JP6471957B2 - 選別皿コンベアの計量案内装置 - Google Patents

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Description

この発明は、野菜、果実、魚貝類などの被選別物を選別皿にのせて搬送しながら、ロードセルにより計測して、所定重量区分毎に選別排出させる選別皿コンベアにおいて、選別皿を計測レール上面へ円滑に移動案内させて、正確な計量を安定させて行わせる。
選別皿を有したキャリッジを搬送しながら、この左右両側部のスライダを、ロードセルに支持させる計測レール上面に摺動させて、この計測レールによる支持重量をロードセルで計測して、選別位置へ排出する選別皿コンベアの技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開平5−32313号公報
ロードセルに連動の計測レールに、選別皿キャリッジの計測スライダを摺動させることによって、前記選別皿の重量を計測する形態にあっては、計測のために選別皿キャリッジのスライダを円滑に計測レール5に載せたり、計測レールから降したり摺動案内する前、後のガイドレールを設ける技術があるが、この方法では、計測レールとガイドレールとが同一高さ位置で、先端部が前後に接近するため、この継目をスライダが摺動するとき、レール端相互間の継目間隔部による振動、衝撃を生じ易く、又、ガイドレールと計測レールとの継目間隔部に異物、ごみ等が付着、堆積し、こびり着いて、振動発生原因となり易く、正確、円滑な計測選別作用を維持し難い。
このため、この発明は、前記ガイドレールに案内させるスライダと,計測レールに案内させる計測スライダとを、上下二段の段違い形態の一体型構成とし、スライダをガイドレールに案内させて移動させることにより,この計測スライダ部を計測レールの上面に載せて計測作用を受けさせるもので,ガイドレールを,計測レールとは異なる高さ位置に構成して,ガイドレールと計測レールとの先端部の同一高さ位置での前後接近対向状態を無くする。
請求項1に記載の発明は、搬送チェン3の取付ブラケット17から突出するガイドピン32と、このガイドピン32に案内されるガイド穴31を形成して、前後方向に沿う支軸部4の周りに左右回動可能で、かつ、前記ガイドピン32に対して上下揺動可能で、上側に選別皿1を装着したキャリッジ2を配置し、前記キャリッジ2の左右側端部に、この搬送経路の計測行程Bで、計測レール5上面に摺動する計測スライダ6と、選別排出行程Cで作動される排出カム21の作動を受ける排出スライダ25とを、段違い形態に形成した選別皿コンベア15を構成し、前記計測レール5の始端部側には、前記計測スライダ6とは段違いに形成の排出スライダ25の摺動によって、前記計測スライダ6部を計測レール5の始端部に載せて摺動させるように案内する前ガイドレール71を設け、又は、この計測レール5の終端部側には、前記計測スライダ6をこの計測レール5から前方行程側へ降すように案内する後ガイドレール72を設け、これら前、後ガイソレール71、72は、前記計測レール5に対して、前記スライダ部の段違い形態に対応したレール部の段違い形態に設けたことを特徴とする選別皿コンベアの計量案内装置の構成とする。
搬送チエン3の駆動によって搬送される各選別皿1は、キャリッジ2の上側部に支持されて搬送される。被選別物を載せた選別皿1は、キャリッジ2のガイド穴31の上端縁64がガイドピン32に吊持支持されて,横方向略水平状に平行維持された状態の搬送姿勢にあって、選別皿コンベア15の計測行程Bへ搬送される。この計測行程Bに入るときのキャリッジ2は、左右方向に略水平状態に維持されていて、左右の排出スライダ25が前ガイドレール71の上面を摺動して、これら排出スライダ25とは段違いで一体的形態の計測スライダ6を、この前ガイドレール71位置とは異なる位置に設定されている左右の計測レール5上面に載せるように案内させる。この計測スライダ6が計測レール5上面を摺動する間に、このキャリッジ2、及び選別皿1の上部に収容された被選別物の計量が行われる。前記ガイド穴31上端縁64を、ガイドピン32に支持させて吊下げた搬送姿勢形態のキャリッジ2は、左右の計測スライダ6が計測レール5上面に摺接して浮上されると、このガイド穴31の上端縁64がガイドピン32から上側へ浮上離間して,選別皿1全体重量が,計測レール5で支持されて,この計測レール5を介してロードセル8に受けられて計測される。
又、前記計測レール5上面を経たキャリッジ2は、排出スライダ25が後ガイドレール72に摺動支持されて、計測レール5上面に支持していた計測スライダ6が自由に沈下しないように支持案内されながら,搬送行程へ移行される。このようにしてキャリッジ2の計測スライダ6,及び排出スライダ25が計測レール5や,後ガイドレール72上面から外れると,選別皿1の被選別物の重量等によって下降して,ガイド穴31の上端縁64をガイドピン32に支持させて,搬送姿勢とする。
被選別物を支持した姿勢の選別皿1を選別行程Cの選別位置側へ搬送案内する。選別該当重量の選別皿1が選別位置に搬送されると、コントローラ45からの出力信号によって、排出カム21がソレノイド作動で回動されて、前記搬送されてきたキャリッジ2の一側端部の排出スライダ25を跳り上げ,乃至は掬い上げて、ガイド穴31の上端縁64をガイドピン32から浮上させて、搬送姿勢を解除して、キャリッジ2と選別皿1を支持軸4周りに回動して、横側の選別位置へ被選別物を排出する。
又、この構成は、前記計測レール5の始端部に載せるように案内する前ガイドレール71と、計測レール5の前側部に降すように案内する後ガイドレール72とを一体的に構成したレールブラケット7を、コンベアフレーム16に対して、及至このコンベアフレーム16側に一体的に構成した(カバー部材等)部材33に対して着脱、及至移動調節可能に取付ける。
