JP6471193B2 - 情報処理装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ログサーバにデータの記録を要求する情報処理装置、制御方法及び制御プログラムに関する。
近年、多機能携帯電話(いわゆるスマートフォン)等の情報処理装置を利用して、ユーザにより入力されたテキストデータを音声データに変換、又は、ユーザにより入力された音声データをテキストデータに変換して出力するシステムが提供されている。このようなシステムでは、例えば、携帯電話は、ユーザにより入力された入力データを処理サーバに送信し、処理サーバにより変換された処理データを受信して出力する。このようなシステムにおいて、携帯電話のベンダは、データの変換精度を向上させるために、変換前後のデータをまとめて取得して解析する必要がある。
しかしながら、携帯電話の記憶容量には制限があるため、変換前又は変換後のデータが音声データ等の大容量データである場合、携帯電話に各データを記録しておくことは困難である。また、携帯電話のベンダと、処理サーバのベンダが異なる場合、携帯電話のベンダが、処理サーバに記録された変換前後のデータを後でまとめて処理サーバから取得することも困難である。そのため、一般に、携帯電話のベンダは、携帯電話と処理サーバの間の通信を中継する代理サーバ(プロキシサーバ)に変換前後のデータを抽出させ、ログサーバに送信させている。代理サーバからログサーバに送信されたデータはログサーバに記録され、携帯電話のベンダは、ログサーバに記録された変換前後のデータをまとめて取得する。
例えば、特許文献1には、端末装置からメッセージを受信したサーバが、受信メッセージとその処理に関連した送信メッセージの関連付けを行い、ログ情報として記録するシステムが開示されている。
特開2013−097783号公報
携帯電話とサーバの間の通信を中継する代理サーバに変換前後のデータを抽出させ、ログサーバに送信させる場合、代理サーバでの処理に時間がかかり、携帯電話において入力データが入力されてから処理データが出力されるまでの時間が長くなる可能性がある。
本発明は、このような従来の課題を解決すべくなされたものであり、情報処理装置において入力データが入力されてから処理データが出力されるまでの時間を低減しつつ、入力データ及び処理データを記録することを可能とする情報処理装置、制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、代理サーバを介して処理サーバと通信可能であり、且つ、ログサーバと通信可能である通信部と、ユーザにより入力された入力データを受け付ける入力部と、出力部と、入力部が入力データを受け付けた場合、入力データ及び入力データに対する処理を要求する処理要求信号を代理サーバを介して処理サーバに送信するように通信部を制御する第1送信制御部と、処理サーバから代理サーバを介して入力データに対する処理データを受信するように通信部を制御する受信制御部と、受信制御部が処理データを受信した場合、処理データを出力部から出力するとともに、入力データと、処理データと、入力データ及び処理データの記録を要求する記録要求信号とを代理サーバを介さずにログサーバに送信するように通信部を制御する第2送信制御部と、を有する。
また、本発明に係る情報処理装置において、代理サーバは、処理サーバから処理データを受信したときに、処理データをログサーバに送信しないことが好ましい。
また、本発明に係る情報処理装置において、第2送信制御部は、入力データ及び処理データがテキストデータ及び音声データの組合せである場合に限り、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバに送信するように通信部を制御することが好ましい。
また、本発明に係る情報処理装置において、記憶部をさらに有し、第2送信制御部は、入力データ及び処理データの内の少なくとも一方が音声データ又は画像データである場合に限り、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバに送信するように通信部を制御し、入力データ及び処理データの両方がテキストデータである場合、入力データ及び処理データを記憶部に記憶することが好ましい。
また、本発明に係る情報処理装置において、第1送信制御部は、入力データ及び処理要求信号の送信に失敗した場合、入力データ及び処理要求信号を再送信するように通信部を制御し、第2送信制御部は、入力データ、処理データ及び記録要求信号の送信に失敗した場合、入力データ、処理データ及び記録要求信号を再送信しないことが好ましい。
また、本発明に係る情報処理装置において、通信部は、無線LANのアクセスポイントと通信接続可能な第1通信部と、携帯電話ネットワークの基地局と通信接続可能な第2通信部とを含み、第2送信制御部は、第1通信部が無線LANのアクセスポイントと通信している場合、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバに送信するように通信部を制御し、第1通信部が無線LANのアクセスポイントと通信していない場合、入力データ及び処理データをログサーバに送信しないことが好ましい。
また、本発明に係る情報処理装置において、通信部は、それぞれ異なるサービスを提供する複数の処理サーバと通信可能であり、入力部は、ユーザにより入力された入力データに対する処理の指定をさらに受け付け、第1送信制御部は、入力データ及び処理要求信号を、複数の処理サーバの内の入力部が受け付けた処理に応じた処理サーバに送信するように通信部を制御し、第2送信制御部は、入力部が受け付けた処理を識別可能な情報をログサーバに送信しないことが好ましい。
本発明に係る制御方法は、通信部と、ユーザにより入力された入力データを受け付ける入力部と、出力部と、を有する情報処理装置の制御方法であって、通信部は、代理サーバを介して処理サーバと通信可能であり、且つ、ログサーバと通信可能であり、入力部が入力データを受け付けた場合、入力データ及び入力データに対する処理を要求する処理要求信号を代理サーバを介して処理サーバに送信するように通信部を制御し、処理サーバから代理サーバを介して入力データに対する処理データを受信するように通信部を制御し、処理データを受信した場合、処理データを出力部から出力するとともに、入力データと、処理データと、入力データ及び処理データの記録を要求する記録要求信号とを代理サーバを介さずにログサーバに送信するように通信部を制御することを含む。
