JP7223664B2 - 偽造判定装置、偽造判定方法、及びプログラム - Google Patents

偽造判定装置、偽造判定方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、偽造判定装置、偽造判定方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、感熱紙のチケットに印字されたバーコードを読取り、熱印加されたチケット(券)のバーコードを再度読取るバーコードリーダと、一回目にバーコードが読取られたチケットに熱印加する熱印加手段とを備え、バーコードが再度正確に読取られた場合に、そのチケットを偽造チケットと判別する技術が開示されている。
特許第3606507号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、バーコードリーダにチケットを2回読取らせるためにチケットを逆走させる必要があるか、又は2つのバーコードリーダを設ける必要があり、構成が複雑であった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、簡易な構成で券の偽造を判定することが可能な偽造判定装置、偽造判定方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一の態様の偽造判定装置は、感熱紙で形成された券にパターン画像を感熱記録する記録部と、前記パターン画像が感熱記録された前記券から画像を光学的に読取る読取部と、前記券を前記記録部から前記読取部まで搬送する搬送部と、前記券から前記パターン画像に対応する画像が読取られなかった場合に、前記券が偽造であると判定する判定部と、を備える。
また、本発明の他の態様の偽造判定方法は、感熱紙で形成された券を受け入れ、記録位置において前記券にパターン画像を感熱記録し、前記パターン画像が感熱記録された前記券を前記記録位置から読取位置まで搬送し、前記読取位置において前記券から画像を光学的に読取り、前記券から前記パターン画像に対応する画像が読取られなかった場合に、前記券が偽造であると判定する。
また、本発明の他の態様のプログラムは、感熱紙で形成された券にパターン画像を感熱記録する記録部と、前記パターン画像が感熱記録された前記券から画像を光学的に読取る読取部と、前記券を前記記録部から前記読取部まで搬送する搬送部と、を備える偽造判定装置のコンピュータを、前記券から前記パターン画像に対応する画像が読取られなかった場合に、前記券が偽造であると判定する判定部、として機能させる。
本発明によれば、簡易な構成で券の偽造を判定することが可能となる。
実施形態に係る偽造判定装置が適用される有料道路の例を示す図である。 発券機により発券される通行券の例を示す図である。 実施形態に係る偽造判定装置としての精算機の構成例を示す図である。 上記精算機の構成例を示す図である。 第1実施形態に係る偽造判定方法を経た通行券の例を示す図である。 第1実施形態に係る偽造判定方法の手順例を示すフロー図である。 搬送中の通行券に対する感熱記録及び読取りを説明するための図である。 第2実施形態に係る偽造判定方法を経た通行券の例を示す図である。 第2実施形態に係る偽造判定方法の手順例を示すフロー図である。 濃淡パターンを二値化したときの面積比を説明するための図である。 第3実施形態に係る偽造判定方法を経た通行券の例を示す図である。 第3実施形態に係る偽造判定方法の手順例を示すフロー図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、有料道路TRの例を示す図である。有料道路TRには、入口ゲートENと出口ゲートEXが設けられている。入口ゲートENには、通行券TCを発行する発券機1が設けられている。出口ゲートEXには、挿入口21から通行券TCを受け入れ、料金を精算する精算機2が設けられている。精算機2は、実施形態に係る偽造判定装置である。
図2は、発券機1により発券される通行券TCの例を示す図である。図中の矢印Dは、精算機2の挿入口21に対する通行券TCの挿入方向、及び精算機2の内部における通行券TCの搬送方向を表す(図4参照)。
通行券TCは、感熱紙で形成されている。通行券TCには、夏季の車内の温度でも変色しない、変色温度が比較的高い感熱紙が適用されることが好ましい。
通行券TCには、発券機1によって第1コード画像3が感熱記録される。第1コード画像3は、予備コード画像の例である。第1コード画像3は、例えば通行券TCの前半部分、すなわち搬送方向Dの中央よりも下流側に感熱記録される。
第1コード画像3は、例えばQRコード(登録商標)の画像である。これに限らず、第1コード画像3は、QRコード以外の2次元コードの画像であってもよいし、バーコード等の1次元コードの画像であってもよい。
