその型枠板が鋼材に固定されるから、複数の型枠板固定器具を利用することで、型枠板を鋼材に確実に固定することができる。
支持プレートを斜めに傾斜させた状態で型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を鋼材に取り付けられたボルトのうちの当接ロッドの側に位置する第1ボルトに螺着し、設置スペースに設置されて第1螺着ロッドから縦方向へ並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を第1ボルトから斜め方向へ並ぶ第2〜第nボルトに螺着する型枠板固定器具は、コーナー(角部)において鋼材を連結する場合、鋼材において連結ボルトが斜め方向へ並ぶ場合があるが、支持プレートを斜めに傾斜させ、鋼材において斜め方向に並ぶ第1〜第n連結ボルトに設置スペースに設置されて縦方向に並ぶ第1〜第n螺着ロッドの先端部を螺着することで、それら螺着ロッドを介して型枠板固定器具が複数の連結ボルトに連結され、コーナーにおける鋼材に型枠板固定器具を確実に固定することができる。型枠板固定器具は、型枠板固定器具がコーナーにおける鋼材に確実に固定されるから、コーナーに配置された型枠板を支持プレートと鋼材との間に確実に固定することができる。
支持プレートを斜めに傾斜させた状態の少なくとも2つの型枠板固定器具を縦方向または横方向へ並べ、それら型枠板固定器具を鋼材に設置する型枠板固定器具は、支持プレートを斜め方向へ傾斜させた状態の少なくとも2つの型枠板固定器具を鋼材に設置することで、それら型枠板固定器具のうちの一方の型枠板固定器具の当接ロッドの先端部が型枠板の外面に密着してその型枠板が鋼材に固定され、それら型枠板固定器具のうちの他方の型枠板固定器具の当接ロッドの先端部が型枠板の外面に密着してその型枠板が鋼材に固定されるから、複数の型枠板固定器具を利用することで、コーナーに配置された型枠板を鋼材に確実に固定することができる。
ボルトが鋼材どうしを連結する連結ボルトであり、ボルトの取り付け位置が鋼材の連結箇所である型枠板固定器具は、螺着ロッドの先端部を鋼材の連結箇所に取り付けられた連結ボルトに螺着すると、当接ロッドの先端部が型枠板の外面に密着して型枠板が鋼材に固定されるから、螺着ロッドの先端部を鋼材の連結箇所に取り付けられた連結ボルトに螺着するだけで、型枠板を鋼材の連結箇所に固定することができ、型枠板を鋼材の連結箇所に手間を要せず短時間に効率よく固定することができる。型枠板固定器具は、螺着ロッドを鋼材の連結箇所に取り付けられた連結ボルトに螺着することで、連結ボルトを利用しつつ型枠板を鋼材の連結箇所に強固に固定することができ、従来技術のようにボルトの締め付け具合を調整する必要はなく、型枠板を鋼材に容易に固定することができる。型枠板固定器具は、鋼材の連結箇所に取り付けられた連結ボルトに対する螺着ロッドの先端部の螺着を解除すると、鋼材に対する型枠板の固定が解除されるから、連結ボルトに対する螺着ロッドの螺着を解除するだけで、鋼材に対する型枠板の固定を容易に解除することができ、鋼材の連結箇所から型枠板を容易に取り外すことができる。
鋼材がH形鋼である型枠板固定器具は、一方の型枠板をH形鋼の一方のフランジの外面側に配置するとともに一方の型枠板固定器具の支持プレートを一方の型枠板の外面側に配置し、他方の型枠板をH形鋼の他方のフランジの外面側に配置するとともに他方の型枠板固定器具の支持プレートを他方の型枠板の外面側に配置した後、一方の型枠板固定器具の設置スペースに設置された螺着ロッドの先端部をH形鋼の一方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに螺着し、他方の型枠板固定器具の設置スペースに設置された螺着ロッドの先端部をH形鋼の他方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに螺着することで、一方の型枠板固定器具の設置スペースに設置された当接ロッドの先端部が一方の型枠板の外面に密着してその型枠板がH形鋼の一方のフランジに固定され、他方の型枠板固定器具の設置スペースに設置された当接ロッドの先端部が他方の型枠板の外面に密着してその型枠板がH形鋼の他方のフランジに固定されるから、螺着ロッドの先端部をH形鋼のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに螺着するだけで、一方の型枠板を一方の型枠板固定器具の支持プレートとH形鋼の一方のフランジの外面との間に固定することができるとともに、他方の型枠板を他方の型枠板固定器具の支持プレートとH形鋼の他方のフランジの外面との間に固定することができ、型枠板をH形鋼に手間を要せず短時間に効率よく固定することができる。
H形鋼の一方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに対する一方の型枠板固定器具の螺着ロッドの螺着を解除すると、H形鋼の一方のフランジに対する一方の型枠板の固定が解除され、H形鋼の他方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに対する他方の型枠板固定器具の螺着ロッドの螺着を解除すると、H形鋼の他方のフランジに対する他方の型枠板の固定が解除される型枠板固定器具は、H形鋼の一方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに対する一方の型枠板固定器具の螺着ロッドの先端部の螺着を解除することで、H形鋼の一方のフランジに対する一方の型枠板の固定を解除することができ、H形鋼の他方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに対する他方の型枠板固定器具の螺着ロッドの先端部の螺着を解除することで、H形鋼の他方のフランジに対する他方の型枠板の固定を解除することができるから、連結ボルトに対する螺着ロッドの螺着を解除するだけで、H形鋼のフランジに対する型枠板の固定を容易に解除することができ、H形鋼のフランジどうしの連結箇所から型枠板を容易に取り外すことができる。
H形鋼のフランジどうしの連結箇所において支持プレートを縦方向へ略直状に起立させた状態で型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を連結箇所に取り付けられた連結ボルトのうちの当接ロッドの側に位置する第1連結ボルトに螺着し、設置スペースに設置されて第1螺着ロッドから縦方向に並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を第1連結ボルトから縦方向に並ぶ第2〜第n連結ボルトに螺着し、または、H形鋼のフランジどうしの連結箇所において支持プレートを横方向へ略直状に寝かせた状態で型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を連結箇所に取り付けられた連結ボルトのうちの当接ロッドの側に位置する第1連結ボルトに螺着し、設置スペースに設置されて第1螺着ロッドから横方向に並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を第1連結ボルトから横方向に並ぶ第2〜第n連結ボルトに螺着する型枠板固定器具は、H形鋼のフランジどうしの連結箇所において縦方向または横方向に並ぶ第1〜第n連結ボルトに設置スペースに設置されて縦方向または横方向に並ぶ第1〜第n螺着ロッドの先端部を螺着することで、それら螺着ロッドを介して型枠板固定器具が複数の連結ボルトに連結され、H形鋼のフランジどうしの連結箇所に型枠板固定器具を確実に固定することができる。型枠板固定器具は、それがH形鋼のフランジどうしの連結箇所に確実に固定されるから、支持プレートとH形鋼のフランジとの間に型枠板を確実に固定することができる。
