JP2017162008A - 発券機、入場処理機、出場処理機、券処理システム及び券媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】入出場を高精度でチェックできる券媒体を発券できる発券機、券媒体による入出場を高精度でチェックできる入場処理機、出場処理機並びに券処理システム、及び、入出場を高精度でチェックできる券媒体を提供する。【解決手段】実施形態によれば、発券機は、設定部と、生成部と、コード印刷処理部と、を備える。設定部は、券情報を設定する。生成部は、前記券情報をコード化した第1のコードを生成する。コード印刷処理部は、券媒体に対して、前記第1のコードと異なる入場情報をコード化した第2のコードが印刷可能な印刷領域を設け、前記印刷領域以外の領域に前記第1のコードを印刷する。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、発券機、入場処理機、出場処理機、券処理システム及び券媒体に関する。
二次元コードなどが印刷された券媒体を用いる改札機は、通常、利用者が翳す券媒体から二次元コードを読み取り、読み取った二次元コードをデコードして改札処理を行う。そのため、改札機は、入場時において、入場情報などを利用者が所持する券媒体に書き込むことができない。その結果、改札機は、出場時などにおいて、処理する券媒体が適切に入場処理を経た券媒体であるかをチェックすることができないという課題がある。
上記の課題を解決するために、入出場を高精度でチェックできる券媒体を発券できる発券機、券媒体による入出場を高精度でチェックできる入場処理機、出場処理機並びに券処理システム、及び、入出場を高精度でチェックできる券媒体を提供する。
実施形態によれば、発券機は、設定部と、生成部と、コード印刷処理部と、を備える。設定部は、券情報を設定する。生成部は、前記券情報をコード化した第1のコードを生成する。コード印刷処理部は、券媒体に対して、前記第1のコードと異なる入場情報をコード化した第2のコードが印刷可能な印刷領域を設け、前記印刷領域以外の領域に前記第1のコードを印刷する。
以下、図面を参照しながら実施形態について説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について説明する。
第1実施形態に係る券処理システムは、二次元コードなどのコードが印刷された券媒体を処理する。券処理システムは、利用者に対して種々の券媒体を発券し、利用者が所持する券媒体を用いて入出場処理を行う。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について説明する。
第1実施形態に係る券処理システムは、二次元コードなどのコードが印刷された券媒体を処理する。券処理システムは、利用者に対して種々の券媒体を発券し、利用者が所持する券媒体を用いて入出場処理を行う。
たとえば、券処理システムは、駅などにおいて、券媒体として乗車券情報を示すコードが印刷された乗車券を処理する。また、券処理システムは、券媒体としてテーマパーク又は映画館などのチケットを処理するものであってもよい。券処理システムが用いられる用途及び券媒体の内容は、特定の構成に限定されるものではない。
ここでは、券処理システムは、駅などにおいて、乗車券情報などを示すコードが印刷された乗車券を処理するシステムを想定して説明する。
図1は、実施形態に係る処理システム1(券処理システム)の構成例を示すブロック図である。
図1が示すように、処理システム1は、券媒体10、発券機100、入場処理機200及び出場処理機300などを備える。
図1が示すように、処理システム1は、券媒体10、発券機100、入場処理機200及び出場処理機300などを備える。
券媒体10は、乗車券情報を示すコードなどを有する。
発券機100は、乗車券情報などを示すコードが印刷された券媒体10を発券する。ここでは、発券機100は、自動券売機として用いられる。発券機100は、利用者又は係員などの操作に基づいて、乗車券又は特急券などとして券媒体10を発券する。
発券機100は、乗車券情報などを示すコードが印刷された券媒体10を発券する。ここでは、発券機100は、自動券売機として用いられる。発券機100は、利用者又は係員などの操作に基づいて、乗車券又は特急券などとして券媒体10を発券する。
入場処理機200は、券媒体10からコードを読み取り、読み取ったコードをデコードし、データを取得する。入場処理機200は、デコードして得られたデータに基づいて入場処理を実行する。ここでは、入場処理機200は、自動改札機として用いられる。たとえば、入場処理機200は、券媒体10からコードを読み取り、コードをデコードして乗車券情報を取得する。入場処理機200は、得られた乗車券情報に基づいて入場処理を行う。
出場処理機300は、券媒体10からコードを読み取り、読み取ったコードをデコードし、データを取得する。出場処理機300は、デコードして得られたデータに基づいて出場処理を実行する。ここでは、出場処理機300は、自動改札機として用いられる。
次に、発券機100の構成例について説明する。
図2は、実施形態に係る発券機100の構成例を示すブロック図である。
図2が示すように、発券機100は、制御部111、通信部112、表示部113、操作部114、磁気券処理部115、カードリーダライタ116、金額処理部117、収容部118、搬送部119、文字印刷部120、コード印刷部121、読取部122、及び、排出部123などを備える。制御部111は、データバスなどを介して、通信部112、表示部113、操作部114、磁気券処理部115、カードリーダライタ116、金額処理部117、収容部118、搬送部119、文字印刷部120、コード印刷部121、読取部122、及び、排出部123と通信可能に接続する。
図2は、実施形態に係る発券機100の構成例を示すブロック図である。
図2が示すように、発券機100は、制御部111、通信部112、表示部113、操作部114、磁気券処理部115、カードリーダライタ116、金額処理部117、収容部118、搬送部119、文字印刷部120、コード印刷部121、読取部122、及び、排出部123などを備える。制御部111は、データバスなどを介して、通信部112、表示部113、操作部114、磁気券処理部115、カードリーダライタ116、金額処理部117、収容部118、搬送部119、文字印刷部120、コード印刷部121、読取部122、及び、排出部123と通信可能に接続する。
図1が示すように、搬送部119が券媒体10を搬送する方向に、文字印刷部120、コード印刷部121、読取部122、及び、排出部123の順にそれぞれ設置される。
制御部111は、発券機100全体の動作を制御する機能を有する。制御部111は、CPU、ROM、RAM及びNVMなどから構成される。制御部111は、内部メモリ、ROMあるいはNVMに予め記憶したプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
ROMは、予め制御用のプログラム及び制御データなどが記憶された不揮発性のメモリである。ROMに記憶される制御プログラム及び制御データは、予め発券機100の仕様に応じて組み込まれる。ROMは、たとえば、発券機100の回路基板を制御するプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。
