JP6475739B2 - 脈管結合装置 - Google Patents

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Description

[0001](関連出願の相互参照)
本願は、「脈管結合装置」という名称で2013年12月27日に出願されている米国仮特許出願第61/921,324号に対する優先権及びその恩典を主張し、同仮特許出願を参考文献としてここにそっくりそのまま援用する。
[0002]1.開示の分野
[0003]概括的には、本開示は外科的吻合に関する。より厳密には、本開示は、医療現場で天然若しくは合成の脈管構造を機械的に結合することに関連する装置、システム、方法に関する。
[0004]2.背景及び関連技術
[0005]吻合は身体内の脈管の接続である。それは概して身体内の導管を指すが、ここでの使用に際し吻合とは脈管組織が接続又は再接続される循環器吻合を指す。循環器系は非常に複雑であり、それが正しく機能することは患者の健康及び福祉に不可欠である。とはいえ、外科医が患者の循環器系にバイパス手術又は修正を施して適正な療法治療を提供することが必要になることもある。
[0006]不都合にも、患者の脈管構造は小導管から成るものであって、それら小導管は、小切開や体液の存在及び手術室での処置中に一般に発生する他の複雑化要因とは独立に考えても、適正に扱ったり操縦したりするのが困難な場合がある。血管は、比較的小さく、縫合の様な一般的な組織接続方法を施行するには適正に扱うのが難しい。そのうえ、脈管構造の小構造は、外科用ステープルの様な他の接続方法についてはステープルが血管の壁を傷つける又は血管を通る流れを絞る可能性のあることから不向きな場合もある。
[0007]従来の顕微手術脈管吻合は、手術用顕微鏡の支援の下に超微細技法を駆使して動脈又は静脈の2つの切断端を手で縫合するものである。この技法は、専門的な訓練を要し、時間を食い、医師及び手術室時間を考えると高価であり、また重大な人為的過誤を免れない。
米国仮特許出願第61/921,324号
[0008]本開示の実施形は、外科的吻合のための機器、システム、及び方法に係る技術での上記又は他の問題の1つ又はそれ以上を解決する。
[0009]或る実施形態では、脈管上に結合部位を提供するための脈管結合装置が、脈管の周りを滑るように構成されているバックリングを備えている。バックリングの外径の直径より大きい直径を有する内表面を持つ係合カプラがバックリングの周りに配置される。脈管の端がバックリングの外表面の上へめくり返され、係合カプラの内表面とバックリングの外表面の間で圧縮される。脈管結合装置は、更に、係合カプラの外表面から長手方向に延びる複数の係合アームを備えていてもよい。係合アームは、第2結合装置の周りに達し第2結合装置のバックリングに係合するのに十分な長さを有している。
[0010]第1脈管を第2脈管へ結合するための脈管結合システムも提示されている。システムは、第1結合装置及び第2結合装置を備えていてもよい。第1結合装置及び第2結合装置は、各々、先述のバックリング及び係合カプラを備えていてもよい。第1結合装置と第2結合装置は更に同一であってもよい。第1結合装置と第2結合装置は、互いに雌雄同体式(hermaphroditically)に係合するように構成されていてもよい。或る実施形態では、第1結合装置と第2結合装置は、互いから回転方向にオフセットした状態に向き付けられているときに互いに係合することができる。
[0011]第1脈管を第2脈管へ結合するための方法もここに提示されている。或る実施形態では、方法は、第1バックリングを第1脈管の端の周りに周方向に位置付ける段階と、第1脈管の端を第1バックリングの外径の上へめくり返す段階と、を備えていてもよい。方法は、更に、第1係合カプラの内表面を第1脈管の端及び第1バックリングの外表面の上から滑らせることによって第1結合装置を組み立てる段階を備えていてもよい。第1係合カプラの内表面を第1脈管の端及び第1バックリングの外表面の上から滑らせる段階は、第1係合カプラと第1バックリングの両者の間に第1脈管の端を挟んでの実質的に密封された摩擦嵌めを作り出す。方法は、更に、第1結合装置を第2結合装置と係合させる段階であって、第1係合カプラから延びる複数の係合アームが第2結合装置の陥凹部分内に嵌まる、係合させる段階を備えていてもよい。
[0012]本開示の例示としての実施形の追加の特徴及び利点を次に続く説明の中で述べてゆくが、それらは一部には説明から明らかになるであろうし、或いはその様な例示としての実施形の実践によって知られもしよう。その様な実施形の特徴及び利点は、付随の特許請求の範囲の中で特に指し示されている手段及び組合せを用いて実現、獲得することができる。これら及び他の特徴は、以下の説明及び付随の特許請求の範囲から更に十分に明らかになるであろうし、或いは以降に示されているその様な例示としての実施形の実践によって知られもしよう。
[0013]本開示の上記及び他の利点及び特徴を得ることのできるやり方を説明するために、以上に簡潔に説明されている開示のより詳しい説明を、付随の図面に示されているその特定の実施形態への参照によって提供してゆく。理解し易いように、様々な添付図面全体を通して同様の要素は同様の符号で表示されている。図面の幾つかは略図的であるかもしれないが、少なくとも一部の図面は縮尺を合わせて描画されていることもあるものと理解されたい。これらの図面は本開示の典型的な実施形態を描いているにすぎず本開示の範囲を限定するものと考えられてはならないことを理解したうえで、本開示を添付図面の使用を通して更に具体的且つ詳細に説明、解説してゆく。
