JP6479386B2 - 蒸気タービン - Google Patents
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Description
[蒸気タービン発電システムの構成]
図1は、第1実施形態の蒸気タービン発電システムを模式的に示す図である。
図2は、第1実施形態の蒸気タービン発電システムにおいて、低圧タービン104を示す図である。図2では、水平方向(x方向,y方向)のうち回転軸AXに沿った軸方向(x方向)と、鉛直方向(z方向)とによって規定される垂直面(xz面)の断面を示している。低圧タービン104は、図1から判るように、たとえば、複流排気型であって、図2では、その低圧タービン104の一部に関して模式的に示している。また、図2では、流体および流れ場に関して太い破線を用いて示している。
低圧タービン104のうち、ケーシング2は、図2に示すように、たとえば、二重構造であって、内部ケーシング21と外部ケーシング22とを有する。ケーシング2において、内部ケーシング21と外部ケーシング22とのそれぞれは、内部ケーシング21がタービンロータ3を内部に収容しており、外部ケーシング22が内部ケーシング21を内部に収容している。
低圧タービン104のうち、タービンロータ3は、円柱形状の棒状体(シャフト)であって、回転軸AXに沿った軸方向に流れる作動流体Fによって回転するように構成されている。ここでは、タービンロータ3は、回転軸AXが水平方向(x方向)に延在しており、ケーシング2を貫通している。タービンロータ3は、一端部と他端部とのそれぞれが軸受(図示省略)に回転可能に支持されている。上述したように、タービンロータ3は、一端部に発電機(図示省略)が連結されており、タービンロータ3の回転により発電機が駆動して、発電が行われる。
低圧タービン104のうち、ノズルダイアフラム4は、図2に示すように、ダイアフラム内輪41と静翼42とダイアフラム外輪43とを有し、内部ケーシング21の内部に収容されている。ノズルダイアフラム4は、回転軸AXの径方向(ラジアル方向)においてタービンロータ3の周囲に配置されている。
噴霧部5は、スプレー装置であって、図2に示すように、スプレー水W1(水滴)を噴霧するように形成されたスプレーヘッドを有する。たとえば、噴霧部5は、スプレー水W1(水滴)が円錐状に拡散するように噴霧を行う。
水供給系統6は、図2に示すように、噴霧部5へ供給する冷却水W0(液相水)が流れる配管を有する。水供給系統6は、外部ケーシング22を貫通しており、ケーシング2の外部から噴霧部5へ冷却水W0を供給する。
以下より、噴霧部5が噴霧するスプレー水W1の作用および効果に関して説明する。
(運転条件)
・蒸気の体積流量…定格運転のときの体積流量に対して25%以下(部分負荷連続運転)
(噴霧条件)
・スプレー水W1の温度…5℃以上、50℃以下(低温側は、冬場の発電所内の室温であり、高温側は、夏場の室温(30℃)にポンプでの温度上昇分(20℃)を加算した温度である。)
・スプレー水W1の平均粒径…ザウター(Sauter)平均径で、100μm以上、2mm以下(蒸気タービン内で使用される粒径範囲)
上述した第1実施形態では、噴霧部5は、最終段のダイアフラム外輪43aと内部ケーシング21とによって区画される空間SP1に設置され、その空間SP1においてスプレー水W1を噴霧する。この空間SP1は、噴霧部5の設置が容易であると共に、最終段のタービン段落に近いので、上述した作用および効果を効果的に奏することができる。しかしながら、噴霧部5の設置場所は、上記の場合に限らない。最終段の動翼31aよりも上流に位置する空間に噴霧部5を設置してもよい。たとえば、最終段以外のダイアフラム外輪(43b,43cなど)と内部ケーシング21とによって区画される空間(SP2,SP3など)(L−1前抽気室,L−2前抽気室)に噴霧部5を設置してもよい。換言すると、回転軸AXの方向に並ぶ複数のダイアフラム支持部211(211a,211b,211c,211dなど)のそれぞれの間であって、各段のダイアフラム外輪43(43a,43b,43cなど)の外周面と内部ケーシング21の内周面との間に位置する空間(SP1,SP2,SP3など)において、噴霧部5がスプレー水W1を噴霧するように構成されていてもよい。この場合においても、上述した第1実施形態の場合と同様な作用および効果を奏することができる。
