JP6473118B2 - 収容具 - Google Patents

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Description

本発明は、収容具に関し、より詳細には、配置面に対して平行方向から少なくとも収容物を取り囲むように形成された壁体の内部に収容物を収容する収容具に関する。
以前から、配置面に対して平行方向から少なくとも収容物を取り囲むように形成された壁体の内部に収容物を収容する収容具は多用されてきた(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1は、収容具たるスーツケースに関し、『誰でも簡単に内装布を着脱することができ、外した内装布を洗ったり、破損した内装布を交換したりすることが簡単にできるスーツケースを提供』(特許文献1の段落番号0005)するためになされたもので、『箱体と開閉自在に連結された蓋体とを有し、内装布襠部の上端周縁と箱体襠部の上端周縁とが着脱自在に接合され、内装布が箱体に着脱自在に取り付けてあることを特徴とするスーツケース』(特許文献1の請求項1)が開示されている。かかる収容具たるスーツケースによれば、『誰でも内装布を簡単に着脱することができるため、把手やキャスターなどの付属設備の修理は内装布を取り外して実施できる。さらに、内装布が汚れた時には取り外して洗うことができるし、破れて破損した時には内装布を交換できるほか、使用者の好みに応じて、柄、色、素材の異なる内装布に付け替えることもできる。』(特許文献1の段落番号0009)というものである。
特開2009-148324号公報(例えば、要約、発明の詳細な説明中の段落番号0001〜0009、第1図、第2図等)
特許文献1に開示の収容具(特許文献1においてはスーツケース)によれば、前述の如く、誰でも内装布を簡単に着脱することができるが、収容具近傍で作業(筆記作業、パソコンを用いた作業、物品の組み立て作業等)を行うための便を考慮しておらず、該作業を行うことは難儀な場合も多かった。
そこで、本発明では、収容具近傍での作業を容易ならしめることができる収容具を提供することを目的とする。
本発明の収容具(以下、「本収容具」という)は、平らな配置面に置かれ、配置面に対して平行方向から少なくとも収容物を取り囲むように形成された壁体の内部に収容物を収容する収容具であって、配置面に置かれ、収容物を収容し、該壁体の一部を有する本体部と、該壁体の残部を有し、本体部に対して相対的に移動可能に支持される変位部と、を備えてなり、該残部が、収容物を取り囲む壁体を構成する位置である覆い位置と、覆い位置に存する該残部の表面よりも配置面から遠い位置において該残部の表面が配置面方向とは逆方向を向く位置である載置位置と、の両位置を取り得るものである、収容具である。
本収容具は、平らな配置面に置かれ、配置面に対して平行方向から少なくとも収容物を取り囲むように形成された壁体の内部に収容物を収容する収容具である。平らな配置面に置かれた本収容具は、壁体の内部に収容物を収容するものであり、この壁体は、配置面に対して平行方向から少なくとも収容物を取り囲むように形成されている(壁体が取り囲むことによって形成する壁体の内部に収容物が収容される。なお、壁体は、配置面に対して平行方向から収容物を少なくとも取り囲むものであり、配置面に対して平行方向とは異なる方向から収容物を取り囲むか否かは問わない。)。
本収容具は、本体部と変位部とを備えてなる。
本体部は、配置面に置かれると共に、収容物を収容する。本体部は、壁体の一部を有している。
変位部は、本体部に対して相対的に移動可能に支持される。変位部は、壁体の残部を有している(変位部が有する該残部と、本体部が有する該一部と、により壁体が構成される。)。
そして、変位部が本体部に対して相対的に移動することで、変位部が有する該残部が、覆い位置と載置位置との両位置を取り得る。覆い位置は、該残部が、本体部が有する該一部と一緒になって収容物を取り囲む壁体(配置面に対して平行方向から少なくとも収容物を取り囲む壁体)を構成する位置である。載置位置は、覆い位置に存する該残部の表面よりも配置面から遠い位置(覆い位置に存する該残部の表面から配置面に下ろした垂線の長さよりも、載置位置に存する該残部の表面から配置面に下ろした垂線の長さの方が長い)において該残部の表面が配置面方向とは逆方向を向く(配置面に置かれた本収容具を、配置面に対して垂直な方向から見たとき(観察者と配置面との間に本収容具が存する)に該残部の表面が見える状態)位置である。なお、該残部の該表面の垂線と、配置面に対して垂直かつ配置面を基端とし本収容具方向に伸びる線分と、がなす角度(該垂線を平行移動させて該線分と交わるようにした際の該交わる角度をいい、0度以上90度未満である。)が、好ましくは30度以下、より好ましくは15度以下、最も好ましくは5度以下である。
