JP2016170510A - 発行機、処理機、媒体及び処理システム - Google Patents

発行機、処理機、媒体及び処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】より安全に媒体を処理することができる発行機、処理機、媒体及び処理システムを提供する。【解決手段】実施形態によれば、外部装置と通信する媒体を発行する発行機は、供給部と、通信部と、取得部と、格納処理部と、印刷部と、を備える。供給部は、前記媒体を供給する。通信部は、前記媒体と通信する。取得部は、前記媒体にアクセスするためのアクセスパスワードを取得する。格納処理部は、前記通信部を通じて、前記取得部が取得した前記アクセスパスワードを前記媒体に格納する。印刷部は、前記取得部が取得したアクセスパスワードを示すコードを前記媒体に印刷する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、発行機、処理機、媒体及び処理システムに関する。
駅などに設置される発行機には、二次元コードとRF−ID(radio frequency identifier)インレットと備える券媒体を発行するものがある。改札処理機などの処理機は、RF−IDインレットなどに入出場情報などを書き込む。従来、RF−IDインレットへのアクセスと、二次元コードの情報とが互いに独立しているという課題がある。
特開2003−281495号公報
上記の課題を解決するために、より安全に媒体を処理することができる発行機、処理機、媒体及び処理システムを提供する。
実施形態によれば、外部装置と通信する媒体を発行する発行機は、供給部と、通信部と、取得部と、格納処理部と、印刷部と、を備える。供給部は、前記媒体を供給する。通信部は、前記媒体と通信する。取得部は、前記媒体にアクセスするためのアクセスパスワードを取得する。格納処理部は、前記通信部を通じて、前記取得部が取得した前記アクセスパスワードを前記媒体に格納する。印刷部は、前記取得部が取得したアクセスパスワードを示すコードを前記媒体に印刷する。
図1は、実施形態に係る処理システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る発行機の構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る発行部の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る処理機の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る処理機のコードリーダとRF−IDリーダライタとの構造例を示す図です。 図6は、実施形態に係る券媒体の構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係るRF−IDインレットの構成例を示すブロック図である。 図8は、実施形態に係る発行機の動作例を説明するためのフローチャートである。 図9は、実施形態に係る処理機の動作例を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照しながら実施形態について説明する。
実施形態に係る処理システムは、二次元コードの表示領域及びRF−IDインレットを備える券媒体を処理する。たとえば、処理システムは、利用者に対して種々の券媒体を発行し、発行された券媒体に種々の情報を書き込む。
たとえば、処理システムは、駅などに設置され、乗車券情報を示す券媒体を処理する。また、処理システムは、券媒体としてテーマパーク又は映画館などのチケットを処理するものであってもよい。また、処理システムは、券媒体として飲食店などで食券を処理してもよい。券売機が用いられる用途及び券媒体の内容は、特定の構成に限定されるものではない。
ここでは、処理システムは、駅などに設置され、乗車券情報などを示す券媒体を処理するものとする。
図1は、実施形態に係る処理システム100の構成例を示すブロック図である。
図1が示すように、処理システム100は、発行機1、券媒体2及び処理機3などを備える。
発行機1は、乗車券情報などを備える券媒体2を発行する。ここでは、発行機1は、自動券売機として用いられる。発行機1は、利用客又は係員などの操作に基づいて、乗車券又は特急券などとして券媒体2を発行する。なお、発行機1は、精算機として用いられてもよい。この場合、発行機1は、利用客又は係員などの操作に基づいて、精算券などとして券媒体2を発行する。
券媒体2(媒体)は、発行機1が発行する券媒体である。券媒体2は、乗車券情報などを示す二次元コードが印刷される。また、券媒体2は、RF−IDインレットを内部に備える。券媒体2については後に詳述する。
処理機3は、券媒体2から二次元コードを読み取り、券媒体2に埋め込まれたRF−IDインレットにアクセスする。ここでは、処理機3は、自動改札機として用いられる。処理機3は、券媒体2から乗車券情報を読み取り改札処理を行う。また、処理機3は、券媒体2に埋め込まれているRF−IDインレットに入出場情報などを書き込む。なお、処理機3は、係員処理機として用いられてもよい。この場合、処理機3は、たとえば、過ってRF−IDインレットに書き込まれた入出場情報を削除したり、修正したりするものであってもよい。
次に、発行機1の構成例について説明する。
図2は、実施形態に係る発行機1の構成例を示すブロック図である。
