JP2015127040A - 選別皿コンベアの選別皿キャリッジガイドレール - Google Patents

選別皿コンベアの選別皿キャリッジガイドレール Download PDF

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Yasuhiro Yokosaki
安弘 横崎
雅美 岡山
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雅美 岡山
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Abstract

【課題】 このキャリッジの左右両側に突出するスライダーを、ロードセルに支持される計測レールに摺動案内させて、被選別物の重量を計測しながら、選別搬送させる形態にあっては、前記計測レールと、この前後に配置のガイドレールとの間の連接間隔部におけるスライダーの受継移送において、スライダーの摺動振動や、揺動等の衝撃が発生し易く、正確で安定した計量を維持し難い。
【解決手段】 キャリッジ2の左右両側部のスライダー6を摺動案内する計測レール5と、この計測レール5の上手側、又は下手側に設けるガイドレール7との間のレール連接部12に、搬送方向Fに対して平面視で、レール幅d方向の一側端縁から他側端縁前位に亘る斜め方向αのレール端縁13,14を、適宜間隔の連接間隔部12を介して前後に対向接近させて平行形態に形成する。
【選択図】図6

Description

野菜、果実、魚貝類等の被選別物を選別皿に載せて搬送しながら、ロードセルにより計量して、所定重量区分毎に選別排出させる選別皿コンベアにおいて、選別皿の重量計測を正確に、安定して行わせる選別皿キャリッジガイドレールに関する。
選別皿を有したキャリッジを搬送しながら、この左右両側部のスライダーを、ロードセルに支持された計測レール上面に摺動させて、このロードセルで重量を計測して、選別位置へ排出する選別皿コンベアの技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開平5−32313号公報
前記選別皿を有したキャリッジは、左右幅の中央部に、支持軸周りに左右回動自在に嵌合支持するキャリッジボス部を有して、このキャリッジの左右両側に突出するスライダーを、ロードセルに支持される計測レールに摺動案内させて、前記キャリッジの選別皿に支持した被選別物の重量を計測しながら、選別搬送させる形態にあっては、前記計測レールと、この前後に配置のガイドレールとの間の連接間隔部におけるスライダーの受継移送において、スライダーの摺動振動や、揺動等の衝撃が発生し易く、計測レールを衝撃、振動させて、ロードセルによる計量誤差や、計測ノイズ等の発生が行われ易く、正確で安定した計量を維持し難い。
請求項1に記載の発明は、外側部へ転倒回動可能の選別皿1を有したキャリッジ2を、搬送チエン3に対して前後方向に沿う支持軸4の周りに左右回動自在に支持して設け、前記キャリッジ2の左右両側部には、計測レール5上面に摺動支持させるスライダー6を設けて、このキャリッジ2を、左右両側部のスライダー6を搬送経路のガイドレール7、及び計測レール5の上面に摺動させて搬送しながら、左右各計測レール5上面に摺動支持された重量をロードセル8で計測して、選別皿1の被選別物の重量を計量しながら選別させる選別皿コンベアにおいて、
前記キャリッジ2の左右両側部のスライダー6を摺動案内する計測レール5と、この計測レール5の上手側、又は下手側に設けるガイドレール7との間のレール連接部12に、搬送方向Fに対して平面視で、レール幅d方向の一側端縁から他側端縁前位に亘る斜め方向αのレール端縁13,14を、適宜間隔の連接間隔部12を介して前後に対向接近させて平行形態に形成したことを特徴とする選別皿コンベアの選別皿キャリッジガイドレールの構成とする。
選別皿1を支持したキャリッジ2が供給行程Aを搬送されるときは、この選別皿1に被選別物を供給するが、この選別皿1を支持したキャリッジ2の左右両側部のスライダー6が、各々ガイドレール7の上面に支持されて摺動搬送Fされる。左右の各スライダー6は、このガイドレール7の端部から計測行程Bの計測レール5上面に移動して、この計測レール5上面を摺動搬送される間に、左右の計測レール5で受けた選別皿1の被選別物の重量によって、キャリッジ2のスライダー6が計測レール5を押圧して、ロードセル8による重量計測を行わせる。このとき、左右両側部の計測レール5で受ける重量をロードセル8で計測するため、被選別物の左右偏倚位置に対する載置状態のように、被選別物の載置状態の変化、乃至如何に拘らず、左右両側部の計測レール5で受けた被選別物の重量をロードセル8に集計して、正確な重量計測を行うことができる。
