JP6481654B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本開示は、原稿を光学的に読み取り可能な読取領域を有する原稿台と、読取領域に重畳して画像を表示する画像表示部とを有する画像形成装置に関する。
タッチパネル等の比較的小型の画像表示部のほかに、原稿台のサイズを生かして、原稿台に大型の画像表示部を設けた画像形成装置(特許文献1及び特許文献2)や、原稿台のカバーに大型の画像表示部を設けた画像形成装置(特許文献3及び特許文献4)が知られている。
特開2010−74599号公報 特開2008−172337号公報 特開2013−066026号公報 特開2008−107651号公報
原稿台のサイズを生かして大型の画像表示部を設けた画像形成装置においては、益々ユーザーフレンドリーであることが望まれる。
以上のような事情に鑑み、本開示の目的は、原稿台のサイズを生かして大型の画像表示部を設けた画像形成装置を益々ユーザーフレンドリーとすることにある。
本開示の一形態に係る画像形成装置は、
載置された原稿を光学的に読み取り可能な読取領域を有する原稿台と、
前記読取領域に載置された原稿を光学的に読み取り可能に光を透過可能であり、前記読取領域に重畳して1以上の第1の画像を表示する画像表示部と、
前記原稿台の前記読取領域に載置された原稿から、第2の画像を光学的に読み取る画像読取部と、
前記読取領域上での前記1以上の第1の画像の位置と、前記読取領域上での前記第2の画像の位置とに基づき、前記1以上の第1の画像と前記第2の画像とを合成して合成画像を生成する画像処理部と、
前記合成画像を出力する出力部と
を具備する。
画像表示部は、原稿台の読取領域を用紙に見立て、読取領域に重畳して、第1の画像を、第1の画像が形成される位置(用紙に見立てた読取領域上の位置)に表示する。これにより、ユーザーは、原稿(第2の画像を読み取る対象)を読取領域上のどの位置にどの向きで載置すれば良いか、視覚的に容易に理解できる。第1の画像に重畳して、直接、原稿(第2の画像を読み取る対象)を原稿台の読取領域上にユーザーが載置することができる。このため、画像同士がユーザーの意図したとおりに配置される。
前記画像読取部は、前記画像表示部が前記読取領域に重畳して前記1以上の第1の画像を表示している状態で前記読取領域に載置された前記原稿から、前記画像表示部が前記1以上の第1の画像の表示を消した後に、前記第2の画像を光学的に読み取る。
第1の画像を用紙に形成されるとおりに読取領域に表示すると、第1の画像は裏返し(線対称)になるはずである。裏返しの第1の画像を表示してもよいし、裏返しでない第1の画像を表示してもよい。原稿(第2の画像を読み取る対象)をどの位置にどの向きで載置すれば良いか、ユーザーを視覚的にアシストできさえすればよいので、いずれの第1の画像を表示しても問題ない。逆に言えば、いずれの第1の画像を表示しても、原稿(第2の画像を読み取る対象)をどの位置にどの向きで載置すれば良いか、ユーザーを視覚的にアシストできる。
前記画像読取部は、前記原稿台の前記読取領域に載置された1以上の原稿からそれぞれ、1以上の画像を光学的に読み取り、
前記画像表示部は、前記画像読取部が光学的に読み取った前記1以上の画像を、前記読取領域上での前記1以上の画像の位置に基づき、前記1以上の第1の画像として表示する。
例えば、ユーザーは、2枚の原稿を1回1回光学的に読み取ってから1枚の用紙の片面に集約して一度に画像形成したいと考える。ユーザーは、1回目に画像(第1の画像)を読み取るべき原稿と、2回目に画像(第2の画像)を読み取るべき原稿とを、それぞれ読取領域上のどの位置にどの向きで載置すれば良いか、解らないことがある。しかし実際は、用紙上での画像の位置は、読取領域上での画像(原稿)の位置に依存する。このため、1回目に原稿から画像(第1の画像)を読み取った時点で、1回目に読み取った画像(第1の画像)の用紙上での位置が決まる。そこで、画像表示部は、原稿台の読取領域を用紙に見立て、読取領域に重畳して、1回目に読み取った画像(第1の画像)を、この画像が形成される位置(用紙に見立てた読取領域上の位置)に表示する。これにより、ユーザーは、2回目に画像(第2の画像)を読み取るべき原稿を、読取領域上のどの位置にどの向きで載置すれば良いか、視覚的に容易に理解できる。
