JP6479455B2 - 蓄電デバイス用外装材及び蓄電デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、スマートフォン、タブレット等の携帯機器に使用される電池やコンデンサ、ハイブリッド自動車、電気自動車、風力発電、太陽光発電、夜間電気の蓄電用に使用される電池やコンデンサ等の蓄電デバイス用の外装材および該外装材で外装された蓄電デバイスに関する。
近年、スマートフォン、タブレット端末等のモバイル電気機器の薄型化、軽量化に伴い、これらに搭載されるリチウムイオン二次電池、リチウムポリマー二次電池、リチウムイオンキャパシタ、電気2重層コンデンサ等の蓄電デバイスの外装材としては、従来の金属缶に代えて、耐熱性樹脂層/接着剤層/金属箔層/接着剤層/熱可塑性樹脂層からなる積層体が用いられている(特許文献1、2参照)。通常、前記積層体に対して張り出し成形や深絞り成形が行われることによって、略直方体形状等の立体形状に成形される。また、電気自動車等の電源、蓄電用途の大型電源、キャパシタ等も上記構成の積層体(外装材)で外装されることも増えてきている。
上記外装材において、外側層の耐熱性樹脂フィルムとしては、張り出し成形や深絞り成形を行うときにより良好な成形性を確保する観点から、ポリアミド樹脂フィルム又はポリエステル樹脂フィルムを使用するのが一般的である(特許文献1、2参照)。
特開2011−98759号公報 特開2005−26152号公報
しかしながら、ポリアミド樹脂フィルム層やポリエステル樹脂フィルム層等は、吸湿性が高いことから、このようなフィルムを外側層に用いた外装材では、吸湿等によりカール(反り)を発生しやすいという問題があった。ポリアミド樹脂フィルムを使用した場合には特にカールが生じやすかった。
外装材にこのようなカールが発生すると、外装材シートを成形する際に、金型の定位置に装着できず、成形不良が発生したりするほか、成形した電池ケース内に電池要素を装填してケースの周縁部をヒートシールする際にシールする位置がずれたり、ヒートシール部にしわが発生する等の不良を発生しやすい。
本発明は、かかる技術的背景に鑑みてなされたものであって、良好な成形性を確保できると共に、カール発生(反り発生)を防止できる蓄電デバイス用外装材を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
[1]外側層としての耐熱性樹脂層と、内側層としての熱可塑性樹脂層と、これら両層間に配設された金属箔層とを含む蓄電デバイス用外装材であって、
前記耐熱性樹脂層の外面側に樹脂コート層が積層され、
前記樹脂コート層は、樹脂と、フィラーとを含有することを特徴とする蓄電デバイス用外装材。
[2]前記フィラーは、アスペクト比が5以上のフィラーである前項1に記載の蓄電デバイス用外装材。
[3]前記樹脂は、ウレタン系樹脂、フェノキシ系樹脂およびフッ素系樹脂からなる群より選ばれる1種または2種以上の樹脂である前項1または2に記載の蓄電デバイス用外装材。
[4]蓄電デバイス本体部と、
前項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材とを備え、
前記蓄電デバイス本体部が、前記外装材で外装されていることを特徴とする蓄電デバイス。
[1]の発明では、外装材における耐熱性樹脂層の外面側に、樹脂及びフィラーを含有する樹脂コート層が積層されており、このようなフィラー含有樹脂コート層の存在により外部からの水分の侵入を抑制することができる。従って、耐熱性樹脂層への水分の侵入、耐熱性樹脂層の吸湿を防止できるので、外装材のカール発生(反り発生)を防止できる。また、耐熱性樹脂層の外面側に樹脂及びフィラーを含有する樹脂コート層が積層されていることで、耐熱性樹脂層の強度低下を抑制できるので、成形性をより向上できるし、突き刺し強度もより向上できる。
[2]の発明では、フィラーとして、アスペクト比が5以上であるフィラーが用いられているので、樹脂コート層の存在によって外部からの水分、湿気の侵入を十分に抑制することができて、外装材のカール発生を十分に防止できる。
[3]の発明では、樹脂コート層を構成する樹脂として、上記特定の樹脂(ウレタン系樹脂、フェノキシ系樹脂およびフッ素系樹脂からなる群より選ばれる1種または2種以上の樹脂)が用いられており、これら樹脂は、耐薬品性に優れているので、この樹脂コート層が外面側に配置されていることで、耐電解液性を向上させることができる(例えば電解液が外装材の外面に付着しても何ら支障が生じない)。
[4]の発明では、カール発生を生じ難い外装材で外装された高品質の蓄電デバイスが提供される。