第1コード画像3は、入口ゲートENを識別するためのゲートデータ、入場時刻を表す時刻データ、及び車両VHの車種データ等を表している。通行券TCには、第1コード画像3と同じ内容を表す文字列が感熱記録されてもよい。
図3及び図4は、精算機2の構成例を示す図である。精算機2は、制御部20、記録部22、搬送部23、及び読取部24を備えている。
制御部20は、CPU、RAM、ROM、不揮発性メモリ及び入出力インターフェース等を含むコンピュータである。CPUは、ROM又は不揮発性メモリからRAMにロードされたプログラムに従って情報処理を実行する。
プログラムは、例えば光ディスク又はメモリカード等の情報記憶媒体を介して供給されてもよいし、例えばインターネット又はLAN等の通信ネットワークを介して供給されてもよい。
制御部20は、復号部26及び判定部27を備えている。これらの機能部は、制御部20のCPUがROM又は不揮発性メモリからRAMにロードされたプログラムに従って情報処理を実行することにより実現する。
図4に示すように、記録部22は、読取部24に対して通行券TCの搬送方向Dの上流側に位置している。言い換えると、読取部24は、記録部22に対して通行券TCの搬送方向Dの下流側に位置している。
記録部22は、例えばサーマルヘッドを含む感熱プリンタであり、記録位置WPにおいて、感熱紙で形成された通行券TCに後述のパターン画像4(図5等参照)を感熱記録する。
読取部24は、例えばリニアイメージセンサであり、読取位置RPにおいて、通行券TCから画像を光学的に読取る。
記録部22と読取部24は、例えば共通の基板25に取り付けられる。記録部22による記録位置WPと読取部24による読取位置RPとの距離は、通行券TCの搬送方向Dの長さよりも短い。
搬送部23は、挿入口21から挿入された通行券TCを搬送方向Dに搬送する。搬送部23により搬送された通行券TCは、記録部22の記録位置WPと読取部24の読取位置RPとを順に通過する。
搬送部23は、記録位置WPにおいて記録部22と対向するプラテンローラを少なくとも含んでいる。搬送部23は、その他のローラや、通行券TCの通過を検出するフォトセンサ等を含んでもよい。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る偽造判定方法について説明する。図5は、第1実施形態に係る偽造判定方法を経た通行券TCの例を示す図である。図6は、精算機2において実現される、第1実施形態に係る偽造判定方法の手順例を示すフロー図である。図7は、搬送中の通行券TCに対する感熱記録及び画像の読取りを説明するための図である。
図5に示すように、通行券TCには、記録部22によりパターン画像4が感熱記録される。本実施形態では、パターン画像4は第2コード画像41である。第2コード画像41は、コードパターン画像の例である。
第2コード画像41は、例えばQRコード(登録商標)の画像である。これに限らず、第2コード画像41は、QRコード以外の2次元コードの画像であってもよいし、バーコード等の1次元コードの画像であってもよい。
第2コード画像41は、第1コード画像3とは異なる位置に感熱記録される。具体的には、第2コード画像41は、第1コード画像3に対して搬送方向Dの上流側に位置している。読取部24は、第1コード画像3と第2コード画像41をこの順に読取る。
図6に示すように、まず、精算機2の制御部20は、読取部24により通行券TCから第1コード画像3を読取る(S11)。図7(b)に示すように、第1コード画像3が読取部24の読取位置RPを通過したとき、第1コード画像3が読取られる。
次に、制御部20は、読取られた第1コード画像3を二値化するとともに(S12)、二値化された第1コード画像3をデコードしてデータを抽出する(S13;復号部26としての機能)。
ここでは、第1コード画像3から、入口ゲートENを識別するゲートデータ、入場時刻を表す時刻データ、及び車両VHの車種データ等がデコードされる。これらのデータは、料金の算出にも利用される。
次に、制御部20は、判定用データを生成する(S14)。判定用データは、後述のステップにおいて、通行券TCが正規のものであるか偽造されたものであるかを判定する際に利用されるデータであり、任意のデータを適用できる。
例えば、判定用データには、直前のステップで第1コード画像3からデコードされたデータの少なくとも一部を含めることが好ましい。また、判定データには、第1コード画像3からデコードされた数値又は記号等の識別情報やナンバー等の車両情報に関する識別情報を含めることが好ましい。
