JP6475005B2 - 端末装置、端末装置の制御方法、およびサーバ装置の制御方法 - Google Patents

端末装置、端末装置の制御方法、およびサーバ装置の制御方法 Download PDF

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Description

本開示は、端末装置、端末装置の制御方法、およびサーバ装置の制御方法に関する。
従来、食品の包装または容器に付されたバーコードまたはICタグからその食品に関する情報(以下、食品情報という)を取得する技術が開発されている(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。食品情報は、例えば、調理装置で実行される調理に用いられる。
特開平11−182850号公報 特開2001−317741号公報
しかしながら、スマートフォンまたはタブレットにおいてアプリを起動するには手動の操作が必要であるため、その煩わしさから食品情報の取得が行われないおそれがある。その結果、食品情報を用いた最適な調理が実行されないという問題が起こる。
本発明の目的は、食品に関する情報を取得する機能を起動する手間を省くことができるようにすることである。
本開示の一態様に係る端末装置は、食品を保管または調理する食品取扱装置と通信する端末装置であって、前記食品取扱装置の識別情報と前記端末装置で起動される機能とが対応付けられたテーブルを記憶する記憶部と、前記食品取扱装置で所定の変化が検出されたとき、前記食品取扱装置から送信される前記食品取扱装置の識別情報を受信する情報受信部と、前記情報受信部で受信された前記食品取扱装置の識別情報を前記記憶部に記憶させる情報処理部と、を有し、前記情報処理部は、前記記憶部から前記食品取扱装置の識別情報および前記テーブルを読み出し、前記テーブルに基づいて前記情報受信部で受信された前記食品取扱装置の識別情報に対応付けられた機能を特定し、前記機能を起動する。
なお、これらの包括的または具体的な側面は、システム、方法、および、コンピュータプログラムで実現されてもよく、システム、装置、方法、およびコンピュータプログラムの任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示によれば、端末装置を利用するユーザが、食品取扱装置の識別情報に対応付けられている機能を手動で起動する手間を省くことができる。
図1は、本開示の一実施の形態に係る調理支援システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本開示の一実施の形態に係るテーブルの一例を示す図である。 図3は、本開示の一実施の形態に係る調理支援システムの動作の一例を示すシーケンスチャートである。 図4は、本開示の一実施の形態に係る調理支援システムの構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本開示の一実施の形態に係るテーブルの一例を示す図である。 図6は、本開示の一実施の形態に係る調理支援システムの動作の一例を示すシーケンスチャートである。 図7は、本開示の一実施の形態に係る調理支援システムの構成の一例を示すブロック図である。 図8Aは、本開示の一実施の形態に係るテーブルの一例を示す図である。 図8Bは、本開示の一実施の形態に係るテーブルの一例を示す図である。 図9は、本開示の一実施の形態に係る調理支援システムの動作の一例を示すシーケンスチャートである。 図10は、本開示の一実施の形態に係る調理支援システムの動作の一例を示すシーケンスチャートである。 図11は、本開示の一実施の形態に係る機器およびサーバ装置の機能をソフトウェアにより実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 図12Aは、本開示の一実施の形態に係る調理支援システムの概要について説明する図である。 図12Bは、本開示の一実施の形態に係る調理支援システムおけるデータセンタ運営会社と機器メーカとの関係の一例を示す図である。 図12Cは、本開示の一実施の形態に係る調理支援システムにおけるデータセンタ運営会社と機器メーカおよび管理会社との関係の一例を示す図である。 図13は、本開示の一実施の形態に係るサービスの類型1(自社データセンタ型)の一例を示す図である。 図14は、本開示の一実施の形態に係るサービスの類型2(IaaS利用型)の一例を示す図である。 図15は、本開示の一実施の形態に係るサービスの類型3(PaaS利用型)の一例を示す図である。 図16は、本開示の一実施の形態に係るサービスの類型4(SaaS利用型)の一例を示す図である。
まず、本発明者らが本開示に係る各態様の発明をするにあたって、検討した事項を説明する。
(本発明の基礎となった知見)
特許文献1では、オーブンレンジにおいて、食品に関する情報に対応するJANコード(Japanese Article Number Code)に対応する数値を入力するための入力手段を備えなければならず、オーブンレンジの構成が複雑になるばかりか、JANコードというのは、複数桁の数値であり、煩雑な入力操作が必要となる。
特許文献2では、電子レンジにおいて、非接触ICタグ用リーダを備えなければ、ならず、電子レンジの構成が複雑になる。
近年、食品を保管または調理する食品取扱装置に通信機能を備えたものが増えつつある。
一方、スマートフォンまたはタブレットといった通信機能を有する端末装置は、カメラ、バーコードリーダまたはICタグリーダといったデバイスを備える。また、端末装置は、デバイスを用いるアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと称する)を記憶し、アプリケーションを起動することにより、端末装置を利用したバーコードの読み取り、ICタグの読み込みが可能となる。
よって、端末装置における食品情報を取得する機能を利用できれば、食品取扱装置に複雑な構成を設ける必要はなくなる。
しかしながら、特許文献1および特許文献2では、ユーザが利用する食品取扱装置と端末装置とを連携して用いることに関する検討は何らなされてはいない。
上記の技術とは別に、近年、クラウドサービスと呼ばれるサービス形態が検討されている。その一環として、食品取扱装置の変化に関する情報を、当該食品取扱装置からクラウドサービスを提供するサーバ装置に送信し、送信した情報を活用して当該ユーザが利用する端末装置に適合したサービスを提供することが検討されつつある。
しかしながら、実用化に向けては更なる検討・改善が必要である。特に、食品取扱装置の変化を活用するクラウドシステムについて、具体的に検討されたものはまだ存在しない。
本発明者らは、通信機能を備えた食品取扱装置と、食品情報を取得可能な端末装置と、を用いる調理支援システム、および通信機能を備えた食品取扱装置と、食品情報を取得可能な端末装置と、食品取扱装置および端末装置と通信可能なサーバ装置とを備えた調理支援システムを検討した。
この場合、端末装置を利用するユーザが、食品取扱装置に対応する機能を起動するには手動の操作が必要であるため、手動の操作の煩わしさから食品取扱装置と連携させた端末装置を利用しないおそれがあるという課題があることに着目した。
本開示は、ユーザの調理を支援する端末装置であって、端末装置を利用するユーザが、食品取扱装置に対応する端末装置の機能を起動する手間を省くことができる端末装置、端末装置の制御方法、保管装置、サーバ装置、サーバ装置の制御方法、コンピュータプログラムを提供する。
本開示の一態様に係る端末装置は、食品を保管または調理する食品取扱装置と通信する端末装置であって、前記食品取扱装置の識別情報と前記端末装置で起動される機能とが対応付けられたテーブルを記憶する記憶部と、前記食品取扱装置で所定の変化が検出されたとき、前記食品取扱装置から送信される前記食品取扱装置の識別情報を受信する情報受信部と、前記情報受信部で受信された前記食品取扱装置の識別情報を前記記憶部に記憶させる情報処理部と、を有し、前記情報処理部は、前記記憶部から前記食品取扱装置の識別情報および前記テーブルを読み出し、前記テーブルに基づいて前記情報受信部で受信された前記食品取扱装置の識別情報に対応付けられた機能を特定し、前記機能を起動する。
このように構成をすることにより、端末装置を利用するユーザが、食品取扱装置の識別情報に対応付けられている端末装置の機能を手動で起動する手間を省くことができる。
本開示の一態様に係る端末装置は、第1サーバ装置と通信する端末装置であって、食品取扱装置の識別情報と端末装置で起動される機能とが対応付けられたテーブルを記憶する前記第1サーバ装置から送信され、前記端末装置で起動されるべき機能を示す起動情報を受信する情報受信部と、前記情報受信部で受信された前記起動情報を記憶部に記憶させる情報処理部と、を有し、前記情報処理部は、前記記憶部から前記起動情報を読み出し、前記起動情報に基づいて前記機能を起動し、前記起動情報は、食品を保管または調理する食品取扱装置で所定の変化が検出されたとき、前記食品取扱装置の識別情報が前記食品取扱装置から前記第1サーバ装置へ送信され、前記食品取扱装置から前記第1サーバ装置へ送信される前記食品取扱装置の識別情報に対応する前記テーブルの識別情報と対応付けられている機能が前記第1サーバ装置で特定され、前記機能の起動を指示する情報として前記第1サーバ装置において生成されたものである。
このように構成をすることにより、端末装置を利用するユーザが、食品取扱装置の識別情報に対応付けられている端末装置の機能を手動で起動する手間を省くことができる。
本開示の一態様に係る端末装置は、前記端末装置で起動される機能は、食品に関する情報である食品情報を取得する機能である。
このように構成をすることにより、端末装置を利用するユーザが食品に関する情報である食品情報を取得する端末装置の機能を手動で起動する手間を省くことができる。これにより、食品メーカまたは調理メーカが期待する、食品情報を用いた最適な調理をユーザが行うことができる。
本開示の一態様に係る端末装置は、前記機能で取得された前記食品情報を前記第1サーバ装置へ送信する情報送信部をさらに有し、前記食品情報は、前記第1サーバ装置において、前記食品取扱装置の動作を制御する制御情報の特定に用いられ、前記制御情報は、前記第1サーバ装置から前記端末装置を介して前記食品取扱装置へ送信される、または、前記第1サーバ装置から直接前記食品取扱装置へ送信される。
このように構成をすることにより、食品情報により特定される制御情報を食品取扱装置へ送信できる。これにより、食品メーカまたは調理メーカが期待する、食品情報を用いた最適な調理をユーザが行うことができる。
本開示の一態様に係る端末装置は、前記機能で取得された前記食品情報を第2サーバ装置へ送信する情報送信部をさらに有し、前記食品情報は、前記第2サーバ装置において、前記食品取扱装置の動作を制御する制御情報の特定に用いられ、前記制御情報は、前記第2サーバ装置から前記端末装置を介して前記食品取扱装置へ送信される、または、前記第2サーバ装置から直接前記食品取扱装置へ送信される。
このように構成をすることにより、食品情報により特定される制御情報を食品取扱装置へ送信できる。これにより、食品メーカまたは調理メーカが期待する、食品情報を用いた最適な調理をユーザが行うことができる。
本開示の一態様に係る端末装置は、食品を保管する保管装置であって、前記保管装置で生じた変化を検出する検出部と、前記変化が検出された際に記憶部から前記保管装置の識別情報を読み出す情報処理部と、前記保管装置の識別情報を所定の端末装置または所定のサーバ装置へ送信する情報送信部と、を有し、前記保管装置の識別情報は、前記端末装置または前記サーバ装置において、前記端末装置で起動される機能の特定に用いられる。
このように構成をすることにより、送信された保管装置の識別情報を受信する、所定の端末装置または所定のサーバ装置は、前記端末装置で起動される機能の特定を行うことができる。