H形鋼のフランジどうしの連結箇所において支持プレートを斜めに傾斜させた状態で型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部をH形鋼のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトのうちの当接ロッドの側に位置する第1連結ボルトに螺着し、設置スペースに設置されて第1螺着ロッドから縦方向へ並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を第1連結ボルトから斜め方向へ並ぶ第2〜第n連結ボルトに螺着する型枠板固定器具は、コーナー(角部)においてH形鋼のフランジどうしを連結する場合、その連結箇所において連結ボルトが斜め方向へ並ぶ場合があるが、支持プレートを斜めに傾斜させ、H形鋼のフランジどうしの連結箇所において斜め方向に並ぶ第1〜第n連結ボルトに設置スペースに設置されて縦方向に並ぶ第1〜第n螺着ロッドの先端部を螺着することで、それら螺着ロッドを介して型枠板固定器具が複数の連結ボルトに連結され、コーナーにおけるH形鋼のフランジどうしの連結箇所に型枠板固定器具を確実に固定することができる。型枠板固定器具は、それがコーナーにおけるH形鋼のフランジどうしの連結箇所に確実に固定されるから、コーナーに配置された型枠板を支持プレートとH形鋼のフランジとの間に確実に固定することができる。
一例として示す型枠板固定器具の斜視図。 型枠板固定器具の正面図。 型枠板固定器具の背面図。 型枠板固定器具の側面図。 H形鋼のフランジの連結箇所に設置した状態で示す型枠板固定器具の側面図。 H形鋼のフランジの連結箇所に設置した状態で示す型枠板固定器具の正面図。 H形鋼のフランジの連結箇所に設置した状態で示す型枠板固定器具の側面図。 H形鋼のフランジの連結箇所に設置した状態で示す型枠板固定器具の正面図。
一例として示す型枠板固定器具10の斜視図である図1等の添付の図面を参照し、本発明にかかる型枠板固定器具の詳細を説明すると、以下のとおりである。なお、図2は、型枠板固定器具10の正面図であり、図3は、型枠板固定器具10の背面図である。図4は、型枠板固定器具10の側面図である。図1では、縦方向を矢印A、横方向の矢印Bで示し、前後方向を矢印Cで示す。
型枠板固定器具10は、その一例として、後記するH形鋼(鋼材)と既設の建物(コンクリート構造物)の柱や梁とを一体化する耐震補強の施工において利用され、H形鋼のフランジどうしの連結箇所における型枠板の固定に使用される。なお、型枠板固定器具10は、H形鋼のみならず、I形鋼やT形鋼、山形鋼、溝形鋼、Z形鋼等に型枠板を固定する場合にも使用することができる。また、鋼材には、形鋼のみならず、各種の鉄骨ブレースや各種の増設フレーム等が含まれる。型枠板固定器具10は、H形鋼のフランジどうしの連結箇所のみならず、連結箇所以外の箇所において型枠板を固定する場合にも使用することができる。
型枠板固定器具10は、縦方向へ延びる支持プレート11(支持部材)と、縦方向へ延びる設置スペース12と、螺着ロッド13(螺着部材)および当接ロッド14(当接部材)とから形成されている。支持プレート11(支持部材)は、第1プレート部材11aおよび第2プレート部材11bから形成されている。第1支持プレート11aと第2支持プレート11bとは、同形同大であり、縦方向の長さ寸法が同一である。なお、第1および第2支持プレート11a,11bの縦方向の長さ寸法に制限はなく、固定する型枠板の大きさに応じてその長さ寸法を自由に変更することができる。
第1プレート部材11aは、第2プレート部材11bに対して横方向へ所定寸法離間対向し、第2プレート部材11bに並行して縦方向へ延びている。第1プレート部材11aは、鉄やアルミ、ステンレス等の金属から作られ、その断面形状がL字状に成形されている。第1プレート部材11aは、上端部15および下端部17と、それら端部15,17の間に延びる中間部16とを有する。第1プレート部材11aは、横方向に張り出して縦方向へ延びる第1支持部分18と、第1支持部分18の側縁につながり、前後方向に張り出して縦方向へ延びる第1補強部分19とを有する。第1支持部分18と第1補強部分19とは、一体に成形され、ひとつながりになっている。
第2支持プレート11bは、第1支持プレート11aに対して横方向へ所定寸法離間対向し、第1支持プレート11aに並行して縦方向へ延びている。第2支持プレート11bは、鉄やアルミ、ステンレス等の金属から作られ、その断面形状がL字状に成形されている。第2支持プレート11bは、上端部15および下端部17と、それら端部15,17の間に延びる中間部16とを有する。第2プレート部材11bは、横方向に張り出して縦方向へ延びる第2支持部分20と、第2支持部分20の側縁につながり、前後方向に張り出して縦方向へ延びる第2補強部分21とを有する。第2支持部分20と第2補強部分21とは、一体に成形され、ひとつながりになっている。
第1および第2支持プレート11a,11bの第1および第2補強部分19,21の間であってそれら支持プレート11a,11bの上端部15には、前後方向へ延びる第1連結ピン22aが介在している。第1連結ピン22aは、それら支持プレート11a,11bの上端部15における第1および第2補強部分19,21に溶接固定されている。第1および第2支持プレート11a,11bの第1および第2補強部分19,21の間であってそれら支持プレート11a,11bの中間部16には、前後方向へ延びる第2連結ピン22bが介在している。第2連結ピン22bは、それら支持プレート11a,11bの中間部16における第1および第2補強部分19,21に溶接固定されている。
第1および第2支持プレート11a,11bの第1および第2補強部分19,21の間であってそれら支持プレート11a,11bの下端部17には、前後方向へ延びる第3連結ピン22cが介在している。第3連結ピン22cは、それら支持プレート11a,11bの下端部17における第1および第2補強部分19,21に溶接固定されている。第1支持プレート11aと第2支持プレート11bとは、第1補強部分19と第2補強部分21とが対向した状態で、それらの上下端部15,17や中間部16に溶接固定された各連結ピン22a〜22cによって連結されている。
設置スペース12は、第1および第2支持プレート11a,11bの間であって支持プレート11の略横方向中央に形成されて縦方向へ延びている。設置スペース12は、第1〜第3連結ピン22a〜22cによって縦方向に分割され、第1連結ピン22aと第2連結ピン22bとの間に延びる第1設置スペース12aと、第2連結ピン22bと第3連結ピン22cとの間に延びる第2設置スペース12bとに区分されている。