図2が示すように、発行機1は、CPU11、ROM12、RAM13、NVM14、通信部15、表示部16、操作部17、磁気券処理部18、カードリーダライタ19、金額処理部20、発行部21及び排出部22などを備える。発行機1は、データバスなどを介してCPU11と、ROM12、RAM13、NVM14、通信部15、表示部16、操作部17、磁気券処理部18、カードリーダライタ19、金額処理部20、発行部21及び排出部22とを通信可能に接続する。
CPU11は、発行機1全体の動作(発券処理含む)を制御する機能を有する。CPU11は、内部キャッシュおよび各種のインターフェースなどを備えても良い。CPU11は、内部メモリ、ROM12あるいはNVM14に予め記憶したプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
なお、CPU11がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであっても良い。この場合、CPU11は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
ROM12は、予め制御用のプログラム及び制御データなどが記憶された不揮発性のメモリである。ROM12に記憶される制御プログラム及び制御データは、予め発行機1の仕様に応じて組み込まれる。ROM12は、たとえば、発行機1の回路基板を制御するプログラム(例えば、BIOS)などを格納している。
RAM13は、揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の処理中のデータなどを一時的に格納する。RAM13は、CPU11からの命令に基づき種々のアプリケーションプログラムを格納している。また、RAM13は、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
NVM14は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。NVM14は、例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)などである。NVM14は、発行機1の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション、及び種々のデータを格納する。また、NVM14は、CPU11が種々の処理を実行することで生成したデータを保存する。
通信部15は、上位装置としてのホストコンピュータなどとの通信を行うインターフェースである。
表示部16は、CPU11からの信号に基づいて種々の情報を表示するものである。たとえば、表示部16は、乗車券情報を選択するアイコンなどを表示してもよい。表示部16は、たとえば、液晶ディスプレイなどである。
操作部17は、発行機1の操作者によって、種々の指示が入力される。たとえば、操作部17は、発行部21に券媒体2を発行させる発行操作の入力を受け付ける。操作部17は、操作者に入力された指示のデータをCPU11へ送信する。操作部17は、たとえば、キーボード、テンキー、及び、タッチパネルなどである。
なお、表示部16と操作部17とは、一体的に形成されてもよい。即ち、表示部16は、指示を入力するためのアイコンを表示し、操作部17は、アイコンへのタッチを検出することで指示の入力を受け付けてもよい。
磁気券処理部18は、磁気定期券に記録されている磁気情報を読み取り、又は、磁気定期券に磁気情報を書き込む。
カードリーダライタ19は、ICカードに記録されている情報を読み取り、又は、ICカードに情報を書き込む。
金額処理部20は、駅の係員が投入した現金あるいは金額カード(プリペイドカードやクレジットカード)を処理するものである。たとえば、金額処理部20は、駅の係員が投入した現金を集計し、駅の係員が投入した現金の金額を決定する。また、金額処理部20は、釣銭を放出する機能を有する。たとえば、金額処理部20は、CPU11からの命令に基づいて、釣銭を放出する。
発行部21は、CPU11の制御に基づいて、発券処理等を実行し、例えば乗車券情報が印刷された券媒体2を発行する。乗車券情報は、利用可能な乗車区間などを示す。たとえば、乗車券情報は、発着駅、有効期間、及び、有効区間などを備える。有効区間は、たとえば、終着駅又は乗車料金などである。乗車券情報は、鉄道会社などを備えてもよい。乗車券情報は、特定の構成に限定されるものではない。また、発行部21は、乗車券情報を二次元コード(コード)として券媒体2に印刷する。発行部21については後述する。
排出部22は、券媒体2を利用者へ提供する。即ち、排出部22は、利用者が取得可能なように券媒体2を露出させる。たとえば、排出部22は、外部に露出する受け皿、及び、発行部21が発行する券媒体2を受け皿まで搬送する搬送部などを備えてもよい。
なお、発行機1は、上述した構成以外の構成要素を適宜追加しても良いし、特定の構成を除外してもよい。
次に、発行部21の構成例について説明する。
図3は、発行部21の構成例を示す。
図3が示すように、発行部21は、収容部31、カット部32、RF−IDリーダライタ33、印刷部34、及び搬送部36などを備える。
収容部31(供給部)は、券媒体2を構成する券紙38を収容し、収容した券紙38を供給する。収容部31は、券紙38をロール状に収容する。収容部31は、ロール状の券紙38を支える軸、及び券紙38を送り出して供給する搬送ローラなどを備えてもよい。たとえば、収容部31は、CPU11からの信号に基づいて軸又は搬送ローラなどを回転させ、券紙38の先端を排出する。券紙38は、所定の間隔でRF−IDインレットを備える。