本開示の一態様に係るサーバ装置は、食品を保管または調理する食品取扱装置および端末装置と通信するサーバ装置であって、前記食品取扱装置の識別情報と前記端末装置で起動される機能とが対応付けられたテーブルを記憶する記憶部と、前記食品取扱装置で所定の変化が検出された際に前記食品取扱装置から送信される前記食品取扱装置の識別情報を受信する情報送受信部と、前記情報送受信部で受信された前記食品取扱装置の識別情報を前記記憶部に記憶させる情報処理部と、を有し、前記情報処理部は、前記記憶部から前記食品取扱装置の識別情報および前記テーブルを読み出し、前記テーブルに基づいて前記情報送受信部で受信された前記食品取扱装置の識別情報に対応付けられている機能を特定し、前記機能の起動するための起動情報を生成し、前記起動情報を前記端末装置へ前記情報送受信部を介して送信する。
このように構成をすることにより、送信された起動情報を受信する端末装置は、起動情報に基づいて、機能の起動を行うことができる。端末装置を利用するユーザが、食品取扱装置の識別情報に対応付けられている機能を手動で起動する手間を省くことができる。
本開示の一態様に係る制御方法は、食品を保管または調理する食品取扱装置と通信する端末装置の制御方法であって、前記端末装置のコンピュータに対して、前記食品取扱装置の識別情報と前記端末装置で起動される機能とが対応付けられたテーブルを前記端末装置が備える記憶部に記憶させ、前記食品取扱装置で所定の変化が検出された際に前記食品取扱装置から送信される前記食品取扱装置の識別情報を受信させ、受信した前記食品取扱装置の識別情報を前記記憶部に記憶させ、前記記憶部から前記食品取扱装置の識別情報および前記テーブルを読み出させ、前記テーブルに基づいて情報受信部で受信された前記食品取扱装置の識別情報に対応付けられている機能を特定させ、前記機能を起動させる。
このように構成をすることにより、端末装置を利用するユーザが、食品取扱装置の識別情報に対応付けられている端末装置の機能を手動で起動する手間を省くことができる。
本開示の一態様に係る制御方法は、第1サーバ装置と通信する端末装置で行われる制御方法であって、前記端末装置のコンピュータに対して、食品取扱装置の識別情報と端末装置で起動される機能とが対応付けられたテーブルを記憶する前記第1サーバ装置から送信され、前記端末装置の機能の起動を指示する起動情報を受信させ、受信した前記起動情報を前記端末装置が備える記憶部に記憶させ、前記記憶された起動情報を読み出し、前記起動情報に基づいて前記機能を起動させ、前記起動情報は、食品を保管または調理する食品取扱装置で所定の変化が検出されたとき、前記食品取扱装置の識別情報が前記食品取扱装置から前記第1サーバ装置に送信され、前記食品取扱装置から前記第1サーバ装置へ送信される前記食品取扱装置の識別情報に対応する前記テーブルの識別情報と対応付けられている機能が前記第1サーバ装置で特定され、前記機能の起動を指示する情報として生成されたものである。
このように構成をすることにより、端末装置を利用するユーザが、食品取扱装置の識別情報に対応付けられている端末装置の機能を手動で起動する手間を省くことができる。
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、食品を保管または調理する食品取扱装置と通信するコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記食品取扱装置の識別情報と端末装置で起動される機能とが対応付けられたテーブルを所定の記憶部に記憶させ、前記食品取扱装置で所定の変化が検出されたとき、前記食品取扱装置から送信される前記食品取扱装置の識別情報を受信させ、受信した前記食品取扱装置の識別情報を前記記憶部に記憶させ、前記記憶部から前記食品取扱装置の識別情報および前記テーブルを読み出させ、前記テーブルに基づいて前記情報受信部で受信された前記食品取扱装置の識別情報に対応付けられている機能を特定させ、前記機能を起動させる。
このように構成をすることにより、端末装置を利用するユーザが、食品取扱装置の識別情報に対応付けられている端末装置の機能を手動で起動する手間を省くことができる。
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、第1サーバ装置と通信するコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、食品取扱装置の識別情報と端末装置で起動される機能とが対応付けられたテーブルを記憶する前記第1サーバ装置から送信され、前記コンピュータの機能の起動を指示する起動情報を受信させる処理と、受信した前記起動情報を前記コンピュータが備える記憶部に記憶させる処理と、前記記憶部から前記起動情報を読み出し、前記起動情報に基づいて前記機能を起動させる処理と、を含み、前記起動情報は、食品を保管または調理する食品取扱装置で所定の変化が検出されたとき、前記食品取扱装置の識別情報が前記食品取扱装置から前記第1サーバ装置へ送信され、前記食品取扱装置から前記第1サーバ装置へ送信される前記食品取扱装置の識別情報に対応する前記テーブルの識別情報と対応付けられている機能が特定され、前記機能の起動を指示する情報として生成されたものである。
このように構成をすることにより、コンピュータを利用するユーザが、食品取扱装置の識別情報に対応付けられている端末装置の機能を手動で起動する手間を省くことができる。
また、本発明者らは、更に通信機能を備えた食品取扱装置と、食品情報を取得可能な端末装置と、食品取扱装置および端末装置と、食品情報を受信し、食品情報に基づいて食品取扱装置を制御する制御情報を送信するサーバ装置とを備えた調理支援システムを検討した。
この場合、端末装置を利用するユーザが、食品取扱装置へ食品取扱装置を制御する制御情報を送信する場合、手動の操作が必要であるため、手動の操作の煩わしさから制御情報を送信が行われないおそれがあるという課題があることに着目した。
本開示は、ユーザの調理を支援する端末装置であって、端末装置を利用するユーザが食品取扱装置を制御する制御情報の送信に係る手動の操作による手間を省いた端末装置、端末装置の制御方法、保管装置、サーバ装置、サーバ装置の制御方法、コンピュータプログラムを提供する。
本開示の一態様に係る端末装置は、第1サーバ装置と通信し、食品を保管または調理する一または複数の食品取扱装置を制御する端末装置であって、食品に関する食品情報を前記第1サーバ装置へ送信する情報送信部と、(1)前記第1サーバ装置から送信され、前記第1サーバ装置において前記食品情報に基づき特定された一または複数の食品取扱装置の動作を制御するための一または複数の制御情報を受信し、(2)前記一または複数の食品取扱装置に所定の変化が検出されたとき、前記一または複数の食品取扱装置から送信された当該食品取扱装置の識別情報を受信する、情報受信部と、(1)前記情報送信部が前記食品情報を送信した後、最初に前記情報受信部が受信した前記識別情報に対応する第1の食品取扱装置を特定し、(2)前記一または複数の制御情報のうち前記第1の食品取扱装置に対応する第1の制御情報を特定する、情報処理部とを備え、前記情報送信部はさらに、前記情報処理部が特定した第1の食品取扱装置に対して、前記第1の制御情報を送信する。
このように構成することにより、端末装置を利用するユーザが第1の食品取扱装置を制御する第1の制御情報の送信に係る手動の操作による手間を省くことができる。
本開示の一態様に係る制御方法は、第1サーバ装置と通信し、食品を保管または調理する一または複数の食品取扱装置を制御する端末装置の制御方法であって、前記端末装置のコンピュータに対して、食品に関する食品情報を前記第1サーバ装置へ送信させ、前記第1サーバ装置から、前記第1サーバ装置において前記食品情報に基づき特定された一または複数の食品取扱装置の動作を制御するための一または複数の制御情報を受信させ、前記食品情報を前記第1サーバ装置に送信した後、前記一または複数の食品取扱装置のうち、最初に所定の変化が検出された第1の食品取扱装置から、前記第1の食品取扱装置の識別情報を受信させ、前記一または複数の制御情報のうち前記第1の食品取扱装置に対応する第1の制御情報を特定させ、前記第1の食品取扱装置に対して、前記第1の制御情報を送信させる。
このように構成することにより、端末装置を利用するユーザが第1の食品取扱装置を制御する第1の制御情報の送信に係る手動の操作による手間を省くことができる。
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、第1サーバ装置と通信し、食品を保管または調理する一または複数の食品取扱装置を制御するコンピュータを実行させるコンピュータプログラムであって、食品に関する食品情報を前記第1サーバ装置へ送信させ、前記第1サーバ装置から、前記第1サーバ装置において前記食品情報に基づき特定された一または複数の食品取扱装置の動作を制御するための一または複数の制御情報を受信させ、前記食品情報を前記第1サーバ装置に送信した後、前記一または複数の食品取扱装置のうち、最初に所定の変化が検出された第1の食品取扱装置から、前記第1の食品取扱装置の識別情報を受信させ、前記一または複数の制御情報のうち前記第1の食品取扱装置に対応する第1の制御情報を特定させ、前記第1の食品取扱装置に対して、前記第1の制御情報を送信させる。
このように構成することにより、端末装置を利用するユーザが第1の食品取扱装置を制御する第1の制御情報の送信に係る手動の操作による手間を省くことができる。
本開示の一態様に係るサーバ装置は、食品を保管または調理する一または複数の食品取扱装置および端末装置と通信するサーバ装置であって、(1)前記端末装置にて取得した食品に関する食品情報を受信し、(2)前記食品情報を受信した後、前記一または複数の食品取扱装置のうち、最初に所定の変化が検出された第1の食品取扱装置から、前記第1の食品取扱装置の識別情報を受信する情報受信部と、前記サーバ装置が記録している一または複数の食品取扱装置の動作を制御するための一または複数の制御情報のうち、前記食品情報および前記第1の食品取扱装置に対応する、第1の制御情報を特定する情報処理部とを備え、前記第1の食品取扱装置へ、前記第1の制御情報を送信する。
このように構成することにより、端末装置を利用するユーザが第1の食品取扱装置を制御する第1の制御情報の送信に係る手動の操作による手間を省くことができる。
本開示の一態様に係る制御方法は、食品を保管または調理する一または複数の食品取扱装置および端末装置と通信するサーバ装置の制御方法であって、前記サーバ装置のコンピュータに対し、前記端末装置にて取得した食品に関する食品情報を受信させ、前記食品情報を受信した後、前記一または複数の食品取扱装置のうち、最初に所定の変化が検出された第1の食品取扱装置から、前記第1の食品取扱装置の識別情報を受信させ、前記サーバ装置が記録している一または複数の食品取扱装置の動作を制御するための一または複数の制御情報のうち、前記食品情報および前記第1の食品取扱装置に対応する、第1の制御情報を特定させ、前記第1の食品取扱装置へ、前記第1の制御情報を送信させる。
このように構成することにより、端末装置を利用するユーザが第1の食品取扱装置を制御する第1の制御情報の送信に係る手動の操作による手間を省くことができる。
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、食品を保管または調理する一または複数の食品取扱装置および端末装置と通信するコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記端末装置にて取得した食品に関する食品情報を受信させ、前記食品情報を受信した後、前記一または複数の食品取扱装置のうち、最初に所定の変化が検出された第1の食品取扱装置から、前記第1の食品取扱装置の識別情報を受信させ、前記サーバ装置が記録している一または複数の食品取扱装置の動作を制御するための一または複数の制御情報のうち、前記食品情報および前記第1の食品取扱装置に対応する、第1の制御情報を特定させ、前記第1の食品取扱装置へ、前記第1の制御情報を送信させる。
