JP6479511B2 - 発行ユニット及び発行機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、発行ユニット及び発行機に関する。
駅などに設置される発行機には、RF−ID(radio frequency identifier)インレットを備える券紙を用いて二次元コード等が印刷された乗車券など券媒体を発行するものがある。発行機は、券媒体を加熱することで、券媒体に二次元コード等を印刷する。従来、発行機は、二次元コード等の印刷のための加熱によって、RF−IDインレットを破損してしまう危険がある。
特開2006−326994号
上記の課題を解決するため、インレットの破損を防止することができる発行ユニット及び発行機を提供する。
実施形態によれば、発行ユニットは、搬送部と、読取部と、制御部と、カット部と、印刷部と、を備える。搬送部は、複数のインレットと、1つのインレットの位置に対応して設けられた1つのマークとを備える券紙を搬送する。読取部は、前記券紙から前記マークを読み取る。制御部は、前記マークの位置から定まる前記券紙のカット位置で前記券紙をカットすることによって前記券紙に印刷領域を形成するために、前記マークの位置に基づき前記搬送部が前記券紙を搬送する搬送量を制御する。カット部は、前記搬送部によって前記搬送量、搬送される前記券紙をカットする。印刷部は、前記カット部のカットにより前記券紙から得られる券媒体のカット端から定まる前記券媒体上の前記印刷領域へ情報を印刷する。前記制御部は、前記券媒体において前記印刷領域がインレットと重ならないように、前記搬送量を制御する。
図1は、実施形態に係る発行機の構成例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る発行部の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るRF−IDインレットを備える券紙の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る券媒体の構成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について説明する。
実施形態に係る発行機は、利用者に対して種々の券媒体を発行する。たとえば、発行機は、駅などに設置される自動券売機として用いられる。この場合、発行機は、利用客又は係員などの操作に基づいて、券媒体として乗車券又は特急券などを発行する。また、発行機は、精算機として用いられる。この場合、発行機は、利用客又は係員などの操作に基づいて、券媒体として精算券などを発行する。
また、発行機は、券媒体としてテーマパーク又は映画館などのチケットを発行してもよい。また、発行機は、券媒体として飲食店などで食券を発行してもよい。
券売機が用いられる用途及び券媒体の内容は、特定の構成に限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る発行機1の構成例を示すブロック図である。
図1が示すように、発行機1は、CPU11、ROM12、RAM13、NVM14、通信部15、表示部16、操作部17、磁気券処理部18、カードリーダライタ19、金額処理部20、発行部21及び排出部22などを備える。発行機1は、データバスなどを介してCPU11と、ROM12、RAM13、NVM14、通信部15、表示部16、操作部17、磁気券処理部18、カードリーダライタ19、金額処理部20、及び、発行部21とを通信可能に接続する。
CPU11(制御部)は、発行機1全体の動作(発券処理含む)を制御する機能を有する。CPU11は、内部キャッシュおよび各種のインターフェースなどを備えても良い。CPU11は、内部メモリ、ROM12あるいはNVM14に予め記憶したプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
なお、CPU11がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであっても良い。この場合、CPU11は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
ROM12は、予め制御用のプログラム及び制御データなどが記憶された不揮発性のメモリである。ROM12に記憶される制御プログラム及び制御データは、予め発行機1の仕様に応じて組み込まれる。ROM12は、たとえば、発行機1の回路基板を制御するプログラム(例えば、BIOS)などを格納している。