螺着ロッド13(螺着部材)は、第1設置スペース12aと第2設置スペース12bとに回転可能に設置されて前後方向へ延びている。図1〜図4では、設置スペース12に2つの螺着ロッド13が設置されているが、螺着ロッド13の数に特に限定はなく、1つの螺着ロッド13が設置スペース12に設置されていてもよく、3つ以上の螺着ロッド13が設置スペース12に設置されていてもよい。螺着ロッド13は、前後方向へ延びる螺着ボルト23と、螺着ボルト23に固定された第1固定ナット24(固定部材)および第2固定ナット25(螺子部材)と、螺着ボルト23に螺着された螺着ナット26(長さ調節部材)とから形成されている。
螺着ボルト23は、鉄やアルミ、ステンレス等の金属から作られ、その断面形状が略円形に成形されている。螺着ボルト23は、第1および第2設置スペース12a,12bに回転可能に挿通されている。螺着ボルト23は、支持プレート11から前後方向前方へ延出(露出)する先端部27と、支持プレート11から前後方向後方へ延出(露出)する後端部29と、それら端部27,29の間に延びる中間部28とを有する。螺着ボルト23は、その全域(先端部27、中間部28、後端部29)に螺子が形成されている。
第1および第2固定ナット24,25は、鉄やアルミ、ステンレス等の金属から作られている。第1固定ナット24は、その大きさが第2固定ナット25のそれよりも小さい。第1固定ナット24は、ワッシャ30とともに螺着ボルト23の先端部27に螺着された後、螺着ボルト23の先端部27に溶接固定されている。第2固定ナット25は、第1固定ナット24の前後方向前方に配置され、第1固定ナット24の先端に溶接固定されている。第2固定ナット25の雌ネジが形成された開口螺着部31は、螺着ボルト23の先端部27(第1固定ナット24の先端)から前方へ延出(露出)している。螺着ナット26は、鉄やアルミ、ステンレス等の金属から作られ、ワッシャ32を介在させた状態で螺着ボルト23の後端部29に螺着されている。
螺着ロッド13(螺着部材)は、設置スペース12(第1および第2設置スペース12a,12b)に沿って縦方向へ移動可能である。したがって、縦方向へ延びる設置スペース12において螺着ロッド13の設置位置を適宜変更することができる。また、螺着ボルト23の後端部29に対する螺着ナット26の螺着位置を変更することで、螺着ボルト23(螺着ロッド13)の先端部27の設置スペース12(支持プレート11)から前後方向前方への延出(露出)寸法を調節可能である。なお、螺着ボルト23の後端部29から螺着ナット26を取り外すことで、螺着ロッド13(螺着ボルト23および固定ナット24,25)を設置スペース12から抜き取ることができる。
螺着ナット26が反時計回りに回転し、螺着ボルト23の後端部29に対する螺着ナット26の螺着位置が後方へ移動することで、螺着ボルト23(螺着ロッド13)の先端部27の設置スペース12(支持プレート11)から前後方向前方への露出寸法が長くなり、螺着ナット26が時計回りに回転し、螺着ボルト23の後端部29に対する螺着ナット26の螺着位置が前方へ移動することで、螺着ボルト23(螺着ロッド13)の先端部27の設置スペース12(支持プレート11)から前後方向前方への露出寸法が短くなる。
当接ロッド14(当接部材)は、第1設置スペース12aに回転可能に設置されて前後方向へ延びている。図1〜図3では、設置スペース12に1つの当接ロッド14が設置されているが、当接ロッド14の数に特に限定はなく、2つ以上の当接ロッド14が設置スペース12に設置されていてもよい。当接ロッド14は、前後方向へ延びる当接ボルト33と、当接ボルト33に固定された当接カップ34(先端部)と、当接ボルト33に螺着された螺着ナット35(長さ調節部材)とから形成されている。
当接ボルト33は、鉄やアルミ、ステンレス等の金属から作られ、その断面形状が略円形に成形されている。当接ボルト33は、第2設置スペース12bに回転可能に挿通されている。当接ボルト33は、支持プレート11から前後方向前方へ延出(露出)する先端部36と、支持プレート11から前後方向後方へ延出(露出)する後端部38と、それら端部36,38の間に延びる中間部37とを有する。当接ボルト33は、その全域(先端部36、中間部37、後端部38)に螺子が形成されている。当接カップ34は、鉄やアルミ、ステンレス等の金属から作られ、当接ボルト33の先端部36に溶接固定されている。螺着ナット35は、鉄やアルミ、ステンレス等の金属から作られ、ワッシャ32を介在させた状態で当接ボルト33の後端部38に螺着されている。
当接ロッド14は、設置スペース12(第1および第2設置スペース12a,12b)に沿って縦方向へ移動可能である。したがって、縦方向へ延びる設置スペース12において当接ロッド14の設置位置を適宜変更可能である。また、当接ボルト33の後端部38に対する螺着ナット35の螺着位置を変更することで、当接ボルト33(当接ロッド14)の先端部36の設置スペース12(支持プレート11)から前後方向前方への露出寸法を調節可能である。なお、当接ボルト33の後端部38から螺着ナット35を取り外すことで、当接ロッド14(当接ボルト33および当接カップ34)を設置スペース12から抜き取ることができる。
螺着ナット35が反時計回りに回転し、当接ボルト33の後端部38に対する螺着ナット35の螺着位置が後方へ移動することで、当接ボルト33(当接ロッド14)の先端部36の設置スペース12(支持プレート11)から前後方向前方への露出寸法が長くなり、螺着ナット35が時計回りに回転し、当接ボルト33の後端部38に対する螺着ナット35の螺着位置が前方へ移動することで、当接ボルト33(当接ロッド14)の先端部36の設置スペース12(支持プレート11)から前後方向前方への露出寸法が短くなる。
図5は、H形鋼39のフランジ40a,40bの連結箇所41に設置した状態で示す型枠板固定器具10の側面図であり、図6は、H形鋼39のフランジ40a,40bの連結箇所41に設置した状態で示す型枠板固定器具10の正面図である。図5では、横方向へ並ぶ2つの型枠板固定器具10を図示しているが、型枠板固定器具10の数にときに制限はなく、連結箇所41に1つの型枠板固定器具10が設置されてもよく、連結箇所41に3つ以上の型枠板固定器具10が設置されてもよい。型枠板固定器具10を使用してH形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41に型枠板42a,42bを固定する手順の一例は、以下のとおりである。
なお、H形鋼39の連結箇所41におけるフランジ40a,40bには、複数のボルト孔が穿孔されている。H形鋼39の連結箇所41では、H形鋼39のフランジ40a,40bの先端どうしが当接し、複数のボルト孔が穿孔された添接板43がそれらフランジ40a,40bの両側に配置され、フランジ40a,40bおよび添接板43のボルト孔に連結ボルト44(ボルト)が挿通(螺着)され、連結ボルト44に六角ナット45が螺着されることで、添接板43を介してH形鋼39のフランジ40a,40bどうしが強固に連結されている。連結箇所41に固定された(取り付けられた)連結ボルト44は、その螺子部(雄螺子)の一部分が六角ナット45から外方へ露出している。