[0014]本開示の少なくとも1つの実施形態による脈管結合装置の構成要素の斜視図である。 [0014]図1Aと共に、本開示の少なくとも1つの実施形態による脈管結合装置の構成要素の斜視図である。 [0015]本開示による、係合され流体接続を形成している2つの脈管結合装置の斜視図である。 [0016]図2の2つの脈管結合装置の設置及び結合の斜視図である。 [0016]図3Aと共に、図2の2つの脈管結合装置の設置及び結合の斜視図である。 [0016]図3A及び図3Bと共に、図2の2つの脈管結合装置の設置及び結合の斜視図である。 [0016]図3A−図3Cと共に、図2の2つの脈管結合装置の設置及び結合の斜視図である。 [0016]図3A−図3Dと共に、図2の2つの脈管結合装置の設置及び結合の斜視図である。 [0017]近位係合アームを有する係合カプラの別の実施形態の斜視図である。 [0018]バックリングと、近位係合アームを含む係合カプラと、を有している脈管結合装置の斜視図である。 [0019]本開示による、係合され流体接続を形成している2つの脈管結合装置の代わりの実施形態の斜視図である。 [0020]構成要素の相対回転を制限する拡張部を有する脈管結合装置の更に別の実施形態を描いている。 [0020]図7Aと共に、構成要素の相対回転を制限する拡張部を有する脈管結合装置の更に別の実施形態を描いている。
[0021]本開示の1つ又はそれ以上の実施形は、血管へ固定され互いへ結合する脈管結合装置の組み立て及び設置に関する。脈管結合装置は、脈管壁を穿孔又は穿刺することなく脈管の端へ固定することができる。そうして、脈管結合装置は別の脈管結合装置へ簡単に信頼性高く固定することができるので、設置するのが容易な生体吸収性接続を提供することができる。
[0022]脈管結合装置は、脈管結合装置を形成し且つ同時に脈管の端を脈管結合装置に対して信頼性高く保持するように摩擦嵌めを介して組み合わされる2つの部分を有していてもよい。使用者は、脈管の端を環状バックリングに通し、次いで脈管の端を外向きにバックリングの外表面の上へめくり返す。使用者は、次いで、係合カプラをバックリングの外表面及びこの時点で当該外表面上に置かれているめくり返された脈管の上から滑らせてゆく。係合カプラを押圧することで、実質的に水密(即ち、流体密)の摩擦嵌めが作り出され、その結果、脈管は今や結合装置に終端する。使用者は、次いで同様の脈管結合装置を第2脈管側へ付着することができる。2つの脈管結合装置は、各々、互いに相互に係合して、脈管壁が互いに押され合って脈管成長を促進するという確実な接続を提供する。
[0023]図1Aは係合カプラ102を示し、図1Bはバックリング104の上面斜視図及び底面斜視図を描いており、それらは集合的に脈管結合装置100を形成することができる。或る実施形態では、係合カプラ102及びバックリング104は、生体吸収性材料又は生体適合性材料を備えていてもよい。例えば、例示としての生体適合性材料には、有機材料、金属、合金、ポリマー、複合材、及びそれらの組合せが含められる。少なくとも1つの実施例によると、係合カプラ102及びバックリング104は、シリコン、高密度ポリエチレン(「HDPE」)、ポリメチルメタクリレート(「PMMA」)、又はそれらの組合せ、の様な生体適合性材料から作られていてもよい。他の実施形態では、更に、チタン、コバルト、白金、ニッケル、ステンレス鋼、他の材料、それらの合金、又は上記の組合せ、の様な生体適合性材料を利用することもできる。係合カプラ102及びバックリング104は、身体の中に無期限に留まるように設計されていてもよいし、又は時間を経て分解するようになっていてもよい。例えば、係合カプラ102及びバックリング104は、生体分解性材料、生体浸食性材料、生体分解吸収性材料、又は他の分解材料又は再吸収材料、又はそれらの組合せ、で形成されていてもよい。装置の製造に適しているとされるその様な材料の例には、限定するわけではないが、ポリ(ラクティック−コ−グリコール酸)(「PLGA」)、コラーゲン、絹紡糸、静電紡糸絹、ポリテトラフルオロエチレン(「PTFE」)、ポリジメチルシロキサン(「PDMS」)、シリコン、サリチル酸系ポリマー、サリチルサリチル酸系ポリマー、ジフルオロフェニル−サリチル酸系ポリマー、コラーゲン、フィブリン、フィブロネクチン、アルジネート、ポリ−グリコール酸、ポリ−(乳酸)、ポリ−カプロラクトン、ポリ−(L−乳酸)、ポリ(3−ヒドロキシ酪酸)、ポリ((ビス(ヒドロキシエチル)テレフタレート−エチルフォスフォエステル/テレフタルオイルクロリド)、ゼラチン、ケラチン、トロンビン、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)(「PHEMA」)、PHEMAとメチルメタクリレートのコポリマー、ポリ(アクリロニトリル−コ−メチルアクリレート)、又はそれらの組合せ、が含められる。
[0024]バックリング104は滑らかである内表面106を有していてもよい。バックリング104の滑らかな内表面106は吻合中の脈管壁への損傷を防ぐうえで助けとなる。バックリング104は更に外表面108を有している。外表面108は、一定した半径を有していてもよいし、又は外表面108の頂部分が外表面108の底部分より小さい半径を有するという具合に僅かに先細りになっていてもよい。先細りになっている外表面108は、係合カプラ102の本体の内表面110との摩擦嵌めの形成を支援することができる。バックリング104は、更に、円形溝114の配置された後部面112を有している。円形溝114は、第2脈管結合装置を係合させる後部面112の陥凹部分を提供している。
[0025]係合カプラ102は様々な形状を有していてもよい。幾つかの実施形態では、係合カプラ102は、本体が環状構造を有する係合リングであってもよい。他の実施形態では、係合カプラ102は、楕円形、多角形、不定形、又はそれらの組合せであってもよい。係合カプラ102の本体の内表面110は、バックリング104の外表面108と相補的に噛み合うように構成されている。更に他の実施形態では、係合カプラ102は、バックリング104の外表面108全体を取り囲んでいなくてもよい。例えば、係合カプラ102は開口部又は破断部のある本体を有していて、係合カプラ102が半径方向に展開及び/又は縮小しバックリング104の少なくとも一部の周りを掴めるようにしていてもよい。
