JP6479932B2 - 寝台装置 - Google Patents

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Description

本発明は、寝台装置に関する。
従来、例えば使用者が寝台装置上に寝たり、寝台装置から起きたりするために使用する等されるボードが取り付けられた寝台装置が知られている。
この種の寝台装置として、例えば特許文献1に記載された装置がある。この寝台装置は、寝台と、寝台を支持する支持架台と、支持架台の長手方向の端部に取り付けられたボードと、を備えている。
特開2015−84816号公報
ところで、寝台装置には、例えば外観性の観点等から、前述のボードを備えていない構成が求められることがある。
しかしながら、前記特許文献1の寝台装置は、ボードを備える構成を前提としており、ボードを備えない構成に適用することができなかった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、ボードの有無に関わらずいずれの仕様にも構成することができる寝台装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る寝台装置は、長手方向に延びる第1のフレーム部材と、前記第1のフレーム部材における前記長手方向の少なくとも一方の端部に配置されて短手方向に延びる第2のフレーム部材を含む支持架台を備える。前記第2のフレーム部材は、ボードを固定できる支持部と、第1幕板を係止できる部分を備える。
本発明の上記各態様に係る寝台装置によれば、ボードの有無に関わらずいずれの仕様にも構成することができる。
本発明の一実施形態に係る寝台装置の第1使用形態における斜視図である。 図1に示す寝台装置の側面図である。 図1に示す寝台装置の上面図である。 図1に示す寝台装置の下面図である。 図1に示す寝台装置の分解斜視図であって、ボトムを除去した状態を示す図である。 図1に示す寝台装置において脚上げ状態を示す斜視図である。 図6に示す寝台装置の側面図である。 図6に示す寝台装置における要部の拡大斜視図である。 図3中の切断線A1−A1で支持架台および第1幕板、角幕板を切断した部分断面図である。 図2中の切断線A2−A2で幕板を切断した部分断面図である。 本発明の一実施形態に係る寝台装置の第2使用形態における斜視図である。 図11中の切断線A3−A3での部分断面図である。
本発明の一実施形態に係る寝台装置10を、図1から図12に基づいて以下に説明する。寝台装置10は、例えば、医療環境下(介護環境下を含む)や一般家庭下において利用することができる。図1から図12において、矢印Hは人(使用者)が寝る際に頭側Hとなる向きを示し、また矢印Fは人が寝る際に足側Fとなる向きを示している。以下の説明においては、矢印H、Fの方向である前後方向に対して直交する水平方向を左右方向と言う場合が有る。前後方向および左右方向は、いずれも水平方向に沿う方向である。
図1から図4に示すように、寝台装置10は、寝台11と、支持架台12と、ボード13と、駆動機構14と、を備えている。寝台装置10は、電力を動力源とするいわゆる電動ベッドである。
寝台11は、平面視した場合に左右方向よりも前後方向に長い。寝台11の長手方向は前後方向とされ、寝台11の短手方向は左右方向となっている。寝台11上には、図示しないマットレスが配置される。寝台11には、前記マットレスを介して使用者が横たわる。
寝台11は、背ボトム21と、腰ボトム22と、脚ボトム23と、を備えている。これらの背ボトム21、腰ボトム22および脚ボトム23は、頭側Hから足側Fに向けてこの順に並んでいる。背ボトム21は、使用者の背を支える。腰ボトム22は、使用者の腰を支える。脚ボトム23は、使用者の脚を支える。
脚ボトム23は、膝ボトム24と、足ボトム25と、を備えている。これらの膝ボトム24および足ボトム25は、頭側Hから足側Fに向けてこの順に並んでいる。膝ボトム24は、使用者の膝から腰を支える。足ボトム25は、使用者の膝から足先を支える。
支持架台12は、寝台11を支持する。支持架台12は、寝台11、および寝台11上の使用者それぞれの荷重を受け止める。図5に示すように、支持架台12は、メインフレーム31と、接地部32と、を備えている。
メインフレーム31は、寝台11を支持する。メインフレーム31は、平面視において矩形状をなす。メインフレーム31は、外フレーム部33と、内フレーム部34と、を備えている。
