JP2016122882A - 情報処理システム、情報処理装置、画像処理サーバ、情報処理装置の制御方法、画像処理サーバの制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像処理が情報処理装置と画像処理サーバとで連係されるシステムにおいて、画像処理が終了した後、開発者等がエラー対象となる画像データを用いて検証することでエラー解析と検証を容易に行えるログを生成する。
【解決手段】
画像処理サーバとの間で各画像データをやり取りしながら所定の画像処理を行う情報処理装置において、画像処理サーバで処理すべき画像データが正常に生成されない場合、または画像処理サーバから受け取る画像データを正常に処理されていない場合、管理サーバに通知すべきログおよび画像データを特定する画像ログを生成する。そして、生成されたログおよび画像ログを管理サーバに通知する構成を特徴とする。
【選択図】 図7A
【解決手段】
画像処理サーバとの間で各画像データをやり取りしながら所定の画像処理を行う情報処理装置において、画像処理サーバで処理すべき画像データが正常に生成されない場合、または画像処理サーバから受け取る画像データを正常に処理されていない場合、管理サーバに通知すべきログおよび画像データを特定する画像ログを生成する。そして、生成されたログおよび画像ログを管理サーバに通知する構成を特徴とする。
【選択図】 図7A
Description
本発明は、情報処理システム、情報処理装置、画像処理サーバ、情報処理装置の制御方法、画像処理サーバの制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来のデジタル複合機等の画像形成装置には、装置の故障や異常などの不具合解析を行うために動作状況に関するログを逐次生成しメモリに記憶しているものがある。そして、複数のCPUを備え、一方のCPUが動作停止状態でも他方のCPUにより外部装置へ動作状況を示すログを出力することができるものがある(特許文献1参照)。
また、画像処理装置を利用した機密情報の漏洩に対して、漏洩元を特定する方法として動作状況を示すログの他に原稿画像からログイメージを作成し、動作状況を示すログとログイメージをジョブ管理サーバへ送信し、管理する方法が提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、従来のログ処理では処理の不具合が発生したときに不具合の内容はわかるが、不具合となった画像データを保存していないため、どのような画像データに対して不具合が発生したかを知ることはできなかった。
また、漏洩防止ログは、実行された処理のログと画像データであるログイメージから構成される。ログイメージは漏洩時に参照するためのものであり、装置の動作不具合時には画像データが残らず、不具合解析のためには使用できないという課題がある。
さらに、画像形成装置で扱う画像データに対する画像処理を外部の画像処理サーバに行わせる情報処理システムにおいて、システムを構成するサーバに新たな画像処理機能が追加された場合、以下の課題が指摘されている。
システムで画像処理機能が追加された場合、その画像処理機能が正常に機能しているかどうかを検証する必要がある。しかしながら、システムの状況が変化するため、開発者や管理者が適正なタイミングで不具合時の検証を行うことは容易ではないとの課題があった。
システムで画像処理機能が追加された場合、その画像処理機能が正常に機能しているかどうかを検証する必要がある。しかしながら、システムの状況が変化するため、開発者や管理者が適正なタイミングで不具合時の検証を行うことは容易ではないとの課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、画像処理が情報処理装置と画像処理サーバとで連係されるシステムにおいて、画像処理が終了した後、開発者等がエラー対象となる画像データを用いて検証することでエラー解析と検証を容易に行えるログを生成できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理システムは以下に示す構成を備える。
情報処理装置と画像処理サーバとの間で各画像データをやり取りしながら所定の画像処理を行う画像処理システムと、当該画像処理システムで実行される画像処理のログを管理する管理サーバとを含む情報処理システムであって、前記情報処理装置は、前記画像処理サーバで処理すべき画像データが正常に生成されたかどうかを判断する第1の判断手段と、前記画像処理サーバから受け取る画像データを正常に処理できたかどうかを判断する第2の判断手段と、前記第1の判断手段または第2の判断手段による判断結果から前記管理サーバに通知すべきログおよび画像データを特定する画像ログを生成する第1の生成手段と、生成されたログおよび画像ログを前記管理サーバに通知する第1の通知手段と、を備え、前記画像処理サーバは、前記情報処理装置から受け取る画像データを正常に処理できたかどうかを判断する第3の判断手段と、前記第3の判断手段による判断結果から前記管理サーバに通知すべきログおよび判断された画像データを特定する画像ログを生成する第2の生成手段と、生成されたログおよび画像ログを前記管理サーバに通知する第2の通知手段と、を備え、前記管理サーバは、前記情報処理装置または前記画像処理サーバから通知されたログおよび画像ログを保存手段に登録する登録手段を備えることを特徴とする。
情報処理装置と画像処理サーバとの間で各画像データをやり取りしながら所定の画像処理を行う画像処理システムと、当該画像処理システムで実行される画像処理のログを管理する管理サーバとを含む情報処理システムであって、前記情報処理装置は、前記画像処理サーバで処理すべき画像データが正常に生成されたかどうかを判断する第1の判断手段と、前記画像処理サーバから受け取る画像データを正常に処理できたかどうかを判断する第2の判断手段と、前記第1の判断手段または第2の判断手段による判断結果から前記管理サーバに通知すべきログおよび画像データを特定する画像ログを生成する第1の生成手段と、生成されたログおよび画像ログを前記管理サーバに通知する第1の通知手段と、を備え、前記画像処理サーバは、前記情報処理装置から受け取る画像データを正常に処理できたかどうかを判断する第3の判断手段と、前記第3の判断手段による判断結果から前記管理サーバに通知すべきログおよび判断された画像データを特定する画像ログを生成する第2の生成手段と、生成されたログおよび画像ログを前記管理サーバに通知する第2の通知手段と、を備え、前記管理サーバは、前記情報処理装置または前記画像処理サーバから通知されたログおよび画像ログを保存手段に登録する登録手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像処理が情報処理装置と画像処理サーバとで連係されるシステムにおいて、画像処理が終了した後、開発者等がエラー対象となる画像データを用いて検証することでエラー解析と検証を容易に行えるログを生成できる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す情報処理システムの構成を示す図である。本情報処理システムは、画像処理サーバ110、ログサーバ120、画像形成装置130より構成され、ネットワーク100を介して接続される。本実施形態では、情報処理装置の一例として画像形成装置を例とする。なお、画像形成装置は、複合機、単機能の画像形成装置を含む。なお、本実施形態では、画像処理サーバ110、画像形成装置130により画像処理システムが構築され、それぞれのログをログサーバ120が管理する情報処理システムを例とする。個々で、画像処理サーバ110は、画像形成装置130からの要求に応じて取得する画像データに所定の画像処理を行う。管理サーバとしてのログサーバ120は、後述する生成されるログおよび画像ログを登録して管理する。
