JP6476908B2 - 加工装置 - Google Patents

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本発明は、ワークに対して超仕上げ加工を行うための加工装置に関する。
従来、ワークに対して超仕上げ加工を行うために、回転しているワークの加工対象面に砥石を接触させつつ、その砥石を振動させている。例えば、円すいころ軸受の円すいころをワークとする場合、その外周面に対して超仕上げ加工が行われる。この場合、回転する円すいころの外周面に砥石を接触させつつ、その砥石を外周面の母線に平行な方向に沿って振動させる。
超仕上げ加工を行うための加工装置として、図5に示すものがある。この加工装置は、砥石91を振動させるための機構として、ベース材90、モータ92、モータ92により回転する偏心カム93、砥石91を保持する砥石台98、及び砥石台98を搭載している可動体94を備えている。可動体94は、ベース材90において往復移動可能として支持されており、偏心カム93の回転運動を可動体94の往復運動に変換することで砥石91を振動させている。このような偏心カム93を用いて砥石91を振動させる構成を備えている加工装置として、特許文献1に記載のものがある。
また、図5に示す加工装置は、更に、第1の前記偏心カム93と共にモータ92の出力軸92aに取り付けられている第2の偏心カム95、ベース材90に往復移動可能として支持されている第2の可動体96、及び第2の可動体96と一体であるカウンタウエイト97を備えている。
第1の偏心カム93と第2の偏心カム95とは回転位相が180度異なっており、砥石台98等を搭載する第1の可動体94側の振動を打ち消すことを目的として、第2の偏心カム95により第2の可動体96及びカウンタウエイト97を、第1可動体94側の位相と反対の位相で、往復運動させる構成となっている。
特開2004−209631号公報
超仕上げ加工の作業効率を向上させるためには、砥石91の振動数を高くすればよいが、図5に示す構成の場合、振動数の上限は20Hz程度であり、振動数は低い。したがって、砥石91の振動数を高めることによる作業効率の向上には限界がある。
また、図5に示す構成の場合、砥石台98を昇降させるためのシリンダー99も第1の可動体94に搭載されており、この可動体94側において振動させるユニットの質量が大きくなっている。そして、この第1の可動体94側の振動を打ち消すために、これに相当する質量のカウンタウエイト97が第2の可動体96側において必要である。このため、装置が大型化し、また、偏心カム93,95の回転運動を、第1可動体94及び第2可動体96の往復運動に変換する構成であることから、不要な方向の振動成分が生じやすい。特に砥石91の振動方向と異なる方向の不要な振動成分が生じると、ワークに傷を付けたり、砥石91が破損するおそれがある。
そこで、本発明の加工装置は、加工効率の向上が可能であり、かつ、砥石を振動させるための機構部を軽量化することを目的とする。
本発明の加工装置は、ワークを支持する支持機構と、前記支持機構により支持されるワークに接触させる砥石と、前記砥石を保持する砥石台と、前記ワークと前記砥石との接触方向に交差する加工方向に沿って往復移動可能でかつ前記接触方向に移動不能として前記砥石台を支持するガイド部と、圧電素子、及び当該圧電素子の動作により振動する振動子を有しているアクチュエーターと、前記振動子と前記砥石台とを連結し当該振動子の振動を当該砥石台に伝達することにより当該砥石台を前記加工方向に沿って往復移動させるための連結部とを備えている。
本発明によれば、ワークに砥石を接触させた状態で、アクチュエーターの発振により、その砥石を加工方向に沿って往復移動させることができ、これによりワークの加工が可能となる。しかも、アクチュエーターは圧電素子を有して構成されていることから、従来よりも高い振動数で砥石を動作させることができ、加工効率を高めることが可能となり、また、従来のようなカウンタウエイトが不要となり、砥石を振動させるための機構部を軽量化することができ、従来のような不要な方向の振動発生を抑制することが可能となる。また、ガイド部は、ワークと砥石との接触方向に砥石台を移動不能として支持することから、加工の際に砥石がワークから反力を受けても、砥石がワークから逃げるのを防ぐことができ、作業効率の低下を防止することが可能となる。なお、このような構成であっても、アクチュエーターの振動子と砥石台とが連結部により連結されていることで、砥石台を加工方向に沿って往復移動させることが可能となる。
