JP6480580B2 - 紫外線ベースのバスルーム表面衛生処理 - Google Patents

紫外線ベースのバスルーム表面衛生処理 Download PDF

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Description

本開示は、一般に、表面殺菌に関するものであり、より詳しくは、紫外線を用いた、便器の少なくとも一つのコンポーネントのような表面の殺菌に関する。
バスルーム(例えば、トイレ又は公衆トイレ)は、任意の家庭または公共の建物で最も汚染されている単一空間である。バスルームを掃除するために、漂白剤、洗剤および抗生剤を継続的に使用することは環境に有害となり、統制が困難な耐性菌株を生成することになる。化学物質の利用は、寿命が短く一般的にそのような汚染が発生した後に行われる。それでもなお、トイレまわりの清潔は持続的に注意が必要であるということが公衆および保険当局の一般的な心配事となっている。
セルフクリーニングボール(self−cleaning bowl)が備えられた便器について幾つかの方法により説明する。便器の清掃は、美的理由および健康上の理由により重要である。便器に付く汚物に加え、多くの水供給システムの水に、バクテリア、ミネラル又はその他物質が含まれており、前記バクテリア、ミネラル又はその他物質は、水が一定時間以上停滞している状態、特に便器の水位(water line)近くでシミや堆積物を発生させる。便器の清掃は気分のよいものではなく、これを楽しむ人は殆どいないと言える。その結果、便器は長期間清掃されないままになる場合もある。清掃までの時間の間隔が空くほど、シミが陶器(例えば、便器、洗面台等)の内部に浸透し、これらを除去するために力を入れて磨いたり、化学処理が要求されたりするため、清掃作業はより難しくなる。
例示的な接近法において、衛生ユニットは使用位置と洗浄位置の間で動くボール、洗面台またはトイレのパン(pan)のような少なくとも一つの容器(vessel)を含む。このユニットは、容器が洗浄位置にあるとき、容器を洗浄するための回転ブラシ、この二つの位置の容器の変位を制御するための手段および回転ブラシを作動させるための手段を含む。
また、別の接近法は、衛生セル(cell)に便器ボール用自動洗浄装置を提供する。衛生セルは、衛生チャンバー(chamber)、便器ボール洗浄装備(technical equipment)を収容するための第1技術装備チャンバー、その反対面上で各衛生セル及び第1技術装備チャンバー内に位置する二つの便器ボールを支持する壁を含む。衛生チャンバー内に位置する便器ボールは、上側に向かう開口部を有する。第1技術装備チャンバー内に位置するボールは、下側に向かう開口部を有する。第2技術装備チャンバーは、衛生チャンバーの底部に位置する。分離壁は、第1技術装備チャンバーから第2技術装備チャンバーを経て衛生チャンバーに便器ボールの回転を可能にして便器ボールが洗浄されるように水平軸を中心に回転する。衛生チャンバー及び技術装置チャンバーは、それらの中枢的(pivotal)な動きを受容できるように各ボール領域に位置する各開口部を有する。
また、別の接近法は、ボール又は特別に提供されたキャビネットタイプの密封器(enclosure)が第1非洗浄位置および第2洗浄位置間で回転移動可能なセルフクリーニングトイレを提供する。洗浄位置にあるとき、キャビネットタイプの密封器は、洗浄が始まる前に便器の少なくとも一部を密封できるように囲む。
小型キャビネットの折りたたみ式便器で構成され、前記折りたたみ式便器の換気帽(cowl)が取り外し可能であり、患者用便器や一般的な方法で使用される病院の患者治療ユニットがこれに当たる。このユニットは、閉じている時に便器が自動で洗浄され、インターロック(interlock)は洗浄の間キャビネットが開放されないようにデザインされる。
低い位置と高い位置の間で動くように水作動シリンダー(water−actuated cylinder)を含む高さの調節式便器ボールを説明する。便器ボールは、給水パイプに連結される洗浄水回路(cleaning water circuit)、洗浄水回路および前記給水パイプ間に介在するホースと延長パイプを通じて排出ダクトに連結される排出パイプを含む。水作動シリンダーは、3位置バルブ(three position valve)とフレキシブル(flexible)シリンダー及び3位置バルブの間に介在するパイプを通じて給水パイプと洗浄水回路に選択的に連結できるフレキシキブルシリンダーである。
以前の接近法は、セルフクリーニング、自動および障害者使用可能な公衆トイレを提供していた。公衆トイレは、垂直位置から水平位置に低くなる便器を提供するだけでなく、他の垂直高さに調整できる便器を提供する。ボールが垂直位置にあるとき、ボールと便座の洗浄のために高圧水噴射ノズル(high−pressure water jet nozzles)が提供される。小型トイレは、トイレが使用されない場合は、装備や機械室の後ろに保管できる半円型の扉を有する。
分離壁の後ろにある洗浄位置と使用位置との間で動く、また別のセルフクリーニング衛生モジュールを説明する。使用位置と洗浄位置との間で移動可能な大きな筒(back)が提供され、大きな筒は洗浄位置でパンの上に垂直に配置される。パン及び大きな筒の使用位置および洗浄位置の間における移動は、背面とパンの間に非常に小さい間隔がある方式で行われる。
他の接近法は、使用されていない時は隠れるポットを有するフラッシュポット(flush pot)組立体である。このポットは、使用のために容易に接近でき、また病院の患者や障害者も使用後に容易に水洗いできる。フラッシュポットの組立体は、洗浄水を通過させるためのフレキシブル排水ホースに連結されたポットを含む。このポットは、扉の背面と一体に提供される。扉は、開閉可能で、空間の一方の面を構成する。空間の外部に連結されるフレキシブル排水ホースは排水パイプとポット間に連結される。ポットは扉を開けることによって空間の内部に移動され、扉を閉めることにより空間の外部に収容される。
自動洗浄サイクルを有する衛生ユニットを説明すると、これはパーティション(partition)が使用区域(utilization zone)及び維持補修区域を限定するロック可能な密封器を含む。ボールは使用区域内のパーティションから水平方向に突出した使用位置と、維持補修区域と維持補修区域にするためにパーティションの開口部に傾く洗浄位置との間で回転するように装着される。ボールの上向き開口部(upwards opening)は、ボールの前壁と協調して便器の使用区域を囲む縁(rim)を形成するために上側方向に延びるパーティションによって二つのセクションに分離される。パーティションの底部はボールの基底部においてオリフィス(流体噴出孔)(orifice)を定義するために短くとどまり、ボールの後方セクションは排出オリフィス後方から維持補修区域への排出通路を形成する。
他の接近法において、使用位置と洗浄位置との間で動くことができるように装着された容器を含む衛生ユニットを説明する。移動した清掃位置において、パンは回転ブラシと向かい合い、大きな筒部分はブラシドラムの上部を閉じてドラム外部への水の飛び散りを防止する。また、ドラムは放射型穿孔を備えた水供給システムを含み、水供給システムはブラシの毛体を通じて延び後者を噴射し、洗浄を完了する。システムによって供給される流体は、純粋な水、または抗バクテリア或いは抗菌剤殺菌溶液が添加された水でもよい。
地面上に支持されるボール、ボールを下水管に連結させるフレキシブルホース及びフレキシブルホースをトラック形態に解除可能に維持するための支持部材を含み、ボールを洗い流すリフトが説明されている。ボールを洗い流すために、ボールが持ち上げられフレキシブルホースが実質的にまっすぐ伸ばされる。
接近法の一つは、バスルームの壁に設けられた調節可能な便器を説明する。便器は電気的に駆動するモーターによって昇降する。便器を持ち上げたり下げたりするものであり、老人、障害者、子供等の便器の使用を助ける。便器は、バスルームの床上の所望の高さでモーターを停止させるための電気制限スイッチを提供する。
また、別の接近方法は、水タンク前方から便器の便器ボール(bowl)上に支持され、前方側位置と後方側位置との間で移動する移動可能な便座、固定された第1モーター、便座が後方位置に移動する際、便座を水平方向に回転させるために第1モーターによって制御される変速メカニズム、固定された第2モーター、便座が後方側位置に移動し、変速メカニズムによって回転されるとき、便器を清掃するために第2モーターによって回転されるフィールブラシ、便座から落下する排水を収容する排水タンク、便器を洗浄するためにフィールブラシにきれいな水を提供する水チューブ、及び便器を乾燥させるために制御される電気式乾燥機を含む自動便器洗浄システムに関するものである。