最初に、一方の型枠板42aをH形鋼39の一方のフランジ40aの外面側に配置し、支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11b)を縦方向へ略直状に起立させた状態で一方の型枠板固定器具10をその型枠板42aの外面側に配置する。それら螺着ロッド13を設置スペース12(第1および第2設置スペース12a,12b)に沿って縦方向へ移動させ、H形鋼39のフランジ40aどうしの連結箇所41に固定されて縦方向へ並ぶ連結ボルト44の螺子部に第2固定ナット25の開口螺着部31を位置させるとともに、当接ロッド14を設置スペース12(第1設置スペース12a)に沿って縦方向へ移動させ、一方の型枠板42aの外面に当接カップ35を位置させる。
次に、当接ロッド14の側に位置する螺着ロッド13(第1螺着ロッド)の螺着ボルト23を時計回り方向へ回転させ、第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを連結ボルト44(第1連結ボルト)の螺子部に螺着するとともに、縦方向へ並ぶ螺着ロッド13(第2〜第n螺着ロッド)の螺着ボルト23を時計回り方向へ回転させ、第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを連結ボルト44(第2〜第n連結ボルト)の螺子部に螺着する。
第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを連結ボルト44(第1〜第n連結ボルト)の螺子部に螺着した後、螺着ロッド13(第1〜第n螺着ロッド)の螺着ボルト23に螺着された螺着ナット26を時計回り方向へ回転させ、螺着ナット26を一方の型枠板固定器具10の支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11bの第1および第2補強部分19,21)に密着させる。縦方向へ起立する支持プレート11は、第1固定ナット24と螺着ナット26とに挟まれた状態で固定される。
当接ボルト33に螺着された螺着ナット35を時計回り方向へ回転させ、螺着ナット35を一方の型枠板固定器具10の支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11bの第1および第2支持部分18,20)に密着させ、当接ロッド14(当接部材)の当接カップ34(先端部)を一方の型枠板42aの外面に密着させる。一方の型枠板固定器具10の支持プレート11の設置スペース12に設置された当接ロッド14の当接カップ34が一方の型枠板42aの外面に密着することで、その型枠板42aがH形鋼39の一方のフランジ40aに強固に固定される。
他方の型枠板42bをH形鋼39の他方のフランジ40bの外面側に配置し、支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11b)を縦方向へ略直状に起立させた状態で他方の型枠板固定器具10をその型枠板42bの外面側に配置する。それら螺着ロッド13を設置スペース12(第1および第2設置スペース12a,12b)に沿って縦方向へ移動させ、H形鋼39のフランジ40bどうしの連結箇所41に固定されて縦方向へ並ぶ連結ボルト44の螺子部に第2固定ナット25の開口螺着部31を位置させるとともに、当接ロッド14を設置スペース12(第1設置スペース12a)に沿って縦方向へ移動させ、他方の型枠板42bの外面に当接カップ35を位置させる。
次に、当接ロッド14の側に位置する螺着ロッド13(第1螺着ロッド)の螺着ボルト23を時計回り方向へ回転させ、第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを連結ボルト44(第1連結ボルト)の螺子部に螺着するとともに、縦方向へ並ぶ螺着ロッド13(第2〜第n螺着ロッド)の螺着ボルト23を時計回り方向へ回転させ、第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを連結ボルト44(第2〜第n連結ボルト)の螺子部に螺着する。
第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを連結ボル44(第1〜第n連結ボルト)の螺子部に螺着した後、螺着ロッド13(第1〜第n螺着ロッド)の螺着ボルト23に螺着された螺着ナット26を時計回り方向へ回転させ、螺着ナット26を他方の型枠板固定器具10の支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11bの第1および第2補強部分19,21)に密着させる。縦方向へ起立する支持プレート11は、第1固定ナット24と螺着ナット26とに挟まれた状態で固定される。
当接ボルト33に螺着された螺着ナット35を時計回り方向へ回転させ、螺着ナット35を他方の型枠板固定器具10の支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11bの第1および第2支持部分18,20)に密着させ、当接ロッド14(当接部材)の当接カップ34(先端部)を他方の型枠板42bの外面に密着させる。他方の型枠板固定器具10の支持プレート11の設置スペース12に設置された当接ロッド14の当接カップ34が他方の型枠板42bの外面に密着することで、その型枠板42bがH形鋼39の他方のフランジ40bに強固に固定される。
なお、図示はしていないが、支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11b)を横方向へ略直状に寝かせた状態で一方の型枠板固定器具10をその型枠板42aの外面側に配置し、支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11b)を横方向へ略直状に寝かせた状態で他方の型枠板固定器具10をその型枠板42bの外面側に配置する場合もある。また、H形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41以外の箇所において型枠板42a,42bを固定する場合は、連結箇所41以外の箇所に挿通(螺着)されたボルトの螺子部に第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを螺着する。
型枠板固定器具10を使用してH形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41に型枠板42a,42bの固定した後、型枠板42a,42bの間の空間46にコンクリート(図示せず)を打設する。空間46に打設したコンクリートの養生期間が経過し、コンクリートが硬化した後、型枠板42a,42bをH形鋼39のフランジ40a,40bから取り外す。型枠板42a,42bをH形鋼39のフランジ40a,40bから取り外す手順の一例は、以下のとおりである。