本発明に係る蓄電デバイス用外装材の一実施形態を示す断面図である。 本発明に係る蓄電デバイス用外装材を用いて構成された蓄電デバイスの一実施形態を示す断面図である。 カール防止性評価法の説明図であり、(A)は評価サンプルに切り込みを入れた直後の状態の斜視図、(B)は評価サンプルに反りが生じた状態の斜視図、(C)は(B)におけるX−X線の断面図である。
本発明に係る蓄電デバイス用外装材1の一実施形態を図1に示す。この蓄電デバイス用外装材1は、リチウムイオン2次電池ケース用として用いられるものである。前記蓄電デバイス用外装材1は、例えば、深絞り成形、張り出し成形等の成形に供されて2次電池のケース等として用いられる。
前記蓄電デバイス用外装材1は、金属箔層4の一方の面4aに第1接着剤層5を介して耐熱性樹脂層(外側層)2が積層一体化され、前記金属箔層4の他方の面4bに第2接着剤層6を介して熱可塑性樹脂層(内側層)3が積層一体化され、前記耐熱性樹脂層2の外面に樹脂コート層7が積層されてなる(図1参照)。
本発明において、前記樹脂コート層(樹脂コーティング層)7は、前記耐熱性樹脂層2の外面側に積層される。前記樹脂コート層7は、樹脂と、フィラー(充填剤)とを含有する。前記樹脂コート層7は、例えば、樹脂及びフィラーを含有するコーティング液が前記耐熱性樹脂層2の外面に塗布されて形成される。前記コーティング液は、溶媒を含有していてもよいし、非含有であってもよい。また、前記コーティング液は、ペースト状であってもよい。前記溶媒としては、特に限定されるものではないが、例えば、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン(MEK)、トルエン、キシレン、メチルシクロヘキサン等が挙げられる。前記コーティング液を塗布する方法としては、例えば、グラビアコート法、スプレーコート法、刷毛塗り法等が挙げられる。
前記樹脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、ウレタン系樹脂、フェノキシ系樹脂、フッ素系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、塩素系樹脂、スチレン系樹脂、エラストマー樹脂等が挙げられる。中でも、ウレタン系樹脂、フェノキシ系樹脂およびフッ素系樹脂からなる群より選ばれる1種または2種以上の樹脂を用いるのが好ましい。さらに、前記樹脂としては、ウレタン系樹脂およびフェノキシ系樹脂を併用して使用するのが特に好ましく、この場合には、成形性、柔軟性、耐電解液性、印字性、耐摩耗性を兼ね備えることができる。この場合、混合比は、ウレタン系樹脂/フェノキシ系樹脂=20/80〜80/20(質量比)の範囲に設定するのが好ましい。
前記フィラー(充填剤)としては、特に限定されるものではないが、例えば、金属(アルミニウム、銀、鉄など)、シリカフレーク、ガラスフレーク、白雲母(マイカ)、金雲母(非膨張性マイカ)、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、タルク、カオリン、セリサイト、バーキュライト、珪藻土、炭酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ヒドロキシアパタイト、ゼオライト等の他、前記例示した物質の表面を金属又は金属酸化物でコーティングしたもの、或いは、黒鉛、金属酸化物(酸化鉄、ベーマイト、アルミナ、低ソーダアルミナ、酸化チタン等)、窒化ホウ素、セラミックス等が挙げられる。前記フィラー(充填剤)としては、1種のみを使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。
前記フィラー(充填剤)としては、アスペクト比が5以上であるフィラーを用いるのが好ましく、この場合には、樹脂コート層7によって外部からの耐熱性樹脂層2への水分、水蒸気の侵入を十分に抑制することができて、外装材のカール発生を十分に防止できる。
前記フィラーの形状としては、特に限定されるものではないが、例えば、鱗片状、円盤状、平板状、薄板状、薄片状、或いは球形状等が挙げられる。これら如何なる形状であっても、アスペクト比が5以上であるフィラーを用いるのが好ましい。
なお、前記「アスペクト比」とは、フィラーにおける最小径に対する最大径の比率である。即ち、「アスペクト比=フィラーの最大径/フィラーの最小径」である。前記フィラーの最大径は、含有させているフィラーの平均値を用いるものとし、前記フィラーの最小径は、含有させているフィラーの平均値を用いるものとする。例えば、フィラーが鱗片状や平板状等である場合において、該フィラーの長径(最大径)である縦の長さが平均値で5μm、横の長さが平均値で3μm、短径(最小径)である厚さが平均値で0.2μmである場合には、当該フィラーのアスペクト比=5/0.2=25である。