また、別の接近法において、便器、特に便座が付いた便器と、少なくとも便座を洗浄できる洗浄装置を含む、公共使用のための便器を説明する。便座は、作動位置と洗浄位置との間で移動可能である。内部洗浄装置は、内部洗浄チャンバーを形成し、内部に配置された洗浄要素が提供されるハウジングを含む。便座は、部分的にハウジング内に延び、洗浄位置で垂直軸の周りに回転可能である。
本発明者らは、公知の先行技術の接近法のうち、いずれもバスルーム内で表面を洗浄するために紫外線を用いていないことに注目した。また、このような接近法のいずれも、洗浄プロセスを完了した後に微生物の不在を確認するために表面の蛍光分析及び/又は表面の反射特性に基づいたフィードバック制御を用いていない。また、従来技術の接近法は、空席状態の間、便座のような表面上の微生物個体群のゆっくりとした変化を捉えていない。
本発明の様態は、バスルーム内の少なくとも一つの表面を洗浄及び/又は殺菌する方法を提供する。殺菌は、紫外線を表面に向かって放出できる紫外線ソースを用いて行うことができる。洗浄は、表面上に流れる水のような流体を用いて行うことができる。表面は、少なくとも便座及び/又は便器に関する別の表面も含む。
本発明の第1の様態は、便座を含む便器と、前記便座に向かって紫外線を放出して目標汚染物から蛍光信号を起こすように(excite)構成された蛍光紫外線ソースと、前記蛍光信号を検出し、前記目標汚染物の存在を評価するための蛍光センサーと、前記便座を殺菌するために前記便座に向かって紫外線を放出するように構成された殺菌紫外線ソースと、を含むシステムを提供する。
本発明の第2の様態は、便器であって、前記便器の便座を流体で洗浄するための流体ソースを含む便器と、前記便器と関連する表面の集合上に向かう紫外線を生成するための紫外線ソースの集合と、を含み、前記表面の集合は、少なくとも前記便器の便座を含むシステムを提供する。
本発明の第3の様態は、備品の集合を含み、前記備品の集合の少なくとも一つは、前記備品の表面に向かう紫外線を放出して目標汚染物から蛍光信号を起こすように(excite)構成された蛍光紫外線ソースと、前記蛍光信号を検出し、前記目標汚染物の存在を評価するための蛍光センサーと、前記表面を殺菌するために前記表面に向かう紫外線を放出するように構成された殺菌紫外線ソースを含むバスルームと、を提供する。
本発明の例示的な様態は、本願で説明した少なくとも一つの問題及び/又は論議されていない少なくとも一つの別の問題を解決するように設計される。
本明細書のこれら及び別の特徴は、添付の図面と共に本発明の多様な様態に対する詳細な説明から容易に理解できるものと考える。
一実施例にかかる紫外線の放射を利用して便器の少なくとも一つの表面を洗浄するための例示的な環境を表す。 一実施例にかかる紫外線の放射を利用して便器の少なくとも一つの表面を洗浄するための例示的な環境を表す。 実施例にかかる便座洗浄システムの斜視図および側面断面図を表す。 実施例にかかる便座洗浄システムの斜視図および側面断面図を表す。 一実施例にかかる例示的なカバーを表す。 一実施例にかかる例示的なカバーを表す。 別の実施例にかかる例示的なカバーを表す。 別の実施例にかかる例示的なカバーを表す。 実施例にかかる別の例示的なカバーを表す。 実施例にかかる別の例示的なカバーを表す。 実施例にかかる別の例示的なカバーを表す。 一実施例にかかる洗浄チャンバーを含む例示的な便器の別の構成を表す。 一実施例にかかる洗浄チャンバーを含む例示的な便器の別の構成を表す。 一実施例にかかる洗浄チャンバーを含む例示的な便器の別の構成を表す。 一実施例にかかる洗浄チャンバーを含む例示的な便器の別の構成を表す。 一実施例にかかる洗浄チャンバーに含まれる例示的な湿式ブラシの追加細部事項を表す。 図8は、一実施例にかかるビデを表す。 図9は、一実施例にかかる例示的な洗浄および殺菌処理システムを表す。
図面は、一定の大きさを表すものではないことに留意しなければならない。図面は本発明の典型的な様態のみを図示するためのものであるため、本発明の範囲を制限するものとみなしてはならない。図面において同一番号は図面間において同一構成を表す。
前述の通り、本発明の様態は、バスルーム内の少なくとも一つの表面を洗浄及び/又は殺菌する方法(solution)を提供する。殺菌は、紫外線を表面に向けて放出できる紫外線ソースを用いて行うことができる。洗浄は、表面上を流れる水のような液体を用いて行うことができる。この表面は、少なくとも便器の便座及び/又は便器と関連する別の表面を含み得る。
本明細書で使用されているように、特に明示がなければ、集合(set)という用語は一つ以上(つまり、少なくとも一つ)を意味し、「任意の方法」とは、現在知られている方法または後に開発される方法を意味する。特に明示していない場合、それぞれの値は近似値であり、ここに含まれている値の各範囲は、範囲を定義する最終値を含むものであるとする。さらに、本明細書で使用されているように、紫外放射線/光(ultraviolet radiation/light)は約10nm〜400nm範囲の波長を有する電磁気放射線を意味し、紫外線−C(UV−C)は約100nm〜280nm範囲の波長を有する電磁気放射線、紫外線−B(UV−B)は約280nm〜315nm範囲の波長を有する電磁気放射線、そして紫外線−A(UV−A)は約315nm〜400nm範囲の波長を有する電磁気放射線を意味する。
また、本明細書で使用されているように、材料/構造が層の界面に垂直な入射角で放射されてその場所を通過する目標波長を有する放射線の少なくとも10%を通過するようにするとき、材料/構造は「透過性」を有する。また、本明細書で使用されているように、材料/構造が目標波長を有する放射線に対して少なくとも30%の反射係数を有する場合、前記材料/構造は「反射性」である。より具体的な実施例において、材料/構造が目標波長を有する放射線に対して少なくとも80%の反射係数を有する場合、前記材料/構造は「高反射性」である。一実施例において、放射線の目標波長は、装置が作動している間、光電子素子の活性領域によって放射されたり感知されたりした放射線の波長(例えば、ピーク波長の+/−5nm)に対応する。与えられた層において、波長は考慮物質(material of consideration)を測定でき、この物質の屈折率に依存できる。
本発明の様態は、紫外線を用いて表面が殺菌される方法を提示する。このような点において、紫外線は表面上に存在し得る任意の有機体に害を及ぼす方式(例えば、成長を抑制、量を減少、殺傷、損傷、傷害等)で表面に向けることができる。有機体は、バクテリア、ウイルス、原生動物(protozoa)、生物膜(biofilm)、カビ及び/又はそのような多様な類型の有機体の任意の組合せを含むことができる。本明細書では少なくとも一つの表面の殺菌を言及する。本明細書で使用されるように、「殺菌すること(sterilizing)」及び「殺菌(sterilizaion)」は、少なくとも一つの目標有機体に害を及ぼすことを意味し、精製、消毒、衛生処理及び/又はそのようなものを含む。また、本明細書で使用されるように、「殺菌された表面」は生きている有機体がいない表面、生きている目標有機体がいない表面(但し、非目標有機体を含み得る)及び一部生きている目標有機体を含むが、実質的にそのような有機体から開放された表面を含む。
図面を参照すると、図1A及び図1Bは、一実施例にかかる便器12の少なくとも一つの表面を紫外線を用いて洗浄するための例示的な環境10A,10Bを表す。公知のように、典型的な便器12は、便器12を使用する際に使用者が座る便座(seat)14及びカバー(cover)16を含む。図示したように、カバー16は使用/洗浄のために便座14が露出する垂直位置、または便器12が使用されないとき、及び/又は本願で説明したように洗浄されるとき、便器12の便座14及びボール(bowl)18を覆う水平位置に選択的に位置させることができる。同様に、便座14は、便器12を便座14がなくても使用できるようにするため、また、便器12の便座14及び/又はボール18の洗浄を容易に行うなどのために選択的に垂直位置に位置させることができる。