RAM13は、揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の処理中のデータなどを一時的に格納する。RAM13は、CPU11からの命令に基づき種々のアプリケーションプログラムを格納している。また、RAM13は、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
NVM14は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。NVM14は、例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)などである。NVM14は、発行機1の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション、及び種々のデータを格納する。また、NVM14は、CPU11が種々の処理を実行することで生成したデータを保存する。
通信部15は、上位装置としてのホストコンピュータなどとの通信を行うインターフェースである。
表示部16は、CPU11からの信号に基づいて種々の情報を表示するものである。たとえば、表示部16は、乗車券を選択するアイコンなどを表示してもよい。表示部16は、たとえば、液晶ディスプレイなどである。
操作部17は、発行機1の操作者によって、種々の指示が入力される。たとえば、操作部17は、発行部21に券媒体2を発行させる発行操作の入力を受け付ける。操作部17は、操作者に入力された指示のデータをCPU11へ送信する。操作部17は、たとえば、キーボード、テンキー、及び、タッチパネルなどである。
なお、表示部16と操作部17とは、一体的に形成されてもよい。即ち、表示部16は、指示を入力するためのアイコンを表示し、操作部17は、アイコンがタッチされることで指示の入力を受け付けてもよい。
磁気券処理部18は、磁気定期券に記録されている磁気情報を読み取り、又は、磁気定期券に磁気情報を書き込む。
カードリーダライタ19は、ICカードに記録されている情報を読み取り、又は、ICカードに情報を書き込む。
金額処理部20は、駅の係員が投入した現金あるいは金額カード(プリペイドカードやクレジットカード)を処理するものである。たとえば、金額処理部20は、駅の係員が投入した現金を集計し、駅の係員が投入した現金の金額を決定する。また、金額処理部20は、釣銭を放出する機能を有する。たとえば、金額処理部20は、CPU11からの命令に基づいて、釣銭を放出する。
発行部21(発行ユニット)は、CPU11の制御に基づいて、発券処理等を実行し、例えば乗車券情報が印刷された券媒体2を発行する。乗車券情報は、利用可能な乗車区間などを示す。たとえば、乗車券情報は、発着駅、有効期間、及び、有効区間などを備える。有効区間は、たとえば、終着駅又は乗車料金などである。乗車券情報は、鉄道会社などを備えてもよい。乗車券情報は、特定の構成に限定されるものではない。
また、発行部21は、乗車券情報を二次元コードとして券媒体2に印刷する。
発行部21については後述する。
排出部22は、発行部21が券媒体2を利用者へ提供する。たとえば、排出部22は、利用者が取得可能なように券媒体2を露出させる。たとえば、排出部22は、外部に露出する受け皿などである。
なお、発行機1は、上述した構成以外の構成要素を適宜追加しても良いし、特定の構成を除外してもよい。
券媒体2は、発行機1が発行する券媒体である。券媒体2については、後述する。
次に、発行部21の構成例について説明する。
図2は、発行部21の構成例を示す。
図2が示すように、発行部21は、収容部31、カット部32、マーク検知部33、印刷部34、及び搬送部36などを備える。
収容部31は、券媒体2を構成する券紙40を収容し、収容した券紙40を供給する。収容部31は、券紙40をロール状に収容する。収容部31は、ロール状の券紙40を支える軸、及び券紙40を送り出して供給する搬送ローラなどを備えてもよい。たとえば、収容部31は、CPU11からの信号に基づいて軸又は搬送ローラなどを回転させ、券紙40の先端を排出する。
図3は、券紙40の構成例を示す。
券紙40は、ベルト状の感熱媒体である。券紙40は、外部から熱を加えられると、加えられた部分が所定の色に変化する。たとえば、券紙40は、熱により黒色に変化する。たとえば、券紙40は、紙、プラスチック、又は、ビニールなどである。たとえば、券紙40は、乗車券情報が印刷されるロイコ層などを備える。ロイコ層は、外部からの熱によって色が変化する層である。
図3が示すように、券紙40は、RF−IDインレット41、バーマーク44、及び、印刷領域45などを備える。