前記フィラーの長径は、0.1μm〜20μmであるのが好ましい。また、前記フィラーの厚さは、0.01μm〜2μmであるのが好ましい。
前記樹脂コート層7における樹脂の含有率は95質量%〜40質量%であるのが好ましい。また、前記樹脂コート層7におけるフィラーの含有率は5質量%〜60質量%であるのが好ましい。フィラーの含有率が5質量%以上であることで樹脂コート層7による水蒸気バリア性能をより向上させることができる。また、フィラーの含有率が60質量%以下であることで、耐熱性樹脂層2に対する樹脂コート層7の接着性を十分に確保できる。中でも、前記樹脂コート層7におけるフィラーの含有率は20質量%〜50質量%であるのが特に好ましい。
前記樹脂コート層7の厚さ(乾燥厚さ)は、0.5μm〜5μmに設定されているのが好ましい。0.5μm以上であることで樹脂コート層7の水蒸気バリア性をさらに向上させることができるし、5μm以下であることで外装材1の軽量性と蓄電デバイスのエネルギー密度を十分に確保できる。
前記樹脂コート層7は、2層以上の複数層の積層構成であってもよい。例えば、樹脂及びフィラーを含有する第1樹脂コート層/樹脂及びフィラーを含有する第2樹脂コート層の2層積層構成であってもよい。また、第1樹脂コート層に使用のフィラーと、第2樹脂コート層に使用のフィラーは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
前記樹脂コート層7において、フィラーが鱗片状、円盤状、平板状、薄板状、薄片状である場合において、フィラーの最大面(最大の面積を有する面)は、樹脂コート層7の表面に対して略平行状になっているのが好ましく、この場合には、樹脂コート層7による水蒸気バリア性能をさらに向上させることができる。このような略平行状に配列された構成は、有機溶剤に分散せしめ、塗布して熱風で乾燥させることによって実現できる。
前記樹脂コート層7は、添加するフィラーによってそのフィラー特有の呈色、金属光沢、パール調の色調等を呈する。
前記樹脂コート層7は、樹脂及びフィラーに加えて、イソシアネート成分を含有するのが好ましい。前記イソシアネート成分としては、2官能以上の多官能イソシアネート化合物を用いるのが好ましい。前記多官能イソシアネート化合物としては、例えば、トリレンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、メチレンビス(4,1−フェニレン)ジイソシアネート等が挙げられる。中でも、トリレンジイソシアナートとヘキサメチレンジイソシアナートを併用するのが好ましい。
前記耐熱性樹脂層(外側層)2を構成する耐熱性樹脂としては、外装材をヒートシールする際のヒートシール温度で溶融しない耐熱性樹脂を用いる。前記耐熱性樹脂としては、熱可塑性樹脂層3を構成する熱可塑性樹脂の融点より10℃以上高い融点を有する耐熱性樹脂を用いるのが好ましく、熱可塑性樹脂の融点より20℃以上高い融点を有する耐熱性樹脂を用いるのが特に好ましい。
前記耐熱性樹脂層(外側層)2としては、特に限定されるものではないが、例えば、ナイロンフィルム等のポリアミドフィルム、ポリエステルフィルム等が挙げられ、これらの延伸フィルムが好ましく用いられる。中でも、前記耐熱性樹脂層2としては、二軸延伸ナイロンフィルム等の二軸延伸ポリアミドフィルム、二軸延伸ポリブチレンテレフタレート(PBT)フィルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム又は二軸延伸ポリエチレンナフタレート(PEN)フィルムを用いるのが特に好ましい。前記ナイロンフィルムとしては、特に限定されるものではないが、例えば、6ナイロンフィルム、6,6ナイロンフィルム、MXDナイロンフィルム等が挙げられる。なお、前記耐熱性樹脂層2は、単層で形成されていても良いし、或いは、例えばポリエステルフィルム/ポリアミドフィルムからなる複層(PETフィルム/ナイロンフィルムからなる複層等)で形成されていても良い。
前記耐熱性樹脂層2の厚さは、5μm〜80μmであるのが好ましい。上記好適下限値以上に設定することで外装材として十分な強度を確保できると共に、上記好適上限値以下に設定することで張り出し成形、絞り成形等の成形時の応力を小さくできて成形性を向上させることができる。