図1において、画像処理サーバ110は、複数の画像処理機能を備えた画像処理サーバである。外部から入力された画像データに対して指定された画像処理を実行し、外部へ出力する機能を備える。ログサーバ120は、情報処理システム全体の処理の動作状況を示す情報ログを格納するためのログサーバである。画像形成装置130は複数種類の機能(コピー、FAX、印刷等)を実現する複合機である。なお、画像形成装置130は、ネットワーク100に対して複数台接続されるシステムとしてもよい。
図1において、画像処理サーバ110は、複数の画像処理機能を備えた画像処理サーバである。外部から入力された画像データに対して指定された画像処理を実行し、外部へ出力する機能を備える。ログサーバ120は、情報処理システム全体の処理の動作状況を示す情報ログを格納するためのログサーバである。画像形成装置130は複数種類の機能(コピー、FAX、印刷等)を実現する複合機である。なお、画像形成装置130は、ネットワーク100に対して複数台接続されるシステムとしてもよい。
本例の情報処理システムでは、ネットワーク100に接続された画像形成装置130に画像処理機能を追加しなくても画像処理サーバ110に、新たな画像処理機能を追加していくことで、情報処理システム全体の機能を追加することができる。
図2は、図1に示した画像処理サーバ110の構成を示すブロック図である。本例に示す画像処理サーバ110は、コントローラユニット200、操作部220、表示部230を含んでいる。
図2において、コントローラユニット200は、CPU201を有し、CPU201は、ROM202に格納されているブートプログラムによりOS(Operating System)を起動する。
図2において、コントローラユニット200は、CPU201を有し、CPU201は、ROM202に格納されているブートプログラムによりOS(Operating System)を起動する。
CPU201は、このOS上で、ストレージ204に格納されている複数の画像処理プログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU201の作業領域としてはRAM(Random Access Memory)203が用いられる。
ストレージ204は、上記画像処理プログラムと画像処理に必要なデータを格納する。CPU201には、システムバスを介して、ROM202およびRAM203とともに、操作部I/F206、表示部I/F207、Network207が接続される。操作部I/F206は、マウス、キーボード等から成る操作部220とのインターフェースであり、操作部220によってユーザにより入力された情報をCPU201に送出する。
表示部I/F207は、ディスプレイ等から成る表示部230に表示すべき画像データを表示部230に対して出力する。また、Network205は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。
表示部I/F207は、ディスプレイ等から成る表示部230に表示すべき画像データを表示部230に対して出力する。また、Network205は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。
図3は、図1に示したログサーバ120の構成を示すブロック図である。本例に示すログサーバ120は、コントローラユニット300、操作部320、表示部330を備える。
図3において、コントローラユニット300は、CPU301を有し、CPU301は、ROM302に格納されているブートプログラムによりOS(Operating System)を起動する。
図3において、コントローラユニット300は、CPU301を有し、CPU301は、ROM302に格納されているブートプログラムによりOS(Operating System)を起動する。
CPU301は、このOS上で、ストレージ304に格納されているログデータにプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU301の作業領域としてはRAM(Random Access Memory)303が用いられる。ストレージ304は、上記アプリケーションプログラムと情報処理システムのログデータを格納する。ログデータの管理方法に関する詳細については後述する。
CPU301には、システムバスを介して、ROM302およびRAM303とともに、操作部I/F306、表示部I/F307、Network305が接続される。操作部I/F306は、マウス、キーボード等から成る操作部320とのインターフェースであり、操作部320によってユーザにより入力された情報をCPU301に送出する。
表示部I/F307は、ディスプレイ等から成る表示部330に表示すべき画像データを表示部330に対して出力する。また、Network305は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。
表示部I/F307は、ディスプレイ等から成る表示部330に表示すべき画像データを表示部330に対して出力する。また、Network305は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。
図4は、図1に示した画像形成装置130の構成を表すブロック図である。本例に示す画像形成装置130は、コントローラユニット400、操作部420、スキャナ430、プリンタ440を備える。
図4において、コントローラユニット400には、操作部420が接続されるとともに、画像入力デバイスであるスキャナ430や画像出力デバイスであるプリンタ440が接続される。
図4において、コントローラユニット400には、操作部420が接続されるとともに、画像入力デバイスであるスキャナ430や画像出力デバイスであるプリンタ440が接続される。
コントローラユニット400は、CPU401を有し、CPU401は、ROM402に格納されているブートプログラムによりOS(Operating System)を起動する。