このような本収容具によれば、覆い位置の該残部は該一部と一緒になって壁体を構成し収容物を取り囲むと共に、載置位置の該残部は、覆い位置に存する該残部の表面よりも配置面から遠い位置において該残部の表面が配置面方向とは逆方向を向くので、載置位置の該残部の該表面を机やテーブルの上面と同様に用いて作業(筆記作業、パソコンを用いた作業、物品の組み立て作業等)を行うことができる。即ち、本収容具によれば、覆い位置においては収容物を取り囲んで保護して収容物を収容でき、載置位置においては該残部の該表面を用いて作業を行うことができるので、本収容具近傍での作業を容易ならしめることができる。
本収容具においては、本体部が、収容物を載置する第2本体部と、収容物を載置した第2本体部の少なくとも一部をスライド自在に収容する第1本体部と、を含んでなるもの(以下、「スライド本収容具」という)であってもよい。
本体部は、配置面に置かれ、収容物を収容するが、第1本体部と第2本体部とを含んでなり、第2本体部は収容物を載置し、第1本体部は、収容物を載置した第2本体部の少なくとも一部をスライド自在に収容するようにすれば、第2本体部に収容物を載置し、収容物を載置した第2本体部を第1本体部にスライドし収容したり、第1本体部に収容された第2本体部(収容物が載置されている)を第1本体部からスライドし引き出すことができるので、収容物を収容したり取り出したりを容易に行うことができる。
スライド本収容具においては、変位部の重心位置の配置面への正投影が、覆い位置から載置位置へ遷移する際に移動するものであり、本体部が配置面に当接する位置が、第1本体部に対する第2本体部のスライド位置に関わらず、覆い位置における変位部の重心位置の正投影と載置位置における変位部の重心位置の正投影との該移動方向に沿った間の領域の一方の外側において第1本体部が配置面に当接し、該領域の他方の外側において第2本体部が配置面に当接するものであってもよい。
変位部の重心位置の配置面への正投影が、変位部が本体部に対して相対的に移動して覆い位置から載置位置へ遷移する際に移動する場合には、第1本体部に対する第2本体部のスライド位置に関わらず、覆い位置における変位部の重心位置の正投影(以下、「覆い正投影」という)と載置位置における変位部の重心位置の正投影(以下、「載置正投影」という)との該移動方向に沿った間の領域の一方の外側において第1本体部が配置面に当接し、該領域の他方の外側において第2本体部が配置面に当接するようにすれば、覆い正投影と載置正投影との間の領域が、第1本体部が配置面に当接する位置と、第2本体部が配置面に当接する位置と、に挟まれるように存するので、変位部の重心位置の配置面への正投影が移動しても安定して本収容具が配置面に配置される。
スライド本収容具においては、第1本体部及び第2本体部が、配置面を転動する転動部を含んでなるものであってもよい。
こうすることで収容物を載置した第2本体部と、収容物を載置した第2本体部の少なくとも一部をスライド自在に収容する第1本体部と、のいずれもが配置面を転動する転動部を含むことから、第1本体部及び第2本体部のいずれもが転動部により配置面に移動可能に支持される。このため第1本体部が第2本体部を円滑にスライド自在に収容することができる。配置面を転動する転動部としては、第1本体部及び第2本体部を支持しつつ配置面を転動するものであればよく、特に限定されるものではないが、一例としては、スーツケースに汎用されるキャスター、机や椅子に用いられる車輪等を例示できる。
スライド本収容具においては、載置位置における残部の前記表面の縁部が、当該収容具に対して相対的な所定の位置に存する使用者に向かって、配置面に沿った方向に突出するものであり、第2本体部と第1本体部とが配置面に当接し、載置位置における残部の前記表面の重心位置から、配置面に沿った方向に突出する該縁部に向かう方向と、第1本体部に対して第2本体部を引き出す方向が略平行であってもよい。
載置位置における残部(壁体の前記残部)の前記表面(載置位置においては配置面方向とは逆方向を向く)の縁部が、本収容具の使用者(本収容具に対して相対的な所定の位置に存する。通常は、立った状態か座った状態で配置面に存する。)に向かって、配置面に沿った方向に突出する場合、使用者に向かって突出する該縁部近傍の該表面に配置面方向への力が加わることが多い(例えば、該縁部近傍の該表面に物を載置したり、該縁部近傍の該表面に使用者が手をついたりすることがある。)。第2本体部と第1本体部とが配置面に当接すると共に、載置位置における残部の前記表面の重心位置から、配置面に沿った方向に突出する該縁部に向かう方向と、第1本体部に対して第2本体部を引き出す方向が略平行にすることで、該縁部近傍の該表面に配置面方向への力が加わっても、該縁部が配置面に近づく方向に本収容具が傾く虞を防止又は減少させることができる。なお、前記表面の重心位置とは、該表面に一様に質量を分布させたときの重心をいい、「該重心位置から、配置面に沿った方向に突出する該縁部に向かう方向と、第1本体部に対して第2本体部を引き出す方向が略平行」とは、両方向のうちいずれか一方を他方と交わるように平行移動させ、一方と他方とがなす角度(一方と他方とが全く同じ方向であれば0度であり、反対方向であれば180度である。)が、好ましくは10度以下、より好ましくは5度以下、最も好ましくは2度以下である(無論、下限は0度である)。