前記熱可塑性樹脂層(内側層)3は、リチウムイオン二次電池等で用いられる腐食性の強い電解液などに対しても優れた耐薬品性を具備させると共に、外装材にヒートシール性を付与する役割を担うものである。
前記熱可塑性樹脂層3としては、特に限定されるものではないが、熱可塑性樹脂未延伸フィルム層であるのが好ましい。前記熱可塑性樹脂未延伸フィルム層3は、特に限定されるものではないが、ポリエチレン、ポリプロピレン、オレフィン系共重合体、これらの酸変性物およびアイオノマーからなる群より選ばれた少なくとも1種の熱可塑性樹脂からなる未延伸フィルムにより構成されるのが好ましい。
前記熱可塑性樹脂層3の厚さは、20μm〜80μmに設定されるのが好ましい。20μm以上とすることでピンホールの発生を十分に防止できると共に、80μm以下に設定することで樹脂使用量を低減できてコスト低減を図り得る。中でも、前記熱可塑性樹脂層3の厚さは30μm〜50μmに設定されるのが特に好ましい。なお、前記熱可塑性樹脂層3は、単層であってもよいし、複層であってもよい。
前記金属箔層4は、外装材1に酸素や水分の侵入を阻止するガスバリア性を付与する役割を担うものである。前記金属箔層4としては、特に限定されるものではないが、例えば、アルミニウム箔、銅箔、SUS(ステンレス)箔等が挙げられ、アルミニウム箔、SUS箔が一般的に用いられる。前記金属箔層4の厚さは、15μm〜80μmであるのが好ましい。15μm以上であることで金属箔を製造する際の圧延時のピンホール発生を防止できると共に、80μm以下であることで張り出し成形、絞り成形等の成形時の応力を小さくできて成形性を向上させることができる。アルミニウム箔の材質として、A8079のO材、A8021のO材が好ましい。
前記金属箔層4は、少なくとも内側の面4b(第2接着剤層6側の面)に、化成処理が施されているのが好ましい。このような化成処理が施されていることによって内容物(電池の電解液等)による金属箔表面の腐食を十分に防止できる。例えば次のような処理をすることによって金属箔に化成処理を施す。即ち、例えば、脱脂処理を行った金属箔の表面に、
1)リン酸と、
クロム酸と、
フッ化物の金属塩及びフッ化物の非金属塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物と、を含む混合物の水溶液
2)リン酸と、
アクリル系樹脂、キトサン誘導体樹脂及びフェノール系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の樹脂と、
クロム酸及びクロム(III)塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物と、を含む混合物の水溶液
3)リン酸と、
アクリル系樹脂、キトサン誘導体樹脂及びフェノール系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の樹脂と、
クロム酸及びクロム(III)塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物と、
フッ化物の金属塩及びフッ化物の非金属塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物と、を含む混合物の水溶液
上記1)〜3)のうちのいずれかの水溶液を塗工した後、乾燥することにより、化成処理を施す。
前記化成皮膜は、クロム付着量(片面当たり)として0.1mg/m2〜50mg/m2が好ましく、特に2mg/m2〜20mg/m2が好ましい。
前記第1接着剤層5としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポリウレタン接着剤層、ポリエステルポリウレタン接着剤層、ポリエーテルポリウレタン接着剤層等が挙げられる。前記第1接着剤層5の厚さは、1μm〜5μmに設定されるのが好ましい。中でも、外装材の薄膜化、軽量化の観点から、前記第1接着剤層5の厚さは、1μm〜3μmに設定されるのが特に好ましい。
前記第2接着剤層6としては、特に限定されるものではないが、例えば、上記第1接着剤層5として例示したものも使用できるが、電解液による膨潤の少ないポリオレフィン系接着剤を使用するのが好ましい。前記第2接着剤層6の厚さは、1μm〜5μmに設定されるのが好ましい。中でも、外装材の薄膜化、軽量化の観点から、前記第2接着剤層6の厚さは、1μm〜3μmに設定されるのが特に好ましい。
本発明の外装材1を成形(深絞り成形、張り出し成形等)することにより、成形ケース(電池ケース等)を得ることができる。なお、本発明の外装材1は、成形に供されずにそのまま使用することもできる。