CPU401は、このOS上で、ストレージ404に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU401の作業領域としてはRAM(Random Access Memory)403が用いられる。また、RAM403は、作業領域を提供するとともに、画像データ、ログデータを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。ストレージ404は、上記アプリケーションプログラムや画像データ、ログデータ等を格納する。
CPU401には、システムバスを介して、ROM402およびRAM403とともに、操作部I/F406、デバイスI/F407、Network405、画像処理部408が接続される。操作部I/F406は、タッチパネル、キーを有する操作部420とのインターフェースであり、操作部420に表示すべき画像データを操作部420に対して出力する。
また、操作部I/F406は、操作部420によってユーザにより入力された情報をCPU401に送出する。デバイスI/F407には、スキャナ430およびプリンタ440が接続され、デバイスI/F407は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
Network405は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。画像処理部408では、スキャナからの入力画像処理やプリンタへの出力画像処理、画像回転、階調変換などの処理を行う。
Network405は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。画像処理部408では、スキャナからの入力画像処理やプリンタへの出力画像処理、画像回転、階調変換などの処理を行う。
図5は、図1に示した画像処理サーバ110、ログサーバ120および画像形成装置130におけるソフトウェア構成モジュールの一例を示す図である。本例に示す画像処理サーバ110の各ソフトウェアモジュールはCPU201がROM202に記憶されたプログラムをRAM203、ストレージ204を用いて実行されている。
図5において、画像処理サーバ110にはネットワーク100を介してデータの送受信を行う通信部501があり、すべてのデータはここを介して通信される。画像受信部502は外部装置からの画像データの受信を制御するとともに、画像処理部503への画像データの供給を制御する。画像処理部503は各種の画像処理機能を備え、指定された画像処理を実行する。画像処理が終了すると画像送信部504を介して外部装置へ画像データを送信する。情報処理判断部505は、画像受信部502、画像処理部503、画像送信部504で処理する画像データの実行が正常に処理されたかの判断を行う。
情報ログ生成部506は、画像処理サーバ110の画像処理動作の状況を示す情報ログの生成を行う。画像ログ生成部507は、画像受信部502、画像処理部503、画像送信部504で扱う画像データを取得し画像ログとして生成しログサーバ120へ送信する。情報ログ生成部506と画像ログ生成部507は処理実行判断部505の判断に応じて制御を変更する。
ログサーバ120の各ソフトウェアモジュールはCPU301がROM302に記憶されたプログラムをRAM303、ストレージ304を用いて実行されている。通信部511は、ネットワーク100を介してデータの送受信を行う通信部であり、すべてのデータは通信部511を介して通信を行う。
ログサーバ120の各ソフトウェアモジュールはCPU301がROM302に記憶されたプログラムをRAM303、ストレージ304を用いて実行されている。通信部511は、ネットワーク100を介してデータの送受信を行う通信部であり、すべてのデータは通信部511を介して通信を行う。
ログ管理部512は、本情報処理システムの情報ログ、画像ログを管理する。また、画像処理サーバ110と画像形成装置130から随時送信される情報ログの関連付け、情報ログと画像ログの関連付けを行う。続いて、画像形成装置130の各ソフトウェアモジュールは、CPU401がROM402に記憶されたプログラムをRAM403、ストレージ404を用いて実行される。
通信部521は、通信部501、511と同様にネットワーク100を介してデータの送受信を行う。画像送信部522は画像形成装置130から外部の画像処理サーバ110へ送信する画像データの制御を行う。画像受信部523は外部の画像処理サーバ110から受信する画像データの制御を行う。
画像処理、デバイス制御部524は、画像形成装置130内で実行される原稿画像の読み取り、画像データの印刷時等の画像処理とデバイスの制御を実行する。処理実行判断部525は、画像形成装置130内やサーバとの間で実行される通信処理、画像処理、画像送信、画像受信等の処理が正常に処理されたかの判断を行う。
画像処理、デバイス制御部524は、画像形成装置130内で実行される原稿画像の読み取り、画像データの印刷時等の画像処理とデバイスの制御を実行する。処理実行判断部525は、画像形成装置130内やサーバとの間で実行される通信処理、画像処理、画像送信、画像受信等の処理が正常に処理されたかの判断を行う。
情報ログ生成部526は処理実行判断部525の判断に基づいて装置の動作状況を示す情報ログを生成する。画像ログ生成部527は、処理実行判断部525の判断に基づいて装置の動作状況、画像処理状況を示す画像データを不具合検証用のログとして残すため、各モジュールから画像データを取得し、通信部521を介してログサーバ120へ送信する。
図6は、本実施形態を示す情報処理システムの制御方法を説明するフローチャートである。本実施形態では、文字置き換え機能という処理で説明を行う。これは、原稿画像を画像形成装置130で読み込み、画像処理サーバ120へ送信する。画像処理サーバ120でOCR処理(文字認識)を行い、認識した文字のフォントデータへの置き換えを行う。その後、画像形成装置130でプリントを行う、という処理である。この文字置き換え機能で以下の処理説明を行う。
なお、各ステップのうち、画像処理サーバ110のステップについては、CPU201がROM202,RAM203、ストレージ204を用いて図5に示したモジュールを実行することで実現される。同様に、各ステップのうち、ログサーバ120のステップについては、CPU301、ROM302、RAM303、ストレージ304を用いて図5に示したモジュールを実行することで実現される。同様に、各ステップのうち、画像形成装置130のステップについては、CPU401、ROM402、RAM403、ストレージ404を用いて図5に示したモジュールを実行することで実現される。
なお、各ステップのうち、画像処理サーバ110のステップについては、CPU201がROM202,RAM203、ストレージ204を用いて図5に示したモジュールを実行することで実現される。同様に、各ステップのうち、ログサーバ120のステップについては、CPU301、ROM302、RAM303、ストレージ304を用いて図5に示したモジュールを実行することで実現される。同様に、各ステップのうち、画像形成装置130のステップについては、CPU401、ROM402、RAM403、ストレージ404を用いて図5に示したモジュールを実行することで実現される。