前記のように計測レール5の前、後近傍位置には、排出スライダ25を摺動案内する前、後ガイドレール71、72を配置して、これら前、後ガイドレール71,72によって摺動案内される排出スライダ25と一体の計測スライダ6を、計測レール5上面に載せたり、レール5上面から前側へ降すように案内する。前記ガイドレール71,72は、これらに案内されるキャリッジ2側の左右の排出スライダ25との関係位置が一定に設定されている。又,各部の摩耗、変形等に応じて、正確な形態に補正されることを要する。このようなときは、前、後ガイドレール71,72が一体的にしてレールブラケット7に構成されて、コンベアフレーム16に対して着脱できるため、これら計測レール5、排出スライダ25、及び計測スライダ6等に対するガイドレール71,72の取付位置取付姿勢位置等を適正位置に補正、調整して、正確で、円滑な計量選別を行わせる。
請求項1に記載の発明は,計測レール5上面に案内するキャリッジ2の計測スライダ6は,これと段違い位置に一体的に形成される排出スライダ25を,この計測レール5とは別構成の前,後ガイドレール71,72に案内させて行わせる。このため,ロードセル8によって計測するときの計測スライダ6を,計測レール5の上面に載せたり,降したり案内する前ガイドレール71や,後ガイドレール72,及び,排出スライダ25は,各レール部や,各スライダ部の段違い形態のように,各ガイドレール71,72と,計測レール5との間の先端部相互間が,接近しない形態として前後,乃至上下に大きく離間したレール配置の形態とすることができ,計測レール5の前後端と,前,後ガイドレール71,72端との間に,前後に接近したレール端間隙部を形成しないため,計測スライダ6の計測レール5上面への載せ降ろし案内を,振動や衝撃とを少なくして円滑に行わせて,正確で,速やかな搬送,計量を行わせることができる。
又、前記排出スライダ25は、選別行程Cで、排出カム21の回動を受けて、選別皿1を選別位置へ排出回動させるもので、これを共用化して構成を簡潔化することができる。
又、前記の前、後ガイドレール71、72を一体的に形成したレールブラケット7は、各ガイドレール71、72を一体構成として、コンベアフレーム16部に対して着脱可能、位置調節可能に構成する形態では、上下位置揃え、傾斜角度調整等が簡単、容易であり、各スライダ6、25や計測レール5との関係位置を、調整し易くし、掃除、点検、メンテナンス性等を行い易くすることができる。
選別皿コンベアの平面図。 その側面図。 その一部破断せる正面図。 その一部選別皿の平面図,及びその側面図(A)と,供給皿の平面図と,及びその正面図(B)。 その供給皿コンベアと選別皿コンベアとの連動部の平面図。 その側面図。 その選別皿の計量行程におけるガイド状態を示す正面図(A)と,その側面図(B)。 一部別実施例を示す選別皿コンベアの正面図。 その一部破断せる側面図。 計測レール部の配置平面図(A)と,その側面図(B)。 チエンスプロケット部の平面図(A)と,側面図(B)。
図面に基づいて、選別皿コンベア15は、コンベアフレーム16上の前、後端のスプロケット60間に亘って掛渡される搬送チエン3に、選別皿1を装着した正面視で扇形状のキャリッジ2を取付けて、選別皿1を無端帯状形態に配置し、電動モータ70によって駆動回転することにより、各選別皿1上面に被選別物を供給載置して搬送Fしながら、この搬送途中でロードセル8による計量作用を受けさせて、この計量に基づいて選別皿1を指定の選別位置に搬送しながら転倒排出させて、被選別物の選別作用を行うものである。
この選別皿コンベア15の始端部に連接する供給皿コンベア74は,コンベアフレーム85の前後端部に横向き形態に軸装された前後一対のスプロケット軸79上のスプロケット83間に,搬送チエン84を掛け渡して,この搬送チエン84に沿って平面視短冊状皿形形態の供給皿73をブラケット95を介して取り付けて,無端帯状形態に構成する。この供給皿73は,搬送方向に沿う皿幅kを,前記選別皿1の搬送方向に沿う皿幅dの略半分(1/2)の狭幅に形成して,前後各供給皿73間の間隙部をできるだけ狭くして,被選別物を挟圧し難い形態に構成している。これに対して,搬送方向に対して横方向に沿う皿幅g,hは,選別皿1,供給皿73共に,略同じ皿幅に形成している。
前記選別皿コンベア15の前,後部のスプロケット60の軸67は,コンベアフレーム16に対して上下方向に向けて設け,この始端側のスプロケット軸67,又は駆動軸76の下端を電動モータ70に連動して回転する。前,後部のスプロケット60間に亘って平面方向に巻き掛けられた搬送チエン3に,キャリッジ2を介して取り付けられた多数の選別皿1は,平面的なトラックコース状形態に回転して搬送される。各選別皿1は,硬質性合成樹脂材によって成形されるが,樋状断面形態で左右横方向に長くg形成すると共に,搬送方向に沿う所定皿幅dに形成して,平面視短冊状形態に構成し,この横方向一側端を開口75して被選別物の排出を行い易く形成し,この開口75とは反対側には端壁部を形成し,この端壁部に亘る前後側壁55間の皿幅dを端壁部に亘るに伴って順次狭くd1して平面視舟型状nのバケット形態に形成している。
前記キャリッジ2は、この扇形状の要部に位置するキャリッジボス9を、搬送チエン3に対する取付部の支持軸4の周りに左右方向に回動自在に支持して、上側部には前記選別皿1を支持ピン29周りに回動可能に,又は一体的に取り付けた固着形態として取り付け支持している。又、このキャリッジ2は被選別物を載せる選別皿1を左右水平状姿勢に支持して、この選別皿1に被選別物を載せる供給行程Aから、この選別皿1の重量を計測する計測行程Bを経て、この選別皿1を側方へ転倒回動させて被選別物を選別位置へ排出する選別行程C等を経て,トラックコース形態に前後方向へ往復回転しながら,往行程F,復行程Rを搬送する形態である。