このように構成することにより、端末装置を利用するユーザが第1の食品取扱装置を制御する第1の制御情報の送信に係る手動の操作による手間を省くことができる。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また全ての実施の形態において、各々の内容を組み合わせることもできる。
<実施の形態1>
本開示の実施の形態に係る調理支援システムの構成の一例について説明する。図1は、本実施の形態の調理支援システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態の調理支援システムは、端末装置100、食品を保管する保管装置200を有する。
図1において、端末装置100と保管装置200は、ネットワーク300を介して接続される。ネットワーク300は、無線ネットワークでもよいし、有線ネットワークでもよいし、有線ネットワークと無線ネットワークとが混在したネットワークでもよい。例えば、端末装置100と保管装置200とは、例えば、LAN(Local Area Network)またはBluetooth(登録商標)などにより接続される。
端末装置100は、例えば、スマートフォンまたはタブレットなどの情報処理装置である。なお、図1には、端末装置100が1台しか示されていないが、2台以上であってもよい。
端末装置100は、入力部101、通知部102、記憶部103、情報送受信部104、情報処理部105を備える。
入力部101は、ボタン、タッチパネルなどの入力デバイスである。
通知部102は、ディスプレイなどの表示デバイス、および、スピーカなどの出力デバイスである。
記憶部103は、メモリ、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。記憶部103は、端末装置100固有の識別情報として、端末装置IDを記憶する。また、記憶部103は、第1のテーブルを記憶する。
ここで、第1のテーブルの一例について、図2を用いて説明する。図2は、記憶部103に記憶される第1のテーブルの一例である。
図2に示すように、第1のテーブルは、保管装置ID、起動対象機能の各情報を含む。各情報は、例えば端末装置100を利用するユーザにより予め登録される。
保管装置IDは、保管装置200固有の識別情報である。図2では、例えば、「A001」、「A002」が登録されている。後述するが、第1のテーブルにおける保管装置IDは、保管装置200の記憶部203に記憶されている保管装置IDを示す。
起動対象機能は、保管装置IDに対応付けられて登録された情報であり、端末装置100において起動される機能を示す情報である。ここでいう機能とは、例えば、食品に関する情報(食品または商品を識別可能な情報。以下、食品情報という)を取得する機能である。食品に関する情報を取得する機能は、端末装置100が備えるデバイスを用いたアプリケーションを実行することで実現される。アプリケーションは、例えば記憶部103に記憶されている。図2では、例えば、「バーコードリーダ」、「カメラ」が登録されている。また、記憶部103は、バーコードリーダを用いてバーコードを読み取るアプリケーション(以後、バーコードリーダアプリと称す)、カメラを用いてバーコードを読み取るアプリケーション(以後、カメラアプリと称す)を記憶している。また、これら以外に、例えば、記憶部103においてマイクを用いて音声認識を行うアプリケーション(以後、マイクアプリと称す)、ICタグリーダを用いてICタグを読み取るアプリケーション(以後、ICタグリーダアプリと称す)などが記憶されている場合、第1のテーブルにおける起動対象機能として「マイク」、「ICタグリーダ」が登録されていてもよい。
以上、記憶部103の第1のテーブルの一例について説明した。
また、記憶部103は、保管装置200から送信され、情報送受信部104で受信された保管装置IDを記憶する。
情報送受信部104は、他の装置に情報を送信し、また、他の装置により送信された情報を受信する通信インターフェース部である。例えば、情報送受信部104は、保管装置200から保管装置IDを受信する。
情報処理部105は、種々の情報処理を実行するプロセッサなどの制御デバイスである。例えば、情報処理部105は、記憶部103から保管装置ID(情報送受信部104にて受信されたもの)と第1のテーブルを読み出す。そして、情報処理部105は、第1のテーブルを参照し、読み出した保管装置IDに対応付けられている起動対象機能を特定する。そして、情報処理部105は、特定した起動対象機能に示された機能を起動する。
保管装置200(食品取扱装置の一例)は、例えば、保管庫、冷蔵庫、冷凍庫などの、食品を保管する装置である。ここでいう食品とは、例えば、加工食品(例えば、冷凍食品、チルド食品、常温食品)であってもよいし、食材そのもの(例えば、肉、魚貝、野菜、果物)であってもよいし、飲料または調味料であってもよい。また、食品は、包装されていてもよいし、包装されていなくてもよい。
この保管装置200は、情報送受信部201、情報処理部202、記憶部203、検出部204を備える。
情報送受信部201は、他の装置に情報を送信し、また、他の装置により送信された情報を受信する通信インターフェース部である。例えば、情報送受信部201は、記憶部203に記憶されている保管装置IDを端末装置100へ送信する。この保管装置IDは、上述したとおり、保管装置200固有の情報である。
情報処理部202は、種々の情報処理を実行するプロセッサなどの制御デバイスである。例えば、情報処理部202は、後述する検出部204から所定の検出信号が入力されると、記憶部203から保管装置IDを読み出す。そして、情報処理部202は、読み出した保管装置IDを端末装置100へ送信するよう情報送受信部201に指示する。
記憶部203は、1または複数のメモリ、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。記憶部203は、保管装置200固有の情報として、保管装置IDを記憶する。この保管装置IDには、保管装置IDの送信先となる端末装置IDが対応付けられている。これにより、情報処理部202は、保管装置IDを読み出したとき、保管装置IDの送信先となる端末装置を認識できる。ここでは例として、保管装置200の保管装置IDには、端末装置100の端末装置IDが対応付けられているとする。
検出部204は、保管装置200における所定の変化を検出する検出デバイスである。
例えば、検出部204が保管装置200の扉の開閉(変化の一例)を検出するセンサである場合について説明する。この場合、検出部204は、扉の開閉を検出すると、保管装置200から食品が取り出されたとして、検出信号を情報処理部202へ出力する。
また、例えば、検出部204が保管装置200内の照度の増加(変化の一例)を検出するセンサである場合について説明する。この場合、検出部204は、保管装置200内の照度の増加を検出すると、保管装置200から食品が取り出されたとして、検出信号を情報処理部202へ出力する。
また、例えば、検出部204が保管装置200内の重量の減少(変化の一例)を検出するセンサである場合について説明する。この場合、検出部204は、保管装置200内の重量の減少を検出すると、保管装置200から食品が取り出されたとして、検出信号を情報処理部202へ出力する。
また、例えば、検出部204がユーザによって押下される(変化の一例)ボタンである場合について説明する。この場合、検出部204は、ユーザによって押下されると、保管装置200から食品が取り出されたとして、検出信号を情報処理部202へ出力する。ここでいうボタンは、保管装置200の所定箇所に設けられたデバイスであり、ユーザが保管装置200から食品が取り出した際に押下するものである。なお、本実施の形態では、ボタンを押下する操作としたが、その他の操作であってもよい。
本実施の形態の調理支援システムの調理支援処理の処理手順の一例について説明する。図3は、本実施の形態の調理支援システムの調理支援処理の処理手順の一例を示すシーケンスチャートである。
ステップS1において、保管装置200の情報処理部202は、検出部204により変化が検出されたか否か(すなわち、検出部204から検出信号を入力したか否か)を判定する。
ステップS1の判定の結果、変化が検出されていない場合(ステップS1:NO)、フローはステップS1へ戻る。一方、変化が検出された場合(ステップS1:YES)、フローはステップS2へ進む。
ステップS2において、情報処理部202は、記憶部203から保管装置IDを読み出し、読み出した保管装置IDを、端末装置100へ送信するよう情報送受信部201に指示する。
ステップS3において、端末装置100の情報送受信部104は、保管装置200から送信された保管装置IDを受信する。情報処理部105は、受信した保管装置IDを、記憶部103に記憶させる。
ステップS4において、情報処理部105は、記憶部103から保管装置IDと第1のテーブルを読み出す。そして、情報処理部105は、第1のテーブルを参照し、読み出した保管装置IDに対応付けられている起動対象機能を特定する。
ステップS5において、情報処理部105は、特定した起動対象機能に示された機能を起動する。例えば、情報処理部105は、起動対象機能に示された機能としてバーコードリーダが特定された場合、記憶部103からバーコードリーダアプリを読み出し、読み出したバーコードリーダアプリの起動を行う。これにより、端末装置100においてバーコードリーダアプリが使用可能となり、ユーザは、そのアプリを用いて、保管装置200から取り出した食品(または、その包装等)に付されたバーコードを読み取ることができる。
以上、本実施の形態に係る調理支援システムによれば、保管装置200における変化の検出をトリガとして、端末装置100において所定機能(例えば、上記食品情報取得機能)を起動することを特徴とする。これにより、ユーザは、端末装置100において、手動による操作を行わずに所定機能を起動できるので、所定機能を起動する手間を省くことができる。その結果、食品メーカまたは調理装置のメーカが期待する、食品情報を用いた最適な調理の実行に繋がる。
なお、本実施の形態では、端末装置100が図2に示す第1のテーブルを保持し、それに基づいて起動対象機能を特定する例としたが、これに限定されない。端末装置100が第1のテーブルを持たずに、起動対象機能を特定することも可能である。例えば、保管装置200が、端末装置100の起動対象機能を記憶しておき(例えば、端末装置IDごとに起動対象機能が定められたテーブル)、状態変化を検出すると、端末装置100の起動対象機能に示された機能の起動を指示する旨の起動情報を生成し、端末装置100へ送信する。そして、端末装置100は、保管装置200から上記起動情報を受信すると、その起動情報で指定された起動対象機能に示された機能を起動する。以上説明した動作は、以下の実施の形態2〜4において適用してもよい。
<実施の形態2>
次に、本開示の実施の形態2を説明する。上記実施の形態1では、保管装置200と端末装置100とが直接通信を行う例について説明したが、本実施の形態では、保管装置200と端末装置100とがサーバ装置400を介して通信を行う例とする。
本開示の実施の形態に係る調理支援システムの構成の一例について説明する。図4は、本開示の実施の形態に係る調理支援システムの構成の一例を示すブロック図である。なお、以下では主に、上記実施の形態1と異なる点について説明する。
図4に示すように、本実施の形態の調理支援システムは、端末装置100、保管装置200、サーバ装置400を有する。
図4において、端末装置100、保管装置200、およびサーバ装置400は、ネットワーク300を介して接続される。ネットワーク300は、無線ネットワークでもよいし、有線ネットワークでもよいし、有線ネットワークと無線ネットワークとが混在したネットワークでもよい。例えば、端末装置100とサーバ装置400とは、例えばインターネットで接続される。また、保管装置200とサーバ装置400とは、例えばインターネットで接続される。