本発明に係る制御プログラムは、通信部と、ユーザにより入力された入力データを受け付ける入力部と、出力部と、を有する情報処理装置の制御プログラムであって、通信部は、代理サーバを介して処理サーバと通信可能であり、且つ、ログサーバと通信可能であり、入力部が入力データを受け付けた場合、入力データ及び入力データに対する処理を要求する処理要求信号を代理サーバを介して処理サーバに送信するように通信部を制御し、処理サーバから代理サーバを介して入力データに対する処理データを受信するように通信部を制御し、処理データを受信した場合、処理データを出力部から出力するとともに、入力データと、処理データと、入力データ及び処理データの記録を要求する記録要求信号とを代理サーバを介さずにログサーバに送信するように通信部を制御することを情報処理装置に実行させる。
本発明に係る情報処理装置、制御方法及び制御プログラムは、情報処理装置において入力データが入力されてから処理データが出力されるまでの時間を低減しつつ、入力データ及び処理データを記録することが可能となる。
従来の情報処理システムによる処理の一例を説明するための模式図である。 情報処理システム1による処理の一例を説明するための模式図である。 情報処理システム1の概略構成の一例を示す図である。 情報処理装置2の概略構成の一例を示す図である。 情報処理システム1によるデータ処理に係る動作シーケンスの一例である。 監視処理の動作の例を示すフローチャートである。 判定処理の動作の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の様々な実施形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
図1は、従来の情報処理システム101による処理の一例を説明するための模式図である。
従来の情報処理システム101は、情報処理装置102、処理サーバ103、ログサーバ104及び代理サーバ105等を有する。情報処理装置102は、携帯電話等であり、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイント106等を介してインターネット110と通信接続され、インターネット110を介して代理サーバ105と通信接続される。代理サーバ105は、インターネット111と通信接続され、インターネット111を介して処理サーバ103と通信接続されるとともに、ログサーバ104とも通信接続される。処理サーバ103は、情報処理装置102からの要求に従って、情報処理装置102から受信したデータに対して所定の処理を実行するサーバである。所定の処理は、例えばテキストデータから音声データへの変換、音声データからテキストデータへの変換、所定の言語(例えば日本語)のデータから他の言語(例えば英語)のデータへの変換等である。ログサーバ104は、代理サーバ105からの要求に従って、代理サーバ105から受信したデータをログ情報としてログサーバ104に記録する。
まず、情報処理装置102は、ユーザにより入力された入力データを受け付けると(1)、受け付けた入力データと、入力データに対する所定の処理を要求する処理要求信号とを代理サーバ105に送信する(2)。代理サーバ105は、入力データ及び処理要求信号を受信すると、受信した入力データを記憶しつつ、受信した入力データ及び処理要求信号を処理サーバ103に転送する(3)。処理サーバ103は、入力データ及び処理要求信号を受信すると、受信した入力データに対して所定の処理を実行し、入力データに対して所定の処理が施された処理データと、その処理結果を示す処理応答信号とを代理サーバ105に送信する(4)。
代理サーバ105は、処理データ及び処理応答信号を受信すると、記憶しておいた入力データと、受信した処理データと、入力データ及び処理データの記録を要求する記録要求信号とをログサーバ104に送信する(5)。ログサーバ104は、入力データ、処理データ及び記録要求信号を受信すると、受信した入力データ及び処理データをログ情報としてログサーバ104に記録する。また、代理サーバ105は、処理サーバ103から受信した処理データ及び処理応答信号を情報処理装置102に送信する(6)。情報処理装置102は、処理データ及び処理応答信号を受信すると、処理データを表示又は音声出力する(7)。
このように、従来の情報処理システム101では、情報処理装置102と処理サーバ103の間の通信を中継する代理サーバ105が、情報処理装置102及び処理サーバ103から受信した入力データ及び処理データを抽出し、ログサーバ104に送信していた。
図2は、実施形態に係る情報処理システム1による処理の一例を説明するための模式図である。
情報処理システム1は、情報処理装置2、処理サーバ3、ログサーバ4及び代理サーバ5等を有する。情報処理装置2は、携帯電話等であり、無線LANのアクセスポイント6等を介してインターネット10、12と通信接続され、インターネット10を介して代理サーバ5と通信接続されるとともに、インターネット12を介してログサーバ4と通信接続される。代理サーバ5は、インターネット11と通信接続され、インターネット11を介して処理サーバ3と通信接続される。処理サーバ3は、情報処理装置2からの要求に従って、情報処理装置2から受信したデータに対して所定の処理を実行するサーバである。所定の処理は、例えばテキストデータから音声データへの変換、音声データからテキストデータへの変換、所定の言語(例えば日本語)のデータから他の言語(例えば英語)のデータへの変換等である。ログサーバ4は、情報処理装置2からの要求に従って、情報処理装置2から受信したデータをログ情報としてログサーバ4に記録する。