また、判定用データには、精算機2が設置された出口ゲートEXを識別するためのゲートデータ、及び精算機2が通行券TCを受け入れた退場時刻を表す時刻データ等を含めることが好ましい。
次に、制御部20は、判定用データから第2コード画像41を生成し(S15)、記録部22により通行券TCに第2コード画像41を感熱記録する(S16)。図7(b)及び(c)に示すように、第2コード画像41は、第1コード画像3が読取部24の読取位置RPを通過した後に、記録部22の記録位置WPにおいて感熱記録される。
具体的には、第2コード画像41は、第1コード画像3が読取部24の読取位置RPを通過するときの記録部22の記録位置WPに対応する位置よりも搬送方向Dの上流側に感熱記録される。
第2コード画像41は、第1コード画像3が読取部24の読取位置RPを通過してから記録部22により感熱記録を開始するまでの間に、第1コード画像3からデコードされたデータの少なくとも一部を利用して生成される。
次に、制御部20は、読取部24により通行券TCから第2コード画像41を読取る(S17)。図7(d)に示すように、第2コード画像41が読取部24の読取位置RPを通過したときに、第2コード画像41が読取られる。
次に、制御部20は、読取られた第2コード画像41を二値化するとともに(S18)、二値化された第2コード画像41をデコードしてデータを抽出する(S19;復号部26としての機能)。
次に、制御部20は、デコードによりデータが抽出されたか否か判定する(S20;判定部27としての処理)。この判定は、通行券TCから第2コード画像41に対応する画像が読取られたか否かの判定の一例である。
データが抽出された場合(S20:YES)、制御部20は、抽出されたデータが、判定用データと一致するか否か判定する(S21;判定部27としての処理)。この判定も、通行券TCから第2コード画像41に対応する画像が読取られたか否かの判定の一例である。
判定用データと一致した場合(S21:YES)、制御部20は、通行券TCを偽造されたものでない(すなわち、正規のものである)と判定する(S22)。
一方、データが抽出されなかった場合(S20:NO)又は判定用データと一致しなかった場合(S21:NO)、制御部20は、通行券TCを偽造されたものである(すなわち、正規のものでない)と判定する(S23)。
例えば、感熱紙ではない紙で形成された偽造通行券が精算機2に挿入されると、偽造通行券には第2コード画像41が感熱記録されないため、第2コード画像41を読取ることができず、データは抽出されない。これにより、感熱紙ではない紙で形成された偽造通行券の偽造判定が可能となる。
また、何らかのコード画像が付された偽造通行券が精算機2に挿入されたとしても、第2コード画像41と同一のコード画像を予め付すことは大変困難である。特に、判定データに退場時刻等の事後的に決定されるデータを含めることで、第2コード画像41と同一のコード画像を予め付すことは不可能に近くなる。これにより、何らかのコード画像が付された偽造通行券の偽造判定も可能となる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る偽造判定方法について説明する。図8は、第2実施形態に係る偽造判定方法を経た通行券TCの例を示す図である。図9は、精算機2において実現される、第2実施形態に係る偽造判定方法の手順例を示すフロー図である。上記実施形態と重複する構成又は手順については、同番号を付すことで詳細な説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態のパターン画像4は、第2コード画像41に加えて、濃淡パターン42を含んでいる。濃淡パターン42は、濃淡パターン画像の例である。濃淡パターン42は、第2コード画像41に対して搬送方向Dの上流側に位置するが、これに限らず、第2コード画像41に対して搬送方向Dの下流側に位置してもよい。
濃淡パターン42は、電流制御又はPWM制御の手法で、記録部22のサーマルヘッドの温度を段階的に変えて感熱記録することにより得られる。濃淡パターン42は、搬送方向Dの上流側に向かうほど徐々に薄く(記録時の温度が低く)なるが、これに限らず、搬送方向Dの上流側に向かうほど徐々に濃く(記録時の温度が高く)なってもよい。
図9に示すように、精算機2の制御部20は、判定用データから第2コード画像41を生成した後(S15)、記録部22により通行券TCに第2コード画像41と濃淡パターン42を感熱記録し(S36)、読取部24により通行券TCから第2コード画像41及び濃淡パターン42を読取り(S37)、所定の閾値で二値化する(S18)。
次に、制御部20は、所定の閾値で二値化された濃淡パターン42の二値(白黒)の面積比を算出する(S39)。面積比は、例えば二値化により分けられた2つの領域それぞれの画素数をカウントすることにより算出される。
