JP6478764B2 - 振動篩 - Google Patents

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本発明は、粉体中に含まれている異物の除去等に用いられる振動篩に関するものである。
従来、内部に篩網を張設した篩枠内に粉体を供給し、振動部により篩網を振動させることにより篩網を通過する粉体と通過しない異物等の粗粉とにふるい分ける振動篩が広く知られている。振動篩には、通常、篩網を通過せずに篩網上に残留した粗粉を外部に排出する排出路が強振動環境である篩枠の側面部に篩枠と一体に設けられている。しかしながら、この排出路を常時開放すると、篩網を通過するはずの粉体が排出路から排出されることがある。したがって、排出路を開閉可能とし、篩網を通過しない粗粉を排出路から排出させる必要があるときのみ排出路を開放する振動篩が提案されている。
ここで、祖粉を外部に排出する排出路は強振動環境である篩枠と一体に設けられているため、排出路を開閉可能とするための機構は強振動環境で動作する必要があるが、強振動環境下においてエアシリンダやモータ等を用いて排出路の開閉を行うと、振動によりエアシリンダやモータ等が故障するおそれがあった。また、手動により排出路の開閉を行うと、手間がかかる等、効率が悪かった。そこで、例えば流体圧により膨張および収縮可能な袋状のバルーン部材を備え、バルーン部材を膨張させることにより排出路を閉塞し、バルーン部材を収縮させることにより排出路を開放する振動篩が提案されている(特許文献1参照)。
特開2013−86016号公報
ところで、特許文献1記載の振動篩においては、バルーン部材を膨張させて排出路を閉塞するため、排出路の四隅等に微小な隙間が形成されるおそれがあり、排出路の密閉を保障するものではなかった。また、膨張し収縮するバルーン部材に粗粉が挟まれ排出されない等、すべての粗粉を排出路から排出させることができない場合があった。
本発明の目的は、強振動環境下においても故障し難く長寿命であり、篩網を通過しない粗粉を所望時に確実に排出させることができる振動篩を提供することである。
本発明の振動篩は、粉体を篩い分ける篩網と、前記篩網を内部に配設した篩枠と、前記篩網を強振動させる振動部と、前記篩枠内に投入された前記粉体を篩分けた後、前記篩網上に残留する粗粉を前記篩枠から排出する排出路と、前記排出路の出口に配置され、前記出口を閉塞する弁体と、前記弁体を駆動する空気圧式人工筋肉と、前記空気圧式人工筋肉の駆動を制御することにより前記弁体の開閉を制御する制御部と、を備える振動篩であって、矩形状の前記弁体の上辺に連結されるバーと、前記バーの一端部に取り付けられる第1アームと、前記バーの他端部に取り付けられる第2アームと、を備え、前記空気圧式人工筋肉は、前記第1アームの上端部及び下端部並びに前記第2アームの上端部及び下端部に取り付けられ、前記制御部は、前記第1アームの下端部及び前記第2アームの下端部に取り付けられている前記空気圧式人工筋肉に圧縮空気を供給して収縮させることにより前記弁体を閉じ、前記第1アームの上端部及び前記第2アームの上端部に取り付けられている前記空気圧式人工筋肉に圧縮空気を供給して収縮させることにより前記弁体を開くことを特徴とする。
また、本発明の振動篩は、前記弁体、前記バー、前記第1アーム及び前記第2アームが一体に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の振動篩は、前記排出部が前記弁体の幅方向一端部の外側に前記バーの一端部を挿通する第1の長孔と、前記弁体の幅方向他端部の外側に前記バーの他端部を挿通する第2の長孔とを有し、前記弁体が前記出口を閉塞する際に、前記バーは、前記第1及び前記第2の長孔内の何れかの位置であって、前記弁体により前記出口が完全に閉塞される位置で留まることを特徴とする。
本発明の振動篩によれば、強振動環境下においても故障し難く長寿命であり、篩網を通過しない粗粉を所望時に確実に排出させることができる振動篩を提供することができる。
実施の形態に係る振動篩の正面部分断面図である。 実施の形態に係る排出路の出口が閉塞されている場合における排出部の構成を示す外観図である。 実施の形態に係る排出路の出口が閉塞されている場合における排出部の構成を示す断面図である。 実施の形態に係る排出路の出口が開放されている場合における排出部の構成を示す外観図である。 実施の形態に係る排出路の出口が開放されている場合における排出部の構成を示す断面図である。 実施の形態に係る排出路の出口が閉塞されている場合における排出部の構成を示す断面図である。 実施の形態に係る排出路の出口が閉塞されている場合における排出部の構成を示す断面図である。 実施の形態に係る弁体の開閉を制御する弁体開閉制御システムの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態に係る振動篩について説明する。図1は、この実施の形態に係る振動篩の正面部分断面図である。図1に示すように、振動篩2は、円筒形状の上部篩枠4A及び下部篩枠4Bを有している。また、上部篩枠4Aの上部には、上部篩枠4Aの上部を覆う円錐台形状の蓋16、下部篩枠4Bの下部には、上部篩枠4A及び下部篩枠4Bに強振動を与える加振部50を有している。