本発明の外装材1を用いて構成された蓄電デバイス20の一実施形態を図2に示す。この蓄電デバイス20は、リチウムイオン2次電池である。
前記電池20は、電解質21と、タブリード22と、成形に供されていない平面状の前記外装材1と、前記外装材1が成形されて得られた収容凹部11bを有する成形ケース11とを備える(図2参照)。前記電解質21および前記タブリード22等により蓄電デバイス本体部19が構成されている。
前記成形ケース11の収容凹部11b内に前記電解質21と前記タブリード22の一部が収容され、該成形ケース11の上に前記平面状の外装材1が配置され、該外装材1の周縁部(の内側層3)と前記成形ケース11の封止用周縁部11a(の内側層3)とが接合されて封止されることによって、前記電池20が構成されている。なお、前記タブリード22の先端部は、外部に導出されている(図2参照)。
次に、本発明の具体的実施例について説明するが、本発明はこれら実施例のものに特に限定されるものではない。
<実施例1>
厚さ25μmの二軸延伸ポリアミドフィルム(融点220℃の6ナイロンフィルム)2の片面に、ウレタン樹脂60質量部、フェノキシ樹脂40質量部、トリレンジイソシアナート(TDI)7.5質量部、ヘキサメチレンジイソシアナート7.5質量部、アスペクト比が48である鱗片状アルミニウム粉(長径3μm)15質量部、メチルエチルケトン(MEK)370質量部、トルエン300質量部、イソプロパノール200質量部を含有してなるコーティング液をグラビアロールにより塗布した後、80℃の熱風で加熱乾燥させることによって、前記ポリアミドフィルム2の片面に厚さ3μmの樹脂コート層7を形成した。
一方、厚さ35μmのアルミニウム箔(A8021ーO材)4の両面に、リン酸、ポリアクリル酸、三価クロム化合物、水、アルコールからなる化成処理液を塗布し、180℃で乾燥を行って、化成皮膜を形成した。この化成皮膜のクロム付着量は片面当たり10mg/m2であった。
次に、前記化成処理済みアルミニウム箔4の一方の面4aに、2液硬化型のウレタン系接着剤5を介して前記樹脂コート層7付き二軸延伸ポリアミドフィルム2をドライラミネートした(貼り合わせた)。この時、前記二軸延伸ポリアミドフィルム2の露出面(樹脂コート層が積層されていない面)がウレタン系接着剤5と接触するようにしてラミネートした。
次に、アルミニウム箔4の他方の面4bに接着剤液をグラビアロールを用いて塗布した後、80℃の熱風で乾燥させることによって、厚さ3μmの接着樹脂層(第2接着剤層)6を形成した。前記接着剤液として、マレイン酸変性ポリプロピレン(プロピレンとエチレンの共重合体に無水マレイン酸をグラフト重合させた変性ポリプロピレン樹脂;融解温度が80℃)15質量部を、混合溶媒(トルエン/メチルエチルケトン=8質量部/2質量部の混合溶媒)85質量部に溶解させた溶液に、ヘキサメチレンジイソシアネートのポリマー体を0.9質量部混合してなる接着剤液を使用した。
次に、前記アルミニウム箔4の他方の面4bに形成された接着樹脂層6の表面に、融点が140℃、MFR(メルトフローレイト)が4.5g/10分である、厚さ40μmのプロピレン−エチレンランダム共重合体フィルム(内側層;シーラント層)3をラミネートすることによって、図1に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。
<実施例2>
厚さ25μmの二軸延伸ポリアミドフィルムに代えて、厚さ25μmの二軸延伸PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを用いると共に、コーティング液として、フッ素樹脂100質量部、トリレンジイソシアナート(TDI)7.5質量部、ヘキサメチレンジイソシアナート7.5質量部、アスペクト比が25であるガラス粉(長径10μm)20質量部、メチルエチルケトン(MEK)365質量部、トルエン300質量部、イソプロパノール200質量部を含有してなるコーティング液を用いた以外は、実施例1と同様にして、図1に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。
<実施例3>
コーティング液として、ウレタン樹脂60質量部、フェノキシ樹脂40質量部、トリレンジイソシアナート(TDI)7.5質量部、ヘキサメチレンジイソシアナート7.5質量部、アスペクト比が15である黒鉛粉(長径2μm)25質量部、メチルエチルケトン(MEK)360質量部、トルエン300質量部、イソプロパノール200質量部を含有してなるコーティング液を用いた以外は、実施例1と同様にして、図1に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。