一実施例において、それぞれの環境10A,10Bは、便器12近くに位置し便器12の表面を殺菌するために便器12の少なくとも一つの表面上に紫外線を放出できる少なくとも一つの紫外線ソース20A,20Bを含む。例えば、便器12上に位置する大型紫外線ソース20Aを含む環境10Aを図示した。大型紫外線ソース20Aは、便座14の上部面及び/又はボール18の内部(カバー16が垂直位置にある場合)、ボール18の上部面(便座14及びカバー16が垂直位置にある場合)、フラッシュ(flush)メカニズム及び/又はそのような便器12の多様な表面上に向かう紫外線を放出するように構成できる。一実施例において、紫外線の照射量及び/又は波長は、表面上に存在するバクテリア、ウイルス及び/又はそのような微生物が目標レベル以上に成長することを防ぐように構成される。このような点において、紫外線ソース20Aは便器12の表面上に露出されるバクテリア、原生動物及び/又はそのような微生物の成長及び/又は再生を抑制するために低強度の紫外線を放出するように構成される。
図1Bに図示したように、環境10Bは便器12の露出された表面の少なくとも一つの領域に向かう紫外線のフォーカスビーム(focused beam)を放出できるフォーカス紫外線ソース(focused ultraviolet source)20Bを含む。一実施例において、フォーカス紫外線ソース20Bは、紫外線ビームが便器12の表面の他の領域に向かうように移動できる。例えば、フォーカス紫外線ソース20Bは、紫外線ビームを便座14、ボール18の縁(例えば、便座14が垂直位置にあるとき)、ボール18の内部、フラッシュメカニズム及び/又はそのような別の領域に向かうようにさせるために移動できる。
また、紫外線ソース20A,20Bのいずれか、または双方は、例えばバスルーム内の別の表面に紫外線が向かうように構成できる。例示的な表面は、床(例えば、便器の周囲)、カウンター(countertop)、シャワー/浴槽、蛇口のハンドル、シャワーヘッド、シャワーカーテン、又はドア、ドアの取手、ハンガー、トイレットペーパーホルダー、ゴミ箱及び/又はそのようなものを含む。このような点において、バスルームのような環境は、人がよく使用する場所であり、水気が多く、汚染物に露出されるもの及び/又はそのような多様な表面のうち任意の表面上に紫外線が向かうようにするために、位置及び/又は移動可能な任意の数の紫外線ソース20A,20Bを含み得る。このような点において、環境は、便器、シャワー、洗面台、浴槽及び/又はそのようなもの、そして便器12に近い位置の床付近、蛇口のハンドル付近の表面及び/又はそのような領域の下に位置し、これらに向けて紫外線が上側方向に向かうように構成された紫外線ソースのような消毒対象領域上に位置する少なくとも一つの紫外線ソースを含み得る。
各紫外線ソース20A,20Bは、多様な紫外線ソースの任意の組合せで形成できる。例示的な紫外線ソースは、高強度水銀ランプ、紫外線発光ダイオード(LEDs)のアレイ(array)及び/又はそのような高強度紫外線ランプを含む。一実施例において、フォーカス紫外線ソース20Bは、2015年9月30日付で出願された米国特許出願第14/87,515号に図示され説明されているような移動可能な紫外線ソースを含み、これは本明細書に参考として引用する。他の実施例において、本明細書に説明した少なくとも一つの多様な表面を消毒する際に小型(handheld)紫外線ユニットを用いることができる。このような点において、一実施例は2015年10月15日付で出願された米国特許出願第14/883,804号に図示され説明されている小型紫外線ユニットを含んでもよく、これは本明細書で参考として引用する。
また、一実施例は、便器12の少なくとも一つの表面を殺菌及び/又は洗浄するための少なくとも一つの装置を含む便器12を提供する。このために、便座14の上部面を殺菌するために構成された多様な例示的な装置を含むカバー16を有する便器12を図示した。このような装置は表面を殺菌するための紫外線を放出する紫外線ソース22、表面上に存在し得る目標汚染物から蛍光信号を励起するように(excite)構成された紫外線を放出するための蛍光ソース24、表面上の目標汚染の存在有無を決定するために蛍光信号を検出し、蛍光を評価するための蛍光センサー26、表面を可視光で照射するための可視光ソース28、及び表面のイメージデータを獲得するための可視光カメラ30のいずれか一つ、または一つ以上を含み得る。装置の特定な配列は図示していないが、これは単に例示的なものであり、カバー16は任意の数の各装置、装置の任意の組合せ及び装置の任意の配列を含み得る。例えば、カバー16の一実施例は、ボール18内に紫外線を向けるために中央に位置した紫外線ソース22のような少なくとも一つの装置を含み得る。同様に、便器12はカバー16に位置する装置と一緒に本願に開示されている方法と同じような方法を用いてボール18の縁を殺菌するために構成された少なくとも一つの多様な装置22,14,26,28の配列を含む便座14を含み得る。
また、便器12は、便座14の状態を評価するための類似するデータを獲得し及び/又は洗浄及び/又は殺菌プロセスの一部として追加機能を行う際に使用できる多様な追加的な装置を含むことができる。例えば、便器12は可視光ソース28によって照らされた表面の反射率に対応するデータを得るために、カバー16上に位置し、可視光ソース28と一緒に利用できる反射計(reflectometer)を含んでもよい。この反射率は便座14上に存在する汚染物の量と関連し得る。同様に、便座14は伝導性媒体(conductive medium)でコーティングすることができ、伝導性媒体の電気伝導性(electrical conductivity)は周期的に測定できる。伝導性媒体の例示的な材料は、導電性プラスチック、プラスチック表面上に薄い金属網(mesh)を付けたプラスチック及び/又はその他類似するものを含む。測定された電気伝導性の変化は、便座14の汚染を決定する際に使用できる。
本明細書に記述している洗浄及び/又は殺菌プロセス(process)の一部として、カバー16は便座14の上に下げることができる。一実施例において、カバー16はコンピュータシステムによってカバー16を下げたり上げたりするために作動可能なメカニズム(mechanism)を含む。このような点において、コンピュータシステムは、洗浄及び/又は殺菌プロセスの開始時にカバー16を自動的に下げ、洗浄及び/又は殺菌プロセスが完了するまでカバー16を下げた状態に保つことができ、このとき、コンピュータシステムは使用者が望む場合はカバー16を上げたり、カバー16のロックを解除したりすることができる。カバー16は、装置の作動のために、つまり、紫外線が実質的に便座14の上部面の全体に広がるように、カバー16上に位置する装置と便座14の上部表面との間に十分な空間を保つための支持要素(support elements)32を含むことができる。例えば、カバー16は、それから突出し、便座14の上部表面と接触するように構成される支持要素32の集合を含むように図示する。一実施例において、支持要素32の集合の一部または全部は、紫外線透過材料で製造される。この場合、紫外線ソース22から放出された紫外線は、支持要素32を通過し、その下に位置する便座14の表面を照射することができる。しかし、カバー16は支持要素32に対する多様かつ代案的な構成中の任意のものを含む。
一実施例において、便器12は、便器12の少なくとも一つの表面、例えば便座14の上部表面、ボール18の縁及び/又は内部及び/又はそのようなものを洗浄(例えば、洗浄及び/又は乾燥)するための統合システム(integrated system)を含む。殺菌システムと一緒に実行すると、便器12及び/又は周囲環境は多様な個人による使用のために、清潔かつ殺菌された便器12を提供できる。
図2A及び図2Bは、実施例による便座洗浄システム40A,40Bの斜視図および側面断面図を表す。図2Aは、水平位置にあるとき便座14を支持するために構成された支持面42(斜線表示)を有するボール18を含む便座洗浄システム40Aが図示されている。支持面42は、便座14よりも若干大きくてもよく、閉めた時にカバー16と水密結合(watertight coupling)を形成するための手段を含む。また、支持面42は、便座14及び/又はボール18の支持面42を洗浄するために用いられる、水および他の残骸を集めるための手段を含み得る。カバー16は、水、洗浄流体及び/又はそのような液体が便座14及び/又はボール18の洗浄のために流れる流体ソース44A,44Bの集合を含み得る。