加振部50は、下部篩枠4Bが取付けられる円形状の支え枠40を上部に備え、支え枠40上に下部篩枠4Bが取付けられている。加振部50の振動モ−タは、回転軸の上端と下端にウエイト(図示せず)を有しており、両ウエイトは、偏心させて設置されている。偏心した両ウエイトが回転軸周りを回転することで、加振部50は加振し、篩網14等が加振する。加振部50の振動モードは、上端のウエイトと下端のウエイトとの位相角に基づいて決定される。振動モードには、粉体が篩網14上を篩網14の中心方向へうず巻状に進行する振動モード、粉体が篩網14上を篩網14の外周方向へうず巻状に進行する振動モード等がある。上端のウエイトと下端のウエイトとの間の相対的な位相角を変更することにより振動モードを変更することができる。
蓋16は、上部篩枠4Aに対して着脱自在に設けられている。蓋16の中央部には、粉体投入口18が設けられている。蓋16と上部篩枠4Aとは、取付けバンド8Aを外周に沿って巻回することにより結合されている。同様に、上部篩枠4Aと下部篩枠4Bとは、取付けバンド8Bを外周に沿って巻回することにより結合されている。
上部篩枠4A内の下部には、粉体を篩分けする篩網14が水平に張設されている。また、篩網14の下部には、篩網14を叩く網叩きボール38を載せた網叩き受け32が設けられている。なお、網叩き受け32は、粉体を通過させる多数の孔を有している。また、上部篩枠4Aの側面部には、篩網14を通過しなかった粗粉または異物を排出する排出部6Aが設けられている。下部篩枠4B内の下部には、篩網14を通過した粉体を受けるドーム形状の底板42が設けられている。また、下部篩枠4Bの側面部には、篩網14を通過した粉体を下部篩枠4Bから排出する排出部6Bが設けられている。
図2は上部篩枠4Aの側面部に設けられている排出部6Aの構成を示す外観図、図3はその断面図であり、図2及び図3は排出路10の出口(図3参照)が閉塞されている場合の図である。また、図4は排出部6Aの構成を示す外観図、図5はその断面図であり、図4及び図5は排出路10の出口が開放されている場合の図である。また、図6は図2に示す排出部6AのB−B断面図、図7は図2に示す排出部6AのC−C断面図である。
排出部6Aは、排出路10、円筒排出部12、上蓋20を備えている。排出路10は、上部篩枠4Aの側面部に形成されている開口22と円筒排出部12とを連通しており、上部篩枠4Aから円筒排出部12に向けて下方に傾斜して配設されている。篩網14を通過しなかった粗粉または異物は、開口22から排出路10を通って円筒排出部12の下部排出口12aから排出される。
円筒排出部12内には、図3及び図5に示すように、排出路10の出口を閉塞するための矩形状の弁体24、及び弁体24の上辺に連結されるバー26が配置されている。バー26は、弁体24の上辺に直接または所定部材等を介して間接的に溶接されている。即ち、弁体24及びバー26は、一体に形成されている。また、バー26の一端部26aは上蓋20及び円筒排出部12により形成される長孔27A(図6参照)に、バー26の他端部26b(図6参照)は上蓋20及び円筒排出部12により形成される長孔27B(図3参照)に挿通されている。また、排出部6A(円筒排出部12)の外側には、第1アーム28及び第2アーム29が円筒排出部12を挟んで配置されている。
第1アーム28は、L字形状を有し、L字形状の屈曲部28aとバー26の一端部26aとが連結されており、屈曲部28aの中心部(バー26)を回転軸として回転可能に構成されている。第2アーム29は、L字形状を有し、L字形状の屈曲部29aとバー26の他端部26bとが連結されており、屈曲部29aの中心部(バー26)を回転軸として回転可能に構成されている。なお、第1アーム28及び第2アーム29は、バー26に溶接されている。即ち弁体24、バー26、第1アーム28及び第2アーム29は一体に形成されている。
弁体24は、第1アーム28及び第2アーム29と共にバー26を回転軸として回動し、排出路10の出口は、弁体24が回動することにより開閉される。弁体24の一方の面(排出路10の出口側の面)にはパッキン25が取り付けられているため、弁体24が閉じているときパッキン25が排出路10の出口を塞ぎ、密閉する。