まず、情報処理装置2は、ユーザにより入力された入力データを受け付けると(1)、受け付けた入力データと、入力データに対する所定の処理を要求する処理要求信号とを代理サーバ105を介して処理サーバ3に送信する(2)、(3)。処理サーバ3は、入力データ及び処理要求信号を受信すると、受信した入力データに対して所定の処理を実行し、入力データに対して所定の処理が施された処理データと、その処理結果を示す処理応答信号とを代理サーバ105を介して情報処理装置2に送信する(4)、(5)。情報処理装置2は、処理データ及び処理応答信号を受信すると、処理データを表示又は音声出力し(6)、入力データと、処理データと、入力データ及び処理データの記録を要求する記録要求信号とをログサーバ4に送信する(7)。ログサーバ4は、入力データ、処理データ及び記録要求信号を受信すると、受信した入力データ及び処理データをログ情報としてログサーバ4に記録する。
このように、実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置2と処理サーバ3の間の通信を中継する代理サーバ5がログサーバ4に入力データ及び処理データの記録を要求するのではなく、情報処理装置2がログサーバ4に入力データ及び処理データの記録を要求する。したがって、情報処理システム1では、代理サーバ5が、情報処理装置2及び処理サーバ3から受信した入力データ及び処理データを管理する必要がなくなり、代理サーバ5の処理負荷が低減するとともに、情報処理装置2と処理サーバ3の間の通信に要する時間が低減される。また、情報処理装置2は、先に処理データを表示又は音声出力してから、ログサーバ4に入力データ及び処理データの記録を要求することができる。これにより、情報処理システム1は、情報処理装置2において入力データが入力されてから処理データが表示又は音声出力されるまでの時間を低減しつつ、入力データ及び処理データを記録することが可能となる。
図3は、実施形態に従った情報処理システム1の概略構成の一例を示す図である。
情報処理システム1は、複数の情報処理装置2、複数の処理サーバ3、ログサーバ4及び代理サーバ5等を有する。各情報処理装置2は、無線LANのアクセスポイント6又は基地局7と通信接続される。アクセスポイント6は、サービスエリア内に位置する情報処理装置2との間で無線LAN通信方式に従った無線通信を行うとともに、インターネット10、12と通信接続される。基地局7は、特定の地域内をカバーする無線エリアを管理するように配置され、各無線エリア内に位置する情報処理装置2との間で無線通信を行うとともに、ゲートウェイ装置8を介してインターネット10、12と通信接続される。代理サーバ5は、インターネット10、11と通信接続され、インターネット10と11の間の通信を中継する。また、各処理サーバ3はインターネット11と通信接続され、ログサーバ4はインターネット12と通信接続される。これにより、情報処理装置2は、インターネット10、代理サーバ5、インターネット11を介して各処理サーバ3と通信可能に接続され、且つ、インターネット12を介してログサーバ4と通信可能に接続される。
複数の処理サーバ3は、それぞれ異なるサービスをユーザに提供するサーバであり、情報処理装置2からの要求に従って、情報処理装置2から受信したデータに対して各サービスに応じた処理を実行する。各処理サーバ3が提供するサービスは、例えば、ユーザにより情報処理装置2に入力されたデータを所定のデータに変換するサービスである。各サービスには、テキストデータを音声データに変換するサービス、音声データをテキストデータに変換するサービス、特定の言語(例えば日本語)の音声又はテキストデータを他の言語(例えば英語)の音声又はテキストデータに変換するサービス等が含まれる。また、各サービスには、特定の言語の音声又はテキストデータによる問合せに対して、その特定の言語又は他の言語の音声又はテキストデータで応答するサービス等が含まれてもよい。
ログサーバ4は、情報処理装置2からの要求に従って、情報処理装置2から受信したデータをログ情報として記録する。また、ログサーバ4は、情報処理装置2又は他のコンピュータからの要求に従って、ログ情報として記録したデータを要求元の装置に提供する。
代理サーバ5は、インターネット10と11の間の通信を中継するプロキシサーバであり、情報処理装置2と処理サーバ103の間の通信を中継する中継サーバである。
図4は、情報処理装置2の概略構成の一例を示す図である。
複数の情報処理装置2は、例えば携帯電話(いわゆるフィーチャーフォン)、多機能携帯電話(いわゆるスマートフォン)等である。なお、情報処理装置2は、ポータブルゲーム機、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC等でもよい。情報処理装置2は、第2通信部22、第1通信部21、入力部23、表示部24、音声入力部25、音声出力部26、撮像部27、記憶部28及び処理部29等を有する。
第1通信部21は、主に2.4GHz帯、5GHz帯等を感受帯域とするアンテナを含む、通信インターフェース回路を有し、無線LANのアクセスポイント6との間でIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11規格の無線通信方式に基づいて無線通信を行う。第1通信部21は、アクセスポイント6と通信接続可能であり、インターネット10及び代理サーバ5を介して処理サーバ3と通信可能であり、且つ、インターネット12を介してログサーバ4と通信可能である。なお、情報処理装置2がノートPC等である場合、第1通信部21は、イーサネット(登録商標)等の有線の通信インターフェース回路を有し、インターネット10、12と通信接続してもよい。第1通信部21は、処理サーバ3(代理サーバ5)又はログサーバ4から受信したデータを処理部29に供給し、処理部29から供給されたデータを処理サーバ3(代理サーバ5)又はログサーバ4に送信する。