カット部32は、搬送部36の搬送路上で、券紙38から所定の長さの券媒体2を切り出す。カット部32は、券媒体2の所定の位置にRF−IDインレットが配置されるように、券紙38をカットする。たとえば、カット部32は、券紙38をカットする刃などを備える。カット部32によってカットされた券紙38は、券媒体2として搬送部36によって搬送される。
RF−IDリーダライタ33(通信部)は、券媒体2のRF−IDインレットと通信するためのインターフェースである。RF−IDリーダライタ33は、RF−IDインレットとの無線通信を行うためのアンテナおよび通信制御部などにより構成される。RF−IDリーダライタ33は、RF−IDインレットに対する電源供給、クロック供給、リセット制御、データの送受信が行われるようになっている。
このような機能によってRF−IDリーダライタ33は、CPU11による制御に基づいてRF−IDインレットに対する電源供給、RF−IDインレットの活性化(起動)、クロック供給、リセット制御、種々のコマンドの送信、及び送信したコマンドに対する応答(レスポンス)の受信などを行なう。
印刷部34は、CPU11からの信号に基づいて券媒体2に乗車券情報などを印刷する。たとえば、印刷部34は、乗車券情報として、文字又は二次元コードなどを印刷する。印刷部34は、券媒体2を加熱することで券媒体2に文字又は二次元コードする。
印刷部34は、乗車券情報などを示す二次元コードを券媒体2の所定の領域に印刷する。また、印刷部34は所定の領域に乗車券情報を示す文字又は数字などを印刷してもよい。印刷部34は、券媒体2が搬送されたことを検知するセンサなどを備えてもよい。印刷部34が印刷する内容及び位置は、特定の構成に限定されるものではない。
搬送部36は、発行部21内で券紙38を搬送する。たとえば、搬送部36は、券紙38を収容部31から、カット部32、RF−IDリーダライタ33、印刷部34及び排出部35へ搬送する。なお、搬送部36は、カット部32まで券紙38の先端を搬送してもよい。
搬送部36は、たとえば、搬送ローラ、搬送ベルト、又は、ピックアップローラなどを備えてもよい。また、搬送部36は、ステッピングモータなどを備え、ステップごとに券媒体2を搬送してもよい。
なお、印刷部34は、RF−IDリーダライタ33よりも収容部31側にあってもよい。また、発行部21は、券紙38又は券媒体2からバーマークを読み取るマーク検知部などを備えてもよい。また、発行部21は、上述した構成以外の構成要素を適宜追加しても良いし、特定の構成を除外してもよい。
次に、処理機3の構成について説明する。
図4は、実施形態に係る処理機3の構成例を示すブロック図である。
図4が示すように、処理機3は、CPU41、ROM42、RAM43、NVM44、通信部45、表示部46、磁気券処理部47、カードリーダライタ48、コードリーダ49、RF−IDリーダライタ50、及び、ドア機構51などを備える。処理機3は、データバスなどを介してCPU41と、ROM42、RAM43、NVM44、通信部45、表示部46、磁気券処理部47、カードリーダライタ48、コードリーダ49、RF−IDリーダライタ50、及び、ドア機構51とを通信可能に接続する。
CPU41は、処理機3全体の動作を制御する機能を有する。CPU41は、内部キャッシュおよび各種のインターフェースなどを備えても良い。CPU41は、内部メモリ、ROM42あるいはNVM44に予め記憶したプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
なお、CPU41がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであっても良い。この場合、CPU41は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
ROM42は、予め制御用のプログラム及び制御データなどが記憶された不揮発性のメモリである。ROM42に記憶される制御プログラム及び制御データは、予め処理機3の仕様に応じて組み込まれる。ROM42は、たとえば、処理機3の回路基板を制御するプログラム(例えば、BIOS)などを格納している。
RAM43は、揮発性のメモリである。RAM43は、CPU41の処理中のデータなどを一時的に格納する。RAM43は、CPU41からの命令に基づき種々のアプリケーションプログラムを格納している。また、RAM43は、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
NVM44は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。NVM44は、例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)などである。NVM44は、処理機3の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション、及び種々のデータを格納する。また、NVM44は、CPU41が種々の処理を実行することで生成したデータを保存する。
通信部45は、上位装置としてのホストコンピュータなどとの通信を行うインターフェースである。
表示部46は、CPU41からの信号に基づいて種々の情報を表示するものである。たとえば、表示部46は、通行の可否、又は、読み取りエラーなどのエラーメッセージなどを表示してもよい。表示部46は、たとえば、液晶ディスプレイなどである。