外フレーム部33は、メインフレーム31の外周縁部を形成し、支持架台12の外周縁部に配置されている。外フレーム部33は、平面視において頭側Hに向けて開口するC字状に形成されている。外フレーム部33は、第1フレーム部材35と、第2フレーム部材36と、を備えている。
第1フレーム部材35は、左右方向に延びる。第1フレーム部材35は、支持架台12の足側Fの端部に配置されている。
第2フレーム部材36は、前後方向に延びている。第2フレーム部材36は、左右方向に間隔をあけて一対設けられている。第2フレーム部材36は、第1フレーム部材35の左右方向の端部から、前後方向に沿う頭側Hに向けて延びている。第2フレーム部材36は、第1フレーム部材35に移動不能に固定されている。第1フレーム部材35と第2フレーム部材36とは、互いに接続されることで外フレーム部33の角部を形成している。
第2フレーム部材36は、第1フレーム部材35に溶着(固着)されている。
外フレーム部33には、幕板37が固定されている。幕板37は、外フレーム部33を側方から覆っている。幕板37は、第1幕板38と、第2幕板39と、角幕板40と、を備えている。第1幕板38は、第1フレーム部材35を側方から覆う。第2幕板39は、第2フレーム部材36を側方から覆う。角幕板40は、前記角部を覆う。
内フレーム部34は、平面視において外フレーム部33の内側に配置されている。内フレーム部34は、横部材41と、縦部材42と、を備えている。横部材41は、左右方向に延びる。横部材41は、左右一対の第2フレーム部材36を左右方向に連結している。
横部材41は、前後一対配置されている。横部材41は、第2フレーム部材36に移動不能に固定されている。横部材41は、第2フレーム部材36に溶着(固着)されている。
縦部材42は、前後方向に延びる。縦部材42は、前後一対の横部材41を前後方向に連結している。縦部材42は、左右方向に一対配置されている。縦部材42の頭側Hの端部は、第2フレーム部材36の頭側Hの端部と前後方向に同等の位置に配置されている。
縦部材42は、横部材41に移動不能に固定されている。縦部材42は、横部材41に溶着(固着)されている。
接地部32は、接地面に接地する。接地部32は、左右方向に一対配置されるとともに、左右一対の接地部32が、前後方向に一対、配置されている。接地部32は、全部で4つ設けられている。接地部32は、縦部材42に連結されている。
図6および図7に示すように、支持架台12は、寝台11の一部(可動ボトム)を、左右方向に延びる回動軸26回りに回動自在に支持している。寝台装置10は、いわゆるギャッチベッドとなっている。本実施形態では、腰ボトム22が支持架台12に固定され、背ボトム21および脚ボトム23が腰ボトム22に回動自在に連結されている。
回動軸26は、背ボトム21と腰ボトム22とを連結する第1回動軸26aと、脚ボトム23と腰ボトム22とを連結する第2回動軸26bと、を備えている。
なお、膝ボトム24と足ボトム25とは、左右方向に延びる屈曲軸27回りに回動自在に連結されている。そのため、脚ボトム23が第2回動軸26b回りに回動して寝台装置10が脚上げ状態となると、屈曲軸27が突をなすように、脚ボトム23が屈曲する。
なお図6から図8に示すように、脚ボトム23には、足ステー43が回動自在に連結されている。足ステー43は、脚ボトム23を足先上げ状態で保持する。足先上げ状態の脚ボトム23では、足ボトム25が、水平方向に平行に延びている。足ステー43は、前後方向に延びる長尺状に形成されている。
足ステー43の第1端部43aおよび第2端部43bはそれぞれ、足ボトム25およびメインフレーム31それぞれに回転自在に固定されている。足ステー43の第1端部43aは、足ボトム25に実質的に離脱不能に固定されている。足ステー43の第2端部43bは、メインフレーム31に着脱自在に固定されている。脚ボトム23が足先上げ状態とされたときに、足ステー43が、足ボトム25から頭側H斜め下方に延びる。
図1から図4に示すように、ボード13は、支持架台12における前後方向の端部に配置されている。ボード13は、表裏面が前後方向を向く板状に形成されている。ボード13は、支持架台12の頭側Hに位置するヘッドボード13aを備えている。ヘッドボード13aは、縦部材42の頭側Hの端部に固定されている。
図4および図5に示すように、駆動機構14は、支持架台12に取り付けられる。駆動機構14は、複数設けられている。複数の駆動機構14は、寝台11の下方に配置されている。駆動機構14は、寝台11および支持架台12のうちの少なくとも一部を移動させる。駆動機構14は、前後方向に伸縮する直動アクチュエータである。