型枠板42a,42bがH形鋼39のフランジ40a,40bに固定された図5,6の状態において、それら螺着ロッド13の螺着ボルト23に螺着された螺着ナット26を反時計回り方向へ回転させ、一方の型枠板固定器具10の支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11bの第1および第2補強部分19,21)に対する螺着ナット26の密着を解除した後、それら螺着ロッド13(第1〜第n螺着ロッド)の螺着ボルト23を反時計回り方向へ回転させ、連結ボルト44(第1〜第n連結ボルト)の螺子部に対する第2固定ナット25の開口螺着部31の螺着を解除する。
さらに、それら螺着ロッド13の螺着ボルト23に螺着された螺着ナット26を反時計回り方向へ回転させ、他方の型枠板固定器具10の支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11bの第1および第2補強部分19,21)に対する螺着ナット26の密着を解除した後、それら螺着ロッド13(第1〜第n螺着ロッド)の螺着ボルト23を反時計回り方向へ回転させ、連結ボルト44(第1〜第n連結ボルト)の螺子部に対する第2固定ナット25の開口螺着部31の螺着を解除する。
連結ボルト37の螺子部に対する第2固定ナット25の開口螺着部31の螺着を解除すると、螺着ロッド13と連結ボルト44との連結が解除され、H形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41とそれら型枠板固定器具10との連結が解除されるとともに、当接ロッド14の当接カップ34が型枠板42a,42bの外面から離間し、それら型枠板42a,42bから型枠板固定器具10を取り外すとともに、コンクリートからそれら型枠板42a,42bを取り外す。
型枠板固定器具10は、一方の型枠板42aをH形鋼39の一方のフランジ40aの外面側に配置するとともに一方の型枠板固定器具10の支持プレート11(支持部材)を一方の型枠板42aの外面側に配置し、他方の型枠板42bをH形鋼39の他方のフランジ40bの外面側に配置するとともに他方の型枠板固定器具10の支持プレート11を他方の型枠板40bの外面側に配置した後、一方の支持プレート11の設置スペース12に設置された螺着ロッド13(螺着部材)の第2固定ナット25(先端部)の雌ネジをH形鋼39の一方のフランジ40aどうしの連結箇所41に設置された連結ボルト44の螺子部に螺着し、他方の支持プレート11の設置スペース12に設置された螺着ロッド13(螺着部材)の第2固定ナット25(先端部)をH形鋼39の他方のフランジ40bどうしの連結箇所41に設置された連結ボルト44の螺子部に螺着することで、一方の支持プレート11の設置スペース12に設置された当接ロッド14(当接部材)の当接カップ34(先端部)が一方の型枠板42aの外面に密着してその型枠板42aがH形鋼39の一方のフランジ40aに固定され、他方の支持プレート11の設置スペース12に設置された当接ロッド14(当接部材)の当接カップ34(先端部)が他方の型枠板42bの外面に密着してその型枠板42bがH形鋼39の他方のフランジ40bに固定されるから、螺着ロッド14の第2固定ナット25をH形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41に取り付けられて縦方向へ並ぶ連結ボルト44に螺着するだけで、一方の型枠板42aを一方の型枠板固定器具10の支持プレート11とH形鋼39の一方のフランジ40aの外面との間に固定することができるとともに、他方の型枠板42bを他方の型枠板固定器具10の支持プレート11とH形鋼39の他方のフランジ40bの外面との間に固定することができ、型枠板42a,42bをH形鋼39に手間を要せず短時間に効率よく固定することができる。
型枠板固定器具10は、螺着ロッド13(螺着部材)をH形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41に取り付けられて縦方向へ並ぶ複数の連結ボルト44に螺着することで、それら連結ボルト44を利用しつつ型枠板42a,42bをH形鋼39に強固に固定することができ、従来技術のようにボルトの締め付け具合を調整する必要はなく、型枠板42a,42bをH形鋼39に容易に固定することができる。また、支持プレート11を縦方向へ略直状に起立させた状態で横方向へ並ぶ複数の型枠板固定器具10をH形鋼39に設置することで、それら型枠板固定器具10の当接ボルト33の当接カップ34(先端部)が型枠板42a,42bの外面に密着してそれら型枠板42a,42bがH形鋼39のフランジ40a,40bに固定されるから、複数の型枠板固定器具10を利用することで、それら型枠板42a,42bをH形鋼39のフランジ40a,40bに確実に固定することができる。
型枠板固定器具10は、H形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41に設置された連結ボルト44に対する螺着ロッド13の第2固定ナット25(先端部)の螺着を解除すると、H形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41に対するそれら型枠板固定器具10の連結が解除されるとともに、H形鋼39のフランジ40a,40bに対する型枠板42a,42bの固定が解除されるから、連結ボルト44に対する螺着ロッド13の螺着を解除するだけで、H形鋼39に対する型枠板42a,42bの固定を容易に解除することができ、H形鋼39から型枠板42a,42bを容易に取り外すことができる。
型枠板固定器具10は、それら螺着ロッド13(螺着部材)を設置スペース12において縦方向へ移動させて支持プレート11の設置スペース12における螺着ロッド13の設置位置を変更することで、H形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41に設置された連結ボルト44の位置に螺着ロッド13を移動させることができ、螺着ロッド13の第2固定ナット25(先端部)を連結ボルト44に確実に螺着することができる。
型枠板固定器具10は、当接ロッド14(当接部材)を設置スペース12において縦方向へ移動させて設置スペース12における当接ロッド14の設置位置を変更することで、型枠板42a,42bの位置に当接ロッド14を移動させることができ、当接ロッド14の当接カップ34(先端部)を型枠板42a,42bの外面に確実に密着させることができる。型枠板固定器具10は、設置スペース12における螺着ロッド13の設置位置を変更することで、螺着ロッド13の第2固定ナット25を連結ボルト44に確実に螺着することができ、設置スペース12における当接ロッド14の設置位置を変更することで、当接ロッド14の当接カップ34を型枠板42a,42bの外面に確実に密着させることができるから、型枠板42a,42bを支持プレート11とH形鋼39のフランジ40a,40bの外面との間に確実に固定することができる。
型枠板固定器具10は、型枠板42a,42bの厚み寸法が小さい場合、螺着ロッド13(螺着部材)の第2固定ナット25(先端部)の設置スペース12から前後方向前方への露出寸法を大きくし、当接ロッド14(当接部材)の当接カップ34(先端部)の設置スペース12から前後方向前方への露出寸法を大きくすることで、螺着ロッド13の第2固定ナット25を連結ボルト44に確実に螺着することができ、当接ロッド14の当接カップ34を型枠板42a,42bの外面に確実に密着させることができるとともに、厚み寸法が小さい型枠板42a,42bを支持プレート11とH形鋼39のフランジ40a,40bの外面との間に確実に固定することができる。