前記各キャリッジ2の支持軸4の取付構成について、前記キャリッジ2や、選別皿1,及び供給皿73等は,硬質の合成樹脂材を主体として成形、構成して、搬送チエン3のチエンリンク61、乃至リンクピン62に取付けられたチエンブラケット26に、取付ブラケット17を着脱可能に設け、この取付ブラケット17の左右両側部に上下一対の平行リンク39を後方に向けて突出させて、リンクピン18周りに上下回動自在に設ける。前記樹脂材としては,選別皿1をポリエチレン材から成形して,適宜の弾性,乃至外力による歪み復元性を有した形態である。従って,排出口75部の測辺部55を手で外側から挟持するようにして選別皿1の内側へ押し寄せるようにすると,底部50をこの弾性に抗して内側へ湾曲することができ、この測辺部55の押さえを解放すると、これら底部50等の弾性復元性によって正規の選別皿1の形態に復元するように構成している。又,前記キャリッジ2は、この選別皿1よりも硬質の高密度ポリエチレン材から成形している。
前記各平行リンク39の後端部に、前記支持軸4を有した軸ブラケット30の上下端部を、リンクピン19で枢着連結して、この支持軸4、及び軸ブラケット30を、チエン3側の取付ブラケット17に対して平行形態に上下揺動自在に構成している。
前記支持軸4は、軸ブラケット30の後側に向けて水平に突出して形成されて、この支持軸4の周りに左右回動自在のキャリッジ2が、キャリッジボス9部で嵌合支持される。この支持軸4は、外周面に適宜深さ、及び幅の環状凹部10を形成し(図9参照)、この環状凹部10の前、後両端部に軸受面11を形成して、これら前、後両端部の軸受面11の外周に、前記キャリッジ2のキャリッジボス9のボス穴20内周面を回動自在に嵌合させて軸受けする。これら支持軸4の外周部に嵌合されたキャリッジボス9の前後両端面に、前記軸ブラケット30の軸肩部22と、ボルト24締めで支持軸4端部に取付ける抜止デイスク23と対向させて設け、これら軸ブラケット30と抜止デイスク23との間で、支持軸4周りに回動自在に支持される。
前記支持軸4の軸受外周面にキャリッジボス9のボス穴20を嵌合して左右回動可能に支持するが,これら支持軸4の軸周面とボス穴20の内周面との間において,何れかの側の軸受け嵌合周面である軸受面11の,軸受け幅の中央部位置に,環状凹部10を形成して,キャリッジ2の円滑な回動,及び計量を行わせるように構成している。
前記キャリッジ2の左右両側部の翼部42は,計測行程B部に設けられる左右一対の計測レール5に摺動する計測スライダ6を形成すると共に,この計測スライダ6の外側上位置に,前ガイドレール71と後ガイドレール72との上面に摺動案内される排出スライダ25を突出形成している。この排出スライダ25は,選別行程Cで排出カム21の回転によって掬い上げられて,キャリッジ2を選別皿1と共に排出回動させることができる。
前記キャリッジ2は、上周部を前記キャリッジボス9部を中心とする扇形状に左右両側へ拡張する形態で、この左右両側端部に、計測レール5上面に支持摺動させる計測スライダ6を設けると共に、この計測スライダ6の上部外側位置に突出して排出スライダ25を形成している。このキャリッジ2の上端翼部42には、前後両方向に向けて支持ピン29を突出して,選別皿1の排出口75側底部50に突出する前後一対の支持ブラケット53に形成したピン穴52を嵌合させることができる。この支持ブラケット53には、ピン穴52が所定の間隔を有して上下二段に形成して、この上下何れかのピン穴52を選択して前記支持ピン29に掛け替えることができる。排出開口75側底部50を低くするときは、支持ブラケット53の上側(選別皿1の底部50に近い側)のピン穴52を嵌合させる。この状態では,選別皿1底部50の下面がキャリッジ2の翼部42のストッパ59に接近して,選別皿1はキャリッジ2に対して殆ど回動できない状態に設定している。又,底部50位置を高く設置するときは,下側のピン穴52を嵌合させる。この状態では,底部50の下面が前記ストッパ59から浮上して上下回動自在の状態となり、選別皿1の奥底部57がキャリッジ2のストッパ66に支持されて、皿底面を前記の場合とは急角度の姿勢に支持することができる。
前記選別皿1は,この転倒回動側に排出開口75を形成して漏斗形態に構成し、収容支持して搬送した被選別物の転倒排出を円滑に、正確に行わせることができる。そして、被選別物の形態によって、排出開口75側への排出作動を行わせやすくするときは、前記選別皿1の取付位置を下げて取り付け、排出作動を抑制するときは、取り付け位置を上げて、底部の傾斜を急角度に設定する。又、前記キャリッジ2が水平状の搬送姿勢状態では、選別皿1の底部50下面をキャリッジ2の中央上面部に略左右水平状に支持して搬送することを標準姿勢として安定した搬送を行わせる。
選別皿1を有したキャリッジ2を、搬送チエン3に対して前後方向に沿う支持軸4の周りに回動可能に支持させて配置し、前記キャリッジ2の左、右側部には、この搬送経路の計測行程Bで、計測レール5上面に摺動する計測スライダ6と、選別排出行程Cで、前記計測に基づいて作動される排出カム21の作動を受ける排出スライダ25とを形成した選別皿コンベア15においては、前記選別皿1のキャリッジ2に対する着脱可能の支持ブラケット53を取付部として、前記選別皿1の皿底部50内面の排出口27方向に亘る傾斜を緩急変更可能にして取付けている。
選別皿コンベア15の駆動によって各キャリッジ2に支持された選別皿1が搬送される。この選別皿1に被選別物を供給すると、計測行程Bで、キャリッジ2のスライダ6が計測レール5上を移動する間にロードセル8による重量計測が行われる。この計測に基づいて選別排出行程Cの選別排出位置が指定されて、排出カム21の作動によって排出スライダ25が作動されて、選別皿1、及びキャリッジ2が支持軸4の周りに外側へ回動されて選別皿1を外側へ転倒させる。この選別皿1内部に収容支持している被選別物を、皿底部50内面を排出開口75側へ移動させて、この排出開口75から外方へ排出する。