駆動機構14は、背ボトム21を回動させる第1駆動機構14aと、脚ボトム23を回動させる第2駆動機構14bと、を備えている。第1駆動機構14aの前後方向の両端部は、メインフレーム31、および背上リンク44にそれぞれ取り付けられている。背上リンク44は、背ボトム21を下方から支持している。第1駆動機構14aを動作させると、背上リンク44が回動して背ボトム21が背上げ状態になる。
第2駆動機構14bの前後方向の両端部は、メインフレーム31、および膝上リンク45にそれぞれ取り付けられている。膝上リンク45は、脚ボトム23を下方から支持している。第2駆動機構14bを動作させると、膝上リンク45が回動して脚ボトム23が脚上げ状態になる。
以上で、本発明の実施形態に係る寝台装置10の基本構成について説明した。以下では、寝台装置10における本実施形態の特徴部分について説明する。
図9に示すように、第1フレーム部材35の外側部35aには、貫通孔(支持部)35bが設けられている。なお、ここで言う外側部35aとは、第1フレーム部材35の外側の側面近傍の部分のことを意味する。後述する第2フレーム部材36の外側部36aについても同様である。
貫通孔35bは、ボード13が有する後述するフットボード13bを第1フレーム部材35に固定するためのものである。貫通孔35bは、第1フレーム部材35を前後方向に貫いている。貫通孔35bは、例えば上下方向に間隔を空けて一対形成されている。
図5に示すように、支持架台12が有する外フレーム部33は、左右方向に沿って延在する第1フレーム部材35と、前後方向に沿って延在する一対の第2フレーム部材36と、を有する。第1フレーム部材35は、支持架台12の長手方向の足側Fの端部に設けられている。
図3に示すように、支持架台12は平面視して前後方向と左右方向とを有する。
図9に示すように、第1幕板38は、第1フレーム部材35を側方から覆う側板38aと、側板38aの上端部から頭側Hに延びる上板38bと、側板38aの下端部から頭側Hに延びる下板38cと、を備える。なお、ここで言う第1幕板38とは、第1フレーム部材35の外側部35aを覆う部材であって、寝台11(支持架台12)上にマットレスを配置したときに、マットレスよりも上方に突出しない部材のことを意味する。第2幕板39および角幕板40についても同様である。
上板38bは、第1フレーム部材35を上方から覆う。下板38cは、第1フレーム部材35を下方から覆う。
側板38aと上板38bとの接続部(角部)38d、および側板38aと下板38cとの接続部38dは、丸みを帯びた形状である。上板38bの下面には、第1係止爪38b1が設けられている。下板38cの上面には、第1係止爪38c1が設けられている。
第1幕板38は、押し出し成形等により製造することができる。
第1係止爪38b1、38c1が第1フレーム部材35の頭側Hの端部に係止することで、第1フレーム部材35の外側部35aに第1幕板38が固定される。このときに、第1幕板38の側板38aは、第1フレーム部材35の貫通孔35bを側方から覆う。これにより、貫通孔35bが外部から見えなくなる。
一方で、第1係止爪38b1と第1係止爪38c1との間が離間するように第1幕板38を変形させながら、第1フレーム部材35に対して第1幕板38を足側Fに引く。これにより、第1係止爪38b1、38c1と第1フレーム部材35との係止が解除され、第1フレーム部材35から第1幕板38が取り外される。このときに、貫通孔35bは外部に露出する。
このように、第1係止爪38b1、38c1は第1フレーム部材35に対して着脱自在であり、第1幕板38は、第1係止爪38b1、38c1により第1フレーム部材35に着脱自在である。
第1フレーム部材35の外側部35aと第1幕板38の内側部38eとの間には、スペーサ46が介在している。なお、ここで言う内側部38eとは、第1幕板38の内側の側面近傍の部分のことを意味する。
スペーサ46は、板状のスペーサ本体46aに複数のリブ46bが設けられている。スペーサ本体46aは、表裏面が前後方向を向く板状に形成されている。複数のリブ46bは、スペーサ本体46aの足側Fの面に左右方向に延びるとともに、上下方向に間隔を空けて設けられている。スペーサ46は、押し出し成形等により製造することができる。
スペーサ本体46aは、第1フレーム部材35の足側Fの面に接触している。複数のリブ46bは、側板38aの頭側Hの面に接触している。複数のリブ46bのうち、上下方向の端部のリブ46bの高さ(前後方向の長さ)は、他のリブ46bの高さよりも低い。