排出路10の外側には、排出路10の一方の側部に沿って上側に第1人工筋肉33が、下側に第2人工筋肉34が配置されている。また、排出路10の外側には、排出路10の他方の側部に沿って上側に第3人工筋肉35が、下側に第4人工筋肉36が配置されている。第1〜第4人工筋肉33〜36は、空気圧式の人工筋肉であり、伸縮性チューブの周りをナイロン繊維等の伸縮性のない網物状構造物で覆った形状を有している。第1〜第4人工筋肉33〜36は、圧縮空気を伸縮性チューブ内に供給することにより伸縮性チューブが断面の半径方向に膨張すると共に、その外周の網物状構造物の全長が矢印A方向に収縮し、圧縮空気を伸縮性チューブ内から排出することによりその外周の網物状構造物の全長が収縮する前の全長に戻る機能を有している。
第1〜第4人工筋肉33〜36の一端部33a〜36aはフレーム37に固定されており、第1人工筋肉33の他端部33bは第1アーム28の上端部28bに、第2人工筋肉34の他端部34bは第1アーム28の下端部28cに、第3人工筋肉35の他端部35bは第2アーム29の上端部29bに、第4人工筋肉36の他端部36bは第2アーム29の下端部29cに取り付けられている。
第1〜第4人工筋肉33〜36に圧縮空気が供給されていない状態において、第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35に圧縮空気が供給され網物状構造物が矢印A方向に収縮すると、第1アーム28及び第2アーム29がバー26を回転軸として時計回りに回動すると共に、弁体24もバー26を軸として時計回りに回動する。即ち、弁体24が開き、排出路10の出口が開放される。一方、第1〜第4人工筋肉33〜36に圧縮空気が供給されていない状態において、第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36に圧縮空気が供給され網物状構造物が矢印A方向に収縮すると、第1アーム28及び第2アーム29がバー26を回転軸として反時計回りに回動すると共に、弁体24もバー26を軸として反時計回りに回動する。即ち、弁体24が閉じて、排出路10の出口が閉塞される。
上蓋20は、円筒排出部12に対して着脱自在に設けられている。上蓋20側面下部には、長孔27Aの上部分である半長円形状の切欠き部が形成されており、円筒排出部12の側面上部には、長孔27Aの下部分である半長円形状の切欠き部が形成されている。同様に、上蓋20側面下部には、長孔27Bの上部分である半長円形状の切欠き部が形成されており、円筒排出部12の側面上部には、長孔27Bの下部分である半長円形状の切欠き部が形成されている。上蓋20を取り外した状態で、弁体24、第1アーム28及び第2アーム29と一体に形成されているバー26が円筒排出部12の2つの切欠き部に配置される。そして、バー26が円筒排出部12の2つの切欠き部に配置された状態で、上蓋20の2つの切欠き部にバー26の上部が収まるように上蓋20を円筒排出部12上に装着する。
図3及び図5に示すように、長孔27A,27Bは長円形状であり、バー26の断面は円形状であるから、バー26は、長孔27A,27B内を長孔27A,27Bの長手方向に沿って移動可能である。また、弁体24が排出路10の出口を閉塞する際に、バー26は、長孔27A,27B内の何れかの位置であって、弁体24により排出路10の出口が完全に閉塞される位置まで移動し、留まる。
次に、図8に示すブロック図を参照して、弁体24の開閉を制御する弁体開閉制御システムの構成について説明する。図8に示すように、弁体24の開閉を統括的に制御する制御部52には、圧縮空気供給部54、圧力調整部56及び選択部58が接続されている。エアコンプレッサ等から成る圧縮空気供給部54は、制御部52の制御に従い、圧縮空気を供給する。圧力調整部56は、制御部52の制御に従い、圧縮空気供給部54から供給される圧縮空気の圧力を調整する。選択部58は、制御部52の制御に従い、第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35を選択、第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36を選択、または第1〜第4人工筋肉33〜36を選択し、選択した人工筋肉に対して圧力調整部56により圧力調整された圧縮空気を供給する。また、選択部58は、制御部52の制御に従い、第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35を選択、第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36を選択、または第1〜第4人工筋肉33〜36を選択し、選択した人工筋肉から圧縮空気を排出する。
