JP6481815B2 - 車両側部の構造 - Google Patents
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Description
このような側突用エアバッグセンサが設けられた車両側部では、ポール等の障害物に車両側部が衝突した時の衝撃荷重の側突用エアバッグセンサへの伝達性能を向上させ、該側突用エアバッグセンサによる検出時間を短縮させるための構造を有しているものがある(例えば、特許文献1参照)。この車両側部の構造においては、側突時の衝撃荷重を受ける板状のブラケットがサイドシルストレングスの車両外側に取付けられている。
また、本発明の車両側部の構造によれば、側突用エアバッグが必要な衝突速度などに合わせて横方向の距離を調節できるとともに、車両側突時の衝撃荷重の側突用エアバッグセンサへの伝達時間を調整することができる。
図1〜図7は本発明の実施形態に係る車両側部の構造を示すものである。なお、図3及び図4において、矢印FR方向は車両前方側を示し、矢印IN方向は車両幅方向内側を示している。
このため、ブレイス8の車両幅方向内側に配置されるフランジ片82aには、図4及び図5に示すように、ボルト11の軸部を挿通させる位置調整可能な長孔状のボルト孔83が穿設され、側突用エアバッグセンサ6には、図6に示すように、ボルト取付孔61及びナット12が設けられているとともに、サイドシルインナパネル31の縦壁部31aには、図示しない挿通孔が穿設されている。したがって、ボルト11の軸部をボルト孔83、挿通孔及びボルト取付孔61を挿通させて側突用エアバッグセンサ6側のナット12と螺合させると、サイドシルインナパネル31の縦壁部31aを間に置いて、側突用エアバッグセンサ6及びブレイス8が当該サイドシルインナパネル31の縦壁部31aに共締めされて固定されることになる。
しかも、ブレイス8に貫通孔84が設けられていることにより、サイドシルインナパネル31、サイドシルアウタパネル32及びサイドシルストレングス33の形状が異なる場合や、車両のレイアウトによりサイドシル3に入力される車両側突時の衝撃荷重が異なる場合においても、ブレイス8の形状、板厚等を変更することなく、貫通孔84の形状や配設位置を変更すれば、ブレイス8の変形量の調整が容易になる。
このようなスペーサ9が、車両幅方向の位置で、サイドシルストレングス33とサイドシルアウタパネル32との間に配設されていると、スペーサ9の前方側壁部9b及び後方側壁部9cの延出長さ(車両幅方向の横方向寸法)を選択して調整することにより、レイアウトが困難なサイドシルストレングス33の形状を変更することなく、側突用エアバッグ(図示せず)にとって必要な衝突速度などに合わせて横方向の距離が調節可能となり、衝撃荷重の側突用エアバッグセンサ6への伝達時間が調整可能になる。
また、本発明の実施形態に係る車両側部1の構造では、側突用エアバッグセンサ6及びブレイス8がサイドシルインナパネル31の縦壁部31aにボルト11及びナット12を用いて共締めによって接合されているので、これら側突用エアバッグセンサ6、サイドシルインナパネル31及びブレイス8の強固な接合関係を確保することができ、車両側部1に入力された衝撃荷重を側突用エアバッグセンサ6へ確実に伝達することができる。
この実施形態の構造では、図8に示すように、荷重伝達部材が、車両前後方向に設けられる2以上(本実施形態では2つ)のブレイス18,28によって構成されている。これらブレイス18,28は、サイドシルインナパネル31の縦壁部31a側において、重ね合わせた1箇所でボルト締めにより接合されている一方、サイドシルストレングス33の縦壁部33a側においては、車両幅方向に対しそれぞれ角度を付けて配置することにより別の箇所でスポット溶接にて接合されている。そのため、ブレイス18,28は、車両幅方向内側へ向かって互いに接近するように傾斜して配置されるブレイス本体18a,28aと、該ブレイス本体18a,28aの車両幅方向内側端部をサイドシルインナパネル31の縦壁部31aに対して平行に車両前後方向へ折り曲げた内側フランジ片18b,28bと、該ブレイス本体18a,28aの車両幅方向外側端部をサイドシルストレングス33の縦壁部33aに対して平行に車両前後方向へ折り曲げた外側フランジ片18c,28cとを備えている。内側フランジ片18b,28bは、互いに向き合う方向に折り曲げられ、サイドシルインナパネル31の縦壁部31aに重ね合わされた状態で接合されており、外側フランジ片18c,28cは、互いに離れる方向に折り曲げられ、サイドシルストレングス33の縦壁部33aに重ね合わされた状態でそれぞれ接合されている。