[低圧タービンの構成]
図4は、第2実施形態の蒸気タービン発電システムにおいて、低圧タービン104Bを示す図である。図4は、図2と同様に、垂直面(xz面)の断面であって、低圧タービン104Bの一部に関して模式的に示している。また、図4では、流体および流れ場に関して太い破線を用いて示している。
複数の噴霧部5のうち、第1噴霧部5aは、下流側から第三段目の静翼翼列に設けられたダイアフラム外輪43cと、内部ケーシング21とによって区画される空間SP3(L−2前抽気室)において、スプレー水W1aを噴霧するように設置されている。換言すると、下流側から第三段目のダイアフラム支持部211cと、下流側から第四段目のダイアフラム支持部211dとの間であって、下流側から第三段目のダイアフラム外輪43aの外周面と内部ケーシング21の内周面との間に位置する空間SP3に、第1噴霧部5aが設置されている。
(噴霧条件)
・第1噴霧部5aが噴霧するスプレー水W1aの平均粒径…500μm以上、1000μm以下
・第2噴霧部5bが噴霧するスプレー水W1bの平均粒径…100μm以上、500μm以下(左記の範囲のうち、第1噴霧部5aが噴霧するスプレー水W1aの粒子体積が、概ね、第2噴霧部5bが噴霧するスプレー水W1bの10倍程度になるように選定することが好ましい。これにより、蒸発後の混入流体量の調整が容易となるため)
複数の水供給系統6のうち、第1水供給系統6aは、図4に示すように、第1噴霧部5aへ供給する冷却水W0(液相水)が流れる配管を有する。第1水供給系統6aは、外部ケーシング22を貫通しており、ケーシング2の外部から第1噴霧部5aへ冷却水W0を供給する。また、第1水供給系統6aは、分岐管61cを有し、その分岐管61cを介して、排気室噴霧部10へ冷却水W0を供給する。ここでは、第1水供給系統6aは、第1流量調整弁V6aを有し、第1流量調整弁V6aを用いて、第1噴霧部5aと排気室噴霧部10とのそれぞれに供給する冷却水W0の流量が調整される。第1流量調整弁V6aは、温度調節器62によって温度が調節された冷却水W0の流量を調節する。
排気室噴霧部10は、噴霧部5と同様に、スプレー装置であって、図4に示すように、たとえば、円錐状にスプレー水W10(水滴)を噴霧するように形成されたスプレーヘッドを有する。排気室噴霧部10は、ケーシング2の内部において、スチームガイド23と出口コーン24との間の空間(排気室)において、スプレー水W10を噴霧する。これにより、最終段の動翼31aが冷却されると共に、その最終段の動翼31aを通過した作動流体Fが冷却される。
以下より、第1噴霧部5aが噴霧したスプレー水W1aと、第2噴霧部5bが噴霧したスプレー水W1b(補助スプレー水)との作用および効果に関して説明する。
上述した第2実施形態では、排気室噴霧部10を設ける場合について説明したが、これに限らない。第1実施形態の場合と同様に、排気室噴霧部10を設けなくてもよい。この場合であっても、第1噴霧部5aが噴霧するスプレー水W1a、および、第2噴霧部5bが噴霧するスプレー水W1bの条件について適宜設定することによって、排気室噴霧部10が噴霧するスプレー水W10による作用および効果を同様に奏することができる。
[低圧タービン104Cの構成]
図6は、第3実施形態の蒸気タービン発電システムにおいて、低圧タービン104Cを示す図である。図6は、図2と同様に、垂直面(xz面)の断面であって、低圧タービン104Cの一部に関して模式的に示している。また、図6では、流体および流れ場に関して太い破線を用いて示している。
噴霧部5cは、ケーシング2の内部において最終段の静翼42a(L−0段静翼)と最終段よりも一段前の動翼31b(L−1段動翼)との間であって、作動流体Fが流れる蒸気通路(L−0入口)へ向かってスプレー水W1cを直接噴霧するように設置されている。換言すると、最終段に設けられたダイアフラム支持部211aと最終段よりも1つ前の段に設けられたダイアフラム支持部211bとの間であって、最終段のダイアフラム外輪43aの内周面よりも径方向において内側に位置するように、噴霧部5が設置されている。
以下より、噴霧部5cが噴霧したスプレー水W1cの作用および効果に関して説明する。