逆に、型枠板42a,42bの厚み寸法が大きい場合、螺着ロッド13の第2固定ナット25(先端部)の設置スペース12から前後方向前方への露出寸法を小さくし、当接ロッド14の当接カップ34の設置スペース12から前後方向前方への露出寸法を小さくすることで、螺着ロッド13の第2固定ナット25を連結ボルト44に確実に螺着することができ、当接ロッド14の当接カップ34を型枠板42a,42bの外面に確実に密着させることができるとともに、厚み寸法が大きい型枠板42a,42bを支持プレート11とH形鋼39のフランジ42a,42bの外面との間に確実に固定することができる。
図7は、H形鋼39のフランジ40a,40bの連結箇所41に設置した状態で示す型枠板固定器具10の側面図であり、図8は、H形鋼39のフランジ40a,40bの連結箇所41に設置した状態で示す型枠板固定器具10の正面図である。図7では、縦方向または横方向へ並ぶ2つの型枠板固定器具10を図示しているが、型枠板固定器具10の数にときに制限はなく、連結箇所41に1つの型枠板固定器具10が設置されてもよく、連結箇所41に3つ以上の型枠板固定器具10が設置されてもよい。図7,8では、コーナー(角部)においてH形鋼39のフランジ40a,40bどうしが連結され、そのコーナーの連結箇所41に型枠板42a,42bが固定されている。
一方の型枠板42aをH形鋼39の一方のフランジ40aの外面側に配置し、支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11b)を斜め方向へ傾斜させた状態で一方の型枠板固定器具10をその型枠板42aの外面側に配置する。それら螺着ロッド13を設置スペース12(第1および第2設置スペース12a,12b)に沿って縦方向へ移動させ、H形鋼39のフランジ40aどうしの連結箇所41に固定されて斜め方向へ並ぶ連結ボルト44の螺子部に第2固定ナット25の開口螺着部31を位置させるとともに、当接ロッド14を設置スペース12(第1設置スペース12a)に沿って縦方向へ移動させ、一方の型枠板42aの外面に当接カップ35を位置させる。
当接ロッド14の側に位置する螺着ロッド13(第1螺着ロッド)の螺着ボルト23を時計回り方向へ回転させ、第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを連結ボルト44(第1連結ボルト)の螺子部に螺着するとともに、斜め方向へ並ぶ螺着ロッド13(第2〜第n螺着ロッド)の螺着ボルト23を時計回り方向へ回転させ、第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを連結ボルト44(第2〜第n連結ボルト)の螺子部に螺着する。
第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを連結ボルト44(第1〜第n連結ボルト)の螺子部に螺着した後、螺着ロッド13(第1〜第n螺着ロッド)の螺着ボルト23に螺着された螺着ナット26を時計回り方向へ回転させ、螺着ナット26を一方の型枠板固定器具10の支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11bの第1および第2補強部分19,21)に密着させる。斜め方向へ傾斜する支持プレート11は、第1固定ナット24と螺着ナット26とに挟まれた状態で固定される。
当接ボルト33に螺着された螺着ナット35を時計回り方向へ回転させ、螺着ナット35を一方の型枠板固定器具10の支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11bの第1および第2支持部分18,20)に密着させ、当接ロッド14の当接カップ34を一方の型枠板42aの外面に密着させる。一方の型枠板固定器具10の支持プレート11の設置スペース12に設置された当接ロッド14の当接カップ34が一方の型枠板42aの外面に密着することで、その型枠板42aがコーナーに位置するH形鋼39の一方のフランジ40aに強固に固定される。
他方の型枠板42bをH形鋼39の他方のフランジ40bの外面側に配置し、支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11b)を斜め方向へ傾斜させた状態で他方の型枠板固定器具10をその型枠板42bの外面側に配置する。それら螺着ロッド13を設置スペース12(第1および第2設置スペース12a,12b)に沿って縦方向へ移動させ、H形鋼39のフランジ40bどうしの連結箇所41に固定されて斜め方向へ並ぶ連結ボルト44の螺子部に第2固定ナット25の開口螺着部31を位置させるとともに、当接ロッド14を設置スペース12(第1設置スペース12a)に沿って縦方向へ移動させ、他方の型枠板42bの外面に当接カップ35を位置させる。
当接ロッド14の側に位置する螺着ロッド13(第1螺着ロッド)の螺着ボルト23を時計回り方向へ回転させ、第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを連結ボルト44(第1連結ボルト)の螺子部に螺着するとともに、斜め方向へ並ぶ螺着ロッド13(第2〜第n螺着ロッド)の螺着ボルト23を時計回り方向へ回転させ、第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを連結ボルト44(第2〜第n連結ボルト)の螺子部に螺着する。
第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを連結ボル44(第1〜第n連結ボルト)の螺子部に螺着した後、螺着ロッド13(第1〜第n螺着ロッド)の螺着ボルト23に螺着された螺着ナット26を時計回り方向へ回転させ、螺着ナット26を他方の型枠板固定器具10の支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11bの第1および第2補強部分19,21)に密着させる。斜め方向へ傾斜する支持プレート11は、第1固定ナット24と螺着ナット26とに挟まれた状態で固定される。
当接ボルト33に螺着された螺着ナット35を時計回り方向へ回転させ、螺着ナット35を他方の型枠板固定器具10の支持プレート11(第1および第2プレート部材11a,11bの第1および第2支持部分18,20)に密着させ、当接ロッド14の当接カップ34を他方の型枠板42bの外面に密着させる。他方の型枠板固定器具10の支持プレート11の設置スペース12に設置された当接ロッド14の当接カップ34が他方の型枠板42bの外面に密着することで、その型枠板42bがコーナーに位置するH形鋼39の他方のフランジ40bに強固に固定される。
なお、H形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41以外の箇所において型枠板42a,42bを固定する場合は、連結箇所41以外の箇所に挿通(螺着)されたボルトの螺子部に第2固定ナット25の開口螺着部31の雌ネジを螺着する。空間46に打設したコンクリートの養生期間が経過し、コンクリートが硬化した後、型枠板42a,42bをH形鋼39のフランジ40a,40bから取り外す。型枠板42a,42bをH形鋼39のフランジ40a,40bから取り外す手順は、図5,6のそれと同一である。