磁気券処理部47は、磁気定期券に記録されている磁気情報を読み取り、又は、磁気定期券に磁気情報を書き込む。
カードリーダライタ48は、ICカードに記録されている情報を読み取り、又は、ICカードに情報を書き込む。
コードリーダ49(読取部)は、券媒体2などからコードを読み取る。たとえば、コードリーダ49は、券媒体2などから二次元コードを読み取る。コードリーダ49は、たとえば、光を券媒体2に照射してその反射光を取得することで、券媒体2から二次元コードを読み取る。コードリーダ49は、可視光などの通常光を用いて二次元コードを読み取る。なお、コードリーダ49は、不可視光を用いて二次元コードを読み取ってもよい。コードリーダ49は、二次元コードを読み取るためのカメラを備える。
RF−IDリーダライタ50(通信部)は、券媒体2のRF−IDインレットと通信するためのインターフェースである。RF−IDリーダライタ50は、RF−IDリーダライタ33と同様の構成である。
ここでは、コードリーダ49とRF−IDリーダライタ50とは、一体的に形成される。また、利用者が処理機3の所定の領域に券媒体2を翳した場合に、コードリーダ49は、二次元コードを読み取り、RF−IDリーダライタ50は、RF−IDインレットと通信可能となる。
図5は、コードリーダ49とRF−IDリーダライタ50との構造例を示す。
ここでは、処理機3は、筐体の一部に読取領域3aを設けるものとする。読取領域3aは、券媒体2が翳された場合に、コードリーダ49が二次元コードを読み取り、RF−IDリーダライタ50がRF−IDインレットと通信可能となる領域である。
読取領域3aには、RF−IDリーダライタ50のアンテナ50aが設けられる。アンテナ50aは、環状に形成される。アンテナ50aは、RF−IDリーダライタ50の通信制御部などに接続される。RF−IDリーダライタ50は、アンテナ50aを通じて読取領域3a上に翳される券媒体2の後述するRF−IDインレット61と無線通信を行う。
また、読取領域3aの下方には、コードリーダ49のカメラ49aが設けられる。カメラ49aは、後述する印刷領域65aに印刷される二次元コードを読み取る。コードリーダ49は、カメラ49aを用いて読取領域3a上に翳される券媒体2から二次元コードを読み取る。
読取領域3aは、カメラ49aが二次元コードを読み取ることができるように透明に形成されてもよい。また、読取領域3aは、カメラ49aが二次元コードを読み取るために利用する所定の周波数の光を透過する構造であってもよい。
なお、処理機3は、券媒体2を内部に取り込む構成であってもよい。この場合、コードリーダ49とRF−IDリーダライタ50とは、処理機3の内部に配置される。また、コードリーダ49とRF−IDリーダライタ50とは、一体的に構成されなくともよい。
ドア機構51は、処理機3を通過する人を制御するために設けられているドアである。ドア機構51は、処理機3が形成する通路側に設けられる。ドア機構51は、CPU41の制御に従って、通行不可と判定された利用者の通行を阻止する。
なお、処理機3は、上述した構成以外の構成要素を適宜追加しても良いし、特定の構成を除外してもよい。
次に、券媒体2について説明する。券媒体2は、外部装置と通信する。
図6は、券媒体2の構成例を示す。
図6が示すように、券媒体2は、RF−IDインレット61、バーマーク64、及び、印刷領域65などを備える。
券媒体2は、RF−IDインレット61が所定の位置になるように形成される。図6が示す例においては、RF−IDインレット61は、券媒体2の右側に配置される。なお、RF−IDインレット61は、券媒体2の左側に配置されてもよいし、中央部に配置されてもよい。RF−IDインレット61が配置される位置は、特定の構成に限定されるものではない。
RF−IDインレット61は、券媒体2を構成する複数の層の間に埋め込まれる。また、RF−IDインレット61は、1枚の券媒体2に少なくとも1つ埋め込まれる。RF−IDインレット61は、外部装置から無線で入出場情報などを書き込まれ、又は、外部装置へ無線で入出場情報などを送信する。
RF−IDインレット61は、RF−IDチップ62及びアンテナ63などを備える。
RF−IDチップ62は、RF−IDインレット61全体を制御する。RF−IDチップ62については後述する。
アンテナ63は、外部装置と無線で通信するためのアンテナである。また、アンテナ63は、外部装置から電力の供給を受けるためにも使用される。たとえば、アンテナ63は、所定の領域に網目状に形成されてもよい。また、アンテナ63は、所定の領域に環状に形成されてもよい。
RF−IDインレット61は、外部装置から非接触で電力などの供給を受けて活性化される(動作可能な状態になる)。RF−IDインレット61は、通信インターフェースとしてのアンテナ63及び変復調回路などを介して外部装置からの電波を受信し、その電波から図示しない電源部により動作電源及び動作クロックを生成して活性化する。
RF−IDインレット61が活性化すると、RF−IDチップ62は、アンテナ63を通じて外部装置とデータ通信することができる。たとえば、RF−IDチップ62は、アンテナ63を通じて発行機1などが備えるRF−IDリーダライタ33などからアクセスパスワードなどを受信し、所定の内部に格納する。また、RF−IDチップ62は、アンテナ63を通じて処理機3などが備えるRF−IDリーダライタ50などと入出場情報などを送受信する。