この振動篩2を用いて粉体を篩分ける場合には、まず、制御部52は、粉体が蓋16の粉体投入口18から上部篩枠4Aの内部に投入される前に、弁体24を閉じて排出路10の出口を閉塞する。具体的には、制御部52は、第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36に所定圧力の圧縮空気を供給するために、圧縮空気供給部54、圧力調整部56及び選択部58に対して制御信号を出力する。圧縮空気供給部54は圧縮空気を供給し、圧力調整部56は圧縮空気供給部54から供給された圧縮空気の圧力が所定圧力になるように調整する。選択部58は、第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36を選択し、第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36に対して圧力調整部56により圧力調整された圧縮空気を供給する。なお、第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35に圧縮空気が供給されている場合には、選択部58は、第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35を選択し、第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35に供給されている圧縮空気を排出する。
第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36に圧縮空気が供給されると、図2及び図3に示すように、第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36の網物状構造物が矢印A方向に収縮し、第1アーム28及び第2アーム29と共に弁体24がバー26を軸として反時計回りに回動する。そして弁体24により排出路10の出口が閉塞される。なお、この実施の形態では第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35に圧縮空気を供給しないが、弁体24が開いた状態から動かないように、第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36に供給した圧縮空気の圧力より極めて低い圧力(微圧)の圧縮空気を第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35に供給してもよい。
次に、粉体を蓋16の粉体投入口18から上部篩枠4Aの内部に投入すると、粉体は、篩網14、上部篩枠4A及び下部篩枠4Bを強振動させることにより篩分けされる。篩網14を通過した粉体は下部篩枠4Bの排出部6Bから外部に排出され、篩網14を通過しなかった粉体(異物等を含む粗粉)は、排出路10の出口が閉塞されているため排出口12aから排出されずに残存する。
次に、粉体の篩分けが終了した後、篩網14、上部篩枠4A及び下部篩枠4Bを振動させた状態で、制御部52は、弁体24を開き排出路10の出口を開放する。具体的には、制御部52は、第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35に所定圧力の圧縮空気を供給するために、圧縮空気供給部54、圧力調整部56及び選択部58に対して制御信号を出力する。圧縮空気供給部54は圧縮空気を供給し、圧力調整部56は圧縮空気供給部54から供給された圧縮空気の圧力が所定圧力になるように調整する。選択部58は、第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35を選択し、第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35に対して圧力調整部56により圧力調整された圧縮空気を供給する。また、選択部58は、第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36を選択し、第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36に供給されている圧縮空気を排出する。
