JP6477292B2 - 樹脂成形体付きケーブルの製造方法 - Google Patents

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本発明は、樹脂成形体付きケーブルの製造方法に関する。
従来、ケーブルの端部に樹脂成形体を備え、この樹脂成形体にセンサ等の電子部品を収容した樹脂成形体付きケーブルが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような樹脂成形体付きケーブルは、組み付けが容易であり、耐振動性にも優れていることから、例えば車両における各物理量の検出のために広く用いられている。
特許文献1に記載の樹脂成形体付きケーブルは、樹脂成形体であるモールド樹脂部の内部にサーミスタが収容された温度センサとして構成されている。サーミスタの一対のリード線は、モールド樹脂部の内部において、2本の電線にそれぞれ接続されている。2本の電線は、車両のトランスミッションへの取り付けのためのブラケットに沿ってモールド樹脂部から導出されている。
特開2012−37384号公報
このようなモールド樹脂部は、金型内に注入された高温の溶融樹脂を固化させることにより形成される。この溶融樹脂は、温度低下による収縮を伴って固化するので、モールド樹脂部内に配置されたサーミスタ等の電子部品がモールド樹脂部から応力を受け、損傷してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、モールド樹脂部の収縮による応力が、その内部に配置された電子部品に作用してしまうことを抑制することが可能な樹脂成形体付きケーブルの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、電子回路を内蔵するパッケージ本体、及び前記パッケージ本体から導出された複数のリード線を有する電子部品と、前記複数のリード線にそれぞれ接続された複数の電線を有するケーブルと、前記電子部品を保持する樹脂からなるホルダ、及び前記ホルダを覆ってモールド成形されたモールド樹脂部を有する樹脂成形体と、を備えた樹脂成形体付きケーブルの製造方法であって、前記複数のリード線に前記複数の電線を接続する接続工程と、前記ホルダの収容空間に前記パッケージ本体を収容する収容工程と、前記ホルダが収容された金型のキャビティ内に溶融樹脂を注入して前記樹脂成形体を形成するモールド工程とを有し、前記金型は、前記パッケージ本体と前記収容空間の内面との間に介在する筒部が設けられた補助型を有し、前記モールド工程において前記補助型によって前記収容空間内への溶融樹脂の侵入が規制されることにより、前記収容空間の内面と前記パッケージ本体の外面との間に隙間が形成される、樹脂成形体付きケーブルの製造方法を提供する。
本発明に係る樹脂成形体付きケーブルの製造方法によれば、モールド樹脂部の収縮による応力が、その内部に配置された電子部品に作用してしまうことを抑制することが可能となる。
(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る樹脂成形体付きケーブルの先端部を示す斜視図である。(b)は、(a)とは異なる方向から見た樹脂成形体付きケーブルの斜視図である。 図1(a)のA−A線断面図である。 (a)は、第1のホルダ部材を示す斜視図であり、(b)は、第2のホルダ部材を示す斜視図である。 図1(a)のB−B線断面図である。 (a)は、第2のホルダ部材を示す平面図であり、(b)は、第2のホルダ部材に電子部品及びケーブルが配置された状態を示す平面図である。 (a)は、モールド工程において用いられる金型を、その成形空間であるキャビティ内に配置されたホルダ,電子部品,及びケーブルと共に示す断面図である。(b)は、金型の補助型を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る樹脂成形体付きケーブルを示す断面図である。 (a)及び(b)は、第2の実施の形態に係るホルダの第1ホルダ部材及び第2ホルダ部材を示す斜視図である。
[第1の実施の形態]
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る製造方法によって製造される樹脂成形体付きケーブルの先端部を示す斜視図である。図1(b)は、図1(a)とは異なる方向から見た樹脂成形体付きケーブルの斜視図である。