このような被選別物の選別排出において、選別皿1の皿底部の傾斜を緩、急に変更するときは、キャリッジ2上に取付ける選別皿1の排出口75側底部の取付位置を、このキャリッジ2に対して上下に付替えることによって、皿底部50の傾斜を緩、急に変更設定することができる。排出開口75部を低くすることによって皿底部50の開口75側への排出案内面の傾斜を緩くしたり、開口75部を高くすることによって皿底部50の開口75側への排出案内面の傾斜を急に設定することができる。
又、合成樹脂材から成形の選別皿1の開口75側皿底部50の裏側面51に、前記キャリッジ2の前後両側面に突出の支持ピン29に嵌脱可能のピン穴52を形成した前後一対の支持ブラケット53を、適宜間隔部54を有して形成し、前記選別皿1の開口75部の前後両側辺部55間の皿底部50を押し曲げることによって、左右支持ブラケット53間のピン穴52間隔を変えて、支持ピン29に対する嵌脱を行わせる構成としている。
前記キャリッジ2は,ガイド穴31の係合穴38部を取付ブラケット17のガイドピン32に係合して,この係合穴38の中央側端の上端縁64を,ガイドピン32に吊持ち支持させて,左右両端部の計測スライダ6が計測レール5上を摺動させるか,乃至はこれよりも若干高位置に浮上させた状態にして,搬送することができる。この搬送姿勢位置でのキャリッジ2によって支持搬送される選別皿1は,前記ガイドピン32によって係合穴38の上端縁64部を係合して吊上げるように浮上支持しているため,計測行程Bを過ぎて選別行程Cを搬送されるときは,計測スライダ6や,排出スライダ25がレールに支持案内されなくても,被選別物を収容した選別皿1を選別排出位置まで搬送することができる。
前記キャリッジ2の上部には、前記取付ブラケット17の上端部から後側へ突出されるガイドピン32を嵌合させる円弧状のガイド穴31,係合穴38を形成して、このキャリッジ2の支持軸4周りの左右回動角度を規制する形態としている。又、このガイド穴31の上端部には、下側への突出のガイド突子34に仕切られる係合穴38を形成して、前記ガイドピン32をこのガイド穴31に嵌合案内させて,回動するキャリッジ2が、スライダ6のガイドレール71,72や、計測レール5による押上げ状態の解除されることによって、支持軸4の直上位置の搬送姿勢位置になると、前記ガイド穴31のガイド突子34部がガイドピン32を乗り越えて、係合穴38上端縁64部に嵌合されて、キャリッジ2がこのガイドピン32部に支持される形態となる。このガイドピン32と下部の支持軸4とによるキャリッジ2の支持状態では、選別皿コンベア15の供給行程Aから選別行程Cに亘る行程において、選別皿1を左右水平状態の搬送姿勢位置に安定支持して搬送することができる。
前記排出スライダ25が前ガイドレール71に摺動案内されて,この排出スライダ25を一体の段違いの計測スライダ6が若干昇降移動されて,計測レール5上面に衝撃なく円滑に摺接するように案内される。また,計測スライダ6が計測レール5から外れるときは,排出スライダ25が後ガイドレール72に摺動案内されて,計測スライダ6を計測レール5上の計測行程B位置から搬送姿勢位置へ滑らかに案内して搬送維持する。
従って、前記計測レール5によるキャリッジ2の摺動を介して選別皿1部の重量を計測する形態においては、前記左右の計測レール5で,キャリッジ2の左右の計測スライダ6を支持して、キャリッジ2を持ち上げて、ガイドピン32から係合穴38の上端縁64を宙吊り状に浮上させた状態で,計測レール5によって選別皿1の重量を支持して,ロードセル8による計量を行う。このとき、キャリッジ2は、係合穴38の上、下端縁64、65間で、ガイドピン32に対して上下動自在の状態にあって、計測連動の摩擦抵抗等を少なくするものであるから、この状態での被選別物を載せたキャリッジ2や、選別皿1等の重量を正確に計測する。
又、前記供給行程A、及び選別行程Cでの搬送は、キャリッジ2を下降させて、前記係合穴38の上端縁64をガイドピン32に係合支持させた形態で搬送することができる。
このキャリッジ2は、左,右両側の計測スライダ6が計測行程B部の前,後ガイドレール71,72や、計測レール5によって案内されているときは、前記キャリッジ2のガイド穴31上端部の係合穴38上端縁64が、取付ブラケット17のガイドピン32よりも上方へ浮上されても、各側の計測スライダ6等によって支持されているものであるから,支持軸4の周りには左右いずれの側へも大きく回動することができないで,係合穴38とガイドピン32との嵌合案内によって,キャリッジ2及び選別皿1が,前記係合穴38の上,下端縁64,65間の高さ域を上下動するも,ガイドピン32が係合穴38からガイド穴31の側へ外れ難いように、このガイド穴31におけるキャリッジ2の選別排出側への傾斜回動を行わせないように規制案内される。
選別行程Cにおいて,選別排出側の排出レール等の如きレールがなくなった行程においては,この選別排出側とは反対側に位置して配置される排出カム21の回動によって,この排出カム21の回動域上を通過移動する側の排出スライダ25が,この排出カム21によって掬い上げられるように回動されて,キャリッジ2と,選別皿1を支持軸4の周りに開口75側へ回動して,選別排出姿勢とする。
このようにキャリッジ2は,該当する選別行程Cにおいて選別皿1と共に取付ブラケット17の支持軸4の周りに外側部へ回動されて,選別皿1に収容の被選別物を排出口開口75から取出ホッパ28へ選別排出させるが,この転倒回動されたキャリッジ2は,前記排出カム21とは反対側に位置して設けられるカム,乃至ガイドレール等によって,キャリッジ2の左右何れかの側の排出スライダ25を掬い上げ,又は押し下げることによって,キャリッジ2のガイド穴31部をガイドピン32に対して案内させて,係合穴38の上端縁64を係合させて,排出姿勢のキャリッジ2及び選別皿1を搬送姿勢位置へ回動復帰させて,供給行程Aへ戻すことができる。