コーナー(角部)においてH形鋼39のフランジ40a,40bどうしを連結する場合、その連結箇所41において連結ボルト44が斜め方向へ並ぶ場合があるが、型枠板固定器具10は、支持プレート11を斜めに傾斜させ、H形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41において斜め方向に並ぶ連結ボルト44(第1〜第n連結ボルト)に設置スペース12に設置されて縦方向に並ぶ螺着ロッド13(第1〜第n螺着ロッド)の第2固定ナット25(先端部)を螺着することで、それら螺着ロッド13を介して型枠板固定器具10が複数の連結ボルト44に連結され、コーナーにおけるH形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41に型枠板固定器具10を確実に固定することができる。型枠板固定器具10は、それがコーナーにおけるH形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41に確実に固定されるから、型枠板42a,42bを支持プレート11とH形鋼39のフランジ40a,40bとの間に確実に固定することができる。
型枠板固定器具10は、螺着ロッド14の第2固定ナット25をH形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41に取り付けられて斜め方向へ並ぶ連結ボルト44に螺着するだけで、一方の型枠板42aを一方の型枠板固定器具10の支持プレート11とH形鋼39の一方のフランジ40aの外面との間に固定することができるとともに、他方の型枠板42bを他方の型枠板固定器具10の支持プレート11とH形鋼39の他方のフランジ40bの外面との間に固定することができ、型枠板42a,42bをコーナーに位置するH形鋼39に手間を要せず短時間に効率よく固定することができる。
型枠板固定器具10は、螺着ロッド13(螺着部材)をH形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41に取り付けられて斜め方向へ並ぶ複数の連結ボルト44に螺着することで、それら連結ボルト44を利用しつつ型枠板42a,42bをコーナーに位置するH形鋼39に強固に固定することができ、型枠板42a,42bをH形鋼39に容易に固定することができる。また、支持プレート11を斜めに傾斜させた状態で縦方向または横方向へ並ぶ複数の型枠板固定器具10をH形鋼39に設置することで、それら型枠板固定器具10の当接ボルト33の当接カップ34(先端部)が型枠板42a,42bの外面に密着してそれら型枠板42a,42bがH形鋼39のフランジ40a,40bに固定されるから、複数の型枠板固定器具10を利用することで、それら型枠板42a,42bをH形鋼39のフランジ40a,40bに確実に固定することができる。
型枠板固定器具10は、H形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41に設置された連結ボルト44に対する螺着ロッド13の第2固定ナット25(先端部)の螺着を解除すると、H形鋼39のフランジ40a,40bどうしの連結箇所41に対するそれら型枠板固定器具10の連結が解除されるとともに、H形鋼39のフランジ40a,40bに対する型枠板42a,42bの固定が解除されるから、連結ボルト44に対する螺着ロッド13の螺着を解除するだけで、H形鋼39に対する型枠板42a,42bの固定を容易に解除することができ、コーナーに位置するH形鋼39から型枠板42a,42bを容易に取り外すことができる。
10 型枠板固定器具具
11 支持プレート(支持部材)
11a 第1支持プレート(支持部材)
11b 第2支持プレート(支持部材)
12 設置スペース
12a 第1設置スペース
12b 第2設置スペース
13 螺着ロッド(螺着部材)
14 当接ロッド(当接部材)
15 先端部
16 中間部
17 後端部
18 第1支持部分
19 第1補強部分
20 第2支持部分
21 第2補強部分
22a〜c 第1〜第3連結ピン
23 螺着ボルト
24 第1固定ナット(固定部材)
25 第2固定ナット(螺子部材)
26 螺着ナット(長さ調節部材)
27 先端部
28 中間部
29 後端部
30 ワッシャ
31 開口螺着部
32 ワッシャ
33 当接ボルト
34 当接カップ
35 螺着ナット(長さ調節部材)
36 先端部
37 中間部
38 後端部
39 H形鋼(鋼材)
40a 一方のフランジ
40b 他方のフランジ
41 連結箇所
42a 一方の型枠板
42b 他方の型枠板
43 添接板
44 連結ボルト
45 六角ナット
46 空間


Claims (13)

  1. コンクリート構造物の施行に使用される型枠板を鋼材に着脱可能に固定する型枠板固定器具において、
    前記型枠板固定器具が、縦方向へ延びる支持プレートと、前記支持プレートの略中央に形成されて縦方向へ延びる設置スペースと、前記設置スペースに回転可能に設置されて該設置スペースの前後方向へ延出し、前記鋼材に取り付けられたボルトに螺着される少なくとも1つの螺着ロッドと、前記設置スペースに設置されて該設置スペースの前後方向へ延出する少なくとも1つの当接ロッドとから形成され、
    前記型枠板固定器具では、前記螺着ロッドの先端部を前記鋼材に取り付けられたボルトに螺着すると、前記当接ロッドの先端部が前記型枠板の外面に密着して該型枠板が該鋼材に固定され、前記鋼材に取り付けられたボルトに対する前記螺着ロッドの螺着を解除すると、前記鋼材に対する前記型枠板の固定が解除されることを特徴とする型枠板固定器具。
  2. 前記支持プレートが、縦方向へ延びる第1プレート部材と、前記第1プレート部材から横方向へ離間し、該第1プレートに並行して縦方向へ延びる第2プレート部材とから形成され、前記第1プレート部材が、横方向に張り出して縦方向へ延びる第1支持部分と、前記第1支持部分の側縁につながり、前後方向に張り出して縦方向へ延びる第1補強部分とを有し、前記第2プレート部材が、横方向に張り出して縦方向へ延びる第2支持部分と、前記第2支持部分の側縁につながり、前後方向に張り出して縦方向へ延びる第2補強部分とを有する請求項1に記載の型枠板固定器具。
  3. 前記型枠板固定器具では、前記螺着ロッドが前記設置スペースにおいて縦方向へ移動可能であって該設置スペースにおける該螺着ロッドの設置位置を変更可能であり、前記当接ロッドが前記設置スペースにおいて縦方向へ移動可能であって該設置スペースにおける該当接ロッドの設置位置を変更可能である請求項1または請求項2に記載の型枠板固定器具。
  4. 前記型枠板固定器具では、前記螺着ロッドの先端部の前記設置スペースから前後方向前方への延出寸法を調節可能であり、前記当接ロッドの先端部の前記設置スペースから前後方向前方への延出寸法を調節可能である請求項1ないし請求項3いずれかに記載の型枠板固定器具。