バーマーク64は、RF−IDインレット61の位置を示す。
印刷領域65は、印刷部34によって種々の情報が印刷される領域である。印刷領域65は、印刷領域65a、及び、印刷領域65bなどから構成される。
印刷領域65a(表示領域)は、乗車券情報及びアクセスパスワードなどを示す二次元コードが印刷される。即ち、印刷領域65aは、二次元コードを表示する。乗車券情報は、発券操作で入力された乗車券情報を示す。アクセスパスワードについては後述する。
印刷領域65bは、乗車券情報を示す文字列などが印刷される領域である。印刷領域65bは、印刷領域65aに印刷された二次元コードが示す乗車券情報又はその一部であってもよい。図6が示す例においては、印刷領域65bは、鉄道会社名、発行駅名及び料金が印刷される。印刷領域65bに印刷される内容は、特定の内容に限定されるものではない。
なお、印刷領域65は、熱によって印刷されてもよいし、インクによって印刷されてもよい。また、印刷領域65aは、不可視光で読み取り可能なように二次元コードを印刷されてもよい。印刷領域65aは、一部を不可視光で読み取り可能なように二次元バーコードを印刷されてもよい。
次に、RF−IDインレット61の構成例について説明する。
図7は、RF−IDインレット61の構成例を示すブロック図である。
図7が示すように、RF−IDインレット61は、RF−IDチップ62及びアンテナ63などを備える。アンテナ63は、前述したとおりである。
RF−IDチップ62は、制御部71、メモリ72及び通信インターフェース73などを備える。
制御部71は、RF−IDインレット61全体の動作を制御する機能を有する。制御部71は、内部キャッシュおよび各種のインターフェースなどを備えても良い。たとえば、制御部71は、内部メモリ、又は、メモリ72に記憶したデータにより種々の処理を実現する。制御部71は、CPUなどのプロセッサなどから構成されてもよい。また、制御部71は、シーケンサなどのハードウエアから構成されてもよい。
メモリ72は、データを書き込み可能な不揮発性のメモリである。メモリ72は、制御部71の動作に基づいて種々のデータを記憶する。また、メモリ72は、RF−IDインレット61の運用用途に応じて予め制御用のデータなどを記憶してもよい。また、メモリ72は、制御部71の処理中のデータなどを一時的に格納してもよい。また、メモリ72は、データを書き換え可能な不揮発性メモリであってもよい。
メモリ72は、アクセスパスワードを記憶する記憶領域72a(第1記憶部)及び外部装置から受信された所定のデータを格納する記憶領域72b(第2記憶部)などを備える。
アクセスパスワードは、記憶領域72bにデータを書き込み、又は、データを読み取るためのパスワードである。アクセスパスワードは、たとえば、所定の長さの文字、数字、記号、又は、それらの組み合わせから構成される。アクセスパスワードの長さ又は内容は、特定の構成に限定されるものではない。記憶領域72aは、発行機1によってアクセスパスワードを格納される。
記憶領域72bは、外部装置から受信された所定の情報を格納する。たとえば、記憶領域72bは、処理機3から受信された入出場情報を格納する。入出場情報は、券媒体2の所持者が入出場を示す。たとえば、入出場情報は、所持者が入場した駅及び時刻などの入場情報を備える。また、入出場情報は、所持者が出場した駅及び時刻などの出場情報などを備える。なお、記憶領域72bが格納するデータは、特定の構成に限定されるものではない。
通信インターフェース73(通信部)は、アンテナ63を通じて外部装置と通信するためのインターフェースである。通信インターフェース73は、外部装置から受信した電力を供給する電源部などを備えてもよい。
次に、RF−IDチップ62が実現する機能について説明する。
RF−IDチップ62の制御部71は、外部装置が送信するアクセスパスワードを記憶領域72aに記録する機能を有する(格納処理部)。即ち、RF−IDチップ62は、通信インターフェース73を通じてアクセスパスワードを格納する格納コマンドを受信すると、当該格納コマンドに従ってアクセスパスワードを記憶領域72aに記録する。たとえば、制御部71は、発行機1が送信するコマンドに従ってアクセスパスワードを記憶領域72aに記録する。
また、制御部71は、外部装置が送信する認証コマンドなどが格納するアクセスパスワードと記憶領域72aが格納するアクセスパスワードが一致するか判定する機能を有する(判定部)。たとえば、制御部71は、アクセスパスワードが一致すると、通信インターフェース73を通じて認証に成功したことを示すレスポンスを返信してもよい。
また、制御部71は、アクセスパスワードが一致すると外部装置が記憶領域72bにアクセスすることを許可する機能を有する(認証処理部)。即ち、制御部71は、外部装置が記憶領域72bにデータを記録し、又は、記憶領域72bからデータを取得することを許可する。たとえば、制御部71は、通信インターフェース73を通じて処理機3から入出場情報を格納するコマンドを受信すると、当該コマンドに従って入出場情報を記憶領域72bに格納する。他方、制御部71は、アクセスパスワードが一致しないと外部装置が記憶領域72bにアクセスすることを禁止する。
次に、発行機1のCPU11が実現する機能について説明する。
CPU11は、乗車券情報を設定する機能を有する(設定部)。即ち、CPU11は、券媒体2を発行する際に、券媒体2に印刷する乗車券情報を設定する。たとえば、CPU11は、操作部17を通じて利用客又は係員から乗車券情報を設定する入力を受け付ける。また、CPU11は、図示しないコードリーダなどを通じて乗車券情報を示す二次元コードなどを読み取ってもよい。