前記のように,コンベアフレーム16の搬送チエン3によって搬送される各キャリッジ2及び選別皿1を支持する取付ブラケット17は,コンベアフレーム16のガイドレール41に摺動案内されて,略水平面上に沿って前,後方向へ往,復行程F,R,及びこれら前,後端部の旋回行程Dによるトラックコース状形態に回動駆動される。そして,この取付ブラケット17のガイドピン32に対して係合穴38の上端縁64を支持されるキャリッジ2は,左右両側部のキャリッジ翼部42を略水平状態にして回転移動する。そして,前記選別排出位置においてのみ,キャリッジ2の一側の排出スライダ25が,排出カム21によって大きく押しあげられて,ガイドピン32に対してガイド穴31を案内させて,選別排出姿勢に回動させることができる。
又、前記係合穴38の下端縁65が、ガイド穴31の下縁よりも若干下位に形成されて、前記ガイドピン32に係合することができ,これらガイドピン32に対するキャリッジ2の係合穴38下端縁65の係合によって、これらキャリッジ2や選別皿1等が平行リンク39を介して取付ブラケット17に対する上下揺動を所定域に制限して,キャリッジ2の安定した搬送姿勢を維持させるように構成している。
前記のように、キャリッジ2の左右両側方へ突出するキャリッジ翼部42には、前記計測スライダ6を内側下位の位置に設け,排出スライダ25を外側上位の位置に設けるように,段違い位置に配置して、前記ガイドレール71,72や、計側レール5等の上面を摺動させて搬送案内する。又、前記選別行程Cの一側、選別排出側にはこのキャリッジ2の排出スライダ25を掬い上げるように作動する排出カム21を配置して、計量搬送される選別皿1の被選別物を指定の選別位置49の取出ホッパ28に転倒排出させる形態である。
前記キャリッジ2の搬送を案内する前,後ガイドレール71,72や、計測レール5、排出カム21等は、キャリッジ2の搬送経路の横側、左右両側部に沿って、コンベアフレーム16上に設けられる。選別コンベア15の始端部で、供給行程Aの終端部位置から計測行程Bの始端部には、前ガイドレール71を設け、この前方側部に位置する計測行程Bには、計測レール5を設け、又、この計測行程Bの終端部位置から前記選別皿1を転倒回動させる選別行程Cの始端部位置に亘っても、前記同様の後ガイドレール72を配置構成する。又、前記搬送チエン3に取付けられたチエンブラケット26に対して,各キャリッジ2を平行リンク39を介して連結した取付ブラケット17を取り付ける。この搬送チエン3の搬送経路の左右両側部には、倒U字形断面形態の合成樹脂材からなるスライドガイド41を形成したガイドレール37を、この搬送経路の搬送チエン3の左右両側部に沿って平行状にして,このコンベアフレーム16上面に設ける。この左右のガイドレール37上縁間にわたって取付ブラケット17の底部平坦面部を支持して摺動案内させることができ、選別皿コンベア15の始端部から終端部に亘る全長往行程間に亘って移送案内する。
前記計測レール5によって支持するキャリッジ2、及び被選別物を載せた選別皿1の重量を計測するロードセル8は、コンベアフレーム16の始端部に設けられ、左右両側部へ突出の計量軸43の両端部に支持ブラケット44を設け、この支持ブラケット44上に計測レール5を取付けて支持する。この左右一対の計測レール5の上面に選別皿1を支持したキャリッジ2の左右両側部の計測スライダ6を摺動支持することによって、ロードセル8に働く重量を計測するもので、このロードセル8の計測値は電子的にコントローラ45へ入力される。
前記計測レール5の上手側(選別コンベア15の始端部側)には、コンベアフレーム16上に前記前,後ガイドレール71,72を配置したレールブラケット7を取り付ける。これら前,後部のガイドレール71,72は,略計測レール5の長さと同じ間隔部を形成して,前後方向へ水平状形態に配置されて,計測レール5の外側上側部位置に,前,後ガイドレール71,72間のガイドレール間隔部を対向させるようにして取り付ける。このレールブラケット7には取付ボルト68を嵌合できる長穴69を形成して,この長穴69にボルト68を挿通して,機体部に締め付けて固定できる。このレールブラケット7は,前記ボルト68によって着脱可能に構成すると共に,このボルト68に対して長穴69部を案内移動させて,各ガイドレール71,72部を位置調整することができるように構成し,これらガイドレール71,72や,計測レール5に対する摺動移動の関係位置を正確に決めて,円滑な選別皿1の搬送を行わせ,正確な計量を行わせる。
又,この前ガイドレール71は、始端部を傾斜させて、この選別皿コンベア15の始端部から計測レール5側へ移送されるキャリッジ2の計測スライダ6をすくい上げ易く形成して、この計測スライダ6を計測レール5の上面に円滑に摺動案内する。又、前記計測レール5の下手側位置に配置の後ガイドレール72をも,この後ガイドレール72の終端部を下り傾斜面に形成して、このキャリッジ2の基準の搬送姿勢位置に順次下動案内する。
前記計測レール5は、前、後部ガイドレール71,72とは異なる高さ位置にあって、計測スライダ6と排出スライダ25との間の段差に対向させている。上側面に案内支持するキャリッジ2の計測スライダ6を水平姿勢にして前方Fへ摺動案内する。これら前,後ガイドレール71,72、及び計測レール5は、一定のレール幅に形成されて、ソリ状形態に形成された計測スライダ6の下端面を摺動支持する。これら計測レール5の前、後端のレール端縁13と、前,後ガイドレール71,72のレール端縁14との対向間隔部は,これら前,後ガイドレール71,72に支持させる排出スライダ25と,計測レール5に支持させる計測スライダ6との間の上下乃至左右方向の段違い間隔に設定して,排出スライダ25部を左右の各前部ガイドレール71で案内して,計測行程Bへ搬送したキャリッジ2の計測スライダ6部を左右の計測レール5の上面に上下揺動自在の計量姿勢に載せ替えて,この計測レール5の上面を摺動搬送しながらロードセル8による計量を行わせる。