第2通信部22は、例えば2.1GHz帯等の帯域を感受帯域とするアンテナを含む、通信インターフェース回路を有する。第2通信部22は、基地局7と通信接続可能であり、インターネット10及び代理サーバ5を介して処理サーバ3と通信可能であり、且つ、インターネット12を介してログサーバ4と通信可能である。第2通信部22は、基地局7により割り当てられるチャネルを介して、基地局7との間でW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式等による無線通信を確立し、基地局7との間で通信を行う。なお、基地局7との間の通信方式は、W−CDMA方式に限定されず、CDMA(Code Division Multiple Access)方式、LTE(Long Term Evolution)方式等の他の通信方式でもよく、今後使用される通信方式でもよい。また、基地局7との間の通信方式は、PHS(Personal Handy-phone System)等の他の通信方式でもよい。第2通信部22は、処理サーバ3(代理サーバ5)又はログサーバ4から受信したデータを処理部29に供給し、処理部29から供給されたデータを処理サーバ3(代理サーバ5)又はログサーバ4に送信する。
入力部23は、入力部の一例であり、ユーザにより入力された、テキストの入力データ及び入力データに対する処理の指定を受け付ける。入力部23は、ユーザにより入力された操作を受け付けるデバイスである。入力部23は、情報処理装置2の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル式の入力装置、キーボード、キーパッド等である。ユーザは、入力部23を用いて、文字、数字等を入力することができる。入力部23は、ユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。発生した信号は、ユーザからの指示として処理部29に入力される。
表示部24は、出力部の一例であり、テキストデータ又は画像データを出力する。表示部24は、動画像、静止画像等の出力が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル式の表示装置、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。表示部24は、処理部29から供給される動画像データに応じた動画像、静止画像データに応じた静止画像等を表示する。
音声入力部25は、入力部の一例であり、ユーザにより入力された音声の入力データを受け付ける。音声入力部25は、マイクロフォン、増幅器及びA/D変換器等を有し、入力された音声をデジタルの音声データに変換して処理部29へ出力する電気回路である。
音声出力部26は、出力部の一例であり、音声データを出力する。音声出力部26は、例えば、スピーカ等である。音声出力部26は、処理部29から供給される音声データに応じた音声を発する。
撮像部27は、入力部の一例であり、ユーザにより入力された画像の入力データを受け付ける。撮像部27は、2次元に配列され、受光した光量に応じた電気信号を出力する光電変換素子、その光電変換素子上に結像するための結像光学系及びA/D変換器等を有するカメラである。光電変換素子は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)センサ、C−MOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)等である。撮像部27は、撮影した画像をデジタルの画像データに変換して処理部29へ出力する。
記憶部28は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、及び光ディスク装置の内の少なくとも一つを有する。記憶部28は、処理部29による処理に用いられる各種コンピュータプログラム、データ等を記憶する。コンピュータプログラムには、複数の処理サーバ3のそれぞれが提供するサービスをユーザが利用するために実行される一のアプリケーションプログラムが含まれる。コンピュータプログラムは、例えばCD−ROM(compact disk read only memory)、DVD−ROM(digital versatile disk read only memory)等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部28にインストールされてもよい。
また、記憶部28は、データとして、入力部23、音声入力部25又は撮像部27から入力された入力データ(テキストデータ、音声データ又は画像データ)及び処理サーバ3から受信した処理データ(テキストデータ、音声データ又は画像データ)等を記憶する。
処理部29は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。処理部29は、情報処理装置2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。処理部29は、情報処理装置2の各種処理が記憶部28に記憶されているプログラム、入力部23の操作等に応じて適切な手順で実行されるように、第1通信部21、第2通信部22、表示部24、音声入力部25、音声出力部26及び撮像部27等の動作を制御する。
処理部29は、取得部291、第1送信制御部292、受信制御部293及び第2送信制御部294等を有する。処理部29が有するこれらの各部は、処理部29が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。または、処理部29が有するこれらの各部は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、又はファームウェアとして情報処理装置2に実装されてもよい。
図5は、情報処理システム1によるデータ処理に係る動作シーケンスの一例を示す。
以下に説明する動作シーケンスは、予め情報処理システム1が有する各装置の記憶部に記憶されているプログラムに基づいて、主に各装置の処理部により、各装置の各要素と協働して実行される。この動作シーケンスは、情報処理装置2において、複数の処理サーバ3のそれぞれが提供するサービスをユーザが利用するために実行される一のアプリケーションプログラムが実行される際に実行される。
最初に、取得部291は、入力部23、音声入力部25又は撮像部27がユーザにより入力された入力データを受け付け、且つ、入力部23がユーザにより入力された入力データに対する処理の指定を受け付けるまで待機する(ステップS101)。
