従来技術の問題を解決するために、本開示の実施形態は、通信方法及び通信機器を提供する。技術的ソリューションは以下の通りである。
第1の態様によると、通信方法が提供され、前記方法は、制御プレーン装置により、インターネットプロトコルIPアドレスをユーザ機器に割り当てるステップと、前記制御プレーン装置により、ルーティングポリシネットワークエレメントを用いて、前記IPアドレスに対応するルーティングルールを取得するステップと、前記制御プレーン装置により、前記ルーティングルール及び前記IPアドレスを前記ユーザ機器へ送信するステップであって、前記ルーティングルールは、前記ユーザ機器がサービスを開始するとき、前記ユーザ機器によりソースIPアドレスを決定するために使用される、ステップと、を含む。
ルーティングルールは、アプリケーションサーバのIPアドレス情報である。例えば、ルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントであってよい。ソースIPアドレスは、ユーザ機器によりアプリケーションにアクセスするために使用されるIPアドレスである。
本開示の本実施形態により提供される方法では、制御プレーン装置は、ルーティングポリシネットワークエレメントを用いて、制御プレーン装置によりユーザ機器に割り当てられたIPアドレスに対応するルーティングルールを取得してよい。制御プレーン装置は、ユーザ機器へ、制御プレーン装置によりユーザ機器に割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するルーティングルールを送信する。その結果、ユーザ機器は、アクセスされるべきアプリケーション及びルーティングルールに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
第1の態様の第1の可能な実装では、前記制御プレーン装置により、ルーティングポリシネットワークエレメントを用いて、前記IPアドレスに対応するルーティングルールを取得する前記ステップは、前記制御プレーン装置により、少なくとも1つのルーティングルールを前記ルーティングポリシネットワークエレメントを用いて取得するステップと、前記制御プレーン装置により、前記割り当てられたIPアドレスに基づき、前記IPアドレスに対応する前記ルーティングルールを決定するステップと、を含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、制御プレーン装置は、少なくとも1つのルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントを用いて取得し、少なくとも1つのルーティングルールから、制御プレーン装置によりユーザ機器に割り当てられたIPアドレスに対応するルーティングルールを決定する。制御プレーン装置は、ユーザ機器へ、IPアドレス及びIPアドレスに対応するルーティングルールを送信してよい。その結果、UEは、アクセスされるべきアプリケーションに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
第1の態様の第2の可能な実装では、前記制御プレーン装置により、少なくとも1つのルーティングルールを前記ルーティングポリシネットワークエレメントを用いて取得する前記ステップは、前記制御プレーン装置により、前記少なくとも1つのルーティングルールを前記ルーティングポリシネットワークエレメントから取得するステップ、又は、前記制御プレーン装置により、前記少なくとも1つのルーティングルールをデータベースから取得するステップであって、前記少なくとも1つのルーティングルールは前記データベースに前記ルーティングポリシネットワークエレメントにより保存される、ステップ、を含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、制御プレーン装置は、少なくとも1つのルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントから取得してよく、又は少なくとも1つのルーティングルールをデータベースから取得してよい。このように、ルーティングルールを制御プレーン装置によりルーティングポリシネットワークエレメントを用いて取得する方法が強化される。
第1の態様の第3の可能な実装では、前記ルーティングルールは、前記ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのインターネットプロトコルIPアドレスセグメントを含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、制御プレーン装置からユーザ機器へ送信されるルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含んでよい。その結果、ユーザ機器は、ルーティングルールに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
第1の態様の第4の可能な実装では、制御プレーン装置により、IPアドレスをユーザ機器に割り当てる前記ステップの前に、前記方法は、前記制御プレーン装置により、アプリケーションのセッション及びサービス継続要件をルーティングポリシネットワークエレメントを用いて取得するステップを更に含む。制御プレーン装置により、IPアドレスをユーザ機器に割り当てる前記ステップは、前記制御プレーン装置により、前記IPアドレスを前記ユーザ機器に、前記アプリケーションの前記セッション及びサービス継続要件に基づき割り当てるステップを含む。
セッション及びサービス継続要件は、セッション及びサービス継続性を維持することに対するアプリケーションの要件である。例えば、アプリケーションは、ユーザ機器の一がアプリケーションにアクセスする処理の中で変化したとしても、アプリケーションにアクセスするサービスの途切れない送信が維持できることを期待する。このように、IP継続性が提供される。
本開示の本実施形態により提供される方法では、制御プレーン装置は、PDUセッションのセッション及びサービス継続モードを、ルーティングポリシネットワークエレメントから取得されたアプリケーションのセッション及びサービス継続要件に基づき決定し、IPアドレスをユーザ機器に割り当ててよい。このように、IPアドレスを割り当てる方法が提供され、通信効率が向上される。
第1の態様の第5の可能な実装では、前記方法は、前記制御プレーン装置により前記ユーザ機器へ、前記IPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードを送信するステップ、を更に含む。
セッション及びサービス継続モードは、セッション及びサービス継続要件を満たすためにアプリケーションに使用されるモードである。例えば、セッション及びサービス継続モードでは(例えば、セッション及びサービス継続モード1では)、ユーザ機器の一がアプリケーションにアクセスする処理の中で変化した場合でも、ユーザ機器により送信されるパケットを転送するために、同じユーザプレーン装置が依然として使用される。別のセッション及びサービス継続モードでは(例えば、セッション及びサービス継続モード2では)、ユーザ機器がアプリケーションにアクセスする処理の中でユーザプレーン装置のサービスエリアを越えて移動した場合、セッションが解放され、制御プレーン装置は、ユーザ機器の新しい位置に基づきユーザプレーン装置を選択し、ユーザ機器は新しく選択されたユーザプレーン装置を用いて新しいセッションを設定し、ユーザ機器により送信されるパケットは新しく選択されたユーザプレーン装置により転送される。別のセッション及びサービス継続モードでは(例えば、セッション及びサービス継続モード3では)、ユーザ機器の位置がアプリケーションにアクセスする処理の中で変化した場合、制御プレーン装置は、ユーザ機器の新しい位置に基づきユーザプレーン装置を選択し、ユーザ機器は新しく選択されたユーザプレーン装置を用いて新しいセッションを設定し、ユーザ機器のパケットは2つのセッション、つまり古いユーザプレーン装置及び新しく選択されたユーザプレーン装置により、同時に転送される。古いセッションにおけるサービスは、新しいセッションへ移行された後に解放される。或いは、古いセッションはプリセット時間が終了した後に解放される。
本開示の本実施形態により提供される方法では、IPアドレス及びルーティングルールをユーザ機器は、へ送信するとき、制御プレーン装置は、ユーザ機器は、IPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードを送信してよい。その結果、ユーザ機器は、IPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
第1の態様の第6の可能な実装では、ルーティングルールは、同じセッション及びサービス継続要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、制御プレーン装置によりユーザ機器へ送信されるルーティングルールは、同じセッション及びサービス継続要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含んでよい。その結果、ユーザ機器は、ルーティングルールに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
第1の態様の第7の可能な実装では、前記制御プレーン装置により、前記ルーティングルール及び前記IPアドレスを前記ユーザ機器へ送信する前記ステップは、前記制御プレーン装置により、セッション設定完了メッセージを前記ユーザ機器へ送信するステップであって、前記セッション設定完了メッセージは前記ルーティングルール及び前記IPアドレスを含む、ステップ、又は、前記制御プレーン装置により、ルータ広告RAメッセージを前記ユーザ機器へユーザプレーン装置を用いて送信するステップであって、前記RAメッセージは前記ルーティングルール及び前記IPアドレスを伝達する、ステップ、を含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、異なる実装シナリオにおいて、制御プレーン装置は、ルーティングルール及びIPアドレスをユーザ機器へ直接、又は、ユーザプレーン装置を用いて、送信してよい。その結果、ユーザ機器は、ルーティングルールに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択できる。
第2の態様によると、通信方法が提供され、前記方法は、ルーティングポリシネットワークエレメントにより、ルーティングルールを取得するステップと、前記ルーティングポリシネットワークエレメントにより、前記ルーティングルールを制御プレーン装置に提供するステップと、を含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、ルーティングポリシネットワークエレメントは、ルーティングルールを取得し、ルーティングルールを制御プレーン装置に提供してよく、制御プレーン装置は、ルーティングルールをユーザ機器へ送信してよい。その結果、ユーザ機器は、ルーティングルールに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
第2の態様の第1の可能な実装では、前記ルーティングポリシネットワークエレメントにより、前記ルーティングルールを制御プレーン装置に提供する前記ステップは、前記ルーティングポリシネットワークエレメントにより、前記ルーティングルールをデータベースに保存するステップであって、その結果、前記制御プレーン装置は前記ルーティングルールを前記データベースから取得する、ステップ、又は、前記ルーティングポリシネットワークエレメントにより、前記ルーティングルールを前記制御プレーン装置へ送信するステップ、を含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、ルーティングポリシネットワークエレメントは、ルーティングルールを制御プレーン装置に直接又はルーティングをデータベースに保存することにより、提供してよい。その結果、制御プレーン装置は、ルーティングルールをデータベースから取得でき又はルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントから直接受信できる。このように、ルーティングルールを制御プレーン装置により取得する複数の方法が提供される。
第2の態様の第2の可能な実装では、前記方法は、前記ルーティングポリシネットワークエレメントにより、アプリケーションのセッション及びサービス継続要件を取得するステップと、前記ルーティングポリシネットワークエレメントにより、前記アプリケーションの前記セッション及びサービス要件を前記制御プレーン装置へ送信するステップと、を更に含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、ルーティングポリシネットワークエレメントは、アプリケーションのセッション及びサービス継続要件を取得し、アプリケーションのセッション及びサービス継続要件を制御プレーン装置へ送信してよい。その結果、制御プレーン装置は、PDUセッションのセッション及びサービス継続モードを、アプリケーションのセッション及びサービス継続要件に基づき決定し、IPアドレスをユーザ機器に割り当てることができる。このように、IPアドレスを割り当てる方法が提供され、通信効率が向上される。