ここにおいて、搬送チエン3の取付ブラケット17から突出するガイドピン32と、このガイドピン32に案内されるガイド穴31を形成して、前後方向に沿う支軸部4の周りに左右回動可能で、かつ、前記ガイドピン32に対して上下揺動可能で、上側に選別皿1を装着したキャリッジ2を配置し、前記キャリッジ2の左右側端部に、この搬送経路の計測行程Bで、計測レール5上面に摺動する計測スライダ6と、選別排出行程Cで作動される排出カム21の作動を受ける排出スライダ25とを,段違い形態に形成した選別皿コンベア15において、
前記計測レール5の始端部側には、前記計測スライダ6とは段違いに形成の排出スライダ25の摺動によって、前記計測スライダ6部を計測レール5の始端部に載せて摺動させるように案内する前ガイドレール71を設け,又は,この計測レール5の終端部側には,前記計測スライダ6をこの計測レール5から前方行程側へ降すように案内する後ガイドレール72を設け,これら前,後ガイドレール71,72は,前記計測レール5に対して,前記スライダ部の段違い形態に対応したレール部の段違い形態に設けたことを特徴とする選別皿コンベアの計量案内装置の構成とする。
搬送チエン3の駆動によって搬送される各選別皿1は、キャリッジ2の上側部に支持されて搬送される。被選別物を載せた選別皿1は、キャリッジ2のガイド穴31の上端縁64がガイドピン32に吊持支持されて,横方向略水平状に平衡維持された状態の搬送姿勢にあって、選別皿コンベア15の計測行程Bへ搬送される。この計測行程Bに入るときのキャリッジ2は、左右方向に略水平状態に維持されていて、左右の排出スライダ25が前ガイドレール71の上面を摺動して、これら排出スライダ25とは段違いの構成であり、一体的形態の、計測スライダ6を、この前ガイドレール71位置とは異なる位置に設定されている左右の計測レール5上面に案内させて、この計測レール5上面を摺動する間に、各キャリッジ2、及び選別皿1の上部に収容された被選別物の計量が行われる。
前記ガイド穴31上端縁64を、ガイドピン32に吊下げた搬送姿勢形態のキャリッジ2は、左右の計測スライダ6が計測レール5上面に摺接して浮上されると、選別皿1全体重量が,計測レール5を介してロードセル8に受けられて計測される。
又、前記計測レール5上面を経たキャリッジ2は、排出スライダ25が後ガイドレール72に摺動支持されて、被選別物を支持した姿勢の選別皿1を選別行程Cの選別位置へ搬送する。選別該当重量の選別皿1が選別位置に搬送されると、コントローラ45からの出力信号によって、排出カム21がソレノイド作動で回動されて、前記搬送されてきたキャリッジ2の一側端部の排出スライダ25を跳り上げ,乃至は掬い上げて、ガイド穴31の上端縁64をガイドピン32から浮上させて、搬送姿勢を解除して、キャリッジ2と選別皿1を支持軸4周りに回動して、横側の選別位置へ被選別物を排出する。
又,前記計測レール5の始端部に載せるように案内する前ガイドレール71と、計測レール5の前側部に降すように案内する後ガイドレール72とを一体的に構成したレールブラケット7を、コンベアフレーム16に対して、乃至このコンベアフレーム16側に一体的に構成した(カバー部材等)部材33に対して着脱、乃至移動調節可能に取付ける。
前記のように計測レール5の前、後近傍位置には、排出スライダ25を摺動案内する前、後ガイドレール71、72を配置して、これら前、後ガイドレール71,72によって摺動案内される排出スライダ25と一体の計測スライダ6を、計測レール5上面に載せたり、レール5上面から前側へ降すように案内する。前記ガイドレール71,72は、これらに案内されるキャリッジ2側の左右の排出スライダ25との関係位置が一定に設定されている。又,各部の摩耗、変形等よって、正規に補正されることを要する。このようなときは、前、後ガイドレール71,72が一体的にしてレールブラケット7に構成されて、コンベアフレーム16に対して着脱できるため、これら計測レール5、排出スライダ25、及び計測スライダ6等に対するガイドレール71,72の取付位置取付姿勢位置等を適正位置に補正、調整して、正確で、円滑な計量選別を行わせる。
又,前記排出スライダ25と計測スライダ6との高差間隔に対応するように設定される計測レール5の端縁13と,ガイドレール71,72の端縁14との間の接続部は,平面視において,これら前後のレール端縁13,14間間隔部12を、各スライダ6,25配置位置や,選別コンベア15の搬送速度等に応じて,適宜の連接間隔に形成すると共に、これら前後対向レール端縁13,14,及びこの間隔部12を、相互に平行状にして、搬送方向Fに対して平面視で側方へ傾斜αする形態に形成することにより計測レール5に対する計測スライダ6の摺動抵抗を小さくするように設定している。これら左右両側部の計測レール5、及びガイドレール71,72部におけるレール端縁13、14の傾斜α方向は、図例では左右同形態に形成しているが、左右対称形状に形成したり、前後対称形状に形成することもできる。
前記ガイドレール7の下手側に位置する選別行程Cには、キャリッジ2上に選別皿1を左右水平状の姿勢に支持した搬送姿勢から、このキャリッジ2の転倒側とは反対側に位置する排出スライダ25を排出カム47の回動によってすくい上げて、キャリッジ2を支持軸4の周りに外側方へ転倒回動する形態である。この排出カム47は、各選別位置に配置されて、前記コントローラから出力によって、選別位置の排出カム47をソレノイド出力作動で回動して、この排出カム47の選別位置に搬送されてきたキャリッジ2を外側へ転倒させると共に、このキャリッジ2上の選別皿1をも支持軸4周りに転倒回動させて、この選別皿1の被選別物を開口75から選別位置49へ排出させる形態としている。又、これら各排出カム47の下手側には、前記転倒回動されたキャリッジ2を非搬送姿勢位置に戻し回動したり、所定の搬送姿勢位置に維持するための選別レールを設けることもできる。
