JP4363653B2 - カウンター収集システム - Google Patents

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本発明は、カウンター収集システムに関し、特に、プリンタ、コピー、ファクシミリ、複合機、融合機等の印刷装置の印刷ログを管理するカウンター収集システムに関する。
従来、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ、複写機、およびこれらの機能を統合した複合機の利用に関して、ユーザーや部門毎の印刷量を把握するシステムがある。また、その印刷量に応じて各ユーザーや各部門に対して課金を行うシステムがある。このようなシステムの典型例としては、コピー機能に関する出力枚数管理を印刷機器内で行い、プリント機能に関する出力枚数管理はプリントサーバーを用いて実施するという形態のシステムがある(特許文献1参照)。
また、近年では、いわゆるネットワークプリンタの普及に伴い、プリントの機能に関しては、クライアントPCから直接このネットワークプリンタに対して印刷要求を出す印刷システムが一般的になりつつある。そして、このようなクライアントPCからの印刷要求が、プリントサーバーを経由しないシステム構成においては、ネットワーク上に1つの印刷結果情報(以下、印刷ログともいう)管理サーバーを設置し、そこで集中的に印刷枚数管理や課金管理を行なうものが一般的である(特許文献2参照)。
このような背景技術にあって、コピーやFAX機能に関しては、印刷機器内部に蓄積されるカウンター値(コピートータルカウンター、FAXトータルカウンター、ユーザー別カウンター等)や、印刷機器に接続されたカードリーダーの内部に蓄積されるカウンター値を基に、出力枚数管理を行うことが一般的である。このような場合、得られたカウンター値を印刷ログとして扱うために、前回の収集で取得されたカウンター値と、今回の収集で取得されたカウンター値の差分値を計算し、その差分値を今回の印刷ログとして記録する方式が用いられる。以下に、印刷ログ管理に関連する従来技術の例をいくつかあげる。
特許文献1に開示された「画像形成システム」は、ユーザー毎に、そのコピージョブの出力枚数とプリントジョブの出力枚数とを一元的に管理することができる画像形成システムである。画像形成システムのコピージョブ出力枚数管理機能を有する画像入力装置は、各ユーザーから依頼されたコピージョブの出力枚数を、ユーザーのコピーIDに対応付けて管理する。プリントジョブ出力枚数管理機能を有するプリントサーバーは、クライアントからネットワークを介して依頼されたプリントジョブの出力依頼を画像入出力装置に対して行うとともに、プリントジョブの出力枚数を、ユーザーのプリントIDに対応付けて管理する。部門管理サーバーは、画像入出力装置のコピージョブ出力枚数管理機能により出力枚数を集計し、プリントサーバーのプリントジョブ出力枚数管理機能により出力枚数を集計する。
特許文献2に開示された「印刷課金方法」は、ネットワーク上における印刷処理に対する課金処理を効率的に行う方法である。クライアントは、印刷要求ファイルと帳票ファイルとを課金サーバーに送信する。課金サーバーは、利用可能な印刷用紙の数などの資源の許可量を記述した印刷許可ファイルを、クライアントに送信する。課金サーバーは、資源量に基づき課金情報を作成し、課金情報ファイルに格納する。クライアントは、帳票ファイルに先行して、印刷許可ファイルをプリンタ装置に送信する。プリンタ装置は、帳票ファイルに先行して、印刷許可ファイルが送信されてきた場合にのみ印刷処理を実行する。課金情報を集中的に管理することができると共に、印刷の制御を効率よく行うことができる。
特許文献3に開示された「周辺機器管理システム」は、コピー、ファックス、印刷など、用紙を使用する場合において、用紙の片面でなく両面を使用した場合に、どの程度用紙が削減できるか、あるいは現在どの程度の削減が行われているかを容易に知ることができるようにするシステムである。周辺機器管理システムは、周辺機器と、周辺機器にネットワークを介して接続されたPCなどの情報処理装置とで構成されている。周辺機器を使用したユーザーのIDと、印刷設定情報(両面、片面)と、排紙枚数情報を含む履歴情報を、履歴情報蓄積部に蓄積する。情報処理装置は、周辺機器に蓄積された履歴情報を集計する。履歴情報に基づいて、全て両面で印刷した場合の枚数と実際の排紙枚数との差を計算し、その差から計算した削減率を表示する。
特許文献4に開示された「周辺機器管理システム」は、クライアントが計測する時刻のずれに左右されることなく、ジョブの実施時刻を、統一された時刻で管理し、周辺機器におけるジョブの実施状況を正しく把握できるシステムである。ジョブの実施時刻を含むジョブの実施記録を表すジョブ記録情報を生成する。クライアントは、そのジョブ記録情報を外部に転送する。サーバーは、クライアントから転送されたジョブ記録情報を蓄積する。サーバーにより、周辺機器によるジョブの実施状況を管理する。クライアントで計測されるクライアント時刻とサーバーで計測されるサーバー時刻の差分を表す時刻補正データを算出する。算出された時刻補正データを用いて、ジョブ記録情報に含まれる実施時刻を、サーバー時刻に補正する。
特開平11-205498号公報 特開平11-242576号公報 特開2003-248576号公報 特開2004-110617号公報
しかし、上記従来のカウンター収集方式においては、次のような問題がある。印刷機器やカードリーダー内に蓄積されていたカウンター情報が手動でクリアされてしまうと、カウンター値に不整合が発生してしまうという問題がある。また、カウンター収集装置側に、カウンターのリセット機能が備わっている場合でも、通信エラー等の理由により、リセットに失敗してしまうと、カウンター値に不整合が発生してしまうという問題がある。