[0026]係合カプラ102は少なくとも1つの弾性係合アーム116を備えていてもよい。図1Aは2つの係合アーム116を有する係合カプラ102の実施形態を描いているが、他の数の係合アーム116も実施可能であり、他の実施形態では、係合カプラ102は、1つ、3つ、4つ、又はそれ以上の係合アーム116を有していてもよい。係合アーム116は、係合カプラ102の本体から長手方向に延びていて、係合カプラ102の周囲の周りに配置されていてもよい。或る実施形態では、係合アーム116は、等角度に位置をずらして配置されている。例えば、係合カプラ102が2つの係合アーム116を備えている場合、係合アームは約180°間隔に配置させることができる。別の実施例では、係合カプラ102が3つの係合アーム116を備えている場合、係合アームは約120°間隔に配置させることができる。但し、別の実施形態では、係合アーム116は不等間隔に配置されていることもある。例えば、係合カプラ102が2つの係合アーム116を備えている場合、係合アーム116は約90°間隔と約270°間隔に配置されていてもよい。
[0027]係合カプラ102は、更に、複数の切断部118を係合カプラ102の外表面120に備えていてもよい。図1Aは2つの切断部118を有する係合カプラ102の実施形態を描いているが、他の数の切断部118も実施可能であり、他の実施形態では、係合カプラは3つ又は4つの切断部118を有していることもある。或る実施形態では、切断部118は等角度に位置をずらして配置されている。例えば、係合カプラ102が2つの切断部118を備えている場合、係合アームは約180°間隔に配置させることができる。別の実施例では、係合カプラ102が3つの切断部118を備えている場合、係合アーム116は約120°の間隔に配置させることができる。但し、別の実施形態では、切断部118は不等間隔に配置されていることもある。例えば、係合カプラ102が2つの切断部118を備えている時、切断部118は約90°間隔と約270°間隔に配置されていてもよい。別の実施例では、切断部118は設けられている係合アーム116より多く又は少なく設けられていてもよい(例えば、2つの係合アーム116につき1つの切断部118、又は1つの係合アーム116につき2つの切断部118)。
[0028]図2に示されている様に、係合アーム116は、更に、第2脈管結合装置200と係合するための係合機構を備えていてもよい。第1脈管結合装置100の係合機構は、斜角面124及び関連付けられているタブ128と一体のアンダーカット溝126を有するフック122を含んでいてもよい。幾つかの実施形態では、係合アーム116は、第2脈管結合装置200の後部面112を越えて延びるのに十分な長さを有している。係合アーム116が第2脈管結合装置200の後部面112を越えて延びてゆくと、係合アーム116側のフック122が横方向にせり出し後部面112に接触する。また、アンダーカット溝126及び関連付けられているタブ128が、第2脈管結合装置200の後部面112の円形溝114と接面することになる。他の実施形態では、他の係合機構を使用することもできる。例えば、係合機構は、第2脈管結合装置200のねじの切られた部分に係合するためのねじ部を含んでいてもよい。別の実施例では、係合機構は、第2脈管結合装置200の対応するスロットの中へ挿入させることのできるスナップ嵌め傾斜路を含んでいてもよい。また、幾つかの実施形態では、係合機構は係合アーム116に依存して変えられてもよい。更に他の実施形態では、係合機構は、係合カプラ102とバックリング104の間の摩擦力を強化又は助長する1つ又はそれ以上の機構(例えば、被覆又は表面の肌理)であってもよい。
[0029]図2から分かる様に、第1脈管結合装置100及び第2脈管結合装置200は、結合時に相互に係合するようになっていてもよい。少なくとも1つの実施形態では、第1脈管結合装置100と第2脈管結合装置200は、構造が同一で、それらの間の接続が雌雄同体式であってもよい。他の実施形態では、第1脈管結合装置100と第2脈管結合装置200は同一ではないが、それらの間の接続は雌雄同体式である。図2に描かれている実施形態では、第1脈管結合装置100と第2脈管結合装置200は、各結合装置に2つの係合アーム116と2つの切断部118を有している同一の実施形態である。第1脈管結合装置100及び第2脈管結合装置200は、互いから約180°に配置されている係合アーム116と、互いから約180°そして係合アーム116の何れかから約90°に配置されている切断部118と、を有している。切断部118は、係合アーム116側のフック122の斜角面124と相互作用して、弾性係合アーム116を係合カプラ102の外表面120の周りで半径方向外方に付勢することができる。従って、切断部118と係合アーム116側のフック122の斜角面124との正しい整列を確保するため、第1脈管結合装置100と第2脈管結合装置200は結合に先立って互いから約90°回転方向にオフセットした状態に向き付けられる。第1脈管結合装置100と第2脈管結合装置200の互いに対するその後の回転を防止するのを援助するため、係合カプラ102の外表面120を楕円形の様な非円形にして、係合アーム116を楕円の長軸に配置させ切断部118を短軸に配置させるようにしてもよい。
[0030]吻合するための方法もここに説明され図3A−図3Eに描かれている。方法は、バックリング104を脈管130の周りに滑らせる段階(図3A)を備えていてもよい。或る実施形態では、脈管の大凡2mmから大凡3mmがバックリング104からはみ出ている。幾つかの実施形態では、バックリングは係合カプラ102へ固定的に取り付けられていてもよい。例えば、以下に説明されている様に、近位方向に延びる係合アームがバックリングの近位方向の動きを制限していてもよい。次いで脈管130のはみ出し端132は、バックリング104までの距離の大凡2分の1から大凡3分の2が切られた1つ又はそれ以上のスリットを入れられる(図3B)。前述の実施形態では、1つ又はそれ以上のスリット134は長手方向に脈管の中へ約1mmから約2mm延びていてもよい。