<実施例4>
コーティング液として、ウレタン樹脂60質量部、フェノキシ樹脂40質量部、トリレンジイソシアナート(TDI)7.5質量部、ヘキサメチレンジイソシアナート7.5質量部、アスペクト比が89である銀蒸着雲母粉(長径3μm)25質量部、メチルエチルケトン(MEK)360質量部、トルエン300質量部、イソプロパノール200質量部を含有してなるコーティング液を用いた以外は、実施例1と同様にして、図1に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。
<実施例5>
コーティング液として、ウレタン樹脂60質量部、フェノキシ樹脂40質量部、トリレンジイソシアナート(TDI)7.5質量部、ヘキサメチレンジイソシアナート7.5質量部、アスペクト比が50である銀蒸着シリカ粉(長径20μm)25質量部、メチルエチルケトン(MEK)360質量部、トルエン300質量部、イソプロパノール200質量部を含有してなるコーティング液を用いた以外は、実施例1と同様にして、図1に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。
<実施例6>
コーティング液として、ウレタン樹脂60質量部、フェノキシ樹脂40質量部、トリレンジイソシアナート(TDI)7.5質量部、ヘキサメチレンジイソシアナート7.5質量部、アスペクト比が30である酸化鉄コートガラス粉(長径12μm)25質量部、メチルエチルケトン(MEK)360質量部、トルエン300質量部、イソプロパノール200質量部を含有してなるコーティング液を用いた以外は、実施例1と同様にして、図1に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。
<実施例7>
コーティング液として、ウレタン樹脂60質量部、フェノキシ樹脂40質量部、トリレンジイソシアナート(TDI)7.5質量部、ヘキサメチレンジイソシアナート7.5質量部、アスペクト比が80である酸化鉄粉(長径20μm)25質量部、メチルエチルケトン(MEK)360質量部、トルエン300質量部、イソプロパノール200質量部を含有してなるコーティング液を用いた以外は、実施例1と同様にして、図1に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。
<実施例8>
コーティング液として、ウレタン樹脂60質量部、フェノキシ樹脂40質量部、トリレンジイソシアナート(TDI)7.5質量部、ヘキサメチレンジイソシアナート7.5質量部、アスペクト比が52であるベーマイト系アルミナ粉(長径5μm)25質量部、メチルエチルケトン(MEK)360質量部、トルエン300質量部、イソプロパノール200質量部を含有してなるコーティング液を用いた以外は、実施例1と同様にして、図1に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。
<実施例9>
コーティング液として、ウレタン樹脂60質量部、フェノキシ樹脂40質量部、トリレンジイソシアナート(TDI)7.5質量部、ヘキサメチレンジイソシアナート7.5質量部、アスペクト比が7である六方晶ホウ素粉(長径11μm)25質量部、メチルエチルケトン(MEK)360質量部、トルエン300質量部、イソプロパノール200質量部を含有してなるコーティング液を用いた以外は、実施例1と同様にして、図1に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。
参考例
コーティング液として、ウレタン樹脂60質量部、フェノキシ樹脂40質量部、トリレンジイソシアナート(TDI)7.5質量部、ヘキサメチレンジイソシアナート7.5質量部、アスペクト比が1である球状シリカ粉(直径2.5μm)25質量部、メチルエチルケトン(MEK)360質量部、トルエン300質量部、イソプロパノール200質量部を含有してなるコーティング液を用いた以外は、実施例1と同様にして、図1に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。
<比較例1>
樹脂コート層を設けない構成とした以外は、実施例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材を得た。
<比較例2>