本実施形態では、二値の面積比に関する指標として二値の面積比そのものを用いたが、これに限らず、例えば二値の境界位置を用いてもよいし、二値の面積差などを用いてもよい。
次に、制御部20は、算出された面積比が所定の許容範囲内にあるか否か判定する(S40;判定部27としての処理)。この判定は、通行券TCから濃淡パターン42に対応する画像が読取られたか否かの判定の一例である。
算出された面積比が所定の許容範囲内にあるか否かは、算出された面積比と所定の基準値との差分を算出し、算出された差分が所定の閾値以下であるか否か判定することにより判定されてもよい。
面積比が許容範囲内にあった場合(S40:YES)、制御部20は、通行券TCを偽造されたものでない(すなわち、正規のものである)と判定する(S22)。
一方、面積比が許容範囲内になかった場合(S40:NO)、制御部20は、通行券TCを偽造されたものである(すなわち、正規のものでない)と判定する(S23)。
図10に示すように、感熱紙の反応温度が異なる場合、同じように温度を変えて感熱記録しても、実際に記録される濃淡パターンの濃淡に差が生じ、その結果、二値(白黒)の面積比に差が生じることがある。
例えば、偽造通行券が正規通行券よりも反応温度が低い場合、偽造通行券では、二値化で得られる黒領域の面積が正規通行券よりも大きくなり、白領域の面積が正規通行券よりも小さくなる。また、偽造通行券では、二値化で得られる黒領域と白領域の境界位置が正規通行券よりも白領域の端に近くなり、黒領域の端から遠くなる。
そこで、正規通行券に濃淡パターンを感熱記録し、所定の閾値で二値化したときの二値の面積比を基準に許容範囲を予め定めておき、偽造判定時に算出された面積比が許容範囲内にあるか否か判定することで、正規通行券とは異なる感熱紙で形成された偽造通行券の偽造判定が可能となる。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る偽造判定方法について説明する。図11は、第3実施形態に係る偽造判定方法を経た通行券TCの例を示す図である。図12は、精算機2において実現される、第3実施形態に係る偽造判定方法の手順例を示すフロー図である。上記実施形態と重複する構成又は手順については、同番号を付すことで詳細な説明を省略する。
図11に示すように、第2コード画像41は、通行券TCに種々の態様で感熱記録され得る。例えば、第2コード画像41は、(a)第1コード画像3と濃さが異なっていてもよいし、(b)搬送方向Dにおける位置が変化してもよいし、(c)大きさ、向き、又は個数などが変化してもよい。
図12に示すように、精算機2の制御部20は、第1コード画像3をデコードした後(S13)、判定用データに加えて、態様データを生成する(S44)。態様データは、通行券TCに感熱記録される第2コード画像41の態様を表すデータである。
態様データには、直前のステップで第1コード画像3からデコードされたデータが用いられることが好ましい。例えば、第1コード画像3からデコードされたデータの所定箇所の値に応じて、第2コード画像41の態様が決定される。
また、態様データには、精算機2が設置された出口ゲートEXを識別するためのゲートデータ、又は精算機2が通行券TCを受け入れた退場時刻を表す時刻データ等が用いられてもよい。
次に、制御部20は、記録部22により第2コード画像41を態様データで特定される態様で通行券TCに感熱記録する(S46)。
次に、制御部20は、判定用データと一致するか否か判定した後(S21)、第2コード画像41が態様データで特定される態様どおりに通行券TCに感熱記録されているか否か判定する(S50)。
例えば、第2コード画像41が、態様データで特定される濃さで記録されているか、態様データで特定される位置に記録されているか、又は態様データで特定される大きさ、向き、又は個数で記録されているか等が判定される。
例えば、態様データが濃さを特定する場合、制御部20は、第2コード画像41を二値化する閾値を算出し、算出された閾値に対応する濃さが、態様データが特定する濃さと一致するか否かを判定する。
例えば、態様データが位置を特定する場合、制御部20は、第1コード画像3を基準とする通行券TCの搬送方向Dの位置(又は距離)を算出し、算出された位置が、態様データが特定する位置と一致するか否かを判定する。
例えば、態様データが向き又は大きさを特定する場合、制御部20は、第2コード画像41の向き又は大きさを切り出しシンボル等から算出し、算出された向き又は大きさが、態様データが特定する向き又は大きさと一致するか否かを判定する。