第2の態様の第3の可能な実装では、前記ルーティングポリシネットワークエレメントにより、前記ルーティングルールを制御プレーン装置に提供する前記ステップの前に、前記方法は、前記ルーティングポリシネットワークエレメントにより前記アプリケーションの前記セッション及びサービス継続要件に基づき、同じセッション及びサービス継続要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのインターネットプロトコルIPアドレスセグメントを取得するステップ、を更に含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、ルーティングポリシネットワークエレメントは、アドレスセグメント分類を、アプリケーションのセッション及びサービス継続要件に基づき実行して、同じセッション及びサービス継続要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを取得してよい。ルーティングポリシネットワークエレメントは、制御プレーン装置に、同じセッション及びサービス継続要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを提供してよい。その結果、制御プレーン装置によりユーザ機器へ送信されるルーティングルールは、同じセッション及びサービス継続要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含み得る。ユーザ機器は、ルーティングルールに基づき、アプリケーションにアクセスするために適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
第2の態様の第4の可能な実装では、前記ルーティングルールは、前記ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含み、又は、前記ルーティングルールは、前記同じセッション及びサービス継続要件を有する前記アプリケーションに対応する前記アプリケーションサーバの前記IPアドレスセグメントを含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、ルーティングポリシネットワークエレメントにより制御プレーン装置に提供されるルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含んでよく、又は同じセッション及びサービス継続要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含んでよい。このように、ルーティングルールの形式が強化される。
第3の態様によると、通信方法が提供され、前記方法は、ユーザ機器により、前記ユーザ機器のインターネットプロトコルIPアドレス、ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードを取得するステップと、前記ユーザ機器により、ソースIPアドレスを前記ユーザ機器の既存IPアドレスから、前記ユーザ機器によりアクセスされるべきアプリケーション、前記ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応する前記セッション及びサービス継続モードに基づき選択するステップと、前記アプリケーションに前記ソースIPアドレスを用いてアクセスするステップと、を含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、ユーザ機器は、IPアドレス、ルーティングルール、及びIPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードを取得してよい。その結果、ユーザ機器は、アクセスされるべきアプリケーション、ルーティングルール、及びIPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
第3の態様の第1の可能な実装では、ルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、ユーザ機器により取得されるルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含んでよい。その結果、ユーザ機器は、アクセスされるべきアプリケーション、ルーティングルール、及びIPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
第3の態様の第2の可能な実装では、ユーザ機器により、前記ユーザ機器のIPアドレス、ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードを取得する前記ステップは、前記ユーザ機器により、制御プレーン装置から、前記ユーザ機器の前記IPアドレス、前記ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応する前記セッション及びサービス継続モードを取得するステップを含み、前記ユーザ機器により、ソースIPアドレスを前記ユーザ機器の既存IPアドレスから、前記ユーザ機器によりアクセスされるべきアプリケーション、前記ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応する前記セッション及びサービス継続モードに基づき選択する前記ステップは、前記ユーザ機器により、前記ソースIPアドレスを前記ユーザ機器の前記既存IPアドレスから、前記ユーザ機器によりアクセスされるべき前記アプリケーションのセッション及びサービス継続要件、前記ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応する前記セッション及びサービス継続モードに基づき選択するステップを含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、ユーザ機器は、制御プレーン装置から、IPアドレス、ルーティングルール、及びIPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードを取得し、アクセスされるべきアプリケーション、ルーティングルール、及びIPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択してよく、それにより通信効率を向上する。
第3の態様の第3の可能な実装では、前記ユーザ機器により、前記ソースIPアドレスを前記ユーザ機器の前記既存IPアドレスから、前記ユーザ機器によりアクセスされるべき前記アプリケーションのセッション及びサービス継続要件、前記ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応する前記セッション及びサービス継続モードに基づき選択する前記ステップは、前記ユーザ機器により、前記ソースIPアドレスをプリセットルールに従い選択するステップであって、前記プリセットルールは、前記ソースIPアドレスに対応する前記セッション及びサービス継続モードが、前記ユーザ機器によりアクセスされるべき前記アプリケーションの前記セッション及びサービス継続要件を満たすこと、及び前記ユーザ機器によりアクセスされるべき前記アプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスが、前記ルーティングルールに含まれる前記IPアドレスセグメントの中にあること、を含む、ステップを含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、ユーザ機器は、IPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードが、ユーザ機器によりアクセスされるべきアプリケーションのセッション及びサービス継続要件を満たすこと、及びユーザ機器によりアクセスされるべきアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスがルーティングルールに含まれるIPアドレスセグメントの中にあることに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択してよく、それにより通信効率を向上する。
第3の態様の第4の可能な実装では、ユーザ機器により、前記ユーザ機器のIPアドレス、ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードを取得する前記ステップは、前記ユーザ機器により、セッション設定完了メッセージを前記制御プレーン装置から受信するステップであって、前記セッション設定完了メッセージは、前記IPアドレス、前記ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応する前記セッション及びサービス継続モードを伝達する、ステップ、又は、前記ユーザ機器により、ルータ広告RAメッセージをユーザプレーン装置から受信するステップであって、前記RAメッセージは、前記IPアドレス、前記ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応する前記セッション及びサービス継続モードを伝達する、ステップ、を含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、異なる実装シナリオにおいて、ユーザ機器は、制御プレーン装置により送信されるセッション設定完了メッセージを用いて、又はユーザプレーン装置により送信されるRAメッセージを用いて、ルーティングルール及びIPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードを取得してよい。その結果、ユーザ機器は、ルーティングルール及びIPアドレスに対応するセッション及びサービス継続性モードに基づき、アプリケーションにアクセスするために適切なソースIPアドレスを選択できる。
第4の態様によると、通信機器が提供され、前記機器は複数の機能モジュールを含み、前記複数の機能モジュールは、第1の態様及び第1の態様のいずれかの可能な実装により提供される通信方法を実行するよう構成される。
第5の態様によると、通信機器が提供され、前記機器は複数の機能モジュールを含み、前記複数の機能モジュールは、第2の態様及び第2の態様のいずれかの可能な実装により提供される通信方法を実行するよう構成される。
第6の態様によると、通信機器が提供され、前記機器は複数の機能モジュールを含み、前記複数の機能モジュールは、第3の態様及び第3の態様のいずれかの可能な実装により提供される通信方法を実行するよう構成される。
第7の態様によると、制御プレーン装置が提供され、前記制御プレーン装置は、プロセッサと、前記プロセッサにより実行可能な命令を格納するよう構成されるメモリと、を含み、前記実行可能な命令は、以下の動作:インターネットプロトコルIPアドレスをユーザ機器に割り当てるステップと、ルーティングポリシネットワークエレメントを用いて、前記IPアドレスに対応するルーティングルールを取得するステップと、前記ルーティングルール及び前記IPアドレスを前記ユーザ機器へ送信するステップであって、前記ルーティングルールは、前記ユーザ機器がサービスを開始するとき、前記ユーザ機器によりソースIPアドレスを決定するために使用される、ステップと、を実行するために使用される。
可能な実装では、実行可能な命令は、以下の動作:少なくとも1つのルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントを用いて取得するステップと、割り当てられたIPアドレスに基づき、IPアドレスに対応するルーティングルールを決定するステップと、を実行するために使用される。
可能な実装では、前記実行可能な命令は、前記少なくとも1つのルーティングルールを前記ルーティングポリシネットワークエレメントから取得するステップ、又は、前記少なくとも1つのルーティングルールをデータベースから取得するステップであって、前記少なくとも1つのルーティングルールは、前記ルーティングポリシネットワークエレメントにより前記データベースに保存される、ステップ、を実行するために使用される。
可能な実装では、ルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのインターネットプロトコルIPアドレスセグメントを含む。
可能な実装では、実行可能な命令は、以下の動作:アプリケーションのセッション及びサービス継続要件を、ルーティングポリシネットワークエレメントを用いて取得するステップと、前記IPアドレスを前記ユーザ機器に、前記アプリケーションの前記セッション及びサービス継続要件に基づき割り当てるステップと、を実行するために使用される。
可能な実装では、実行可能な命令は、以下の動作:前記ユーザ機器へ、前記IPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードを送信するステップ、を実行するために使用される。
可能な実装では、ルーティングルールは、同じセッション及びサービス継続要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含む。
可能な実装では、実行可能な命令は、以下の動作:セッション設定完了メッセージを前記ユーザ機器へ送信するステップであって、前記セッション設定完了メッセージは、前記ルーティングルール及び前記IPアドレスを伝達するステップ、又は、ルータ広告RAメッセージを前記ユーザ機器へ、ユーザプレーン装置を用いて送信するステップであって、前記RAメッセージは前記ルーティングルール及び前記IPアドレスを伝達する、ステップ、を実行するために使用される。