端末装置100において、上記実施の形態1と異なる点は、サーバ装置400から起動情報(詳細は後述)を受信すると、受信した起動情報で指定された起動対象機能を起動する点である。すなわち、本実施の形態では、情報送受信部104がサーバ装置400から送信された起動情報を受信すると、情報処理部105は、受信した起動情報を記憶部103に記憶させる。そして、情報処理部105は、起動情報が示す起動対象機能を記憶部103から読み出し、起動対象機能に示された機能の起動を行う。例えば、起動情報で指定された起動対象機能がバーコードリーダである場合、情報処理部105は、記憶部103からバーコードリーダアプリを読み出し、読み出したバーコードリーダアプリを起動する。
保管装置200において、上記実施の形態1と異なる点は、保管装置IDの送信先がサーバ装置400である点である。すなわち、本実施の形態では、記憶部203に記憶される保管装置IDには、保管装置IDの送信先となるサーバ装置固有の識別情報であるサーバ装置IDが対応付けられている。ここでは例として、保管装置200の保管装置IDには、サーバ装置400のサーバ装置IDが対応付けられているとする。そして、情報処理部202は、検出部204から検出信号を入力すると、記憶部103から保管装置IDを読み出し、読み出した保管装置IDを、情報送受信部201からサーバ装置400へ送信する。
サーバ装置400は、保管装置200から保管装置IDを受信し、それに基づいて端末装置および起動対象機能を特定し、特定した起動対象機能に示された機能の起動を指示する起動情報を端末装置へ送信するなどの処理を行う装置である。
本実施の形態のサーバ装置400は、情報送受信部401、情報処理部402、記憶部403を備える。
情報送受信部401は、他の装置に情報を送信し、また、他の装置により送信された情報を受信する通信インターフェース部である。例えば、情報送受信部401は、保管装置200から送信された保管装置IDを受信する。また、例えば、情報送受信部401は、情報処理部402で生成された起動情報を端末装置100へ送信する。
情報処理部402は、種々の情報処理を実行するプロセッサなどの制御デバイスである。例えば、情報処理部402は、情報送受信部401が保管装置IDを受信すると、受信した保管装置IDを記憶部403に記憶させる。そして、情報処理部402は、記憶部403から保管装置ID(情報送受信部401にて受信されたもの)と第2のテーブル(詳細は後述)を読み出す。そして、情報処理部402は、第2のテーブルを参照し、読み出した保管装置IDに対応付けられている端末装置IDおよび起動対象機能を特定する。そして、情報処理部402は、特定した起動対象機能の起動を指示する起動情報を生成する。そして、情報処理部402は、生成した起動情報を、情報送受信部401を介して端末装置(特定した端末装置IDが示す端末装置。ここでは例として端末装置100)へ送信する。
記憶部403は、メモリ、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。記憶部403は、第2のテーブルを記憶する。
ここで、第2のテーブルの一例について、図5を用いて説明する。図5は、記憶部403に記憶される第2のテーブルの一例である。
図5に示すように、第2のテーブルは、保管装置ID、端末装置ID、起動対象機能の各情報を含む。各情報は、例えば各端末装置を利用するユーザにより予め登録される。
保管装置IDは、保管装置200固有の情報である。図5では、例えば、「A001」、「A002」が登録されている。
端末装置IDは、保管装置IDに対応付けられて登録された情報であり、端末装置100固有の情報である。図5では、例えば、「B011」、「B012」が登録されている。
起動対象機能は、保管装置IDおよび端末装置IDに対応付けられて登録された情報であり、端末装置IDに対応する端末装置において起動される機能を示す情報である。図5では、例えば、「バーコードリーダ」、「カメラ」が登録されている。
以上、記憶部403の第2のテーブルの一例について説明した。
また、保管装置IDは、保管装置からサーバ装置400に送信される。情報送受信部401は保管装置IDを受信する。記憶部403は受信した保管装置IDを記憶する。
本実施の形態の調理支援システムの調理支援処理の処理手順の一例について説明する。図6は、本実施の形態の調理支援システムの調理支援処理の処理手順の一例を示すシーケンスチャートである。
ステップS11は、図3のステップS1と同じであるので、ここでの説明を省略する。
ステップS12において、情報処理部202は、記憶部203から保管装置IDを読み出し、読み出した保管装置IDを、情報送受信部201を介してサーバ装置400へ送信する。
ステップS13において、サーバ装置400の情報送受信部401は、保管装置200から送信された保管装置IDを受信する。情報処理部402は、その保管装置IDを、記憶部403に記憶させる。
ステップS14において、情報処理部402は、記憶部403から保管装置IDと第2のテーブルを読み出す。そして、情報処理部402は、第2のテーブルを参照し、読み出した保管装置IDに対応付けられている端末装置IDおよび起動対象機能を特定する。
ステップS15において、情報処理部402は、特定した起動対象機能の起動を指示する起動情報を生成する。例えば、特定した起動対象機能がバーコードリーダである場合、バーコードリーダの起動を指示する旨の起動情報を生成する。また、このとき、情報処理部402は、特定した端末装置IDが示す端末装置を、起動情報の送信先として認識する。ここでは例として、特定した端末装置IDは端末装置100を示すものとする。
ステップS16において、情報処理部402は、生成した起動情報を、情報送受信部401を介して端末装置100へ送信する。
ステップS17において、端末装置100の情報送受信部104は、サーバ装置400から送信された起動情報を受信する。情報処理部105は、受信した起動情報を、記憶部103に記憶させる。
ステップS18において、情報処理部105は、起動情報が示す起動対象機能を記憶部103から読み出し、読み出した起動対象機能に示された機能の起動を行う。例えば、起動情報で指定された起動対象機能がバーコードリーダである場合、情報処理部105は、記憶部103からバーコードリーダアプリを読み出し、読み出したバーコードリーダアプリの起動を行う。これにより、端末装置100においてバーコードリーダアプリが使用可能となり、ユーザは、バーコードリーダアプリを用いて、保管装置200から取り出した食品(または、食品その包装等)に付されたバーコードを読み取ることができる。
以上、本実施の形態に係る調理支援システムによれば、実施の形態1と同じ作用効果を得ることができる。また、本実施の形態に係る調理支援システムによれば、端末装置100がテーブルを保持し、起動対象機能の特定を行う必要が無いため、実施の形態1に比べ、端末装置100において記憶領域を節約でき、かつ、処理の負荷を軽減できる。
<実施の形態3>
次に、本開示の実施の形態3を説明する。本実施の形態は、上記実施の形態1、2で説明した処理により端末装置100の所定機能が起動した後、起動した機能を用いて食品情報の取得が行われる例である。
本開示の実施の形態に係る調理支援システムの構成の一例について説明する。図7は、本開示の実施の形態に係る調理支援システムの構成の一例を示すブロック図である。なお、以下では主に、上記実施の形態2と異なる点について説明する。
図7に示すように、本実施の形態の調理支援システムは、端末装置100、サーバ装置400、調理装置500を有する。
図7において、端末装置100、サーバ装置400、および調理装置500は、ネットワーク300を介して接続される。ネットワーク300は、無線ネットワークでもよいし、有線ネットワークでもよいし、有線ネットワークと無線ネットワークとが混在したネットワークでもよい。なお、図7に示すネットワーク300には、複数のネットワークが含まれるとする。すなわち、例えば、端末装置100とサーバ装置400とは、例えばインターネットで接続される。また、端末装置100と調理装置500とは、例えば、LAN(Local Area Network)またはBluetooth(登録商標)などで接続される。
まず、端末装置100について説明する。
ユーザは、端末装置100にて起動された機能を用いて、保管装置200から取り出した食品から、その食品を識別可能な食品情報を取得する。ここでいう機能とは、実施の形態1または2で起動された機能であり、例えば、バーコードリーダアプリ、カメラアプリ、マイクアプリ、ICタグリーダアプリなどである。また、食品情報は、例えば、食品に付されたバーコードまたはICタグから読み取り可能な情報、食品を撮影した画像、ユーザによる食品名または商品名の発言などである。
端末装置100において、食品情報が取得されると、情報処理部105は、記憶部103から端末装置IDを読み出す。この端末装置IDには、端末装置IDの送信先となるサーバ装置IDが対応付けられている。これにより、情報処理部105は、端末装置IDを読み出した際に、読み出した端末装置IDの送信先となるサーバ装置を認識できる。ここでは例として、端末装置100の端末装置IDには、サーバ装置400のサーバ装置IDが対応付けられているとする。そして、情報処理部105は、端末装置IDを食品情報に付与し、端末装置IDが付与された食品情報を、情報送受信部104を介して予め定められたサーバ装置400へ送信する。
その後、情報送受信部104がサーバ装置400から制御情報を受信すると、情報処理部105は、受信した制御情報を記憶部103に記憶させる。制御情報とは、調理装置500が所定の調理方法を実行するように制御するための情報である。この制御情報には、調理装置IDが付与されて送信されてくる。調理装置IDは、調理装置固有の識別情報である。この調理装置IDを含んだ制御情報の受信後、情報処理部105は、調理装置500から送信されてくる調理装置IDの受信を待機する。
その後、情報送受信部104が調理装置500から調理装置IDを受信すると、情報処理部105は、受信した調理装置IDを記憶部103に記憶させる。そして、情報処理部105は、記憶部103から調理装置IDおよび制御情報を読み出し、調理装置500から受信した調理装置IDと同じ調理装置IDが付与された制御情報を特定する。そして、情報処理部105は、特定した制御情報を、調理装置ID(特定した制御情報に付与されていた調理装置ID)が示す調理装置500へ情報送受信部104を介して送信する。
次に、サーバ装置400について説明する。
サーバ装置400において、情報送受信部401が端末装置100から、端末装置100の端末装置IDが付与された食品情報を受信すると、情報処理部402は、受信した端末装置IDおよび食品情報を記憶部403に記憶させる。そして、情報処理部402は、記憶された端末装置IDおよび食品情報と、記憶部403に記憶されている第3のテーブルおよび第4のテーブルとに基づいて、制御情報を特定する(詳細は後述)。
ここで、図8を用いて、記憶部403に記憶されている第3のテーブルおよび第4のテーブルについてそれぞれ説明する。図8Aは、第3のテーブルの一例を示す図であり、図8Bは第4のテーブルの一例を示す図である。
第3のテーブルは、図8Aに示すように、端末装置ID、調理装置ID、機種情報の各情報を含む。各情報は、例えば端末装置を利用するユーザにより予め登録される。
端末装置IDは、端末装置固有の情報である。図8Aでは、例えば、「B011」、「B012」が登録されている。
調理装置IDは、端末装置IDに対応付けられて登録された情報であり、調理装置固有の情報である。図8Aでは、例えば、「C021」、「C022」、「C023」、「C024」が登録されている。なお、図8Aの例では、端末装置ID「B011」と調理装置ID「C021」とが1対1で対応付けられている一方で、端末装置ID「B012」に対しては3つの調理装置ID「C022」、「C023」、「C024」が対応付けられている。