この樹脂成形体付きケーブル1は、電子回路を内蔵するパッケージ本体20、及びパッケージ本体20から導出された第1及び第2のリード線21,22を有する電子部品2と、第1及び第2のリード線21,22にそれぞれ接続された第1及び第2の電線31,32を有するケーブル3と、電子部品2をケーブル3の端部と共に収容する樹脂成形体4とを備えている。図1(b)では、樹脂成形体4の内部における電子部品2及びケーブル3を破線で示している。
電子部品2は、例えば磁界強度や温度、あるいは加速度や圧力等の物理量を測定するためのセンサである。樹脂成形体付きケーブル1は、例えば車両に搭載され、物理量を検出すると共に、検出した物理量を示す電気信号をケーブル3によって制御装置等に伝送する。
本実施の形態では、電子部品2がホールICであり、磁界の強度を電気信号に変換して出力するホール素子をパッケージ本体20に内蔵している。パッケージ本体20は、電子回路としてのホール素子を、樹脂やセラミック等の絶縁体からなる封止材によって封止して構成されている。第1及び第2のリード線21,22は、パッケージ本体20内でホール素子に電気的に接続されている。
第1及び第2のリード線21,22は、銅等の良導電性の金属からなる導体線であり、互いに平行にパッケージ本体20から導出されている。本実施の形態では、第1及び第2のリード線21,22が、パッケージ本体20から露出した部分の全体に亘って直線状であるが、長手方向の1箇所又は複数箇所で屈曲されていてもよい。また、本実施の形態では、パッケージ本体20から導出されたリード線の本数が2本であるが、これに限らず3本以上であってもよい。
ケーブル3は、第1及び第2の電線31,32を、可撓性を有する絶縁体からなる管状のシース30に収容して構成されている。第1の電線31は、中心導体311を絶縁体312で被覆してなる絶縁電線である。また、第2の電線32は、中心導体321を絶縁体322で被覆してなる絶縁電線である。第1の電線31の中心導体311は、電子部品2の第1のリード線21に溶接によって電気的に接続されている。また、第2の電線32の中心導体321は、電子部品2の第2のリード線22に溶接によって電気的に接続されている。なお、第1及び第2の電線31,32の中心導体311,321を、それぞれ半田付けによって第1及び第2のリード線21,22に接続してもよい。
樹脂成形体4は、円筒状の基部40と、基部40の外周面40aから突出して形成されたフランジ部41とを一体に有している。ケーブル3は、基部40の一端部から外部に導出されている。また、ケーブル3が導出された基部40の一端部とは反対側の他端部における基部40の端面40bには、電子部品2のパッケージ本体21を外部に臨ませる窓部400が形成されている。本実施の形態では、端面40b側から見た窓部400の形状が長方形状であり、端面40bの中央部に窓部400が開口している。
フランジ部41は、樹脂成形体4を取付対象物に固定するために設けられており、基部40の長手方向の略中央部に位置している。また、本実施の形態では、フランジ部41が基部40の外周囲に形成された円環板状であるが、フランジ部41の形状や位置は、取付対象物の形状等に応じて適宜変形することが可能である。
図2は、図1(a)のA−A線断面図である。樹脂成形体4は、電子部品2を保持する樹脂からなるホルダ5、及びホルダ5を覆ってモールド成形されたモールド樹脂部6を有している。ホルダ5は、樹脂成形体4の基部40においてモールド樹脂部6にモールドされている。
電子部品2は、パッケージ本体20が窓部400から樹脂成形体4の外部に突出しない位置に配置されている。基部40の長手方向における端面40bとパッケージ本体20との間の距離Dは、例えば0.3mm以上である。この構成により、樹脂成形体4の外部から人の手指等がパッケージ本体20に接触してしまうことが抑止されている。すなわち、樹脂成形体4の端面40bとパッケージ本体20との間の距離D、及び端面40bにおける窓部400の開口面積は、樹脂成形体4の外部からのパッケージ本体20への手指の接触を抑止できる寸法に設定されている。
ホルダ5及びモールド樹脂部6は、例えばPA(ポリアミド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)PS(ポリスチレン)やPMMA(ポリメタクリル酸メチル)等の樹脂材料からなる。なお、ホルダ5及びモールド樹脂部6には、同じ樹脂材料を用いることが、これらを結合させる上でが望ましいが、ホルダ5の樹脂材料とモールド樹脂部6の樹脂材料とが異なっていてもよい。