  5. 前記型枠板固定器具では、前記支持プレートを縦方向へ略直状に起立させた状態で該型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、前記設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を前記鋼材に取り付けられたボルトのうちの前記当接ロッドの側に位置する第1ボルトに螺着し、前記設置スペースに設置されて前記第1螺着ロッドから縦方向に並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を前記第1ボルトから縦方向に並ぶ第2〜第nボルトに螺着し、または、前記支持プレートを横方向へ略直状に寝かせた状態で該型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、前記設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を前記鋼材に取り付けられたボルトのうちの前記当接ロッドの側に位置する第1ボルトに螺着し、前記設置スペースに設置されて前記第1螺着ロッドから横方向に並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を前記第1ボルトから横方向に並ぶ第2〜第nボルトに螺着する請求項1ないし請求項4いずれかに記載の型枠板固定器具。
  6. 前記型枠板固定器具では、前記支持プレートを縦方向へ略直状に起立させた状態の少なくとも2つの型枠板固定器具を横方向へ並べ、それら型枠板固定器具を前記鋼材に設置し、または、前記支持プレートを横方向へ略直状に寝かせた状態の少なくとも2つの型枠板固定器具を縦方向へ並べ、それら型枠板固定器具を前記鋼材に設置する請求項5に記載の型枠板固定器具。
  7. 前記型枠板固定器具では、前記支持プレートを斜めに傾斜させた状態で該型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、前記設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を前記鋼材に取り付けられたボルトのうちの前記当接ロッドの側に位置する第1ボルトに螺着し、前記設置スペースに設置されて前記第1螺着ロッドから縦方向へ並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を前記第1ボルトから斜め方向へ並ぶ第2〜第nボルトに螺着する請求項1ないし請求項6いずれかに記載の型枠板固定器具。
  8. 前記型枠板固定器具では、前記支持プレートを斜めに傾斜させた状態の少なくとも2つの型枠板固定器具を縦方向または横方向へ並べ、それら型枠板固定器具を前記鋼材に設置する請求項7に記載の型枠板固定器具。
  9. 前記ボルトが、前記鋼材どうしを連結する連結ボルトであり、前記ボルトの取り付け位置が、前記鋼材の連結箇所である請求項1ないし請求項8いずれかに記載の型枠板固定器具。
  10. 前記鋼材が、H形鋼であり、前記型枠板固定器具では、一方の型枠板を前記H形鋼の一方のフランジの外面側に配置するとともに一方の型枠板固定器具の支持プレートを一方の型枠板の外面側に配置し、他方の型枠板を前記H形鋼の他方のフランジの外面側に配置するとともに他方の型枠板固定器具の支持プレートを他方の型枠板の外面側に配置した後、前記一方の型枠板固定器具の設置スペースに設置された螺着ロッドの先端部を前記H形鋼の一方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに螺着し、前記他方の型枠板固定器具の設置スペースに設置された螺着ロッドの先端部を前記H形鋼の他方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに螺着することで、前記一方の型枠板固定器具の設置スペースに設置された前記当接ロッドの先端部が前記一方の型枠板の外面に密着してその型枠板が前記H形鋼の一方のフランジに固定され、前記他方の型枠板固定器具の設置スペースに設置された前記当接ロッドの先端部が前記他方の型枠板の外面に密着してその型枠板が前記H形鋼の他方のフランジに固定される請求項9に記載の型枠板固定器具。
  11. 前記型枠板固定器具では、前記H形鋼の一方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに対する前記一方の型枠板固定器具の螺着ロッドの螺着を解除すると、前記H形鋼の一方のフランジに対する前記一方の型枠板の固定が解除され、前記H形鋼の他方のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトに対する前記他方の型枠板固定器具の螺着ロッドの螺着を解除すると、前記H形鋼の他方のフランジに対する前記他方の型枠板の固定が解除される請求項10に記載の型枠板固定器具。
  12. 前記型枠板固定器具では、前記H形鋼のフランジどうしの連結箇所において前記支持プレートを縦方向へ略直状に起立させた状態で該型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、前記設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を前記連結箇所に取り付けられた連結ボルトのうちの前記当接ロッドの側に位置する第1連結ボルトに螺着し、前記設置スペースに設置されて前記第1螺着ロッドから縦方向に並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を前記第1連結ボルトから縦方向に並ぶ第2〜第n連結ボルトに螺着し、または、前記H形鋼のフランジどうしの連結箇所において前記支持プレートを横方向へ略直状に寝かせた状態で該型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、前記設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を前記連結箇所に取り付けられた連結ボルトのうちの前記当接ロッドの側に位置する第1連結ボルトに螺着し、前記設置スペースに設置されて前記第1螺着ロッドから横方向に並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を前記第1連結ボルトから横方向に並ぶ第2〜第n連結ボルトに螺着する請求項10または請求項11に記載の型枠板固定器具。
  13. 前記型枠板固定器具では、前記H形鋼のフランジどうしの連結箇所において前記支持プレートを斜めに傾斜させた状態で前記型枠板固定器具を型枠板の外面側に配置し、前記設置スペースに設置された第1螺着ロッドの先端部を前記H形鋼のフランジどうしの連結箇所に取り付けられた連結ボルトのうちの前記当接ロッドの側に位置する第1連結ボルトに螺着し、前記設置スペースに設置されて前記第1螺着ロッドから縦方向へ並ぶ第2〜第n螺着ロッドの先端部を前記第1連結ボルトから斜め方向へ並ぶ第2〜第n連結ボルトに螺着する請求項10ないし請求項12いずれかに記載の型枠板固定器具。
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