[0031]脈管130のはみ出し端132は、バックリング104の外表面108の上へめくり返されることになる。次いで、係合カプラ102をバックリング104の外表面108上へ滑らせてゆくと、当該カプラが脈管130のめくり返されたはみ出し端132を圧縮して、第1脈管結合装置100を脈管130の端に固定する(図3C)。
[0032]図3Aから図3Cに描かれている行為が、第2結合装置200を第2脈管230へ固定するために繰り返される。第1脈管結合装置100と第2脈管結合装置200は、次いで、第1脈管結合装置100の係合アーム116を第2脈管結合装置200の切断部218と整列させ(図3D)第2脈管結合装置200の係合アーム216を第1脈管結合装置100の切断部118と整列させるように、互いから回転方向にオフセットした状態に向き付けられる。描かれている実施形態では、オフセットは約90°であるが、他の数の係合アーム116、216を用いる実施形態では、オフセットは、約60°、約45°、又は他の角度のこともある。
[0033]次いで、第1脈管結合装置100と第2脈管結合装置200を互いへ向けて動かす。第1脈管結合装置100の係合アーム116側のフック122の斜角面124が切断部と相互作用し、弾性係合アーム116を第2脈管結合装置200の係合カプラ202の外表面220の周りで外方に付勢する。第1脈管結合装置100と第2脈管結合装置200が出合うと、第1脈管130と第2脈管230が互いに接触する。加えて、第1脈管結合装置100の係合アーム116側のフック122が半径方向に内方に延び、第2脈管結合装置200のバックリング204と接触する。更に、第1脈管結合装置100の係合アーム116側のフック122のアンダーカット溝126及び関連付けられているタブ128が第2脈管結合装置200の後部面212及び円形溝214と接面して、第1脈管結合装置100を第2脈管結合装置200へ固定する(図3E)。
[0034]図4は係合カプラ302の或る代わりの実施形態を示しており、図5は係合カプラ402の更に別の実施形態及びバックリング404の或る代わりの実施形態の底面斜視分解図を描いている。図4−図6に示されている実施形態は、図1−図3Eと関連付けて示され及び/又は説明されている実施形態の構成要素の何れか又は全てを含んでいてもよい。而して、図4−図6と関連付けて示され及び/又は説明されている代わりの実施形態に提示されている様々な代替形は、図1−図3Eと関連付けて示され及び/又は説明されている代わりの実施形態に提示されている様々な代替形の何れかと組み合わされてもよい。同様の構成要素は同様の数字によって識別されている。
[0035]図示されている実施形態では、係合カプラ302及びバックリング304は、ここに説明されている生体吸収性材料又は生体適合性材料を備えていてもよい。バックリング304は内表面306及び外表面308を有している。バックリング304は、更に後部面312を有している。
[0036]係合カプラ302は、少なくとも1つの弾性の遠位方向に延びる係合アーム(「遠位係合アーム」)316aを備えていてもよい。図4は2つの遠位係合アーム316aを有する係合カプラ302の実施形態を描いているが、他の数の遠位係合アーム316aも実施可能であり、他の実施形態では、係合カプラ302は、1つ、3つ、4つ、又はそれ以上の遠位係合アーム316aを有していてもよい。係合カプラ302は、少なくとも1つの近位方向に延びる係合アーム(「近位係合アーム」)316bを備えていてもよい。2つの近位係合アーム316bを有するものとして示されているが、より多い又はより少ない近位係合アーム316bが使用されていてもよい。加えて、図4−図6に示されている係合カプラ302の実施形態同様、図1−図3Eに示されている係合カプラ102の実施形態も、(係合アーム116又は係合アーム316aの様に)遠位方向に延びている及び/又は(係合アーム316bの様に)近位方向に延びている任意の数(即ち、0、1、2、3、4又はそれ以上)の係合アームを含んでいてもよい。係合アーム316a、316bは、環状係合カプラ302から長手方向に延びていて、係合カプラ302の周囲の周りに配置されていてもよい。或る実施形態では、係合アーム316a、316bは、等角度に位置をずらして及び/又は不等間隔に配置されている。また、遠位係合アーム316a及び近位係合アーム316bは、(図4−図6に示されている様に)周方向に整列していてもよいし、周方向に不整列であってもよいし、それ以外のやり方で整列していてもよいし、又はそれらの組合せであってもよい。
[0037]幾つかの実施形態では、近位係合アーム316bは、バックリングの表面との摩擦力(例えば干渉嵌め)によってバックリングと係合していてもよい。他の実施形態では、近位係合アーム316bは、遠位係合アーム316aと同様の又は遠位係合アーム316aとは異なる係合機構を有していてもよい。例えば、遠位係合アーム316aは、斜角面324a及びタブ328aを有するフック322aを含む係合機構を有していてもよい。幾つかの実施形態では、近位係合アーム316bは、斜角面324b及びタブ328bを有するフック322bを含む係合機構を有していてもよい。近位係合アーム316bの係合機構は、バックリングと係合するように構成されていてもよい。
[0038]図5は、図4に関して説明されている係合アーム316bと類似の又は同一の近位係合アーム416bを有する係合カプラ402を含む脈管結合装置400を示している。近位係合アーム416bは、バックリング404と相互作用することができる。例えば、近位係合アーム416bは、斜角面424a及び関連付けられているタブ428aを有するフック422aの様な係合機構を含んでいてもよい。第2脈管結合装置との係合に先立って及び/又は第2脈管結合装置との係合時に係合カプラ402をバックリング404と係合させると、近位係合アーム416bがバックリング404の近位方向の動きを制限する。