本収容具においては、変位部が本体部に対して回動可能なものであり、該回動により覆い位置と載置位置との両位置を遷移するもの(以下、「回動本収容具」という)であってもよい。
こうすることで、本体部に対する変位部の回動により、覆い位置と載置位置との両位置を遷移することから、本体部に対して変位部を相対的に移動可能に支持する機構を簡単に構成することができ、本収容具の構成を容易にすることができる。
回動本収容具においては、本体部に対する変位部の前記回動の軸が配置面に略平行なものであってもよい。
こうすることで、配置面と変位部との間の距離が該回動により変化するので、覆い位置に存する該残部の表面よりも載置位置に存する該残部の表面が配置面から遠い位置になるようにすることができると共に、該回動により覆い位置と載置位置との間で該残部を配置面に対して回動させ、覆い位置と載置位置との両位置をうまく遷移させることができる(該残部が壁体を構成する状態(覆い位置)と該残部の表面が配置面方向とは逆方向を向く状態(載置状態)との間では、通常、該残部を配置面に対して回動させる必要があることが多い。)。
回動本収容具においては、覆い位置と載置位置との両位置のうち少なくともいずれかの一位置において、本体部に対する変位部の回動のうち該両位置の該一位置から他位置への回動を禁止する回動禁止手段を有するもの(以下、「回動禁止手段具備本収容具」という)であってもよい。
変位部が有する前記残部が壁体を構成する覆い位置と、該残部の表面が配置面方向とは逆方向を向く載置位置と、のいずれにおいても、その位置を保持しその位置における機能を安定して発揮できるように、両位置のうち少なくともいずれかの一位置(無論、両位置でもよい)において、本体部に対する変位部の回動のうち該両位置の該一位置から他位置(該一位置が覆い位置であれば該他位置は載置位置であり、該一位置が載置位置であれば該他位置は覆い位置である。)への回動を禁止する回動禁止手段を有するようにしてもよい(回動禁止手段は、該両位置の該一位置から他位置への回動を禁止すると共に許容することもできる。)。回動禁止手段は、本体部に対する変位部の回動のうち覆い位置と載置位置の一方から他方への回動を禁止するものであり、該一方から該他方への不意の回動を防止し、該一方における機能を安定的に発揮することができる。
回動禁止手段具備本収容具においては、回動禁止手段が、本体部及び変位部のいずれか一方に直接又は間接に取り付けられた把手部と、本体部及び変位部のいずれか他方に直接又は間接に取り付けられ把手部と係合することで前記回動を禁止する係合部と、を含んでなるものであってもよい。
把持部は、本収容具を移動させたり支持する等の際に手で把持されるものであり、本体部及び変位部のいずれか一方に直接又は間接(該一方に別の部材を介して取り付けられる)に取り付けられる。そして、係合部は、本体部及び変位部のいずれか他方(該一方ではないもの)に直接又は間接(該他方に別の部材を介して取り付けられる)に取り付けられ、把手部と係合することで前記回動(本体部に対する変位部の回動のうち前記両位置の一位置から他位置への回動)を禁止する(前記回動を許容することもできる)。このように把持部により回動禁止手段の一部が構成されることにより、回動禁止手段を容易に構成できる。
本発明の一実施形態に係る本収容具(載置位置)を示す斜視図である。 図1に示した本収容具の右側面図である。 図1に示した本収容具の正面図である。 本収容具を載置位置から覆い位置へ遷移させるため、回動部を回動させつつある状態を示す右側面図である。 覆い位置の本収容具を示す斜視図である。 図5に示した本収容具の右側面図である。 図5に示した本収容具の正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。しかしながら、これらによって本発明は何ら制限されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る収容具11(後述の天板部65の上面65aが、床面101に対して略平行になっている。本発明にいう載置位置の収容具11を示している。)を示す斜視図であり、図2は収容具11の右側面図(図1中の矢印A方向から見たところを示している。)であり、そして図3は収容具11の正面図(図2中の矢印B方向から見たところを示している。)である。図1乃至図3を参照して、載置位置の収容具11について説明する。なお、図1乃至図3に示された収容具11は、水平で平面に沿った床面101に載置された状態を示している。