前記画像表示部は、前記画像形成装置が予め記憶している前記1以上の画像を、前記1以上の第1の画像として表示する。
例えば、ユーザーは、1枚の原稿の画像(第2の画像)をスキャナで読み取ってから、画像形成装置が予め記憶しているフォームの画像(第1の画像)と組み合わせて、1枚の用紙の片面に一度で画像形成したいと考える。ユーザーは、フォームの適切な位置に原稿の画像(第2の画像)を配置するためには、原稿を読取領域上のどの位置にどの向きで載置すれば良いか、解らないことがある。しかし実際は、用紙上での画像の位置は、読取領域上での画像(原稿)の位置に依存する。そこで、画像表示部は、原稿台の読取領域を用紙に見立て、読取領域に重畳して、フォーム画像(第1の画像)を、フォーム画像が形成される位置(用紙に見立てた読取領域上の位置)に表示する。これにより、ユーザーは、原稿(第2の画像を読み取る対象)を読取領域上のどの位置にどの向きで載置すれば良いか、視覚的に容易に理解できる。
本開示によれば、原稿台のサイズを生かして大型の画像表示部を設けた画像形成装置を益々ユーザーフレンドリーとすることができる。
本開示の一実施形態に係る画像形成装置を示すブロック図である。 画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
(1.画像形成装置の構成)
図1は、本開示の一実施形態に係る画像形成装置を示すブロック図である。
画像形成装置1は、典型的には、MFP(Multifunction Peripheral)であり、以下「MFP1」と称する。
MFP1は、制御部100、補助記憶部101、主記憶部102、画像処理部103、通信部104、操作部105、画像表示部106、画像読取部107、画像形成部108、原稿台109を少なくとも有する。
制御部100は、CPU及び専用のハードウェア回路等から構成され、MFP1の全体的な動作制御を司る。制御部100は、主記憶部102のROM(Read Only Memory)に記録されたプログラムをRAM(Random Access Memory)にロードして実行する。制御部100は、上記各部と接続され、各部の動作制御や、各部との間での信号又はデータの送受信を行う。主記憶部102は、画像データを記憶する。制御部100は、更に、後述する合成画像を出力する出力部として動作する。
補助記憶部101は、HDD(Hard Disk Drive)その他の不揮発性メモリーである。補助記憶部101は、画像表示部106が表示する表示用データを記憶する。
原稿台109(プラテン、フラットベッドテーブル)は、載置された原稿を光学的に読み取り可能な読取領域を有する。
画像表示部106は、原稿台109の読取領域に載置された原稿を光学的に読み取り可能に光を透過可能であり、原稿台109の読取領域に重畳して画像を表示する。例えば、画像表示部106は、原稿台109の読取領域の上又は下に重畳的に設けられた所謂透過ディスプレイを含む。あるいは、画像表示部106の透過ディスプレイそのものを原稿台109の読取領域として利用してもよい。透過ディスプレイとして、例えば、ガラスやアクリルと同等の透過性を有する無機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等を用いることができる。
画像読取部107(スキャナ)は、撮像素子を有し、原稿台109の読取領域に載置された原稿から、画像を光学的に読み取り、電気信号に変換する。撮像素子は、例えば、CCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサである。
画像処理部103は、画像読取部107で読み取られた画像の画像データを必要に応じて画像処理する。
画像形成部108は、画像読取部107で読み取られて画像処理部103で画像処理された画像データ等の画像形成(印刷)を行う。