図2Bは、一実施例にかかる便座洗浄システム40B外部の追加的な細部事項を図示している。図示したように、カバー16は水密(watertight)方式で支持面42に付着するように構成できる。例えば、便座14の外側縁を越えて位置することができ、カバー16の支持面32が付着する外部リップ(outer lip)46Aを含む支持面42を図示している。図示したように、カバー16の支持面32は便座14を覆い、ボール18の外側角に沿って水密密封を形成するように大きさ及び位置が決められた、対応する溝46Bを含み得る。この場合、カバー16の支持面32は、少なくとも便座14の上部表面の洗浄及び/又は殺菌を容易に行うために、カバー16を便座14の上部表面から目標距離分、維持するための大きさになる。
ボール18の支持面42もまた、便座14を洗浄する際に用いられる流体を集めるように構成できる。このような点で、図2Bに図示したように、支持面42は網構造50によって囲まれ得るキャビティ(cavity)48を含んでもよい。網構造50は、キャビティ48の対向する面(opposing sides)によって支持でき、順に便座14の下部に位置し、便座14から突出した支持要素52の集合によって便座14を支持することができる。この場合、網構造50は便座14に座った使用者の体重を支えるために、十分な強度を有する材料で形成される必要がある。網構造50の例示的な材料は、要求される強度を提供するために、適切な厚さを有する鋼鉄またはアルミニウム網を含む。別の代案的な実施例において、便座14はキャビティ48の対向する面の上で支持面42に接続するように配列された複数の支持要素52を含み得る。また、ボール18は内部に形成されるが、キャビティ48からボール18の内部に延びたチャンネル(channels)54の集合を含み得る。チャンネル54は、チャンネル54からボール18内に流体を排出することができ、洗浄が完了した後、流体はボール18からフラッシュ(flushing)される。
任意の方法を用いて洗浄周期を開示することができる。例えば、洗浄周期は便座14上にカバー16が下げられた後;事前に設定された時間の経過;予め設定された使用回数の経過;および使用者の要請(例えば、床のペダルのような洗浄要請メカニズムの活性化を通じて)及び又はこれと同じように対応して自動で開始される。洗浄周期の間、洗浄流体は流体ソース44A,44Bを通じて流れることができ、便座14を洗浄するために便座14の表面周囲に分配することができ、処理のためにボール18及び/又はキャビティ48及びチャンネル54の内部に流れる。洗浄の必要性及び/又は洗浄の効果に関するフィードバックは、例えば、便座14表面の反射率の測定に適したイメージデータを得ることができる可視光カメラ30(図1A)によって得られる。
一実施例において、カバー16及びボール18は、便座14が位置し流体が洗浄周期中に流れ得るチャンネル(channel)を形成するために、便座14の外部および内部側面共に水密結合を形成するように構成できる。このような点で、図3A及び図3Bは一実施例にかかる例示的なカバー16の図面を表す。図3Aに図示したように、カバー16は外部支持要素32A及び内部支持要素32Bを含み得る。各支持要素32A,32Bは、方法、つまり本願に開示したリップと溝を用いてボール18(図2B)と水密密封を形成するように構成できる。また、カバー16の支持要素32A,32Bは、多様な厚さを有することができる。このような点で、カバー16は漸進的に傾斜した面を有する厚い側面56A及び薄い側面56Bを有することができる。しかし、これはカバー16に対する多様且つ可能な構成の単純な例示である。多様な厚さは、例えば洗浄流体の流れの少なくとも一つの様態を調整するように構成できる。一実施例において、カバー16の厚い側面56Aで1cm〜50cmの範囲であり、薄い側面56Bで0.5cm〜20cmの範囲になり得る。流体の流れの圧力および速度は、便座14で発見された残骸物を除去し、それを十分に洗い流せるように構成できる。一実施例において、流体ソース44A,44Bは、高圧ジェット(jets)を含み得、圧力は便座に損傷を与えないと共に、便座の残骸物を除去するように選択できる。
図3Bに図示したように、洗浄周期の間、水のような洗浄流体は入口58Aを通じてカバー16によって形成されたチャンネルに入り、ボール18に位置した出口58Bを通じて出る前に便座14の周りに流れる。入口58A及び出口58Bは、便座14の表面全体の洗浄を行うように位置する。また、カバー16の多様な厚さによって少なくとも部分的に生成される流体圧力及び/又は乱流レベル(turbulence levels)は、便座のための目標レベルの洗浄を行うように構成し得る。流体洗浄周期の完了後、入口58A及び/又は出口58Bを通じて便座14の乾燥を容易に行うために、一実施例は加熱された空気のような流動する空気を、カバー16によって形成されたチャンネル内にさらに取り込むことができる。
本明細書で開示するカバーは、対応する便座の紫外線殺菌および洗浄のために構成できる。このような点で、図4A及び図4Bは一実施例による例示的なカバー16の図面を表す。この場合、カバー16は二つのセクション60A,60Bを含む。第1セクション60Aは、本願に開示されているように、流体基盤の洗浄および空気乾燥のためにチャンネルを形成するように構成できる。このような点において、第1セクション60Aによって形成されたチャンネル内に流体を取り込むための流体入口62A、及びチャンネル内に空気を取り込むための空気入口62Bを含む第1セクション60Aが図示されている。
図4Bに図示したように、第2セクション60Bはカバー16の第1セクション60A近くに位置する便座の殺菌のための紫外線ソース22を含む装置の集合を収容することができる。第2セクション60Bに含まれている装置は、任意の方法を用いてチャンネルから分離できる。一実施例において、第2セクション60Bは第1および第2セクション60A,60B間の境界を定義し、第1セクション60Aによって形成されたチャンネルの上部面を形成する紫外線透過材料64を含む。第2セクション60Bに含まれている装置は、チャンネルのような紫外線透過材料64の対向側面上に位置でき、及び/又は紫外線透過材料64に内蔵できる。このような方法により、第2セクション60Bに含まれている装置はチャンネル及び/又は周辺環境から隔離でき、それによって汚染を避けることができる。紫外線透過材料64は、任意の適した材料によって形成できる。一実施例において、紫外線透過材料64はフルオロポリマー(fluoropolymer)のような紫外線透過ポリマー(polymer)を含む。しかし、他の材料、例えば溶融シリカ(fused silica)、サファイア、陽極酸化アルミニウム(AAO)及び/又はそのようなものを利用できる。
また、紫外線透過材料64は、第2セクション60B内に位置する装置から放射された紫外線、及び/又は可視光を分解するように構成された光案内構造を形成できる。例えば、光案内構造は、紫外線ソース22から放出された紫外線を拡散させること、紫外線を少なくとも一つの位置に向かうようにさせること、紫外線を集めること及び/又はそのようなことを行うことができる。一実施例において、第2セクション60Bは、本願で引用され2015年9月14日に出願された米国特許出願第14/853,057号及び/又は第14/853,014号に開示されているような方法を用いて製造された紫外線透過光案内構造64を含むことができる。拡散型紫外線ソースは、2015年9月14日付で出願された米国特許出願第14/853,075号に図示され記述されており、これは本願で参考として引用する。
一実施例において、第2セクション60Bは、紫外線透過材料で形成された紫外線透過窓の集合を含む。この場合、第1及び第2セクション60A,60B間の界面における第2セクション60Bの残りの部分は、紫外線反射材料、紫外線吸収材料及び/又はそのような他の材料で形成できる。紫外線透過窓は、紫外線を隣接する便座上の所望の位置に伝達できるように選択された大きさ、形状及び/又は位置を有し得る。また、本願に開示されているように、第2セクション60Bは、便座の表面に放射線を向かわせ、及び/又は便座の表面で放射線を感知するように位置されて構成できる、蛍光紫外線ソース、可視光ソース、カメラ、蛍光センサーなどのような追加的な装置を含み得る。
また、第2セクション60Bは、紫外線ソース22によって放出された紫外線の伝播を管理するために少なくとも一つの層/材料を含み得る。このような点において、第2セクション60Bの外部層は紫外線を反射する物質を含み得る。例えば、外部層は少なくとも反射材料で形成された内部面を含み得る。例示的な紫外線反射材料はこれに制限されるのではないが、フルオロ重合体フィルム、アルミニウムフィルム、反射重合体(例えば、テフロン(登録商標))を含む多重層重合体フィルム、アルミニウムフィルムを含む多重層重合体フィルム、高紫外線反射膨張したポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)メンブレン(membrane)(例えば、GORE(登録商標)拡散反射体物質)のような拡散反射材料及び/又はそのようなものを含む。