RAMは、揮発性のメモリである。RAMは、制御部111の処理中のデータなどを一時的に格納する。RAMは、制御部111からの命令に基づき種々のアプリケーションプログラムを格納する。また、RAMは、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
NVMは、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。NVMは、例えばEEPROM(登録商標)(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、又は、SSD(Solid State Drive)などである。NVM24は、発券機100の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション、及び種々のデータを格納する。また、NVMは、制御部111が種々の処理を実行することで生成したデータを保存する。
通信部112は、上位装置としての管理サーバなどとの通信を行うインターフェースである。
表示部113は、制御部111からの信号に基づいて種々の情報を表示する。たとえば、表示部113は、乗車券情報を選択するアイコンなどを表示してもよい。表示部113は、たとえば、液晶ディスプレイなどである。
表示部113は、制御部111からの信号に基づいて種々の情報を表示する。たとえば、表示部113は、乗車券情報を選択するアイコンなどを表示してもよい。表示部113は、たとえば、液晶ディスプレイなどである。
操作部114は、発券機100の操作者によって、種々の操作が入力される。たとえば、操作部114は、乗車券情報を設定し券媒体10を発券させる発券操作の入力を受け付ける。操作部114は、操作者に入力された指示のデータを制御部111へ送信する。操作部114は、たとえば、キーボード、テンキー、及び、タッチパネルなどである。
なお、表示部113と操作部114とは、一体的に形成されてもよい。即ち、表示部113は、指示を入力するためのアイコンを表示し、操作部114は、アイコンへのタッチを検出することで操作の入力を受け付けてもよい。
磁気券処理部115は、磁気定期券に記録されている磁気情報を読み取り、又は、磁気定期券に磁気情報を書き込む。
カードリーダライタ116は、ICカードに記録されている情報を読み取り、又は、ICカードに情報を書き込む。
カードリーダライタ116は、ICカードに記録されている情報を読み取り、又は、ICカードに情報を書き込む。
金額処理部117は、駅の係員が投入した現金あるいは金額カード(プリペイドカードやクレジットカード)を処理する。たとえば、金額処理部117は、駅の係員が投入した現金を集計し、駅の係員が投入した現金の金額を決定する。また、金額処理部117は、釣銭を放出する機能を有する。たとえば、金額処理部117は、制御部111からの命令に基づいて、釣銭を放出する。
収容部118は、券媒体10を構成する券紙118aを収容し、収容した券紙118aを供給する。収容部118は、券紙118aをロール状に収容する。収容部118は、ロール状の券紙118aを支える軸、及び券紙118aを送り出して供給する搬送ローラなどを備えてもよい。たとえば、収容部118は、制御部111からの信号に基づいて軸又は搬送ローラなどを回転させ、券紙118aを搬送する。
また、収容部118は、券紙118aを券媒体10に切り出すカット部を備える。カット部は、所定の位置まで搬送された券紙118aの先端をカットする。収容部118は、カットされた券紙118a(券媒体10)を搬送部119まで搬送してもよい。
搬送部119は、発券機100内で収容部118が切り出した券媒体10を搬送する。たとえば、搬送部119は、券媒体10を収容部118から、文字印刷部120、コード印刷部121、読取部122、及び、排出部123へ搬送する。
文字印刷部120は、制御部111の制御に基づいて、券媒体10に、視認可能な文字情報を印刷する。たとえば、文字印刷部120は、券媒体10を加熱することで券媒体10に文字を形成する。
コード印刷部121は、制御部111の制御に基づいて、券媒体10に、コードを印刷する。ここでは、コード印刷部121は、コードとして二次元コードを印刷する。二次元コードは、たとえば、QRコード(登録商標)などである。コード印刷部121が印刷するコードは、特定の構成に限定されるものではない。
コード印刷部121は、所定のインクを用いて券媒体10にコードを印刷する。たとえば、コード印刷部121は、インクジェットヘッドを備える。コード印刷部121は、インクジェットヘッドからインクを券媒体10に吐出することでコードを印刷する。
また、コード印刷部121は、インクとして、所定の不可視光で読み取ることが可能なインク(材料)を用いる。即ち、コード印刷部121は、所定の不可視光で読取可能なコードを券媒体10に印刷する。たとえば、コード印刷部121は、紫外線照射により読取可能な蛍光インクを用いる。
読取部122は、搬送部119が搬送する券媒体10からコードを読み取る。即ち、読取部122は、搬送部119の搬送路上で券媒体10からコードを読み取る。ここでは、読取部122は、コードとして、二次元コードを読み取る。読取部122は、たとえば、光を媒体に照射して反射光を取得することで、券媒体10からコードを読み取る。
読取部122は、不可視光を用いてコードを読み取る。たとえば、読取部122は、所定の不可視光を券媒体10に照射してコードを読み取る。たとえば、読取部122は、コードを読み取るためのカメラ及び/又は照明などを備える。
読取部122は、読み取ったコードをデコードして、コードデータを取得する。読取部122は、取得されたコードデータを制御部111へ送信する。
排出部123は、券媒体10を利用者へ提供する。即ち、排出部123は、利用者が取得可能なように券媒体10を露出させる。たとえば排出部123は、外部に露出する受け皿、及び、搬送部119と受け皿との間に設置されるシャッタなどを備えてもよい。
なお、発券機100は、上述した構成以外の構成要素を適宜追加しても良いし、特定の構成を除外してもよい。
次に、入場処理機200の構成例について説明する。
図3は、実施形態に係る入場処理機200の構成例を示すブロック図である。
図3が示すように、入場処理機200は、制御部211、通信部212、表示部213、磁気券処理部214、カードリーダライタ215、ドア機構216、人感センサ217、投入部218、搬送部219、読取部220、コード印刷部221及び放出部222などを備える。制御部211は、データバスなどを介して、通信部212、表示部213、磁気券処理部214、カードリーダライタ215、ドア機構216、人感センサ217、投入部218、搬送部219、読取部220、コード印刷部221及び放出部222と通信可能に接続する。
図3は、実施形態に係る入場処理機200の構成例を示すブロック図である。