[0039]係合カプラ402は、更に、係合カプラ402の外表面420に複数の切断部418を備えていてもよい。係合カプラ402は、切断部を一切含んでいないこともあれば、何れかの数の切断部418を含んでいることもある。切断部418の数は、第2脈管結合装置の係合アーム(即ち、116、416)の数に対応していてもよいし、対応していなくてもよい。切断部418は、等角度に位置をずらして又は不等角度に位置をずらして配置させることができる。
[0040]係合アーム416は、更に、第2脈管結合装置と係合するための係合機構を備えていてもよい。係合機構は、斜角面424a及び関連付けられているタブ428aを有するフック422aを含んでいてもよい。図6から分かる様に、或る実施形態では、遠位係合アーム416aは第2脈管結合装置500の後部面512を越えて延びるのに十分な長さを有していてもよい。遠位係合アーム416aが第2脈管結合装置500のバックリング504の後部面512を越えて延びてゆくと、遠位係合アーム416a側のフック422aが横方向にせり出し後部面512と接触する。他の実施形態では、他の係合機構を使用することもできる。
[0041]図6から分かる様に、第1脈管結合装置400と第2脈管結合装置500は結合時に相互に係合するようになっていてもよい。或る実施形態では、第1脈管結合装置400と第2脈管結合装置500は、構造が同様又は同一で、それらの間の接続が雌雄同体式であってもよい。他の実施形態では、第1脈管結合装置400と第2脈管結合装置500は同一ではないが、それらの間の接続は雌雄同体式である。図6に描かれている実施形態では、第1脈管結合装置400と第2脈管結合装置500は、2つの複数遠位係合アーム416a、516a及び2つの複数近位係合アーム416b、516bと、各結合装置に2つの切断部(図示せず)と、を有している同一実施形態である。第1脈管結合装置400及び第2脈管結合装置500は、互いから約180°に配置されている係合アーム416a、516a、416b、516b、及び互いから約180°に配置されている切断部418、を有している。第1脈管結合装置400と第2脈管結合装置500は互いに対して約90°回転させることができる。
[0042]複数の切断部は、第1脈管結合装置400及び第2脈管結合装置500の遠位係合アーム416a、516a側のフック422、522の斜角面424、524とそれぞれ相互作用して、弾性遠位係合アーム416a、516aを係合カプラ402、502の外表面420、520の周りで半径方向外方に付勢することができる。従って、切断部と係合アーム416a、516a側のフック422、522の斜角面424、524との正しい整列を確保するため、第1脈管結合装置400及び第2脈管結合装置500は結合に先立って互いから約90°回転方向にオフセットした状態に向き付けられる。第1脈管結合装置400と第2脈管結合装置500の互いに対するその後の回転を防止するのを援助するため、係合カプラ402、502の外表面420、520を楕円形にして、遠位係合アーム416a、516aを楕円の長軸に配置させ切断部を短軸に配置させるようにしてもよい。
[0043]図7A−図7Bは、第1脈管結合装置の第2脈管結合装置に対する回転運動を制限するための少なくとも1つの機構を含む脈管結合装置600の更に別の実施形態を示している。図7Aは、係合カプラ602及びバックリング604を有する脈管結合装置600の更に別の実施形態の分解図である。係合カプラ602は、複数の遠位係合アーム616a及び近位係合アーム616bを含んでいてもよい。近位係合アーム616bは、バックリング604と係合しバックリング604の運動を制限するように構成されていてもよい。バックリング604は、1つ又はそれ以上の側方拡張部636を含んでいてもよい。側方拡張部636は、バックリング604が、複数の遠位係合アーム616a及び/又は近位係合アーム616bによって画定される内径より大きい外径を側方拡張部636に持てるようにする。例えば、遠位係合アーム616a及び/又は近位係合アーム616bは、アーム間に、バックリング604の少なくとも一部分よりは大きいがバックリング604の側方拡張部636を含んでいる別の部分よりは小さい距離を画定することができる。
[0044]図7Bは、一体に結合されている第1脈管結合装置600と第2脈管結合装置700を示している。第1脈管結合装置600の係合カプラ602及びバックリング604は、近位係合アーム616b側の複数の係合機構(即ち、フック622b)をバックリング604の後部面612と接触させた状態で一体に結合されている。幾つかの実施形態では、バックリング604及び係合カプラ602は係合されているときに互いに対して回転可能であってもよい。他の実施形態では、バックリング604と係合カプラ602の回転運動は係合されているときは制限又は防止されていてもよい。例えば、バックリング604及び係合カプラ602の回転運動は、摩擦、接着剤、機械的締結具によって、又は係合カプラ602の一部分とバックリング604の間の物理的接触によって、制限又は防止されていてもよい。近位係合アーム616bは、バックリング604の後部面612に接触することができる。係合カプラ602とバックリング604が互いに対して回転すると少なくとも1つの近位係合アーム616bが少なくとも1つの側方拡張部636に接触するか又は隣接することになる。近位係合アーム616bと側方拡張部636の接触は、係合カプラ602とバックリング604が互いに対して回る回転を制限又は防止することができる。
[0045]ここに説明されている様に、第1脈管結合装置600と第2脈管結合装置700は互いに対して或る角度(例えば或る回転角度)に向き付けられていてもよい。第1脈管結合装置600と第2脈管結合装置700の回転方向オフセットは、第1脈管結合装置600の遠位係合アーム616aと第2脈管結合装置700の遠位係合アーム716aの間で回転ギャップを有していてもよい。第1脈管結合装置600遠位係合アーム616aと第2脈管結合装置700の遠位係合アーム716aの間の回転ギャップは、5°、10°、15°、20°、25°、30°、35°、40°、45°、50°、55°、60°、65°、70°、75°、80°、85°、又はそれらの間の任意の値、のうちの何れかを含む上側の値と下側の値を有する範囲の内とすることができる。例えば、回転ギャップは30°と75°の間であってもよい。別の実施例では、回転ギャップは45°と65°の間であってもよい。