これにより、第1幕板38の接続部38dの丸みを帯びた形状に倣って各リブ46bを第1幕板38の内側部38eに接触させることができる。
このように第1フレーム部材35と第1幕板38とを前後方向に離間させて、第1幕板38が丸みを帯びた形状にする場合がある。この場合でも、第1フレーム部材35と第1幕板38との間にスペーサ46を介在させることで、第1フレーム部材35と第1幕板38とがガタつかない。
なお、スペーサ46は、寝台装置10の必須の構成ではない。
第2幕板39の長手方向となる前後方向に直交する断面形状は、第1幕板38の長手方向となる左右方向に直交する断面形状と同一である。図5に示すように、第2幕板39は、第2フレーム部材36の外側部36aを覆う。図10に示すように、第2幕板39の足側Fの端部は、第1幕板38の左右方向の端部と突き合わされている。
幕板38、39の断面形状を同一にすることで、幕板38、39を押し出し成形による長さ違いの部品とし、部品の製造コストを抑えることができる。
図5に示すように、角幕板40は、上部板61と、下部板62と、側部板63と、を備えている。上部板61は、両幕板38、39の突き合わせ部を上方から覆う。下部板62は、前記突き合わせ部を下方から覆う。上部板61および下部板62は、平面視において、互いに同等の形状でかつ同等の大きさの正方形状に形成されている。側部板63は、前記突き合わせ部を側方から覆う。側部板63は、平面視においてL字状に形成され、上部板61と下部板62とを連結する。
図5および図10に示すように、側部板63は、前記突き合わせ部を前後方向に覆う側部第1片63aと、前記突き合わせ部を左右方向に覆う側部第2片63bと、側部第1片63aおよび側部第2片63bを連結する側部連結片63cと、を備えている。側部第1片63aは、表裏面が前後方向を向く板状に形成されている。側部第2片63bは、表裏面が左右方向を向く板状に形成されている。側部連結片63cは、平面視において、側部第1片63aと側部第2片63bとの接続部を面取りした形状をなす。側部連結片63cは、側部第1片63aから側部第2片63bに向けて、頭側Hに延びつつ左右方向の外側に延びている。
なお、このような側部連結片63cの形状は、スペーサ46を設けることによって実現することができる。すなわち、スペーサ46を設けることによって、第1フレーム部材35の外側部35aと、側部板63の側部第1片63aと、を前後方向に離間させることができる。そのため、側部第1片63aを第1幕板38に当接させつつ、側部第2片63bを第2幕板39に当接させた状態であっても、側部連結片63cを、側部第1片63aから側部第2片63bに向けて、頭側Hに延びつつ左右方向の外側に延びるような形状に形成することができる。
図9および図10に示すように、角幕板40は、左右方向に直交する断面がC字状の第1片48と、前後方向に直交する断面がC字状の第2片49と、が一体になっているとも言える。すなわち、角幕板40を、平面視における上部板61および下部板62の対角線のうち、側部連結片63cを通る対角線を基準として2つに区画した部分を、それぞれ第1片48と第2片49と捉えることができる。第1片48は、前記側部第1片63aを含む。第2片49は、前記側部第2片63bを含む。
角幕板40には、第2係止爪50が設けられている。第2係止爪50は、第1片48に左右方向に延びるように配置された第1爪片50aと、第2片49に前後方向に延びるように配置された第2爪片50bとを備える。第1爪片50aと第2爪片50bとは一体となってV字状をなしている。
第1片48は、第1幕板38の左右方向の端部を側方から覆う。第2片49は、第2幕板39の足側Fの端部を側方から覆う。このように、角幕板40は第1幕板38および第2幕板39間の突き合わせ箇所を覆う。
第1爪片50aが第1幕板38の頭側Hの端部に係止することで、第1幕板38に角幕板40が固定される。第2爪片50bが第2幕板39の左右方向の端部に係止することで、第2幕板39に角幕板40が固定される。
一方で、C字状の第1片48および第2片49を開口が開くように変形させながら、幕板38、39に対して角幕板40を足側Fかつ左右方向である斜め方向に引く。これにより、第1爪片50aと第1幕板38、および第2爪片50bと第2幕板39の係止が解除され、幕板38、39から角幕板40が取り外される。
このように、第2係止爪50は第1幕板38および第2幕板39のそれぞれに対して着脱自在である。