図3が示すように、入場処理機200は、制御部211、通信部212、表示部213、磁気券処理部214、カードリーダライタ215、ドア機構216、人感センサ217、投入部218、搬送部219、読取部220、コード印刷部221及び放出部222などを備える。制御部211は、データバスなどを介して、通信部212、表示部213、磁気券処理部214、カードリーダライタ215、ドア機構216、人感センサ217、投入部218、搬送部219、読取部220、コード印刷部221及び放出部222と通信可能に接続する。
図1が示すように、搬送部219が券媒体10を搬送する方向に、読取部220、コード印刷部221、及び、放出部222の順にそれぞれ設置される。
制御部211は、入場処理機200全体の動作を制御する機能を有する。制御部211は、CPU、ROM、RAM及びNVMなどから構成される。制御部211は、内部メモリ、ROMあるいはNVMに予め記憶したプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
制御部211は、入場処理機200全体の動作を制御する機能を有する。制御部211は、CPU、ROM、RAM及びNVMなどから構成される。制御部211は、内部メモリ、ROMあるいはNVMに予め記憶したプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
通信部212は、上位装置としての管理サーバなどとの通信を行うインターフェースである。
表示部213は、制御部211からの信号に基づいて種々の情報を表示する。たとえば、表示部213は、通行の可否、又は、読み取りエラーなどのエラーメッセージなどを表示してもよい。表示部213は、たとえば、液晶ディスプレイなどである。
表示部213は、制御部211からの信号に基づいて種々の情報を表示する。たとえば、表示部213は、通行の可否、又は、読み取りエラーなどのエラーメッセージなどを表示してもよい。表示部213は、たとえば、液晶ディスプレイなどである。
磁気券処理部214は、磁気定期券に記録されている磁気情報を読み取り、又は、磁気定期券に磁気情報を書き込む。
カードリーダライタ215は、ICカードに記録されている情報を読み取り、又は、ICカードに情報を書き込む。
カードリーダライタ215は、ICカードに記録されている情報を読み取り、又は、ICカードに情報を書き込む。
ドア機構216は、入場処理機200を通過する利用者を制御するために設けられているドアである。ドア機構216は、入場処理機200が形成する通行路側に設けられる。ドア機構216は、制御部211の制御に従って、通行不可と判定された利用者の通行を阻止する。
人感センサ217は、入場処理機200が形成する通行路に利用者が進入したことを検知するセンサである。たとえば、人感センサ217は、通行路の所定の位置(たとえば、通行路の中腹部)に利用者が侵入すると利用者を検知する。たとえば、人感センサ217は、赤外線の遮断を検出して、利用者の進入を検知する。人感センサ217が利用者の進入を検知する方法は、特定の方法に限定されるものではない。
投入部218は、利用者が券媒体10を投入する投入口である。たとえば、投入部218は、搬送部219に接続する投入孔、及び、投入孔と搬送部219とを遮断するシャッタなどを備える。
搬送部219は、入場処理機200内において投入部218に投入された券媒体10を搬送する。たとえば、搬送部219は、券媒体10を投入部218から、読取部220、コード印刷部221、及び、放出部222へ搬送する。
読取部220は、搬送部219が搬送する券媒体10からコードを読み取る。読取部220は、読取部220a及び読取部220bから構成される。読取部220a及び読取部220bは、搬送部219の搬送路を挟んで互いに対向する位置に配置される。読取部220aは、搬送部219の搬送路上において券媒体10の所定の面からコードを読み取る。また、読取部220bは、搬送部219の搬送路上において券媒体10の他の面からコードを読み取る。読取部220a及び読取部220bは、読取部122と同様の構成である。
コード印刷部221は、制御部211の制御に基づいて、券媒体10に、コードを印刷する。ここでは、コード印刷部221は、コードとして二次元コードを印刷する。二次元コードは、たとえば、QRコードなどである。コード印刷部221が印刷するコードは、特定の構成に限定されるものではない。
たとえば、コード印刷部121は、所定のインクを用いて券媒体10にコードを印刷する。たとえば、コード印刷部121は、インクジェットヘッドを備える。コード印刷部121は、インクジェットヘッドからインクを券媒体10に吐出することでコードを印刷する。
また、コード印刷部121は、インクとして、可視光で読み取ることが可能なインク(材料)を用いる。即ち、コード印刷部121は、可視光で読取可能なコードを券媒体10に印刷する。
なお、コード印刷部121は、券媒体10を加熱してコードを印刷してもよい。
なお、コード印刷部121は、券媒体10を加熱してコードを印刷してもよい。
放出部222は、搬送部219が搬送する券媒体10を外部に放出する。即ち、放出部222は、券媒体10を利用者が取得可能なように外部に放出する。たとえば、放出部222は、券媒体10を外部に放出した状態で保持する機構を備える。
なお、入場処理機200は、上述した構成以外の構成要素を適宜追加しても良いし、特定の構成を除外してもよい。
なお、入場処理機200は、上述した構成以外の構成要素を適宜追加しても良いし、特定の構成を除外してもよい。
次に、出場処理機300の構成例について説明する。
図4は、実施形態に係る出場処理機300の構成例を示すブロック図である。
図4が示すように、出場処理機300は、制御部311、通信部312、表示部313、磁気券処理部314、カードリーダライタ315、ドア機構316、人感センサ317、投入部318、搬送部319、読取部320、回収部321及び放出部322などを備える。制御部311は、データバスなどを介して、通信部312、表示部313、磁気券処理部314、カードリーダライタ315、ドア機構316、人感センサ317、投入部318、搬送部319、読取部320、回収部321及び放出部322と通信可能に接続する。
図4は、実施形態に係る出場処理機300の構成例を示すブロック図である。
図4が示すように、出場処理機300は、制御部311、通信部312、表示部313、磁気券処理部314、カードリーダライタ315、ドア機構316、人感センサ317、投入部318、搬送部319、読取部320、回収部321及び放出部322などを備える。制御部311は、データバスなどを介して、通信部312、表示部313、磁気券処理部314、カードリーダライタ315、ドア機構316、人感センサ317、投入部318、搬送部319、読取部320、回収部321及び放出部322と通信可能に接続する。
図1が示すように、搬送部319が券媒体10を搬送する方向に、読取部320、及び、放出部322の順にそれぞれ設置される。また、搬送部319は、読取部320と放出部322との間で分岐する。回収部321は、分岐先に設置される。
通信部312、表示部313、磁気券処理部314、カードリーダライタ315、ドア機構316、人感センサ317、投入部318、読取部320及び放出部322は、通信部212、表示部213、磁気券処理部214、カードリーダライタ215、ドア機構216、人感センサ217、投入部218、読取部220及び放出部222とそれぞれ同様の構成である。