[0046]幾つかの実施形態では、第1脈管結合装置600の側方拡張部636及び/又は第2脈管結合装置700の側方拡張部736は、回転ギャップの一部分を占め、第1脈管結合装置600と第2脈管結合装置700の互いに対する回転運動を制限するように構成されていてもよい。第1脈管結合装置600の側方拡張部636及び/又は第2脈管結合装置700の側方拡張部736は、回転ギャップの、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、又はそれらの間の任意の値、のうちの何れかを含む上側の値と下側の値を有する割合を占めるように構成されていてもよい。例えば、第1脈管結合装置600の側方拡張部636及び/又は第2脈管結合装置700の側方拡張部736は、回転ギャップの50%と95%の間の割合を占めていてもよい。別の実施例では、第1脈管結合装置600の側方拡張部636及び/又は第2脈管結合装置700の側方拡張部736は、回転ギャップの60%と90%の間の割合を占めていてもよい。更に別の実施例では、第1脈管結合装置600の側方拡張部636及び/又は第2脈管結合装置700の側方拡張部736は、回転ギャップの80%と90%の間の割合を占めていてもよい。
[0047]本開示による脈管結合装置又は複数の脈管結合装置から成る脈管結合システムは、第1脈管と第2脈管の間の流体連通を可能にすることができる。第1脈管と第2脈管は互いと接触して、脈管の相互成長及び癒合を、脈管結合装置による脈管壁への更なる損傷又は脈管壁との干渉無しに促進することができる。
[0048]英語の単数を表す冠詞「a」、「an」、及び「the」の対訳である「一」、「或る」、及び「当該」は、上記説明での要素について当該要素が1つ又はそれ以上であることを意味するものとする。「備えている」、「含んでいる」、及び「有している」という用語は、包含的であるものとし、掲げられている要素以外に追加の要素が存在し得ることを意味するものとする。加えて、理解しておくべきこととして、本開示の「1つの実施形態」又は「或る実施形態」への言及は、記載されている特徴を同様に組み入れている追加の実施形態の存在を排除するものと解釈されることを意図していない。例えば、ここで実施形態に関して説明されている何れかの要素は、ここに説明されている何れかの他の実施形態の何れかの要素と組み合わせることができよう。本開示の実施形態によって網羅される技術分野の当業者には理解される様に、数、割合、比、又はここに表示されている他の値は、当該値そして更には「約」表示値又は「大凡」表示値である他の値を含むものとする。表示値は、従って、少なくとも所望の機能を遂行する又は所望の結果を実現するうえで十分に表示値に近い値を網羅するように十分に広範に解釈されるべきである。表示値は、少なくとも、適した製造プロセス又は生産プロセスで予想されるはずのばらつきを含んでおり、表示値の5%内、1%内、0.1%内、又は0.01%内にある値を含み得る。
[0049]当業者には、本開示に鑑みて、等価的構築は本開示の精神及び範囲から逸脱していないということ及びここに開示されている実施形態に対し本開示の精神及び範囲から逸脱することなく様々な変更、置換、及び改変がなされ得るということを自覚されたい。機能に関する「ミーンズ・プラス・ファンクション(means-plus-function)」条項を含む等価的構築は、同じ方式で作動する構造的等価物及び同じ機能を提供する等価的構造物の両方を含め、記載されている機能を遂行するものとしてここに説明されている諸構造に及ぶものとする。「〜のための手段」という語が関連付けられている機能と共に登場している場合を別にして、何れかの請求項についてのミーンズ・プラス・ファンクション又は他の機能的クレーム表現を発動するべきでないとするのが出願人の意思表明である。実施形態に対しての、特許請求の範囲の意味及び範囲の内に入る各々の追加、削除、及び修正は、特許請求の範囲によって包含されるものとする。
[0050]ここでの使用に際し、「大凡」、「約」、及び「実質的に」という用語は、表示数量に近い数量であって且つ所望の機能を遂行する又は所望の結果を実現する数量を表す。例えば、「大凡」、「約」、及び「実質的に」という用語は、表示数量の、5%未満内、1%未満内、0.1%未満内、又は0.01%未満内にある数量を指すとしてもよい。また、上記説明での何れかの方向又は基準枠は単に相対的な方向又は運動でしかないものと理解されたい。例えば、「上」及び「下」、又は「上方」又は「下方」への何れかの言及は、関係付けられている要素同士の相対的な位置又は運動を単に記述しているだけである。
[0051]本開示は、その精神又は特徴から逸脱することなく他の特定の形態に具現化されてもよい。説明されている実施形態は例示と考えられるべきであり限定的と考えられてはならない。従って、本開示の範囲は、上記の説明によってではなく付随の特許請求の範囲によって表明される。特許請求の範囲の等価性の意味及び範囲の内にある変更は、それらの範囲内に包含されるものとする。
〔態様1〕
身体管腔上に結合部位を提供するための結合装置であって、
前記身体管腔の周りを滑るように構成されているバックリングと、
その本体から長手方向に延びる複数の係合アームを含んでいる係合カプラであって、前記係合アームが前記バックリングの長さより大きい長さを有している、係合カプラと、
を備えている装置において、
前記係合カプラは前記バックリングの少なくとも一部分の外径より大きい内径を有していて、前記バックリングの前記部分が前記係合カプラの前記内径内を滑ることができるようにしている、装置。
〔態様2〕
前記バックリングは円形溝を当該バックリングの後部面上に含んでいる、態様1に記載の装置。
〔態様3〕
前記バックリングは脈管損傷を防止するために滑らかな内表面を有している、態様1に記載の装置。
〔態様4〕