また、前記連結部は、前記振動子の振動ストロークを増幅させて当該振動を前記砥石台に伝達するリンク部材からなるのが好ましい。
アクチュエーターにおいて圧電素子による振動子の振動ストロークは小さいが、この連結部によれば、砥石台(砥石)の振動ストロークを大きくすることが可能となる。
また、前記加工装置は、前記連結部に弾性力を付与する弾性部材を更に備え、前記連結部に前記弾性力が付与されている状態で前記アクチュエーターは前記連結部を介して前記砥石台を振動させるのが好ましい。
前記のとおり、アクチュエーターにおいて圧電素子による振動子の振動ストロークは小さい。また、連結部は振動子及び砥石台と連結されているが、その連結部分では製造上の寸法公差等によって隙間が生じる。このため、振動子のストロークが前記隙間よりも小さい場合は特に、連結部は振動子の振動を砥石台に効率よく伝達することができなくなることがある。しかし、前記弾性部材によれば、前記隙間が生じていても、連結部は振動子の振動を砥石台に効率よく伝達することが可能となる。
本発明の加工装置によれば、砥石の振動数を従来よりも高めることができ、加工効率の向上が可能であり、かつ、砥石を振動させるための機構部を軽量化することが可能となる。
本発明の加工装置の実施の一形態の一部を示す斜視図である。 アクチュエーター、砥石、砥石台、ガイド部(レール)、及び連結部(リンク部材)を示す模式図である。 矢印X1方向に砥石が移動した状態を示す模式図である。 矢印X2方向に砥石が移動した状態を示す模式図である。 従来の加工装置の一部を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の加工装置の実施の一形態の一部を示す斜視図である。この加工装置10は、ワークの表面を超仕上げ加工するための装置であり、本実施形態では、ワークが、円すいころ軸受が有する円すいころ7である場合について説明する。この加工装置10は、回転する円すいころ7に対して砥石11を押し付けながら振動させて、円すいころ7の外周面8を超仕上げ加工する。砥石11を振動させる方向は、円すいころ7の外周面8の砥石11との接触部における母線に平行な方向である。
加工装置10は、円すいころ7を支持する支持機構16、この支持機構16により支持されている円すいころ7の外周面8に接触させる砥石11、この砥石11を保持する砥石台12、この砥石台12を移動可能として支持するガイド部13、及び砥石11(砥石台12)を振動させるためのアクチュエーター14を備えている。また、この加工装置10は、固定状態にあるフレーム19、及びこのフレーム19に取り付けられているベース18を備えている。
本実施形態の支持機構16は、一対のローラ28,29を有しており、これらローラ28,29の上に円すいころ7は載った状態となる。そして、超仕上げ加工の際、この円すいころ7に対して砥石11を押し付けた状態とする。ローラ28,29は図外のモータにより回転し、これにより、円すいころ7は自身の中心線回りに回転することができる。
砥石台12は、ガイド13を介してベース18に取り付けられており、ベース18は、フレーム19に対して姿勢を変化可能として取り付けられている。そして、止め具17a,17bにより、その姿勢が変化不能となるようにベース18をフレーム19に固定することができる。このように、フレーム19に対して姿勢が変化可能であるベース18、及びベース18をフレーム19に固定可能とする止め具17a,17bによって、円すいころ7の姿勢やサイズに応じて、砥石11の姿勢を調整させることができ、また、調整した姿勢で砥石11を維持することができる。そして、この砥石11をアクチュエーター14により振動させる。