以上のように、第1フレーム部材35に第1幕板38が固定された第1使用形態の寝台装置10は、ボード13としてヘッドボード13aのみを備える、いわゆるハリウッドスタイルと呼ばれる仕様になる。
駆動機構14を動作させることで、寝台11の背ボトム21等の角度が変化し、背上げおよび脚上げ(膝上げ)動作が可能となる。
足ステー43の第2端部43bをメインフレーム31から取り外すこと等により、メインフレーム31から寝台11を取り外すことができる。これにより、メインフレーム31と寝台11とを分離して搬送することができ、寝台装置10の搬送が容易になる。
図11および図12に示すように、本実施形態の寝台装置10は、第1幕板38に代えてフットボード13bを第1フレーム部材35に固定することができる。
図12に示すようにフットボード13bの下端部には、例えば一対の連通孔13b1が形成されている。一対の連通孔13b1は、上下方向に間隔を空けて形成されている。
なお、ここで言うフットボード13bを含むボード13とは、寝台11上にマットレスを配置したときに、マットレスよりも上方に向かって延在する部材のことを意味する。
第1フレーム部材35から第1幕板38を取り外した後で、第1フレーム部材35の各貫通孔35bに頭側Hからナット53を挿入する。この例では、ナット53の先端は、貫通孔35bを通してフットボード13bの連通孔13b1に挿入される。第1フレーム部材35の連通孔13b1に足側Fからボルト54を挿入する。各ナット53にボルト54を螺合させこの螺合をきつくすることで、第1フレーム部材35にフットボード13bが固定される。
このとき、フットボード13bは、第1フレーム部材35の側方、すなわち支持架台12の足側Fに配置される。フットボード13bは、第1フレーム部材35よりも上方に向かって延在する。
以上のように、第1フレーム部材35にフットボード13bが固定された第2使用形態の寝台装置10は、ボード13としてヘッドボード13aおよびフットボード13bを備える、いわゆるヨーロピアンスタイルと呼ばれる仕様になる。
なお、ナット53とボルト54との螺合を解除することで、第1フレーム部材35からフットボード13bが取り外される。
フットボード13bを取り外した第1フレーム部材35に、第1幕板38を固定してもよい。
このように、本実施形態の寝台装置10は、フットボード13bおよび第1幕板38の両方を備え、使用形態に応じてフットボード13bまたは第1幕板38が、第1フレーム部材35に対して択一的に固定される。ここで言う択一的に固定されるとは、第1フレーム部材35にフットボード13bおよび第1幕板38が同時に固定されることを意味しない。すなわち、ここで言う択一的とは、第1フレーム部材35にフットボード13bが固定されること、および、第1フレーム部材35に第1幕板38が固定されること、のいずれか一方を選択して行うことを意味する。
以上説明したように、本実施形態の寝台装置10によれば、寝台装置10がフットボード13bを備えるヨーロピアンスタイル、および寝台装置10がフットボード13bを備えないハリウッドスタイルのいずれの仕様にも構成することができる。そして、寝台装置10がフットボード13bを備えない仕様を選択した場合には、第1フレーム部材35の外側部35aを第1幕板38で覆うことで、第1フレーム部材35を寝台装置10の外部から見えにくくすることができる。
例えば、使用者がハリウッドスタイルの寝台装置10を購入した後で、寝台装置10の頭側Hだけでなく足側Fにもボード13が欲しいと思ったとする。この場合、寝台装置10から第1幕板38および角幕板40を取り外して第1フレーム部材35にフットボード13bを固定するだけで、寝台装置10を足側Fにフットボード13bを備えるヨーロピアンスタイルにすることができる。
なお、寝台装置10は、フットボード13b及び第1幕板38の一方のみを備える構成であってもよい。この場合であっても、寝台11、支持架台12、ヘッドボード13a、および駆動機構14を共通にして、寝台装置10のスタイルを切り替えることができ、スタイルの変更による寝台装置10の製造コストを低減させることができる。すなわち、ハリウッドスタイルおよびヨーロピアンスタイルのいずれの寝台装置10を製造する場合であっても、共通の支持架台12を採用することが可能になり、生産効率の向上や不要在庫の低減を図ることができる。