制御部311は、出場処理機300全体の動作を制御する機能を有する。制御部311は、CPU、ROM、RAM及びNVMなどから構成される。制御部311は、内部メモリ、ROMあるいはNVMに予め記憶したプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
搬送部319は、出場処理機300内において投入部318に投入された券媒体10を搬送する。たとえば、搬送部319は、券媒体10を投入部318から、読取部320、及び、放出部322へ搬送する。また、搬送部319は、券媒体10を投入部318から、読取部320、及び、回収部321へ搬送する。搬送部319は、制御部311からの信号に従って、券媒体10を放出部322又は回収部321へ搬送する。
回収部321は、搬送部319が搬送する券媒体10を回収する。たとえば、回収部321は、券媒体10を受ける受け皿などを備える。たとえば、回収部321は、受け皿を外部に取り出し可能な構造を有する。
なお、出場処理機300は、上述した構成以外の構成要素を適宜追加しても良いし、特定の構成を除外してもよい。
なお、出場処理機300は、上述した構成以外の構成要素を適宜追加しても良いし、特定の構成を除外してもよい。
次に、発券機100の制御部111が実現する機能について説明する。
制御部111は、乗車券情報(券情報)を設定する機能を有する(設定部)。乗車券情報は、利用可能な乗車区間などを示す。たとえば、乗車券情報は、発着駅、有効期間、及び、有効区間などを備える。有効区間は、たとえば、終着駅又は乗車料金などである。乗車券情報は、鉄道会社などの情報を備えてもよい。乗車券情報は、特定の構成に限定されるものではない。
制御部111は、乗車券情報(券情報)を設定する機能を有する(設定部)。乗車券情報は、利用可能な乗車区間などを示す。たとえば、乗車券情報は、発着駅、有効期間、及び、有効区間などを備える。有効区間は、たとえば、終着駅又は乗車料金などである。乗車券情報は、鉄道会社などの情報を備えてもよい。乗車券情報は、特定の構成に限定されるものではない。
制御部111は、券媒体10を発券する際に、券媒体10に印刷するコードに含まれる乗車券情報を設定する。たとえば、制御部111は、操作部114を通じて利用者又は係員から乗車券情報を設定する入力を受け付ける。また、制御部111は、図示されないコードリーダなどを通じて乗車券情報を含むコードなどを利用者が所持する携帯端末などから読み取ってもよい。
また、制御部111は、券媒体10の券IDを設定する機能を有する(設定部)。券IDは、券媒体10をユニークに識別する。たとえば、券IDは、券媒体10ごとにユニークに決定される。券IDは、たとえば、文字列、数字、記号、又は、それらの組み合わせなどである。
たとえば、制御部111は、ランダムに生成した文字列などを券IDとして設定する。また、制御部111は、所定のリストから文字列などを取得し、取得された文字列などを券IDとして設定してもよい。また、制御部111は、上位装置から券IDを取得してもよい。
また、制御部111は、設定された乗車券情報及び設定された券IDを含むコードデータをコード化したコード(第1のコード)を生成する機能を有する(生成部)。たとえば、制御部111は、所定のアルゴリズムに従ってコードデータをエンコードして、コードを生成する。なお、制御部111は、乗車券情報及び券IDに加えて他のデータも示すコードを生成してもよい。
また、制御部111は、文字印刷部120を用いて文字情報を券媒体10に印刷する機能を有する(文字印刷処理部)。たとえば、制御部111は、文字情報として、乗車券情報が含む出発駅及び乗車料金などを券媒体10に印刷する。たとえば、制御部111は、乗車券情報の一部を示す文字情報を券媒体10に印刷してもよい。また、制御部111は、乗車券情報以外の文字情報を券媒体10に印刷してもよい。
また、制御部111は、コード印刷部121を用いてコードを券媒体10に印刷する機能を有する(コード印刷処理部)。即ち、制御部111は、生成されたコードを券媒体10に印刷する。制御部111は、さらに他のコードを印刷するスペースを空けて券媒体10にコードを印刷する。即ち、制御部111は、生成されたコードと異なるコードが印刷可能な印刷領域(第2の領域)を設け、前記印刷領域以外の領域(第1の領域)に生成されたコードを印刷する。たとえば、制御部111は、文字印刷部120が印刷した少なくとも一部の文字情報上にコードを印刷する。
なお、制御部111は、文字情報を印刷した面の裏面にコードを印刷してもよい。
また、制御部111は、券媒体10に印刷されたコードが適切に印刷されたか判定する機能を有する。たとえば、制御部111は、読取部122を通じて券媒体10のコードを読み取り、読み取ったコードをデコードしてデータを取得する。制御部111は、取得されたデータと、コードデータとが一致するかを判定する。制御部111は、両者が一致すれば、券媒体10にコードが適切に印刷されたと判定する。
次に、発券機100が発券した券媒体10の構成例について説明する。
図5は、発券機100が発券した券媒体10の構成例を示す。
図5が示すように、券媒体10は、文字情報11、コード12、及びスペース13などを備える。
文字情報11は、制御部111が文字印刷部120を通じて印刷したものである。図5が示すように、文字情報は、出発駅、乗車料金、下車前途無効の記載、及び、発券日時から構成される。なお、文字情報は、特定の構成に限定されるものではない。
図5は、発券機100が発券した券媒体10の構成例を示す。
図5が示すように、券媒体10は、文字情報11、コード12、及びスペース13などを備える。
文字情報11は、制御部111が文字印刷部120を通じて印刷したものである。図5が示すように、文字情報は、出発駅、乗車料金、下車前途無効の記載、及び、発券日時から構成される。なお、文字情報は、特定の構成に限定されるものではない。
コード12は、制御部111がコード印刷部121を通じて印刷したものである。コード12は、文字情報11上に印刷される。
スペース13は、他のコードが印刷可能な領域である。図5が示すように、スペース13は、文字情報11及びコード12に隣接して設けられる。また、スペース13は、コード12と同様の大きさのコードが印刷可能な大きさである。なお、スペース13の大きさは、他のコードが印刷可能であればよく、特定の大きさに限定されるものではない。また、スペース13の位置は、特定の構成に限定されるものではない。
なお、スペース13は、文字情報11及びコード12が印刷される面の裏面に形成されてもよい。
なお、スペース13は、文字情報11及びコード12が印刷される面の裏面に形成されてもよい。
次に、入場処理機200の制御部211が実現する機能について説明する。
制御部211は、読取部220を通じて券媒体10からコード12を読み取る機能を有する。たとえば、制御部211は、読取部220が出力するコードデータを受信する。
制御部211は、読取部220を通じて券媒体10からコード12を読み取る機能を有する。たとえば、制御部211は、読取部220が出力するコードデータを受信する。