例えば、態様データが個数を特定する場合、制御部20は、第2コード画像41の個数をカウントし、カウントした個数が、態様データが特定する個数と一致するか否か判定する。
態様データどおりであった場合(S50:YES)、制御部20は、通行券TCを偽造されたものでない(すなわち、正規のものである)と判定する(S22)。
一方、態様データどおりでなかった場合(S50:NO)又は判定用データと一致しなかった場合(S21:NO)、制御部20は、通行券TCを偽造されたものである(すなわち、正規のものでない)と判定する(S23)。
このように、第2コード画像41が態様データで特定される態様どおりに通行券TCに感熱記録されていたか否か判定することで、より高精度に偽造判定を行うことが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が当業者にとって可能であることはもちろんである。
例えば、図4に示す記録部22に対して搬送方向Dの上流側に読取部24とは別の読取部を設け、受け入れた通行券TCに何らかのコード画像が予め付されている場合に偽造と判定してもよい。
本実施形態に係る偽造判定装置、偽造判定方法、及びプログラムは、有料道路TRの精算機2に限らず、例えば駐車場などの精算機に適用されてもよいし、鉄道の駅に設けられた自動改札機やバスの乗車口に設けられた料金収受装置などに適用されてもよい。
さらには、本実施形態に係る偽造判定装置、偽造判定方法、及びプログラムは、コンサートや遊技場等のチケットの偽造を判定するために利用されてもよい。
なお、上記特許文献1では、チケットに熱印加した後にバーコードが読取られた場合にチケットを偽造と判定するため、偽造チケットのバーコードが何らかの要因(傷やノイズ等)で読取られなかった場合に正規チケットと誤判定してしまうおそれがある。
これに対し、本実施形態では、通行券TCに感熱記録された第2コード画像41からデータが読取られ、且つそれが判定用データと一致する場合に偽造でないと判定し、それ以外の場合に偽造であると判定するので、上記のような誤判定を防ぐことが可能である。
また、本実施形態では、特許文献1とは異なり、通行券TCに感熱記録された第1コード画像3を消去せずに、第1コード画像3及び第2コード画像41の両方を残すので、集計作業が容易であるとともに、利用情報を活用することが容易である。
1 発券機、2 精算機(偽造判定装置の例)、20 制御部、21 挿入口、22 記録部、23 搬送部、24 読取部、25 基板、26 復号部、27 判定部、3 第1コード画像(予備コード画像の例)、4 パターン画像、41 第2コード画像(コードパターン画像の例)、42 濃淡パターン(濃淡パターン画像の例)、TR 有料道路、EN 入口ゲート、EX 出口ゲート、VH 車両、TC 通行券(券の例)、D 搬送方向、WP 記録位置、RP 読取位置

Claims (16)

  1. 感熱紙で形成された券にパターン画像を感熱記録する記録部と、
    前記パターン画像が感熱記録された前記券から画像を光学的に読取る読取部と、
    前記券を前記記録部から前記読取部まで搬送する搬送部と、
    前記券から前記パターン画像に対応する画像が読取られなかった場合に、前記券が偽造であると判定する判定部と、
    を備え
    前記パターン画像は、温度を段階的に変えて感熱記録した濃淡パターン画像を含み、
    前記判定部は、前記券から読取られた画像を所定の閾値で二値化したときの二値の面積比に関する指標が所定の範囲から外れていた場合に、前記券が偽造であると判定する、
    偽造判定装置。
  2. 前記判定部は、前記券から前記パターン画像に対応する画像が読取られた場合に、前記券が偽造でないと判定する、
    請求項1に記載の偽造判定装置。
  3. 前記券は、前記偽造判定装置に受け入れられる以前に所定の位置に感熱記録された予備コード画像を含み、
    前記記録部は、前記券の前記予備コード画像とは異なる位置に前記パターン画像を感熱記録する、
    請求項1または2の何れかに記載の偽造判定装置。
  4. 前記パターン画像は、前記予備コード画像に対して前記券の搬送方向の上流側に位置する、
    請求項に記載の偽造判定装置。
  5. 前記パターン画像は、前記予備コード画像が前記読取部による読取位置を通過するときの前記記録部による記録位置よりも前記券の搬送方向の上流側に感熱記録される、
    請求項に記載の偽造判定装置。
  6. 前記パターン画像は、前記読取部により前記予備コード画像から読取られ、デコードされたデータに基づいて生成される、
    請求項ないしに記載の偽造判定装置。
  7. 前記パターン画像は、前記読取部により前記予備コード画像から読取られ、デコードされたデータに基づく態様で感熱記録される、