モールド樹脂部6は、後述する金型に溶融樹脂を注入するモールド成形によって形成される。このモールド成形の際、ホルダ5の表面が溶融樹脂の熱によって溶融することにより、ホルダ5とモールド樹脂部6とが一体となるが、図2では、説明の明確化のため、ホルダ5とモールド樹脂部6とを分けて図示している。また、図2では、モールド樹脂部6の断面をグレーで表し、ホルダ5の内部においてモールド樹脂部6によってモールドされた第1の電線31の一部を実線で図示している。
ホルダ5は、電子部品2を挟む一対の樹脂部材である第1及び第2のホルダ部材51,52からなる。また、第1及び第2のホルダ部材51,52の間には、ケーブル3のシース30が挟持されている。次に、この第1及び第2のホルダ部材51,52について、詳細に説明する。
図3(a)は、第1のホルダ部材51を示す斜視図であり、図3(b)は、第2のホルダ部材52を示す斜視図である。第1のホルダ部材51及び第2のホルダ部材52は、樹脂成形体4における基部40の中心軸方向に長手方向を有している。
第1のホルダ部材51及び第2のホルダ部材52は、第1のホルダ部材51における第2のホルダ部材52との対向面51aと、第2のホルダ部材52における第1のホルダ部材51との対向面52aとが接するように組み合わされる。これらの対向面51a,52aは、第1のホルダ部材51及び第2のホルダ部材52の長手方向に延在する平坦な面である。以下、対向面51a,52aに平行で、かつ第1のホルダ部材51及び第2のホルダ部材52の長手方向に対して直交する方向を幅方向という。
電子部品2の第1及び第2のリード線21,22は、パッケージ本体20から第1のホルダ部材51及び第2のホルダ部材52の長手方向に沿って導出されている。すなわち、第1及び第2のリード線21,22のパッケージ本体20からの導出方向は、第1のホルダ部材51及び第2のホルダ部材52の長手方向と一致している。また、第1及び第2のリード線21,22は、その並び方向が第1のホルダ部材51及び第2のホルダ部材52の幅方向に平行である。
第1のホルダ部材51には、電子部品2のパッケージ本体20の一部を収容する第1の凹部511と、第1及び第2の電線31,32の第1及び第2のリード線21,22との接続部を収容する第2の凹部512と、ケーブル3のシース30の一部を収容する第3の凹部513とが形成されている。これら第1乃至第3の凹部511,512,513は、第1のホルダ部材51における第2のホルダ部材52との対向面51aから、第2のホルダ部材52とは反対側に窪むように形成されている。
第2の凹部512と第3の凹部513との間の壁部514には、第1及び第2の電線31,32のそれぞれの一部を収容する一対の凹溝514a,514bが形成されている。また、第1のホルダ部材51には、モールド成形時において第2の凹部512に溶融樹脂を導入するための貫通孔515が形成されている。
第1の凹部511の底面511aは、対向面51aと平行な平面である。また、第1の凹部511において第1のホルダ部材51の幅方向に対向する第1及び第2の側面511b,511cは、底面511aに対して垂直な平面である。第1の凹部511は、第1のホルダ部材51の長手方向の一端面51bに開口している。
一方、第2のホルダ部材52には、電子部品2のパッケージ本体20の一部を収容する第1の凹部521と、第1のホルダ部材51の第2の凹部512と連通する第2の凹部522と、ケーブル3のシース30の一部を収容する第3の凹部523とが形成されている。これら第1乃至第3の凹部521,522,523は、第2のホルダ部材52における第1のホルダ部材51との対向面52aから、第1のホルダ部材51とは反対側に窪むように形成されている。
第2のホルダ部材52における第2の凹部522と第3の凹部523との間の壁部524には、第1及び第2の電線31,32のそれぞれの一部を収容する一対の凹溝524a,524bが形成されている。また、第2のホルダ部材52には、モールド成形時において第2の凹部522に溶融樹脂を導入するための貫通孔525が形成されている。