第8の態様によると、ルーティングポリシネットワークエレメントが提供され、前記ルーティングポリシネットワークエレメントは、プロセッサと、前記プロセッサにより実行可能な命令を格納するよう構成されるメモリと、を含み、前記実行可能な命令は、以下の動作:ルーティングルールを取得するステップと、前記ルーティングルールを制御プレーン装置に提供するステップと、を実行するために使用される。
可能な実装では、実行可能な命令は、以下の動作:前記ルーティングルールをデータベースに保存するステップであって、その結果、制御プレーン装置は、前記ルーティングルールを前記データベースから取得する、ステップ、又は、前記ルーティングルールを前記制御プレーン装置へ送信するステップ、を実行するために使用される。
可能な実装では、実行可能な命令は、以下の動作:アプリケーションのセッション及びサービス継続要件を取得するステップと、前記アプリケーションの前記セッション及びサービス継続要件を前記制御プレーン装置へ送信するステップと、を実行するために使用される。
可能な実装では、実行可能な命令は、以下の動作:前記アプリケーションの前記セッション及びサービス継続要件に基づき、同じセッション及びサービス継続要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのインターネットプロトコルIPアドレスセグメントを取得するステップ、を実行するために使用される。
可能な実装では、前記ルーティングルールは、前記ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含み、又は、前記ルーティングルールは、前記同じセッション及びサービス継続要件を有する前記アプリケーションに対応する前記アプリケーションサーバの前記IPアドレスセグメントを含む。
第9の態様によると、ユーザ機器が提供され、前記ユーザ機器は、プロセッサと、前記プロセッサにより実行可能な命令を格納するよう構成されるメモリと、を含み、前記実行可能な命令は、以下の動作:前記ユーザ機器のインターネットプロトコルIPアドレス、ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードを取得するステップと、ソースIPアドレスを前記ユーザ機器の既存IPアドレスから、前記ユーザ機器によりアクセスされるべきアプリケーション、前記ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応する前記セッション及びサービス継続モードに基づき選択するステップと、前記アプリケーションに前記ソースIPアドレスを用いてアクセスするステップと、を実行するために使用される。
可能な実装では、ルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含む。
可能な実装では、実行可能な命令は、以下の動作:制御プレーン装置から、前記ユーザ機器の前記IPアドレス、前記ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応する前記セッション及びサービス継続モードを取得するステップと、前記ソースIPアドレスを前記ユーザ機器の前記既存IPアドレスから、前記ユーザ機器によりアクセスされるべき前記アプリケーションのセッション及びサービス継続要件、前記ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応する前記セッション及びサービス継続モードに基づき選択するステップと、を実行するために使用される。
可能な実装では、実行可能な命令は、以下の動作:プリセットルールに従いソースIPアドレスを選択するステップであって、前記プリセットルールは、前記ソースIPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードが、前記ユーザ機器によりアクセスされるべき前記アプリケーションの前記セッション及びサービス継続要件を満たすこと、及び前記アクセスされるべきアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスが、前記ルーティングルールに含まれる前記IPアドレスセグメントの中にあること、を含む、ステップ、を実行するために使用される。
可能な実装では、実行可能な命令は、以下の動作:セッション設定完了メッセージを前記制御プレーン装置から受信するステップであって、前記セッション設定完了メッセージは、前記IPアドレス、前記ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応する前記セッション及びサービス継続モードを伝達する、ステップ、又は、ルータ広告RAメッセージをユーザプレーン装置から受信するステップであって、前記RAメッセージは、前記IPアドレス、前記ルーティングルール、及び前記IPアドレスに対応する前記セッション及びサービス継続モードを伝達する、ステップ、を実行するために使用される。
本開示の目的、技術的ソリューション、及び利点を一層明らかにするために、以下は、添付の図面を参照して本開示の実装を更に詳述する。
全ての前述の任意的技術的ソリューションは、本開示の任意的実施形態を形成するためにランダムに結合されてよい。詳細は、ここで記載されない。
図1は、本開示の一実施形態によるシステムの概略構造図である。図1を参照すると、システムの構造は、ユーザ機器(User Equipment,UE)、アクセスネットワーク装置(Access Network,AN)、制御プレーン装置(Control Plane,CP)、ユーザプレーン装置(User plane,UP)、ルーティングポリシネットワークエレメント、及びアプリケーションサーバ(Application Server,AS)を含む。
UEは、種々のハンドヘルド装置、車内装置、ウエアラブル装置、又は無線通信機能を有するコンピューティング装置、又は無線モデムに接続される他の処理装置を含み得る。UEは、端末装置(terminal device)、移動局(mobile station,MS)、又は端末(terminal)とも呼ばれることがあり、或いは、加入者ユニット(subscriber unit))、セルラ電話機(cellular phone)、スマートフォン(smart phone)、無線データカード、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)コンピュータ、タブレットコンピュータ、無線モデム(modem)、ハンドヘルド装置(handheld)、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、コードレス電話機(cordless phone)、又は無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)局、機械型通信(Machine Type Communications,MTC)端末、等を更に含み得る。
ANは、無線アクセスネットワーク内に配備され、無線通信機能をUEに提供するよう構成される。ANは、マクロ基地局、マイクロ基地局(スモールセルとも呼ばれる)、中継局、及びアクセスポイントのような種々の基地局を含んでよい。基地局機能を備える装置は、異なる無線アクセス技術を用いるシステムにおいて異なる名称を有してよい。例えば、LTEシステムでは、装置は、進化型NodeB(evolved NodeB,eNB又はeNodeB)と呼ばれ、第3世代(3rd Generation,3G)システムでは、装置はNodeB(NodeB)と呼ばれる。
CPは、UEアタッチメント、移動性管理、追跡領域更新手順、UEセッション管理、UP選択、UP再選択、インターネットプロトコル(Internet Protocol,IP)アドレス割り当て、サービス品質(Quality of Service,QoS)制御、リソース設定、変更、及び解放、等を担ってよい。CPは、セッション管理機能(Session Management Function,SMF)、ポリシ制御機能(Policy Control Function,PCF)、又は別の制御プレーンネットワークエレメントであってよい。
UPは、端末装置に対するパケット転送及び統計のような処理機能を担ってよい。例えば、UPは、サービングゲートウェイ(Serving GateWay,SGW)及びパケットデータネットワークゲートウェイ(Packet Data Network Gate Way,PGW)のユーザプレーン機能を実装してよい。
ルーティングポリシネットワークエレメントは、ルーティングルールを管理するネットワークエレメント、例えばネットワーク管理システム、認証、認可及び課金(Authentication, Authorization and Accounting,AAA)サーバ、又はアプリケーションサーバ制御部(Application Server controller,AS controller)であってよい。
ASは、サービスを提供するアプリケーションサーバ、例えば音声サービスを提供するアプリケーションサーバである。
図2は、本開示の一実施形態によるユーザ機器200の概略構造図である。ユーザ機器は、以下の実施形態の各々で提供される通信方法を実行するよう構成されてよい。図2を参照すると、ユーザ機器200は、無線周波数(Radio Frequency,RF)回路110、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を含むメモリ120、入力ユニット130、ディスプレイユニット140、センサ150、音声回路160、無線フィデリティ(Wireless Fidelity,Wi-Fi)モジュール170、1つ以上の処理コアを含むプロセッサ180、及び電源190、のようなコンポーネントを含んでよい。当業者は、ユーザ機器が図2に示すユーザ機器構造に限定されないこと、及びユーザ機器が図示されたものより多数の又は少数の部分を含んでよいこと、又は幾つかの部分が結合されてよく、又は部分の配置が異なってよいことを理解し得る。
RF回路110は、情報送信及び受信処理又は呼処理の間に、信号を送信し及び受信するよう構成されてよい。特に、RF回路110は、基地局からのダウンリンク情報を受信し、次に、処理のためにダウンリンク情報を1つ以上のプロセッサ180に配信し、そして関連するアップリンクデータを基地局へ送信する。通常、RF回路110は、限定ではないが、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、チューナ、1つ以上の発振器、加入者識別モジュール(SIM)カード、通信機、カプラ、低雑音増幅器(Low Noise Amplifier,LNA)、デュプレクサ、等を含む。さらに、RF回路110は、無線通信により、ネットワーク及び別の装置とも無線通信を通じて通信してよい。無線通信は、限定ではないが、グローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ(Global System for Mobile communications,GSM)、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service,GPRS)、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access,CDMA)、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access,WCDMA)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)、電子メール、ショートメッセージングサービス(Short Messaging Service,SMS)、等を含む任意の通信規格又はプロトコルを用いてよい。
メモリ120は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを格納するよう構成されてよい。プロセッサ180は、種々の機能アプリケーション及びデータ処理を実施するために、メモリ120に格納されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行する。メモリ120は、主に、プログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでよい。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、(音声再生機能及び画像表示機能のような)少なくとも1つの機能により要求されるアプリケーションプログラム、等を格納してよい。データ記憶領域は、ユーザ機器200の使用に従い生成される(音声データ及びアドレス帳のような)データ、等を格納してよい。さらに、メモリ120は、高速ランダムアクセスメモリを含んでよく、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリのような不揮発性メモリ、又は別の不揮発性固体記憶装置を更に含んでよい。したがって、メモリ120は、プロセッサ180及び入力ユニット130のメモリ120へのアクセスを提供するために、メモリ制御部を更に含んでよい。