また、制御部211は、取得されたコードデータに基づいて入場処理を行う機能を有する(入場処理部)。即ち、制御部211は、取得されたコードデータ(たとえば、乗車券情報)に基づいて、ドア機構216を制御する。たとえば、制御部211は、取得されたコードデータ、入場処理機200が設置される駅、及び、現日時などに基づいて、利用者が通行可能であるか判定する。制御部211は、利用者が通行可能であると判定すると、ドア機構216を開放する。また、制御部211は、利用者が通行可能でないと判定すると、ドア機構216を閉鎖する。
また、制御部211は、コードデータが含む券ID及び乗車券情報と入場情報とをコード化したコード(第2のコード)を生成する機能を有する(生成部)。入場情報は、利用者の入場処理に関連する情報である。たとえば、入場情報は、入場駅又は入場時間などを備える。
たとえば、制御部211は、所定のアルゴリズムに従って券ID、乗車券情報及び入場情報をエンコードして、コードを生成する。なお、制御部111は、券ID、乗車券情報及び入場情報に加えて他のデータも示すコードを生成してもよい。
また、制御部211は、コード印刷部221を用いてコードを券媒体10のスペース13に印刷する機能を有する(コード印刷処理部)。即ち、制御部111は、生成されたコードを券媒体10のスペース13に印刷する。
また、制御部211は、券媒体10に印刷されたコードが適切に印刷されたか判定する機能を有する。たとえば、制御部211は、読取部220などを通じて券媒体10のスペース13からコードを読み取り、読み取ったコードをデコードしてデータを取得する。制御部211は、取得されたデータと、コードにエンコードする前のデータとが一致するかを判定する。制御部211は、両者が一致すれば、券媒体10にコードが適切に印刷されたと判定する。なお、制御部211は、図示しない他の読取部を通じて券媒体10のスペース13からコードを読み取ってもよい。
次に、入場処理機200が排出した券媒体10の構成例について説明する。
図6は、入場処理機200が排出した券媒体10の構成例を示す。
図6が示すように、券媒体10は、文字情報11、コード12、スペース13及びコード14などを備える。
文字情報11、コード12及びスペース13は、前述の通りである。
コード14は、制御部211がコード印刷部221を通じて印刷したものである。図6が示す例においては、コード14は、文字情報11と独立に印刷される。
図6は、入場処理機200が排出した券媒体10の構成例を示す。
図6が示すように、券媒体10は、文字情報11、コード12、スペース13及びコード14などを備える。
文字情報11、コード12及びスペース13は、前述の通りである。
コード14は、制御部211がコード印刷部221を通じて印刷したものである。図6が示す例においては、コード14は、文字情報11と独立に印刷される。
次に、出場処理機300の制御部311が実現する機能について説明する。
制御部311は、読取部320を通じて券媒体10からコード14を読み取る機能を有する。たとえば、制御部311は、読取部320が出力するコードデータを受信する。
制御部311は、読取部320を通じて券媒体10からコード14を読み取る機能を有する。たとえば、制御部311は、読取部320が出力するコードデータを受信する。
また、制御部311は、取得されたコードデータに基づいて出場処理を行う機能を有する(出場処理部)。即ち、制御部311は、取得されたコードデータ(たとえば、乗車券情報及び入場情報)に基づいて、ドア機構316を制御する。たとえば、制御部311は、取得されたコードデータ、出場処理機300が設置される駅、及び、現日時などに基づいて、利用者が通行可能であるか判定する。制御部311は、利用者が通行可能であると判定すると、ドア機構316を開放する。また、制御部311は、利用者が通行可能でないと判定すると、ドア機構316を閉鎖する。
次に、発券機100の動作例について説明する。
図7は、発券機100の動作例について説明するためのフローチャートである。
ここでは、発券機100の利用者は、操作部114を通じて所定の乗車券情報を設定し券媒体10を発券する発券操作を発券機100に入力するものとする。
図7は、発券機100の動作例について説明するためのフローチャートである。
ここでは、発券機100の利用者は、操作部114を通じて所定の乗車券情報を設定し券媒体10を発券する発券操作を発券機100に入力するものとする。
まず、発券機100の制御部111は、操作部114を通じて乗車券情報を設定する操作を含む発券操作を受け付けたか判定する(S11)。発券操作を受け付けていないと判定すると(S11、NO)、制御部111は、S11に戻る。発券操作を受け付けたと判定すると(S11、YES)、制御部111は、券IDを設定する(S12)。券IDを設定すると、制御部111は、券ID及び乗車券情報を示すコード12を生成する(S13)。
券ID及び乗車券情報を示すコード12を生成すると(S13)、制御部111は、文字印刷部120を通じて乗車券情報を示す文字情報を券媒体10に印刷する(S14)。文字情報を券媒体10に印刷すると、制御部111は、コード印刷部121を通じて、S13で生成されたコード12を券媒体10に印刷する(S15)。
コード12を券媒体10に印刷すると、制御部111は、読取部122を通じて券媒体10からコード12を読み取る(S16)。コード12を読み取ると、制御部111は、読み取ったコードデータに基づいて券媒体10が適切に発券されたか判定する(S17)。
券媒体10が適切に発券されたと判定すると(S17、YES)、制御部111は、排出部123に券媒体10を放出する(S18)。券媒体10が適切に発券されていないと判定した場合(S17、NO)、又は、排出部123に券媒体10を放出した場合(S18)、制御部111は、動作を終了する。
なお、制御部111は、券媒体10が適切に発券されていないと判定すると、新たな券媒体10を発券し直してもよい。
なお、制御部111は、券媒体10が適切に発券されていないと判定すると、新たな券媒体10を発券し直してもよい。
次に、入場処理機200の動作例について説明する。
図8は、入場処理機200の動作例について説明するためのフローチャートである。
まず、入場処理機200の制御部211は、投入部218に券媒体10が投入されたか判定する(S21)。投入部218に券媒体10が投入されていないと判定すると(S21、NO)、制御部211は、S21に戻る。
図8は、入場処理機200の動作例について説明するためのフローチャートである。
まず、入場処理機200の制御部211は、投入部218に券媒体10が投入されたか判定する(S21)。投入部218に券媒体10が投入されていないと判定すると(S21、NO)、制御部211は、S21に戻る。
投入部218に券媒体10が投入されたと判定すると(S21、YES)、制御部211は、券媒体10からコード12を読み取る(S22)。券媒体10からコード12を読み取ると、制御部211は、コード12が示す乗車券情報などに基づいて入場処理を行う(S23)。ここでは、制御部211は、入場処理に成功したものとする。
入場処理を実行すると、制御部211は、コード12から得られる券ID及び乗車券情報と入場情報とを示すコード14を生成する(S24)。