また、CPU11は、券媒体2のRF−IDインレット61に格納するアクセスパスワードを取得する機能を有する(取得部)。たとえば、CPU11は、券媒体2を発行するごとに、所定の乱数発生方法などを用いてアクセスパスワードを生成する。また、CPU11は、予め決められたアクセスパスワードを取得してもよい。たとえば、NVN14(記憶部)が予めアクセスパスワードを格納し、CPU11は、NVN14からアクセスパスワードを読み出してもよい。
また、CPU11は、取得したアクセスパスワードを券媒体2のRF−IDインレット61に格納する機能を有する(格納処理部)。即ち、CPU11は、アクセスパスワードをRF−IDチップ62のメモリ72の記憶領域72aに格納する。たとえば、CPU11は、RF−IDリーダライタ33を通じて、アクセスパスワードを記憶領域72aに格納する格納コマンドなどをRF−IDインレット61に送信する。
また、CPU11は、印刷部34を通じて、取得したアクセスパスワードと設定した乗車券情報とを示す二次元コードを券媒体2に印刷する機能を有する。即ち、CPU11は、アクセスパスワードと乗車券情報とを示す二次元バーコードを生成し、生成した二次元バーコードを券媒体2に印刷する。なお、CPU11は、アクセスパスワードを暗号化して、暗号化したアクセスパスワードと設定した乗車券情報とを示す二次元コードを生成してもよい。
次に、処理機3のCPU41が実現する機能について説明する。
CPU41は、コードリーダ49を通じて券媒体2から二次元コードを読み取る機能を有する。即ち、CPU41は、券媒体2の二次元コードから乗車券情報及びアクセスパスワードを取得する。なお、アクセスパスワードが暗号化されている場合は、CPU41は、アクセスパスワードを復号化する。
また、CPU41は、二次元コードから読み取ったアクセスパスワードを用いて券媒体2のRF−IDインレット61に対してアクセス可能であるかの認証処理を行う機能を有する(認証処理部)。たとえば、CPU41は、RF−IDリーダライタ33を通じて、読み取られたアクセスパスワードを含む認証コマンドをRF−IDインレット61へ送信する。CPU41は、RF−IDインレット61から認証に成功したことを示すレスポンスを受信すると、認証に成功したものと判断する。
また、CPU41は、認証に成功した場合に、RF−IDインレット61に所定の情報(たとえば、入出場情報)を格納する機能を有する(格納処理部)。たとえば、CPU41は、RF−IDリーダライタ50を通じて、入出場情報を格納する格納コマンドをRF−IDインレット61へ送信する。
たとえば、CPU41は、入場処理を行う場合、処理機3が設置されている駅及び現時刻などから入場情報を生成する。CPU41は、入出場情報として、生成した入出情報を格納する格納コマンドをRF−IDインレット61へ送信する。また、CPU41は、出場処理を行う場合、処理機3が設置されている駅及び現時刻などから出場情報を生成する。CPU41は、入出場情報として、生成した出場情報を格納する格納コマンドをRF−IDインレット61へ送信する。
また、CPU41は、認証に成功した場合に、RF−IDインレット61から所定の情報(たとえば、入出場情報)を読み出す機能を有する(読出部)。たとえば、CPU41は、RF−IDリーダライタ50を通じて、入出場情報を読み出す読出コマンドをRF−IDインレット61へ送信する。CPU41は、当該読出コマンドのレスポンスとして入出場情報を取得する。
たとえば、CPU41は、出場処理を行う場合、RF−IDインレット61から入出場情報として入場情報を取得する。
なお、CPU41は、取得した入場情報などに基づいて出場判定を行ってもよい。
次に、発行機1の動作例について説明する。
図8は、発行機1の動作例について説明するためのフローチャートである。
ここでは、発行機1の利用者は、所定の乗車券情報を印刷した券媒体2を発行する操作を発行機1に入力するものとする。
まず、発行機1のCPU11は、操作部17を通じて乗車券情報を設定する入力を受け付けたか判定する(S11)。乗車券情報を設定する入力を受けつていないと判定すると(S11、NO)、CPU11は、S11に戻る。乗車券情報を設定する入力を受け付けたと判定すると(S11、YES)、CPU11は、金額処理部20又はカードリーダライタ19を通じて料金を決済したか判定する(S12)。料金を決済していないと判定すると(S12、NO)、CPU11は、S12に戻る。
料金を決済したと判定すると(S12、YES)、CPU11は、アクセスパスワードを取得する(S13)。アクセスパスワードを取得すると、CPU11は、RF−IDリーダライタ33を通じてアクセスパスワードを券媒体2のRF−IDインレット61の記憶領域52aに格納する(S14)。
アクセスパスワードを格納すると、CPU11は、印刷部34を用いて、取得したアクセスパスワードと設定した乗車券情報とを示す二次元コードを生成する(S15)。二次元コードを生成すると、CPU11は、生成した二次元コードを券媒体2に印刷する(S16)。なお、CPU11は、アクセスパスワードを暗号化してもよい。
二次元バーコードを券媒体2に印刷すると、CPU11は、券媒体2を排出部22へ排出する(S17)。券媒体2を排出すると、CPU11は、動作を終了する。