    請求項ないしに記載の偽造判定装置。
  8. 感熱紙で形成された券にパターン画像を感熱記録する記録部と、
    前記パターン画像が感熱記録された前記券から画像を光学的に読取る読取部と、
    前記券を前記記録部から前記読取部まで搬送する搬送部と、
    前記券から前記パターン画像に対応する画像が読取られなかった場合に、前記券が偽造であると判定する判定部と、
    を備え、
    前記券は、受け入れられる以前に所定の位置に感熱記録された予備コード画像を含み、
    前記記録部は、前記券の前記予備コード画像とは異なる位置に前記パターン画像を感熱記録し、
    前記パターン画像は、前記読取部により前記予備コード画像から読取られ、デコードされたデータに基づく態様で感熱記録され、
    前記パターン画像は、前記デコードされたデータに基づく濃さ、位置、向き、大きさ、又は個数で感熱記録され、
    前記判定部は、
    前記券から読取られた前記パターン画像を二値化するための閾値を算出し、算出された閾値に対応する濃さが、前記デコードされたデータに基づく濃さと一致するか否か判定する
    前記券から読取られた前記パターン画像の位置が、前記デコードされたデータに基づく位置と一致するか否か判定する、
    前記券から読取られた前記パターン画像の向きを算出し、算出された向きが、前記デコードされたデータに基づく向きと一致するか否か判定する、
    前記券から読取られた前記パターン画像の大きさを算出し、算出された大きさが、前記デコードされたデータに基づく大きさと一致するか否か判定する、又は
    前記券から読取られた前記パターン画像の個数が、前記デコードされたデータに基づく個数と一致するか否か判定する、
    偽造判定装置。
  9. 前記記録部による記録位置と前記読取部による読取位置との距離は、前記券の搬送方向の長さよりも短い、
    請求項1ないしの何れかに記載の偽造判定装置。
  10. 有料道路の出口ゲートに設置される、感熱紙で形成された通行券の偽造を判定するための偽造判定装置であって、
    前記通行券の、入口ゲートで感熱記録されたコード画像とは異なる位置に、パターン画像を感熱記録する記録部と、
    前記パターン画像が感熱記録された前記券から画像を光学的に読取る読取部と、
    前記券を前記記録部から前記読取部まで搬送する搬送部と、
    前記通行券から読取られた前記コード画像から前記入口ゲートを表すデータをデコードする復号部と、
    前記通行券から前記パターン画像に対応する画像が読取られなかった場合に、前記通行券が偽造であると判定する判定部と、
    を備える偽造判定装置。
  11. 感熱紙で形成された券を受け入れ、
    記録位置において前記券にパターン画像を感熱記録し、
    前記パターン画像が感熱記録された前記券を前記記録位置から読取位置まで搬送し、
    前記読取位置において前記券から画像を光学的に読取り、
    前記券から前記パターン画像に対応する画像が読取られなかった場合に、前記券が偽造であると判定し、
    前記パターン画像は、温度を段階的に変えて感熱記録した濃淡パターン画像を含み、
    前記判定では、前記券から読取られた画像を所定の閾値で二値化したときの二値の面積比に関する指標が所定の範囲から外れていた場合に、前記券が偽造であると判定する、
    偽造判定方法。
  12. 感熱紙で形成された券を受け入れ、
    記録位置において前記券にパターン画像を感熱記録し、
    前記パターン画像が感熱記録された前記券を前記記録位置から読取位置まで搬送し、
    前記読取位置において前記券から画像を光学的に読取り、
    前記券から前記パターン画像に対応する画像が読取られなかった場合に、前記券が偽造であると判定し、
    前記券は、受け入れられる以前に所定の位置に感熱記録された予備コード画像を含み、
    前記パターン画像の感熱記録では、前記券の前記予備コード画像とは異なる位置に前記パターン画像を感熱記録し、
    前記パターン画像は、前記予備コード画像から読取られ、デコードされたデータに基づく態様で感熱記録され、
    前記パターン画像は、前記デコードされたデータに基づく濃さ、位置、向き、大きさ、又は個数で感熱記録され、
    前記判定では、
    前記券から読取られた前記パターン画像を二値化するための閾値を算出し、算出された閾値に対応する濃さが、前記デコードされたデータに基づく濃さと一致するか否か判定する、
    前記券から読取られた前記パターン画像の位置が、前記デコードされたデータに基づく位置と一致するか否か判定する、