なお、画像処理サーバ110が備える画像処理部503の複数の機能は、画像形成装置130が起動する毎にネットワーク100を介して画像処理サーバ110に問い合わせを行うことで、画像形成装置130が認識することができる。画像形成装置130が認識した画像処理サーバ110が備える画像処理機能(文字置き換え機能を含む複数の機能)は画像形成装置130の操作部420に表示される。操作者は操作部420に表示された文字置き換え機能を選択することで、機能の実行を指示することができる。操作者による機能選択を画像形成装置130の操作部420は検知して、以下に示す処理を実行する。
画像形成装置130の操作部420は、操作者により指定された機能を操作部I/F406を介してCPU401が検出して受け付ける。画像形成装置130が処理する内容と画像サーバ110が処理する内容を決定し、画像処理サーバ110に処理内容を通知するとともに各処理への設定を行う(S601)。
操作部420で指定された画像処理を実行するため、画像形成装置130はスキャナ430で原稿画像を読み込んで画像データを生成し、ストレージ404に格納して、CPU401が当該格納までの処理が正常に実行されたかの判断を行う(S602)。
S602で正常に画像処理が実行されたと判断された場合、画像形成装置130から画像処理サーバ110へ画像データを送信する。画像処理サーバ110は受信した画像データをストレージ204に格納し、CPU401がデータ格納処理が正常に実行されたかの判断を行う(S603)。ここで、処理の実行判断としては、所定数の画像データの受信が完了した、画像データのチェックサム値が一致することなどを確認することで行う。
引き続き、画像処理サーバ110は画像処理部503で画像処理(OCR処理及びフォントデータへの置き換え)を実施し、処理結果をストレージ204に格納し、CPU401が当該格納までの処理が正常に実行されたかの判断を行う(S604)。
さらに、その後、画像処理サーバ110は画像データを画像形成装置130へ送信し、画像形成装置130は画像データをストレージ404に格納し、CPU401が当該格納までの処理が正常に実行されたかの判断を行う(S605)。そして、画像形成装置130はストレージ404に格納された画像データを読み出し、印刷実行し、CPU401が当該格納までの処理が正常に実行されたかの判断を行う(S606)。ここで、S602〜S606までの処理が正常に終了すると実行した処理に基づいて情報ログを生成する(S607)。
一方、S602からS606までにおける処理実行判断で処理が正常に終了せず、エラーが発生したとCPU401が判断すると、S607に移行し、エラー状況を示すエラー情報ログと画像ログを生成する。ここで、画像ログは、S602からS606までの各画像処理で使用した画像データをストレージ204とストレージ404から読み出して生成する。
具体的には、画像処理サーバ110の画像ログ生成部507が、画像受信部502、画像処理部503、画像送信部504で処理した画像データをストレージ204から読み出し、画像ログとして生成する。同様に、画像形成装置130内の画像ログ生成部527は画像送信部522、画像受信部523で処理した画像データをストレージ404から読み出して生成する。
続いて、画像処理サーバ110と画像形成装置130は生成したログデータ(情報ログエラー情報ログ、通知すべきと判断された画像データを持足する画像ログ)をログサーバ120に送信して(S608)、処理を終了する。
一方、ログサーバ120はログ管理部512が画像形成装置130からのログデータと画像処理サーバ110からのログの関連付けや、エラー情報ログと画像データとの関連付けを行いストレージ304へ保管して(S609)、処理を終了する。
続いて、画像処理サーバ110と画像形成装置130は生成したログデータ(情報ログエラー情報ログ、通知すべきと判断された画像データを持足する画像ログ)をログサーバ120に送信して(S608)、処理を終了する。
一方、ログサーバ120はログ管理部512が画像形成装置130からのログデータと画像処理サーバ110からのログの関連付けや、エラー情報ログと画像データとの関連付けを行いストレージ304へ保管して(S609)、処理を終了する。
図7A、図7Bは、本実施形態を示す情報処理システムの制御方法を説明するフローチャートである。なお、各ステップのうち、画像処理サーバ110のステップについては、CPU201がROM202,RAM203、ストレージ204を用いて図5に示したモジュールを実行することで実現される。同様に、各ステップのうち、ログサーバ120のステップについては、CPU301、ROM302、RAM303、ストレージ304を用いて図5に示したモジュールを実行することで実現される。同様に、各ステップのうち、画像形成装置130のステップについては、CPU401、ROM402、RAM403、ストレージ404を用いて図5に示したモジュールを実行することで実現される。
図7Aにおいて、画像形成装置130は、操作部420からの画像処理設定を操作部I/F406を介してCPU401が受け付ける(S701)。続いて、CPU401は選択された処理に基づき画像形成装置130が処理する内容と画像サーバ110が処理する内容を決定し、画像処理サーバ110に処理内容を通知する(S702)。
図7Aにおいて、画像形成装置130は、操作部420からの画像処理設定を操作部I/F406を介してCPU401が受け付ける(S701)。続いて、CPU401は選択された処理に基づき画像形成装置130が処理する内容と画像サーバ110が処理する内容を決定し、画像処理サーバ110に処理内容を通知する(S702)。
画像形成装置130は、原稿画像の読み込み(スキャン)を開始し、画像データを生成する(S703)。読み込まれた枚数分の画像データが生成され、生成した画像データ(画像データ1)がストレージ404に格納されたことを確認することで、CPU401は、正常に画像処理が実行されたかを判断する(S704)。また、判断結果を画像処理サーバ110に通知する(S705)。
なお、全体処理が正常に終了しない場合に、画像データ1を不具合解析用に使用するため、CPU401は、処理が終了するまでストレージ404に保存された画像データ1を消去しない。
そして、CPU401は、処理実行判断S704の結果に基づき、次の画像処理に進むかエラー処理に進むかを判断する(S706)。
なお、全体処理が正常に終了しない場合に、画像データ1を不具合解析用に使用するため、CPU401は、処理が終了するまでストレージ404に保存された画像データ1を消去しない。
そして、CPU401は、処理実行判断S704の結果に基づき、次の画像処理に進むかエラー処理に進むかを判断する(S706)。