通信部104は、ネットワーク(図示せず)に接続するためのインタフェースである。
操作部105は、MFP1が実行可能な各種動作及び処理についてユーザーからの指示を受け付ける。
(2.画像形成装置の動作の概要)
MFP1の動作の概要を説明する。画像読取部107は、原稿台109の読取領域に載置された原稿から、画像(第2の画像)を光学的に読み取る。画像処理部103は、画像読取部107が光学的に読み取った画像(第2の画像)を、別の画像(第1の画像)と合成して、合成画像を生成する。MFP1は、画像処理部103が生成した合成画像を、出力(印刷、保存、転送等)する。この一連の処理の最中、MFP1は、別の画像(第1の画像)と合成される画像(第2の画像)の原稿を、原稿台109の読取領域上のどの位置にどの向きで載置すれば良いか、ユーザーを視覚的にアシストする。
(2−1.実施例1の概要)
典型的な例として、例えば、ユーザーは、1枚の原稿(証明写真や運転免許証等)の画像をスキャナで読み取ってから、MFP1が予め記憶しているフォーム(履歴書等の定型書式)の画像と組み合わせて、1枚の用紙の片面に一度で画像形成したいと考える。ユーザーは、フォームの適切な位置に原稿の画像(第2の画像)を配置するためには、原稿を読取領域上のどの位置にどの向きで載置すれば良いか、解らないことがある。しかし実際は、用紙上での画像の位置は、読取領域上での画像(原稿)の位置に依存する。そこで、画像表示部106は、原稿台109の読取領域を用紙に見立て、読取領域に重畳して、フォーム画像(第1の画像)を、フォーム画像が形成される位置(用紙に見立てた読取領域上の位置)に表示する。これにより、ユーザーは、原稿を読取領域上のどの位置にどの向きで載置すれば良いか、視覚的に容易に理解できる。
(2−2.実施例2の概要)
別の典型的な例として、例えば、ユーザーは、2枚の原稿を1回1回スキャナで読み取ってから1枚の用紙の片面に集約して一度に画像形成したいと考える。ユーザーは、1回目に画像を読み取るべき原稿と、2回目に画像を読み取るべき原稿とを、それぞれ読取領域上のどの位置にどの向きで載置すれば良いか、解らないことがある。しかし実際は、用紙上での画像の位置は、読取領域上での画像(原稿)の位置に依存する。このため、1回目に原稿から画像を読み取った時点で、1回目に読み取った画像の用紙上での位置が決まる。そこで、画像表示部106は、原稿台109の読取領域を用紙に見立て、読取領域に重畳して、1回目に読み取った画像(第1の画像)を、この画像が形成される位置(用紙に見立てた読取領域上の位置)に表示する。これにより、ユーザーは、2回目に画像を読み取るべき原稿を、読取領域上のどの位置にどの向きで載置すれば良いか、視覚的に容易に理解できる。
例えば、ユーザーは、1回目に原稿から読み取った画像と、2回目に原稿から読み取るべき画像(第2の画像)とを、互いに重ならずに隣り合わせて1枚の用紙に形成したいと考える。この場合、ユーザーは、読取領域に重畳して表示された1回目に読み取った画像に隣り合う位置に、2回目に画像を読み取るべき原稿を載置すれば良いと、視覚的に容易に理解できる。その逆に、例えば、ユーザーは、1回目に原稿から読み取った画像と、2回目に原稿から読み取るべき画像とを、互いに重なり合わせて1枚の用紙に形成したいと考える。この場合、ユーザーは、読取領域に重畳して表示された1回目に読み取った画像に重なり合う位置に、2回目に画像を読み取るべき原稿を載置すれば良いと、視覚的に容易に理解できる。
(3.画像形成装置の動作の詳細)
図2は、画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
(3−1.実施例1の詳細)
実施例1(1枚の原稿(証明写真や運転免許証等)の画像をスキャナで読み取ってから、MFP1が予め記憶しているフォーム(履歴書等の定型書式)の画像と組み合わせて、1枚の用紙に一度で画像形成する場合)の動作を説明する。