カバー16の多様な別の構成が実施例で具現できることを理解する必要がある。例えば、図5A〜5Cは、実施例にかかる別の例示的なカバー16の図面を表す。図5Aにおいて、カバー16は複数の紫外線ソース22、例えばカバー16の周縁に位置し移動可能なフォーカス紫外線ソースを含む。紫外線ソース22は、紫外線が隣接便座の殆ど全ての表面上に向かうように構成された配列および間隔を有し得る。また、カバー16は、カバー16と便座間の領域に空気を取り込むことができる空気入口62Bを含み得る。図示したように、空気入口62Bはカバー16の中心領域に空気を伝達する空気パイプ66にスムーズに連結できる。図示したように、加熱された空気のような空気は中央領域の空気パイプ66から出て対応する便座上で循環する。図5Bにおいて、紫外線ソース22は汚染及び/又は空気パイプ66を通じて伝達された空気の熱から紫外線ソース22の光案内及び/又は保護できるように構成できる第2セクション60B内に位置する。また、第2セクション60Bは、紫外線の光案内ができるように構成できる。また、図5A及び図5Bに図示したように、紫外線ソース22の配置は空気出口から空間的に分離して加熱された空気の利用による紫外線ソース22の劣化を防ぐことができる。
図5Cにおいて、カバー16は3つのセクション60A〜60Cを含む。本明細書に記述したように、セクション60Aは便座に直接隣接して位置することができ、水のような洗浄流体で便座を洗浄するための流体入口62Aを含み得る。また、セクション60Bは紫外線透過及び/又は光案内材料を含んでもよく、殺菌プロセスの一部として便座の表面上に紫外線に向ける紫外線ソース22の集合を含み得る。また、セクション60A,60B間に位置し、空気パイプ66から便座の表面上に空気が取り込まれるセクション60Cを含むカバー16が図示されている。
一実施例において、セクション60A〜60C中の少なくとも一つは乱流(turbulence)生成および対応する処理(treatment)の混合を保障するための混合要素(mixing elements)の集合を含み得る。例えば、セクション60Aは、流体入口62Aから進入する洗浄流体の流動で乱流を発生させるように作動及び/又は配置できる混合要素68Aの集合を含み得る。同様に、セクション60Cは空気パイプ66から出る空気を循環させることができるファン68Bを含んでもよい。また、本明細書に開示したように、セクション60Bは便座の表面上に紫外線のより均一な分布を保障する光案内構造(wave guiding structure)及び/又は拡散光放出機を含み得る。
本明細書に開示したように、実施例は便座およびカバーの典型的な作動構成において、カバーが上がっているとき及び/又はカバーが閉じているときに便座を殺菌するための方法を提供する。また、実施例は、カバーが閉じているとき、残骸物が付いた便座の洗浄を行う。しかし、実施例は、便座及び/又はカバーの別の構成においてそのような洗浄及び/又は殺菌を行うことができることを理解できる。
例えば、図6A及び図6Bは、別の実施例にかかる洗浄チャンバー70を含む例示的な便器12の別の構成を図示する。図6Aに図示したように、便座14は使用者が便器12を使用できるようにするためにボール18上に位置する。しかし、便座14は任意の方法を用いて便器12の背面に位置する洗浄チャンバー70の内部/外部に水平にスライド(slid)できる。一実施例において、便座14は、便座14の下に設けられたレールに装着され、便器12は便座14を引っ張って中にスライドさせ、便座14を押して外部にスライドさせることができるモーターを含み得る。便座14は、レールに沿って転がるローラーを伴うことができる。便座14を押すことはスプリングによって達成でき、便座14を引っ張ることは回転するモーターに連結されたベルトによって達成できる。該当技術分野で公知の他の機械的構成も可能である。洗浄チャンバー70は、便座14がその内部からスライドするだけでなく、便座14が洗浄チャンバー70内に位置するときに水密密封を提供するドア又は別のメカニズムを含み得る。
洗浄チャンバー70内において、図6Bに図示したように、便器12は便座14を洗浄/殺菌するための多様な装置の任意の組合せを含んでもよい。例えば、洗浄チャンバー70は、紫外線透過材料64の後ろ/内部に位置し得る紫外線ソース22の集合を含み得る。また、洗浄チャンバー70は(例えば、高圧水を伝達するための)流体ソース72及び/又は(例えば、高圧熱風を伝達するための)空気ソース74の集合を含み得る。洗浄チャンバー70はまた、便座14の上部表面を物理的に洗浄するために矢印で表した水平方向に沿って移動可能な湿式ブラシ76を含み得る。湿式ブラシ76は、湿式ブラシ76に隣接するように設けられたレール及び湿式ブラシ76を前後方向に引っ張ることができるモーターを使用して動かすことができる。湿式ブラシ76は、レールに沿って転がることができるローラーを含んでもよい。装置の特定組み合わせ及び配列は、洗浄チャンバー70内の便座14を殺菌及び/又は洗浄するための実施例で具現できる多数の可能な配列および装置の組み合わせを説明するためのものである。
代案として、便座14は洗浄チャンバー70内外に回転できる。このような点で、図7A及び図7Bは一実施例にかかる洗浄チャンバー70を含むまた別の例示的な便器12の代替構成を図示する。図7Aに図示したように、便座14は使用者が便器12を使用できるようにするために、ボール18上に位置できる。しかし、便座14はヒンジ結合メカニズム(hinged connection mechanism)78のような任意の方法を用いて便器12の背面に位置した洗浄チャンバー70内の水平位置に回転できる。洗浄チャンバー70は、便座14がその内部で回転できるようにさせ、便座14が洗浄チャンバー70内に位置する際、水密密封を提供するドア又は別のメカニズムを含み得る。
洗浄チャンバー70内において、図7Bに図示したように、便器12は便座14を洗浄/殺菌するための多様な装置の任意の組合せを含むことができる。例えば、洗浄チャンバー70は、紫外線透過材料64の後ろ/内部に位置し得る紫外線ソース22の集合を含んでもよい。また、洗浄チャンバー70は、下側に向かって便座14上に向かう水、空気及び/又はそのような洗浄流体を供給できる流体ソース80を含み得る。例示的な実施例において、流体ソース80は、便座14を洗浄するための高圧水のジェット(jets)を備えることができる。紫外線ソース22及び/又は別の装置(例えば、蛍光信号のセンサー、そのような信号を起こさせるためのソース、可視光ソース、カメラ及び/又はそのようなもの)は、紫外線透過材料64によって便座14及び流体ソース80によって放出された流体から分離される。
また、洗浄チャンバー70は少なくとも便座14の上部面を物理的に洗浄するように作動可能な湿式ブラシ76を含み得る。本明細書で説明した湿式ブラシ76は、紫外線ソース22から放出された紫外線が弱くなること(obscuring)を防止するように構成される。図7Cは実施例にかかる洗浄チャンバー70に含まれる例示的な湿式ブラシ76の追加詳細を図示する。図示したように、湿式ブラシ76はアーム(arm)82に連結することができ、アーム82は第1レールシステム84Aに追加連結される。第1レールシステム84Aは任意の方法を用いて湿式ブラシ76の水平移動を可能にする。また、第1レールシステム84Aは、第1レールシステム84Aが垂直方向に移動できるように作動可能な第2レールシステム84Bに連結できる。このような方式により、湿式ブラシ76はレールシステム84A,84Bによって限定された長方形領域内の任意の位置に選択的に移動できる。このような配列により、ブラシ76は、使用されないときは洗浄チャンバー70の上部または下部側にスライドし紫外線ソース22から放出された紫外線が弱くなることを防止する。レールシステム84A,84Bは、本願で説明した洗浄チャンバー70で具現され得る湿式ブラシ76を移動させる別の方法の一例示である。
一実施例において、紫外線及び/又は可視光線成分の一部または全部は、修理、交換及び/又は洗浄のために除去可能である。例えば、本願に開示した実施例は、物理的に除去可能な紫外線透過材料64を含み得る。これにより、紫外線透過材料64は洗浄および再挿入、交換及び/又はそのようなことが可能となる。また、紫外線透過材料64を除去した後、使用者はその後ろに位置する紫外線ソース22のような装置に接近できる。これにより、少なくとも一つの装置の修理、清掃、交換及び/又はそのようなことが可能となる。