前記選別行程Cに配置の排出カム47は、コントローラ45からの出力によって駆動されるモータ、又はソレノイド48によって、カム軸49周りに所定角度回動される形態で、先端部を搬送方向Fと対向する方向に向けた錐形状形態のカム面を形成して、この選別行程Cを搬送されるキャリッジ2のカムフォロア63をすくい上げ易い形状としている。
なお、各排出カム47の前後間隔部には、選別レール(図面省略)を配置して、前記排出カム47によって外側へ転倒回動されたキャリッジ2を、水平、搬送位置へ復帰するように回動する形態とすることも可能である。
又、この転倒排出姿勢のキャリッジ2を搬送姿勢位置に戻す形態とする場合は、前記排出カム47と同形態の排出カム(図面省略)を、キャリッジ2の選別皿1転倒側直下位置に形成されるカムフォロア63を掬い上げるように配置することができる。
前記キャリッジ2が選別行程Cの終端部から、搬送チエン3の端部スプロケット60部の下側へ迂回して、この搬送チエン3の始端部へ向けて回動する復帰行程では、選別皿1、及びキャリッジ2等を平行リンク39を介して吊下げた形態にして搬送させる。
前記キャリッジ2が計測行程Bを搬送されるとき、このキャリッジ2の左右癆側のスライダー6が、ガイドレール7の終端のレール端縁13から、計測レール5の始端のレール端縁14上に亘って摺動するときは、これらレール端縁13、14間の連接間隔部12上を越えるように摺動するが、これら連接間隔部12や、レール端縁13、14等は、平面視で搬送方向Fに対してレール幅d方向の一側端縁から他側端縁前位に亘るように斜め方向αに形成されるため、これらレール端縁13,14上を摺動するスライダー6は、これら連接間隔部12の一側端部から他側端部に亘って順次摺動移行して、計測レール5上面に移行する。又、この計測レール5から後側のガイドレール7へ摺動するスライダー6の移動においても、これと同様にして、これら斜め方向αの傾斜レール端縁13、14と、連接間隔部12を順次摺動移行される。
前記のようにして、計測レール5からガイドレール7上を経て選別行程Cへ搬送案内されるスライダー6は、このガイドレール7の終端部の下り傾斜面によって、下降案内されてキャリッジ2の計量姿勢位置から搬送姿勢位置への下動を許し、後続の選別行程Cにおける排出カム47による排出作用を受ける態勢となる。
請求項1に記載の発明は、選別皿1を有したキャリッジ2のスライダー6は、前記のように計測レール5のレール幅dに亘って平面視斜め方向αに沿って形成されるレール端縁13,14、及びこれらの間の連接間隔部12上面を、搬送方向Fへ摺動移行して、これら相互の摺動摺接面位置は、これらレール端縁13,14、及び連接間隔部12の傾斜方向αの一側端部から他側端部に亘って順次に摺動移行する。このため、これらスライダー6の連接間隔部12やレール端縁13,14等との摺接から受ける急激な摺動摩擦抵抗の変化や、摩擦、係合衝撃等を少くして、円滑なスライダー6の摺動により正確な重量計測を安定して行わせることができる。又、前記選別皿1を支持して搬送するキャリッジ2のスライダー6が、上手側のガイドレール7上面を摺動して、このレール端縁13から連接間隔部12を越えて、計測レール5のレール端縁14側へ移動するときや、この計測レール5のレール端縁14側から連接間隔部12を越えて、下手側のガイドレール7のレール端縁13側へ移動するときは、これらガイドレール7や、計測レール5上面をスライダー6で摺動掃除して、この上手側位置のレール7、5上面の塵埃や、付着物を掃き集めて連接間隔部12へ押込みしながら、下手側の計測レール5のレール端縁13や、ガイドレール7のレール端縁14に擦り付けるようにして、ガイドレール7上面側へ摺動する。この連接間隔部12に押込まれる塵埃等が、後続スライダー6による押込作用、乃至擦り付け作用によって、横側へ斜め方向αへ形成のレール端縁14、13,及び連接間隔部12に案内させて、これらレール幅dの横側端縁部から外側へ掻き出、乃至押し出、排出させて、連接間隔部12での塵埃の停滞、滞留、詰りや、こびりつき、乃至凝結等による固形化、土塊化等を阻止して、スライダー6の上下揺動や、摺動摩擦抵抗をなくして、円滑な摺動を行わせて、ロードセル8により正確で、高精度の選別皿1部の計量を行わせることができる。