図中、前方向を矢印Dfにて、後方向を矢印Dbにて、右方向を矢印Drにて、左方向を矢印Dlにて、上方向を矢印Duにて、そして下方向を矢印Ddにて、それぞれ示す(図2において収容具11の左側の床面101に直立した使用者(不図示)が、図2において右側方向を向いた状態で該使用者が認識する前方向、後方向、右方向、左方向、上方向そして下方向を示している。)。
収容具11は、大まかには、床面101に載置された本体部21と、本体部21に対して回動可能に取り付けられた回動部61と、を備えてなる。
本体部21は、上部に回動部61が回動可能に取り付けられた第1本体部41と、第1本体部41に対して前後方向(矢印Df、矢印Db方向)に所定範囲内でスライド可能に取り付けられた第2本体部31と、を有してなる。
第1本体部41は、左右一対の右側面部43a、左側面部43bと、右側面部43a及び左側面部43bを連結する前面部45と、右側面部43a、左側面部43b及び前面部45を連結するようにこれらの上部に形成された上部部分47と、右側面部43a及び左側面部43bにそれぞれ取り付けられた一対の後輪部49(左側面部43bに取り付けられた後輪部は、図には表れないが、右側面部43aの後輪部と同様に配設されている。)と、を含んでなる。
右側面部43a、左側面部43b、前面部45及び上部部分47は、棒状部材を溶接等して形成した一体の骨部分42を有している。ここに右側面部43a、左側面部43b及び前面部45は、図2及び図3中の点線Cよりも下方に存するが、それぞれ全面にわたって板状部材43ab、43bb、45bが配設(板状部材43ab、43bb、45bは、骨部分42に取り付けられて固定されている。)されることで、右側面部43a、左側面部43b及び前面部45は点線Cよりも下方において片仮名の「コ」の字に似た壁を形成している。
また、右側面部43a及び左側面部43bの外面には一対の側面取手部44a、44bが取り付けられ、上部部分47には上部取手部51が取り付けられている。
これら側面取手部44a、44b及び上部取手部51は、後述の回動取っ手部48と同様に、収容具11を引き上げたり引っぱったりそして押す際に手で把持して用いることができる。
第1本体部41が有する一対の後輪部49は、後述の前輪部39a、39bと一緒になって、収容具11が床面101を円滑に移動することを可能ならしめる。なお、一対の後輪部49及び前輪部39a、39bは、いずれも一般的なスーツケースに用いるキャスターを用いている。
第2本体部31は、第1本体部41に対し前後方向(矢印Df、矢印Db方向)の所定範囲内でスライド可能に支持された棚状の収容部32と、収容部32の下面に左右に取り付けられた一対の前輪部39a、39bと、を含んでなる。
収容部32は、収容具11が収容し搬送する物品201を載置する載置板33(特に図1)と、載置板33に固定され、右側面部43a内面及び左側面部43b内面に取り付けられた支持ローラー46が転動する左右一対のレール部材34a、34bと、載置板33に固定され、第1本体部41に対し第2本体部31が前方向(矢印Df方向)に移動することを制限する後面板35(後面板35が、右側面部43a及び左側面部43bの後縁に当接することで、さらなる該移動を禁止する。)と、を有してなる。
載置板33は上面が平面をなし、収容具11が床面101に載置された状態においては、第1本体部41に対する第2本体部31の前後方向の位置に関わらず該上面が床面101と略平行をなす(載置板33の該上面が床面101に対して略平行を保った状態で、第1本体部41に対して第2本体部31が前後方向にスライド自在となっている。)。
レール部材34a、34bは、右側面部43a内面及び左側面部43b内面に回転自在に取り付けられた支持ローラー46が転動するものであり、この転動によって第2本体部31が第1本体部41に対し前後方向(矢印Df、矢印Db方向)にスライド可能に支持される。
また、一対の前輪部39a、39bは、収容部32を床面101に対して移動可能に担持するものであり、これによって収容部32が第1本体部41に対し前後方向に円滑に移動できる。
このように第2本体部31は、載置板33の上面に物品201を載置した状態で第1本体部41に対し前後方向にスライド可能であり、第1本体部41に対し最前位置(矢印Df方向)に移動すると、物品201が第1本体部41の内部空間41q(前述の片仮名の「コ」の字の内部)に収容される。
なお、第2本体部31が第1本体部41に対して前後方向にスライドすることは、第2本体部31の第1本体部41に対する所定の前後位置において、スライド固定プランジャ37(図2、図4、図6)によって禁止することができる。このため載置位置の天板部65の上面65aにおいて所望作業を行うのに適した第2本体部31の第1本体部41に対する前後位置(ここでは図1及び図2の位置。上面65aに物品を載置しても安定した位置。)と、覆い位置において載置板33に載置された物品201を内部空間41qに収容するのに適した第2本体部31の第1本体部41に対する前後位置(ここでは図5及び図6の位置。載置板33及びそれに載置された物品201が内部空間41qにうまく収容される位置。)と、のそれぞれにおいて、スライド固定プランジャ37により第2本体部31を第1本体部41に対して前後方向に固定することができる(前後方向へのスライドを禁止する)。