コード14を生成すると、制御部211は、コード印刷部221を通じて、生成されたコード14を券媒体10のスペース13に印刷する(S25)。コード14を印刷すると、制御部211は、読取部122などを通じて券媒体10のスペース13からコード14を読み取る(S26)。コード14を読み取ると、制御部111は、読み取ったコード14をデコードして得られたデータに基づいてコード14が適切に印刷されたか判定する(S27)。
コード14が適切に印刷されたと判定すると(S27、YES)、制御部111は、放出部222に券媒体10を放出する(S28)。コード14が適切に発券されていないと判定した場合(S27、NO)、又は、放出部222に券媒体10を放出した場合(S28)、制御部211は、動作を終了する。
次に、出場処理機300の動作例について説明する。
図9は、出場処理機300の動作例について説明するためのフローチャートである。
まず、出場処理機300の制御部311は、投入部318に券媒体10が投入されたか判定する(S31)。投入部318に券媒体10が投入されていないと判定すると(S31、NO)、制御部311は、S31に戻る。
図9は、出場処理機300の動作例について説明するためのフローチャートである。
まず、出場処理機300の制御部311は、投入部318に券媒体10が投入されたか判定する(S31)。投入部318に券媒体10が投入されていないと判定すると(S31、NO)、制御部311は、S31に戻る。
投入部218に券媒体10が投入されたと判定すると(S31、YES)、制御部311は、券媒体10からコード14を読み取る(S32)。券媒体10からコード14を読み取ると、制御部311は、コード14が示す乗車券情報及び入場情報などに基づいて出場処理を行う(S33)。
通過を許可すると判定すると(S34、YES)、制御部311は、券媒体10を回収部321に回収する(S35)。通過を許可しないと判定すると(S34、NO)、制御部311は、放出部322に券媒体10を放出する(S36)
券媒体10を回収部321に回収した場合(S35)、又は、放出部322に券媒体10を放出した場合(S36)、制御部311は、動作を終了する。
券媒体10を回収部321に回収した場合(S35)、又は、放出部322に券媒体10を放出した場合(S36)、制御部311は、動作を終了する。
以上のように構成された処理システムは、発券時において、他のコードが印刷可能なスペースを空けて券媒体にコードを印刷し発券する。また、処理システムは、入場処理時において、入場情報を含むコードを券媒体に印刷する。また、処理システムは、出場処理時において、入場処理時に印刷されたコードから入場情報を取得し、出場処理を行う。
その結果、処理システムは、出場処理時において、入場情報を含むコードが印刷されていない券媒体を不正な券媒体と判断することができる。その結果、処理システムは、効果的に券媒体の真正をチェックすることができる。
また、処理システムは、入場処理時又は出場処理時において、搬送路上で券媒体からコードを読み取る。その結果、処理システムは、適切な位置でコードを読み取ることができ、コードの読み取りミスを防止することができる。
また、処理システムは、発券時において、文字情報上に不可視のインクを用いてコードを印刷する。その結果、処理システムは、入場処理時において印刷されるコードの領域を券媒体上に確保することができる。また、処理システムは、不可視のインクを用いてコードを印刷することで文字情報を利用者に提示することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る処理システムについて説明する。
第2実施形態に係る処理システムは、管理サーバが券媒体の状態を管理する点で第1実施形態と異なる。従って、その他の点については同一の符号を伏して詳細な説明を省略する。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る処理システムについて説明する。
第2実施形態に係る処理システムは、管理サーバが券媒体の状態を管理する点で第1実施形態と異なる。従って、その他の点については同一の符号を伏して詳細な説明を省略する。
図10は、第2実施形態に係る処理システム1’の構成例を示す。
図10が示すように、第2実施形態に係る処理システム1’は、発券機100’、入場処理機200’、出場処理機300’及び管理サーバ400などを備える。
図10が示すように、第2実施形態に係る処理システム1’は、発券機100’、入場処理機200’、出場処理機300’及び管理サーバ400などを備える。
管理サーバ400(外部装置)は、処理システム1’で処理される券媒体10の状態を管理する。管理サーバ400は、発券機100’、入場処理機200’及び出場処理機300’と通信可能に接続する。
管理サーバ400は、券IDに対応付けて券媒体10の状態を管理する。たとえば、管理サーバ400は、発券機100’、入場処理機200’又は出場処理機300’から券IDが示す券媒体10の状態を示す情報を受信する。また、管理サーバ400は、発券機100’、入場処理機200’又は出場処理機300’からのリクエストに応じて、券IDが示す券媒体10の状態を示す情報を送信する。
たとえば、管理サーバ400は、発券機100’などから発券した券媒体10の券IDを受信する。管理サーバ400は、当該券IDが示す券媒体10が発券済みであることを示す情報を格納する。また、管理サーバ400は、入場処理機200’などからのリクエストに応じて、当該券IDが示す券媒体10が発券済みであることを示す情報を送信する。
また、管理サーバ400は、入場処理機200’などから入場処理済みの券媒体10の券IDを受信する。管理サーバ400は、当該券IDが入場処理済みであることを示す情報を格納する。また、管理サーバ400は、出場処理機300’などからのリクエストに応じて、当該券IDが示す券媒体10が入場処理済みであることを示す情報を送信する。
次に、発券機100’について説明する。
図2が示すように、発券機100’は、制御部111の代わりに制御部111’を備える。制御部111’は、制御部111と同様の構成である。
図2が示すように、発券機100’は、制御部111の代わりに制御部111’を備える。制御部111’は、制御部111と同様の構成である。
制御部111’は、制御部111が実現する機能に加えて、以下の機能を実現する。
制御部111’は、通信部112を通じて、発券した券媒体10の券IDを、発券済みの券媒体10を示す券IDとして管理サーバ400に送信する機能を有する(送信処理部)。たとえば、制御部111’は、通信部112を通じて、券IDと発券済みであることを示す情報とを対応づけて管理サーバ400に送信する。
制御部111’は、通信部112を通じて、発券した券媒体10の券IDを、発券済みの券媒体10を示す券IDとして管理サーバ400に送信する機能を有する(送信処理部)。たとえば、制御部111’は、通信部112を通じて、券IDと発券済みであることを示す情報とを対応づけて管理サーバ400に送信する。
次に、入場処理機200’について説明する。
図3が示すように、入場処理機200’は、制御部211の代わりに制御部211’を備える。制御部211’は、制御部211と同様の構成である。