しかも、各レール端縁部13,14のレール幅d方向の傾斜α形成にようルものであるから、構成を簡単化することができ、これらレール端縁部13,14,及び連接間隔部12等にごみ詰まりを生じても、掃除を簡単、容易に行うことができる。
又、前記のようなガイドレール7は、キャリッジ2の左右のスライダー6を摺動案内する計測レール5の上手側にのみ設ける形態や、計測レール5の下手側にのみ設ける形態等があるが、いずれの形態においても略同様に利用構成される。この後続側に連接するガイドレール7とのレール端縁13、及びこの連接間隔部12において、前記スライダー6の摺動摩擦抵抗作用や、衝撃作用等が行われても、これがの抵抗作用が計測レール5側に伝播、作用するのを阻止、軽減するように、敏感な重量計測作用を行うロードセル8に対する衝撃、振動等のノイズ現象発生の根源を阻止、軽減して、ロードセル8により円滑で正確な重量計測を行わせることができる。
選別皿コンベアの部分平面図(A),(B)と、部分側面図(C)。 その選別皿コンベア部の拡大背面図。 そのキャリッジボス部の背面図(A)と、底面図(B)と、側面図(C)。 そのキャリッジボス部の一部断面する側面図。 そのキャリッジボス部の別実施例を示す側面図。 その計測レール部の配置平面図(A)と、その一部の拡大側面図(B)。
図面に基づいて、選別皿コンベア15は、コンベアフレーム16上の前、後端のスプロケット60間に亘って掛渡される搬送チエン3に、選別皿1を装着した正面視略扇形状形態のキャリッジ2を取付けて、無端帯状形態に配置し、電動モータによって駆動回転することにより、各選別皿1上面に被選別物を供給載置して搬送Fしながら、この搬送途中でロードセル8による計量作用を受けさせて、この計量に基づいて選別皿1を指定位置に転倒排出させて、被選別物の選別作用を行うものである。前記キャリッジ2は、この扇形状の要部に位置するキャリッジボス9を、搬送チエン3に対する取付部の支持軸4の周りに左右方向に回動自在に支持されて、上側部には前記選別皿1を支持ピン29周りに搬送方向経路の側方へ回動転倒可能に支持している。又、この被選別物を載せる選別皿1を支持して、この選別皿1に被選別物を載せる供給行程Aから、この選別皿1の重量を計測する計測行程Bを経て、この選別皿1を側方へ転倒回動させて被選別物を選別位置へ排出する選別行程C等を経て搬送する形態である。
前記キャリッジ2や、選別皿1等は硬質の合成樹脂材を主体として成形して、搬送チエン3のチエンリンク61、乃至リンクピン62に取付けられたチエンブラケット26に、取付ブラケット17を脱脱可能に設け、この取付ブラケット17の左右両側部に上下一対の平行リンク39を後方に向けて突出させて、リンクピン18周りに上下回動自在に設ける。
前記各平行リンク39の後端部に、前記支持軸4を有した軸ブラケット30の上下端部を、リンクピン19で枢着連結して、この支持軸4、及び軸ブラケット30を、チエン3側の取付ブラケット17に対して平行形態に維持して上下揺動自在に構成している。
前記支持軸4は、軸ブラケット30の後側に向けて水平に突出して形成されて、この支持軸4の周りに左右回動自在のキャリッジ2が、キャリッジボス9部で嵌合支持される。この支持軸4は、外周面に適宜深さ、及び幅の環状凹部10を形成し、この環状凹部10の前、後両端部に、ボス穴20内周面21に嵌合して軸受けされる軸受面11を形成している。支持軸4の前、後両端部の軸受面11の外周に、前記キャリッジ2のキャリッジボス9のボス穴20内周面21(軸受面11)を回動自在に嵌合させて軸受けする。これら支持軸4の外周部に嵌合されたキャリッジボス9の前後両端面に、前記軸ブラケット30の軸肩部22と、ボルト24締めで軸4端部に取付ける抜止デイスク23とを前後に対向させて設け、これら軸ブラケット30と抜止デイスク23との間で、支持軸4周りに回動自在に支持される。
前記支持軸4の軸受外周面に環状凹部10を形成する(図5参照)形態に代えて、図4のように、キャリッジボス9側のボス穴20の内周面21に環状凹部10を形成すると共に、この内周面21の前後両端部に、支持軸4の前、後端部の軸受面11を軸受けする内周軸受面(軸受面11)を形成することもできる。