第2のホルダ部材52における第1の凹部521の底面521aは、対向面52aと平行な平面である。また、第1の凹部521において第2のホルダ部材52の幅方向に対向する第1及び第2の側面521b,521cは、底面521aに対して垂直な平面である。この第1の凹部521は、第2のホルダ部材52の長手方向の一端面52bに開口している。
また、第2のホルダ部材52には、第1及び第2のリード線21,22を収容する一対の収容溝526a,526bが形成されている。一対の収容溝526a,526bは、第2のホルダ部材52の長手方向に沿って、第1の凹部521と第2の凹部522との間に亘って形成されている。
第1のホルダ部材51と第2のホルダ部材52とが組み合わされると、第1のホルダ部材51の第1の凹部511と第2のホルダ部材52の第2の凹部521とが連通し、図2に示すように、電子部品2のパッケージ本体20を収容する収容空間50が形成される。第1及び第2のホルダ部材51,52の第1の凹部511,521における底面511a,521aならびに第1及び第2の側面511b,521b,511c,521cは、この収容空間50の内面である。
ホルダ5の収容空間50では、第1のホルダ部材51の第1の凹部511の底面511aと、第2のホルダ部材52の第1の凹部521の底面521aとが、第1のホルダ部材51及び第2のホルダ部材52の長手方向及び幅方向に直交する方向に対向する。電子部品2のパッケージ本体20は、第1の凹部511の底面511aと、第2のホルダ部材52の第1の凹部521の底面521aとの間に配置される。
図2に示すように、第1のホルダ部材51の長手方向の一端面52b及び第2のホルダ部材52の長手方向の一端面52bは、モールド樹脂6に覆われている。また、第1のホルダ部材51における凹部511の底面511aとは反対側の第1のホルダ部材51の外面、及び第2のホルダ部材52における凹部521の底面521aとは反対側の第2のホルダ部材52の外面も、モールド樹脂6に覆われている。これにより、電子部品2のパッケージ本体20の周囲における樹脂成形体4の強度が高められ、パッケージ本体20を外部からの衝撃等から確実に保護できるように構成されている。
図4は、図1(a)のB−B線断面図である。以下の説明では、第1のホルダ部材51の第1の凹部511における底面511aを第1の内面50a、第2のホルダ部材52の第1の凹部521における底面521aを第2の内面50b、第1及び第2のホルダ部材51,52のそれぞれの第1の凹部511,521における第1の側面511b,521bを第3の側面50c、第1及び第2のホルダ部材51,52のそれぞれの第1の凹部511,521における第2の側面511c,521cを第4の側面50dとする。
図4に示すように、電子部品2のパッケージ本体20は、第1及び第2のホルダ部材51,52の長手方向に直交する断面が、第1及び第2のホルダ部材51,52の幅方向に沿った長辺を有する長方形状である。以下、第1及び第2のホルダ部材51,52の長手方向及び幅方向に直交する方向、すなわち第1のホルダ部材51及び第2のホルダ部材52のそれぞれの対向面51a,52aに直交する方向をパッケージ本体20の厚み方向という。
また、以下の説明では、収容空間50の第1の内面50aに対向するパッケージ本体20の外面を第1の主面20aといい、収容空間50の第2の内面50bに対向するパッケージ本体20の外面を第2の主面20bという。また、収容空間50の第3の内面50cに対向するパッケージ本体20の外面を第1の側面20cといい、収容空間50の第4の内面50dに対向するパッケージ本体20の外面を第2の側面20dという。
ホルダ5の収容空間50の第1乃至第4の内面50a〜50dと、電子部品2のパッケージ本体20の第1及び第2の主面20a,20bならびに第1及び第2の側面20c,20dとの間には、それぞれ隙間が形成され、ホルダ5と電子部品2のパッケージ本体20とが非接触となっている。
図4に示すように、収容空間50の第1の内面50aとパッケージ本体20の第1の主面20aとの間のパッケージ本体20の厚み方向の隙間寸法をDとし、収容空間50の第2の内面50bとパッケージ本体20の第2の主面20bとの間のパッケージ本体20の厚み方向の隙間寸法をDとすると、D,Dは、常温(25℃)において、それぞれ0.05mm以上0.50mm以下である。