本明細書に開示したように、紫外線殺菌及び/又は洗浄のための装置の集合を含む便器は、バスルームの多様な備品の一例である。別の例示的な浴室の備品は、蛇口、蛇口のハンドル、シャワーヘッド、シャワー、浴槽及び/又はそのようなものを含む。また、実施例は便器と構成が類似するバスルーム備品と一緒に具現できる。例えば、一実施例は、小便器を殺菌及び/又は洗浄するためのシステムを提供する。図8は、一実施例にかかるビデ(bidet)88を表す。ビデ88は、ビデ88のリム90、ボール92、ノズル94等を殺菌するように構成できる紫外線ソース22を含む。例えば、紫外線ソース22は、ビデ88の回転カバー96上に位置でき、前記カバーは本願に開示している便器用カバーのように構成できる。また、少なくとも一つの紫外線ソース22が別の代案的な位置に位置できる。例えば、ノズル94は、ノズル94が使用されないときはノズル94の少なくとも一つの表面を殺菌するように構成された紫外線ソースの集合を含み得る。
本願に開示したように、実施例は紫外線を用いて便器、バスルームの別の備品、床及び/又はその他の多様な表面を殺菌することができる。紫外線放射の目標量は、目標とする微生物の類い及び/又は所望の殺菌レベルに基づいて変化できると理解できる。例えば、目標量は標的微生物のログ減少の倍数になるように選択できる。紫外線の例示的な目標量は、エボラウィルスに対しては3mJ/cm2〜5mJ/cm2;大腸菌の場合は6mJ/cm2〜12mJ/cm2;及びクロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)バクテリアの場合は38mJ/cm2になり得る。しかし、実施例は高く要求されるログ減少(higher desired log reduction)及び/又は汚染物が存在する表面を基に選ばれる別の量を含んでもよい。例えば、別の実施例において、量は相応する汚染物の6ログ減少を提供するように選択される。このような点で、実施例はエボラウィルスに対して5mJ/cm2〜20mJ/cm2のようなより高い量を用いることができる。
用いられる放射出力は、目標時間内に紫外線の目標量を伝達するのに十分でなければならない。目標時間量は特定適用例(例えば、処理される特定表面、殺菌のために利用可能な典型的な時間量及び/又はそのようなもの)によって変わり得る。一実施例において、紫外線量は1分以内に便器の全体領域に亘って伝達される。別の実施例において、紫外線が小型装置を用いて伝達される際、与えられた領域のための目標時間量は5秒以下である。しかし、より高い時間が可能であるということが理解できる。一実施例において、便座の表面に所定量を伝達する時間は最大10分間持続する。目標領域が少なくとも目標量を受信することを保障するために、紫外線ビームは強度の適当な変化のみを有することができる。一実施例において、紫外線は照射される表面領域に亘って40%未満の強度変化を有する。より具体的な実施例において、紫外線ビームは照射される表面領域に亘って20%未満に変わる。
一実施例において、制御システムは洗浄および殺菌プロセスに従って本願に開示されている多様な洗浄及び/又は殺菌装置の作動を管理する。このような点において、図9は一実施例にかかる例示的な洗浄および殺菌システム110を表す。この場合、洗浄および殺菌システム110は、便器12の少なくとも一つの表面を洗浄及び/又は殺菌するために多様な構成要素の一例として具現される装置の作動を管理するように構成された制御システム111を含む。しかし、これらは本願に開示されている洗浄および殺菌システム110の一部として具現できる多様な構成要素の単なる一例であるということを理解しなければならない。また、本願に開示した洗浄および殺菌システム110は、図9に関して図示かつ記述した少なくとも一つの構成要素を含まない場合もあり、バスルームの少なくとも一つの別の表面を洗浄及び/又は殺菌に利用できることが理解できる。
また、制御システム111は便器12の少なくとも一つの表面を洗浄及び/又は殺菌するために本願に記載したプロセスを行えるコンピュータシステム120として具現されたものを図示している。特に、コンピュータシステム120が本願に開示したプロセスを行うことにより、紫外線で便器の表面を処理するように作動させる殺菌プログラム130を含むコンピュータシステム120が図示されている。
コンピュータシステム120は、プロセッシングコンポーネント122(例えば、少なくとも一つのプロセス)、保存コンポーネント124(例えば、保存体系)、入/出力(I/O)コンポーネント(例えば、少なくとも一つのI/Oインターフェース及び/又は装置)、通信経路128を含む。一般的に、プロセッシングコンポーネント122は保存コンポーネント124に少なくとも部分的に固定される殺菌プログラム130のようなプログラムコードを実行する。プログラムコードを実行する間、プロセッシングコンポーネント122はデータを処理することができ、保存装置124及び/又は入/出力コンポーネント126から追加処理のために変換されたデータを判読及び/又は記録できるようにする。経路128はコンピュータシステム120の各構成要素間に通信リンクを提供する。入/出力コンポーネント126は、システム使用者112が任意の通信リンクを使用してコンピュータシステム120と通信できるようにし、使用者112がコンピュータシステム120及び/又は少なくとも一つの通信装置と相互作用できるようにする少なくとも一つの入/出力装置を含み得る。このような点において、殺菌プログラム130は人及び/又はシステム使用者112が殺菌プログラム130と相互作用できるようにするインターフェースの集合(例えば、グラフィック使用者インターフェース、アプリケーションプログラムインターフェース等)を管理することができる。また、殺菌プログラム130は、任意の方法を用いて保護データ134のようなデータを管理(例えば、保存、検索、生成、操作、構成、提示等)をすることができる。
任意の場合、コンピュータシステム120は、その中に設けられた殺菌プログラム130のようなプログラムコードを実行できる少なくとも一つの汎用コンピューティング製品(例えば、コンピューティング装置)を含み得る。本明細書で使用されるように「プログラムコード」は任意の言語、コード又は表記法からなる任意の命令を集めることを意味するものと理解でき、これは情報処理能力を有するコンピューティング装置に直接的に、又は(a)他の言語、コード又は表記法に変換;(b)別の資料形態に再生産:(c)減圧(decompression)の任意の組合せの後に特定動作を行うようにさせる。このような点において、殺菌プログラム130はシステムソフトウェア及び/又はアプリケーションソフトウェアの任意の組合せで具現できる。
また、殺菌プログラム130はモジュール132の集合を利用して具現できる。この場合、モジュール132はコンピュータシステム120が殺菌プログラム130によって用いられる一連の作業を行うようにさせることができ、殺菌プログラム130の他の部分とは別途に個別的に開発及び/又は具現することができる。本明細書で用いられるように、用語「コンポーネント」はソフトウェアを含む、またはソフトウェアを含まないハードウェアの構成を意味し、任意の方法を用いてこれと一緒に説明した機能を具現するのに対し、用語「モジュール」はコンピュータシステム120が任意の方法を用いて一緒に説明した動作を具現できるようにするプログラムコードを意味する。プロセッシングコンポーネント122を含むコンピュータシステム120の保存コンポーネント124に固定する際、モジュールは動作を具現するコンポーネントの実質的な部分である。また、二つ以上のコンポーネント、モジュール及び/又はシステムが各ハードウェア及び/又はソフトウェアの一部/全部を共有できることがわかる。また、本願に開示した機能の一部は具現されない場合もあり、追加的な機能性がコンピュータシステム120の一部として含まれる場合もあることを理解する必要がある。