回動部61は、上部部分47に対して回動自在に取り付けられた回動本体部63と、回動本体部63により支持された天板部65と、天板部65の上面65aに載置された載置物(不図示)が天板部65の周囲から落下することを防止する周囲柵部材66と、回動部61の上部部分47に対する回動を緩やかにするためのダンパー68と、回動本体部63に回動軸Gを中心に回動自在に取り付けられた回動取っ手部48と、を有してなる。
回動本体部63は、回動軸Fを中心に回動自在に上部部分47に取り付けられている。回動本体部63は、回動右側面部63a、回動左側面部63b及び回動後面部64を有しており、回動右側面部63a、回動左側面部63b及び回動後面部64は、棒状部材を溶接等して形成した一体の骨部分62を有している。
回動右側面部63a、回動左側面部63b及び回動後面部64は、板状部材63ab、63bb、64bが配設(板状部材63ab、63bb、64bは、骨部分62に取り付けられて固定されている。)されることで、回動右側面部63a、回動左側面部63b及び回動後面部64は、片仮名の「コ」の字に似た壁を形成している。
天板部65は、両主表面(該両主表面のうち一主表面が上面65aをなす)が長方形を略なす板状部材によって構成されており、天板部65の縁部が回動本体部63に固定されることで、上部部分47に対して回動軸Fを中心として回動自在に支持されている。
周囲柵部材66は、天板部65の上面65aの4の縁部のうち、後方の後縁部65e1を除く3の縁部を巡るように上面65aよりもやや高い位置に形成されている(周囲柵部材66は回動本体部63に固定されている。)。
ダンパー68は、一端が回動本体部63に回動自在に取り付けられると共に他端が第1本体部41に回動自在に取り付けられることで、回動部61が上部部分47に対して回動する際に抵抗を付与し該回動を緩やかにする。
回動取っ手部48は、角棒材の両端近傍が略直角に曲げられた片仮名の「コ」の字の形状を有してなり、該両端が回動本体部63に回動軸Gを中心に回動自在に取り付けられている。回動取っ手部48は、後述の回動禁止プランジャ53と係合可能なプランジャ受け部55を有している。
なお、回動軸Gは回動軸Fと平行であり、これら回動軸G及び回動軸Fは床面101に平行である。
本体部21に対し回動軸Fを中心に回動可能に取り付けられた回動部61は、次の2つの回動位置にて回動を固定(禁止)することができるようになっている。
該2つの回動位置のうち一方の固定回動位置は、図1乃至図3に示すように、天板部65の上面65aが床面101に対し略平行になる状態(載置位置)である。載置位置は、回動禁止プランジャ53とプランジャ受け部55との係合によって固定される(回動禁止プランジャ53の下端は、下方に突出するように常時付勢されており、該下端が収容される凹部がプランジャ受け部55に形成されている。該下端と該凹部とが係合することで、載置位置が保持される。該係合を解く場合は、回動禁止プランジャ53の該下端を手動により上昇させ、該下端をプランジャ受け部55の該凹部から後退させれば、該係合を解くことができる。)。
該2つの回動位置のうち他方の固定回動位置は、後述する通り、天板部65が物品201の後方にて床面101に対して略垂直になる状態(覆い位置)である。覆い位置は、後述のバックル56a、56bと留金具57a、57bとの係合によって固定される(該係合により覆い位置が保持される。該係合を解く場合は、バックル56a、56bを手動により解放する。)。
図4は、図1乃至図3に示した載置位置から、後述の図5乃至図7に示す覆い位置に遷移させるため、収容具11の回動部61を回動させつつある状態を示す右側面図(図2と同様の方向から見ている)である。図4を参照して、回動部61の回動状態について説明する。
図1乃至図3に示した載置位置から回動部61を回動させるには、まず、載置位置を固定する回動禁止プランジャ53とプランジャ受け部55との係合を解く。具体的には、回動禁止プランジャ53の前記下端を下方への付勢力に抗して手動により上昇させ、プランジャ受け部55が取り付けられた回動取っ手部48を回動軸Gを中心に回動させることで、回動禁止プランジャ53からプランジャ受け部55の位置をずらすことで該係合を解き、回動部61の回動を可能にする(回動禁止プランジャ53とプランジャ受け部55との関係を図4に示すものとする。)。
そして、図2から図4へ本体部21に対して回動部61が回動軸Fを中心として回動するように、回動部61に力を加え、図4に示すように回動部61を回動させる。この回動部61の回動軸Fを中心とした回動はダンパー68を縮めるので、ダンパー68が該回動に抵抗を与え該回動を緩やかにする。
図4から、さらに図4において反時計回りに、本体部21に対し回動軸Fを中心に回動部61を回動させることで、後述する図5、図6及び図7に示される覆い位置に遷移させることができる。