,Dが0.05mm未満であると、低温時における樹脂成形体4の収縮により、パッケージ本体20の第1及び第2の主面20a,20bに収容空間50の第1及び第2の内面50a,50bが接触し、パッケージ本体20が樹脂成形体4から押圧されるおそれがあるので好ましくない。また、D,Dが0.50mmを超えると、例えばパッケージ本体20が振動した場合に、その振幅が大きくなってしまうので、好ましくない。
また、図4に示すように、第1及び第2のホルダ部材51,52の幅方向における収容空間50の第3の内面50cとパッケージ本体20の第1の側面20cとの間の隙間寸法をDとし、同じく第1及び第2のホルダ部材51,52の幅方向における収容空間50の第4の内面50dとパッケージ本体20の第2の側面20dとの間の隙間寸法をDとすると、D,Dは、常温(25℃)において、それぞれ0.05mm以上0.50mm以下である。この隙間寸法が好適である理由は、上記と同様である。
なお、本実施の形態では、電子部品2のパッケージ本体20の第1及び第2の主面20a,20bならびに第1及び第2の側面20c,20dが平坦な面であるが、パッケージ本体20の外面に凹凸が形成されている場合には、各隙間寸法D〜Dは、それぞれの方向におけるホルダ5の収容空間50の内面とパッケージ本体20の外面との間の最小隙間の寸法として規定される。
(樹脂成形体付きケーブル1の製造方法)
次に、樹脂成形体付きケーブル1の製造方法について説明する。樹脂成形体付きケーブル1の製造方法は、電子部品2の第1及び第2のリード線21,22にケーブル3の第1及び第2の電線31,32を接続する接続工程と、ホルダ5の収容空間50に電子部品2のパッケージ本体20を収容する収容工程と、ホルダ5が収容された金型(後述)のキャビティ内に溶融樹脂を注入して樹脂成形体4を形成するモールド工程とを有している。以下、これらの各工程について詳細に説明する。
接続工程では、ケーブル3の一端部におけるシース30の一部を除去し、これにより露出した第1及び第2の電線31,32の先端部における絶縁体312,322を除去して、中心導体311,321を露出させる。そして、第1の電線31の中心導体311を第1のリード線21に接続すると共に、第2の電線32の中心導体321を第2のリード線22に接続する。
図5(a)は、第2のホルダ部材52の対向面52a側を示す平面図であり、図5(b)は、第2のホルダ部材52に電子部品2及びケーブル3の端部が配置された状態を示す第2のホルダ部材52の平面図である。
収容工程では、電子部品2を、接続工程において第1及び第2のリード線31,32に第1及び第2の電線31,32が接続されたケーブル3と共に第2のホルダ部材52に載置し、その後、第2のホルダ部材52に第1のホルダ部材51を重ね合わせる。これにより、ホルダ5の収容空間50に電子部品2のパッケージ本体20が収容される。
図5(a)及び(b)に示すように、第2のホルダ部材52の幅方向における一対の収容溝526a,526bの幅w,wは、電子部品2が第2のホルダ部材52に載置された状態における同方向の第1及び第2のリード線21,22の幅w,wよりも僅かに広く、wとwの寸法差、及びwとwの寸法差は、それぞれ0.5mm以下である。
これにより、後述するモールド工程において、貫通孔525から第2の凹部522に流入した溶融樹脂が一対の収容溝526a,526bを介して収容空間50に流れ込んでしまうことが抑止されている。
図6(a)は、モールド工程において用いられる金型7を、その成形空間であるキャビティ7a内に配置されたホルダ5,電子部品2,及びケーブル3の端部と共に示す断面図である。図6(b)は、金型7の補助型73を示す斜視図である。
金型7は、第1のホルダ部材51に対向する上型71と、第2のホルダ部材52に対向する下型72と、電子部品2のパッケージ本体20とホルダ5の収容空間50の内面との間に介在する筒部731が設けられた補助型73とを有している。補助型73には、板状のベース部730に角筒状の筒部731が立設されている。この筒部731の内部空間731aには、モールド工程において、図6に示すように電子部品2のパッケージ本体20が収容される。
モールド工程では、金型7のキャビティ7a内に、上型71に形成された注入孔711から溶融樹脂が注入される。注入された溶融樹脂は、温度低下によって固化し、モールド樹脂部6となる。この際、補助型73によってホルダ5の収容空間50への溶融樹脂の侵入が規制される。これにより、収容空間50の内面(第1乃至第4の内面50a〜50d)と、パッケージ本体の外面(第1及び第2の主面20a,20bならびに第1及び第2の側面20c,20d)との間に隙間が形成される。