入力部23はテキストデータを受け付け、音声入力部25は音声データを受け付け、撮像部27は画像データを受け付ける。また、入力部23は、入力データに対する処理の指定として、テキストデータから音声データへの変換、音声データからテキストデータへの変換、特定の言語から他の言語への変換、又は、問合せに対する応答の取得等を受け付ける。
次に、入力部23、音声入力部25又は撮像部27が入力データを受け付け、且つ、入力部23が入力データに対する処理の指定を受け付けた場合、第1送信制御部292は、入力データ及び処理要求信号を代理サーバ5を介して処理サーバ3に送信するように第1通信部21又は第2通信部22を制御する(ステップS102)。なお、代理サーバ5は、情報処理装置2から入力データ及び処理要求信号を受信したときに、入力データを記録しておくことなく、入力データ及び処理要求信号を単に処理サーバ3に転送する。
処理要求信号は、入力データに対する処理を処理サーバ3に要求するための信号であり、処理要求信号には、情報処理装置2を識別するための識別情報が含まれる。第1送信制御部292は、入力データ及び処理要求信号を、複数の処理サーバ3の内の、入力部23が受け付けた処理に応じたサービスを提供する処理サーバ3に送信する。各処理サーバ3は、各処理サーバ3が提供するサービスを認識しているため、処理要求信号には、入力部23が受け付けた処理を識別可能な情報が含まれなくてもよい。
第1送信制御部292は、第1通信部21が無線LANのアクセスポイント6と通信している場合、第1通信部21を介して入力データ及び処理要求信号を処理サーバ3に送信するように第1通信部21を制御する。一方、第1送信制御部292は、第1通信部21がアクセスポイント6と通信していない場合、第2通信部22を介して入力データ及び処理要求信号を処理サーバ3に送信するように第2通信部22を制御する。なお、以降の処理において受信制御部293及び第2送信制御部294も同様に、第1通信部21がアクセスポイント6と通信している場合は第1通信部21を介して通信を行うように第1通信部21を制御し、第1通信部21がアクセスポイント6と通信していない場合は第2通信部22を介して通信を行うように第2通信部22を制御する。
次に、第1送信制御部292は、監視処理を実行する(ステップS103)。第1送信制御部292は、監視処理において、入力データ及び処理要求信号の送信に成功したか失敗したかを判定し、入力データ及び処理要求信号の送信に失敗した場合、入力データ及び処理要求信号を処理サーバ3に再送信する。監視処理の詳細については後述する。
次に、処理サーバ3は、情報処理装置2から入力データ及び処理要求信号を受信した場合、処理要求信号に含まれる識別情報に基づいて情報処理装置2の認証を行う。処理サーバ3は、情報処理装置2の認証に成功した場合、受信した入力データに対して、処理サーバ3が提供するサービスに応じた所定の処理を実行し、入力データに対して所定の処理が施された処理データを生成する(ステップS104)。
次に、処理サーバ3は、生成した処理データと、その処理結果を示す処理応答信号とを代理サーバ5を介して情報処理装置2に送信する(ステップS105)。なお、代理サーバ5は、処理サーバ3から処理データ及び処理応答信号を受信したときに、処理データをログサーバ4に送信することなく、処理データ及び処理応答信号を単に情報処理装置2に転送する。
次に、受信制御部293は、処理サーバ3から代理サーバ5を介して処理データ及び処理応答信号を受信するように第1通信部21又は第2通信部22を制御する。受信制御部293が処理データ及び処理応答信号を受信した場合、第2送信制御部294は、受信した処理データを表示部24又は音声出力部26に出力する(ステップS106)。第2送信制御部294は、処理データがテキストデータ又は画像データである場合、処理データを表示部24に表示させ、処理データが音声データである場合、処理データを音声出力部26から音声出力させる。
次に、第2送信制御部294は、判定処理を実行する(ステップS107)。第2送信制御部294は、判定処理において、入力データ及び処理データをログサーバ4に記録させるか否かを決定する。判定処理の詳細については後述する。
次に、第2送信制御部294は、判定処理において入力データ及び処理データをログサーバ4に記録させることに決定した場合、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバ4に送信するように第1通信部21又は第2通信部22を制御する(ステップS108)。このように、第2送信制御部294は、ログサーバ4からの要求に応じて入力データ及び処理データをログサーバ4に送信するのではなく、受信制御部293が処理データを受信した場合に、自発的(自動的)に、入力データ及び処理データをログサーバ4に送信する。なお、第2送信制御部294は、入力データ、処理データ及び記録要求信号を、代理サーバ5を介さずにログサーバ4に送信する。
記録要求信号は、入力データ及び処理データの記録をログサーバ4に要求するための信号であり、記録要求信号には、情報処理装置2を識別するための識別情報が含まれる。ログサーバ4は、入力データ及び処理データを、情報処理装置2の識別情報及び時刻情報と関連付けて記憶するが、処理データが入力データに対してどのような処理が施されたデータであるかについては記憶しない。即ち、ログサーバ4は、入力データ及び処理データを、そのサービスの種類に依存せずに、ビッグデータとして管理する。そのため、記録要求信号には、入力部23が受け付けた処理を識別可能な情報が含まれなくてもよい。即ち、第2送信制御部294は、入力部23が受け付けた処理を識別可能な情報をログサーバ4に送信しない。
また、第2送信制御部292は、入力データ、処理データ及び記録要求信号を送信した際に監視処理を実行しない(ステップS109)。即ち、第2送信制御部292は、入力データ、処理データ及び記録要求信号の送信に失敗した場合であっても、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバ4に再送信しない。ユーザにとって、処理サーバ3による入力データに対する処理は必要であるが、ログサーバ4による履歴情報の記録は必ずしも必要ではない。したがって、第2送信制御部292は、入力データ、処理データ及び記録要求信号の再送信を省略することにより、ユーザの利便性を損なうことなく、ネットワーク負荷の増大を抑制することが可能となる。