入力ユニット130は、入力される数字又は文字情報を受信し、キーボード、マウス、ジョイスティック、光ペン若しくはトラックボールの信号入力を生成するよう構成されてよい。ここで、該信号入力は、ユーザ設定及び機能制御に関連する。具体的に、入力ユニット130は、タッチ感応表面131、及び別の入力装置132を含んでよい。タッチ感応表面131は、タッチスクリーン又はタッチパネルとも呼ばれ、(指又はスタイラスのような任意の適切なオブジェクト又はアクセサリを用いることにより、タッチ感応表面131上の又はその近くのユーザの操作のような)タッチ感応表面上の又はその近くのユーザのタッチ操作を収集し、所定プログラムに従い対応する接続装置を駆動してよい。任意的で、タッチ感応表面131は、2つの部分:タッチ検出機器及びタッチ制御部、を含んでよい。タッチ検出機器は、ユーザのタッチ方向を検出し、タッチ操作によりもたらされる信号を検出し、タッチ制御部に信号を送信する。タッチ制御部は、タッチ検出機器からタッチ情報を受信し、タッチ情報をポイント座標に変換し、ポイント座標をプロセッサ180へ送信し、プロセッサ180により送信されたコマンドを受信し及びコマンドを実行できる。さらに、タッチ感応表面131は、抵抗型、容量型、赤外線、及び表面音響波のような複数の種類を用いて実装されてよい。入力ユニット130は、タッチ感応表面131に加えて、別の入力装置131を更に含んでよい。具体的に、別の入力装置132は、限定ではないが、物理キーボード、(音声制御キー又は電源入/切キーのような)機能キー、トラックボール、マウス、ジョイスティック、等うちの1つ以上を含んでよい。
ディスプレイユニット140は、ユーザにより入力される情報又はユーザに提供される情報、及びユーザ機器200の種々のグラフィカルユーザインタフェースを表示するよう構成されてよい。グラフィカルユーザインタフェースは、画像、テキスト、アイコン、ビデオ、及びそれらの任意の組合せにより構成されてよい。ディスプレイユニット140は、ディスプレイパネル141を含んでよい。任意で、ディスプレイパネル141は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode,OLED)、等の形式で構成されてよい。さらに、タッチ感応表面131は、ディスプレイパネル141をカバーしてよい。タッチ感応表面131上の又はその近くのタッチ操作を検出した後に、タッチ感応表面131は、タッチイベント種類を決定するために、タッチ操作をプロセッサ180へ転送する。次に、プロセッサ180は、タッチイベント種類に基づき、ディスプレイパネル141上で対応する視覚出力を提供する。図2では、タッチ感応表面131及びディスプレイパネル141が入力及び出力機能を実施するために2つの別個のコンポーネントとして使用されるが、幾つかの実施形態では、タッチ感応表面131及びディスプレイパネル141は、入力及び出力機能を実装するために統合されてよい。
ユーザ機器200は、光センサ、動きセンサ、及び他のセンサのような、少なくとも1つのセンサ150を更に含んでよい。具体的に、光センサは、周囲光センサ及び近接センサを含んでよい。周囲光センサは、周囲光の明るさに基づき、ディスプレイパネル141の輝度を調整してよい。近接センサは、ユーザ機器200が耳へ移動されるとき、ディスプレイパネル141及び/又はバックライトをオフに切り替えてよい。ある種の動きセンサとして、加速度計センサは、種々の方向の(通常は、3軸上の)加速度の大きさを検出してよく、静止時の重力の大きさ及び方向を検出してよく、携帯電話機の姿勢(例えば、ランドスケープ方向とポートレート方向との間の切り替え、関連するゲーム、及び磁気計姿勢較正)を認識するアプリケーション、(万歩計、殴打のような)振動認識に関連する機能、等に適用されてよい。ジャイロスコープ、圧力計、湿度計、温度計、及び赤外センサのような他のセンサは、ユーザ機器200内に構成されてよく、詳細はここで記載されない。
音声回路160、スピーカ161、及びマイクロフォン162は、ユーザとユーザ機器200との間の音声インタフェースを提供できる。音声回路160は、受信した音声データを電気信号に変換し、電気信号をスピーカ161へ送信してよい。スピーカ161は、出力のために、電気信号を音声信号に変換する。他方で、マイクロフォン162は、収集した音声信号を電気信号に変換する。音声回路160は、電気信号を受信し、電気信号を音声データに変換し、処理のためにプロセッサ180へ音声データを出力する。次に、プロセッサ180は、RF回路110を用いることにより、例えば別のユーザ機器へ、音声データを送信し、又は更なる処理のためにメモリ120に音声データを出力する。音声回路160は、周辺機器イヤホンとユーザ機器200との間の通信を提供するために、イヤホンジャックを更に含んでよい。
Wi−Fiは、短距離無線送信技術である。ユーザ機器200は、Wi−Fiモジュール170を用いることにより、ユーザが電子メールを送受信し、ウェブページを閲覧し、ストリーミングメディアにアクセスすること、等を助けてよく、ユーザに無線ブロードバンドインターネットアクセスを提供する。図2はWi−Fiモジュール170を示すが、Wi−Fiモジュール170はユーザ機器200の必須部分ではなく、本発明の本質を変更することなく要件に従い省略されてよいことが理解され得る。
プロセッサ180は、ユーザ機器200の制御センタであり、種々のインタフェース及び線を用いて携帯電話機全体の全ての部分に接続され、メモリ120に格納されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを走らせ又は実行することにより及びメモリ120に格納されたデータを呼び出すことにより、ユーザ機器200の種々の機能を実施し及び/又はデータを処理して、携帯電話機上の全体監視を実行する。任意で、プロセッサ180は、1つ以上の処理コアを含んでよい。任意で、プロセッサ180は、アプリケーションプロセッサ及びモデムプロセッサを統合してよい。アプリケーションプロセッサは、主に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、アプリケーションプログラム、等を処理する。モデムプロセッサは、主に、無線通信を処理する。モデムプロセッサは、代替としてプロセッサ180に統合されなくてよいことが理解され得る。
ユーザ機器200は、コンポーネントに電力を供給する(バッテリのような)電源190を更に含む。任意で、電源は、電力管理システムを用いることによりプロセッサ180に論理的に接続されてよく、それにより電力管理システムを用いることによる充電、放電、及び電力消費管理を実施する。電源190は、直流又は交流電源、再充電システム、電源障害検出回路、電力変換器又はインバータ、電源状態指示器、及び任意の他のコンポーネントのうちの1つ以上を更に含んでよい。
図示しないが、ユーザ機器200は、カメラ、Bluetoothモジュール等を更に含んでよく、詳細はここに記載されない。具体的に、本実施形態では、ユーザ機器のディスプレイユニットは、タッチスクリーンディスプレイであり、ユーザ機器は、メモリ及び実行可能命令を更に含む。実行可能命令は、メモリに格納され、1つ以上のプロセッサにより実行されるよう構成される。実行可能命令は、図5〜図10A及び図10Bに示される以下の実施形態のユーザ機器側で方法を実行するために使用される。
図3は、本開示の一実施形態によるルーティングポリシネットワークエレメント300の概略構造図である。図3を参照すると、ルーティングポリシネットワークエレメント300は、処理コンポーネント322を含み、1つ以上のプロセッサ、及びメモリ322により表され、処理コンポーネント322により実行可能な命令、例えばアプリケーションプログラムを格納するよう構成される記憶リソースを更に含む。メモリ332に格納されたアプリケーションプログラムは、それぞれが命令セットに対応する1つ以上のモジュールを含んでよい。さらに、処理コンポーネント322は、図5〜図10A及び図10Bに示される以下の実施形態のネットワーク側で方法を実行するために命令を実行するよう構成される。
ルーティングポリシネットワークエレメント300は、ルーティングポリシネットワークエレメント300の電力管理を実行する電源コンポーネント326、ルーティングポリシネットワークエレメント300をネットワークに接続するよう構成される有線又は無線ネットワークインタフェース350、及び入力/出力(I/O)インタフェース358を更に含んでよい。ルーティングポリシネットワークエレメント300は、メモリ332に格納されたオペレーティングシステム、例えばWindows ServerTM,Mac OS XTM,UnixTM,LinuxTM,又はFreeBSDTMを作動してよい。
図4は、本開示の一実施形態による制御プレーン装置400の概略構造図である。図4を参照すると、制御プレーン装置400は、バス、プロセッサ、メモリ、入力/出力インタフェース、ディスプレイ装置、及び通信インタフェースを含む。メモリは実行可能命令を格納し、該実行可能命令は、図5〜図10A及び図10Bに示される以下の実施形態の制御プレーン装置側で方法を実行するために使用される。
バスは、記載の要素を接続する回路であり、これらの要素間の送信を実施する。例えば、プロセッサは、コマンドを別の要素からバスを用いて受信し、受信したコマンドを復号し、復号したコマンドに基づき計算を実行し又はデータを処理する。メモリは、プログラムモジュール、例えば、カーネル(kernel)、ミドルウェア(middleware)、アプリケーションプログラミングインタフェース(Application Programming Interface,API)、及びアプリケーションを含んでよい。プログラムモジュールは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はソフトウェア、ファームウェア及びハードウェアのうちの少なくとも2つを含んでよい。入力/出力インタフェースは、入力/出力装置(例えば、センサ、キーボード、又はタッチスクリーン)により入力されたコマンド又はデータを転送する。ディスプレイ装置は、様々な種類の情報をユーザに表示する。通信インタフェースは、制御プレーン装置400を、別のネットワーク装置、ユーザ機器、及びネットワークに接続する。例えば、通信インタフェースは、別の外部ネットワーク装置又はユーザ機器に接続するために、ネットワークに有線又は無線方法で接続してよい。無線通信は、以下:無線フィデリティ(Wireless Fidelity,Wi-Fi)、ブルートゥース(Bluetooth,BT)、近距離通信技術(Near Field Communications,NFC)、全測位システム(Global Positioning System,GPS)、セルラ通信(cellular communication)(例えば、ロングタームエボリューション技術(Long Term Evolution,LTE)、ロングタームエボリューション技術アドバンスト(Long Term Evolution Advanced,LTE-A)、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access,CDMA)、広帯域符号分割多元接続(Wideband CDMA,WCDMA)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(Universal Mobile Telecommunications System,UMTS)、無線広帯域アクセス(Wireless Broadband,WiBro)、及びグローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ(Global System for Mobile communications,GSM))のうちの少なくとも1つを含んでよい。有線通信は、以下:ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus,USB)、高解像度マルチメディアインタフェース(High Definition Multimedia Interface,HDMI)、非同期通信標準インタフェース(Recommended Standard 232,RS-232)、及び基本電話サービス(Plain Old Telephone Service,POTS)のうちの少なくとも1つを含んでよい。ネットワークは、電気通信ネットワーク及び通信ネットワークであってよい。通信ネットワークは、コンピュータネットワーク、インターネット、モノのインターネット、又は電話ネットワークであってよい。制御プレーン装置400は、通信インタフェースを用いてネットワークに接続してよい。制御プレーン装置400と別のネットワーク装置との間の通信のために使用されるプロトコルは、アプリケーション、アプリケーションプログラミングインタフェース(Application Programming Interface,API)、ミドルウェア、カーネル、及び通信インタフェースのうちの少なくとも1つによりサポートされてよい。
例示的な実施形態は、命令を含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体、例えば命令を含むメモリを更に提供する。ここで、命令は、以下の実施形態の制御プレーン装置側で通信方法を実施するために、制御プレーン装置内のプロセッサにより実行されてよい。例えば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory,CD-ROM)、磁気テープ、フロッピーディスク、又は光データ記憶装置であってよい。
本願は、通信方法を提供する。図5を参照すると、CP、UE、及びルーティングポリシネットワークエレメントの間の相互作用に基づき、本開示の本実施形態の通信方法が以下のように簡単に記載され得る。CPはIPアドレスをUEに割り当てる。CPは、IPアドレスに対応するルーティングルールを取得する。CPは、UEへ、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス及びルーティングルールを送信する。CPによりUEに割り当てられたIPアドレス及びルーティングルールを取得した後に、UEは、ソースIPアドレスを、UEの既存IPアドレスから、UEによりアクセスされるべきアプリケーション及びルーティングルールに基づき選択し、ソースIPアドレスを用いてアプリケーションにアクセスする。