図5は、覆い位置の収容具11(天板部65が、床面101に対して略垂直になっている。)を示す斜視図(図1と同様の方向から見たところを示している。)であり、図6は覆い位置の収容具11の右側面図(図2と同様の方向から見たところを示している。)であり、そして図7は覆い位置の収容具11の正面図(図3と同様の方向から見たところを示している。)である。図5乃至図7を参照して、覆い位置の収容具11について説明する。
覆い位置の収容具11は、図1乃至図3に示した載置位置の収容具11から、右側面図(図2、図4、図6)において回動部61が反時計回りに約90度回動している。これによりバックル56aと留金具57aとが当接すると共にバックル56bと留金具57bとが当接することによって、回動部61が本体部21に対して回動軸Fを中心として右側面図においてさらに反時計回りに回動することが禁止される。そして、バックル56aに留金具57aを係止すると共にバックル56bに留金具57bを係止することで(いずれの係止もバックル56a、56bを手動にて操作する。この係止された状態を図5乃至図7に示している。)、回動部61が本体部21に対して回動軸Fを中心に右側面図において時計回りに回動することが禁止される。これによって回動部61が本体部21に対して回動軸Fを中心に右側面図において反時計回り及び時計回りのいずれに回動することも禁止される。このように回動部61が本体部21に対して右側面図において回動軸Fを中心に反時計回り及び時計回りのいずれに回動することも禁止された状態(覆い位置)においては、天板部65が床面101に対して略垂直になっており、天板部65が物品201の後方にて物品201を覆うように配置されている。
加えて、覆い位置においては、回動右側面部63aと右側面部43aとは同一平面に略属し(回動右側面部63aと右側面部43aとは、僅かな隙間71を挟んでほぼぴったりと合わさっている。)、物品201の右方にて物品201を覆うように位置すると共に、回動左側面部63bと左側面部43bとは同一平面に略属し(回動左側面部63bと左側面部43bとは、回動右側面部63aと右側面部43aと同様に、僅かな隙間(図に現れない)を挟んでほぼぴったりと合わさっている。)、物品201の左方にて物品201を覆うように位置している。そして、回動後面部64及び上部部分47は、物品201を上方から覆うように位置している。このようにして、覆い位置の収容具11においては、載置板33に載置された物品201は、下方が載置板33にて、前方が前面部45にて、後方が天板部65にて、右方が回動右側面部63a及び右側面部43aにて、左方が回動左側面部63b及び左側面部43bにて、そして上方が回動後面部64及び上部部分47にて、それぞれ覆われているので、収容具11の内部空間41qにおいて保護される。覆い位置においては、回動右側面部63a、右側面部43a、回動左側面部63b、左側面部43b、前面部45及び天板部65によって物品201が、床面101に対して平行方向から取り囲まれている。
このような図5乃至図7に示された覆い位置の収容具11は、バックル56aと留金具57aとの係合と、バックル56bと留金具57bとの係合と、を解くことで(いずれの係止もバックル56a、56bを手動にて操作する。)、回動部61が本体部21に対して回動軸Fを中心として右側面図において時計回りに回動することが許容される。該時計回りへの回動が許容された状態において、本体部21に対して回動部61に力を加えて、回動部61を本体部21に対して回動軸Fを中心として右側面図において時計回りに回動させることで、前述の図4の状態を経由して、図1乃至図3に示した載置位置の収容具11とすることができる。なお、載置位置の回動部61の本体部21に対する回動の固定は、回動禁止プランジャ53とプランジャ受け部55とを係合させればよい。これによって、載置位置の収容具11が有する天板部65の上面65aを机上面として用い、所望の作業(物品201を用いるものであっても又は物品201を用いないものであってもいずれでもよい。)を行うことができる(例えば、物品201に含まれる又は含まれない道具及び/又は図面を上面65aに載置し作業したり、物品201に含まれる又は含まれないパーソナルコンピュータを上面65aに載置し作業を行うことができる。)。