前記係合カプラは、当該係合カプラの外表面上に配置されていて前記係合アーム間に離間されている複数の切断部を更に備えている、態様1に記載の装置。
〔態様5〕
前記複数の係合アームは前記係合カプラの周囲の周りに等角度に位置をずらして配置されている、態様1に記載の装置。
〔態様6〕
前記係合アームは互いから180°に配置されている、態様1に記載の装置。
〔態様7〕
前記係合アームはフックを更に備えている、態様1に記載の装置。
〔態様8〕
前記装置は更に生体適合性材料を備えている、態様1に記載の装置。
〔態様9〕
第1結合装置及び第2結合装置を備えている、第1脈管を第2脈管へ結合するための脈管結合システムにおいて、
前記第1結合装置及び前記第2結合装置は、
前記脈管の周りに周方向に滑り嵌まるように構成されているバックリングであって、円形溝を当該バックリングの後部面上に有しているバックリングと、
複数の係合アームを含む係合カプラであって、前記係合アームは当該係合カプラの本体から長手方向に延びていて前記バックリングの長さより大きい長さを有している、係合カプラと、
を備え、
前記係合カプラは前記バックリングの少なくとも一部分の外径より大きい内径を有していて、前記バックリングの前記部分が前記係合カプラの前記内径内を滑ることができるようにしており、
前記第1結合装置の前記係合アームは前記第2結合装置の前記バックリングを越えて延び、前記第2結合装置の前記係合アームは前記第1結合装置の前記バックリングを越えて延びている、
第1結合装置及び第2結合装置、を備えているシステム。
〔態様10〕
前記第1結合装置及び前記第2結合装置の前記係合アームは当角度に位置をずらして配置されている、態様9に記載のシステム。
〔態様11〕
前記第1結合装置及び前記第2結合装置の前記係合カプラは、当該係合カプラの前記外表面に前記係合アームに適応するように構成されている複数の切断部を更に備えている、態様10に記載のシステム。
〔態様12〕
前記第1結合装置の前記係合アームは、前記第2バックリングの前記後部面の前記円形溝と係合するように構成されているフックを更に備えている、態様11に記載のシステム。
〔態様13〕
前記第1結合装置と前記第2結合装置は同一である、態様9に記載のシステム。
〔態様14〕
第1脈管を第2脈管へ結合するための方法において、
第1バックリングを前記第1脈管の端の周りに周方向に位置付ける段階と、
前記第1脈管の前記端を前記第1バックリングの外径の上へめくり返す段階と、
第1係合カプラの内表面を前記第1脈管の前記端及び前記第1バックリングの外表面の上から滑らせ、前記第1係合カプラと前記第1バックリングの両者の間に前記第1脈管の前記端を挟んでの実質的に水密である摩擦嵌めを作り出すことによって、第1結合装置を組み立てる段階と、
前記第1結合装置を第2結合装置と係合させる段階であって、前記第1係合カプラから延びる複数の係合アームが前記第2結合装置の一部分と係合する、前記第1結合装置を第2結合装置と係合させる段階と、
を備えている方法。
〔態様15〕
前記第1結合装置を前記第2結合装置と係合させる段階は、前記第2結合装置から延びる複数の係合アームが前記第2結合装置の一部分と係合すること、を更に備えている、態様14に記載の方法。
〔態様16〕
前記第1結合装置と前記第2結合装置は同一である、態様15に記載の方法。
〔態様17〕
第1バックリングを位置付ける段階は、前記第1脈管の端の2mmから3mmを前記バックリングの前縁を越えて延ばしておく段階を更に備えている、態様14に記載の方法。
〔態様18〕
前記バックリングの前記前縁を越えて延びている前記第1脈管の前記端に長さ約1mmから約2mmの長手方向の切込を作成する段階を更に備えている、態様17に記載の方法。
〔態様19〕
前記第1結合装置を前記第2結合装置と係合させる段階は、前記第1結合装置と前記第2結合装置を90°オフセットさせる段階を更に備えている、態様14に記載の方法。
〔態様20〕
第2バックリングを前記第2脈管の端の周りに周方向に位置付ける段階と、
前記第2脈管の前記端を前記第2バックリングの外径の上へめくり返す段階と、
第2係合カプラの内表面を前記第2脈管の前記端及び前記第2バックリングの外表面の上から滑らせ、前記第2係合カプラと前記第2バックリングの両者の間に前記第2脈管の前記端を挟んでの実質的に水密である摩擦嵌めを作り出すことによって、第2結合装置を組み立てる段階と、
を更に備えている態様14に記載の方法。
〔態様21〕
遠位方向に延びる係合アーム及び近位方向に延びる係合アームを更に備えている、態様9から態様20の何れか一項に記載の第1結合装置。
〔態様22〕
前記バックリングは円形溝を当該バックリングの後部面上に含んでいる、態様9から態様21の何れか一項に記載の第1結合装置。
〔態様23〕
前記複数の係合アームは前記係合カプラの周囲の周りに等角度に位置をずらして配置されている、態様9から態様22の何れか一項に記載の第1結合装置。
〔態様24〕
前記係合カプラは、当該係合カプラの外表面上に配置されていて前記係合アーム間に離間されている複数の切断部を更に備えている、態様9から態様23の何れか一項に記載の第1結合装置。
〔態様25〕
前記係合アームは、アンダーカット溝を有するフックを更に備えている、態様9から態様24の何れか一項に記載の第1結合装置。
〔態様26〕
前記バックリングは脈管損傷を防止するために滑らかな内表面を有している、態様9から態様25の何れか一項に記載の第1結合装置。
〔態様27〕
前記係合アームは互いから約180°に配置されている、態様9から態様26の何れか一項に記載の第1結合装置。
〔態様28〕
前記第1結合装置は更に生体吸収性材料を備えている、上記態様の何れか一項に記載の第1結合装置。
100 第1脈管結合装置
102 係合カプラ
104 バックリング
106 バックリングの内表面
108 バックリングの外表面
110 係合カプラの本体の内表面
112 後部面
114 円形溝
116 係合アーム
118 切断部
120 係合カプラの外表面
122 フック
124 斜角面
126 アンダーカット溝