ある場合には、ルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるASのIPアドレスセグメントであってよい。
別の場合には、ルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントによりSSC要件に基づき分類されるASのIPアドレスセグメントであってよい。この場合、ルーティングポリシネットワークエレメントは、アプリケーションのSSC要件に基づき、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスを分類してよく、図7に示すように、各SSC要件に対応するアドレスセグメントを取得する。
以下は、2つの場合を、図6A及び図6B、及び図8A及び図8Bの実施形態を参照して別個に記載する。
図6A及び図6Bは、本開示の一実施形態による通信方法の概略フローチャートである。図6A及び図6Bを参照すると、通信方法は以下のステップを含む。
601。UEは、UP1とのPDUセッション1を設定する。
例えば、ステップ601は、以下のステップ601a〜ステップ601fを含んでよい。
601a。UEは、セッション設定要求メッセージをCPへ、ANを用いて送信する。ここで、セッション設定要求メッセージは、PDUセッション1を設定するよう要求するために使用される。
例えば、セッション設定要求メッセージは、PDUセッションの種類及びデータネットワーク名を伝達してよい。ここで、PDUセッションの種類は、PDUセッションを設定する処理の中で、IPアドレスがUEに割り当てられるか否かを示すために使用され、データネットワーク名は、UEによりアクセスされるべきデータを示すために使用される。
601b。CPは、統合データ管理モジュール(Unified Data Management,UDM)と相互作用し、UDMからセッション管理に関するサブスクリプションデータを取得する。UDMは、サブスクリプション情報を格納する機能を有する。代替として、UDMは別の名称を有してよい。これは、本開示の本実施形態において限定されない。
サブスクリプションデータは、認可PDU種類、認可SSCモード、及びデフォルトサービス品質(Quality of Service,QoS)記述ファイルを含んでよい。
601c。CPは適切なUPを選択する。例えば、CPは、適切なUPを取得したサブスクリプションデータに基づき選択する。図6Aの例では、UP1が、ステップ601cで選択された適切なUPである。
601d。CPは、ANとUP1との間のユーザプレーンパスを設定する。
601e。CPは、リソース設定要求メッセージをANへ送信して、ANとUEとの間の無線リソースの設定をトリガする。
601f。CPは、セッション設定完了メッセージをUEへ送信する。ここで、セッション設定完了メッセージは、PDUセッション1の設定が完了したことを示すために使用される。
PDUセッション1の設定が完了した後に、アップリンク/ダウンリンクデータは、UE、AN、及びUP1の間で、例えば図6Aのアップリンク/ダウンリンクデータ1のデータフローにより示されるように、送信されてよい。
留意すべきことに、ステップ601は、UEがネットワークに登録した後に開始されるPDUセッション1を設定する処理であってよい。PDUセッション1が設定された後に、UEの位置が変化することがある。CPが、UP1は十分に最適化されないことを検出した場合、例えば、UP1とUEの現在位置との間の距離がプリセット値を超える場合、ネットワークリソースを節約するために、ネットワーク側は、UEの現在位置により近いIPの再選択をトリガし、新しいユーザプレーンパスを設定し、新しいIPアドレス又はIPプレフィックスをUEに割り当ててよい。本開示の本実施形態は、ルーティングポリシネットワークエレメントがユーザプレーンパスの再選択をトリガし、及びCPが、UP1は十分に最適化されていないと検出し、従ってユーザプレーンパスを設定するためにユーザプレーン装置を再選択する一例を用いて記載される。実際に、ネットワーク側は、別の理由でユーザプレーンパスの再選択をトリガするようにされることがある。これは、本開示の本実施形態において限定されない。
602。ルーティングポリシネットワークエレメントは、再選択要求メッセージをCPへ送信する。ここで、再選択要求メッセージは、ユーザプレーンパスを再選択するよう要求するために使用される。
本開示の本実施形態では、ルーティングポリシネットワークエレメントは、ユーザプレーンパスの再選択を、再選択要求メッセージを用いてトリガしてよい。可能な実装では、再選択要求メッセージを受信した後に、CPは、ユーザプレーンパスを再選択するか否かを確認し、再選択応答メッセージをルーティングポリシネットワークエレメントへ送信してよい。
603。CPは、セッションリダイレクト指示をUEへ送信する。ここで、セッションリダイレクト指示は、UP2とのPDUセッション2を設定するようUEに指示するために使用される。
本開示の本実施形態では、CPは、セッションリダイレクト指示をUEへ送信してよく、PDUセッション2の設定をトリガする。
604。UEは、セッションリダイレクト指示を受信し、UP2とのPDUセッション2を設定する手順をトリガする。
セッションリダイレクト指示を受信した後に、UEは、UP2とのPDUセッション2を設定するようCPをトリガする。例えば、UEは、セッション設定要求メッセージをCPへANを用いて送信し、CPは、UDMから、セッション管理に関連するサブスクリプションデータを取得し、CPは適切なUPを選択する。図6Bの例では、UP2が、本ステップで選択された適切なUPである。前述のステップについては、ステップ601a〜601cを参照する。詳細は、ここで再び記載されない。
605。CPは、IPアドレスをUEに割り当て、IPアドレスに対応するルーティングルールを取得する。
本開示の本実施形態では、CPは、ルーティングルールを、CPに接続されたルーティングポリシネットワークエレメントから取得できる。ルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるASのIPアドレスセグメントである。
例えば、CPは、ルーティングルールを、ルーティングポリシネットワークエレメントから、本実施形態のステップ602における再選択要求メッセージを用いて取得してよい。言い換えると、任意で、ステップ602の再選択要求メッセージは、ルーティングルールを伝達してよい。これは、UE粒度でルーティングルールを取得する方法である。
別の例では、CPは、ステップ605の前にいつでも、ルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントから別のメッセージを用いて取得し、又は、ルーティングルールをCPに接続された複数のルーティングポリシネットワークエレメントから取得してよい。ルーティングルールを取得する方法は、UE粒度であってよく、又は装置粒度であってよい。装置粒度は、手順が特定UEと独立の手順であることを意味する。例えば、PDUセッション1又はPDUセッション2が設定される前に、CPはルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントから取得する。
例えば、ルーティングルールをCPによりルーティングポリシネットワークエレメントから取得する処理は、以下の2つの実装を含んでよい。
第1の実装では、CPは、取得要求をルーティングポリシネットワークエレメントへ送信してよい。ここで、取得要求は、ルーティングルールを取得するよう要求するために使用される。取得要求を受信した後に、ルーティングポリシネットワークエレメントは、ルーティングルールをCPへ送信する。
第2の実装では、ルーティングポリシネットワークエレメントは、ルーティングルールをCPへ能動的に送信してよい。
CPは、ルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントから予め取得してよく、又は、ルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントからリアルタイムに取得してよい。これは、本開示の本実施形態において限定されない。
任意で、新しいアプリケーションサーバがルーティングポリシネットワークエレメント上に展開された場合、CPは、新しいアプリケーションサーバのルーティングルールを、ルーティングポリシネットワークエレメントを用いて取得してよい。例えば、CPは、周期的検出を通じて、新しいアプリケーションサーバがルーティングポリシネットワークエレメント上に展開されたことを決定してよい。この場合、CPは、新しいアプリケーションサーバのIPアドレス情報を、ルーティングポリシネットワークエレメントを用いて能動的に取得する。勿論、代替として、新しいアプリケーションサーバが展開されるとき、ルーティングポリシネットワークエレメントは、新しいアプリケーションサーバのIPアドレスをCPへ能動的に送信してよい。これは、本開示の本実施形態において限定されない。
任意で、ルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントにより取得する処理は、以下の2つの実装を含んでよい。
第1の実装では、ルーティングポリシネットワークエレメントは、取得要求を、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバへ送信してよい。ここで、取得要求は、ルーティングルールを取得するよう要求するために使用される。取得要求を受信した後に、アプリケーションサーバは、ルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントへ送信する。任意で、ルーティングポリシネットワークエレメントが、アプリケーションサーバにより返されたルーティングルールを受信した後に、ルーティングポリシネットワークエレメントは、直接又は間接に(例えば、ネットワーク露出機能(Network Exposure Function,NEF)のような別のネットワークエレメントを用いて)ルーティングルールをUDM内のデータベース(ここで、例えば、データベースは、ユーザデータレポジトリ(User Data Repository,UDR)であってよい)又はデータ記憶ネットワーク機能(Data Storage Network Function,DSF)に保存してよい。本実装は、新しいアプリケーションサーバがルーティングポリシネットワークエレメント上に展開されるときに、情報を更新するシナリオにも適用可能である。詳細は、ここで再び記載されない。
第2の実装では、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバは、ルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントへ能動的に送信してよい。任意で、ルーティングポリシネットワークエレメントは、直接又は間接に(例えば、ネットワーク露出機能(Network Exposure Function,NEF)のような別のネットワークエレメントを用いて)ルーティングルールをデータベースに保存してよい。本実装は、新しいアプリケーションサーバがルーティングポリシネットワークエレメント上に展開されるときに、情報を更新するシナリオにも適用可能である。詳細は、ここで再び記載されない。
代替として、ルーティングポリシネットワークエレメントは、ルーティングルールを、構成のような別の方法で取得してよい。ルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントにより取得する特定の方法は、本開示の本実施形態で限定されない。
任意で、別の観点から、ルーティングルールをCPによりルーティングポリシネットワークエレメントから取得する処理は、以下の2つの実装を更に含んでよい。
第1の実装では、ルーティングポリシネットワークエレメントは、ルーティングルールをローカルに格納してよい。CPは、直接、ルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントから受信する。
第2の実装では、ルーティングポリシネットワークエレメントは、直接又は間接に(例えば、NEFのような別のネットワークエレメントを用いて)ルーティングルールをデータベースに格納してよい。CPは、直接又は間接に(例えば、NEFのような別のネットワークエレメントを用いて)ルーティングルールをデータベースから取得してよい。
任意で、更に別の観点から、CPが複数のルーティングポリシネットワークエレメントに接続されるとき、ルーティングルールをCPにより取得する処理は、以下の2つの実装を更に含んでよい。
第1の実装では、CPは、複数のルーティングポリシネットワークエレメントの各々と相互作用してルーティングルールを取得する。言い換えると、各ルーティングポリシネットワークエレメントは、CPに相互作用を通じて、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるASのIPアドレスセグメントを提供する。
第2の実装では、複数のルーティングポリシネットワークエレメントは、互いに相互作用する。その結果、複数のルーティングポリシネットワークエレメントのうちの1つは、複数のルーティングポリシネットワークエレメントのルーティングルールを取得できる。ルーティングポリシネットワークエレメントは、CPと相互作用する。その結果、CPは、複数のルーティングポリシネットワークエレメントのルーティングルールを取得できる。