また、このモールド工程では、第1及び第2のホルダ部材51,52の貫通孔515,525を介して第2の凹部512,522に溶融樹脂が流入する。そして、第2の凹部512,522に流入した溶融樹脂により、電子部品2の第1及び第2のリード線21,22とケーブル3の第1及び第2の電線31,32との接続部がホルダ5の内部でモールド樹脂部6によってモールドされる。つまり、貫通孔515,525は、第1及び第2のリード線21,22と第1及び第2の電線31,32との接続部に溶融樹脂を供給することが可能な流路として機能する。
そして、溶融樹脂が固化した後に上型71及び補助型73を下型72から分離することにより、樹脂成形体付きケーブル1が得られる。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
(1)モールド工程において、電子部品2のパッケージ本体20はホルダ5の収容空間50に収容され、パッケージ本体20に溶融樹脂が直接接触しないので、溶融樹脂の熱によってパッケージ本体20に収容された電子回路が損傷を受けることが抑制される。また、ホルダ5における収容空間50の内面と電子部品2のパッケージ本体20との間に隙間が形成されるので、ホルダ5を伝導した溶融樹脂の熱がパッケージ本体20に伝わることを抑制できると共に、溶融樹脂の固化に伴う収縮による応力が、ホルダ5を介してパッケージ本体20に作用することも抑制することができる。またさらに、ホルダ5における収容空間50の内面と電子部品2のパッケージ本体20との間に隙間が形成されることにより、低温環境での使用によって樹脂成形体4が収縮しても、パッケージ本体20が樹脂成形体4から押圧されることを回避することが可能となる。これにより、パッケージ本体20に収容された電子回路が樹脂成形体4からの圧力により損傷することを防ぐことができる。
(2)ホルダ5における収容空間50の内面と電子部品2のパッケージ本体20の外面との間の隙間寸法D〜Dは、常温(25℃)において、それぞれ0.05mm以上0.50mm以下であるので、収容空間50の内面と電子部品2のパッケージ本体20の外面との接触を確実に抑制できると共に、パッケージ本体20が収容空間50内で振動した場合にも、その振幅が抑制され、電子部品2の損傷を防ぐことが可能となる。
(3)ホルダ5は、電子部品2を挟む樹脂からなる第1及び第2のホルダ部材51,52によって構成されるので、ホルダ5内への電子部品2の配置が容易になると共に、モールド工程においてホルダ5とモールド樹脂部6とが一体化し、樹脂成形体4の強度を高めることができる。
(4)樹脂成形体4には、電子部品2のパッケージ本体20を外部に臨ませる窓部400が形成されているので、樹脂成形体4の外部からパッケージ本体20を視認可能となる。これにより、例えば収容工程又はモールド工程においてパッケージ本体20のホルダ5に対する位置がずれていないか、あるいは収容空間50内に溶融樹脂が入り込んでいないかを目視によって確認することが可能となる。
(5)電子部品2のパッケージ本体20は、樹脂成形体4の窓部400から突出しない位置に配置されるので、例えばパッケージ本体20が外部の部材に干渉して損傷を受けることや、人の手指等がパッケージ本体20に接触してしまうことを抑止することができる。
(6)電子部品2の第1及び第2のリード線21,22とケーブル3の第1及び第2の電線31,32との接続部がホルダ5の内部でモールドされるので、例えば樹脂成形体4に加わる振動や衝撃により、第1及び第2のリード線21,22とケーブル3の第1及び第2の電線31,32との電気的な接続が遮断されてしまうことを抑止することが可能となる。
(7)モールド工程では、補助型73によって収容空間50への溶融樹脂の侵入が規制されるので、収容空間50の内面と電子部品2のパッケージ本体20の外面との間の隙間の形成が確実に行える。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について、図7及び図8を参照して説明する。