次に、ログサーバ4は、情報処理装置2から入力データ、処理データ及び記録要求信号を受信した場合、記録要求信号に含まれる識別情報に基づいて情報処理装置2の認証を行う。ログサーバ4は、情報処理装置2の認証に成功した場合、受信した入力データ及び処理データを情報処理装置2の識別情報及び現在時刻と関連付けてログサーバ4に記録する(ステップS110)。
なお、ログサーバ4は、情報処理装置2又は他のコンピュータから、ログ情報として記録したデータの取得を要求する取得要求信号を受信した場合、ログ情報として記録したデータを要求元の装置に提供する。取得要求信号には、ログ情報の記録を要求した情報処理装置2の識別情報及び/又は時刻情報が含まれる。ログサーバ4は、取得要求信号に含まれる識別情報及び/又は時刻情報から対応するログ情報を特定し、特定したログ情報を要求元の装置に送信する。
次に、ログサーバ4は、記録結果を示す記録応答信号を情報処理装置2に送信する(ステップS111)。以上により、データ処理は終了する。
図6は、監視処理の動作の例を示すフローチャートである。
図6に示す動作のフローは、図5に示す動作シーケンスのステップS103において実行される。
最初に、第1送信制御部292は、受信制御部293が処理データ及び処理応答信号を受信したか否かを判定する(ステップS201)。受信制御部293が処理データ及び処理応答信号を受信した場合、第1送信制御部292は、入力データ及び処理要求信号の送信に成功したと判定し、一連のステップを終了する。この場合、図5に示す動作シーケンスにおいて、第2送信制御部294は、処理をステップS106へ移行し、受信した処理データを表示部24又は音声出力部26に出力する。
一方、受信制御部293が処理データ及び処理応答信号をまだ受信していない場合、第1送信制御部292は、入力データ及び処理要求信号を送信してから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS202)。入力データ及び処理要求信号を送信してから所定時間がまだ経過していない場合、第1送信制御部292は、処理をステップS201へ移行し、ステップS201〜S202の処理を繰り返す。
一方、入力データ及び処理要求信号を送信してから所定時間が経過した場合、第1送信制御部292は、入力データ及び処理要求信号の送信に失敗したと判定し、入力データ及び処理要求信号を再送信することに決定し(ステップS203)、一連のステップを終了する。この場合、図5に示す動作シーケンスにおいて、第1送信制御部292は、処理をステップS102へ戻し、入力データ及び処理要求信号を処理サーバ3に再送信する。
図7は、判定処理の動作の例を示すフローチャートである。
図7に示す動作のフローは、図5に示す動作シーケンスのステップS107において実行される。
最初に、第2送信制御部294は、入力データ及び処理データがテキストデータ及び音声データの組合せであるか否かを判定する(ステップS301)。第2送信制御部294は、入力データ及び処理データの内の一方がテキストデータ及び音声データの内の一方であり且つ入力データ及び処理データの内の他方がテキストデータ及び音声データの内の他方である場合、入力データ及び処理データがテキストデータ及び音声データの組合せであると判定する。一方、そうでない場合、第2送信制御部294は、入力データ及び処理データがテキストデータ及び音声データの組合せでないと判定する。
入力データ及び処理データがテキストデータ及び音声データの組合せでない場合、第2送信制御部294は、入力データ及び処理データをログサーバ4に記録させないことに決定する(ステップS302)。
次に、第2送信制御部294は、入力データ及び処理データを記憶部28にログ情報として記憶し(ステップS303)、一連のステップを終了する。この場合、図5に示す動作シーケンスにおいて、第2送信制御部294は、ステップS108の処理を省略し、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバ4に送信しない。即ち、第2送信制御部294は、入力データ及び処理データがテキストデータ及び音声データの組合せである場合に限り、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバ4に送信する。これにより、ログサーバ4は、テキストデータから音声データへの変換、又は、音声データからテキストデータへの変換に係る組合せのみを記録することが可能となる。テキストデータを音声データに変換するサービス又は音声データをテキストデータに変換するサービスの管理者は、各サービスにおけるデータをログサーバ4から効率良く取得して、分析することが可能となる。
一方、入力データ及び処理データがテキストデータ及び音声データの組合せであった場合、第2送信制御部294は、第1通信部21が無線LANのアクセスポイント6と通信しているか否かを判定する(ステップS304)。
第1通信部21が無線LANのアクセスポイント6と通信していない場合、即ち情報処理装置2が第2通信部22及び基地局7を介して通信を行っている場合、第2送信制御部294は、入力データ及び処理データをログサーバ4に記録させないことに決定する(ステップS302)。
次に、第2送信制御部294は、入力データ及び処理データを記憶部28にログ情報として記憶し(ステップS303)、一連のステップを終了する。この場合、図5に示す動作シーケンスにおいて、第2送信制御部294は、ステップS108の処理を省略し、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバ4に送信しない。即ち、第2送信制御部294は、第1通信部21が無線LANのアクセスポイント6と通信している場合、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバ4に送信し、第1通信部21が無線LANのアクセスポイント6と通信していない場合、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバ4に送信しない。一般に、無線LANを使用する場合の通信料金はデータ通信量によらず一定であり(定額制)、基地局を経由する場合の通信料金はデータ通信量に応じて増大する(従量制)。情報処理装置2は、無線LANを使用している場合に限り入力データ及び処理データをログサーバ4に送信するため、ログ情報を記録することによってユーザの通信料金が増大することを防止することが可能となる。