以上説明の通り、収容具11は、平らな配置面(ここでは床面101)に置かれ、配置面(床面101)に対して平行方向から少なくとも収容物(ここでは物品201)を取り囲むように形成された壁体(ここでは回動右側面部63a、右側面部43a、回動左側面部63b、左側面部43b、前面部45及び天板部65を含んで構成されている。)の内部に収容物(物品201)を収容する収容具であって、配置面(床面101)に置かれ、収容物(物品201)を収容し、該壁体(回動右側面部63a、右側面部43a、回動左側面部63b、左側面部43b、前面部45及び天板部65を含んでなる。)の一部(ここでは右側面部43a、左側面部43b及び前面部45を含んでなる。)を有する本体部21と、該壁体(回動右側面部63a、右側面部43a、回動左側面部63b、左側面部43b、前面部45及び天板部65を含んでなる。)の残部(ここでは回動右側面部63a、回動左側面部63b及び天板部65を含んでなる。)を有し、本体部21に対して相対的に移動可能に支持される変位部(ここでは回動部61)と、を備えてなり、該残部(回動右側面部63a、回動左側面部63b及び天板部65を含んでなる。)が、収容物(物品201)を取り囲む壁体(回動右側面部63a、右側面部43a、回動左側面部63b、左側面部43b、前面部45及び天板部65を含んでなる。)を構成する位置である覆い位置(図5、図6、図7に示した位置)と、覆い位置(図5、図6、図7)に存する該残部(回動右側面部63a、回動左側面部63b及び天板部65を含んでなる。)の表面(ここでは天板部65の上面65a)よりも配置面(床面101)から遠い位置において該残部(回動右側面部63a、回動左側面部63b及び天板部65を含んでなる。)の表面(天板部65の上面65a)が配置面(床面101)方向とは逆方向を向く位置(ここでは該表面(上面65a)が、配置面(床面101)方向である下方向(矢印Dd方向)とは逆方向である上方向(矢印Du方向)を向いている。)である載置位置(図1、図2、図3に示した位置)と、の両位置を取り得るものである、収容具である。
収容具11においては、本体部21が、収容物(物品201)を載置する第2本体部31と、収容物(物品201)を載置した第2本体部31の少なくとも一部をスライド自在(ここでは前後方向(矢印Df、矢印Db方向)にスライド自在)に収容する第1本体部41と、を含んでなる。
収容具11においては、変位部(回動部61)の重心位置の配置面(床面101)への正投影が、覆い位置(図5、図6、図7)から載置位置(図1、図2、図3)へ遷移する際に移動するものであり(覆い位置の正投影を点G2にて示し、載置位置の正投影を点G1にて示す。図2、図3、図6、図7を参照されたい。)、本体部21が配置面(床面101)に当接する位置が、第1本体部41に対する第2本体部31のスライド位置に関わらず(ここでは載置位置(図1、図2、図3)においては第1本体部41から第2本体部31を最も引き出した状態にしており、覆い位置(図5、図6、図7)においては第1本体部41から第2本体部31を全く引き出していない状態にしている。)、覆い位置(図5、図6、図7)における変位部(回動部61)の重心位置の正投影G2と載置位置(図1、図2、図3)における変位部(回動部61)の重心位置の正投影G1との該移動方向(ここでは前後方向(矢印Df、矢印Db方向))に沿った間の領域R(図2及び図6を参照)の一方(ここでは図2及び図6において右側)の外側において第1本体部41が配置面(床面101)に(位置P1にて)当接し、該領域Rの他方(ここでは図2及び図6において左側)の外側において第2本体部31が配置面(床面101)に(位置P2にて)当接するものである。
収容具11においては、第1本体部41及び第2本体部31が、配置面(床面101)を転動する転動部(ここでは一対の後輪部49及び前輪部39a、39b)を含んでなるものである。
収容具11においては、載置位置(図1、図2、図3)における残部(回動右側面部63a、回動左側面部63b及び天板部65を含んでなる。)の前記表面(天板部65の上面65a)の縁部(ここでは後縁部65e1)が、当該収容具11に対して相対的な所定の位置に存する使用者(ここでは図示していないが、図2においては収容具11直近左側の配置面(床面101)に直立する。)に向かって、配置面(床面101)に沿った方向に突出するものであり、第2本体部31と第1本体部41とが配置面(床面101)に当接し(当接位置P1、P2)、載置位置(図1、図2、図3)における残部(回動右側面部63a、回動左側面部63b及び天板部65を含んでなる。)の前記表面(天板部65の上面65a)の重心位置G3(図1参照)から、配置面(床面101)に沿った方向に突出する該縁部(後縁部65e1)に向かう方向Y(図1参照。該重心位置から、該使用者から最も近い該縁部の位置に向かう方向であり、ここでは後方向(矢印Db方向)である。)と、第1本体部41に対して第2本体部31を引き出す方向(後方向(矢印Db方向))が略平行(ここでは同方向)である。
収容具11においては、変位部(回動部61)が本体部21に対して回動可能(回動軸Fを中心に回動可能)なものであり、該回動により覆い位置(図5、図6、図7)と載置位置(図1、図2、図3)との両位置を遷移するものである。
収容具11においては、本体部21に対する変位部(回動部61)の前記回動の軸Fが配置面(床面101)に略平行なものである。