任意で、CPがIPアドレスをUEに割り当てる前に、CPは、アプリケーションのSSC要件を取得してよい。CPがアプリケーションのSSC要件を取得しない場合、CPは、IPアドレスをUEにプリセットルールを用いて割り当ててよい。CPがアプリケーションのSSC要件を取得する場合、CPは、IPアドレスをUEに、アプリケーションのSSC要件に基づき割り当ててよい。例えば、CPは、PDUセッションのSSCモードを、アプリケーションのSSC要件及びUEがアクセスし得るアプリケーションに基づき決定し、SSCモードをサポートするIPアドレスをUEに割り当てる。例えば、UEは、複数のアプリケーションに異なる時間にアクセスしてよく、各アプリケーションの異なるSSC要件について、アプリケーションに適合するSSCモードを決定してよい。対応するIPアドレスは、SSCモードについてUEに割り当てられてよい。
任意で、CPは、アプリケーションのSSC要件を、ステップ602における再選択要求メッセージを用いて取得してよい。又は、CPは、ステップ605の前にいつでも、アプリケーションのSSC要件を、ルーティングポリシネットワークエレメントから別のメッセージを用いて取得してよい。任意で、ルーティングルール及びアプリケーションのSSC要件は、同じメッセージ内でCPへ送信されてよく、又は異なるメッセージ内でCPへ異なるときに別個に送信されてよい。これは、本開示の本実施形態において限定されない。
本開示の本実施形態では、IPアドレスをUEに割り当てた後に、CPは、IPアドレスに対応するルーティングルールを取得する。
例えば、CPは、UEの位置情報に基づき、UEの位置に最も近いルーティングポリシネットワークエレメントを決定してよい。次に、CPは、取得したルーティングルールから、最も近いルーティングポリシネットワークエレメントから取得したルーティングルールを、IPアドレスに対応するルーティングルールとして選択する。例えば、CPにより取得されたルーティングルールは、IPアドレスセグメント1及びIPアドレスセグメント2を含む。ここで、IPアドレスセグメント1はルーティングポリシネットワークエレメント1により管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントであり、IPアドレスセグメント2はルーティングポリシネットワークエレメント2により管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントである。CPは、IP1をUEに割り当て、UEに最も近いルーティングポリシネットワークエレメントがルーティングポリシネットワークエレメント1であると決定し、したがって、ルーティングポリシネットワークエレメント1により管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントをIP1に対応するルーティングルールとして決定する。
さらに、任意で、CPは、ANとUP2との間のユーザプレーンパスを更に設定し、リソース設定要求メッセージをANへ送信してよい。前述のステップについては、ステップ601d及び601eを参照する。詳細は、ここで再び記載されない。留意すべきことに、CPは先ずステップ605を実行し、次に2つのステップを実行してよく、又は先ず2つのステップを実行し、次にステップ605を実行してよく、又はステップ605を2つのステップの間に実行してよい。これは、本開示の本実施形態において限定されない。
606。CPは、セッション設定完了メッセージをUEへ送信する。
任意で、可能な実装では、CPは、UEへセッション設定完了メッセージを用いて、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するルーティングルールを送信する。言い換えると、セッション設定完了メッセージは、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するルーティングルールを伝達する。例えば、実装は、複数の並列PDUセッション(multiple parallel PDU sessions)のシナリオに適用可能である。
別の可能な実装では、PDUセッション2を設定する処理で、CPは、ルータ広告(Router Advertisement,RA)メッセージを選択されたUP2へ送信し、UP2は、CPから受信したルータ広告メッセージをUEへ送信する。RAメッセージは、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するルーティングルールを伝達する。例えば、実装は、マルチホーミングPDUセッション(multi-homed PDU session)のシナリオに適用可能である。
任意で、CPは、UEへ、IPアドレスに対応するSSCモードを更に送信してよい。例えば、前述の2つの実装では、CPは、UEへセッション設定完了メッセージ又はルータ広告メッセージを用いて、IPアドレスに対応するSSCモードを送信してよい。任意で、CPがIPアドレスをUEに割り当てる前に、CPは、PDUセッション2がSSCモードの再選択をサポートするか否かを更に決定してよい。言い換えると、CPは、PDUセッション2がPDUセッション1のものと異なるSSCモードをサポートするか否かを決定する。CPが、PDUセッション1のものと異なるSSCモードがサポートされると決定した場合、UEへIPアドレス及びIPアドレスに対応するルーティングルールを送信するとき、CPは、IPアドレスに対応するSSCモードを更に送信してよい。
607。UEは、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するルーティングルールを取得する。
例えば、以上の説明によると、UEは、セッション設定完了メッセージ又はルータ広告メッセージから、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するルーティングルールを取得してよい。任意で、UEは、セッション設定完了メッセージ又はルータ広告メッセージから、IPアドレスに対応するSSCモードを更に取得してよい。
608。UEは、ソースIPアドレスを、UEの既存IPアドレスから、UEによりアクセスされるべきアプリケーション及びルーティングルールに基づき選択し、アプリケーションにソースIPアドレスを用いてアクセスする。
例えば、UEは、ソースIPアドレスを、既存IPアドレスから、UEによりアクセスされるべきアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレス、及びルーティングルールに基づき選択する。任意で、処理は、具体的に、UEがソースIPアドレスをプリセットルールに従い選択することを含んでよい。ここで、プリセットルールは、UEによりアクセスされるべきアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスが、ソースIPアドレスに対応するルーティングルールに含まれるIPアドレスセグメントの中にあること、を含む。
例えば、UEはアプリケーションAにアクセスし、IP1に対応するルーティングルールはIPアドレスセグメント1である。アプリケーションAに対応するアプリケーションサーバ1のIPアドレスがルーティングルールの中のIPアドレスセグメント1の中にある場合、UEは、既存IPアドレスから、IPアドレスセグメント1に対応するIP1をソースIPアドレスとして選択し、アプリケーションAにIP1を用いてアクセスし、つまりアプリケーションAに対応するASとIP1を用いて通信してよい。UEとASとの間の通信の処理において、アップリンク/ダウンリンクデータは、図6Bのアップリンク/ダウンリンクデータ2により示されるように、UE、AN、UP2、及びASの間で送信されてよい。
可能な実装では、UEは、さらに、ソースIPアドレスを、UEの既存IPアドレスから、UEによりアクセスされるべきアプリケーションのSSC要件、ルーティングルール、及びIPアドレスに対応するSSCモードに基づき選択してよい。処理は、具体的に、UEがソースIPアドレスをプリセットルールに従い選択することを含んでよい。ここで、プリセットルールは、ソースIPアドレスに対応するSSCモードが、UEによりアクセスされるべきアプリケーションのSSC要件を満たすこと、及び、UEによりアクセスされるべきアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスが、ルーティングルールに含まれるIPアドレスセグメントの中にあること、を含む。
本開示の本実施形態により提供される方法では、CPは、ルーティングルールを、ルーティングポリシネットワークエレメントを用いて取得し、CPによりUEに割り当てられたIPアドレスに対応するルーティングルールを決定する。CPは、UEへ、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するルーティングルールを送信する。その結果、UEは、アクセスされるべきアプリケーション及びルーティングルールに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
図6Bの例では、CPが、PDUセッション2を設定するようUEをトリガする処理において、CPは、IPアドレスをUEに割り当て、IPアドレスに対応するルーティングルールを決定し、UEへ、IPアドレス及びIPアドレスに対応するルーティングルールを送信する。その結果、UEはソースIPアドレスを選択する。さらに、本開示は、UEによりトリガされた第1PDUセッション(例えば、図6AのPDUセッション1)の設定のシナリオに更に適用可能である。同様に、CPは、CPによりPDUセッション1を設定する処理において、IPアドレスをUEに割り当て、IPアドレスに対応するルーティングルールを決定し、UEへ、IPアドレス及びIPアドレスに対応するルーティングルールを送信してよい。本シナリオと第2PDUセッション(例えば、図6BのPDUセッション2)の設定との間の違いは、UEが1つIPアドレス(つまり、CPから取得したIPアドレス)だけを有するので、UEがソースIPアドレスを選択しなくてよいことにある。
図7を参照すると、CP、UE、及びルーティングポリシネットワークエレメントの間の相互作用に基づき、本開示の一実施形態の通信方法が以下のように簡単に記載され得る。ルーティングポリシネットワークエレメントは、管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスを、アプリケーションのSSC要件に基づき分類して、各SSC要件に対応するアドレスセグメントを取得する。CPはIPアドレスをUEに割り当てる。CPは、IPアドレスに対応するルーティングルールを取得する。CPは、UEへ、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス及びルーティングルールを送信する。UEが、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス及びルーティングルールを取得した後に、UEは、ソースIPアドレスを、UEの既存IPアドレスから、UEによりアクセスされるべきアプリケーション及びルーティングルールに基づき選択し、ソースIPアドレスを用いてアプリケーションにアクセスする。
以下は、図8A及び図8Bに対応する実施形態において、この場合の通信方法のステップを詳細に記載する。図8A及び図8Bは、本開示の一実施形態による通信方法の概略フローチャートである。図8A及び図8Bを参照すると、通信方法は以下のステップを含む。
801。UEは、UP1とのPDUセッション1を設定する。
ステップ801については、ステップ601に関する記載を参照する。詳細は、ここで再び記載されない。
802。ルーティングポリシネットワークエレメントは、管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスを、アプリケーションのSSC要件に基づき分類して、各SSC要件に対応するアドレスセグメントを取得する。
例えば、ルーティングポリシネットワークエレメントは、以下の2つの方法で分類を実行してよい。
第1の実装では、先ず、アドレスセグメントが各SSC要件に基づき割り当てられ、次に、IPアドレスがアプリケーションのSSC要件に基づき、アプリケーションに対応するアプリケーションサーバに割り当てられる。例えば、先ず、3つのアドレスセグメントが割り当てられる。ここで、3つのアドレスセグメントは3つのSSC要件にそれぞれ対応する。アプリケーションサーバに対応するアプリケーションのSSC要件に基づき、アドレスがアプリケーションサーバに割り当てられるべきアドレスセグメントが決定される。例えば、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるAS1に対応するアプリケーションのSSC要件がSSC要件1である場合、IPアドレスは、SSC要件1に対応するアドレスセグメントからAS1に割り当てられる。したがって、ルーティングポリシネットワークエレメントは、各SSC要件に対応するアドレスセグメントを取得し得る。
第2の実装では、IPアドレスがASに割り当てられた後に、ルーティングポリシネットワークエレメントは、IPアドレスを、各ASに対応するアプリケーションのSSC要件に基づき分類する。例えば、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるAS1に対応するアプリケーションのSSC要件がSSC要件1である場合、AS1のIPアドレスは第1種類に分類され、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるAS2に対応するアプリケーションのSSC要件がSSC要件2である場合、AS2のIPアドレスは第2種類に分類される。したがって、ルーティングポリシネットワークエレメントは、各SSC要件に対応するアドレスセグメントを取得し得る。本実装で取得されるアドレスセグメントの中の各ASのIPアドレスは、離散的であってよい。