    前記券から読取られた前記パターン画像の向きを算出し、算出された向きが、前記デコードされたデータに基づく向きと一致するか否か判定する、
    前記券から読取られた前記パターン画像の大きさを算出し、算出された大きさが、前記デコードされたデータに基づく大きさと一致するか否か判定する、又は
    前記券から読取られた前記パターン画像の個数が、前記デコードされたデータに基づく個数と一致するか否か判定する、
    偽造判定方法。
  13. 有料道路の出口ゲートに設置される、感熱紙で形成された通行券の偽造を判定するための、
    前記通行券の、入口ゲートで感熱記録されたコード画像とは異なる位置に、パターン画像を感熱記録する記録部と、
    前記パターン画像が感熱記録された前記券から画像を光学的に読取る読取部と、
    前記券を前記記録部から前記読取部まで搬送する搬送部と、
    を備える偽造判定装置を用いた偽造判定方法であって、
    前記通行券から読取られた前記コード画像から前記入口ゲートを表すデータをデコードし、
    前記通行券から前記パターン画像に対応する画像が読取られなかった場合に、前記通行券が偽造であると判定する、
    偽造判定方法。
  14. 感熱紙で形成された券にパターン画像を感熱記録する記録部と、
    前記パターン画像が感熱記録された前記券から画像を光学的に読取る読取部と、
    前記券を前記記録部から前記読取部まで搬送する搬送部と、
    を備える偽造判定装置のコンピュータを、
    前記券から前記パターン画像に対応する画像が読取られなかった場合に、前記券が偽造であると判定する判定部、
    として機能させ
    前記パターン画像は、温度を段階的に変えて感熱記録した濃淡パターン画像を含み、
    前記判定部は、前記券から読取られた画像を所定の閾値で二値化したときの二値の面積比に関する指標が所定の範囲から外れていた場合に、前記券が偽造であると判定する、
    プログラム。
  15. 感熱紙で形成された券にパターン画像を感熱記録する記録部と、
    前記パターン画像が感熱記録された前記券から画像を光学的に読取る読取部と、
    前記券を前記記録部から前記読取部まで搬送する搬送部と、
    を備える偽造判定装置のコンピュータを、
    前記券から前記パターン画像に対応する画像が読取られなかった場合に、前記券が偽造であると判定する判定部、
    として機能させ
    前記券は、前記偽造判定装置に受け入れられる以前に所定の位置に感熱記録された予備コード画像を含み、
    前記記録部は、前記券の前記予備コード画像とは異なる位置に前記パターン画像を感熱記録し、
    前記パターン画像は、前記読取部により前記予備コード画像から読取られ、デコードされたデータに基づく態様で感熱記録され、
    前記パターン画像は、前記デコードされたデータに基づく濃さ、位置、向き、大きさ、又は個数で感熱記録され、
    前記判定部は、
    前記券から読取られた前記パターン画像を二値化するための閾値を算出し、算出された閾値に対応する濃さが、前記デコードされたデータに基づく濃さと一致するか否か判定する、
    前記券から読取られた前記パターン画像の位置が、前記デコードされたデータに基づく位置と一致するか否か判定する、
    前記券から読取られた前記パターン画像の向きを算出し、算出された向きが、前記デコードされたデータに基づく向きと一致するか否か判定する、
    前記券から読取られた前記パターン画像の大きさを算出し、算出された大きさが、前記デコードされたデータに基づく大きさと一致するか否か判定する、又は
    前記券から読取られた前記パターン画像の個数が、前記デコードされたデータに基づく個数と一致するか否か判定する、
    プログラム。
  16. 有料道路の出口ゲートに設置される、感熱紙で形成された通行券の偽造を判定するための、
    前記通行券の、入口ゲートで感熱記録されたコード画像とは異なる位置に、パターン画像を感熱記録する記録部と、
    前記パターン画像が感熱記録された前記券から画像を光学的に読取る読取部と、
    前記券を前記記録部から前記読取部まで搬送する搬送部と、
    を備える偽造判定装置のコンピュータを、
    前記通行券から読取られた前記コード画像から前記入口ゲートを表すデータをデコードする復号部と、
    前記通行券から前記パターン画像に対応する画像が読取られなかった場合に、前記通行券が偽造であると判定する判定部と、
    として機能させるためのプログラム。
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