続いて、S706で次の処理に進むとCPU401が判断した場合、画像処理を実行する画像処理サーバ110に画像データを送信する(S707)。画像処理サーバ110は、受信した画像データ(画像データ2)をストレージ204に保管する。
一方、全体処理が正常に終了していないとCPU201が判断した場合に、画像データ2を不具合解析用に使用するため、処理が終了するまでストレージ204に保存された画像データ2を消去しないようにする。
一方、全体処理が正常に終了していないとCPU201が判断した場合に、画像データ2を不具合解析用に使用するため、処理が終了するまでストレージ204に保存された画像データ2を消去しないようにする。
画像処理サーバ110のCPU201は、画像形成装置130からの画像データ2の送信に対して、画像処理サーバ110で画像データを受信できたかを確認する(S708)。具体的には、所定数の画像データの受信が完了したこと、画像データのチェックサム値が一致することなどを確認することで、正常に画像処理が実行されたかを判断する。ここで、正常に処理されたとCPU201が判断した場合には、CPU201は、終了通知を画像処理サーバ110から画像形成装置130へ通知する(S709)。そして、CPU201は、処理実行判断S708の結果に基づき、正常に処理が終了しているかどうかを判断する(S710)。ここで、正常に処理が終了しているとCPU201が判断した場合には(S710のYES)、次の画像処理に進む(S712)。
一方、画像形成装置130のCPU401は、画像処理サーバ110からの通知を受け(S709)、画像処理サーバ110の画像処理(S707)が正常に処理されたかどうかを判断する。ここで、正常に処理されたと判断した場合(S711のYES)、次のステップに進む。
画像処理サーバ110内の画像処理部503による画像処理を実行する(S712)。具体的には、ストレージ204内に格納されている画像データを順次読み出して文字部と画像部の切り分けを行ない、文字部に対して文字認識処理を行う。
これにより、ページ毎に認識した文字を文字コード、位置、大きさ等の文字情報に変換し、フォントデータを読み出して文字データを生成する。再度、画像データを読み出し文字部と判断した部分を文字データに置き換えて画像データを生成する。生成した画像データ(画像データ3)をストレージ204に格納する。ここで、CPU201は、画像データ1、2同様に処理が正常に終了するまで画像データ3のデータを消去したり、他のデータで上書きしないで残しておく。
これにより、ページ毎に認識した文字を文字コード、位置、大きさ等の文字情報に変換し、フォントデータを読み出して文字データを生成する。再度、画像データを読み出し文字部と判断した部分を文字データに置き換えて画像データを生成する。生成した画像データ(画像データ3)をストレージ204に格納する。ここで、CPU201は、画像データ1、2同様に処理が正常に終了するまで画像データ3のデータを消去したり、他のデータで上書きしないで残しておく。
次に、CPU201は、画像処理ソフトウェアが最後まで実行されたこと、全ページの画像データが生成されたことを確認することで、画像処理サーバ110内の画像処理が正常に実行されたかを判断する(S713)。そして、CPU201は、その判断結果を画像形成装置130に通知する(S714)。
S716で、S713の確認処理で、正常に処理が終了しているとCPU201が判断した場合には、次の画像処理に進む。画像処理サーバ110での画像処理が終了すると、画像処理サーバ110から画像形成装置130への画像データの送信を行う(S717)。
画像形成装置130は、画像処理サーバ110からの通知を受け(S714)、画像処理サーバ110の画像処理が正常に処理されたかどうかを判断する(S715)。ここで、正常に処理されたと判断した場合(S715のYES)、次のステップに進む。
続いて、画像形成装置130は、画像処理サーバ110から送信された画像データの受信を行う。具体的には、画像処理サーバ110のストレージ204内に格納された画像データを読み出し、ネットワーク100を介して画像形成装置130へ送信する(S717)。画像形成装置130は受信した画像データ(画像データ4)をストレージ404に格納する。なお、全体処理が正常に終了しない場合に、画像データ4を不具合解析用に使用するため、処理が終了するまでストレージ404に保存された画像データ4を消去しないようにする。
CPU401は、所定数の画像データの受信が完了したこと、画像データのチェックサム値が一致することを確認する(S718)。CPU401は、処理実行判断結果(S718)を画像形成装置130から画像処理サーバ110へ通知する(S719)。
CPU401は、所定数の画像データの受信が完了したこと、画像データのチェックサム値が一致することを確認する(S718)。CPU401は、処理実行判断結果(S718)を画像形成装置130から画像処理サーバ110へ通知する(S719)。
この通知に基づき、CPU201が画像形成装置130の処理が正常終了したと判断した場合には(S721のYES)、画像処理サーバ110は、次へ進む。
一方、画像形成装置130のCPU401は、同様に処理実行判断結果(S718)の結果に基づき、処理が正常終了したと判断した場合には(S720のYES)、引き続き次の画像処理へ進む。
一方、画像形成装置130のCPU401は、同様に処理実行判断結果(S718)の結果に基づき、処理が正常終了したと判断した場合には(S720のYES)、引き続き次の画像処理へ進む。
画像形成装置130のCPU401は、ストレージ404に格納された画像データを読み出しプリンタ440で印刷処理を行う(S722)。ストレージ404に格納された画像データの読み出しが行われ、読み出された画像データに基づき印刷処理が行われたこと、所定ページの印刷処理が行われたかを確認する(S723)。その際、CPU401は、S723の判断結果を画像処理サーバ110に通知する(S724)。そして、CPU401が正常に処理されたと判断した場合(S725)、図7BのS727へ進む。同様にCPU201が正常に処理されたと判断した場合(S726)、図7BのS730へ進む。
なお、S706で、正常に処理されていないとCPU401が判断した場合、図7BのS728へ進む。また、S710で正常に処理していないとCPU201が判断した場合、図7BのS731へ進む。
なお、S706で、正常に処理されていないとCPU401が判断した場合、図7BのS728へ進む。また、S710で正常に処理していないとCPU201が判断した場合、図7BのS731へ進む。
以下、図7Bを参照して、画像処理終了後の情報ログ、画像ログ生成処理を説明する。
図7Aに示した処理において、正常に動作が終了すると(S725のYES、726のYES)、CPU401とCPU201は対応するステップで情報ログを生成する(S727、S730)。