したがって、本実施形態の車両側部1の構造においては、ポール等の障害物5に対して車両側部1が角度を付けて衝突した場合でも、ブレイス18,28により衝撃荷重を側突用エアバッグセンサ6へ効果的に伝達することができる。
その他の構成及び作用効果は上記実施形態の車両側部の構造と同様である。
2 ドア開口部
3 サイドシル
4 車体フロア
6 側突用エアバッグセンサ
8 ブレイス(荷重伝達部材)
8a 外側端部
9 スペーサ
11 ボルト
12 ナット
18,28 ブレイス(荷重伝達部材)
18a,28a ブレイス本体
18b,28b 内側フランジ片
18c,28c 外側フランジ片
31 サイドシルインナパネル
31a 縦壁部
31b 上壁部
31c 下壁部
31d 上フランジ部
31e 下フランジ部
32 サイドシルアウタパネル
32a 縦壁部
32b 上壁部
32c 下壁部
32d 上フランジ部
32e 下フランジ部
33 サイドシルストレングス(補強部材)
33a 縦壁部
33b 上壁部
33c 下壁部
33d 上フランジ部
33e 下フランジ部
61 ボルト取付孔
81 ブレイス本体
82 フランジ片
83 ボルト孔
84 貫通孔
90 凸形状部
S 空間
Claims (6)
- ドア開口部の下縁部に配設され、車両前後方向に沿って延在するサイドシルインナパネルとサイドシルアウタパネルとによって構成される閉断面構造のサイドシルを備え、
前記サイドシルインナパネルと前記サイドシルアウタパネルとに挟まれ、かつ前記サイドシルの閉断面構造を分割する補強部材が縦方向に沿って配置され、
前記サイドシルインナパネルの車両幅方向内側の面には側突用エアバッグセンサが取付けられている車両側部の構造において、
前記サイドシルインナパネルと前記補強部材とは、荷重伝達部材を介して車両幅方向に連結され、前記荷重伝達部材は、前記サイドシルインナパネルに接合される車両幅方向内側のフランジ片と、前記補強部材に接合される車両幅方向外側のフランジ片を備え、
前記側突用エアバッグセンサ及び前記荷重伝達部材の車両幅方向内側のフランジ片は、前記サイドシルインナパネルに共締めによって接合され、
前記荷重伝達部材の車両幅方向外側のフランジ片が接合されている箇所の前記補強部材のうち、前記サイドシルアウタパネル側の面には、前記補強部材と前記サイドシルアウタパネルとの間の距離を調節するスペーサが取付けられ、前記スペーサは、車両幅方向で前記荷重伝達部材の車両幅方向外側のフランジ片と重なるように配置されていることを特徴とする車両側部の構造。 - 前記荷重伝達部材は、前記サイドシルインナパネル及び前記補強部材のそれぞれと車両上下方向に重ね合わされた状態で接合されていることを特徴とする請求項1に記載の車両側部の構造。
- 前記荷重伝達部材は、車両前後方向に2以上設けられ、前記サイドシルインナパネル側においては、1箇所で接合されている一方、前記補強部材側においては、車両幅方向に対しそれぞれ角度を付けて配置することにより2箇所以上で接合されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両側部の構造。
- 前記荷重伝達部材が接合されている箇所の前記補強部材の面には、前記サイドシルアウタパネル側へ向かって突出し、前記スペーサとしての機能を有する凸形状部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両側部の構造。
- 前記荷重伝達部材の車両幅方向に沿った面には、貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両側部の構造。
- 前記荷重伝達部材は、前記補強部材との接合がスポット溶接であり、前記サイドシルインナパネルとの接合がボルト締結であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両側部の構造。
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