図3が示すように、入場処理機200’は、制御部211の代わりに制御部211’を備える。制御部211’は、制御部211と同様の構成である。
制御部211’は、制御部211が実現する機能に加えて、以下の機能を実現する。
制御部211’は、通信部212を通じて、投入部218に投入された券媒体10の状態を管理サーバ400に問い合わせる機能を実現する(問い合わせ部)。たとえば、制御部211’は、券媒体10の券IDを用いて、管理サーバ400に券媒体10の状態を問い合わせる。
制御部211’は、通信部212を通じて、投入部218に投入された券媒体10の状態を管理サーバ400に問い合わせる機能を実現する(問い合わせ部)。たとえば、制御部211’は、券媒体10の券IDを用いて、管理サーバ400に券媒体10の状態を問い合わせる。
たとえば、制御部211’は、通信部212を通じて、券媒体10の券IDを含むリクエストを管理サーバ400に送信する。制御部211’は、通信部212を通じて、管理サーバ400から当該券媒体10の状態を受信する。
また、制御部211’は、券媒体10の状態が発券済みである場合に、入場処理を実行する機能を有する(入場処理部)。たとえば、制御部211’は、管理サーバ400から受信された券媒体10の状態が発券済みでなければ、ドア機構216を閉鎖する。また、制御部211’は、放出部222から券媒体10を放出してもよい。また、制御部211’は、表示部213などに投入された券媒体10が不正な券媒体10であることを示すメッセージなどを表示してもよい。
制御部211’は、通信部212を通じて、入場処理に成功した券媒体10の券IDを、入場処理済みの券媒体10を示す券IDとして管理サーバ400に送信する機能を有する(送信処理部)。たとえば、制御部211’は、通信部212を通じて、券IDと入場処理済みであることを示す情報とを対応づけて管理サーバ400に送信する。
次に、出場処理機300’について説明する。
図4が示すように、出場処理機300’は、制御部311の代わりに制御部311’を備える。制御部311’は、制御部311と同様の構成である。
図4が示すように、出場処理機300’は、制御部311の代わりに制御部311’を備える。制御部311’は、制御部311と同様の構成である。
制御部311’は、制御部311が実現する機能に加えて、以下の機能を実現する。
制御部311’は、通信部312を通じて、投入部318に投入された券媒体10の状態を管理サーバ400に問い合わせる機能を実現する(問い合わせ部)。たとえば、制御部311’は、券媒体10の券IDを用いて、管理サーバ400に券媒体10の状態を問い合わせる。
制御部311’は、通信部312を通じて、投入部318に投入された券媒体10の状態を管理サーバ400に問い合わせる機能を実現する(問い合わせ部)。たとえば、制御部311’は、券媒体10の券IDを用いて、管理サーバ400に券媒体10の状態を問い合わせる。
たとえば、制御部311’は、通信部312を通じて、券媒体10の券IDを含むリクエストを管理サーバ400に送信する。制御部311’は、通信部312を通じて、管理サーバ400から当該券媒体10の状態を受信する。
また、制御部311’は、券媒体10の状態が入場処理済みである場合に、出場処理を実行する機能を有する(出場処理部)。たとえば、制御部311’は、管理サーバ400から受信された券媒体10の状態が入場済みでなければ、ドア機構316を閉鎖する。また、制御部311’は、放出部322から券媒体10を放出してもよい。また、制御部311’は、表示部313などに投入された券媒体10が不正な券媒体10であることを示すメッセージなどを表示してもよい。
次に、発券機100’の動作例について説明する。
図11は、発券機100’の動作例について説明するためのフローチャートである。
図11において、S11乃至S18は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
図11は、発券機100’の動作例について説明するためのフローチャートである。
図11において、S11乃至S18は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
排出部123に券媒体10を放出すると(S18)、制御部111’は、通信部112を通じて、S12で設定された券IDを、発券済みの券媒体10の券IDとして管理サーバ400へ送信する(S19)。券IDを送信すると、制御部111’は、動作を終了する。
次に、入場処理機200’の動作例について説明する。
図12は、入場処理機200’の動作例について説明するためのフローチャートである。
図12において、S21乃至S28は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
図12は、入場処理機200’の動作例について説明するためのフローチャートである。
図12において、S21乃至S28は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
券媒体10からコード12を読み取ると(S22)、制御部211’は、通信部212を通じて、管理サーバ400に券媒体10の状態を問い合わせる(S41)。券媒体10の状態を問い合わせると、制御部211’は、券媒体10の状態が発券済みであるか判定する(S42)。
券媒体10の状態が発券済みであると判定すると(S42、YES)、制御部211’は、S23に進む。券媒体10の状態が発券済みでないと判定すると(S42、NO)、制御部211’は、動作を終了する。なお、制御部211’は、ドア機構216などを遮断してもよい。
放出部222に券媒体10を放出すると(S28)、制御部211’は、通信部212を通じて、券媒体10から読み取った券IDを、入場処理済みの券媒体10の券IDとして管理サーバ400へ送信する(S43)。券IDを送信すると、制御部211’は、動作を終了する。
次に、出場処理機300’の動作例について説明する。
図13は、出場処理機300’の動作例について説明するためのフローチャートである。
図13において、S31乃至S36は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
図13は、出場処理機300’の動作例について説明するためのフローチャートである。
図13において、S31乃至S36は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
券媒体10からコード14を読み取ると(S32)、制御部311’は、通信部312を通じて、管理サーバ400に券媒体10の状態を問い合わせる(S37)。券媒体10の状態を問い合わせると、制御部311’は、券媒体10の状態が入場処理済みであるか判定する(S38)。
券媒体10の状態が入場処理済みであると判定すると(S38、YES)、制御部311’は、S33に進む。券媒体10の状態が入場処理済みでないと判定すると(S38、NO)、制御部311’は、動作を終了する。なお、制御部311’は、ドア機構316などを遮断してもよい。
なお、制御部311’は、通信部312を通じて、出場処理に成功した券媒体10の券IDを、出場済みの券媒体10を示す券IDとして管理サーバ400に送信してもよい。