図10の(A)に画像形成装置130が生成する情報ログを示す。また、図10の(B)に画像処理サーバ110が生成する情報ログを示す。本実施形態では、実行されたジョブに関して、ジョブのID、ジョブの実行順序を示すステップ、実行日時、処理を行った画像形成装置名、サーバ名、処理名、処理結果などがログとして保存される。
図7Bの説明に戻り、画像形成装置130が生成したログは、CPU401がログサーバ120に送信する(S733)。同様に画像処理サーバ110が生成したログは、CPU201がログサーバ120に送信する(S734)。そして、ログサーバ120では、受信したそれぞれのログをストレージ304に格納して(S735)、処理を終了する。
図7Aに示した処理において、正常に動作が終了すると(S725のYES、726のYES)、CPU401とCPU201は対応するステップで情報ログを生成する(S727、S730)。
図10の(A)に画像形成装置130が生成する情報ログを示す。また、図10の(B)に画像処理サーバ110が生成する情報ログを示す。本実施形態では、実行されたジョブに関して、ジョブのID、ジョブの実行順序を示すステップ、実行日時、処理を行った画像形成装置名、サーバ名、処理名、処理結果などがログとして保存される。
図7Bの説明に戻り、画像形成装置130が生成したログは、CPU401がログサーバ120に送信する(S733)。同様に画像処理サーバ110が生成したログは、CPU201がログサーバ120に送信する(S734)。そして、ログサーバ120では、受信したそれぞれのログをストレージ304に格納して(S735)、処理を終了する。
なお、ログサーバ110は、S735において、受信したログを整理し各ログを関連付けてストレージ304に格納する。図10の(C)は画像形成装置130と画像処理サーバ110から受信したログから作成した情報ログである。
なお、図10の(A)、(B)に示した情報ログをログサーバ120へ送信を行うタイミングについては、処理の実行毎であってもまとめて複数回分のログを送信しても構わない。不具合解析の観点から正常動作時のログについては、不具合が発生する前に実行された処理の概略が確認できればよい。
ここで、図7Aの説明に戻り、各画像処理実行後の処理実行判断(S704、S708、S713、S718、S723のいずれか)で正常終了していないとCPU401が判断する。すると、続く正常処理したかの確認処理により、図7Bのエラー情報ログ生成(S728、S731)へ移行する。ここでの確認処理は、S706のNO、S710のNO、S711のNO、S715のNO、S716のNO、S720のNO、S721のNO、S725のNO、S726のNOのいずれかである。
S728では、画像形成装置130のCPU401が、図10の(E)に示すエラー情報ログを生成する。なお、図10の(D)に画像形成装置130が生成する情報ログを、図10の(E)に画像形成装置130が生成するエラー情報ログを示す。
S728では、画像形成装置130のCPU401が、図10の(E)に示すエラー情報ログを生成する。なお、図10の(D)に画像形成装置130が生成する情報ログを、図10の(E)に画像形成装置130が生成するエラー情報ログを示す。
図10の(E)では、例として、ジョブのID、ジョブの画像処理の実行順序を示すステップ、実行日時、処理を行った画像形成装置名/サーバ名、処理名、処理結果、画像処理毎の処理の開始時間、終了時間、詳細結果などがログとして保存される。
図10の(D)、図10の(E)ではジョブIDがAAA、ステップが「4」で受信した画像データのチェックサム値が合わないチェックサムエラーが発生したことを示す。図10の(E)からエラーの発生箇所は画像サーバ110から画像形成装置130へのデータ受信部分で発生していることがわかる。
一方、S731で、画像処理サーバ110は、所定の画像処理が正常に終了しない場合にエラー情報ログ生成する。エラー情報ログの例を図11の(A)、(B)に示す。図11の(A)は画像処理サーバ110が生成する情報ログを、図11の(B)はエラー情報ログを示す。図10の(D)、図10の(E)と同様に、ジョブのID、ジョブの画像処理の実行順序を示すステップ、実行日時、処理を行った画像形成装置名/サーバ名、処理名、処理結果、画像処理毎の処理開始時間、終了時間、詳細結果などがログとして保存される。
ここで、図7Bの処理に戻り、CPU401は、不具合時の画像ログの読み出しを行う(S729、S732)。
具体的に、S729において、CPU401は、画像処理途中でストレージ404に格納した画像データ1と画像データ4の読み出しを行う。同様にS732では、CPU201は、画像処理途中でストレージ204に格納した画像データ2と画像データ3の読み出しを行う。
具体的に、S729において、CPU401は、画像処理途中でストレージ404に格納した画像データ1と画像データ4の読み出しを行う。同様にS732では、CPU201は、画像処理途中でストレージ204に格納した画像データ2と画像データ3の読み出しを行う。
続いて、画像形成装置130からログサーバ120へログ(情報ログ、エラー情報ログ、画像ログ)を送信する(S733)。同様に、画像処理サーバ110からログサーバ120へログ(情報ログ、エラー情報ログ、画像ログ)を送信する(S734)。ログサーバ120は取得したログをストレージ304に格納する。
図11の(C)、図11の(D)は、ログサーバ120がストレージ304に保管した情報ログ、エラー情報ログを示す。図11の(D)では、エラー情報ログと画像データを関連付けて保存する例を示す。
図11の(C)、図11の(D)は、ログサーバ120がストレージ304に保管した情報ログ、エラー情報ログを示す。図11の(D)では、エラー情報ログと画像データを関連付けて保存する例を示す。
上記の例では、図11の(C)、図11の(D)からステップ3までの画像処理は正常に処理が終了していることと、ステップ4で画像形成装置130が受信した画像データでチェックサムエラーが発生していることがわかる。さらに、ステップ1から4までの各画像処理部分の画像データが画像データ1から4として、各ステップのデータとして保存される。
図11の(C)、図11の(D)で示したようにエラー発生時のログデータとして、処理が正常に終了する場合に取得する情報ログデータに加えて、より詳細なエラーログデータを生成してログサーバ120に送信して保存することができる。
また、不具合発生時に使用した画像データを、画像形成装置130と画像処理サーバ110から画像ログとしてログサーバ120へ送信して保存する。これにより、エラー発生時に処理していた不具合解析のために必要な画像データを画像ログとして保存することができる。
また、不具合発生時に使用した画像データを、画像形成装置130と画像処理サーバ110から画像ログとしてログサーバ120へ送信して保存する。これにより、エラー発生時に処理していた不具合解析のために必要な画像データを画像ログとして保存することができる。