一方、第1通信部21が無線LANのアクセスポイント6と通信していた場合、第2送信制御部294は、入力データ及び処理データをログサーバ4に記録させることに決定し(ステップS305)、一連のステップを終了する。この場合、図5に示す動作シーケンスのステップS108において、第2送信制御部294は、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバ4に送信する。
なお、ステップS301において、第2送信制御部294は、入力データ及び処理データの内の少なくとも一方が音声データ又は画像データであるか否かを判定してもよい。その場合、第2送信制御部294は、入力データ及び処理データの内の少なくとも一方が音声データ又は画像データである場合、処理をステップS304へ移行する。一方、第2送信制御部294は、入力データ及び処理データの両方が音声データ又は画像データでない場合、即ちテキストデータである場合、処理をステップS302へ移行して、入力データ及び処理データをログサーバ4に記録させないことに決定する。その場合、第2送信制御部294は、さらに処理をステップS303へ移行して、入力データ及び処理データを記憶部28にログ情報として記憶し、一連のステップを終了する。
この場合、図5に示す動作シーケンスにおいて、第2送信制御部294は、ステップS108の処理を省略し、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバ4に送信しない。即ち、第2送信制御部294は、入力データ及び処理データの内の少なくとも一方が音声データ又は画像データである場合に限り、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバ4に送信する。これにより、情報処理装置2は、データサイズの大きい音声又は画像データを含むデータの組合せのみを記憶容量の大きいログサーバ4に記録させ、データサイズの小さいテキストデータの組合せについてはログサーバ4に送信せずに、記憶容量の小さい情報処理装置2に記録する。したがって、情報処理装置2は、情報処理装置2及びログサーバ4の処理負荷及びネットワーク負荷を低減させつつ、各データを効率良く記録することが可能となる。
また、ステップS304において、第2送信制御部294は、情報処理装置2の通信可能データ量が所定閾値以上であるか否かを判定してもよい。通信可能データ量は、情報処理装置2のデータ通信量の上限値から現在のデータ通信量を減算した値である。第2送信制御部294は、通信可能データ量が所定閾値以上である場合、処理をステップS304へ移行する。一方、第2送信制御部294は、通信可能データ量が所定閾値未満である場合、処理をステップS302へ移行して、入力データ及び処理データをログサーバ4に記録させないことに決定する。その場合、第2送信制御部294は、さらに処理をステップS303へ移行して、入力データ及び処理データを記憶部28にログ情報として記憶し、一連のステップを終了する。
この場合、図5に示す動作シーケンスにおいて、第2送信制御部294は、ステップS108の処理を省略し、入力データ、処理データ及び記録要求信号をログサーバ4に送信しない。これにより、情報処理装置2は、通信可能データ量に余裕がある場合に限り入力データ及び処理データをログサーバ4に送信するため、ログ情報の記録によって通信制限が発生することを抑制することが可能となる。
また、ステップS301又はS302の処理の内の何れか一方又は両方を省略し、第2送信制御部294は、各ステップにおける条件を満たさない場合でも、入力データ及び処理データをログサーバ4に記録させてもよい。また、ステップS303の処理を省略し、第2送信制御部294は、入力データ及び処理データをログサーバ4に記録させない場合、入力データ及び処理データを単に削除してもよい。
以上説明してきたように、情報処理システム1では、データ処理のためのルートとは別に、データ記録のためのルートが設けられ、情報処理装置2が、処理対象のデータを処理サーバ3に送信しつつ、記録対象のデータをログサーバ4に送信するようにルーティング制御を行う。このように、情報処理システム1では、情報処理装置2と処理サーバ3の間の通信を中継する代理サーバ5がログサーバ4に入力データ及び処理データの記録を要求するのではなく、情報処理装置2がログサーバ4に入力データ及び処理データの記録を要求する。したがって、情報処理システム1では、情報処理装置2と処理サーバ3の間の通信に要する時間が低減され、情報処理装置2において入力データが入力されてから処理データが表示又は音声出力されるまでの時間を低減しつつ、入力データ及び処理データを記録することが可能となる。
また、情報処理システム1では、代理サーバ5をログサーバとして動作させたり、代理サーバ5にログサーバを接続させる必要がなく、システム全体をシンプルに構成することが可能となり、情報処理システム1の可用性の低下を抑制することが可能となる。また、携帯電話等の情報処理装置2のベンダは、情報処理システム1にログサーバ4を設けておくことにより、各サービスの提供者が管理する処理サーバ3からではなく、自身が管理するログサーバ4から変換前後のデータを収集して分析し、各サービスにおけるデータの変換精度を向上させることが可能となる。
当業者は、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換及び修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。
2 情報処理装置
21 第1通信部
22 第2通信部
23 入力部
24 表示部
25 音声入力部
26 音声出力部
27 撮像部
28 記憶部
292 第1送信制御部
293 受信制御部