なお、CPU11は、二次元コードを印刷してから(S16)、アクセスパスワードをRF−IDインレット61に格納してもよい(S15)。
次に、処理機3の動作例について説明する。
図9は、処理機3の動作例について説明するためのフローチャートである。
ここでは、利用者は、処理機3の読取領域3aに券媒体2を翳すものとする。
まず、処理機3のCPU41は、コードリーダ49又はRF−IDリーダライタ50を通じて読取領域3aに券媒体2が翳されたか判定する(S21)。たとえば、CPU41は、RF−IDリーダライタ50が送信するポーリング信号などにレスポンスがあったか判定する。券媒体2が翳されていないと判定すると(S21、NO)、CPU41は、S21に戻る。
券媒体2が翳されたと判定すると(S21、YES)、CPU41は、コードリーダ49を通じて券媒体2から二次元コードを読み取る(S22)。二次元コードを読み取ると、CPU41は、二次元コードをデコードして、アクセスパスワードと乗車券情報とを取得する(S23)。アクセスパスワードが暗号化されている場合、CPU41は、アクセスパスワードを復号化する。
アクセスパスワードと乗車券情報とを取得すると、CPU41は、RF−IDリーダライタ50を通じてアクセスパスワードを券媒体2のRF−IDインレット61に送信する(S24)(認証処理)。アクセスパスワードを送信すると、CPU41は、アクセスパスワードによって記憶領域52bにアクセス可能であるか判定する(S25)。たとえば、CPU41は、RF−IDインレット61からアクセスパスワードの認証に成功したことを示すレスポンスを受信したか判定する。
アクセスパスワードによって記憶領域52bにアクセス可能であると判定すると(S25、YES)、CPU41は、券媒体2を用いて利用者が駅構内に入場するか判定する(S26)。利用者が入場すると判定すると(S26、YES)、CPU41は、乗車券情報などに基づいて入場可能(通行可能)であるか判定する(S27)(判定部)。
入場可能であるか判定すると、CPU41は、RF−IDリーダライタ50を通じて記憶領域52bに入出場情報として入場情報を書き込む(S28)。入場情報を書き込むと、CPU41は、S27の判定結果に基づいてドア機構を制御する(S29)。たとえば、CPU41は、入場可能であると判定した場合、ドア機構を解放する。また、CPU41は、入場可能でないと判定した場合、ドア機構を閉じる。
利用者が入場しない(出場する)と判定すると(S26、NO)、CPU41は、RF−IDリーダライタ50を通じて記憶領域52bから入場情報を取得する(S30)。入場情報を取得すると、CPU41は、乗車券情報及び入場情報などに基づいて出場可能(通行可能)であるか判定する(S31)(判定部)。
出場可能であるか判定すると、CPU41は、RF−IDリーダライタ50を通じて記憶領域52bに入出場情報として出場情報を書き込む(S32)。出場情報を書き込むと、CPU41は、S31の判定結果に基づいてドア機構を制御する(S33)。
アクセスパスワードによって記憶領域52bにアクセス可能でないと判定すると(S25、NO)、CPU41は、表示部16にエラーが発生した旨を表示する(S34)。CPU41は、たとえば、二次元コードが示すアクセスパスワードとRF−IDインレット61のアクセスパスワードとが一致しないことを示すエラーメッセージを表示してもよい。
S27の判定結果に基づいてドア機構を制御した場合(S29)、S31の判定結果に基づいてドア機構を制御した場合(S33)、又は、エラーが発生した旨を表示した場合(S34)、CPU41は、動作を終了する。
なお、CPU41は、S27で入場可能でないと判定した場合、入場情報をRF−IDインレット61に書き込まなくてもよい。また、CPU41は、S31で出場可能でないと判定した場合、出場情報をRF−IDインレット61に書き込まなくてもよい。
以上のように構成された処理システムは、RF−IDインレットのアクセスパスワードを示す二次元コードを印刷した券媒体を発行することができる。また、処理システムは、券媒体の二次元コードからアクセスパスワードを取得して、取得したアクセスパスワードを用いてRF−IDインレットにアクセスすることができる。そのため、処理システムは、RF−IDインレットのアクセスと、二次元コードの情報とを関連付けることができる。従って、処理システムは、より安全に券媒体を処理することができる
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…発行機、2…券媒体、3…処理機、11…CPU、16…表示部、17…操作部、20…金額処理部、21…発行部、31…収容部、32…カット部、33…RF−IDリーダライタ、34…印刷部、36…搬送部、38…券紙、41…CPU、46…表示部、49…コードリーダ、49a…カメラ、50…RF−IDリーダライタ、50a…アンテナ、51…ドア機構、61…RF−IDインレット、62…RF−IDチップ、63…アンテナ、65(65a及び65b)…印刷領域、71…制御部、72…メモリ、72a及び72b…記憶領域、73…通信インターフェース、100…処理システム。

Claims (16)

  1. 外部装置と通信する媒体を発行する発行機であって、
    前記媒体を供給する供給部と、
    前記媒体と通信する通信部と、
    前記媒体にアクセスするためのアクセスパスワードを取得する取得部と、
    前記通信部を通じて、前記取得部が取得した前記アクセスパスワードを前記媒体に格納する格納処理部と、