例えば、ルーティングポリシネットワークエレメントが分類を実行した後に取得されるアドレスルールは、表1に示される。表1の例では、IPアドレスA及びBを含むアドレスセグメントはSSC要件1に対応し、IPアドレスC及びDを含むアドレスセグメントはSSC要件2に対応し、IPアドレスEを含むアドレスセグメントはSSC要件3に対応する。
[表1]
803。ユーザプレーンパスの再選択がある理由でトリガされると、ルーティングポリシネットワークエレメントは、再選択要求メッセージをCPへ送信する。
804。CPは、セッションリダイレクト命令をUEへ送信する。
805。UEは、セッションリダイレクト指示を受信し、UP2とのPDUセッション2を設定する手順をトリガする。
ステップ803〜805については、図6A及び図6Bのステップ602〜604に関する記載を参照する。詳細は、ここで再び記載されない。
806。CPは、IPアドレスをUEに割り当て、IPアドレスに対応するルーティングルールを取得する。
同様に、本ステップについては、図6Bのステップ605を参照する。図8Bと図6Bとの間の違いは、図8Bの例では、CPによりルーティングポリシネットワークエレメントから取得されたルーティングルールが、ルーティングポリシネットワークエレメントによりSSC要件に基づき分類されたルーティングルールであることにある。言い換えると、CPによりルーティングポリシネットワークエレメントから取得されたルーティングルールは、同じSSC要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含む。例えば、CPによりルーティングポリシネットワークエレメントから取得されたルーティングルールは、IPアドレスセグメント1及びIPアドレスセグメント2を含んでよい。ここで、IPアドレスセグメント1は、SSC要件がSSCモード1であるアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントであり、IPアドレスセグメント2は、SSC要件がSSCモード2であるアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントである。
ルーティングルールをCPによりルーティングポリシネットワークエレメントから取得する方法、及びIPアドレスを割り当てる方法は、図6のものと同様である。詳細は、ここで再び記載されない。
IPアドレスをUEに割り当てた後に、CPは、IPアドレスに対応するルーティングルールを取得する。
例えば、CPは、SSCモード1に対応するIPアドレスをユーザ機器に、アプリケーションの取得したセッション及びサービス継続要件(ここで、例えば、要件はSSCモード1である)に基づき割り当てる。さらに、CPは、先ず、UEの位置情報に基づき、UEの位置に最も近いルーティングポリシネットワークエレメントを決定する。次に、CPは、ルーティングポリシネットワークエレメント(UEの位置に最も近いルーティングポリシネットワークエレメント)により分類されたアドレスセグメントの中でSSCモード1をサポートする、IPアドレスに対応するルーティングルールとして取得されたルーティングルールの中にある、アドレスセグメントを使用する。例えば、CPにより取得されたルーティングルールは、IPアドレスセグメント1及びIPアドレスセグメント2を含む。ここで、2つのIPアドレスセグメントはSSCモード1であるSSC要件に対応し、IPアドレスセグメント1は、ルーティングポリシネットワークエレメント1により管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントであり、IPアドレスセグメント2はルーティングポリシネットワークエレメント2により管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントである。CPは、SSCモード1をサポートするIP1をUEに割り当て、UEに最も近いルーティングポリシネットワークエレメントがルーティングポリシネットワークエレメント1であると決定し、したがって、アドレスセグメント1をIP1に対応するルーティングルールとして決定する。
807。CPは、セッション設定完了メッセージをUEへ送信する。
任意で、可能な実装では、CPは、UEへセッション設定完了メッセージを用いて、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するルーティングルールを送信する。言い換えると、セッション設定完了メッセージは、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するルーティングルールを伝達する。例えば、実装は、複数の並列PDUセッション(multiple parallel PDU sessions)のシナリオに適用可能である。
別の可能な実装では、PDUセッション2を設定する処理で、CPは、ルータ広告(Router Advertisement,RA)メッセージを選択されたUP2へ送信し、UP2は、CPから受信したルータ広告メッセージをUEへ送信する。RAメッセージは、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するルーティングルールを伝達する。例えば、実装は、マルチホーミングPDUセッション(multi-homed PDU session)のシナリオに適用可能である。
808。UEは、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するルーティングルールを取得する。
例えば、以上の説明によると、UEは、セッション設定完了メッセージ又はルータ広告メッセージから、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するルーティングルールを取得してよい。
809。UEは、ソースIPアドレスを、UEの既存IPアドレスから、UEによりアクセスされるべきアプリケーション及びルーティングルールに基づき選択し、アプリケーションにソースIPアドレスを用いてアクセスする。
例えば、UEは、ソースIPアドレスを、既存IPアドレスから、UEによりアクセスされるべきアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレス、及びルーティングルールに基づき選択する。任意で、処理は、具体的に、UEがソースIPアドレスをプリセットルールに従い選択することを含んでよい。ここで、プリセットルールは、UEによりアクセスされるべきアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスが、ソースIPアドレスに対応するルーティングルールに含まれるIPアドレスセグメントの中にあること、を含む。
例えば、UEはアプリケーションAにアクセスし、IP1に対応するルーティングルールはIPアドレスセグメント1である。アプリケーションAに対応するアプリケーションサーバ1のIPアドレスがルーティングルールの中のIPアドレスセグメント1の中にある場合、UEは、既存IPアドレスから、IPアドレスセグメント1に対応するIP1をソースIPアドレスとして選択し、アプリケーションAにIP1を用いてアクセスし、つまりアプリケーションAに対応するASとIP1を用いて通信してよい。したがって、アプリケーションAのSSC要件がSSCモード1である場合、IPアドレスセグメント1の中のアプリケーションサーバに対応するアプリケーションのSSC要件もSSCモード1である。UEとASとの間の通信の処理において、アップリンク/ダウンリンクデータは、図8Bのアップリンク/ダウンリンクデータ2により示されるように、UE、AN、UP2、及びASの間で送信されてよい。
本開示の本実施形態により提供される方法では、CPは、ルーティングルールを(ここで、ルーティングルールは、同じSSC要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含む)、ルーティングポリシネットワークエレメントにより取得し、CPによりUEに割り当てられたIPアドレスに対応するルーティングルールを決定する。CPは、UEへ、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するルーティングルールを送信する。その結果、UEは、アクセスされるべきアプリケーション及びルーティングルールに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
本願は、通信方法を提供する。図9を参照すると、CP、UE、及びルーティングポリシネットワークエレメントの間の相互作用に基づき、本開示の本実施形態の通信方法が以下のように簡単に記載され得る。CPは、アプリケーションのSSC要件をルーティングポリシネットワークエレメントを用いて取得する。CPは、IPアドレスをUEに、アプリケーションのSSC要件に基づき割り当てる。CPは、UEへ、CPによりUEに割り当てたIPアドレス、IPアドレスに対応するSSCモード、及びIPアドレスのIPアドレス種類を送信する。UEが、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、IPアドレスに対応するSSCモード、及びIPアドレスのIP種類を取得した後に、UEは、ソースIPアドレスを、UEの既存IPアドレスから、UEによりアクセスされるべきアプリケーション、IPアドレスに対応するSSCモード、及びIPアドレスのIP種類に基づき選択し、ソースIPアドレスを用いてアプリケーションにアクセスする。
以下は、図10A及び図10Bに対応する一実施形態において、この場合の通信方法のステップを詳細に記載する。図10A及び図10Bは、本開示の一実施形態による通信方法の概略フローチャートである。図10A及び図10Bを参照すると、通信方法は以下のステップを含む。
1001。UEは、UP1とのPDUセッション1を設定する。
ステップ1001はステップ601と同様であり、ステップ1001はステップ1001a〜ステップ1001fを含み得る。詳細は、ここで再び記載されない。
1002。ルーティングポリシネットワークエレメントは、再選択要求メッセージをCPへ送信する。ここで、再選択要求メッセージは、ユーザプレーンパスを再選択するよう要求するために使用される。
1003。CPは、セッションリダイレクト指示をUEへ送信する。ここで、セッションリダイレクト指示は、UP2とのPDUセッション2を設定するようUEに指示するために使用される。
1004。UEは、セッションリダイレクト指示を受信し、UP2とのPDUセッション2を設定する手順をトリガする。
ステップ1002〜ステップ1004はステップ602〜ステップ604と同様である。詳細は、ここで再び記載されない。
1005。CPはIPアドレスをUEに割り当てる。
本開示の本実施形態では、CPがIPアドレスをUEに割り当てる前に、CPは、アプリケーションのSSC要件を取得してよい。CPは、IPアドレスをUEに、アプリケーションのSSC要件に基づき割り当ててよい。例えば、CPは、PDUセッションのSSCモードを、アプリケーションのSSC要件及びUEがアクセスし得るアプリケーションに基づき決定し、SSCモードをサポートするIPアドレスをUEに割り当てる。例えば、UEは、複数のアプリケーションに異なる時間にアクセスしてよく、各アプリケーションの異なるSSC要件について、アプリケーションに適合するSSCモードを決定してよい。対応するIPアドレスは、SSCモードについてUEに割り当てられてよい。
任意で、CPは、アプリケーションのSSC要件を、ステップ1002における再選択要求メッセージを用いて取得してよい。又は、CPは、ステップ1005の前にいつでも、アプリケーションのSSC要件を、ルーティングポリシネットワークエレメントから別のメッセージを用いて取得してよい。
1006。CPは、セッション設定完了メッセージをUEへ送信する。
本開示の本実施形態では、CPがIPアドレスをUEに割り当てた後に、CPは、UEへ、CPによりUEに割り当てたIPアドレス、IPアドレスに対応するSSCモード、及びIPアドレスのIP種類を送信してよい。IP種類は、ローカル(local)型、及びリモート(remote)型を含んでよい。ローカル型に従うIPアドレスはローカルネットワークにアクセスするために使用されてよく、リモート型に従うIPアドレスはリモートネットワークにアクセスするために使用されてよい。
可能な実装では、CPは、UEへセッション設定完了メッセージを用いて、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、IPアドレスに対応するSSCモード、及びIPアドレスのIP種類を送信する。言い換えると、セッション設定完了メッセージは、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、IPアドレスに対応するSSCモード、及びIPアドレスのIP種類を伝達する。例えば、実装は、複数の並列PDUセッション(multiple parallel PDU sessions)のシナリオに適用可能である。
