JP6474988B2 - 冷却流路が溶接により形成されている鋳造用装置及び鋳造用装置の製造方法 - Google Patents
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Description
A.第1実施形態における鋳造用装置(金型)の構成:
B.第1実施形態における金型の使用方法:
C.第1実施形態における金型の製造方法:
D.第2実施形態における鋳造用装置(スプールブッシュ)の構成:
E.第2実施形態におけるスプールブッシュの製造方法:
F.第3実施形態における鋳造用装置(金型)の構成:
G.第3実施形態における金型の製造方法:
H.変形例:
図1は、本発明の第1実施形態における金型100の構成を示す断面図である。金型100は、入れ子110と、固定側主型120と、可動側主型130とを備えている。入れ子110は、鋳造製品の形状を構成する製品形状形成面110sを有している。固定側主型120は、製品形状形成面120sを有している。可動側主型130は、製品形状形成面130sと凹部130cとを有している。3つの製品形状形成面110s、120s及び130sは、後述の型組状態において鋳造製品を鋳造するための密閉空間を形成することができる。この密閉空間については後述する。金型100は、鋳造に使用される鋳造用装置である。
図2は、第1実施形態における金型100の使用方法を示すフローチャートである。図3A〜図3Cは、第1実施形態における金型100の使用方法を示す工程図である。金型100は、鋳造物を生産するために以下に示す方法で使用される。
(1)溶接ビード110bは、冷却水路114の封止に使用されている故に過度に高温状態となることはない。
(2)溶接ビード110bは、製品形状形成面110sを形成しておらず(鋳造製品を鋳造するための密閉空間(図3B参照)に露出しておらす)、過度に高温とならず離型剤の塗布に起因する急激な温度低下にも晒されない。
(3)溶接ビード110bは、可動側主型130に接しているので熱的な境界部を構成せず、過度に大きな熱勾配が発生しない。
図4は、第1実施形態における金型100の製造方法を示すフローチャートである。図5A乃至図5Cは、第1実施形態における金型100の製造方法を示す工程図である。金型100は、上述の構成を実現するために以下に示す方法で製造される。ステップS21では、各部品の機械加工が行われる(図5A参照)。特に、入れ子110を構成する第1部品111及び第2部品112の各部品は、いずれもSKD61の焼き入れ前の材料を機械加工することによって製造される。
図6は、第2実施形態におけるダイカスト鋳造機用スプールブッシュ200(以下、単にスプールブッシュと呼ぶ。)の構成を示す説明図である。スプールブッシュ200は、溶融金属を流通させて金型(たとえば金型100)に注湯(供給)するための部品である。スプールブッシュ200は、図面の上下方向を中心軸とし、中空部分を有する円筒形状を有している。スプールブッシュ200は、鋳造に使用される鋳造用装置である。
図7は、第2実施形態におけるスプールブッシュ200の製造方法を示すフローチャートである。図8は、第2実施形態におけるスプールブッシュ200の製造方法を示す工程図である。図9は、第2実施形態におけるブッシュ本体220とアウターライナー230の組み付け状態(溶接前)を示す工程図である。スプールブッシュ200は、上述の構成を実現するために以下に示す方法で製造される。ステップS21aでは、ブッシュ本体220とアウターライナー230の機械加工が行われる(図8参照)。これらの各部品は、第1実施形態と同様に、いずれもSKD61の焼き入れ前の材料を機械加工することによって製造される。
図10Aは、第3実施形態における金型300の構成の一部を示す断面図である。金型300は、図示される凸部を有し、その内部に冷却流路310,320,330(冷却部とも呼ばれる。)を有している。2本の直線状の冷却流路310,330は、金型300の製品形状形成面300sの近傍に向かって平行に伸びている。一方、直線状の冷却流路320は、2本の冷却流路310,330の双方と連通している。これにより、3本の直線状の冷却流路310,320及び330は、相互に連通しており、循環路を形成している。製品形状形成面300sは、溶融金属接触面とも呼ばれる。