本実施形態では、所定の姿勢とした砥石11の振動方向を「加工方向」という。そして、砥石11と円すいころ7とが接触する方向を「接触方向」という。加工方向と接触方向とは交差しており、本実施形態では直交する。なお、振動する砥石11は往復直線移動することから、前記加工方向は、各図に示す矢印X1方向と矢印X2方向とを含む。また、前記接触方向には、砥石11が円すいころ7を押し付ける方向となる矢印Z1方向と、円すいころ7が砥石11を押し返す方向(反力方向)となる矢印Z2方向とが含まれる。
ガイド部13は、ベース18に取り付けられており、砥石台12を移動可能に支持するための部材である。ガイド部13は、レール21を有しており、このレール21は加工方向(X1,X2方向)に沿って直線形状を有している。そして、砥石台12には、このレール21に嵌合する凹溝22が形成されており、砥石台12はレール21に沿って加工方向(X1,X2方向)に誘導され、また、砥石台12はレール21により接触方向(Z1,Z2方向)には移動不能となっている。以上より、ガイド部13は、砥石台12を、円すいころ7と砥石11との接触方向に交差する加工方向(X1,X2方向)に沿って往復移動可能でかつ接触方向(Z1,Z2方向)に移動不能として支持する構成となっている。
アクチュエーター14は、その本体部33がベース18に取り付けられている。そして、このアクチュエーター14は、圧電素子(ピエゾ素子)31、及びこの圧電素子31の動作により振動する振動子32を有している。圧電素子31は、図外の電力源及び制御装置から所定の駆動電圧を受け、逆圧電効果により所定の振動数で振動する。そして、圧電素子31の振動が振動子32の振動として出力される。前記制御装置は、オン/オフ制御信号により圧電素子31を駆動し、この信号の周期を調整することにより圧電素子31の振動数を変化させることができる。振動子32から出力される振動の周波数(振動数)を、例えば1000Hzとすることができる。
また、加工装置10は、更に、図外のシリンダーを備えており、このシリンダーは、ベース18又はフレーム19を昇降させる機能を有している。また、このシリンダーによる昇降方向の推力により、ベース18に搭載されている砥石台12が保持する砥石11を、円すいころ7に押し付けることができる。
図2は、アクチュエーター14、砥石11、砥石台12、ガイド部13(レール21)、及び後述する連結部(リンク部材15)を示す模式図である。振動子32の振動方向は、矢印x1,x2方向であり、本実施形態では、振動子32の振動方向(x1,x2方向)と、砥石11の振動方向、つまり、前記加工方向(X1,X2方向)とを平行にしている。
そして、この加工装置10は、更に、振動子32と砥石台12とを連結している連結部を備えており、本実施形態の前記連結部は、リンク部材15からなる。リンク部材15は、棒状の部材であり、その途中部で支持ピン36により揺動可能に支持されている。支持ピン36は、ベース18(図1参照)に取り付けられており、リンク部材15はベース18に対して支持ピン36の中心線回りに揺動することができる。
図2において、リンク部材15の一端15a側は第1のピン34により振動子32と結合されており、ピン34の中心線回りにリンク部材15と振動子32とは相互間で揺動可能である。また、リンク部材15の他端15b側は第2のピン35により砥石台12と結合されており、ピン35の中心線回りにリンク部材15と砥石台12とは相互間で揺動可能である。ピン35は、砥石台12から突出して設けられている。そして、リンク部材15の他端15b側には、長穴15cが設けられており、ピン35は長穴15cに挿入した状態にある。
図2は中立状態を示している。この状態からアクチュエーター14の振動子32が矢印x2方向に移動すると(図3参照)、リンク部材15は一方(図3の矢印R1方向)に揺動し、砥石台12を矢印X1方向に移動させる。この際、砥石台12から突出しているピン35は長穴15cに沿って移動可能であるため、砥石台12は、ガイド部13の直線状のレール21に沿って矢印X1方向へ直線移動する。