前記選別皿コンベア15と,供給皿コンベア74との連動構成について,前記選別皿コンベア15の始端側旋回行程D部の内側に、下端部のモータ70によって駆動される選別皿コンベア15始端部の上下方向のスプロケット軸67,及び駆動軸76を設け、この駆動軸76には回転外周部にチエンリンク80を巻着け固定してスプロケット歯81を形成したチエンスプロケット77を設け,このチエンスプロケット77に,前記選別皿コンベア15の前記搬送チエン3の始端部を掛け渡しているスプロケット60を直接噛合させて連動回転し、この駆動軸76の上端部からベベルギヤ78を介して前記供給皿コンベア74端部のスプロケット軸79を連動して、前記モータ70により選別皿コンベア15と供給皿コンベア74を連動する
前記のように選別皿コンベア15の始端部側直進行程の上側部に沿って、供給皿コンベア74の終端部をのぞませて、被選別物の供給皿73から選別皿1への供給を正確に、円滑に行わせる。このような各コンベア15、74の伝動は、選別皿コンベア15の始端側旋回行程D部の内側に位置するスプロケット軸67,又はこれに隣接する駆動軸76が、この下端部のモータ70によって連動駆動されることによって、この駆動軸76と一体に回転するチエンスプロケット77を介して、この選別皿コンベア15の始端部のスプロケット60との間が噛合回転される。又、この駆動軸76の上端部,又は,スプロケット軸67の上端部からは、ベベルギヤ78機構を介して供給皿コンベア74の終端部のスプロケット軸79の側端部を連動回転する。前記チエンスプロケット77を設けて直接スプロケット60を噛合させると,駆動軸76とスプロケット軸79との回転方向を相互反対方向にして伝動回転することができ,これらスプロケット60とチエンスプロケット77との間には,平面的回転に掛け渡される伝動チエンの設置は不要となり,伝動チエンの緩みや,外れ現象等のトラブルはなくなる。
前記モータ70によって連動駆動される駆動軸76を、選別皿コンベア15の始端部内側部から、上方の供給皿コンベア74の始端部一側に亘って配置し、この駆動軸76上のチエンスプロケット77は,側部に配置の選別皿コンベア15始端部のプロケット60との直接噛合により回転して、この駆動軸76上端部からベベルギヤ78の終端部のスプロケット軸79を伝動回転させるもので、駆動軸76とスプロケット軸67との軸間隔を狭くして軸装配置することができ,伝動軸や、スプロケット、ギヤ枚数等を少くして、簡単な構成で伝動することができる。しかも、駆動軸76部を両コンベア15、74の受継搬送部に集中させて構成し、正確で、安定した伝動を維持させることができる。
前記供給皿コンベア74は,選別皿コンベア15の往行程F幅域上側位置に設置して,このコンベア15の始端部側旋回行程Dの中心部から復行程R側に位置する,略半分のコンベア15幅域上面部は,解放した形態に形成されていて,この部分のスペースに供給皿コンベア74を連動する連動機構を構成する。そして,このコンベア74に対する被選別物の供給を行い易くすると共に,選別皿コンベア15における選別作用の操作,監視の作業を行い易くするものである。前記供給皿コンベア74の一側に沿って,収容しておく被選別物を,作業者が取り出ししながら供給皿73へ載せるための供給ホッパ86を設ける。前記供給皿コンベア74の各供給皿73の下面を支持案内するガイドレール87を,前記搬送チエン84の左右両側部に設け,ガイドリング88をスプロケット軸79部に設ける。又,コンベア74始端部のスプロケット軸79部には,チエン張りスプリング89を設けている。
前記選別皿コンベア15は,後端部のスプロケット60のスプロケット軸67が,供給皿コンベア74の終端部側のスプロケット軸79の後側下部位置に接近させて配置し,このスプロケット軸67の前側位置で,供給コンベア74のスプロケット軸79の横端部の直下位置に,上下方向の駆動軸76を設ける。これら前部のスプロケット軸67上のスプロケット60と,後部の駆動軸67上のチエンスプロケット77とを直接噛合わせて,連動状態に構成する。これらの伝動する電動モータ70は,コンベアフレーム16の後部に搭載して,スプロケット軸67の下端部を連結駆動する。又,このモータ70は,駆動軸76の下端部に連結して結して駆動することも可能である。ただし,これらスプロケット軸67と,駆動軸76との連動回転は,選別皿コンベア74のスプロケット60の回転方向が一定方向に定っているため,駆動軸76はこれと反対方向に回転する。
この駆動軸76に固定するチエンスプロケット77は,軸方向に対向する一対の円盤90間に,所定長さのチエンリンク80を巻着けて,一体回転するように構成し,このチエンリンク80のリンクピン91部を,スプロケット60と噛み合うスプロケット歯81として,平歯ギヤのように相互に反対方向へ噛合回転する。前記円盤90の外周縁部にはチエンスプロケット77の回転径ライン上に沿って,各リンクピン91の端部を嵌合させるピン穴92を形成して,スプロケット歯81の正確な位置,乃至形態を維持安定させる。
このような選別皿コンベア15の搬送チエン3を掛け渡す大径回転のスプロケット60と,直接噛み合うチエンスプロケット77として,スプロケット軸67の後部近くに配置の駆動軸76に設けて,これらのスプロケット軸67と駆動軸76とを,直接噛み合わせて,相互に反対方向に回転させる。