機種情報は、端末装置IDに対応付けられて登録された情報であり、調理装置の機種を示す情報である。図8Aでは、例えば、「電子レンジa」、「電子レンジb」、「炊飯器c」、「オーブンd」が登録されている。なお、図8Aの例では、調理装置IDと機種情報とが1対1で対応付けられている。
第4のテーブルは、図8Bに示すように、食品情報、機種情報、制御情報の各情報を含む。各情報は、例えば食品メーカまたは調理装置メーカにより予め登録される。
食品情報は、食品または商品を識別可能な情報である。図8Bでは、例えば、「冷凍食品a」、「チルド食品b」が登録されている。
機種情報は、食品情報に対応付けられて登録された情報であり、調理装置の機種を示す情報である。図8Bでは、例えば、「電子レンジa」、「電子レンジb」、「電子レンジc」、「オーブンd」が登録されている。なお、図8Bの例では、食品情報「冷凍食品a」と機種情報「電子レンジa」とが1対1で対応付けられている一方で、食品情報「チルド食品b」に対しては3つの機種情報「電子レンジb」、「電子レンジc」、「オーブンd」が対応付けられている。
制御情報は、食品情報に対応付けられて登録された情報であり、所定の調理方法を実行するように調理装置500を制御する情報である。図8Bでは、例えば、「調理方法a」、「調理方法b」、「調理方法c」、「調理方法d」が登録されている。これらの調理方法は、調理の条件(例えば、食材の下ごしらえの種類、下ごしらえの順番、加熱温度、加熱時間、加熱の種類、加熱の順番など)の情報を含む。食材の下ごしらえの種類とは、例えば、切る、刻む、潰す、捏ねる等である。また、下ごしらえの順番とは、例えば、複数種類の下ごしらえを連続して行う場合の順番である。また、加熱の種類とは、例えば、レンジ、スチーム、グリル、オーブン等である。また、加熱の順番とは、例えば、複数種類の加熱を連続して行う場合の順番である。なお、図8Bの例では、機種情報と制御情報とが1対1で対応付けられている。
以上、記憶部403の第3のテーブルおよび第4のテーブルについてそれぞれ説明した。
その後、情報処理部402は、特定した制御情報に図8Aに示す調理装置IDを付与し、調理装置IDを付与した制御情報を、情報送受信部401を介して端末装置100(端末装置IDおよび食品情報の送信元)へ送信する。
調理装置500(食品取扱装置の一例)は、例えば、フードプロセッサ、電子レンジ、オーブン、電磁調理器、炊飯器、グリル鍋などの、食品を調理する装置である。
この調理装置500は、情報送受信部501、情報処理部502、記憶部503、検出部504を備える。
情報送受信部501は、他の装置に情報を送信し、また、他の装置により送信された情報を受信する通信インターフェース部である。例えば、情報送受信部501は、記憶部503に記憶されている調理装置IDを端末装置100へ送信する。この記憶部503に記憶されている調理装置IDは、上述したとおり、調理装置500固有の情報である。また、例えば、情報送受信部501は、端末装置100から送信される制御情報を受信する。
情報処理部502は、種々の情報処理を実行するプロセッサなどの制御デバイスである。例えば、情報処理部502は、後述する検出部504から所定の検出信号が入力されると、記憶部503から調理装置IDを読み出す。そして、情報処理部502は、読み出した調理装置IDを、情報送受信部501を介して端末装置100へ送信する。また、例えば、情報処理部502は、情報送受信部501にて受信した制御情報を記憶部503に記憶させる。そして、情報処理部502は、記憶された制御情報を記憶部503から読み出し、読み出した制御情報に基づいて調理動作を実行する。
記憶部503は、1または複数のメモリ、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。記憶部503は、調理装置500固有の情報として、調理装置IDを記憶する。この調理装置IDには、調理装置IDの送信先となる端末装置IDが対応付けられている。これにより、情報処理部502は、調理装置IDを読み出した際に、読み出した調理装置IDの送信先となる端末装置を認識できる。ここでは例として、調理装置500の調理装置IDには、端末装置100の端末装置IDが対応付けられているとする。
検出部504は、調理装置500における所定の変化を検出する検出デバイスである。
例えば、検出部504が調理装置500の扉の開閉(変化の一例)を検出するセンサである場合について説明する。この場合、検出部504は、扉の開閉を検出すると、調理装置500に食品が設置されたとして、検出信号を情報処理部502へ出力する。
また、例えば、検出部504が調理装置500内の重量の増加(変化の一例)を検出するセンサである場合について説明する。この場合、検出部504は、調理装置500内の重量の増加を検出すると、調理装置500に食品が設置されたとして、検出信号を情報処理部502へ出力する。
また、例えば、検出部504が調理装置500内の照度の減少(変化の一例)を検出するセンサである場合について説明する。この場合、検出部504は、調理装置500内の照度の減少を検出すると、調理装置500に食品が設置されたとして、検出信号を情報処理部502へ出力する。
また、例えば、検出部504がユーザによって押下される(変化の一例)ボタンである場合について説明する。この場合、検出部504は、ユーザによって押下されると、調理装置500に食品が設置されたとして、検出信号を情報処理部502へ出力する。ここでいうボタンは、調理装置500の所定箇所に設けられたデバイスであり、ユーザが調理装置500に食品を設置した際に押下するものである。なお、本実施の形態では、ボタンを押下する操作としたが、その他の操作であってもよい。
本実施の形態の調理支援システムの調理支援処理の処理手順の一例について説明する。図9は、本実施の形態の調理支援システムの調理支援処理の処理手順の一例を示すシーケンスチャートである。
ステップS21において、端末装置100の情報処理部105は、端末装置100において起動された機能を用いて、保管装置200から取り出した食品から、その食品を識別可能な食品情報を取得する。
ステップS22において、情報処理部105は、記憶部103から端末装置IDを読み出し、読み出した端末装置IDを取得した食品情報に付与し、情報送受信部104を介してサーバ装置400へ送信する。
ステップS23において、サーバ装置400の情報送受信部401は、端末装置100から送信された食品情報および端末装置100の端末装置IDを受信する。情報処理部402は、受信した食品情報および端末装置IDを、記憶部403に記憶させる。
ステップS24において、情報処理部402は、記憶部403から、食品情報、端末装置ID、第3のテーブル、および第4のテーブルを読み出す。そして、情報処理部402は、それらを基に、端末装置100へ送信すべき制御情報を特定する。
ここで、制御情報の特定の具体例について説明する。
まず、制御情報が1つ特定される例として、端末装置IDが「B011」、食品情報が「冷凍食品a」である場合について説明する。この場合、情報処理部402は、図8Aの第3のテーブルを参照し、端末装置ID「B011」に対応付けられている機種情報として、「電子レンジa」を特定する。次に、情報処理部402は、図8Bの第4のテーブルを参照し、食品情報「冷凍食品a」と機種情報「電子レンジa」に対応付けられている制御情報として、「調理方法a」を特定する。次に、情報処理部402は、図8Aの第3のテーブルを参照し、端末装置ID「B011」に対応付けられている調理装置ID「C021」を、制御情報「調理方法a」に付与する。
次に、制御情報が複数特定される例として、端末装置IDが「B012」、食品情報が「チルド食品b」である場合について説明する。この場合、情報処理部402は、図8Aの第3のテーブルを参照し、端末装置ID「B012」に対応付けられている機種情報として、「電子レンジb」、「炊飯器c」、「オーブンd」を特定する。次に、情報処理部402は、図8Bの第4のテーブルを参照し、食品情報「チルド食品b」と機種情報「電子レンジb」、「オーブンd」に対応付けられている制御情報として、「調理方法b」、「調理方法d」を特定する。次に、情報処理部402は、図8Aの第3のテーブルを参照し、端末装置ID「B012」に対応付けられている調理装置ID「C022」を制御情報「調理方法b」に付与する。これと同様に、情報処理部402は、端末装置ID「B012」に対応付けられている調理装置ID「C024」を、制御情報「調理方法d」に付与する。
ステップS25において、情報処理部402は、調理装置IDを付与した制御情報を、情報送受信部401介して端末装置100へ送信する。
ステップS26において、端末装置100の情報送受信部104は、サーバ装置400から送信された制御情報および調理装置IDを受信する。情報処理部105は、受信した制御情報および調理装置IDを、記憶部103に記憶させる。
そして、情報処理部105は、調理装置500からの調理装置IDの受信を待機する。ここで、食品情報の取得(ステップS21)、食品情報の送信(ステップS22)、制御情報の受信(ステップS26)のいずれかの実行時点から所定時間内に調理装置IDを受信したか否かを判定してもよい。所定時間内に調理装置IDを受信しなかった場合、情報処理部105は、例えば、通知部102を介して、調理装置500を用いての調理を実行するようユーザに促す通知を行ってもよい。
ステップS27において、調理装置500の情報処理部502は、検出部504により変化が検出されたか否か(すなわち、検出部504から検出信号を入力したか否か)を判定する。
ステップS27の判定の結果、変化が検出されていない場合(ステップS27:NO)、フローはステップS27へ戻る。一方、変化が検出された場合(ステップS27:YES)、フローはステップS28へ進む。
ステップS28において、情報処理部502は、記憶部503から調理装置IDを読み出し、読み出した調理装置IDを、情報送受信部501を介して端末装置100へ送信する。
ステップS29において、端末装置100の情報送受信部104は、調理装置500から送信された調理装置IDを受信する。情報処理部105は、受信した調理装置500の調理装置IDを、記憶部103に記憶させる。
ステップS30において、情報処理部105は、調理装置500から最初に受信した調理装置IDと同じ調理装置IDを記憶部103において検索し、検索した調理装置IDに付与されている制御情報を読み出す。そして、情報処理部105は、読み出した制御情報を、情報送受信部104を介して調理装置500へ送信する。このように、最初に受信した調理装置IDが示す調理装置500へ制御情報を送信することにより、予め複数の調理装置が登録されており、かつ、複数の制御情報が特定された場合でも、ユーザが使用しようとしている調理装置へ制御情報を送信できる。
ステップS31において、調理装置500の情報送受信部501は、端末装置100から送信された制御情報を受信する。情報処理部502は、受信した制御情報を、記憶部503に記憶させる。
ステップS32において、情報処理部502は、制御情報を記憶部503から読み出し、読み出した制御情報で指定された調理条件等に基づいて調理動作を実行する。
以上、本実施の形態に係る調理支援システムによれば、調理装置500における変化の検出をトリガとして、端末装置100がサーバ装置400から取得した制御情報を調理装置500へ送信することを特徴とする。これにより、ユーザは、端末装置100において、手動操作を行わずに制御情報を調理装置500へ送信できるので、制御情報を送信する手間を省くことができる。その結果、食品メーカまたは調理装置のメーカが期待する、食品情報を用いた最適な調理の実行に繋がる。
<実施の形態4>
次に、本開示の実施の形態4を説明する。上記実施の形態3では、制御情報がサーバ装置400から端末装置100を介して調理装置500へ送信される例としたが、本実施の形態では、制御情報がサーバ装置400から調理装置500へ直接送信される例とする。
本開示の実施の形態に係る調理支援システムの構成は、上述した図7の構成と同じである。以下では主に、上記実施の形態3と異なる点について説明する。