制御部100は、操作部105に対するユーザーからの特定の操作を検出する。制御部100は、検出した操作が示す命令に基づき、補助記憶部101からフォーム画像の表示用データを読み出す。制御部100は、画像表示部106を制御して、読み出した表示用データに基づき、フォーム画像(第1の画像)を表示させる(ステップS1)。
具体的には、画像表示部106は、原稿台109の読取領域を用紙に見立て、読取領域に重畳して、フォーム画像を、フォーム画像が形成される位置(用紙に見立てた読取領域上の座標位置)に表示する。
なお、フォーム画像を用紙に形成されるとおりに読取領域に表示すると、フォーム画像は裏返し(線対称)になるはずである。フォーム画像の表示用データは、裏返しのフォーム画像そのものを表示するためのデータでもよいし、文字を表示せず裏返しの枠線だけを表示するためのデータでもよいし、裏返しの枠線及び裏返しでない文字を表示するためのデータでもよい。原稿(証明写真や運転免許証等)をどの位置にどの向きで載置すれば良いか、ユーザーを視覚的にアシストできさえすればよいので、いずれのフォーム画像の表示用データでも問題ない。
ユーザーは、画像表示部106が読取領域に重畳してフォーム画像を表示している状態で、原稿台109の読取領域に、原稿(証明写真や運転免許証等)を載置する。ユーザーは、原稿台カバー(図示せず)を閉じる(ステップS2)。
制御部100は、操作部105に対するユーザーからの特定の操作を、画像読取(スキャン)命令として検出する。制御部100は、画像表示部106に、読取領域に重畳して表示しているフォーム画像(第1の画像)の表示を消させる。そして、制御部100は、画像読取部107を制御して、原稿台109の読取領域に載置された原稿から画像(第2の画像)を光学的に読み取らせる。具体的には、画像読取部107は、原稿台109の読取領域に載置された原稿のみから画像を光学的に読み取り、読取領域に重畳された表示が消えているフォーム画像は読み取らない。
制御部100は、主記憶部102から、フォーム画像の画像データを読み出す。制御部100は、画像処理部103を制御して、主記憶部102から読み出したフォーム画像の画像データと、画像読取部107が光学的に読み取った原稿画像の画像データとを合成させて合成画像を生成させる。画像処理部103は、生成した合成画像の画像データを、主記憶部102に記憶する(ステップS3)。具体的には、画像処理部103は、読取領域に重畳して表示されたフォーム画像の読取領域上での座標位置と、読取領域に載置された原稿から読み取られた画像(原稿画像)の読取領域上での座標位置とに基づき、フォーム画像の画像データと原稿画像の画像データとを合成して、合成画像の画像データを生成する。言い換えれば、合成画像は、フォーム画像と原稿画像とが、実際に出力される位置関係で組み合わせられた画像である。より端的に言えば、合成画像は、実際に出力される可能性のある画像そのものである。具体的には、ステップS1で表示用データに基づき裏返しのフォーム画像を表示した場合でも、合成画像は、裏返しでないフォーム画像と原稿画像との組み合わせである。
制御部100は、画像処理部103が生成した合成画像の画像データをもとに、合成画像の表示用データ(画像表示部106が表示可能な形式のデータ)を生成する。制御部100は、補助記憶部101に記憶されているフォーム画像の表示用データを、合成画像の表示用データで更新する(ステップS4)。
制御部100は、操作部105に対するユーザーからの特定の操作(例えば、印刷ボタン、保存ボタンの押下)を検出すると、フォーム画像と組み合わせられるべき全ての画像を読み込んだと判断する(ステップS5、YES)。すると、制御部100は、主記憶部102から合成画像の画像データを読み出す。制御部100は、検出した操作が示す命令に基づき、読み出した合成画像の画像データを出力する(ステップS6)。具体的には、制御部100は、合成画像を、画像形成部108に形成(印刷)させたり、補助記憶部101に記憶(保存)させたり、通信部104に転送させたりする。