294 第2送信制御部

Claims (9)

  1. 代理サーバを介して処理サーバと通信可能であり、且つ、ログサーバと通信可能である通信部と、
    ユーザにより入力された入力データを受け付ける入力部と、
    出力部と、
    前記入力部が前記入力データを受け付けた場合、前記入力データ及び前記入力データに対する処理を要求する処理要求信号を前記代理サーバを介して前記処理サーバに送信するように前記通信部を制御する第1送信制御部と、
    前記処理サーバから前記代理サーバを介して前記入力データに対する処理データを受信するように前記通信部を制御する受信制御部と、
    前記受信制御部が前記処理データを受信した場合、前記処理データを前記出力部から出力するとともに、前記入力データと、前記処理データと、前記入力データ及び前記処理データの記録を要求する記録要求信号とを前記代理サーバを介さずに前記ログサーバに送信するように前記通信部を制御する第2送信制御部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記代理サーバは、前記処理サーバから前記処理データを受信したときに、前記処理データを前記ログサーバに送信しない、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2送信制御部は、前記入力データ及び前記処理データがテキストデータ及び音声データの組合せである場合に限り、前記入力データ、前記処理データ及び前記記録要求信号を前記ログサーバに送信するように前記通信部を制御する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 記憶部をさらに有し、
    前記第2送信制御部は、前記入力データ及び前記処理データの内の少なくとも一方が音声データ又は画像データである場合に限り、前記入力データ、前記処理データ及び前記記録要求信号を前記ログサーバに送信するように前記通信部を制御し、前記入力データ及び前記処理データの両方がテキストデータである場合、前記入力データ及び前記処理データを前記記憶部に記憶する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1送信制御部は、前記入力データ及び前記処理要求信号の送信に失敗した場合、前記入力データ及び前記処理要求信号を再送信するように前記通信部を制御し、
    前記第2送信制御部は、前記入力データ、前記処理データ及び前記記録要求信号の送信に失敗した場合、前記入力データ、前記処理データ及び前記記録要求信号を再送信しない、請求項1〜4の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記通信部は、無線LANのアクセスポイントと通信接続可能な第1通信部と、携帯電話ネットワークの基地局と通信接続可能な第2通信部とを含み、
    前記第2送信制御部は、前記第1通信部が無線LANのアクセスポイントと通信している場合、前記入力データ、前記処理データ及び前記記録要求信号を前記ログサーバに送信するように前記通信部を制御し、前記第1通信部が無線LANのアクセスポイントと通信していない場合、前記入力データ及び前記処理データを前記ログサーバに送信しない、請求項1〜5の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記通信部は、それぞれ異なるサービスを提供する複数の前記処理サーバと通信可能であり、
    前記入力部は、ユーザにより入力された前記入力データに対する処理の指定をさらに受け付け、
    前記第1送信制御部は、前記入力データ及び前記処理要求信号を、前記複数の処理サーバの内の前記入力部が受け付けた処理に応じた処理サーバに送信するように前記通信部を制御し、
    前記第2送信制御部は、前記入力部が受け付けた処理を識別できる情報を前記ログサーバに送信しない、請求項1〜6の何れか一項に記載の情報処理装置。
  8. 通信部と、ユーザにより入力された入力データを受け付ける入力部と、出力部と、を有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記通信部は、代理サーバを介して処理サーバと通信可能であり、且つ、ログサーバと通信可能であり、
    前記入力部が前記入力データを受け付けた場合、前記入力データ及び前記入力データに対する処理を要求する処理要求信号を前記代理サーバを介して前記処理サーバに送信するように前記通信部を制御し、
    前記処理サーバから前記代理サーバを介して前記入力データに対する処理データを受信するように前記通信部を制御し、
    前記処理データを受信した場合、前記処理データを前記出力部から出力するとともに、前記入力データと、前記処理データと、前記入力データ及び前記処理データの記録を要求する記録要求信号とを前記代理サーバを介さずに前記ログサーバに送信するように前記通信部を制御する、
    ことを含むことを特徴とする制御方法。
  9. 通信部と、ユーザにより入力された入力データを受け付ける入力部と、出力部と、を有する情報処理装置の制御プログラムであって、
    前記通信部は、代理サーバを介して処理サーバと通信可能であり、且つ、ログサーバと通信可能であり、
    前記入力部が前記入力データを受け付けた場合、前記入力データ及び前記入力データに対する処理を要求する処理要求信号を前記代理サーバを介して前記処理サーバに送信するように前記通信部を制御し、
    前記処理サーバから前記代理サーバを介して前記入力データに対する処理データを受信するように前記通信部を制御し、
    前記処理データを受信した場合、前記処理データを前記出力部から出力するとともに、前記入力データと、前記処理データと、前記入力データ及び前記処理データの記録を要求する記録要求信号とを前記代理サーバを介さずに前記ログサーバに送信するように前記通信部を制御する、
    ことを前記情報処理装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
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