図7において、ネットワーク300は、無線ネットワークでもよいし、有線ネットワークでもよいし、有線ネットワークと無線ネットワークとが混在したネットワークでもよい。例えば、端末装置100とサーバ装置400とは、例えばインターネットで接続される。また、保管装置200とサーバ装置400とは、例えばインターネットで接続される。
端末装置100において、上記実施の形態3と異なる点は、食品情報の取得および取得した食品情報をサーバ装置400へ送信することだけを行う点である。すなわち、本実施の形態の端末装置100では、制御情報の送受信および調理装置IDの受信を行わない。
調理装置500において、上記実施の形態3と異なる点は、調理装置IDをサーバ装置400へ送信し、かつ、制御情報をサーバ装置400から受信する点である。すなわち、本実施の形態では、記憶部503に記憶される調理装置IDには、調理装置IDの送信先となるサーバ装置のサーバ装置IDが対応付けられている。ここでは例として、調理装置500の調理装置IDには、サーバ装置400のサーバ装置IDが対応付けられているとする。そして、情報処理部502は、検出部504から検出信号を入力すると、記憶部503から調理装置IDを読み出し、読み出した調理装置IDを、情報送受信部501を介してサーバ装置400へ送信する。その後、サーバ装置400から送信された制御情報が情報送受信部501にて受信されると、情報処理部502は、受信した制御情報を記憶部503に記憶させる。
サーバ装置400において、上記実施の形態3と異なる点は、調理装置IDを調理装置500から受信し、かつ、制御情報を調理装置500へ送信する点である。すなわち、本実施の形態では、端末装置100から食品情報および端末装置IDを情報処理部402にて受信した後、情報処理部402は、調理装置IDの受信を待機する。そして、調理装置500から調理装置IDを受信すると、それを記憶部403に記憶させる。そして、情報処理部402は、記憶部403から、食品情報、端末装置ID、調理装置ID、第3のテーブル(図8A参照)、および第4のテーブル(図8B参照)を読み出し、それらに基づいて、調理装置500へ送信すべき制御情報を特定する。そして、情報処理部402は、特定した制御情報を、調理装置IDが示す調理装置500へ情報送受信部401を介して送信する。
本実施の形態の調理支援システムの調理支援処理の処理手順の一例について説明する。図10は、本実施の形態の調理支援システムの調理支援処理の処理手順の一例を示すシーケンスチャートである。
ステップS41〜S43は、図9のステップS21〜S23と同じであるので、ここでの説明を省略する。ステップS43の後、情報処理部402は、調理装置500からの調理装置IDの受信を待機する。ここで、情報処理部402は、食品情報の受信(ステップS43)の実行時点から所定時間内に調理装置IDを受信(ステップS46)したか否かを判定してもよい。所定時間内に調理装置IDを受信しなかった場合、情報処理部402は、例えば、調理装置500を用いての調理を実行するようユーザに促す情報を生成し、生成した情報を情報送受信部401から端末装置100へ送信してもよい。端末装置100では、この情報が通知部102を介してユーザに通知される。
ステップS44は、図9のステップS27と同じであるので、ここでの説明を省略する。
ステップS45において、情報処理部502は、記憶部503から調理装置IDを読み出し、読み出した調理装置IDを、情報送受信部501を介してサーバ装置400へ送信する。
ステップS46において、サーバ装置400の情報送受信部401は、調理装置500から送信された調理装置IDを受信する。ステップS46において受信した調理装置IDは、ステップS43において、食品情報を受信した後、最初に受信した調理装置IDである。これは、例えば、調理装置が複数ある場合、ステップS43において、情報送受信部401が、食品情報を受信した後、最初に状態の変化が検出され、調理装置IDをサーバ装置400へ送信したのが、調理装置500であることを意味する。情報処理部402は、受信した調理装置IDを、記憶部403に記憶させる。
ステップS47において、情報処理部402は、記憶部403から、食品情報、端末装置ID、調理装置ID、第3のテーブル、および第4のテーブルを読み出す。そして、情報処理部402は、それらを基に、調理装置500へ送信すべき制御情報を特定する。
ここで、制御情報の特定の具体例について説明する。
例として、端末装置IDが「B012」、食品情報が「チルド食品b」、調理装置IDが「C022」である場合について説明する。この場合、情報処理部402は、図8Aの第3のテーブルを参照し、端末装置ID「B012」および調理装置ID「C022」に対応付けられている機種情報として、「電子レンジb」を特定する。次に、情報処理部402は、図8Bの第4のテーブルを参照し、食品情報「チルド食品b」と機種情報「電子レンジb」に対応付けられている制御情報として、「調理方法b」を特定する。
ステップS48において、情報処理部402は、特定した制御情報を、情報送受信部401を介して調理装置500へ送信する。
ステップS49において、調理装置500の情報送受信部501は、サーバ装置400から送信された制御情報を受信する。情報処理部502は、受信した制御情報を、記憶部503に記憶させる。
ステップS50において、情報処理部501は、制御情報を記憶部503から読み出し、読み出した制御情報で指定された調理条件等に基づいて調理動作を実行する。
以上、本実施の形態に係る調理支援システムによれば、実施の形態3と同じ作用効果を得ることができる。また、本実施の形態に係る調理支援システムによれば、端末装置100が制御情報の送受信、調理装置IDの受信、制御情報の検索などを行う必要が無いため、実施の形態1に比べ、端末装置100において記憶領域を節約でき、かつ、処理の負荷を軽減できる。
<コンピュータプログラムによる実現例>
上述した実施の形態1〜4における端末装置100、保管装置200、サーバ装置400、調理装置500(以下、各装置という)の機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。
図11は、各装置の機能をコンピュータプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。このコンピュータ1300は、キーボード、マウス、タッチパッドなどの入力装置1301、ディスプレイ、スピーカなどの出力装置1302、CPU(Central Processing Unit)1303、ROM(Read Only Memory)1304、R
AM(Random Access Memory)1305、ハードディスク装置、SSD(Solid State Drive)などの記憶装置1306、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置1307、ネットワークを介して通信を行う送受信装置1308を備え、各部はバス1309により接続される。
そして、読取装置1307は、各装置の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置1306に記憶させる。あるいは、送受信装置1308が、ネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置からダウンロードした各装置の機能を実現するためのプログラムを記憶装置1306に記憶させる。
そして、CPU1303が、記憶装置1306に記憶されたプログラムをRAM1305にコピーし、コピーしたプログラムに含まれる命令をRAM1305から順次読み出して実行することにより、各装置の機能が実現される。
<提供するサービスの全体像>
図12A〜Cは、上記実施の形態2〜4における調理支援システムの概要について説明する図である。図12Aには、上記実施の形態2〜4における調理支援システムの全体像が示されている。グループ10は、例えば企業、団体、家庭等であり、その規模を問わない。グループ10には、複数の機器10aである機器A、機器Bおよびホームゲートウェイ10bが存在する。
複数の機器10aには、インターネットと接続可能な機器(例えば、スマートフォン、PC、TV等)もあれば、それ自身ではインターネットと接続不可能な機器(例えば、照明、洗濯機、冷蔵庫等)も存在する。それ自身ではインターネットと接続不可能な機器であっても、ホームゲートウェイ10bを介してインターネットと接続可能となる機器が存在してもよい。複数の機器10aは、例えば、上述した端末装置100、保管装置200、調理装置500に相当する。またグループ10には複数の機器10aを使用するユーザ1が存在する。
データセンタ運営会社11には、クラウドサーバ11aが存在する。クラウドサーバ11aとはインターネットを介して様々な機器と連携する仮想化サーバである。データセンタ運営会社11は、データ管理やクラウドサーバ11aの管理、それらを行うデータセンタの運営等を行っている。データセンタ運営会社11が行っている役務については詳細を後述する。
ここで、データセンタ運営会社11は、データ管理やクラウドサーバ11aの運営等のみを行っている会社に限らない。図12Bは、本開示の一実施の形態に係る調理支援システムおけるデータセンタ運営会社と機器メーカとの関係の一例を示す図である。図に示すように例えば複数の機器10aのうちの一つの機器を開発・製造している機器メーカが、併せてデータ管理やクラウドサーバ11aの管理等を行っている場合は、機器メーカがデータセンタ運営会社11に該当する。
また、データセンタ運営会社11は一つの会社に限らない。図12Cは、本開示の一実施の形態に係る調理支援システムにおけるデータセンタ運営会社と機器メーカおよび管理会社との関係の一例を示す図である。図に示すように例えば機器メーカ及び他の管理会社が共同もしくは分担してデータ管理やクラウドサーバ11aの運営を行っている場合は、両者もしくはいずれか一方がデータセンタ運営会社11に該当するものとする。
サービスプロバイダ12は、サーバ12aを保有している。サーバ12aは、例えば、上述したサーバ装置400に相当する。ここで言うサーバ12aとは、その規模は問わず例えば、個人用PC内のメモリ等も含む。また、サービスプロバイダがサーバ12aを保有していない場合もある。
なお、上記サービスにおいてホームゲートウェイ10bは必須ではない。例えば、クラウドサーバ11aが全てのデータ管理を行っている場合等は、ホームゲートウェイ10bは不要となる。また、家庭内のあらゆる機器がインターネットに接続されている場合のように、それ自身ではインターネットと接続不可能な機器は存在しない場合もある。
次に、上記サービスにおける情報の流れを説明する。まず、グループ10の機器Aまたは機器Bは、それぞれ、ログ情報をデータセンタ運営会社11のクラウドサーバ11aに送信する。クラウドサーバ11aは、機器Aまたは機器Bの情報を集積する(図12A(a))。
ここで、ログ情報とは、複数の機器10aの、例えば運転状況または動作日時等を示す情報である。その例として、テレビの視聴履歴、レコーダの録画予約情報、洗濯機の運転日時・洗濯物の量、冷蔵庫の開閉日時・開閉回数などが挙げられる。なお、ログ情報は、これらのものに限らず、あらゆる機器から取得が可能なすべての情報をいう。実施の形態2〜4においてサーバ装置400が受信する各種情報(保管装置ID、食品情報、端末装置ID、調理装置ID等)は、ログ情報に含まれるとする。
なお、ログ情報は、インターネットを介して複数の機器10a自体から直接クラウドサーバ11aに提供される場合もある。また複数の機器10aから一旦ホームゲートウェイ10bに情報が集積され、ホームゲートウェイ10bからクラウドサーバ11aに提供されてもよい。
次に、データセンタ運営会社11のクラウドサーバ11aは、集積した情報を一定の単位でサービスプロバイダ12に提供する。ここで、一定の単位は、データセンタ運営会社が集積した情報を整理してサービスプロバイダ12に提供することの出来る単位でもいいし、サービスプロバイダ12が要求した単位でもいい。一定の単位と記載したが一定でなくてもよく、状況に応じて提供する情報量が変化する場合もある。
