JP6479932B2 - 寝台装置 - Google Patents
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Description
この種の寝台装置として、例えば特許文献1に記載された装置がある。この寝台装置は、寝台と、寝台を支持する支持架台と、支持架台の長手方向の端部に取り付けられたボードと、を備えている。
しかしながら、前記特許文献1の寝台装置は、ボードを備える構成を前提としており、ボードを備えない構成に適用することができなかった。
寝台11は、平面視した場合に左右方向よりも前後方向に長い。寝台11の長手方向は前後方向とされ、寝台11の短手方向は左右方向となっている。寝台11上には、図示しないマットレスが配置される。寝台11には、前記マットレスを介して使用者が横たわる。
脚ボトム23は、膝ボトム24と、足ボトム25と、を備えている。これらの膝ボトム24および足ボトム25は、頭側Hから足側Fに向けてこの順に並んでいる。膝ボトム24は、使用者の膝から腰を支える。足ボトム25は、使用者の膝から足先を支える。
メインフレーム31は、寝台11を支持する。メインフレーム31は、平面視において矩形状をなす。メインフレーム31は、外フレーム部33と、内フレーム部34と、を備えている。
第1フレーム部材35は、左右方向に延びる。第1フレーム部材35は、支持架台12の足側Fの端部に配置されている。
第2フレーム部材36は、第1フレーム部材35に溶着(固着)されている。
横部材41は、前後一対配置されている。横部材41は、第2フレーム部材36に移動不能に固定されている。横部材41は、第2フレーム部材36に溶着(固着)されている。
縦部材42は、横部材41に移動不能に固定されている。縦部材42は、横部材41に溶着(固着)されている。
接地部32は、接地面に接地する。接地部32は、左右方向に一対配置されるとともに、左右一対の接地部32が、前後方向に一対、配置されている。接地部32は、全部で4つ設けられている。接地部32は、縦部材42に連結されている。
なお、膝ボトム24と足ボトム25とは、左右方向に延びる屈曲軸27回りに回動自在に連結されている。そのため、脚ボトム23が第2回動軸26b回りに回動して寝台装置10が脚上げ状態となると、屈曲軸27が突をなすように、脚ボトム23が屈曲する。
第2駆動機構14bの前後方向の両端部は、メインフレーム31、および膝上リンク45にそれぞれ取り付けられている。膝上リンク45は、脚ボトム23を下方から支持している。第2駆動機構14bを動作させると、膝上リンク45が回動して脚ボトム23が脚上げ状態になる。
貫通孔35bは、ボード13が有する後述するフットボード13bを第1フレーム部材35に固定するためのものである。貫通孔35bは、第1フレーム部材35を前後方向に貫いている。貫通孔35bは、例えば上下方向に間隔を空けて一対形成されている。
図5に示すように、支持架台12が有する外フレーム部33は、左右方向に沿って延在する第1フレーム部材35と、前後方向に沿って延在する一対の第2フレーム部材36と、を有する。第1フレーム部材35は、支持架台12の長手方向の足側Fの端部に設けられている。
図3に示すように、支持架台12は平面視して前後方向と左右方向とを有する。
上板38bは、第1フレーム部材35を上方から覆う。下板38cは、第1フレーム部材35を下方から覆う。
側板38aと上板38bとの接続部(角部)38d、および側板38aと下板38cとの接続部38dは、丸みを帯びた形状である。上板38bの下面には、第1係止爪38b1が設けられている。下板38cの上面には、第1係止爪38c1が設けられている。
第1幕板38は、押し出し成形等により製造することができる。
一方で、第1係止爪38b1と第1係止爪38c1との間が離間するように第1幕板38を変形させながら、第1フレーム部材35に対して第1幕板38を足側Fに引く。これにより、第1係止爪38b1、38c1と第1フレーム部材35との係止が解除され、第1フレーム部材35から第1幕板38が取り外される。このときに、貫通孔35bは外部に露出する。
このように、第1係止爪38b1、38c1は第1フレーム部材35に対して着脱自在であり、第1幕板38は、第1係止爪38b1、38c1により第1フレーム部材35に着脱自在である。