RF−IDインレット41(インレット)は、所定の間隔で券紙40に埋め込まれる。たとえば、RF−IDインレット41は、一定間隔で券紙40に配置される。
RF−IDインレット41は、券紙40を構成する複数の層の間に埋め込まれる。また、RF−IDインレット41は、1枚の券媒体2に少なくとも1つのRF−IDインレット41が埋め込まれるように、券紙40に配置される。たとえば、RF−IDインレット41は、券紙40を券媒体2に切り出す幅と同様の間隔で券紙40に埋め込まれる。
RF−IDインレット41は、外部装置へ無線で乗車券情報などを送信する。たとえば、RF−IDインレット41は、券媒体2の発行時などにおいて、発行機1によって無線で乗車券情報を書き込まれる。RF−IDインレット41は、改札機などの外部装置へ、書き込まれた乗車券情報を無線で送信する。
RF−IDインレット41は、RF−IDチップ42及びアンテナ43などを備える。
RF−IDチップ42は、RF−IDインレット41全体を制御する制御部である。RF−IDチップ42は、たとえば、CPU、ROM及びRAMなどを備えてもよい。
アンテナ43は、外部装置と無線で通信するためのアンテナである。また、アンテナ43は、外部装置から電力の供給を受けるためにも使用される。たとえば、アンテナ43は、所定の領域に網目状に形成されてもよい。また、アンテナ43は、所定の領域に環状に形成されてもよい。
RF−IDインレット41は、外部装置から非接触で電力などの供給を受けて活性化される(動作可能な状態になる)。RF−IDインレット41は、通信インターフェースとしてのアンテナ43及び変復調回路などを介して外部装置からの電波を受信し、その電波から図示しない電源部により動作電源及び動作クロックを生成して活性化する。
RF−IDインレット41が活性化すると、RF−IDチップ42は、アンテナ43を通じて外部装置とデータ通信することができる。たとえば、RF−IDチップ42は、アンテナ43を通じて発行機1などが備える通信ユニットなどから乗車券情報などを受信し、内部に格納する。また、RF−IDチップ42は、アンテナ43を通じて改札機などが備える通信ユニットなどへ乗車券情報などを送信する。
例えば、バーマーク44(マーク)は、RF−IDインレット41の位置を示す。バーマーク44は、1つのRF−IDインレット41に対して1つ存在する。また、バーマーク44は、所定個数(例えば、2個又は3個)のRF−IDインレット41に対して1つ存在してもよい。即ち、RF−IDインレット41の配置間隔が一定であるのに対して、バーマーク44の配置間隔も一定であれば、RF−IDインレット41の配置間隔とバーマーク44の配置間隔とが異なっていても良い。
図3が示す例においては、バーマーク44は、RF−IDインレット41に対応する位置に印刷される。即ち、RF−IDインレット41は、バーマーク44が存在する位置に対応して配置される。例えば、バーマーク44は、RF−IDインレット41から一定の間隔を空けて印刷されてもよい。バーマーク44の位置とRF−IDインレット41の位置との関係は、特定の構成に限定されるものではない。
図3が示す例においては、バーマーク44は、四角形に形成される。バーマーク44は、三角、丸、他の多角形であってもよいし、所定のマークなどであってもよい。バーマーク44の形状は、特定の構成に限定されるものではない。
また、バーマーク44は、乗車券情報などが印刷される面(ロイコ層)に印刷される。バーマーク44は、裏面(ロイコ層でない面)に印刷されてもよい。
ロイコ層に印刷される場合、バーマーク44は、熱によって印刷されてもよい。また、裏面に印刷される場合、バーマーク44は、インクによって印刷されてもよい。
また、バーマーク44は、不可視であってもよい。
印刷領域45は、熱による印刷が可能な領域である。図3が示すように、印刷領域45は、RF−IDインレット41と重ならない領域又はRF−IDインレット41から所定距離離れた領域である。RF−IDインレット41は、熱によって破損する恐れがあるため、RF−IDインレット41上又はRF−IDインレット41の近くに乗車券情報などを印刷するとRF−IDインレット41が破損する恐れがある。そのため、印刷領域45は、上記の領域に設定される。
RF−IDインレット41及びバーマーク44は、券紙40の製造時において、券紙40に形成される。即ち、券紙40は、RF−IDインレット41及びバーマーク44を有する状態で、収容部31に収容される。
カット部32は、搬送部36の搬送路上で、券紙40から所定の長さの券媒体2を切り出す。カット部32は、券媒体2の所定の位置にRF−IDインレット41が配置されるように、券紙40をカットする。たとえば、カット部32は、券紙40をカットする刃などを備える。