    前記取得部が取得したアクセスパスワードを示すコードを前記媒体に印刷する印刷部と、
    を備える発行機。
  2. 乗車券情報を設定する設定部を備え、
    前記コードは、さらに、前記設定部が設定する前記乗車券情報を示す、
    前記請求項1に記載の発行機。
  3. 前記取得部は、前記媒体ごとに前記アクセスパスワードを生成する、
    前記請求項1又は2に記載の発行機。
  4. 前記アクセスパスワードを格納する記憶部を備え、
    前記取得部は、前記記憶部から前記アクセスパスワードを取得する、
    前記請求項1又は2に記載の発行機。
  5. 前記コードは、二次元コードである、
    前記請求項1乃至4の何れか1項に記載の発行機。
  6. 外部装置と通信する媒体を処理する処理機であって、
    前記媒体に表示されるコードを読み取る読取部と、
    前記媒体と通信する通信部と、
    前記通信部を通じて、前記読取部が読み取ったコードが示すアクセスパスワードを用いて前記媒体に対してアクセス可能であるかの認証処理を行う認証処理部と、
    前記認証処理部が認証処理に成功した場合、前記通信部を通じて前記媒体に所定の情報を格納する格納処理部と、
    を備える処理機。
  7. 前記認証処理部が認証処理に成功した場合、前記通信部を通じて前記媒体から前記所定の情報を読み出す読出部を備える、
    前記請求項6に記載の処理機。
  8. 前記コードは、さらに、乗車券情報を示し、
    前記乗車券情報に基づいて前記媒体の所持者が通行可能であるか判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて前記所持者の通行を制御するドア機構と、
    を備える、
    前記請求項6又は7に記載の処理機。
  9. 前記所定の情報は、入出場情報である、
    前記請求項6乃至8の何れか1項に記載の処理機。
  10. 前記コードは、二次元コードである、
    前記請求項6乃至9の何れか1項に記載の処理機。
  11. 外部装置と通信する媒体であって、
    アクセスパスワードを示すコードを表示する表示領域と、
    前記外部装置と通信する通信部と、
    前記アクセスパスワードを記憶する第1記憶部と、
    所定の情報を記憶する第2記憶部と、
    前記通信部を通じて前記外部装置から受信されるアクセスパスワードと前記第1記憶部が格納する前記アクセスパスワードとが一致するか判定する判定部と、
    前記判定部が前記外部装置から受信される前記アクセスパスワードと前記第1記憶部が格納する前記アクセスパスワードとが一致すると判定すると、前記外部装置が前記第2記憶部にアクセスすることを許可する認証処理部と、
    を備える媒体。
  12. 前記通信部を通じて外部装置から受信されるアクセスパスワードを前記第1記憶部に格納する格納処理部を備える、
    前記請求項11に記載の媒体。
  13. 前記コードは、さらに、乗車券情報を示す、
    前記請求項11又は12に記載の媒体。
  14. 前記所定の情報は、入出場情報である、
    前記請求項11乃至13の何れか1項に記載の媒体。
  15. 前記コードは、二次元コードである、
    前記請求項11乃至14の何れか1項に記載の媒体。
  16. 外部装置とデータを送受信する媒体と、前記媒体を発行する発行機と、前記媒体を処理する処理機とを備える処理システムであって、
    前記媒体は、
    アクセスパスワードを示すコードを表示する表示領域と、
    前記発行機及び前記処理機と通信する第1通信部と、
    前記アクセスパスワードを記憶する第1記憶部と、
    所定の情報を記憶する第2記憶部と、
    前記第1通信部を通じて前記発行機から受信されるアクセスパスワードを前記第1記憶部に格納する第1格納処理部と、
    前記第1通信部を通じて前記処理機から受信されるアクセスパスワードと前記第1記憶部が格納する前記アクセスパスワードとが一致するか判定する判定部と、
    前記判定部が前記処理機から受信される前記アクセスパスワードと前記第1記憶部が格納する前記アクセスパスワードとが一致すると判定すると、前記処理機が前記第2記憶部にアクセスすることを許可する第1認証処理部と、
    を備え、
    前記発行機は、
    前記媒体を供給する供給部と、
    前記媒体と通信する第2通信部と、
    前記アクセスパスワードを取得する取得部と、
    前記第2通信部を通じて、前記取得部が取得した前記アクセスパスワードを前記媒体の前記第1記憶部に格納する第2格納処理部と、
    前記取得部が取得したアクセスパスワードを示すコードを前記媒体の前記表示領域に印刷する印刷部と、
    を備え、
    前記処理機は、
    前記媒体の前記表示領域に表示される前記コードを読み取る読取部と、
    前記媒体と通信する第3通信部と、
    前記第3通信部を通じて、前記読取部が読み取ったコードが示すアクセスパスワードを用いて前記媒体に対してアクセス可能であるかの認証処理を行う第2認証処理部と、
    前記第2認証処理部が認証処理に成功した場合、前記第3通信部を通じて前記媒体の前記第2記憶部に所定の情報を格納する第3格納処理部と、
    を備える、
    処理システム。
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