スペーサ46は、板状のスペーサ本体46aに複数のリブ46bが設けられている。スペーサ本体46aは、表裏面が前後方向を向く板状に形成されている。複数のリブ46bは、スペーサ本体46aの足側Fの面に左右方向に延びるとともに、上下方向に間隔を空けて設けられている。スペーサ46は、押し出し成形等により製造することができる。
スペーサ本体46aは、第1フレーム部材35の足側Fの面に接触している。複数のリブ46bは、側板38aの頭側Hの面に接触している。複数のリブ46bのうち、上下方向の端部のリブ46bの高さ(前後方向の長さ)は、他のリブ46bの高さよりも低い。
これにより、第1幕板38の接続部38dの丸みを帯びた形状に倣って各リブ46bを第1幕板38の内側部38eに接触させることができる。
このように第1フレーム部材35と第1幕板38とを前後方向に離間させて、第1幕板38が丸みを帯びた形状にする場合がある。この場合でも、第1フレーム部材35と第1幕板38との間にスペーサ46を介在させることで、第1フレーム部材35と第1幕板38とがガタつかない。
なお、スペーサ46は、寝台装置10の必須の構成ではない。
幕板38、39の断面形状を同一にすることで、幕板38、39を押し出し成形による長さ違いの部品とし、部品の製造コストを抑えることができる。
図5および図10に示すように、側部板63は、前記突き合わせ部を前後方向に覆う側部第1片63aと、前記突き合わせ部を左右方向に覆う側部第2片63bと、側部第1片63aおよび側部第2片63bを連結する側部連結片63cと、を備えている。側部第1片63aは、表裏面が前後方向を向く板状に形成されている。側部第2片63bは、表裏面が左右方向を向く板状に形成されている。側部連結片63cは、平面視において、側部第1片63aと側部第2片63bとの接続部を面取りした形状をなす。側部連結片63cは、側部第1片63aから側部第2片63bに向けて、頭側Hに延びつつ左右方向の外側に延びている。
角幕板40には、第2係止爪50が設けられている。第2係止爪50は、第1片48に左右方向に延びるように配置された第1爪片50aと、第2片49に前後方向に延びるように配置された第2爪片50bとを備える。第1爪片50aと第2爪片50bとは一体となってV字状をなしている。
第1爪片50aが第1幕板38の頭側Hの端部に係止することで、第1幕板38に角幕板40が固定される。第2爪片50bが第2幕板39の左右方向の端部に係止することで、第2幕板39に角幕板40が固定される。
一方で、C字状の第1片48および第2片49を開口が開くように変形させながら、幕板38、39に対して角幕板40を足側Fかつ左右方向である斜め方向に引く。これにより、第1爪片50aと第1幕板38、および第2爪片50bと第2幕板39の係止が解除され、幕板38、39から角幕板40が取り外される。
このように、第2係止爪50は第1幕板38および第2幕板39のそれぞれに対して着脱自在である。
駆動機構14を動作させることで、寝台11の背ボトム21等の角度が変化し、背上げおよび脚上げ(膝上げ)動作が可能となる。
足ステー43の第2端部43bをメインフレーム31から取り外すこと等により、メインフレーム31から寝台11を取り外すことができる。これにより、メインフレーム31と寝台11とを分離して搬送することができ、寝台装置10の搬送が容易になる。
図12に示すようにフットボード13bの下端部には、例えば一対の連通孔13b1が形成されている。一対の連通孔13b1は、上下方向に間隔を空けて形成されている。
なお、ここで言うフットボード13bを含むボード13とは、寝台11上にマットレスを配置したときに、マットレスよりも上方に向かって延在する部材のことを意味する。
このとき、フットボード13bは、第1フレーム部材35の側方、すなわち支持架台12の足側Fに配置される。フットボード13bは、第1フレーム部材35よりも上方に向かって延在する。
なお、ナット53とボルト54との螺合を解除することで、第1フレーム部材35からフットボード13bが取り外される。
フットボード13bを取り外した第1フレーム部材35に、第1幕板38を固定してもよい。
なお、寝台装置10は、フットボード13b及び第1幕板38の一方のみを備える構成であってもよい。この場合であっても、寝台11、支持架台12、ヘッドボード13a、および駆動機構14を共通にして、寝台装置10のスタイルを切り替えることができ、スタイルの変更による寝台装置10の製造コストを低減させることができる。すなわち、ハリウッドスタイルおよびヨーロピアンスタイルのいずれの寝台装置10を製造する場合であっても、共通の支持架台12を採用することが可能になり、生産効率の向上や不要在庫の低減を図ることができる。