カット部32によってカットされた券紙40は、券媒体2として搬送部36によって搬送される。
カット部32は、マーク検知部33よりも上流に位置する。ここでは、上流は、収容部31側を示す。
マーク検知部33(読取部)は、搬送部36の搬送路上で、券紙40からバーマーク44を読み取る。たとえば、マーク検知部33は、光を対象物に照射しその反射光を取得することで、バーマーク44を読み取る。なお、バーマーク44が不可視である場合、マーク検知部33は、バーマーク44を読み取ることができる不可視光を用いてバーマーク44を読み取る。
マーク検知部33は、カット部32よりも下流に配置される。ここでは、下流は、排出部22側を示す。
印刷部34は、CPU11からの信号に基づいて券媒体2に乗車券情報を印刷する。たとえば、印刷部34は、乗車券情報として、文字又は二次元コードなどを印刷する。印刷部34は、券媒体2を加熱することで券媒体2に文字又は二次元コードする。
印刷部34は、乗車券情報を示す二次元コード(乗車券コード)を券媒体2の印刷領域45に印刷する。また、印刷部34は印刷領域45に乗車券情報を示す文字又は数字などを印刷してもよい。
印刷部34は、券媒体2のカット端から定まる前記券媒体上の印刷領域へ情報を印刷する。印刷部34は、たとえば、券媒体2の一端から所定の領域を印刷領域45として、乗車券情報を印刷する。印刷部34は、券媒体2が搬送されたことを検知するセンサなどを備えてもよい。
なお、印刷部34は、乗車券情報以外の情報を印刷領域45に印刷してもよい。印刷部34が印刷する内容は、特定の構成に限定されるものではない。
印刷部34は、カット部32の下流に配置される。即ち、印刷部34は、カット部32が券媒体2を切り出した後に、券媒体2に印刷する。
搬送部36は、発行部21内で券紙40を搬送する。たとえば、搬送部36は、券紙40を収容部31から、カット部32、マーク検知部33、及び、印刷部34へ搬送する。なお、搬送部36は、カット部32まで券紙40の先端を搬送してもよい。また、搬送部36は、券紙40から切り出された券媒体2を排出部22まで搬送してもよい。
搬送部36は、たとえば、搬送ローラ、搬送ベルト、又は、ピックアップローラなどを備えてもよい。また、搬送部36は、ステッピングモータなどを備え、ステップごとに券媒体2を搬送してもよい。
次に、CPU11が実現する機能について説明する。
CPU11は、マーク検知部33を用いて、券紙40からバーマーク44を読み取る。
たとえば、CPU11は、搬送部36が券紙40の先端を搬送している間に、マーク検知部33を用いて券紙40からバーマーク44を読み取る。
また、CPU11は、バーマーク44の位置から定まるカット位置で券紙40をカットするために、前記バーマーク44の位置に基づいて、搬送部36が券紙40を搬送する搬送量を制御する機能を有する。
即ち、CPU11は、マーク検知部33がバーマーク44を検知すると、搬送部36を用いて、券紙40を所定の搬送量、搬送する。たとえば、CPU11は、搬送部36のステッピングモータを所定の距離に対応するステップ分回転させることで、券紙40を所定の距離、搬送する。
カット位置は、カット部32が券紙40をカットした場合に券媒体2の所定の位置にRF−IDインレット41が配置されるように決定される。即ち、CPU11は、カット位置で券紙40をカットすることで、所定の位置にRF−IDインレット41を備える券媒体2を切り出すことができる。たとえば、カット位置は、RF−IDインレット41とバーマーク44との位置関係、及び/又は、券媒体2の幅などによって決定される。
搬送量は、カット部32がカット位置で券紙40をカットするために、券紙40を搬送する距離である。即ち、CPU11は、バーマーク44を検知してから、搬送量、券紙40を搬送した後にカット部32を用いて券紙40をカットすると、カット位置で券紙40をカットすることができる。
たとえば、搬送量は、カット部32の位置、マーク検知部33の位置、及び/又は、カット位置などによって決定される。たとえば、搬送量は、所定の一定量であってもよい。
また、RF−IDインレット41が配置される所定の位置は、券媒体2の両端の何れかであってもよし、券媒体2の中央部であってもよい。RF−IDインレット41が配置される所定の位置は、特定の構成に限定されるものではない。
なお、CPU11は、カット部32が券紙40をカットするタイミングを制御することで搬送量を制御してもよい。たとえば、搬送部36は、一定の速度で券紙40を搬送する。CPU11は、搬送部36が搬送量、券紙40を搬送したタイミングでカット部32を用いて券紙40をカットしてもよい。