上述したログ情報は、必要に応じてサービスプロバイダ12が保有するサーバ12aに保存される(図12A(b))。そして、サービスプロバイダ12は、ログ情報をユーザに提供するサービスに適合する情報(例えば、上記起動情報、制御情報等)に整理し、ユーザに提供する。提供するユーザは、複数の機器10aを使用するユーザ1でもよいし、外部のユーザ2でもよい。
ユーザへのサービス提供方法は、例えば、サービスプロバイダ12から直接ユーザへ提供されてもよい(図12A(f)、(e))。また、ユーザへのサービス提供方法は、例えば、データセンタ運営会社11のクラウドサーバ11aを再度経由して、ユーザに提供されてもよい(図12A(c)、(d))。また、データセンタ運営会社11のクラウドサーバ11aがログ情報をユーザに提供するサービスに適合する情報に整理し、サービスプロバイダ12に提供してもよい。
なお、ユーザ1とユーザ2とは、別でも同一でもよい。
<クラウドサービスの類型>
また、上記実施の形態2〜4において説明された技術は、例えば、以下のクラウドサービスの類型において実現されうる。しかし、上記実施の形態2〜4において説明された技術が実現される類型はこれに限られるものでない。
(サービスの類型1:自社データセンタ型)
図13は、本開示の一実施の形態に係るサービスの類型1(自社データセンタ型)を示す図である。本類型は、サービスプロバイダ12がグループ10から情報を取得し、ユーザに対してサービスを提供する類型である。本類型では、サービスプロバイダ12が、データセンタ運営会社の機能を有している。即ち、サービスプロバイダが、ビッグデータの管理をするクラウドサーバ11aを保有している。従って、データセンタ運営会社は存在しない。
本類型では、サービスプロバイダ12は、データセンタ(クラウドサーバ11a)を運営、管理している(1200c)。また、サービスプロバイダ12は、OS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を管理する。サービスプロバイダ12は、サービスプロバイダ12が管理するOS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を用いてサービス提供を行う(1200d)。
(サービスの類型2:IaaS利用型)
図14は、本開示の一実施の形態に係るサービスの類型2(IaaS利用型)を示す図である。ここでIaaSとはインフラストラクチャー・アズ・ア・サービスの略であり、コンピュータシステムを構築および稼動させるための基盤そのものを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社がデータセンタ(クラウドサーバ11a)を運営、管理している(1200c)。また、サービスプロバイダ12は、OS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を管理する。サービスプロバイダ12は、サービスプロバイダ12が管理するOS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を用いてサービス提供を行う(1200d)。
(サービスの類型3:PaaS利用型)
図15は、本開示の一実施の形態に係るサービスの類型3(PaaS利用型)を示す図である。ここでPaaSとはプラットフォーム・アズ・ア・サービスの略であり、ソフトウェアを構築および稼動させるための土台となるプラットフォームを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社11は、OS(1200b)を管理し、データセンタ(クラウドサーバ11a)を運営、管理している(1200c)。また、サービスプロバイダ12は、アプリケーション(1200a)を管理する。サービスプロバイダ12は、データセンタ運営会社が管理するOS(1200b)及びサービスプロバイダ12が管理するアプリケーション(1200a)を用いてサービス提供を行う(1200d)。
(サービスの類型4:SaaS利用型)
図16は、本開示の一実施の形態に係るサービスの類型4(SaaS利用型)を示す図である。ここでSaaSとはソフトウェア・アズ・ア・サービスの略である。例えばデータセンタ(クラウドサーバ)を保有しているプラットフォーム提供者が提供するアプリケーションを、データセンタ(クラウドサーバ)を保有していない会社・個人(利用者)がインターネットなどのネットワーク経由で使用できる機能を有するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社11は、アプリケーション(1200a)を管理し、OS(1200b)を管理し、データセンタ(クラウドサーバ11a)を運営、管理している(1200c)。また、サービスプロバイダ12は、データセンタ運営会社11が管理するOS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を用いてサービス提供を行う(1200d)。
以上いずれの類型においても、サービスプロバイダ12がサービス提供行為を行ったものとする。また例えば、サービスプロバイダ若しくはデータセンタ運営会社は、OS、アプリケーション若しくはビックデータのデータベース等を自ら開発してもよいし、また、第三者に外注させてもよい。
以上、本開示の実施の形態1〜4について説明してきたが、本開示の実施の形態はこれらに限定されるものではない。以下、本開示の各実施の形態における変形例について説明する。
<変形例1>
例えば、上記実施の形態3、4では、調理装置500の代わりに、保管装置200を用いてもよい。この場合、制御情報は、保管装置200で行われる食品の保管を制御する情報(例えば、保管の温度など、保管の条件等を示す情報)となる。また、上記実施の形態1、2では、保管装置200の代わりに、調理装置500を用いてもよい。この場合、調理装置500にて所定の変化が検出されると、端末装置100またはサーバ装置400に対して調理装置IDが送信される。また、上記実施の形態3、4では、実施の形態2と同じサーバ装置400を用いる例としたが、実施の形態2とは別のサーバ装置で実施の形態3、4のサーバ装置を実現してもよい。
<変形例2>
例えば、上記実施の形態3では、端末装置100は食品情報の取得後ただちに取得した食品情報をサーバ装置400へ送信する例としたが、これに限定されない。例えば、端末装置100は、食品情報の取得後、調理装置500からの調理装置IDの受信を待機してもよい。そして、端末装置100は、調理装置IDを受信したとき、受信した調理装置ID、食品情報、および端末装置IDをサーバ装置400へ送信する。サーバ装置400では、それらの情報および第3、第4のテーブルを基に、制御情報の特定を行う。この特定は、実施の形態4の特定と同じ処理となる。
<変形例3>
例えば、上記実施の形態1、2では、保管装置200の検出部204による変化の検出は、上述した各例に限定されない。例えば、検出部204が保管装置200内の画像の変化(変化の一例)を検出するカメラである場合について説明する。この場合、検出部204は、保管装置200内の画像の変化を検出すると、保管装置200から食品が取り出されたとして、検出信号を情報処理部202へ出力する。
<変形例4>
例えば、上記実施の形態1〜4では、食品情報取得機能を搭載する装置をスマートフォンまたはタブレットなどの端末装置100としたが、これに限定されない。例えば、食品情報取得機能は、保管装置200、調理装置500、または、それら各装置から独立したデバイス(例えば、キッチンの所定位置に設けられたマイク、カメラなど)に備えられてもよい。あるいは、食品情報取得機能を搭載する装置は、人体に装着可能なウエアラブル端末であってもよい。ここで、ウエアラブル端末としてヘッドマウントディスプレイ型端末(以下、眼鏡型端末という)を用いた場合の例について以下に説明する。なお、眼鏡型端末は、例えば、ディスプレイ、目線カメラ、耳元スピーカ、口元マイク等を備えている。
実施の形態1または2では、以下の動作となる。例えば、上記眼鏡型端末(端末装置100の一例)を装着したユーザは冷蔵庫(保管装置200の一例)のドアを開けて冷凍食品を取り出すと、眼鏡型端末において食品情報取得アプリ(食品情報取得機能の一例)が起動する。
そして、例えば、食品情報取得アプリがカメラで撮影した画像から食品を特定するアプリである場合、ユーザが目線カメラに冷凍食品をかざすと、冷凍食品の食品情報が取得される。また、例えば、食品情報取得アプリが音声から食品を特定するアプリである場合、ユーザが口元マイクで冷凍食品名を発声すると、冷凍食品の食品情報が取得される。
その後、実施の形態3または4は、以下の動作となる。例えば、ユーザが冷凍食品を調理したい電子レンジの方を向くことで、目線カメラに一定時間以上その電子レンジが映った場合、眼鏡型端末は、目線カメラに映った電子レンジに食品情報および端末装置ID送信するようにしてもよい。または、例えば、ユーザが冷凍食品を調理したい電子レンジへ近付くことで、眼鏡型端末と電子レンジとの距離が一定値以内となった場合(例えば、無線の電波強度または距離センサ等を利用)、眼鏡型端末は、その電子レンジに食品情報および端末装置ID送信するようにしてもよい。または、ユーザが目線カメラの前で特定のアクション(例えば、所望の電子レンジを指さす等)を行った場合、眼鏡型端末は、その電子レンジに食品情報および端末装置ID送信するようにしてもよい。または、ユーザが口元マイクに対して冷凍食品を調理したい電子レンジの名称等を発声した場合、眼鏡型端末は、その発声を音声認識することで電子レンジを特定し、特定した電子レンジに食品情報および端末装置ID送信するようにしてもよい。
<変形例5>
例えば、上記実施の形態3、4では、制御情報は1つの調理装置500へ送信される例としたが、複数の調理装置500へ送信されてもよい。例えば、食品情報が示す食品が電子レンジでの解凍後にオーブンで加熱する調理方法を必要とする場合、端末装置100またはサーバ装置400は、その食品情報に対応付けられている複数の制御情報を特定する。そして、端末装置100またはサーバ装置400は、特定した複数の制御情報を、電子レンジおよびオーブンのそれぞれに送信する。なお、制御情報の送信は、複数の調理装置へ一斉に行われてもよいし、または、各調理装置から調理装置IDを受信する度に行われてもよい。よって、本変形例によれば、1つの食品を複数の調理装置を用いて調理する場合でも、ユーザは、手動操作を行わずに制御情報を複数の調理装置500へ送信できるので、複数の制御情報を送信する手間を省くことができる。
<変形例6>
例えば、上記実施の形態3、4では、1つの機種情報に複数の制御情報を対応付けておき、それらを受信した端末装置100または調理装置500(あるいは保管装置200)においてユーザに提示して選択させてもよい。よって、本変形例によれば、ユーザは、所望の機種を用いて調理を行うことができる。
<変形例7>
例えば、上記実施の形態1、3では、保管装置IDの送信先となる端末装置100は予め保管装置200に登録されているとしたが、これに限定されない。例えば、保管装置200の周辺に複数の端末装置100が存在する場合、保管装置200は、複数の端末装置100全てに保管装置IDを送信してもよいし、一部の端末装置100に保管装置IDを送信してもよい。一部の端末装置100を選択する方法としては、以下の方法が挙げられる。例えば、保管装置200は、物理位置情報、電波強度、宅内にあるか否か等を用いて、保管装置200と物理的に近い端末装置100を選んでもよい。または、保管装置200は、端末装置100の所有者情報(端末装置100のユーザに関する情報)等を用いて、調理をする可能性の高いユーザであるか否かを判断し、判断したユーザの端末装置100を選んでもよい。または、保管装置200は、画面サイズまたは処理性能など、性能の高さを基準として端末装置100を選んでもよい。
<変形例8>