上述した第3実施形態では、最終段の静翼42aと最終段よりも一段前の動翼31bとの間の蒸気通路に噴霧部5cがスプレー水W1cを噴霧する場合について説明したが、これに限らない。最終段の動翼31a(L−0段動翼)よりも上流に位置する蒸気通路に噴霧部5cがスプレー水W1cを噴霧するように構成してもよい。たとえば、蒸気通路において、最終段の静翼42aと最終段よりも一段前の動翼31bとの間よりも上流に位置する部分に、スプレー水W1cを噴霧するように構成してもよい。この場合には、上述した第3実施形態の場合と同様な作用および効果を奏することができる。
[低圧タービン104Dの構成]
図7は、第4実施形態の蒸気タービン発電システムにおいて、低圧タービン104Dの要部を示す図である。図7においては、最終段のタービン段落の一部を模式的に示している。図7では、図2と同様に、左側が上流側であって、右側が下流側である。
第1静圧計測部71は、圧力センサを有し、図7に示すように、最終段に設置されたダイアフラム外輪43a(静止部)の内周面に設置されている。ここでは、第1静圧計測部71は、最終段に設置されたダイアフラム外輪43aの内周面のうち、最終段の動翼31aの先端が対向する部分よりも上流側の部分であって、最終段の静翼42aよりも下流側の部分に設置されている。第1静圧計測部71は、静圧P1を計測することによって、第1静圧データ信号D71を出力する。
第2静圧計測部72は、第1静圧計測部71と同様に、圧力センサを有し、最終段に設置されたダイアフラム外輪43aの内周面に設置されている。ここでは、第2静圧計測部72は、第1静圧計測部71の場合と異なり、最終段に設置されたダイアフラム外輪43aの内周面のうち、最終段の動翼31aの先端が対向する部分よりも下流側の部分に設置されている。第2静圧計測部72は、静圧P2を計測することによって、第2静圧データ信号D72を出力する。
温度計測部81は、温度センサを有し、最終段に設置されたダイアフラム外輪43aの内周面に設置されている。ここでは、温度計測部81は、最終段に設置されたダイアフラム外輪43aの内周面のうち、最終段の動翼31aの先端が対向する部分に設置されている。つまり、温度計測部81は、第1静圧計測部71と第2静圧計測部72との間に設置されている。温度計測部81は、温度Tを計測することによって、温度データ信号D81を出力する。
制御部9は、メモリ装置が記憶しているプログラムを用いて演算器が演算処理を行うように構成されており、演算器が入力信号に基づいて演算処理を実行することによって出力信号を出力する。
以下より、制御部9が流量調整弁V6の動作を制御するときの詳細内容について説明すると共に、その作用および効果に関して説明する。
以下より、制御部9が温度調節器62の動作を制御するときの詳細内容について説明すると共に、その作用および効果に関して説明する。
上述の第4実施形態では、最終段に設置されたダイアフラム外輪43aの内周面のうち、最終段の動翼31aの先端が対向する部分に、温度計測部81が設置されている場合(図7参照)に関して説明したが、これに限らない。温度計測部81は、第1静圧計測部71と同様に、最終段に設置されたダイアフラム外輪43aの内周面のうち、最終段の動翼31aの先端が対向する部分よりも上流側の部分であって、ノズル後縁端よりも下流側に設置されていてもよい。この他に、温度計測部81は、第2静圧計測部72と同様に、最終段に設置されたダイアフラム外輪43aの内周面のうち、最終段の動翼31aの先端が対向する部分よりも下流側の部分に設置されていてもよい。これらの場合には、動翼31aの先端から放出される水滴によって温度計測部81が浸食されることを抑制することができる。
PR=(P1+DP)/P1 ・・・式(A)
具体的には、想定される差圧DPは、圧力センサのフルレンジの20%においてセンサ精度がフルレンジの1%であると仮定した場合、誤差が0.05(=1%/20%)になる。同様に、上流側の静圧P1の絶対圧の誤差が0.05であると仮定すると、圧力比率PRは、上記の式(A)において、分母および分子において0.05の誤差を有することになる。この場合には、圧力比率PRの誤差は最大で0.1程度になるので、マージン値αを0.1に設定し、圧力比率PRが0.9を超えたときに流量調整弁V6を開けるように制御を行う。このように、マージン値αは、たとえば、圧力センサの計測精度(誤差)等の特性を考慮して適宜設定される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (11)
- ケーシングと、
前記ケーシングの内部に収容されているタービンロータと、