また、CPU11は、搬送部36が券紙40を搬送する速度を制御してもよい。たとえば、カット部32は、所定のタイミングで券紙40をカットする。CPU11は、カット部32が券紙40をカットするまでに、搬送部36が搬送量、券紙40を搬送できるように、搬送部36が券紙40を搬送する速度を制御してもよい。
また、CPU11は、カット部32を用いて、マーク検知部33がバーマーク44を検知してから所定の距離搬送された券紙40を切り出す機能を有する。
即ち、CPU11は、搬送部36を用いて所定の距離、券紙40を搬送すると、カット部32を用いて券紙40から券媒体2を切り出す。
なお、所定の距離は、0であってもよい。即ち、CPU11は、マーク検知部33がバーマーク44を検知すると同時に、カット部32を用いて券紙40から券媒体2を切り出してもよい。
次に、発行機1の動作例について説明する。
ここでは、発行機1の収容部31は、券紙40を格納しているものとする。なお、発行機1のCPU11は、収容部31から券紙40を取出し、カット部32まで券紙40の先端を搬送しておいてもよい。
まず、CPU11は、操作部17を通じて券媒体2を発行させる発行操作を受け付けるまで待機する。
CPU11は、操作部17を通じて、発行操作として、利用者から乗車券情報の入力を受け付ける。発行操作を受け付けると、CPU11は、カードリーダライタ19又は金額処理部20を通じて、発券操作によって受け付けられた乗車券情報に対応する乗車料金の支払いを受け付ける。
乗車料金の支払いを受け付けると、CPU11は、搬送部36を動作させ、券紙40の先端を下流に搬送する。即ち、CPU11は、券紙40の先端をカット部32及びマーク検知部33を通過させるように搬送する。
CPU11は、マーク検知部33を通じて、バーマーク44を読み取ることができるまで待機する。
バーマーク44を読み取ると、CPU11は、搬送部36を動作させ、券紙40の先端を所定の距離、搬送する。券紙40の先端を所定の距離、搬送すると、CPU11は、カット部32を用いて、券紙40から券媒体2を切り出す。
券媒体2を切り出すと、CPU11は、搬送部36を用いて券媒体2を印刷部34の位置まで搬送する。即ち、CPU11は、印刷部34が乗車券コードを印刷することができる位置まで券媒体2を搬送する。
券媒体2を印刷部34の位置まで搬送すると、CPU11は、印刷部34を用いて乗車券コードを券媒体2の印刷領域45に印刷する。たとえば、CPU11は、入力された乗車券情報を示す乗車券コードを生成する。CPU11は、印刷部34を用いて、生成された乗車券コードを券媒体2の印刷領域45に印刷する。
乗車券コードを券媒体2の印刷領域45に印刷すると、CPU11は、たとえば搬送部36を用いて、券媒体2を排出部22へ搬送する。CPU11は、排出部22を通じて外部へ券媒体2を放出する。
券媒体2を排出部22へ放出すると、CPU11は、動作を終了する。
次に、排出部22から放出された券媒体2について説明する。
図4は、排出部22から放出された券媒体2の構成例を示す。
図4が示すように、券媒体2は、RF−IDインレット41、バーマーク44、及び、印刷領域45などを備える。
券媒体2は、RF−IDインレット41が所定の位置になるように形成される。図4が示す例においては、RF−IDインレット41は、券媒体2の右側に配置される。なお、RF−IDインレット41は、券媒体2の左側に配置されてもよいし、中央部に配置されてもよい。RF−IDインレット41が配置される位置は、特定の構成に限定されるものではない。
RF−IDインレット41及びバーマーク44は、前述の通りである。
印刷領域45は、印刷部34によって種々の情報が印刷される領域である。印刷領域45は、乗車券コード45a、及び、印字情報45bなどを備える。
乗車券コード45aは、乗車券情報を示す二次元コードである。乗車券コード45aは、発券操作で入力された乗車券情報を示す。
印字情報45bは、券媒体2に印刷される文字列などである。印字情報45bは、乗車券情報の一部などであってもよい。図4が示す例においては、印字情報45bは、鉄道会社名、発行駅名及び料金を示す。印字情報45bの内容は、特定の内容に限定されるものではない。
なお、上述のCPU11の動作の一部又は全ては、発行部21が備える制御部などが実現してもよい。
また、カット部32は、マーク検知部33の下流にあってもよい。
また、券紙40は、複数のRF−IDインレット41に対して1つのバーマーク44を備えてもよい。この場合、CPU11は、バーマーク44に従って券紙40を切り出した後に、券媒体2の幅で券紙40を切り出してもよい。