寝台装置10がフットボード13bを備えないハリウッドスタイルの場合には、第1フレーム部材35に第1幕板38を固定することで第1幕板38により貫通孔35bを覆い、寝台装置10の外観を向上させることができる。
第1幕板38に第1係止爪38b1、38c1が設けられていることで、第1フレーム部材35に対して第1幕板38を着脱自在にすることができる。
第2幕板39が第2フレーム部材36の外側部36aを覆い、角幕板40が幕板38、39間の突き合わせ箇所を覆う。このため、第1幕板38および第2幕板39間の突き合わせ箇所が外部に露出するのを抑制することができる。
角幕板40に第2係止爪50が設けられていることで、第1幕板38および第2幕板39のそれぞれに対して角幕板40を着脱自在にすることができる。
スペーサ46を介在させることで、例えば第1フレーム部材35と第1幕板38とを離間させて第1幕板38の接続部38dが丸みを帯びた形状にする場合にも、第1フレーム部材35と第1幕板38とがガタつくのを抑えることができる。
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述したが、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、第1幕板38は第1フレーム部材35に着脱自在であるとしたが、第1幕板38は第1フレーム部材35に固定したら外れない構成でもよい。第2幕板39、角幕板40、フットボード13bについても、第2フレーム部材36、幕板38、39、第1フレーム部材35にそれぞれ固定したら外れない構成でもよい。
第1フレーム部材35に第1幕板38を固定したときに、第1幕板38が第1フレーム部材35の貫通孔35bを覆わないように構成してもよい。
第1幕板38に第1係止爪38b1、38c1が設けられず、例えば第1フレーム部材35の足側Fの面にT字状の頭部を有するリベットを設けるとともに、第1幕板にこの頭部に係合する凹溝を設けてもよい。凹溝は、第1幕板の長手方向(左右方向)に見たときにT字状に凹んでいる。リベットに対して第1幕板を長手方向に移動させて、第1フレーム部材35に第1幕板を固定する。
角幕板40についても同様に、第2係止爪50が設けられなくてもよい。
寝台装置10は、角幕板40を備えなくてもよい。
第1幕板およびフットボードの両方が、第1フレーム部材35に対して同時に固定されるように構成してもよい。この場合例えば、第1フレーム部材35の下部に第1幕板を固定するとともに、第1フレーム部材35の上部にフットボードを固定してもよい。第1幕板およびフットボードの両方が、第1フレーム部材35に対して同時に固定されるように構成されているが、第1フレーム部材35に第1幕板およびフットボードの一方のみを固定してもよい。
一対の第2フレーム部材36の頭側Hの端部に第1フレーム部材35を設け、この第1フレーム部材35にヘッドボード13aおよび第1幕板38が着脱自在となるように構成してもよい。この場合、寝台装置10にヘッドボード13aが着脱自在になる。ヘッドボード13aおよびフットボード13bの両方が支持架台12に着脱自在であってもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 寝台装置
12 支持架台
13 ボード
35 第1フレーム部材
35a、36a 外側部
35b 貫通孔(支持部)
36 第2フレーム部材
39 第2幕板
38 第1幕板
38b1、38c1 第1係止爪
38e 内側部
40 角幕板
46 スペーサ
50 第2係止爪

Claims (3)

  1. 長手方向に延びる第1のフレーム部材と、前記第1のフレーム部材における前記長手方
    向の少なくとも一方の端部に配置されて短手方向に延びる第2のフレーム部材を含む支持
    架台を備え、
    前記第2のフレーム部材が、ボードを固定できる支持部と、第1幕板を係止できる部分
    を備え
    前記第2のフレーム部材に対して前記ボードと前記第1幕板を取り換えることができる
    寝台装置。
  2. 前記第2のフレーム部材は、第1面、側面、前記第1面に対向する第2面を含み、
    前記支持部が、前記側面に設けられた貫通孔であり、
    前記第2のフレーム部材において前記第1幕板を係止できる部分が、前記第1面及び前記第2面の端部である請求項1に記載の寝台装置。
  3. 前記第1幕板が、前記第2のフレーム部材の外側部を覆う請求項1または2に記載の寝
    台装置。
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