一方、制御部100は、特定の条件(例えば、原稿台カバーが開かれたことを検出したり、一定時間が経過する等)の場合、フォーム画像と組み合わせられるべき全ての画像を未だ読み込んでいないと判断する(ステップS5、NO)。すると、制御部100は、ステップS4で更新された合成画像の表示用データを補助記憶部101から読み出し、画像表示部106を制御して、読み出した合成画像を表示させる(ステップS1)。
ユーザーは、画像表示部106が読取領域に重畳して合成画像(いずれも第1の画像としての、フォーム画像と1枚目の原稿画像の組み合わせ)を表示している状態で、原稿台109の読取領域に、2枚目の原稿を載置する。ユーザーは、原稿台カバー(図示せず)を閉じる(ステップS2)。
制御部100は、操作部105に対するユーザーからの特定の操作を、画像読取(スキャン)命令として検出する。制御部100は、画像表示部106に、読取領域に重畳して表示している合成画像(いずれも第1の画像としての、フォーム画像と1枚目の原稿画像の組み合わせ)の表示を消させる。そして、制御部100は、画像読取部107を制御して、原稿台109の読取領域に載置された2枚目の原稿から画像(第2の画像)を光学的に読み取らせる(ステップS3)。
その後、ステップS5までの動作が繰り返され、ステップS5でYESとなると、ステップS6を経て処理が終了する。
(3−2.実施例2の詳細)
実施例2(2枚の原稿を1回1回スキャナで読み取ってから1枚の用紙に集約して一度に画像形成する場合)の動作を説明する。実施例2では、フローの一巡目でのステップS1の動作はスキップされる。
ユーザーは、画像表示部106が読取領域に重畳して画像を何ら表示していない状態で、原稿台109の読取領域に、1枚目の原稿を載置する。ユーザーは、原稿台カバー(図示せず)を閉じる(ステップS2)。
制御部100は、操作部105に対するユーザーからの特定の操作を、画像読取(スキャン)命令として検出する。制御部100は、画像読取部107を制御して、原稿台109の読取領域に載置された1枚目の原稿から画像(第1の画像)を光学的に読み取らせる。
制御部100は、画像読取部107が光学的に読み取った1枚目の原稿画像(第1の画像)の画像データを、主記憶部102に記憶させる(ステップS3)。
制御部100は、1枚目の原稿画像の表示用データ(画像表示部106が表示可能な形式のデータ)を生成し、補助記憶部101に記憶させる(ステップS4)。
制御部100は、特定の条件(例えば、原稿台カバーが開かれたことを検出したり、一定時間が経過する等)の場合、1枚目の原稿の画像と組み合わせられるべき2枚目の原稿の画像があると判断する(ステップS5、NO)。すると、制御部100は、ステップS4で記憶された1枚目の原稿画像の表示用データを補助記憶部101から読み出し、画像表示部106を制御して、読み出した表示用データに基づき、1枚目の原稿画像(第1の画像)を表示させる(ステップS1)。
具体的には、画像表示部106は、原稿台109の読取領域を用紙に見立て、読取領域に重畳して、1枚目の原稿画像を、画像が形成される位置(用紙に見立てた読取領域上の座標位置)に表示する。1枚目の原稿画像が形成される位置は、原稿台109の読取領域に載置(ステップS2)された1枚目の原稿の位置に依存する。
なお、1枚目の原稿画像を用紙に形成されるとおりに読取領域に表示すると、1枚目の原稿画像は裏返し(線対称)になるはずである。1枚目の原稿画像の表示用データは、裏返しの1枚目の原稿画像を表示するためのデータでもよいし、裏返しでない1枚目の原稿画像を表示するためのデータでもよい。2枚目の原稿をどの位置にどの向きで載置すれば良いか、ユーザーを視覚的にアシストできさえすればよいので、いずれの1枚目の原稿画像の表示用データでも問題ない。
ユーザーは、画像表示部106が読取領域に重畳して1枚目の原稿画像を表示している状態で、原稿台109の読取領域に、2枚目の原稿を載置する。ユーザーは、原稿台カバー(図示せず)を閉じる(ステップS2)。