図7は、本実施の形態に係る樹脂成形体付きケーブル1を示す断面図である。図8(a)及び(b)は、本実施の形態に係るホルダ5の第1ホルダ部材51及び第2ホルダ部材52を示す斜視図である。図7及び図8において、第1の実施の形態について説明した構成要素と共通する構成要素については、図2及び図3に付したものと同一の符号を付して、その重複した説明を省略する。
第1の実施の形態では、樹脂成形体付きケーブル1の樹脂成形体4に窓部400が形成された場合について説明したが、本実施の形態では、樹脂成形体4に窓部400が形成されておらず、電子部品2は、その全体が樹脂成形体4に囲われている。
具体的には、第1のホルダ部材51の長手方向の一端部に設けられた壁部516、及び第2のホルダ部材52の長手方向の一端部に設けられた壁部526によって、ホルダ5の収容空間50が閉塞される。収容空間50における壁部516,526の内面516a,526aと、この内面516a,526aに対向するパッケージ本体20の先端面20eとの間には隙間が形成され、この隙間の第1及び第2ホルダ部材51,52の長手方向における隙間寸法D(図7参照)は、上述の隙間寸法D〜Dと同様に、0.05mm以上0.50mm以下である。
また、壁部516,526における内面516a,526aとは反対側の第1及び第2ホルダ部材51,52の外面は、モールド樹脂部6に覆われる。
この第2の実施の形態によっても、第1の実施の形態について説明した(1)〜(3)及び(6)と同様の作用及び効果が得られる。また、補助型73を用いることなく収容空間50への溶融樹脂の侵入を規制することができるので、樹脂成形体付きケーブル1の製造が容易となる。またさらに、収容空間50内への水分や粉塵等の異物が侵入してしまうことを防ぐことが可能となる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]電子回路を内蔵するパッケージ本体(20)、及び前記パッケージ本体(20)から導出された複数のリード線(21,22)を有する電子部品(2)と、前記複数のリード線(21,22)にそれぞれ接続された複数の電線(31,32)を有するケーブル(3)と、前記電子部品(3)を保持する樹脂からなるホルダ(5)、及び前記ホルダ(5)を覆ってモールド成形されたモールド樹脂部(6)を有する樹脂成形体(4)と、を備えた樹脂成形体付きケーブル(1)の製造方法であって、前記複数のリード線(21,22)に前記複数の電線(31,32)を接続する接続工程と、前記ホルダ(5)の収容空間(50)に前記パッケージ本体(20)を収容する収容工程と、前記ホルダ(5)が収容された金型(7)のキャビティ内に溶融樹脂を注入して前記樹脂成形体(6)を形成するモールド工程とを有し、前記金型(7)は、前記パッケージ本体(20)と前記収容空間(50)の内面(50a〜50b)との間に介在する筒部(731)が設けられた補助型(73)を有し、前記モールド工程において前記補助型(73)によって前記収容空間(50)内への溶融樹脂の侵入が規制されることにより、前記収容空間(50)の内面(50a〜50d)と前記パッケージ本体(20)の外面(20a〜20d)との間に隙間が形成される、樹脂成形体付きケーブル(1)の製造方法。
[2]前記ホルダ(5)には、前記複数のリード線(21,22)と前記複数の電線(31,32)との接続部に前記溶融樹脂を供給することが可能な流路(貫通孔515,525)が形成され、前記モールド工程において前記流路(貫通孔515,525)を介して供給された前記溶融樹脂により、前記接続部を前記ホルダ(5)の内部でモールドする、前記[1]に記載の樹脂成形体付きケーブル(1)の製造方法。
[3]前記複数のリード線(21,22)は、互いに平行に前記パッケージ本体(20)から導出され、前記複数のリード線(21)の導出方向、及び前記複数のリード線(21,22)の並び方向に対して直交する方向における前記収容空間(50)の内面と前記パッケージ本体(20)の外面との間の隙間寸法(D,D)が、常温で0.05mm以上0.50mm以下である、前記[1]に記載の樹脂成形体付きケーブル(1)の製造方法。
[4]前記ホルダ(5)は、前記電子部品(2)を挟む一対の樹脂部材(第1及び第2のホルダ部材51,52)からなる、前記[1]乃至[3]の何れか1つに記載の樹脂成形体付きケーブル(1)の製造方法。
[5]前記樹脂成形体(4)には、前記電子部品(2)の前記パッケージ本体(20)を外部に臨ませる窓部(400)が形成されている、前記[1]乃至[4]の何れか1つに記載の樹脂成形体付きケーブル(1)の製造方法。