なお、本実施形態では、画像処理サーバ110とログサーバ120をそれぞれ別のサーバとしたが、1つのサーバ内で処理を分担するようにしても良い。また、画像処理サーバ110とログサーバ120に対してネットワーク100を介して画像形成装置130が複数台接続されるような構成にしても良い。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、画像処理サーバ110と画像形成装置130の処理実行判断(図6の処理実行判断603)で、エラーが発生したときの判定情報がエラーであると判定した結果に基づいて情報ログ、エラー情報ログ、画像ログの生成を行っている(S607)。
これに対して、S607において、エラー時に生成する画像ログとして、全ての画像処理データを保存するのではなく、エラー発生位置に応じて保存する画像データを変更するようにしてもよい。
上記第1実施形態では、画像処理サーバ110と画像形成装置130の処理実行判断(図6の処理実行判断603)で、エラーが発生したときの判定情報がエラーであると判定した結果に基づいて情報ログ、エラー情報ログ、画像ログの生成を行っている(S607)。
これに対して、S607において、エラー時に生成する画像ログとして、全ての画像処理データを保存するのではなく、エラー発生位置に応じて保存する画像データを変更するようにしてもよい。
すなわち、エラー発生位置がジョブIDがAAA、図7Aに示す画像処理4の場合、エラー発生箇所とその前の画像の2つを画像ログとして保管する。図11の(E)にログサーバ120に保管するエラー情報ログを示す。
図11の(E)に示したように、エラー発生時に画像ログとして保存する画像データに関して、エラー発生箇所とその前の画像処理部の画像の2つの画像データをログサーバへ送信し保存する。これにより、エラー発生前の正常な画像データと、エラー発生時に処理していた不良画像の2種類の画像データを保存することができる。不具合解析のために必要な画像データを画像ログとして保存することができるともに、保存する画像データの量を削減することができる。
〔第3実施形態〕
上記実施形態では、エラー発生時にエラー発生部分を含む画像データを取得し、ログサーバ120で保存するようにしていた。しかしながら、エラー発生内容が画像関連のエラーであるかに応じて画像データの取得を変更するようにしてもよい。
上記実施形態では、エラー発生時にエラー発生部分を含む画像データを取得し、ログサーバ120で保存するようにしていた。しかしながら、エラー発生内容が画像関連のエラーであるかに応じて画像データの取得を変更するようにしてもよい。
図8は、本実施形態を示す情報処理システムの制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図6のログ生成(S607)の他の詳細例である。各ステップのうち、ログサーバ120のステップについては、CPU301、ROM302、RAM303、ストレージ304を用いて図5に示したモジュールを実行することで実現される。同様に、各ステップのうち、画像形成装置130のステップについては、CPU401、ROM402、RAM403、ストレージ404を用いて図5に示したモジュールを実行することで実現される。
まず、CPU201は、正常終了後のログ生成か、エラー発生後のログ生成かを判断する(S801)。ここで、正常終了後のログ生成であるとCPU201が判断した場合、CPU201が情報ログを生成する(S802)。
まず、CPU201は、正常終了後のログ生成か、エラー発生後のログ生成かを判断する(S801)。ここで、正常終了後のログ生成であるとCPU201が判断した場合、CPU201が情報ログを生成する(S802)。
一方、エラー発生後のログ生成であると判断した場合、さらに、CPU201が発生したエラーが画像処理関連のエラーであるかを判断する(S803)。ここで、画像処理関連のエラーであるとCPU201が判断した場合には画像ログを含むログを生成する(S804)。
一方、S803で、画像処理関連のエラーでないとCPU201が判断した場合には、CPU201は、画像ログを生成せず(S805)、処理を終了する。
一方、S803で、画像処理関連のエラーでないとCPU201が判断した場合には、CPU201は、画像ログを生成せず(S805)、処理を終了する。
なお、画像処理関連のエラーとしては、転送画像を送信側、受信側がそれぞれ計算した結果が合わないチェックサム値エラー、転送画像データの終了信号が来ない終了信号エラーなどがある。さらに、画像処理関連のエラーとしては、画像処理途中に反応がないタイムアウトエラー、ストレージから画像データが読み出せない画像読み出しエラーなどがある。
また、画像データに関連しないエラーとしては、通信処理エラーがある。例えば複数のジョブの実行を行う際のジョブ間の通信処理で、応答がない場合や応答が期待値から外れている場合がある。この時に発生したエラーは画像処理に関連するものではないため。画像処理データの保存を行なわない。
このようにすることで、画像処理の不具合解析のために必要な画像データを画像ログとして保存することができるとともに、画像処理に関連しない場合には画像データを保存しないため保存する画像データの量を削減することができる。
〔第4実施形態〕
上記実施形態では、画像処理の途中でエラーが発生するとエラー発生部分を含む画像データを取得していた。しかしながら、エラー発生時に再度同じ処理を行い(リトライ処理)、その結果に応じてエラー情報ログ、画像ログの取得を行うようにしてもよい。
上記実施形態では、画像処理の途中でエラーが発生するとエラー発生部分を含む画像データを取得していた。しかしながら、エラー発生時に再度同じ処理を行い(リトライ処理)、その結果に応じてエラー情報ログ、画像ログの取得を行うようにしてもよい。
図9は、本実施形態を示す情報処理システムの制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図6の処理にリトライ処理を加えた詳細例である。各ステップのうち、ログサーバ120のステップについては、CPU301、ROM302、RAM303、ストレージ304を用いて図5に示したモジュールを実行することで実現される。S602から606のいずれかでエラーが発生したとCPU401またはCPU201が判断した場合、ログ生成(S607)、ログ送信(S608)を行った後に、リトライ処理を行う(S610)。
なお、リトライ処理は所定のリトライ回数に達するまで、対象となる画像データを生成する同じ処理を実行(S602)し、所定のリトライ処理を実施してもエラーが発生する場合には、リトライ処理を終了する。
なお、リトライ処理は所定のリトライ回数に達するまで、対象となる画像データを生成する同じ処理を実行(S602)し、所定のリトライ処理を実施してもエラーが発生する場合には、リトライ処理を終了する。
