JP6475806B1 - カバー部材及び床用目地装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一方の躯体に形成された凹所状の目地プレート支持部に一端部が支持され、他方の躯体に他端部が支持され、一方と他方の躯体間の目地部を塞ぐ目地プレートに用いられるカバー部材であって、前記カバー部材は、その上端部に形成された前記目地プレートの一端部と一方の躯体の床面との隙間を塞ぐ隙間閉塞部と、この隙間閉塞部の下部に一体的に設けられ、一方の躯体の目地プレート支持部の壁面に取付けられる板状の取付部と、該取付部の目地プレート側に設けられた反発材からなることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)請求項1及び請求項2に記載の各発明においては、正面視略アングル状に形成されており、その上端部には隙間閉塞部が形成されているので、地震によって目地部が狭くなった場合に、隙間閉塞部の底面が目地プレートの上面をスライドすることにより、カバー部材や目地プレート、一方の躯体が破損することなくスムーズに地震による揺れ動きを吸収することができる。
(2)カバー部材には反発材が設けられているので、目地プレートが回動した後、スムーズに通常状態に復帰することができるとともに、目地プレートの角部等がカバー部材に勢いよく衝突してしまうことを防止できる。
(3)目地プレートと一方の躯体の床面との隙間を塞ぐことができるので、この隙間にハイヒールのヒール等が挟まる、自転車等の車輪が脱輪する、物を隙間に落とす等の事故を確実に防止することができる。
(4)請求項3に記載の発明においても、前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、地震によって目地部が狭くなった際に、よりスムーズに目地プレートを回転させることができる。
(5)請求項4に記載の各発明においても、前記(1)〜(4)と同様な効果が得られるとともに、地震によって目地部が狭くなった際に、略水平状態を保ったまま目地プレートを上方へ押し上げることができる。
図9乃至図13は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
図1乃至図8に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は目地部2を介して設けられた一方の躯体3及び他方の躯体4間に設置された床用目地装置5に用いられる目地プレート6の一端部6aと一方の躯体3の床面3aとの間の隙間7を塞ぐカバー部材である。
また、本発明において躯体とは、建物、道路、スラブ、エレベーターシャフト等の目地プレートを設置可能な建造物をいい、出入口とはドアや扉の設けられた出入口だけではなく、人や車両等が通行できる通路も含むものである。
また、この隙間閉塞部8の下方には、板状の取付部9が一体的に形成されている。すなわち、本実施形態ではカバー部材1は、一枚の金属板を折り曲げ加工して隙間閉塞部8及び取付部9を形成している。
この反発材22の頂点部22aは、本実施形態では、通常時において目地プレート6の側面6cに当接するように設けられている。
第2の目地プレート支持部11は、例えば図4に示すように、他方の躯体4の目地部2側の床面上に形成されており、目地部2と反対側の端部には乗り上げ傾斜面15が形成されている。
なお、この傾斜面21には、前述したようにカバー部材1の反発材22が当接している。
地震で躯体3、4が左右方向に揺れ動き目地部2がさらに狭くなると、図7に示すように、目地プレート6の他端部6bが乗り上げ傾斜面15に乗り上げるとともに、押し上げ片20によって目地プレート6が略水平状態(若干一端部側へ傾斜する状態)で上方へ押し上げられ、地震による揺れ動きを吸収する。
次に、図9乃至図13に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図9乃至図13に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、前後方向に延在する反発材22Aを固定したカバー部材1Aにするとともに、前記カバー部材1Aを用い、一端部側に傾斜面21を形成せず、押し上げ辺20を有しない目地プレート6Aを用いた床用目地装置5Aにした点で、このようなカバー部材1A及び床用目地装置5Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様の作用効果を得ることができる。
3:一方の躯体、 4:他方の躯体、
5、5A:床用目地装置、 6、6A:目地プレート、
7:隙間、 8:隙間閉塞部、
9、9A:取付部、 10:目地プレート支持部、
11:第2の目地プレート支持部、 12:ヒンジ部材、
13:カバープレート、 14:枢支ピン、
15:乗り上げ傾斜面、 16:目地プレート本体、
17:ピンボックス、 18:充填部材、
19:化粧板、 20:押し上げ片、
21:傾斜面、 22、22A:反発材。
Claims (4)
- 一方の躯体に形成された凹所状の目地プレート支持部に一端部が支持され、他方の躯体に他端部が支持され、一方と他方の躯体間の目地部を塞ぐ目地プレートに用いられるカバー部材であって、前記カバー部材は、その上端部に形成された前記目地プレートの一端部と一方の躯体の床面との隙間を塞ぐ隙間閉塞部と、この隙間閉塞部の下部に一体的に設けられ、一方の躯体の目地プレート支持部の壁面に取付けられる板状の取付部と、該取付部の目地プレート側に設けられた上部がフリーの弓状の反発材からなることを特徴とするカバー部材。
- 一方の躯体と他方の躯体間の目地部を塞ぐ床用目地装置において、一方の躯体に形成された凹所状の目地プレート支持部と、他方の躯体に形成され、目地プレートをスライド移動可能に支持する第2の目地プレート支持部と、前記目地プレート支持部に一端部が支持され、前記第2の目地プレート支持部に他端部が支持され、かつ、前記目地部を塞ぐ前記目地プレートと、前記一方の躯体に取り付けられたカバー部材と、前記目地プレートの他端部にヒンジ部材を介して設けられたカバープレートとで構成され、前記カバー部材は、その上端部に形成された前記目地プレートの一端部と一方の躯体の床面との隙間を塞ぐ隙間閉塞部と、この隙間閉塞部の下部に一体的に設けられ、一方の躯体の目地プレート支持部の壁面に取付けられる板状の取付部と、該取付部の目地プレート側に設けられた上部がフリーの弓状の反発材からなることを特徴とする床用目地装置。
- 前記目地プレートの一端部は、上方へ向かうにしたがって隙間が大きくなるように目地部側に傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の床用目地装置。
- 前記目地プレートの底面には、地震によって目地部が狭くなった際に、目地プレートを上方へ押し上げる押し上げ片を更に備え、前記押し上げ片の高さは目地プレートの高さよりも小さいことを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載の床用目地装置。
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JP2000064439A (ja) * | 1998-08-14 | 2000-02-29 | Doei Gaiso Kk | 床用目地装置 |
JP2003129576A (ja) * | 2001-10-29 | 2003-05-08 | Abc Trading Co Ltd | エキスパンションジョイント |
JP2008063895A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Dooei Gaiso Kk | 床用目地装置 |
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