第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35に圧縮空気が供給され、第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36から圧縮空気が排出されると、図4及び図5に示すように、第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35の網物状構造物が矢印A方向に収縮し、第1アーム28及び第2アーム29と共に弁体24がバー26を軸として時計回りに回動する。そして弁体24が開くことにより排出路10の出口が開放される。なお、この実施の形態では第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36に圧縮空気を供給しないが、弁体24が閉じた状態から動かないように、第1人工筋肉33及び第3人工筋肉35に供給した圧縮空気の圧力より極めて低い圧力(微圧)の圧縮空気を第2人工筋肉34及び第4人工筋肉36に供給してもよい。
排出路10の出口が開放されることにより、篩網14を通過しなかった粗粉は、上部篩枠4Aの排出部6Aの排出路10を通り、円筒排出部12の排出口12aから外部に排出される。
この実施の形態に係る振動篩2によれば、エアシリンダやモータ等を用いずに人工筋肉を用いて弁体24を開閉することにより排出路10の出口を開閉するため、強振動環境下においても故障し難く長寿命化を実現することができ、振動中であっても排出路10の出口の開閉を行うことができる。また、パッキン25を備えた弁体24により排出路10の出口を閉塞するため、排出路10の出口を確実に密閉することができる。また、所望時に排出路10の出口を開放することができるため、篩網14を通過しなかった粗粉を所望時に確実に排出させることができる。
また、弁体24、バー26、第1アーム28及び第2アーム29がねじ止め等されずに一体に形成されているため、強振動環境下においてもねじ止めが緩む等の不具合の発生を防止することができる。また、弁体24、バー26、第1アーム28及び第2アーム29が一体に形成されていたとしても、上蓋20を着脱することにより、弁体24及びバー26を円筒排出部12内に、且つ第1アーム28及び第2アーム29を円筒排出部12外に配置させることができる。
また、バー26が長孔27A,27B内を移動することができるため、弁体24が排出路10の出口を閉塞する際に、バー26が長孔27A,27B内の何れかの位置まで移動し、その位置に留まる。したがって、排出路10の出口を閉塞した際に弁体24やバー26等の公差による隙間の発生を防止することができ、排出路10の出口を確実に密閉することができる。
2…振動篩、4A…上部篩枠,4B…下部篩枠,6A,6B…排出部、8…取付けバンド,10…排出路、14…篩網、24…弁体、26…バー、27A,27B…長孔、28…第1アーム、29…第2アーム、33…第1人工筋肉、34…第2人工筋肉、35…第3人工筋肉、36…第4人工筋肉、40…支え枠、50…加振部、52…制御部、54…圧縮空気供給部、56…圧力調整部、58…選択部

Claims (3)

  1. 粉体を篩い分ける篩網と、
    前記篩網を内部に配設した篩枠と、
    前記篩網を強振動させる振動部と、
    前記篩枠内に投入された前記粉体を篩分けた後、前記篩網上に残留する粗粉を前記篩枠から排出する排出路と、
    前記排出路の出口に配置され、前記出口を閉塞する弁体と、
    前記弁体を駆動する空気圧式人工筋肉と、前記空気圧式人工筋肉の駆動を制御することにより前記弁体の開閉を制御する制御部と、を備える振動篩であって、
    矩形状の前記弁体の上辺に連結されるバーと、
    前記バーの一端部に取り付けられる第1アームと、
    前記バーの他端部に取り付けられる第2アームと、を備え、
    前記空気圧式人工筋肉は、前記第1アームの上端部及び下端部並びに前記第2アームの上端部及び下端部に取り付けられ、
    前記制御部は、前記第1アームの下端部及び前記第2アームの下端部に取り付けられている前記空気圧式人工筋肉に圧縮空気を供給して収縮させることにより前記弁体を閉じ、前記第1アームの上端部及び前記第2アームの上端部に取り付けられている前記空気圧式人工筋肉に圧縮空気を供給して収縮させることにより前記弁体を開くことを特徴とする振動篩
  2. 前記弁体、前記バー、前記第1アーム及び前記第2アームは、一体に形成されていることを特徴とする請求項記載の振動篩。
  3. 前記排出部は、前記弁体の幅方向一端部の外側に前記バーの一端部を挿通する第1の長孔と、前記弁体の幅方向他端部の外側に前記バーの他端部を挿通する第2の長孔とを有し、前記弁体が前記出口を閉塞する際に、前記バーは、前記第1及び前記第2の長孔内の何れかの位置であって、前記弁体により前記出口が完全に閉塞される位置で留まることを特徴とする請求項記載の振動篩。
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