そして、アクチュエーター14の振動子32が矢印x1方向に移動すると(図4参照)、リンク部材15は他方(図4の矢印R2方向)に揺動し、砥石台12を矢印X2方向に移動させる。この際、砥石台12から突出しているピン35は、長穴15cに沿って移動可能であるため、砥石台12は、ガイド部13の直線状のレール21に沿って矢印X2方向へ直線移動する。
そして、圧電素子31が振動を繰り返すことにより、振動子32が振動し、砥石台12は直線状であるレール21に沿って往復移動を繰り返す。これにより、砥石11は加工方向に振動する。以上のように、リンク部材15は、振動子32の振動を砥石台12に伝達することにより、この砥石台12を加工方向(X1,X2方向)に沿って往復移動させるための部材である。
また、前記のとおり、リンク部材15は支持ピン36によりベース18(図1参照)に揺動可能に支持されている。つまり、支持ピン36(の中心)は、リンク部材15の揺動中心となる。そして、この揺動中心は、リンク部材15の長手方向の一端15a側に偏って位置している。つまり、リンク部材15における支持ピン36の位置は、リンク部材15の長手方向の一端15a側に偏っている。このため、図2に示すように、支持ピン36から一端15a側の第1のピン34までの直線距離L1は、支持ピン36から他端15b側の第2のピン35までの直線距離L2よりも小さく設定されている。これにより、リンク部材15は、振動子32の振動ストロークを増幅させてこの振動を砥石台12に伝達することができる。
アクチュエーター14は、圧電素子31により振動子32を振動させる構成であることから、この振動子32の振動ストロークは小さいが、前記リンク部材15によれば、砥石台12(砥石11)の振動ストロークを大きくすることが可能となる。例えば、圧電素子31の振動ストロークが0.08mmであり、砥石台12の振動ストロークを2mmとするためには、リンク部材15による振動ストロークの増幅率を25倍とすればよく、このために、前記直線距離L2を前記直線距離L1の25倍に設定すればよい。なお、圧電素子31の発生出力は大きいことから、リンク部材15によって振動ストロークを増幅させても、超仕上げ加工のために必要な出力により砥石台12(砥石11)を振動させることができる。
また、この加工装置10は、リンク部材15に対して弾性力を付与する弾性部材37を更に備えている。本実施形態の弾性部材37は圧縮バネであり、リンク部材15の一端15a側に、弾性部材37の一端部37aが取り付けられ、弾性部材37の他端部37bは、ベース18に固定されている。そして、弾性部材37は、リンク部材15の一端15a側の全ストロークの範囲で、リンク部材15に対して同じ方向の弾性力を付与している。つまり、圧縮バネである弾性部材37は、全ストロークにおいて、リンク部材15の一端15a側をアクチュエーター14側へ弾性的に押した状態にある。以上より、本実施形態は、リンク部材15に弾性力が付与されている状態で、アクチュエーター14はリンク部材15を介して砥石台12を振動させる構成となる。
前記のとおり、アクチュエーター14において圧電素子31による振動子32の振動ストロークは小さい。また、リンク部材15は、振動子32及び砥石台12と、ピン34,35によって連結されているが、その連結部分では製造上の寸法公差等によって隙間が生じる。このため、振動子32のストロークが前記隙間よりも小さい場合は特に、リンク部材15は振動子32の振動を砥石台12に効率よく伝達することができなくなることがある。しかし、本実施形態では、全ストロークにおいてアクチュエーター14は弾性部材37の弾性力に抗してリンク部材15を揺動させており、前記隙間が生じていても、リンク部材15は振動子32の振動を砥石台12に効率よく伝達することが可能となる。
以上の構成を備えている加工装置10によれば、円すいころ7に砥石11を接触させた状態で、アクチュエーター14の発振により、その砥石11を加工方向に沿って往復移動させることができ、これにより円すいころ7の加工(超仕上げ加工)が可能となる。しかも、アクチュエーター14は圧電素子31を有して構成されていることから、従来よりも高い振動数(例えば、1000Hz)で砥石11を振動させることができ、加工効率を高めることが可能となる。