前記キャリッジ2は、上周部を前記キャリッジボス9部を中心とする扇形状形態で、この左右両側端部に、計測レール5上面に支持摺動させるスライダー6を設け、このスライダーの上部に排出カム47の作用されるカムフォロア63を形成している。このキャリッジ2の上端には、選別皿1を、左右一側部底部の支持ピン29周りに横外側へ転倒回動可能に、支持構成している。選別皿1はこの転倒回動側に排出口27を形成して、収容していた被選別物の転倒排出を容易に行わせることができる。又、前記キャリッジ2が水平状の搬送姿勢状態では、底下面をキャリッジ2の中央部頂上に支持して、安定した搬送を行わせる。
又、前記キャリッジ2の上部には、前記取付ブラケット17の上端部から後側へ突出されるガイドピン32を嵌合させる円弧状のガイド穴31を形成して、このキャリッジ2の支持軸4周りの左右回動角度を規制する形態としている。又、このガイド穴31の上端部には、キャリッジ2横幅の中央部に位置して、下側への突出のガイド突子34に仕切られる係合穴38を形成して、キャリッジ2を左右水平の搬送姿勢位置に回動して、ガイドピン32にガイド穴31上端部の係合穴38の上端縁64を係合案内させると、キャリッジ2がこのガイドピン32によって支持された状態となる。このようにキャリッジ2を支持軸4の直上位置に回動して、搬送姿勢位置にすると、前記ガイド穴31のガイド突子34がガイドピン32を乗り越えて、係合穴38の上端縁部64がガイドピン32上に係合されて、キャリッジ2がこのガイドピン32部に支持される形態となり、このガイドピン32によるキャリッジ2支持状態では、選別皿1を左右水平状態に安定支持して搬送することができる。
又、前記計測レール5によってスライダー6を支持摺動させてしてキャリッジ2を浮上させると、キャリッジ2は係合穴38の下端縁65がガイドピン32の下側から係合されて、このガイドピン32を支持摺る上側に受ける形態となって、キャリッジ2はこの係合穴38の高さの範囲内でガイドピン32に対して上下揺動自在の状態となる。この状態のキャリッジ2を、前記計測レール5によって支持して、このキャリッジ2の重量をロードセル8によって計測するものである。
このようなキャリッジ2を、前記平行リンク39部の上下動自在により上下移動させて、前記係合穴38部のガイドピン32位置にガイド穴31部を対向させると、係合穴38が、ガイドピン32との係合から外れて、ガイド穴31を案内させて、キャリッジ2を支持軸4の周りに選別排出位置側へ回動させることができる。
前記計測レール5によるキャリッジ2の摺動を介して選別皿1部の重量を計測する形態においては、前記計測レール5でスライダー6を支持して、キャリッジ2を持ち上げて、ガイドピン32から係合穴38を宙づり状に浮上させた状態で行う。このとき、キャリッジ2は、係合穴38の上、下端縁64,65間で、ガイドピン32に対して上下動自在の状態にあって、計測連動の摩擦抵抗等を少なくするものであるから、この状態での被選別物を載せたキャリッジ2や、選別皿1等の重量を計測する。
又、前記供給行程A、及び選別行程Cでの搬送は、キャリッジ2を下降させて、前記係合穴38の上端縁64をガイドピン32に係合支持させた形態で搬送される。
前記選別皿コンベア15の終端部から始端部に亘って搬送する復行程においては、前記キャリッジ2や選別皿1等が逆さ状態の吊り下げ姿勢となって、前記キャリッジ2の係合穴38の下端縁65が、ガイドピン32に係合されて、吊り下げ姿勢を維持して搬送させる。
又、前記キャリッジ2の左右両側へ突出するキャリッジ翼部42にスライダー6と、この上部にカムフォロア63を設けて、前記ガイドレール7や、計測レール5の上面を摺動移動させたり、排出カム47の回動を受けさせる。
前記キャリッジ2の搬送を案内するガイドレール7や、計測レール5、及び排出カム47等が、キャリッジ2の搬送経路の横側に沿って、コンベアフレーム16上に設けられる。選別皿コンベア15の始端部の供給行程A側部には、始端部をソリ状の傾斜面に形成してスライダー6を掬い上げやすくしたガイドレール7を設け、この後続部に位置する計測行程Bには、左右両側位置に計測レール5を設ける。この計測レール5の終端側には終端部をソリ状下り傾斜面に形成したガイドレール7を配置して、キャリッジ2の搬送Fにおいて緩やかに下降するように案内する。これら左右両側一対の計測レール5,及び前後のガイドレール7は、同高さ位置平面上に沿って平行形態に配置されている。又、各レール5,7の幅dを略同幅に設定している。