選別皿コンベア15の伝動は,この始端部側のスプロケット軸67をモータ70で駆動することによって行われる。このスプロケット軸67のスプロケット60を介して,駆動軸76のチエンスプロケット77を噛合回転し,この駆動軸76の上端部と前記供給皿コンベア74の前端部のスプロケット軸79の軸端部との間には,ベベルギヤ78を噛み合いさせて,前記コンベア15側のスプロケット軸67から,供給コンベア74の伝動を行わせる。この選別皿コンベア15の上側や,供給皿コンベア74の横側に形成されたスプロケット60や,チエンスプロケット77,駆動軸76,ベベルギヤ78,及びスプロケット軸79のベベルギヤ連動側端部等は,伝動カバ93で被覆している。この伝動カバ93にはキャリッジ2の排出スライダ25を摺動案内させる規制ガイド36を取り付けて,旋回行程D部のキャリッジ2が外側へ転倒しないように案内している。
前記選別皿コンベア15の支持軸4の取付構成については、前記キャリッジ2や、選別皿1等は硬質の合成樹脂材を主体として成形、構成して、搬送チエン3のチエンリンク61、乃至リンクピン62に取付けられたチエンブラケット26に、取付ブラケット17を着脱可能に設け、この取付ブラケット17の左右両側部に上下一対の平行リンク39を後方に向けて突出させて、リンクピン18周りに上下回動自在に設ける。前記樹脂材としては,選別皿1をポリエチレン材から成形して,適宜の弾性,乃至外力による歪み復元性を有した形態である。従って,排出開口75部の測辺部55を手で外側から挟持するようにして選別皿1の内側へ押し寄せるようにすると,底部50をこの弾性に抗して内側へ湾曲することができ、この測辺部50の押さえを解放すると、これら底部50等の弾性復元性によって正規の選別皿1の形態に復元するように構成している。又,前記キャリッジ2は、この選別皿1よりも硬質の高密度ポリエチレン材から成形している。
前記各平行リンク39の後端部に、前記支持軸4を有した軸ブラケット30の上下端部を、リンクピン19で枢着連結して、この支持軸4、及び軸ブラケット30を、チエン3側の取付ブラケット17に対して,平行形態で上下揺動自在に構成している。
前記支持軸4は、軸ブラケット30の後側に向けて水平に突出して形成されて、この支持軸4の周りに左右回動自在のキャリッジ2が、キャリッジボス9部で嵌合支持される。この支持軸4は、外周面に適宜深さ、及び幅の環状凹部10を形成し(図9参照)、この環状凹部10の前、後両端部に軸受面11を形成して、これら前、後両端部の軸受面11の外周に、前記キャリッジ2のキャリッジボス9のボス穴20内周面21を回動自在に嵌合させて軸受けする。これら支持軸4の外周部に嵌合されたキャリッジボス9の前後両端面に、前記軸ブラケット30の軸肩部22と、ボルト24締めで支持軸4端部に取付ける抜止デイスク23と対向させて設け、これら軸ブラケット30と抜止デイスク23との間で、支持軸4周りに回動自在に支持される。
前記支持軸4の軸受外周面に環状凹部10を形成するが,この形態(図9参照)に代えて、キャリッジボス9側のボス穴20の内周面側に環状凹部10を形成するも可能である。この内周の環状凹部10の前後端部間に亘って同一径の支持軸4を嵌合させて、この前、後端部の軸受面11を形成して、支軸4を前後の軸受面11による両端支持形態の構成としている。
前記キャリッジ2の左右両側部の翼部42は,計測行程B部に設けられる左右一対の計測レール5に摺動する計測スライダ6を形成すると共に,この計測スライダ6の外側上位置に,前ガイドレール71と後ガイドレール72の上面に摺動案内される排出スライダ25を突出して,段違い形態に配置形成している。この排出スライダ25は,選別行程Cで排出カム21の回転によって掬い上げられて,キャリッジ2を選別皿1と共に排出回動させることができる。
又,前記キャリッジ2に対する選別皿1の支持位置は,選別皿の重心位置をキャリッジ2の支持軸4の軸芯位置よりも排出開口75側寄りに偏倚した位置にして設定している。このため,キャリッジ2と選別皿1とは,常時開口75の側へ転倒回動しやすい状態にあり,キャリッジ2が取付ブラケット17に対して上下動して,係合穴38の上端縁64,又は下端縁65が,この取付ブラケット17から突出するガイドピン32との係合が外れると,このガイドピン32にガイド穴31を案内させて,支持軸4周りに支持のキャリッジ2を開口75側へ回動させることができる。
1 選別皿
2 キャリッジ
3 搬送チエン
4 支持軸
5 計測レール
6 計測スライダ
7 レールブラケット
8 ロードセル
16 コンベアフレーム
17 取付ブラケット
25 排出スライダ
31 ガイド穴
32 ガイドピン
33 フレーム部材
71 前ガイドレール
72 後ガイドレール
A 供給行程
B 計測行程
C 選別行程
D 回向行程

Claims (1)

  1. 搬送チェン(3)の取付ブラケット(17)から突出するガイドピン(32)と、このガイドピン(32)に案内されるガイド穴(31)を形成して、前後方向に沿う支軸部(4)の周りに左右回動可能で、かつ、前記ガイドピン(32)に対して上下揺動可能で、上側に選別皿(1)を装着したキャリッジ(2)を配置し、前記キャリッジ(2)の左右側端部に、この搬送経路の計測行程(B)で、計測レ−ル(5)上面に慴動する計測スライダ(6)と、選別排出行程(C)で作動される排出カム(21)の作動を受ける排出スライダ(25)とを、段違い形態に形成した選別皿コンベア(15)を構成し、前記計測レール(5)の始端部側には、前記計測スライダ(6)とは段違いに形成の排出スライダ(25)の摺動によって、前記計測スライダ(6)部を計測レール(5)の始端部に載せて摺動させるように案内する前ガイドレール(71)を設け、又は、この計測レール(5)の終端部側には、前記計測スライダ(6)をこの計測レール(5)から前方行程側へ降すように案内する後ガイドレール(72)を設け、これら前、後ガイドレール(71)、(72)は、前記計測レール(5)に対して、前記スライダ部の段違い形態に対応した段違い形態に設けたことを特徴とする選別皿コンベアの計量案内装置。
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