また、アクチュエーター14は圧電素子31を有して構成されているので、小型化が可能であり、図5に示す従来のようなカウンタウエイト97が不要であり、砥石11を振動させるための機構部を軽量化することができる。この結果、従来のような不要な方向の振動発生を抑制することが可能となる。
更に、ガイド部13は、円すいころ7と砥石11との接触方向(特に矢印Z2方向)に砥石台12を移動不能として支持することから、加工の際に砥石11が円すいころ7から反力を受けても、砥石11が円すいころ7から逃げる(離れる)のを防ぐことができ、作業効率の低下を防止することが可能となる。なお、このような構成であっても、アクチュエーター14の振動子32と砥石台12とがリンク部材15により連結されていることで、砥石台12を加工方向に沿って往復移動させることが可能となる。
以上より、本実施形態の加工装置10によれば、砥石11の振動数を高めることができ、加工効率の向上が可能であり、かつ、砥石11を振動させるための機構部を軽量化することが可能となる。
そして、本実施形態では、リンク部材15は、振動子32の振動ストロークを増幅させてこの振動を砥石台12に伝達する機能を有している。このため、圧電素子31による振動子32の振動ストロークが小さくても、円すいころ7の加工対象面(外周面8)の大きさに応じて、砥石台12(砥石11)の振動ストロークを大きくすることができ、所望の振動ストロークを得ることができる。
本発明の加工装置は、図示する形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。前記実施形態では、超仕上げ加工を行う対象となるワークを、円すいころ7とする場合について説明したが、ワークはその他のものであってもよく、例えば、転がり軸受の内輪、外輪であってもよく、この場合、内輪、外輪の軌道面を超仕上げ加工する。このために、内輪、外輪の形状に応じて支持機構16の形態を変更すればよい。
また、前記実施形態では、弾性部材37を圧縮バネとして説明したが、引っ張りバネであってもよい。
7:円すいころ(ワーク) 10:加工装置 11:砥石
12:砥石台 13:ガイド部 14:アクチュエーター
15:リンク部材(連結部) 16:支持機構 31:圧電素子
32:振動子 37:弾性部材

Claims (3)

  1. ワークを支持する支持機構と、
    前記支持機構により支持されるワークに接触させる砥石と、
    前記砥石を保持する砥石台と、
    前記ワークと前記砥石との接触方向に交差する加工方向に沿って往復移動可能でかつ前記接触方向に移動不能として前記砥石台を支持するガイド部と、
    圧電素子、及び当該圧電素子の動作により振動する振動子を有しているアクチュエーターと、
    前記振動子と前記砥石台とを連結し当該振動子の振動を当該砥石台に伝達することにより当該砥石台を前記加工方向に沿って往復移動させるための連結部と、
    を備え
    前記連結部は、前記振動子の振動のストロークを増幅させて当該振動を前記砥石台に伝達するリンク部材からなり、
    前記リンク部材は、当該リンク部材の途中部で支持ピンにより揺動可能に支持され、
    前記リンク部材は前記振動子と第1のピンにより揺動可能に結合され、
    前記リンク部材は前記砥石台と第2のピンにより揺動可能に結合され、
    前記支持ピンから前記第1のピンまでの直線距離は、前記支持ピンから前記第2のピンまでの直線距離よりも小さく設定されている、加工装置。
  2. 前記第2のピンは前記砥石台に固定されていて、前記リンク部材は、前記第2のピンが挿入される長孔を有する、請求項1に記載の加工装置。
  3. 前記リンク部材に弾性力を付与する弾性部材を更に備え、
    前記リンク部材に前記弾性力が付与されている状態で前記アクチュエーターは前記リンク部材を介して前記砥石台を振動させる請求項1又は2に記載の加工装置。
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