第1幕板38に第1係止爪38b1、38c1が設けられていることで、第1フレーム部材35に対して第1幕板38を着脱自在にすることができる。
角幕板40に第2係止爪50が設けられていることで、第1幕板38および第2幕板39のそれぞれに対して角幕板40を着脱自在にすることができる。
スペーサ46を介在させることで、例えば第1フレーム部材35と第1幕板38とを離間させて第1幕板38の接続部38dが丸みを帯びた形状にする場合にも、第1フレーム部材35と第1幕板38とがガタつくのを抑えることができる。
例えば、前記実施形態では、第1幕板38は第1フレーム部材35に着脱自在であるとしたが、第1幕板38は第1フレーム部材35に固定したら外れない構成でもよい。第2幕板39、角幕板40、フットボード13bについても、第2フレーム部材36、幕板38、39、第1フレーム部材35にそれぞれ固定したら外れない構成でもよい。
第1幕板38に第1係止爪38b1、38c1が設けられず、例えば第1フレーム部材35の足側Fの面にT字状の頭部を有するリベットを設けるとともに、第1幕板にこの頭部に係合する凹溝を設けてもよい。凹溝は、第1幕板の長手方向(左右方向)に見たときにT字状に凹んでいる。リベットに対して第1幕板を長手方向に移動させて、第1フレーム部材35に第1幕板を固定する。
角幕板40についても同様に、第2係止爪50が設けられなくてもよい。
寝台装置10は、角幕板40を備えなくてもよい。
一対の第2フレーム部材36の頭側Hの端部に第1フレーム部材35を設け、この第1フレーム部材35にヘッドボード13aおよび第1幕板38が着脱自在となるように構成してもよい。この場合、寝台装置10にヘッドボード13aが着脱自在になる。ヘッドボード13aおよびフットボード13bの両方が支持架台12に着脱自在であってもよい。
12 支持架台
13 ボード
35 第1フレーム部材
35a、36a 外側部
35b 貫通孔(支持部)
36 第2フレーム部材
39 第2幕板
38 第1幕板
38b1、38c1 第1係止爪
38e 内側部
40 角幕板
46 スペーサ
50 第2係止爪
Claims (3)
- 長手方向に延びる第1のフレーム部材と、前記第1のフレーム部材における前記長手方
向の少なくとも一方の端部に配置されて短手方向に延びる第2のフレーム部材を含む支持
架台を備え、
前記第2のフレーム部材が、ボードを固定できる支持部と、第1幕板を係止できる部分
を備え、
前記第2のフレーム部材に対して前記ボードと前記第1幕板を取り換えることができる
る寝台装置。 - 前記第2のフレーム部材は、第1面、側面、前記第1面に対向する第2面を含み、
前記支持部が、前記側面に設けられた貫通孔であり、
前記第2のフレーム部材において前記第1幕板を係止できる部分が、前記第1面及び前記第2面の端部である請求項1に記載の寝台装置。 - 前記第1幕板が、前記第2のフレーム部材の外側部を覆う請求項1または2に記載の寝
台装置。
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JP2017211170A JP6479932B2 (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | 寝台装置 |
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JP2016165812A Division JP6239705B1 (ja) | 2016-08-26 | 2016-08-26 | 寝台装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2002065401A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-05 | Otsuka Chem Co Ltd | ベッド枠及びベッド枠組み立て方法 |
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2017
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