以上のように構成された発行機は、RF−IDインレットの位置を示すバーマークに従って券紙を切り出すことができる。その結果、発行機は、RF−IDインレットを所定の位置に有する券媒体を形成することができる。そのため、発券機は、熱による印刷領域をRF−IDインレットがある位置を避けて設定することができる。したがって、発行機は、印刷の熱によるインレットの破損を防止することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
複数のインレットと、1つのインレットの位置に対応して設けられた1つのマークとを備える券紙を搬送する搬送部と、
前記券紙から前記マークを読み取る読取部と、
前記マークの位置から定まる前記券紙のカット位置で前記券紙をカットするために、前記マークの位置に基づき前記搬送部が前記券紙を搬送する搬送量を制御する制御部と、
前記搬送部によって前記搬送量、搬送される前記券紙をカットするカット部と、
前記カット部のカットにより前記券紙から得られる券媒体のカット端から定まる前記券媒体上の印刷領域へ情報を印刷する印刷部と、
を備える発行ユニット。
[C2]
前記マークは、各インレットに対して1つ存在する、
前記C1に記載の発行ユニット。
[C3]
前記インレットは、前記券紙に一定間隔で配置され、
前記搬送量は、一定量である、
前記C1又は2の何れか1項に記載の発行ユニット。
[C4]
前記カット部は、前記インレットが前記券媒体の両端の何れかに配置される位置で前記券紙をカットする、
前記C1乃至3の何れか1項に記載の発行ユニット。
[C5]
前記印刷部は、前記券媒体の前記インレットと重ならない前記印刷領域に前記情報を印刷する、
前記C1乃至4の何れか1項に記載の発行ユニット。
[C6]
前記情報は、乗車券情報を示す二次元コードである、
前記C1乃至5の何れか1項に記載の発行ユニット。
[C7]
C1乃至6の何れか1項に記載の発行ユニットと、
前記発行ユニットに前記券媒体を発行させる発行操作の入力を受け付ける操作部と、
を備える発行機。
1…発行機、2…券媒体、11…CPU、16…表示部、17…操作部、20…金額処理部、21…発行部、22…排出部、31…収容部、32…カット部、33…マーク検知部、34…印刷部、36…搬送部、40…券紙、41…RF−IDインレット、42…RF−IDチップ、43…アンテナ、45…印刷領域、45a…乗車券コード、45b…印字情報。

Claims (7)

  1. 複数のインレットと、1つのインレットの位置に対応して設けられた1つのマークとを備える券紙を搬送する搬送部と、
    前記券紙から前記マークを読み取る読取部と、
    前記マークの位置から定まる前記券紙のカット位置で前記券紙をカットすることによって前記券紙に印刷領域を形成するために、前記マークの位置に基づき前記搬送部が前記券紙を搬送する搬送量を制御する制御部と、
    前記搬送部によって前記搬送量、搬送される前記券紙をカットするカット部と、
    前記カット部のカットにより前記券紙から得られる券媒体のカット端から定まる前記券媒体上の前記印刷領域へ情報を印刷する印刷部と、
    を備え
    前記制御部は、前記券媒体において前記印刷領域がインレットと重ならないように、前記搬送量を制御する、
    発行ユニット。
  2. 前記マークは、各インレットに対して1つ存在する、
    前記請求項1に記載の発行ユニット。
  3. 前記インレットは、前記券紙に一定間隔で配置され、
    前記搬送量は、一定量である、
    前記請求項1又は2の何れか1項に記載の発行ユニット。
  4. 前記カット部は、前記インレットが前記券媒体の両端の何れかに配置される位置で前記券紙をカットする、
    前記請求項1乃至3の何れか1項に記載の発行ユニット。
  5. 前記印刷部は、前記券媒体の前記インレットと重ならない前記印刷領域に前記情報を印刷する、
    前記請求項1乃至4の何れか1項に記載の発行ユニット。
  6. 前記情報は、乗車券情報を示す二次元コードである、
    前記請求項1乃至5の何れか1項に記載の発行ユニット。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の発行ユニットと、
    前記発行ユニットに前記券媒体を発行させる発行操作の入力を受け付ける操作部と、
    を備える発行機。
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