収容具11においては、覆い位置(図5、図6、図7)と載置位置(図1、図2、図3)との両位置のうち少なくともいずれか(ここでは両位置とも)の一位置において、本体部21に対する変位部(回動部61)の回動のうち該両位置の該一位置から他位置への回動を禁止する回動禁止手段(ここでは覆い位置において覆い位置から載置位置への回動を禁止するバックル56a、56b及び留金具57a、57bと、載置位置において載置位置から覆い位置への回動を禁止する回動禁止プランジャ53及びプランジャ受け部55とが構成する。)を有するものである。
収容具11においては、回動禁止手段(バックル56a、56b及び留金具57a、57bと、回動禁止プランジャ53及びプランジャ受け部55とが構成する。)が、本体部21及び変位部(回動部61)のいずれか一方(ここでは変位部(回動部61))に直接又は間接に取り付けられた把手部(ここでは回動取っ手部48)と、本体部21及び変位部(回動部61)のいずれか他方(ここでは本体部21)に直接又は間接に取り付けられ把手部(回動取っ手部48)と係合(ここでは回動取っ手部48のプランジャ受け部55と、回動禁止プランジャ53と、が係合する。)することで前記回動を禁止する係合部(ここでは回動禁止プランジャ53)と、を含んでなる。
11 収容具
21 本体部
31 第2本体部
32 収容部
33 載置板
34a、34b レール部材
35 後面板
37 スライド固定プランジャ
39a、39b 前輪部
41 第1本体部
41q 内部空間
42 骨部分
43a 右側面部
43ab 板状部材
43b 左側面部
43bb 板状部材
44a、44b 側面取手部
45 前面部
45b 板状部材
46 支持ローラー
47 上部部分
48 回動取っ手部
49 後輪部
51 上部取手部
53 回動禁止プランジャ
55 プランジャ受け部
56a、56b バックル
57a、57b 留金具
61 回動部
62 骨部分
63 回動本体部
63a 回動右側面部
63ab 板状部材
63b 回動左側面部
63bb 板状部材
64 回動後面部
64b 板状部材
65 天板部
65a 上面
65e1 後縁部
66 周囲柵部材
68 ダンパー
71 隙間
101 床面
201 物品

Claims (4)

  1. 平らな配置面に置かれ、配置面に対して平行方向から少なくとも収容物を取り囲むように形成された壁体の内部に収容物を収容する収容具であって、
    配置面に置かれ、収容物を収容し、該壁体の一部を有する本体部と、
    該壁体の残部を有し、本体部に対して相対的に移動可能に支持される変位部と、を備えてなり、
    該残部が、収容物を取り囲む壁体を構成する位置である覆い位置と、覆い位置に存する該残部の表面よりも配置面から遠い位置において該残部の表面が配置面方向とは逆方向を向く位置である載置位置と、の両位置を取り得るものであり、
    変位部が本体部に対して回動可能なものであり、該回動により覆い位置と載置位置との両位置を遷移するものであり、
    覆い位置と載置位置との両位置のうち少なくともいずれかの一位置において、本体部に対する変位部の回動のうち該両位置の該一位置から他位置への回動を禁止すると共に、本体部及び変位部のいずれか一方に直接又は間接に取り付けられ、当該収容具を移動させたり支持する等の際に手で把持される把手部と、本体部及び変位部のいずれか他方に直接又は間接に取り付けられ把手部と係合することで前記回動を禁止する係合部と、を含んでなる回動禁止手段を有するものである、収容具。
  2. 把持部が前記一方に対して回動することで、前記一位置から前記他位置への回動を禁止及び許容するものである、請求項1に記載の収容具。
  3. 本体部が、収容物を載置する第2本体部と、収容物を載置した第2本体部の少なくとも一部をスライド自在に収容する第1本体部と、を含んでなり、
    変位部の重心位置の配置面への正投影が、覆い位置から載置位置へ遷移する際に移動するものであり、
    本体部が配置面に当接する位置が、第1本体部に対する第2本体部のスライド位置に関わらず、覆い位置における変位部の重心位置の正投影と載置位置における変位部の重心位置の正投影との該移動方向に沿った間の領域の一方の外側において第1本体部が配置面に当接し、該領域の他方の外側において第2本体部が配置面に当接するものである、請求項1又は2に記載の収容具。
  4. 本体部が、収容物を載置する第2本体部と、収容物を載置した第2本体部の少なくとも一部をスライド自在に収容する第1本体部と、を含んでなり、
    載置位置における残部の前記表面の縁部が、当該収容具に対して相対的な所定の位置に存する使用者に向かって、配置面に沿った方向に突出するものであり、
    第2本体部と第1本体部とが配置面に当接し、
    載置位置における残部の前記表面の重心位置から、配置面に沿った方向に突出する該縁部に向かう方向と、第1本体部に対して第2本体部を引き出す方向が略平行である、請求項1乃至3のいずれか1に記載の収容具。
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