複数の動翼が前記タービンロータの周方向に配列されている動翼翼列と、
複数の静翼がダイアフラム内輪とダイアフラム外輪との間において前記タービンロータの周方向に配列されている静翼翼列と
を備え、前記静翼翼列と前記動翼翼列とのそれぞれが前記タービンロータの軸方向において交互に複数段配置されている蒸気タービンであって、
前記ケーシングの内部において前記複数段の動翼翼列のうち最終段の動翼翼列よりも上流に位置する空間であって、前記ダイアフラム外輪と前記ケーシングとによって区画される空間にスプレー水を噴霧する噴霧部
を有することを特徴とする、
蒸気タービン。 - 前記噴霧部は、前記複数段の静翼翼列のうち最終段の静翼翼列に設けられたダイアフラム外輪と、前記ケーシングとによって区画される空間に、スプレー水を噴霧する、
請求項1に記載の蒸気タービン。 - 前記噴霧部へ供給する冷却水の流量を調整する流量調整弁
を含み、
前記噴霧部は、前記流量調整弁によって流量が調整された冷却水を前記スプレー水として噴霧する、
請求項1または2のいずれかに記載の蒸気タービン。 - 前記噴霧部へ供給する冷却水の温度を調節する温度調節器
を含み、
前記噴霧部は、前記温度調節器によって温度が調節された冷却水を前記スプレー水として噴霧する、
請求項1から3のいずれかに記載の蒸気タービン。 - 前記噴霧部へ供給する冷却水の流量を調整する流量調整弁と、
前記複数段の動翼翼列のうち最終段の動翼翼列の先端が対向する静止部であって当該最終段の動翼翼列よりも上流に位置する部分に設置されており、静圧を計測することによって第1静圧データ信号を出力する第1静圧計測部と、
前記複数段の動翼翼列のうち最終段の動翼翼列の先端が対向する静止部であって当該最終段の動翼翼列よりも下流に位置する部分に設置されており、静圧を計測することによって第2静圧データ信号を出力する第2静圧計測部と、
前記第1静圧データ信号と前記第2静圧データ信号とに基づいて、前記流量調整弁の開度を制御する制御部と
を有し、
前記噴霧部は、前記流量調整弁によって流量が調節された冷却水を前記スプレー水として噴霧する、
請求項1または2に記載の蒸気タービン。 - 前記複数段の動翼翼列のうち最終段の動翼翼列の先端が対向する静止部に設置されており、温度を計測することによって温度データ信号を出力する温度計測部
を有し、
前記制御部は、前記第1静圧データ信号と前記第2静圧データ信号と前記温度データ信号とに基づいて、前記流量調整弁の開度を制御する、
請求項5に記載の蒸気タービン。 - 前記噴霧部へ供給する冷却水の流量を調整する流量調整弁と、
前記複数段の動翼翼列のうち最終段の動翼翼列の先端が対向する静止部に設置されており、温度を計測することによって温度データ信号を出力する、温度計測部と、
前記温度データ信号に基づいて、前記流量調整弁の開度を調整する制御部と
を有し、
前記噴霧部は、前記流量調整弁によって流量が調節された冷却水を前記スプレー水として噴霧する、
請求項1または2に記載の蒸気タービン。 - 前記噴霧部へ供給する冷却水の温度を調節する温度調節器
を含み、
前記制御部は、前記温度データ信号に基づいて、前記温度調節器の動作を制御する、
請求項6または7に記載の蒸気タービン。 - 前記噴霧部は、前記タービンロータの周方向において複数が配置されている、
請求項1から8のいずれかに記載の蒸気タービン。 - 前記複数の噴霧部は、
第1噴霧部と、
前記第1噴霧部が噴霧するスプレー水に対して平均粒径が異なるスプレー水を噴霧する第2噴霧部と
を含み、
前記第1噴霧部と前記第2噴霧部とが、前記タービンロータの周方向において交互に複数配置されている
請求項9に記載の蒸気タービン。 - 前記ケーシングの排気室にスプレー水を噴霧する排気室噴霧部と、
前記第1噴霧部および前記排気室噴霧部に供給する冷却水が流れる第1水供給系統と、
前記第2噴霧部に供給する冷却水が流れる第2水供給系統と
を有し、
前記排気室噴霧部は、前記第1水供給系統から供給される冷却水をスプレー水として噴霧し、
前記第1噴霧部は、前記第1水供給系統において前記排気室噴霧部へ供給される冷却水が分岐して供給され、当該冷却水を前記スプレー水として噴霧し、
前記第2噴霧部は、前記第2水供給系統から供給される冷却水をスプレー水として噴霧する、
請求項10に記載の蒸気タービン。
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