コーティング液として、ウレタン樹脂100質量部、メチルエチルケトン(MEK)360質量部、トルエン300質量部、イソプロパノール200質量部を含有してなるコーティング液(フィラー非含有)を用いた以外は、実施例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材を得た。
Figure 0006479455
上記のようにして得られた各蓄電デバイス用外装材に対して下記評価法に基づいて性能評価を行った。その結果を表1に示す。
<成形性評価法>
株式会社アマダ製の張り出し成形機(品番:TP−25C−X2)を用いて外装材に対して縦55mm×横35mmの略直方体形状に張り出し成形を行い、即ち成形深さを変えて絞り成形を行い、得られた成形体におけるコーナー部におけるピンホール及び割れの有無を調べ、このようなピンホール及び割れが発生しない「最大成形深さ(mm)」を調べた。最大成形深さが7.0mm以上であるものを「○」、最大成形深さが6.0mm以上7.0mm未満であるものを「△」、最大成形深さが6.0mm未満であるものを「×」とした。
<耐電解液性評価法>
耐薬品性および耐溶剤性の評価として、エチレンカーボネートとジエチレンカーボネートを1:1の容量比で混合した混合溶媒に対して六フッ化リンリチウム塩を1モル/Lの濃度となるように溶解せしめた溶液からなる電解液を、外装材の最外層(樹脂コート層)に滴下し、常温で24時間放置した後に、エタノール含浸布で電解液を拭き取った。電解液拭き取り後の変色の状況を調べて、下記基準で評価した。
(判定基準)
「○」…変色なし
「△」…薄い変色があるが、目立たない
「×」…目立つ変色あり。
<カール防止性評価法>
外装材を100mm×100mmの正方形状に切り出し、図3(A)に示すように、正方形の対角線に沿って中央点(重心)で交差する切り込み(一方の切り込み31が長さ40mm、他方の切り込み31が長さ40mm)を入れた後、相対湿度75%、温度23℃の環境下の室内における水平台の上にサンプルを内側層3を上面側にして樹脂コート層7を下面側にして載置した。この状態で1時間経過した後、水平台の上面からサンプルの最も高い部位(中央点部)までの高さ(反り量)Hを測定した(図3(C)参照)。高さHが10mm未満であるものを「○」、高さHが10mm以上15mm未満であるものを「△」、高さHが15mm以上であるものを「×」とした。
表1から明らかなように、本発明の実施例1〜9、参考例の蓄電デバイス用外装材は、最大成形深さが大きく、深い成形を行っても優れた成形性を確保できると共に、耐電解液性にも優れ、さらにカール防止性にも優れていた。中でも、アスペクト比が5以上であるフィラーを使用した実施例1〜9の蓄電デバイス用外装材では、カール(反り)をより十分に防止することができた。
これに対し、比較例1、2の外装材は、反りが大きくカール防止性に劣っていた。
本発明に係る蓄電デバイス用外装材は、具体例として、例えば、
・リチウム2次電池(リチウムイオン電池、リチウムポリマー電池等)などの蓄電デバイス
・リチウムイオンキャパシタ
・電気2重層コンデンサ
等の各種蓄電デバイスの外装材として用いられる。
1…蓄電デバイス用外装材
2…耐熱性樹脂層(外側層)
3…熱可塑性樹脂層(内側層)
4…金属箔層
5…第1接着剤層
6…第2接着剤層
7…樹脂コート層
11…成形ケース
19…蓄電デバイス本体部
20…蓄電デバイス

Claims (3)

  1. 外側層としての耐熱性樹脂層と、内側層としての熱可塑性樹脂層と、これら両層間に配設された金属箔層とを含む蓄電デバイス用外装材であって、
    前記耐熱性樹脂層の外面側に樹脂コート層が積層され、
    前記樹脂コート層は、樹脂と、フィラーとを含有し、
    前記フィラーの長径は0.1μm〜20μmであり、前記フィラーの厚さは、0.01μm〜20μmであり、前記フィラーは、アスペクト比が5以上のフィラーであり、
    前記フィラーは、鱗片状、円盤状、平板状、薄板状又は薄片状であり、該フィラーの最大面は、前記樹脂コート層の表面に対して略平行状に配列されていることを特徴とする蓄電デバイス用外装材。
  2. 前記樹脂は、ウレタン系樹脂、フェノキシ系樹脂およびフッ素系樹脂からなる群より選ばれる1種または2種以上の樹脂である請求項1に記載の蓄電デバイス用外装材。
  3. 蓄電デバイス本体部と、
    請求項1または2に記載の蓄電デバイス用外装材とを備え、
    前記蓄電デバイス本体部が、前記外装材で外装されていることを特徴とする蓄電デバイス。
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