128 タブ
130 脈管
132 脈管のはみ出し端
134 スリット
200 第2脈管結合装置
202 係合カプラ
204 バックリング
212 後部面
214 円形溝
216 係合アーム
218 切断部
230 第2脈管
302 係合カプラ
316a 遠位係合アーム
316b 近位係合アーム
322a、322b フック
324a、324b 斜角面
328a、328b タブ
400 第1脈管結合装置
402 係合カプラ
404 バックリング
416a 遠位係合アーム
416b 近位係合アーム
418 切断部
420 係合カプラの外表面
422a、422b フック
424a、424b 斜角面
428a、428b タブ
500 第2脈管結合装置
502 係合カプラ
504 バックリング
512 後部面
516a 遠位係合アーム
516b 近位係合アーム
520 係合カプラの外表面
522 フック
524 斜角面
600 第1脈管結合装置
602 係合カプラ
604 バックリング
612 後部面
616a 遠位係合アーム
616b 近位係合アーム
622b フック
636 側方拡張部
700 第2脈管結合装置
716a 遠位係合アーム
736 側方拡張部

Claims (14)

  1. 第1結合装置及び第2結合装置を備えている、第1脈管を第2脈管へ結合するための脈管結合システムにおいて、
    前記第1結合装置及び前記第2結合装置は、
    前記身体管腔の周りを滑るように構成されているバックリングであって、後部面を有しているバックリングと、
    その本体から長手方向に延びる複数の係合アームを含んでいる係合カプラであって、前記係合アームが前記バックリングの長さより大きい長さを有している、係合カプラと、
    を備え、
    前記係合カプラは前記バックリングの少なくとも一部分の外径より大きい内径を有していて、前記バックリングの前記部分が前記係合カプラの前記内径内を滑ることができるようにしており、
    前記第1結合装置と前記第2結合装置の結合時に、前記第1結合装置の前記長手方向に延びる係合アームは前記第2結合装置の前記バックリングを越えて延びて前記第2結合装置の前記バックリングの前記後部面と係合し、前記第2結合装置の前記長手方向に延びる係合アームは前記第1結合装置の前記バックリングを越えて延びて前記第1結合装置の前記バックリングの前記後部面と係合している、
    第1結合装置及び第2結合装置、を備えているシステム
  2. 前記第1結合装置の前記バックリングは、前記第2結合装置が直接係合する前記後部面の陥凹部分を提供する円形溝を当該バックリングの後部面上に含んでいる、請求項1に記載のシステム
  3. 第1結合装置及び第2結合装置を備えている、第1脈管を第2脈管へ結合するための脈管結合システムにおいて、
    前記第1結合装置及び前記第2結合装置は、
    前記脈管の周りに周方向に滑り嵌まるように構成されているバックリングであって、円形溝を当該バックリングの後部面上に有しているバックリングと、
    複数の係合アームを含む係合カプラであって、前記係合アームは当該係合カプラの本体から長手方向に延びていて前記バックリングの長さより大きい長さを有している、係合カプラと、
    を備え、
    前記係合カプラは前記バックリングの少なくとも一部分の外径より大きい内径を有していて、前記バックリングの前記部分が前記係合カプラの前記内径内を滑ることができるようにしており、
    前記第1結合装置の前記係合アームは前記第2結合装置の前記バックリングを越えて延び、前記第2結合装置の前記係合アームは前記第1結合装置の前記バックリングを越えて延びている、
    第1結合装置及び第2結合装置、を備えているシステム。
  4. 前記第1結合装置及び前記第2結合装置の少なくとも一つの前記係合アームは当角度に位置をずらして配置されている、請求項1乃至3の何れか一項に記載のシステム。
  5. 前記第1結合装置及び前記第2結合装置の少なくとも一つの前記係合カプラは、当該係合カプラの前記外表面に前記係合アームに適応するように構成されている複数の切断部を更に備えている、請求項1乃至4の何れか一項に記載のシステム。
  6. 前記第1結合装置の前記係合アームは、前記第2バックリングの前記後部面の前記円形溝と係合するように構成されているフックを更に備えている、請求項1乃至5の何れか一項に記載のシステム。
  7. 前記第1結合装置及び前記第2結合装置の少なくとも一つは、遠位方向に延びる係合アーム及び近位方向に延びる係合アームを備えている、請求項1乃至6の何れか一項に記載のシステム
  8. 前記第1結合装置及び前記第2結合装置の前記複数の係合アームは前記係合カプラの周囲の周りに等角度に位置をずらして配置されている、請求項1乃至7の何れか一項に記載のシステム
  9. 前記第1結合装置及び前記第2結合装置の前記係合カプラは、当該係合カプラの外表面上に配置されていて前記係合アーム間に離間されている複数の切断部を更に備えている、請求項1乃至8の何れか一項に記載のシステム
  10. 前記第1結合装置及び前記第2結合装置の少なくとも一つの前記係合アームは、アンダーカット溝を有するフックを更に備えている、請求項1乃至9の何れか一項に記載のシステム
  11. 前記第1結合装置及び前記第2結合装置の少なくとも一つの前記バックリングは脈管損傷を防止するために滑らかな内表面を有している、請求項1乃至10の何れか一項に記載のシステム
  12. 前記第1結合装置及び前記第2結合装置の少なくとも一つの前記係合アームは互いから約180°に配置されている、請求項1乃至11の何れか一項に記載のシステム
  13. 前記第1結合装置及び前記第2結合装置の少なくとも一つは、更に生体吸収性材料を備えている、請求項1乃至12の何れか一項に記載のシステム
  14. 前記第1結合装置と前記第2結合装置は同一である、請求項1乃至13の何れか一項に記載のシステム。
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