制御部100は、操作部105に対するユーザーからの特定の操作を、画像読取(スキャン)命令として検出する。制御部100は、画像表示部106に、読取領域に重畳して表示している1枚目の原稿画像(第1の画像)の表示を消させる。そして、制御部100は、画像読取部107を制御して、原稿台109の読取領域に載置された2枚目の原稿から画像(第2の画像)を光学的に読み取らせる。具体的には、画像読取部107は、原稿台109の読取領域に載置された2枚目の原稿のみから画像を光学的に読み取り、読取領域に重畳された表示が消えている1枚目の原稿画像は読み取らない。
制御部100は、主記憶部102から、ステップS3で記憶した、1枚目の原稿画像の画像データを読み出す。制御部100は、画像処理部103を制御して、主記憶部102から読み出した1枚目の原稿画像の画像データと、画像読取部107が光学的に読み取った2枚目の原稿画像の画像データとを合成させて合成画像を生成させる。画像処理部103は、主記憶部102に記憶されている1枚目の原稿画像の画像データを、生成した合成画像の画像データで更新する(ステップS3)。具体的には、画像処理部103は、読取領域に重畳して表示された1枚目の原稿画像の読取領域上での座標位置と、読取領域に載置された2枚目の原稿から読み取られた画像(2枚目の原稿画像)の読取領域上での座標位置とに基づき、1枚目の原稿画像の画像データと2枚目の原稿画像の画像データとを合成して、合成画像の画像データを生成する。言い換えれば、合成画像は、1枚目の原稿画像と2枚目の原稿画像とが、実際に出力される位置関係で組み合わせられた画像である。より端的に言えば、合成画像は、実際に出力される可能性のある画像そのものである。具体的には、ステップS1で表示用データに基づき裏返しの1枚目の原稿画像を表示した場合でも、合成画像は、裏返しでない1枚目の原稿画像と2枚目の原稿画像との組み合わせである。
制御部100は、画像処理部103が生成した合成画像の画像データをもとに、合成画像の表示用データ(画像表示部106が表示可能な形式のデータ)を生成する。制御部100は、補助記憶部101に記憶されている合成画像の表示用データを、新たな合成画像の表示用データで更新する(ステップS4)。
制御部100は、操作部105に対するユーザーからの特定の操作(例えば、印刷ボタン、保存ボタンの押下)を検出すると、組み合わせられるべき全ての原稿画像を読み込んだと判断する(ステップS5、YES)。すると、制御部100は、主記憶部102から合成画像の画像データを読み出す。制御部100は、検出した操作が示す命令に基づき、読み出した合成画像の画像データを出力する(ステップS6)。具体的には、制御部100は、合成画像を、画像形成部108に形成(印刷)させたり、補助記憶部101に記憶(保存)させたり、通信部104に転送させたりする。
一方、制御部100は、特定の条件(例えば、原稿台カバーが開かれたことを検出したり、一定時間が経過する等)の場合、組み合わせられるべき全ての原稿画像を未だ読み込んでいないと判断する(ステップS5、NO)。すると、制御部100は、ステップS4で更新された合成画像の表示用データを補助記憶部101から読み出し、画像表示部106を制御して、読み出した合成画像を表示させる(ステップS1)。
ユーザーは、画像表示部106が読取領域に重畳して合成画像(いずれも第1の画像としての、1枚目の原稿画像と2枚目の原稿画像との組み合わせ)を表示している状態で、原稿台109の読取領域に、3枚目の原稿を載置する。ユーザーは、原稿台カバー(図示せず)を閉じる(ステップS2)。
制御部100は、操作部105に対するユーザーからの特定の操作を、画像読取(スキャン)命令として検出する。制御部100は、画像表示部106に、読取領域に重畳して表示している合成画像(いずれも第1の画像としての、1枚目の原稿画像と2枚目の原稿画像との組み合わせ)の表示を消させる。そして、制御部100は、画像読取部107を制御して、原稿台109の読取領域に載置された3枚目の原稿から画像(第2の画像)を光学的に読み取らせる(ステップS3)。
その後、ステップS5までの動作が繰り返され、ステップS5でYESとなると、ステップS6を経て処理が終了する。
(4.まとめ)