例えば、上記実施の形態2、3では、起動情報または制御情報の送信先となる端末装置100は予めサーバ装置400に登録されているとしたが、これに限定されない。例えば、キッチン周辺に複数の端末装置100が存在する場合、サーバ装置400は、予め登録されているキッチンの位置情報と各端末装置100の位置情報とを照合し、2つの位置情報が最も近接するものを特定し、特定した端末装置100へ起動情報または制御情報を送信してもよい。
<変形例9>
例えば、上記実施の形態1〜4では、保管装置200から取り出され、調理装置500にて調理される食品が冷凍食品である場合、以下の動作により、調理時間の最適化を実現してもよい。ここでは、例として、第1の実施形態の後、第3の実施形態が行われる場合とする。まず、保管装置200において、保管装置200が備える扉の開閉の検出がされると、保管装置200は、保管装置IDを端末装置100へ送信する。端末装置100は、保管装置200から保管装置IDを受信した場合、その時点から、調理装置500から加熱開始を示す信号を受信するまでの経過時間を計測する。なお、調理装置500は、加熱開始時にその旨の信号を端末装置100に送信する前提とする。次に、端末装置100は、自らが有する室温計測機能(図示せず)により、または、他の室温計測デバイス(図示せず)から、キッチンの室温の計測結果を取得する。そして、端末装置100は、経過時間、室温の計測結果、および、所定のサーバから取得した第5のテーブルに基づいて、必要な加熱時間を算出する。第5のテーブルとは、食品毎に予め定められたデータであり、室温と経過時間に応じて加熱時間が定義されたデータである。このテーブルでは、室温が高く、また、経過時間が長いほど、加熱時間が短くなるように定義されている。次に、端末装置100は、サーバ装置400にて特定された制御情報に含まれている加熱時間を、算出した加熱時間に変更する。次に、端末装置100は、変更後の制御情報を、調理装置500へ送信する。よって、本変形例によれば、冷凍食品が保管装置200から取り出されてから調理装置500にて加熱が開始されるまでの間の溶け具合を考慮した最適な調理時間で調理を行うことができる。なお、上記では、加熱時間を算出する主体を端末装置100として説明したが、サーバ装置400であってもよい(第2の実施形態の後、第4の実施形態が行われる場合)。
<変形例10>
例えば、上記実施の形態3、4では、食品情報取得機能がカメラアプリである場合、そのカメラアプリにより食品の撮影が行われ、撮影された食品の画像に対して画像認識処理が施され、画像認識された食品に予め対応付けられた食品情報が取得される。ここで、本変形例では、1度画像認識された食品については2度目からその画像認識処理を簡易化してもよい。例えば、端末装置100は、所定の食品に対して最初の画像認識処理を行った際、その食品の特徴(例えば、色、形状など)を記憶する。そして、端末装置100は、次に画像認識処理を行う際、先に記憶した特徴が撮影画像に含まれていれば、先に画像認識した食品である判定し、その食品情報を取得する。よって、本変形例によれば、同じ食品について撮影画像の画像認識を何度も行う必要が無いので、端末装置100における処理スピードを速めることができる。
<変形例11>
例えば、上記実施の形態3、4では、第4のテーブルにおいて1つの機種情報に複数の制御情報が登録されている場合、それら複数の制御情報が1つの機種(保管装置または調理装置)に送信されて、その機種が制御されてもよい。例えば、所定の機種の冷蔵庫(冷凍室を含んでもよい)に複数の制御情報が登録されている場合について説明する。この場合、複数の制御情報には、冷蔵庫内部の区分(保管スペース)ごとにそれぞれ異なる保冷温度が定められているとする。冷蔵庫は、端末装置100またはサーバ装置400から複数の制御情報(保冷温度)を受信すると、それらに基づいて庫内の各保管スペースの温度を制御する。これにより、例えば、冷蔵室と野菜室と冷凍室とで保冷温度が異なるように制御される。また、例えば、冷蔵室における複数の空間(例えば、上段の棚、中段の棚、下段の棚等)のそれぞれで保冷温度が異なるように制御される。なお、上記複数の保冷温度は、別々に用いられてもよいし、それらの平均値が用いられてもよいし、いずれか1つ(例えば、最も低い温度)が用いられてもよい。また、本変形例では、冷蔵庫の制御を例として説明したが、加熱を行う調理装置でも上記同様の動作が可能である。
本開示は、調理を支援する端末装置、端末装置の制御方法、サーバ装置の制御方法に好適である。
1、2 ユーザ
10 グループ
10a 機器
10b ホームゲートウェイ
11 データセンタ運営会社
11a クラウドサーバ
12 サービスプロバイダ
12a サーバ
100 端末装置
101 入力部
102 通知部
103 記憶部
104 情報送受信部
105 情報処理部
200 保管装置
201 情報送受信部
202 情報処理部
203 記憶部
204 検出部
300 ネットワーク
400 サーバ装置
401 情報送受信部
402 情報処理部
403 記憶部
500 調理装置
501 情報送受信部
502 情報処理部
503 記憶部
504 検出部
1200a アプリケーション
1200b OS
1200c データセンタ(クラウドサーバ)
1200d サービス提供
1300 コンピュータ
1301 入力装置
1302 出力装置
1303 CPU(Central Processing Unit)
1304 ROM(Read Only Memory)
1305 RAM(Random Access Memory)
1306 記憶装置
1307 読取装置
1308 送受信装置
1309 バス

Claims (9)

  1. 電気機器と通信する端末装置であって、
    前記電気機器の識別情報と前記端末装置で起動される機能とが対応付けられたテーブルを記憶する記憶部と、
    前記電気機器から送信される前記電気機器の識別情報を受信する情報受信部と、
    前記情報受信部で受信された前記電気機器の識別情報を前記記憶部に記憶させる情報処理部と、を有し、
    前記情報処理部は、
    前記電気機器で所定の変化が検出されたとき、前記記憶部から前記電気機器の識別情報および前記テーブルを読み出し、前記テーブルに基づいて前記情報受信部で受信された前記電気機器の識別情報に対応付けられた機能を特定し、前記機能を起動する、
    端末装置。
  2. 第1サーバ装置と通信する端末装置であって、
    電気機器の識別情報と端末装置で起動される機能とが対応付けられたテーブルを記憶する前記第1サーバ装置から送信され、前記端末装置で起動されるべき機能を示す起動情報を受信する情報受信部と、
    前記情報受信部で受信された前記起動情報を記憶部に記憶させる情報処理部と、を有し、
    前記情報処理部は、
    前記電気機器で所定の変化が検出されたとき、前記記憶部から前記起動情報を読み出し、前記起動情報に基づいて前記機能を起動し、
    前記起動情報は、
    前記電気機器の識別情報が前記電気機器から前記第1サーバ装置へ送信され、前記電気機器から前記第1サーバ装置へ送信される前記電気機器の識別情報に対応する前記テーブルの識別情報と対応付けられている機能が前記第1サーバ装置で特定され、前記機能の起動を指示する情報として前記第1サーバ装置において生成されたものである、
    端末装置。
  3. 前記端末装置で起動される機能は、
    食品に関する情報である食品情報を取得する機能である、
    請求項1または2記載の端末装置。
  4. 前記端末装置で起動される機能は、食品に関する情報である食品情報を取得する機能であり、
    前記機能で取得された前記食品情報を前記第1サーバ装置へ送信する情報送信部をさらに有し、
    前記食品情報は、
    前記第1サーバ装置において、前記電気機器の動作を制御する制御情報の特定に用いられ、
    前記制御情報は、
    前記第1サーバ装置から前記端末装置を介して前記電気機器へ送信される、または、前記第1サーバ装置から直接前記電気機器へ送信される、
    請求項記載の端末装置。
  5. 前記機能で取得された前記食品情報を第2サーバ装置へ送信する情報送信部をさらに有し、
    前記食品情報は、
    前記第2サーバ装置において、前記電気機器の動作を制御する制御情報の特定に用いられ、
    前記制御情報は、
    前記第2サーバ装置から前記端末装置を介して前記電気機器へ送信される、または、前記第2サーバ装置から直接前記電気機器へ送信される、
    請求項3記載の端末装置。
  6. 電気機器と通信する端末装置の制御方法であって、
    前記端末装置のコンピュータに対して、
    前記電気機器の識別情報と前記端末装置で起動される機能とが対応付けられたテーブルを前記端末装置が備える記憶部に記憶させ、
    前記電気機器から送信される前記電気機器の識別情報を受信させ、
    受信した前記電気機器の識別情報を前記記憶部に記憶させ、
    前記記憶部から前記電気機器の識別情報および前記テーブルを読み出させ、
    前記電気機器で所定の変化が検出された際に、前記テーブルに基づいて情報受信部で受信された前記電気機器の識別情報に対応付けられている機能を特定させ、
    前記機能を起動させる、
    制御方法。
  7. 第1サーバ装置と通信し、食品を保管または調理する一または複数の電気機器を制御する端末装置であって、
    前記食品に関する食品情報を前記第1サーバ装置へ送信する情報送信部と、
    (1)前記第1サーバ装置から送信され、前記第1サーバ装置において前記食品情報に基づき特定された一または複数の電気機器の動作を制御するための一または複数の制御情報を受信し、(2)前記一または複数の電気機器に所定の変化が検出されたとき、前記一または複数の電気機器から送信された当該電気機器の識別情報を受信する、情報受信部と、
    (1)前記情報送信部が前記食品情報を送信した後、最初に前記情報受信部が受信した前記識別情報に対応する第1の電気機器を特定し、(2)前記一または複数の制御情報のうち前記第1の電気機器に対応する第1の制御情報を特定する、情報処理部とを備え、
    前記情報送信部はさらに、前記情報処理部が特定した第1の電気機器に対して、前記第1の制御情報を送信する、
    端末装置。
  8. 第1サーバ装置と通信し、食品を保管または調理する一または複数の電気機器を制御する端末装置の制御方法であって、
    前記端末装置のコンピュータに対して、
    前記端末装置にて取得した食品に関する食品情報を前記第1サーバ装置へ送信させ、
    前記第1サーバ装置から、前記第1サーバ装置において前記食品情報に基づき特定された一または複数の電気機器の動作を制御するための一または複数の制御情報を受信させ、
    前記食品情報を前記第1サーバ装置に送信した後、前記一または複数の電気機器のうち、最初に所定の変化が検出された第1の電気機器から、前記第1の電気機器の識別情報を受信させ、
    前記一または複数の制御情報のうち前記第1の電気機器に対応する第1の制御情報を特定させ、
    前記第1の電気機器に対して、前記第1の制御情報を送信させる、
    制御方法。
  9. 食品を保管または調理する一または複数の電気機器および端末装置と通信するサーバ装置の制御方法であって、
    前記サーバ装置のコンピュータに対し、
    前記端末装置にて取得した食品に関する食品情報を受信させ、
    前記食品情報を受信した後、前記一または複数の電気機器のうち、最初に所定の変化が検出された第1の電気機器から、前記第1の電気機器の識別情報を受信させ、
    前記サーバ装置が記録している一または複数の電気機器の動作を制御するための一または複数の制御情報のうち、前記食品情報および前記第1の電気機器に対応する、第1の制御情報を特定させ、
    前記第1の電気機器に対して、前記第1の制御情報を送信させる、
    制御方法。
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