[6]前記電子部品(2)を、前記パッケージ本体(20)が前記窓部(400)から前記樹脂成形体(4)の外部に突出しない位置に配置する、前記[5]に記載の樹脂成形体付きケーブル(1)の製造方法。
[7]前記複数の電線(21,22)の前記複数のリード線(21,22)との接続部を前記モールド樹脂部(6)によってモールドする、前記[1]乃至[6]の何れか1つに記載の樹脂成形体付きケーブル(1)の製造方法。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
例えば、上記実施の形態では、電子部品が物理量(磁界強度)を測定するためのセンサである場合について説明したが、これに限らず、様々な用途の電子部品を用いることができる。また、車両用に限らず、例えば工作機械や各種電化製品等の様々な製品に、本発明の樹脂成形体付きケーブルを搭載することが可能である。
1…樹脂成形体付きケーブル
2…電子部品
20…パッケージ本体
21…第1のリード線
22…第2のリード線
3…ケーブル
30…シース
31…第1の電線
32…第2の電線
4…樹脂成形体
400…窓部
5…ホルダ
50…収容空間
50a〜50d…第1乃至第4の内面
51,52…第1及び第2のホルダ部材(一対の樹脂部材)
515,525…貫通孔(流路)
6…モールド樹脂部
7…金型
7a…キャビティ
73…補助型

Claims (7)

  1. 電子回路を内蔵するパッケージ本体、及び前記パッケージ本体から導出された複数のリード線を有する電子部品と、
    前記複数のリード線にそれぞれ接続された複数の電線を有するケーブルと、
    前記電子部品を保持する樹脂からなるホルダ、及び前記ホルダを覆ってモールド成形されたモールド樹脂部を有する樹脂成形体と、
    を備えた樹脂成形体付きケーブルの製造方法であって、
    前記複数のリード線に前記複数の電線を接続する接続工程と、
    前記ホルダの収容空間に前記パッケージ本体を収容する収容工程と、
    前記ホルダが収容された金型のキャビティ内に溶融樹脂を注入して前記樹脂成形体を形成するモールド工程とを有し、
    前記金型は、前記パッケージ本体と前記収容空間の内面との間に介在する筒部が設けられた補助型を有し、
    前記モールド工程において前記補助型によって前記収容空間内への溶融樹脂の侵入が規制されることにより、前記収容空間の内面と前記パッケージ本体の外面との間に隙間が形成される、
    樹脂成形体付きケーブルの製造方法。
  2. 前記ホルダには、前記複数のリード線と前記複数の電線との接続部に前記溶融樹脂を供給することが可能な流路が形成され、
    前記モールド工程において前記流路を介して供給された前記溶融樹脂により、前記接続部を前記ホルダの内部でモールドする、
    請求項1に記載の樹脂成形体付きケーブルの製造方法。
  3. 前記複数のリード線は、互いに平行に前記パッケージ本体から導出され、
    前記複数のリード線の導出方向、及び前記複数のリード線の並び方向に対して直交する方向における前記収容空間の内面と前記パッケージ本体の外面との間の隙間寸法が、常温で0.05mm以上0.50mm以下である、
    請求項1又は2に記載の樹脂成形体付きケーブルの製造方法。
  4. 前記ホルダは、前記電子部品を挟む一対の樹脂部材からなる、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の樹脂成形体付きケーブルの製造方法。
  5. 前記樹脂成形体には、前記電子部品の前記パッケージ本体を外部に臨ませる窓部が形成される、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の樹脂成形体付きケーブルの製造方法。
  6. 前記電子部品を、前記パッケージ本体が前記窓部から前記樹脂成形体の外部に突出しない位置に配置する、
    請求項5に記載の樹脂成形体付きケーブルの製造方法。
  7. 前記複数の電線の前記複数のリード線との接続部を前記モールド樹脂部によってモールドする、
    請求項1乃至6の何れか1項に記載の樹脂成形体付きケーブルの製造方法。
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