以上のように構成された処理システムは、券媒体の状態を管理することができる。そのため、処理システムは、入場処理時において券媒体が発券済みであるかを判定することができ、券媒体が発券済みでない場合には入場判定を不可とする。また、処理システムは、出場処理時において券媒体が入場処理済みであるかを判定することができ、券媒体が入場済みでない場合には出場判定を不可とする。
その結果、処理システムは、より確実に券媒体の不正をチェックすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…処理システム、10…券媒体、11…文字情報、12及び14…コード、13…スペース、100及び100’…発券機、111、111’、211、211’、311及び311’…制御部、119、219及び319…搬送部、120…文字印刷部、121及び221…コード印刷部、122、220及び320…読取部、200及び200’…入場処理機、300及び300’…出場処理機、400…管理サーバ。
Claims (21)
- 券情報を設定する設定部と、
前記券情報をコード化した第1のコードを生成する生成部と、
券媒体に対して、前記第1のコードと異なる入場情報をコード化した第2のコードが印刷可能な印刷領域を設け、前記印刷領域以外の領域に前記第1のコードを印刷するコード印刷処理部と、
を備える発券機。 - 前記コード印刷処理部は、前記第1のコードを不可視光で読み取り可能となる材料で印刷する、
前記請求項1に記載の発券機。 - 前記券情報の少なくとも一部を示す文字情報を前記券媒体に印刷する文字印刷処理部を備え、
前記コード印刷処理部は、少なくとも一部の前記文字情報上に前記第1のコードを印刷する、
前記請求項1又は2の何れかに記載の発券機。 - 前記第1のコード及び前記第2のコードは、二次元コードである、
前記請求項1乃至3の何れか1項に記載の発券機。 - 前記券情報は、乗車券情報を含む、
前記請求項1乃至4の何れか1項に記載の発券機。 - 券媒体における第1の領域から券情報をコード化した第1のコードを読み取る読取部と、
前記読取部により読み取った前記第1のコードをデコードした情報に基づいて入場処理を行う入場処理部と、
前記入場処理部による入場処理に関する入場情報をコード化した第2のコードを生成する生成部と、
前記券媒体における前記第1の領域とは異なる第2の領域に前記生成部が生成した前記第2のコードを印刷するコード印刷処理部と、
を備える入場処理機。 - 前記読取部は、不可視光を用いて第1のコードを読み取り、
前記コード印刷処理部は、前記第2のコードを可視光で読み取り可能な材料で印刷する、
前記請求項6に記載の入場処理機。 - 前記券媒体が投入される投入部と、
前記投入部に投入された前記券媒体を搬送する搬送部と、
を備え、
前記読取部は、前記搬送部が搬送する前記券媒体から前記第1のコードを読み取る、
前記請求項6又は7に記載の入場処理機。 - 前記第1のコード及び前記第2のコードは、二次元コードである、
前記請求項6乃至8の何れか1項に記載の入場処理機。 - 前記券情報は、乗車券情報を含む、
前記請求項6乃至9の何れか1項に記載の入場処理機。 - 第1のコードが印刷される第1の領域と、前記第1のコードと異なる入場情報をコード化した第2のコードが印刷される前記第1の領域とは異なる第2の領域と、を備える券媒体から、少なくとも前記第2のコードを読み取る読取部と、
前記読取部により読み取った前記第2のコードをデコードした情報に基づいて出場処理を行う出場処理部と、
を備える出場処理機。 - 前記読取部は、可視光を用いて前記券媒体から前記第2のコードを読み取る、
前記請求項11に記載の出場処理機。 - 前記券媒体を投入される投入部と、
前記投入部に投入された前記券媒体を搬送する搬送部と、
を備え、
前記読取部は、前記搬送部が搬送する前記券媒体から前記第2のコードを読み取る、
前記請求項11又は12に記載の出場処理機。 - 前記第1のコード及び第2のコードは、二次元コードである、
前記請求項11乃至13の何れか1項に記載の出場処理機。 - 入場処理機と、出場処理機とを備える券処理システムであって、
前記入場処理機は、
外部装置と通信する第1の通信部と、
券媒体における第1の領域から券情報及び券IDをコード化した第1のコードを読み取る第1の読取部と、
前記第1の通信部を通じて、前記第1のコードの前記券IDを用いて前記券媒体の状態を問い合わせる第1の問い合わせ部と、
前記券媒体の状態が発券済みである場合に、前記第1の読取部により読み取った前記第1のコードをデコードした情報に基づいて入場処理を行う入場処理部と、
前記入場処理部による入場処理に関する入場情報をコード化した第2のコードを生成する生成部と、
前記券媒体における前記第1の領域とは異なる第2の領域に前記生成部が生成した前記第2のコードを印刷するコード印刷処理部と、
入場処理部が前記入場処理に成功した場合、前記第1の通信部を通じて、前記券IDを入場処理済みの券媒体を示す券IDとして前記外部装置に送信する送信処理部と、
を備え、
前記出場処理機は、
前記外部装置と通信する第2の通信部と、
前記券媒体から少なくとも前記第2のコードを読み取る第2の読取部と、
前記第2の通信部を通じて、前記第2のコードの前記券IDを用いて前記券IDの状態を問い合わせる第2の問い合わせ部と、
前記券媒体の状態が入場処理済みである場合に、前記第2の読取部により読み取った前記第2のコードをデコードした情報に基づいて出場処理を行う出場処理部と、
を備える、
券処理システム。 - 入場又は出場の可否を判定するための情報が印刷される券媒体であって、
券情報をコード化した第1のコードが印刷された第1の領域と、
入場処理機により入場情報をコード化した第2のコードが印刷される前記第1の領域とは異なる第2の領域と、を有する、
券媒体。 - 前記第2の領域は、印刷された前記第2のコードを有する、
前記請求項16に記載の券媒体。 - 前記第1のコードは、不可視光で読み取り可能となる材料で印刷される、
前記請求項16又は17に記載の券媒体。 - 前記第2のコードは、可視光で読み取り可能な材料で印刷される、
前記請求項16乃至18の何れか1項に記載の券媒体。 - 前記第1のコード及び前記第2のコードは、二次元コードである、
前記請求項16乃至19の何れか1項に記載の券媒体。 - 前記券情報は、乗車券情報を含む、
前記請求項16乃至20の何れか1項に記載の券媒体。
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JP2021033771A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | 古野電気株式会社 | 偽造判定装置、偽造判定方法、及びプログラム |
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JP2021033771A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | 古野電気株式会社 | 偽造判定装置、偽造判定方法、及びプログラム |
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