特許文献3によれば、印刷結果のイメージを、プロジェクタ等で原稿台カバーに投影する。しかしながら、原稿台カバーを見ながら、原稿台上で原稿の位置を調整する必要があるため、特定のフォームに原稿画像を組み合わせたい場合等に、原稿の位置あわせが難しい。例えば、原稿台カバーへ印刷結果のイメージを投影中に、位置あわせのためユーザーが原稿の位置を変えようとすると、原稿台カバーに投影された印刷結果のイメージが、ユーザーの手や原稿の影で欠けてしまう。
特許文献4によれば、原稿画像をCCDイメージセンサで取り込み、取り込んだ原稿画像と、印刷設定内容とを反映した印刷画像とを、実物大に並べて、原稿台カバーに設けられた表示部に表示する。表示部と原稿台の位置が離れた場所に存在するため、原稿台上で原稿の位置を変えた場合など、実際に出力される画像がどのようなものなのか、ユーザーが把握することが難しい。
これに対して、本実施形態によれば、MFP1は、1以上の第1の画像と合成される第2の画像の原稿を、原稿台109の読取領域上のどの位置にどの向きで載置すれば良いか、ユーザーを視覚的にアシストする。具体的には、画像表示部106は、原稿台109の読取領域を用紙に見立て、読取領域に重畳して、第1の画像(フォーム画像、最後の原稿画像を除く全ての原稿画像)を、第1の画像が形成される位置(用紙に見立てた読取領域上の位置)に表示する。これにより、ユーザーは、原稿(第2の画像を読み取る対象)を読取領域上のどの位置にどの向きで載置すれば良いか、視覚的に容易に理解できる。読取領域に重畳して表示された第1の画像(フォーム画像、最後の原稿画像を除く全ての原稿画像)に重畳して、直接、原稿(第2の画像を読み取る対象)を原稿台109の読取領域上に、ユーザーが載置することができる。このため、容易且つ確実に、画像同士をユーザーの意図通りに配置して出力することができ、用紙の無駄の削減にも繋がる。
1…画像形成装置(MFP)
100…制御部
101…補助記憶部
102…主記憶部
103…画像処理部
104…通信部
105…操作部
106…画像表示部
107…画像読取部
108…画像形成部
109…原稿台

Claims (4)

  1. 載置された原稿を光学的に読み取り可能な読取領域を有する原稿台と、
    前記読取領域に載置された原稿を光学的に読み取り可能に光を透過可能であり、前記読取領域に重畳して1以上の第1の画像を、前記1以上の第1の画像の表示データに基づき表示する画像表示部と、
    前記原稿台の前記読取領域に載置された原稿から、第2の画像を光学的に読み取る画像読取部と、
    前記読取領域上での前記1以上の第1の画像の位置と、前記読取領域上での前記第2の画像の位置とに基づき、前記1以上の第1の画像と前記第2の画像とを合成して合成画像を生成する画像処理部と、
    前記合成画像を出力する出力部と
    を具備し、
    前記1以上の第1の画像の前記表示データは、裏返しの枠線及び裏返しでない文字を表示するためのデータである
    画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記画像読取部は、前記画像表示部が前記読取領域に重畳して前記1以上の第1の画像を表示している状態で前記読取領域に載置された前記原稿から、前記画像表示部が前記1以上の第1の画像の表示を消した後に、前記第2の画像を光学的に読み取る
    画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、
    前記画像読取部は、前記原稿台の前記読取領域に載置された1以上の原稿からそれぞれ、1以上の画像を光学的に読み取り、
    前記画像表示部は、前記画像読取部が光学的に読み取った前記1以上の画像を、前記読取領域上での前記1以上の画像の位置に基づき、前記1以上の第1の画像として表示する
    画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記画像表示部は、前記画像形成装置が予め記憶している前記1以上の画像を、前記1以上の第1の画像として表示する
    画像形成装置。
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