図10Bは、第3実施形態における金型300の機械加工後の状態(溶接前)を示す工程図である。図11は、第3実施形態における金型300の製造方法を示すフローチャートである。金型300は、上述の構成を実現するために以下に示す方法で製造される。
上述の実施形態では、この肉盛り溶接は、ティグ溶加棒を使用するTIG溶接によって形成されているが、他の溶接方法でも良い。ただし、TIG溶接によれば、高品質で美しい溶接ビード(肉盛り部)が得られ、あらゆる金属の溶接に適用できる点で好ましい。
110 入れ子
110b、210b1 溶接ビード
111p 突部
110s、120s 製品形状形成面
111 第1部品
111w、112w、220w1、220w2、230w1、230w2、300w1、300w2 凹部
112 第2部品
113、213 ボルト
114、140、310、320、330 冷却水路
120 固定側主型
130 可動側主型
130c 凹部
190 噴霧装置
200 スプールブッシュ
210 インサートライナー
220 ブッシュ本体
224 冷却水路
230 アウターライナー
350 型母材
Claims (6)
- 溶融金属から鋳造製品を製造するための鋳造用装置であって、
固定側主型と、
凹部を有する可動側主型と、
前記溶融金属に接する溶融金属接触面を有し、環状の凹部が形成されている第1部品と、前記凹部に嵌合する外形面を有し、前記環状の凹部の開口部を覆うことによって環状の循環する形状を有する冷却流路を形成する第2部品と、前記第1部品及び前記第2部品の外周部で前記冷却流路を前記冷却流路の外部から封止し、前記凹部の内面に接する溶接部とを有する入れ子と、
を備え、
前記入れ子は、焼き入れ前の前記第1部品と、焼き入れ前の前記第2部品とを前記溶接部で溶接し、前記溶接された前記第1部品と前記第2部品とを一体的に焼き入れすることによって製造され、
前記入れ子は、前記凹部に嵌合する外形面を有し、前記溶接部の外表面の全体が前記凹部の内面に接するように、前記焼き入れ後に仕上げ加工がなされている鋳造用装置。 - 請求項1に記載の鋳造用装置であって、
前記溶融金属接触面は、前記環状の凹部が内部に形成され、前記環状の凹部に対応している環状の突部を前記第1部品の外周部に有している鋳造用装置。 - 請求項2記載の鋳造用装置であって、
前記入れ子は、さらに、前記第1部品と前記第2部品とを締結するボルトを有し、
前記冷却流路は、前記締結された状態で前記ボルトの軸方向から見て環状の形状を有している鋳造用装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の鋳造用装置であって、
前記第1部品及び前記第2部品は、いずれも工具鋼で構成され、
前記溶接部は、ティグ溶加棒を使用するTIG溶接で形成された溶着金属で構成されている鋳造用装置。 - 請求項4記載の鋳造用装置であって、
前記第1部品及び前記第2部品は、いずれもSKD61で構成されている鋳造用装置。 - 固定側主型と、凹部を有する可動側主型とを有し、溶融金属から鋳造製品を製造するための鋳造用装置用の入れ子の製造方法であって、
前記溶融金属に接する溶融金属接触面を有し、環状の凹部が形成されている第1部品と、前記凹部に嵌合する外形面を有し、前記環状の凹部の開口部を覆うことによって環状の循環する形状を有する冷却流路を形成する第2部品と、前記第1部品と前記第2部品とを締結するボルトとを準備する工程と、
焼き入れ前の前記第1部品と焼き入れ前の前記第2部品とを前記ボルトで締結し、前記環状の凹部の開口部を前記第2部品で覆うことによって冷却流路を形成する工程と、
前記第1部品及び前記第2部品の外周部で前記冷却流路を前記冷却流路の外部から封止し、前記凹部の内面に接する溶接部を形成する工程と、
前記溶接部が形成された前記第1部品と前記第2部品と前記ボルトとを一体的に熱処理する工程と、
前記溶接部の外表面の全体が前記凹部の内面に接するように仕上げ加工を行う工程と、
を備える鋳造用装置用の入れ子の製造方法。
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