又、前記選別皿1を転倒回動させる選別行程Cには、前記キャリッジ2のカムホロア63を掬い上げるように叩き上げ回動する排出カム47を配置構成する。又、前記搬送チエン3に取付けられたチエンブラケット26の搬送経路の左右両側部には、倒U字形断面形態のスライダー41を形成して、このスライダー41を搬送チエン3の左右両側部のコンベアフレーム16上に設けるガイドレール37上縁に嵌合支持させて、選別皿コンベア15の始端部から終端部に亘る全行程間に亘って移送案内する。
前記計測レール5によって支持するキャリッジ2、及び被選別物を載せた選別皿1の重量を計測するロードセル8は、コンベアフレーム16の始端部に設けられ、左右両側部へ突出の計量軸43の両端部に支持ブラケット44を設け、この支持ブラケット44上に計測レール5を取付けて支持する。この左右一対の計測レール5の上面に選別皿1を支持したキャリッジ2の左右両側部のスライダー6を摺動支持することによって、ロードセル8に働く重量を計測するもので、このロードセル8の計測値は電子的にコントローラ45へ入力される。
前記計測レール5の上手側(選別皿コンベア15の始端部側)には、コンベアフレーム16上に前記のガイドレール7が設けられる。このガイドレール7は、始端部を傾斜させて、この選別コンベア15の始端部から計測レール5側へ移送されるキャリッジ2のスライダー6をすくい上げ易くして、計測レール5の上面に円滑に案内する。又、前記計測レール5の下手側位置のガイドレール7もコンベアフレーム16に支持させて設ける。このガイドレール7の終端部を下り傾斜面に形成して、キャリッジ2の搬送姿勢位置に順次下動案内する。
前記計測レール5は、前、後のガイドレール7と同高さ位置にあって、上側面を支持するキャリッジ2のスライダー6を水平姿勢にして前方Fへ摺動案内する。これらガイドレール7、及び計測レール5は、一定のレール幅dに形成されて、側面視ソリ状形態、又はU字状形態に形成されたスライダー6の下端面を摺動支持する。
これら計測レール5の前、後端のレール端縁13と、ガイドレール7の対向するレール端縁14との間に、適宜連接間隔12を形成すると共に、これら前後対向レール端縁13、14を、相互に平行状にして、搬送方向Fに対して平面視で横側斜め前方αに向かって形成する。これら左右両側部の計測レール5、及びガイドレール7部におけるレール端縁13、14の方向αは、図例では左右同形態に形成しているが、左右対称形状に形成したり、前後対称形状に形成することもできる。
前記ガイドレール7の下手側に位置する選別行程Cには、キャリッジ2上に選別皿1を左右水平状の姿勢に支持した搬送姿勢から、このキャリッジ2の転倒側とは反対側に位置するスライダー6をすくい上げて、キャリッジ2を支持軸4の周りに外側方へ転倒回動する排出カム47を、各選別位置に配置して、前記コントローラ45から出力によって、選別位置の排出カム47を回動して、この排出カム47の選別位置に搬送されてきたキャリッジ2を外側へ転倒させて、このキャリッジ2上の選別皿1を転倒させて、この選別皿1の被選別物を選別位置へ排出させる形態としている。又、これら各排出カム47の下手側には、前記転倒回動されたキャリッジ2を排送姿勢位置に戻し回動したり、所定の搬送姿勢位置に維持するための選別レールや、キャリッジ復帰レール等を設けることもできる。
1 選別皿
2 キャリッジ
3 搬送チエン
4 支持軸
5 計測レール
6 スライダー
7 ガイドレール
8 ロードセル
9 キャリッジボス
12 連接間隔部
13 レール端縁
14 レール端縁
15 選別皿コンベア

Claims (1)

  1. 外側部へ転倒回動可能の選別皿1を有したキャリッジ2を、搬送チエン3に対して前後方向に沿う支持軸4の周りに左右回動自在に支持して設け、前記キャリッジ2の左右両側部には、計測レール5上面に摺動支持させるスライダー6を設けて、このキャリッジ2を、左右両側部のスライダー6を搬送経路のガイドレール7、及び計測レール5上面に摺動させて搬送しながら、左右各計測レール5上面に摺動支持された重量をロードセル8で計測して、選別皿1の被選別物の重量を計量しながら選別させる選別皿コンベアにおいて、
    前記キャリッジ2の左右両側部のスライダー6を摺動案内する計測レール5と、この計測レール5の上手側、又は下手側に設けるガイドレール7との間のレール連接間隔部12に、搬送方向に対して平面視でレール幅d方向の一側端縁から他側端縁前位に亘る斜め方向αのレール端縁13、14を、前後に対向接近させて平行形態に形成したことを特徴とする選別皿コンベアの選別皿キャリッジガイドレール。
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