コンピュータシステム120が多数のコンピューティング装置を含む場合、それぞれのコンピューティング装置はその中に固定された殺菌プログラム130の一部のみ(例えば、少なくとも一つのモジュール132)を有することができる。しかし、コンピュータシステム120及び殺菌プログラム130は、本願に開示したプロセスを行える多様で可能、且つ同等のコンピュータシステムの例を表すだけであると理解できる。このような点で、他の実施例において、コンピュータシステム120及び殺菌プログラム130によって提供される機能は、プログラムコードと一緒に、又はプログラムコードを用いず一般及び/又は特定の目的ハードウェアの任意の組み合わせを含む少なくとも一つのコンピューティング装置によって少なくとも部分的に具現できる。各実施例において、含まれる場合はハードウェア及びプログラムコードはそれぞれ標準エンジニアリング及びプログラミング技術を用いて生成できる。一実施例において、制御システム111は任意のコンピューティング装置を用いず、少なくとも一つの感知装置の出力が少なくとも一つの別の装置の動作を制御するための入力に用いられるフィードバック制御ループを具現する閉ループ回路を用いて具現することができる。本発明の例示的な様態として、コンピュータシステム120について更に説明する。しかし、これに関して記述した機能は、任意の類型の制御システム111によって具現できる。
また、コンピュータシステム120が多数のコンピューティング装置を含む際、コンピューティング装置は任意の類型の通信リンクを通じて通信できる。また、本願に開示されているプロセスを行う間、コンピュータシステム120は任意の類型の通信リンクを用いて少なくとも一つの別のコンピュータシステムと通信することができる。このような点において、明確に図示してはいないが、システム使用者112はコンピュータシステム120について記述したように構成されたコンピュータシステムを含み得ることが理解できる。また、通信リンクは多様な形態の光繊維、有線及び/又は無線リンクの任意の組み合わせ;少なくとも一つの類型のネットワークの任意の組み合わせ;及び/又は多様な類型の転送技術およびプロトコルの組み合わせの活用を含み得る。
本願に開示したように、殺菌プログラム130はコンピュータシステム120が便器12の表面を処理する。このような点において、コンピュータシステム120は表面を衛生処理するために便器12の少なくとも一つの表面上に紫外線を向かわせるための目的で、処理コンポーネント140に含まれた少なくとも一つの紫外線ソースを作動させることができる。また、コンピュータシステム120は残骸物等が付いた表面を洗浄するために洗浄コンポーネント142の一部として具現された少なくとも一つの装置(例えば、湿式ブラシ、流体ソース、空気ソース及び/又はそのような装置)を作動させることができる。また、コンピュータシステム120は、便器12の表面に関するフィードバックデータを便器12のイメージコンポーネント152、蛍光センサーコンポーネント154及び/又はそのようなものの部分として含まれるフィードバック装置から受信でき、各フィードバック装置は任意の方法を用いて便器12の表面に関するデータを得るための少なくとも一つのセンシング装置を含み得る。有用なフィードバックデータを得るために、コンピュータシステム120は便器の表面を紫外線、可視光及び/又はそのようなもので照射するために照明コンポーネント内で具現される少なくとも一つの装置を作動させることができる。
一実施例において、洗浄および殺菌システム110は、多様な別の作動構成によって具現され、作動し得る制御コンポーネント、パワーコンポーネント、制御ロジック及び/又はそのようなものを含み、前記の多様な別の作動構成は、汚染物の存在及び/又は位置が決定される汚染検出;識別された汚染物が殺菌される間の殺菌;及び汚染された領域の殺菌が確認される間の殺菌確認を含む。また、制御システム111は作動及び/又は本願に開示したプロセスを用いて便器12を洗浄及び/又は殺菌するために処理され得るイメージコンポーネント152及び/又は蛍光センサーコンポーネント154に統合された多様な装置から殺菌データ134を受信することができる。このような点において、制御システム111は、適切なパワー及び/又は制御信号を処理コンポーネント140(例えば、少なくとも一つの紫外線ソース)、洗浄コンポーネント142(例えば、少なくとも一つの液体ソース、ファン、空気加熱要素、ブラシ及び/又はそのようなもの)、照明コンポーネント150(例えば、可視及び/又は紫外線ソース)、イメージコンポーネント152(例えば、可視及び/又は紫外線カメラ、反射計及び/又はそのようなもの)および蛍光センサーコンポーネント152に含まれた装置に分解することができる。
洗浄及び/又は殺菌プロセス中に、制御システム111は蛍光センサーコンポーネント154内の蛍光センサーによって検出された蛍光信号を誘導するために構成された照明コンポーネント150内の紫外線ソースの集合を作動させることができる。蛍光センサーコンポーネント154は、洗浄及び/又は殺菌プロセスの間、制御システム111に、処理され利用されるために、検出された蛍光信号及び/又は評価された汚染物(例えば、バクテリア)の存在に関するデータを転送できる。一実施例において、照明コンポーネント150は照明コンポーネント150の紫外線ソースと類似しているが、便器12の表面に向かって位置し、向かう可視光源を含む。制御システム111は、制御システム111による分析のための目的でイメージデータを獲得するために照明コンポーネント150内の可視光ソース及び/又はイメージコンポーネント152内のイメージ装置を作動させることができる。制御システム111は、イメージデータ(例えば、殺菌データ134)に関するデータを保存することができ、洗浄及び/又は殺菌工程の一部としてイメージデータから誘導されたデータを用いて殺菌コンポーネント及び/又は洗浄コンポーネント142内の装置の作動を調整できる。このような点において、制御システム111は洗浄/乾燥スケジュール、ブラッシングスケジュール、紫外線スケジュール及び/又はその他の少なくとも一つの様態を調整することができる。
別途の構成要素140,150に含まれるものとして説明したが、蛍光信号を誘導する際に用いられる紫外線ソース、及び便器12の表面を殺菌する際に用いられる紫外線ソースは、同じ紫外線ソースであってもよい。例えば、制御システム111はその用途に基づいて紫外線ソースの動作の少なくとも一つの様態を調整することができる。このような点において、紫外線ソースは、紫外線ソースが高出力で作動する間、紫外線殺菌モードで作動し、紫外線ソースが低出力及び/又は別の放出波長において作動する紫外線蛍光モードで作動するように構成できる。波長は、例えば、別の波長を有する紫外線放出装置のアレイ(array)を含む紫外線ソースを用い、アレイ内で所望の波長を有する紫外線放出装置を選択して調節できる。
制御システム111は、使用者112とインターフェーシング(interfacing)するための少なくとも一つのコンポーネントを含むことができるものと理解できる。このような点において、このような構成要素は使用者112が洗浄および殺菌システム110の少なくとも一つの構成要素の動作に影響を及ぼし得る入力の集合を含み得る。さらに、インターフェースは、スクリーン、スピーカー及び/又はそのようなものを通じて、オーディオ及び/又はプロセス及び/又は洗浄及び/又は殺菌プロセスの結果に対する視覚的な表現を含む。例えば、制御システム111は現在の殺菌プロセスの間、伝達された紫外線の量、洗浄及び/又は殺菌プロセスが完了するまでの時間、洗浄及び/又は殺菌プロセスの一部として現在行われている活動及び/又はそのようなものに対応するデータを提供することができる。また、制御システム111は便器12の状態、便器12の使用及び/又は洗浄の履歴、便器12上に存在する任意の検出された汚染物の履歴、及び/又は建物の管理者のような使用者112にプレゼンテーションするためのものに関するデータを提供することができる。また、制御システム111は便器12の洗浄及び/又は殺菌とは別に具現される少なくとも一つの追加装置を作動させることができる。例えば、便座は少なくとも一つの加熱要素を含み得、制御システム111は使用者に対する更なる安楽のために便座を加熱するように作動できる。
本明細書において便器の表面のような表面を洗浄及び/又は殺菌する方法およびシステムとして図示し説明したが、本発明の様態は多様な代案的な実施例を追加提供するものと理解できる。例えば、一実施例において、本発明は実行する際、コンピュータシステムが紫外線で表面を洗浄及び/又は処理できるようにする少なくとも一つのコンピュータ判読可能媒体に固定されたコンピュータプログラムを提供する。このような点において、コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータシステムが本願に開示されているプロセスの一部または全部を具現できるようにする殺菌プログラム130のようなプログラムコードを含む。「コンピュータ読取可能媒体」という用語は、現在知られている、又は後々開発される類いの実体の表現媒体の少なくとも一つを含み、この媒体からプログラムコードの写本がコンピュータによって認識、再生または違って伝達され得るということが理解できる。例えば、コンピュータ判読可能媒体は、少なくとも一つの携帯用保存製品;コンピューティング装置の少なくとも一つのメモリ/保存要素;紙及び/又はそのようなものを含むことができる。