本実施形態によれば、1回のエラーで全体処理を止めるのではなく、所定回数の再処理を実行するため、エラーによる情報処理システム停止の頻度を下げることができるとともに、不具合解析のために必要な画像データを画像ログとして保存することができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
110 画像処理サーバ
120 ログサーバ
130 画像形成装置。
120 ログサーバ
130 画像形成装置。
Claims (13)
- 情報処理装置と画像処理サーバとの間で各画像データをやり取りしながら所定の画像処理を行う画像処理システムと、当該画像処理システムで実行される画像処理のログを管理する管理サーバとを含む情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記画像処理サーバで処理すべき画像データが正常に生成されたかどうかを判断する第1の判断手段と、
前記画像処理サーバから受け取る画像データを正常に処理できたかどうかを判断する第2の判断手段と、
前記第1の判断手段または第2の判断手段による判断結果から前記管理サーバに通知すべきログおよび画像データを特定する画像ログを生成する第1の生成手段と、
生成されたログおよび画像ログを前記管理サーバに通知する第1の通知手段と、
を備え、
前記画像処理サーバは、
前記情報処理装置から受け取る画像データを正常に処理できたかどうかを判断する第3の判断手段と、
前記第3の判断手段による判断結果から前記管理サーバに通知すべきログおよび判断された画像データを特定する画像ログを生成する第2の生成手段と、
生成されたログおよび画像ログを前記管理サーバに通知する第2の通知手段と、
を備え、
前記管理サーバは、
前記情報処理装置または前記画像処理サーバから通知されたログおよび画像ログを保存手段に登録する登録手段を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 前記情報処理装置は、
前記画像ログを前記管理サーバに通知し終えるまで、生成された画像ログに対応する画像データを格納手段に格納して管理する第1の管理手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。 - 前記画像処理サーバは、
前記画像ログを前記管理サーバに通知し終えるまで、生成された画像ログに対応する画像データを格納手段に格納して管理する第2の管理手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。 - 前記情報処理装置における前記第1の生成手段は、
前記画像ログを前記管理サーバに通知し終えるまで、正常に処理できないと判断された画像データと、当該画像データの前に処理された画像データとを含む画像ログを生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。 - 前記画像処理サーバにおける前記第2の生成手段は、
前記画像ログを前記管理サーバに通知し終えるまで、正常に処理できないと判断された画像データと、当該画像データの前に処理された画像データとを含む画像ログを生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム - 第1の通知手段が生成されたログおよび画像ログを前記管理サーバに通知した後、当該画像ログの対象となる画像データを生成する処理を実行する第1のリトライ手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
- 第2の通知手段が生成されたログおよび画像ログを前記管理サーバに通知した後、当該画像ログの対象となる画像データを生成する処理を実行する第2のリトライ手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
- 画像処理サーバとの間で各画像データをやり取りしながら所定の画像処理を行う情報処理装置であって、
前記画像処理サーバで処理すべき画像データが正常に生成されたかどうかを判断する第1の判断手段と、
前記画像処理サーバから受け取る画像データを正常に処理できたかどうかを判断する第2の判断手段と、
前記第1の判断手段または第2の判断手段による判断結果から管理サーバに通知すべきログおよび画像データを特定する画像ログを生成する生成手段と、
生成されたログおよび画像ログを管理サーバに通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 情報処理装置からの要求に応じて取得する画像データに所定の画像処理を行う画像処理サーバであって、
前記情報処理装置から受け取る画像データを正常に処理できたかどうかを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断結果から管理サーバに通知すべきログおよび画像データを特定する画像ログを生成する生成手段と、
生成されたログおよび画像ログを前記管理サーバに通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする画像処理サーバ。 - 画像処理サーバとの間で各画像データをやり取りしながら所定の画像処理を行う情報処理装置の制御方法であって、
前記画像処理サーバで処理すべき画像データが正常に生成されたかどうかを判断する第1の判断工程と、
前記画像処理サーバから受け取る画像データを正常に処理できたかどうかを判断する第2の判断工程と、
前記第1の判断工程または第2の判断工程による判断結果から管理サーバに通知すべきログおよび画像データを特定する画像ログを生成する生成工程と、
生成されたログおよび画像ログを前記管理サーバに通知する通知工程と、
を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 情報処理装置からの要求に応じて取得する画像データに所定の画像処理を行う画像処理サーバの制御方法であって、
前記情報処理装置から受け取る画像データを正常に処理できたかどうかを判断する判断工程と、
前記判断工程による判断結果から管理サーバに通知すべきログおよび画像データを特定する画像ログを生成する生成工程と、
生成されたログおよび画像ログを前記管理サーバに通知する通知工程と、
を備えることを特徴とする画像処理サーバの制御方法。 - 請求項10に記載の情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 請求項11に記載の画像処理サーバの制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2018195075A (ja) * | 2017-05-17 | 2018-12-06 | ソフトバンク株式会社 | 情報処理装置、制御方法及び制御プログラム |
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2014
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