別の可能な実装では、PDUセッション2を設定する処理で、CPは、ルータ広告(Router Advertisement,RA)メッセージを選択されたUP2へ送信し、UP2は、CPから受信したルータ広告メッセージをUEへ送信する。RAメッセージは、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、IPアドレスに対応するSSCモード、及びIPアドレスのIP種類を伝達する。例えば、実装は、マルチホーミングPDUセッション(multi-homed PDU session)のシナリオに適用可能である。
1007。UEは、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、IPアドレスに対応するSSCモード、及びIPアドレスのIP種類を取得する。
例えば、以上の説明によると、UEは、セッション設定完了メッセージ又はルータ広告メッセージから、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、及びIPアドレスに対応するIP種類を取得してよい。
1008。UEは、ソースIPアドレスを、UEの既存IPアドレスから、UEによりアクセスされるべきアプリケーション、IPアドレスに対応するSSCモード、及びIPアドレスのIP種類に基づき選択し、アプリケーションにソースIPアドレスを用いてアクセスする。
例えば、UEは、ソースIPアドレスを、UEの既存IPアドレスから、UEによりアクセスされるべきアプリケーションのSSC要件、IPアドレスに対応するSSCモード、及びIPアドレスのIP種類に基づき選択する。任意で、処理は、具体的に、UEがソースIPアドレスをプリセットルールに従い選択することを含んでよい。ここで、プリセットルールは、ソースIPアドレスに対応するSSCモードが、UEによりアクセスされるべきアプリケーションのSSC要件を満たすこと、及び、ソースIPアドレスのIP種類が、ソースIPアドレスのIP種類に対する要件に従うこと、を含む。例えば、ローカル(local)アプリケーションがアクセスされる必要のある場合、ローカル(local)型のソースIPアドレスが選択される必要がある。
例えば、UEはアプリケーションAにアクセスする。ここで、アプリケーションAのSSC要件はSSCモード1であり、ソースIPアドレスのIP種類に対する要件はIP種類1である。IP1がSSCモード1に対応し、IP1のIP種類がIP種類1である場合、UEは、既存IPアドレスから、IP1をソースIPアドレスとして選択し、アプリケーションAにIP1を用いてアクセスし、つまりアプリケーションAに対応するアプリケーションサーバとIP1を用いて通信してよい。
本開示の本実施形態により提供される方法では、CPはアプリケーションのSSC要件をルーティングポリシネットワークエレメントを用いて取得し、PDUセッションのSSCモードをアプリケーションのSSC要件に基づき決定し、SSCモードをサポートするIPアドレスをUEに割り当て、UEへ、CPによりUEに割り当てられたIPアドレス、IPアドレスに対応するSSCモード、及びIPアドレスのIP種類を送信する。その結果、UEは、アクセスされるべきアプリケーション、IPアドレスに対応するSSCモード、及びIPアドレスのIP種類に基づき、アプリケーションにアクセスするために適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより、通信効率を向上する。
図11は、本開示の一実施形態による通信機器の概略構造図である。通信機器は、図5〜図10A及び図10Bに示される前述の実施形態の制御プレーン装置側で方法を実行するよう構成されてよい。例えば、図11を参照すると、機器は、割り当てモジュール1101、取得モジュール1102、及び送信モジュール1103を含む。
割り当てモジュール1101は、インターネットプロトコルIPアドレスをユーザ機器に割り当てるよう構成される。
取得モジュール1102は、ルーティングポリシネットワークエレメントを用いて、IPアドレスに対応するルーティングルールを取得するよう構成される。
送信モジュール1103は、ルーティングルール及びIPアドレスをユーザ機器へ送信するよう構成される。ここで、ルーティングルールは、ユーザ機器がサービスを開始するとき、ユーザ機器によりソースIPアドレスを決定するために使用される。
可能な実装では、図12を参照すると、取得モジュール1102は、
少なくとも1つのルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントを用いて取得するよう構成される取得サブモジュールと、
割り当てられたIPアドレスに基づき、IPアドレスに対応するルーティングルールを決定するよう構成される決定サブモジュールと、を含む。
可能な実装では、取得サブモジュールは、少なくとも1つのルーティングルールをルーティングポリシネットワークエレメントから取得するよう構成される。代替として、取得サブモジュールは、少なくとも1つのルーティングルールをデータベースから取得するよう構成される。ここで、少なくとも1つのルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントによりデータベースに保存される。
可能な実装では、ルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのインターネットプロトコルIPアドレスセグメントを含む。
可能な実装では、ルーティングルールは、同じセッション及びサービス継続要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含む。
本開示の本実施形態では、制御プレーン装置は、ルーティングポリシネットワークエレメントを用いて、制御プレーン装置によりユーザ機器に割り当てられたIPアドレスに対応するルーティングルールを取得し、ルーティングルール及びIPアドレスをユーザ機器へ送信してよい。その結果、ユーザ機器は、ルーティングルールに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
さらに、制御プレーン装置は、さらに、アプリケーションのセッション及びサービス継続要件を、ルーティングポリシネットワークエレメントから取得し、IPアドレスをユーザ機器に割り当ててよい。このように、IPアドレスを割り当てる方法が提供され、通信効率が向上される。
図13は、本開示の一実施形態による通信機器の概略構造図である。通信機器は、図5〜図10A及び図10Bに示される前述の実施形態のルーティングポリシネットワークエレメント側で方法を実行するよう構成されてよい。例えば、図13を参照すると、機器は、取得モジュール1301、及び提供モジュール1302を含む。
取得ユニット1301は、ルーティングルールを取得するよう構成される。
取得モジュール1302は、制御プレーン装置にルーティングルールを提供するよう構成される。
可能な実装では、提供モジュール1302は、ルーティングルールをデータベースに保存するよう構成され、制御プレーン装置は、ルーティングルールをデータベースから取得する。又は、提供モジュール1302は、ルーティングルールを制御プレーン装置へ送信するよう構成される。
可能な実装では、取得モジュール1301は、ステップ802で、同じセッション及びサービス継続要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを取得する処理を実行するよう更に構成される。
可能な実装では、ルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含む。代替として、ルーティングルールは、同じセッション及びサービス継続要件を有するアプリケーションに対応するアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含む。
本開示の本実施形態では、ルーティングポリシネットワークエレメントは、ルーティングルールを取得し、ルーティングルールを制御プレーン装置に提供してよく、制御プレーン装置は、ルーティングルールをユーザ機器へ送信してよい。その結果、ユーザ機器は、ルーティングルールに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
さらに、ルーティングポリシネットワークエレメントは、アプリケーションのセッション及びサービス継続要件を取得し、アプリケーションのセッション及びサービス継続要件を制御プレーン装置へ送信してよい。その結果、制御プレーン装置は、IPアドレスをユーザ機器に、セッション及びサービス継続要件に基づき割り当てることができる。このように、IPアドレスを割り当てる方法が提供され、通信効率が向上される。
図14は、本開示の一実施形態による通信機器の概略構造図である。通信機器は、図5〜図10A及び図10Bに示される前述の実施形態のユーザ機器側で方法を実行するよう構成されてよい。例えば、図14を参照すると、機器は、取得モジュール1401、選択モジュール1402、及びアクセスモジュール1403を含む。
取得モジュール1401は、ユーザ機器のインターネットプロトコルIPアドレス、ルーティングルール、及びIPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードを取得するよう構成される。
選択モジュール1402は、ソースIPアドレスを、ユーザ機器の既存IPアドレスから、ユーザ機器によりアクセスされるべきアプリケーション、ルーティングルール、及びIPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードに基づき選択するよう構成される。
アクセスモジュール1403は、アプリケーションにソースIPアドレスを用いてアクセスするよう構成される。
可能な実装では、ルーティングルールは、ルーティングポリシネットワークエレメントにより管理されるアプリケーションサーバのIPアドレスセグメントを含む。
可能な実装では、取得モジュール1401は、ステップ607で、制御プレーン装置から、ユーザ機器のIPアドレス、ルーティングルール、及びIPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードを取得する処理を実行するよう構成される。
セッションモジュール1402は、ステップ608で、ソースIPアドレスを選択する処理を実行するよう構成される。
本開示の本実施形態では、ユーザ機器は、IPアドレス、ルーティングルール、及びIPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードを取得してよい。その結果、ユーザ機器は、アクセスされるべきアプリケーション、ルーティングルール、及びIPアドレスに対応するセッション及びサービス継続モードに基づき、アプリケーションにアクセスするための適切なソースIPアドレスを選択でき、それにより通信効率を向上する。
留意すべきことに、前述の実施形態において提供された通信機器による通信の間、前述の機能モジュールの分割は、説明のための例として使用される。実際の用途では、前述の機能は、異なる機能モジュールに割り当てられ及び要件に従って実装できる。つまり、機器の内部構造は、上述の機能の全部又は一部を実施するために異なる機能モジュールに分割される。さらに、上述の実施形態で提供された通信機器及び通信方法の実施形態は、同じ概念に関連する。特定の実装プロセスについては、方法の実施形態を参照し、詳細はここで再び記載されない。
前述の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はそれらの任意の組み合わせを用いて実施されてよい。実施形態を実施するためにソフトウェアが使用されるとき、実施形態は、完全に又は部分的にコンピュータプログラムプロダクトの形式で実施されてよい。コンピュータプログラムプロダクトは、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令はコンピュータ上にロードされ実行されると、本発明の実施形態による手順又は機能が全部又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は別のプログラマブル機器であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよく、又はあるコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体へ送信されてよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタへ、有線(例えば同軸ケーブル、光ファイバ、又はデジタル加入者線(digital subscriber line、DSL))又は無線(例えば赤外線、無線、マイクロ波)方式で送信されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ、又は1又は複数の使用可能媒体を統合するサーバ若しくはデータセンタのようなデータ記憶装置によりアクセス可能な任意の使用可能媒体であってよい。使用可能媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光媒体(例えば、デジタルバーサタイルディスク(Digital Video Disc、DVD))、半導体媒体(例えば、固体ディスク(Solid State Disk、SSD))、等であってよい。
上述の説明は、本開示の単なる任意的実施形態であり、本開示を制限することを意図しない。本開示の精神及び原理から逸脱することなく行われる変更、等価置換、又は改良は、本開示の保護範囲に含まれるべきである。