他の実施例において、本発明はコンピュータシステムがここで説明したプロセスの一部または全部を具現できるようにする殺菌プログラム130のようなプログラムコードの写本を提供する方法を提供する。この場合、コンピュータシステムはデータ信号の集合を生成し、別の第2位置に転送するためにプログラムコードの写本を処理でき、データ信号の集合は、データ信号の集合においてプログラムコードの写本をインコーディングする方式で設定及び/又は変更される少なくとも一つの特性を有する。同様に、本発明の一実施例は本願に開示したデータ信号の集合を受信するコンピュータ信号を含むプログラムコードの写本を得る方法を提供し、データ信号の集合を少なくとも一つのコンピュータ読取可能媒体に固定されたコンピュータプログラムの写本に変換することを含む。この場合、データ信号の集合は任意の類型の通信リンクを使用して送信/受信できる。
また別の実施例において、本発明は紫外線で表面を洗浄及び/又は殺菌するシステムを生成する方法を提供する。この場合、生成する方法は本願で開示した紫外線光で表面を処理する方法を具現するようにコンピュータシステム110のようなコンピュータシステムを構成することを含み得る。構成する方法は、ソフトウェアモジュールの有無と関係なく、少なくとも一つのハードウェアコンポーネントを得ること(例えば、生成、維持補修、購入、修正、使用、使用可能にすること等)及び本願に開示したプロセスを具現するためのコンポーネント及び/又はモジュールをセットアップ(set up)することを含み得る。このような点において、構成は(1)コンピューティング装置上にプログラムコードを設けること;(2)少なくとも一つのコンピューティング及び/又は入/出力装置のコンピュータシステムに追加すること;(3)コンピュータシステムが本願に開示されたプロセスを行えるようにコンピュータシステムを統合及び/又は修正すること、及び/又はそのようなものを含み得る少なくとも一つのコンポーネントをコンピュータシステムに配置することを含み得る。
本発明の多様な様態に対する前記説明は、例示および説明の目的で提示する。本発明を、開示した正確な形態で提案するのではなく、多くの修正および変形が可能であるということは明白である。当該技術分野で個人にとって明白な変形および多様化は本発明の多様な実施例の範囲内にあるものと見なす。
関連出願の参照
本特許出願は、2014年11月6日付で出願された米国仮出願第62/076244号の優先権を主張し、ここに参照文献としてまとめる。

Claims (19)

  1. 便座を含む便器と、
    前記便座に向かって紫外線を放出して目標汚染物から蛍光信号を励起するように構成された蛍光紫外線ソースと、
    前記蛍光信号を検出し、前記目標汚染物の存在を評価するための蛍光センサーと、
    前記便座を殺菌するために前記便座に向かって紫外線を放出するように構成された殺菌紫外線ソースと、
    を含むシステム。
  2. 前記便器は前記便座を除去可能に覆うカバーをさらに含み、
    前記殺菌紫外線ソースは前記カバー内に位置する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記カバーは、前記カバーと前記便座とが離間した状態に維持するための手段を含む、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記便器はボールをさらに含み、前記ボールは前記便座を支持するための支持面を含み、
    前記支持面は前記カバーを支持するために前記便座の外側の縁を越えて延びる、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記カバー及び前記ボールの支持面は、水密結合を形成し、
    前記システムは流体を用いて前記便座を洗浄するために流体ソースの集合をさらに含む、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記便器は、
    洗浄チャンバーと、
    前記便座を前記洗浄チャンバー内に移動させるための手段と、
    前記洗浄チャンバー内で流体を用いて前記便座を洗浄するための流体ソースの集合と、
    をさらに含み、
    前記殺菌紫外線ソースは、前記洗浄チャンバー内に位置する、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記移動するための手段は、前記便座を前記洗浄チャンバー内で垂直方向に回転させるためのヒンジ連結メカニズムを含む、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記紫外線ソースは、除去可能な紫外線透過材料によって前記便座のための領域と分離される、請求項6に記載のシステム。
  9. 便器であって、前記便器の便座を流体で洗浄するための流体ソースを含む便器と、
    前記便器と関連する表面の集合上に向かう紫外線を生成するための紫外線ソースの集合と、
    を含み、
    前記表面の集合は、少なくとも前記便器の便座を含み、
    前記便器は、前記便座を除去可能に覆うカバーをさらに含み、
    前記カバーは前記便器のボールの縁と水密結合を有するチャンネルを形成し、
    前記カバーは、
    前記チャンネルを形成し前記流体が前記チャンネルに入るようにする入口を含む第1セクションと、
    前記紫外線ソースの集合の少なくとも一つの紫外線ソース及び前記の少なくとも一つの紫外線ソースを前記チャンネルから離隔させる紫外線透過材料を含む第2セクションと、
    を含むシステム。
  10. 便器であって、前記便器の便座を流体で洗浄するための流体ソースを含む便器と、
    前記便器と関連する表面の集合上に向かう紫外線を生成するための紫外線ソースの集合と、
    を含み、
    前記表面の集合は、少なくとも前記便器の便座を含み、
    前記紫外線ソースの集合は、
    前記表面の集合の少なくとも一つに指向される紫外線を放出して目標汚染物から蛍光信号を励起するように構成された蛍光紫外線ソースと、
    前記表面の集合の少なくとも一つを殺菌するために前記表面の集合の少なくとも一つに指向された紫外線を放出するように構成された殺菌紫外線ソースと、
    を含むシステム
  11. 前記紫外線ソースの集合は、前記便器上に装着された少なくとも一つの紫外線ソースを含む、請求項9または10に記載のシステム。
  12. 前記表面の集合は、前記便器のボールの縁、フラッシュメカニズム及び前記便器に隣接した床の少なくとも一つを含む、請求項9または10に記載のシステム。
  13. 前記カバーは、前記チャンネルに空気を取り込むための入口をさらに含む、請求項に記載のシステム。
  14. 前記カバーは、前記第1セクション及び第2セクション間に位置する第3セクションを含み、
    前記第3セクションは前記空気を循環させるためのファンを含む、請求項13に記載のシステム。
  15. 備品の集合を含み、
    前記備品の集合の少なくとも一つは、
    前記備品の表面に向かう紫外線を放出して目標汚染物から蛍光信号を励起するように構成された蛍光紫外線ソースと、
    前記蛍光信号を検出し、前記目標汚染物の存在を評価するための蛍光センサーと、
    前記表面を殺菌するために前記表面に向かう紫外線を放出するように構成された殺菌紫外線ソースと、
    を含むバスルーム。
  16. 前記備品の集合の少なくとも一つは便器またはビデを含む、請求項1に記載のバスルーム。
  17. 前記備品の集合の少なくとも一つは流体であって、前記表面を洗浄するための流体ソースを含む、請求項1に記載のバスルーム。
  18. 前記流体ソースは、前記備品の集合の少なくとも一つの洗浄チャンバー内に位置する、請求項1に記載のバスルーム。
  19. 前記備品の集合の少なくとも一つは、前記洗浄後に前記表面を乾燥させるための空気を取り込むための空気ソースをさらに含む、請求項1に記載のバスルーム。

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