本発明の目的は、上記従来の問題を解決して、印刷ジョブごとの印刷結果情報をカウンター値として記録している印刷機器からカウンター値を収集するカウンター収集システムにおいて、カウンター値収集の際のカウンター値の不整合発生を防止することである。
上記の課題を解決するために、本発明では、印刷ジョブごとの印刷結果情報をカウンター値として記録しているカウンター装置と、カウンター装置に記録されたカウンター値を、ネットワークを介して収集するカウンター収集装置とを具備するカウンター収集システムのカウンター収集装置に、今回収集したカウンター値をベースカウンター値として記録する記録手段と、今回収集したカウンター値と前回の収集で記録したベースカウンター値の差分値を計算する差分計算手段と、差分値を記録する差分記録手段とを備え、記録手段に、今回収集したカウンター値が前回の収集で記録したベースカウンター値よりも小さい場合には、今回収集したカウンター値を差分値として記録する手段を設けた構成とした。
上記のように構成したことにより、印刷ジョブごとの印刷結果情報を記録しているカウンター値の収集の際に、カウンター値の不整合発生を防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図1〜図10を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例1は、印刷機器(カウンター装置)に記録されたカウンター値を、ネットワークを介して収集サーバー(カウンター収集装置)で収集してベースカウンター値として記録し、今回のカウンター値が、前回のベースカウンター値以上であれば、差分値を計算して記録し、今回のカウンター値が、前回のベースカウンター値よりも小さい場合には、今回のカウンター値を差分値として記録するカウンター収集システムである。
図1は、本発明の実施例1におけるカウンター収集システムの概略構成を示す概念図である。図1において、印刷ログ管理サーバー1は、印刷ログを集中管理する装置である。ネットワーク2は、LANなどの通信網である。収集サーバー3は、カウンター値を収集する装置である。クライアントPC4は、印刷を依頼する装置である。クライアントPC(#1)〜(#n)を総称してクライアントPC4という。印刷機器5は、印刷を実行する装置である。印刷機器(#1)〜(#m)を総称して印刷機器5という。ネットワークシステム10は、クライアントPCと印刷機器と収集サーバーがネットワークで接続されたシステムである。
図1に示すように、ネットワークシステム(#1)の中には、クライアント装置として、複数(n個)のクライアントPC(#1)〜(#n)と、印刷機器として、複数(m個)の印刷機器(#1)〜(#m)と、収集サーバーが、ネットワークを介して接続されている。
この印刷機器(#1)〜(#m)の機能としては、プリント、コピー、ファックス、スキャナの機能のうち、少なくとも1つの機能が含まれている。カウンター収集システムの管理対象であるユーザーが、あるクライアントPCから、何れかの印刷機器(#1)〜(#m)に対して印刷指示を行なうと、その印刷結果情報である印刷ログ(何を、何枚、何処に、どのように印刷したかの情報)が、収集サーバー3に転送される。これと同様に、ユーザーが印刷機器でコピー機能やファックス機能等を利用した場合についても、印刷機器やカードリーダーを通して、印刷ログが収集サーバーに転送される。
クライアントPCからログを転送するときに、専用ソフトを用いる場合もある。専用ソフトを用いないで、クライアントPCの印刷ログを一切使用せず、印刷機器のみの印刷ログのみを扱う場合もある。このような場合には、印刷機器がプリント、コピー、ファックス、スキャナ等の機能に関して、印刷ログを転送する仕組みを持っている必要がある。
このようなネットワークシステム10を1つの単位として、管理対象の規模によっては、複数(L個)のネットワークシステム(#1)〜(#L)が構成され、これらのネットワークシステム同士がさらにネットワークを介して印刷ログ管理サーバー1に接続され、管理されている。そして、各ネットワークシステムに設置された収集サーバー3は、自身のネットワークシステム内における印刷機器の利用に関する印刷ログを収集して蓄積する。
この時、収集サーバー3の印刷ログの収集方法は、クライアントPCと印刷機器からのPUSH型とする。クライアントPC(#1)〜(#n)と印刷機器(#1)〜(#m)で印刷ジョブが発生した時に、その印刷ログが即座に収集サーバー(#1)に転送される。ただし、この印刷ログの転送タイミングは、印刷ジョブが発生する度に印刷ログを転送する逐次転送方式でも、印刷ジョブの発生タイミングに関わらず定期的な間隔で転送する定期転送方式であっても構わない。
そして、各収集サーバー3は、印刷ログ管理サーバー1から印刷ログの取得要求があった場合に、蓄積している印刷ログを、印刷ログ管理サーバー1に転送する。このような構成の印刷ログ管理システムは、大規模な環境を想定したものであるが、本発明は、図2に示す構成のシステムであっても構わない。
実施例1では、図1に示した大規模な環境に対応した印刷ログ管理システムにおけるカウンター収集システムとして説明する。図3は、印刷機器5と収集サーバー3のブロック図である。ここでは、印刷機器5がカウンター装置として動作する例を示す。印刷機器5において、印刷処理部51は、プリント、コピー、FAX等の印刷処理を行う。カウンター記録部52は、印刷処理に応じて記録しているカウンター値を変化させる。カウンター記録部52には、例えば、コピートータルカウンターやユーザー/機能別カウンターがある。コピートータルカウンターは、コピー操作が行われる度に印刷されたページ数だけカウンター値を増加させる。ユーザー/機能別カウンターは、ユーザー/機能毎の印刷ページ数を記録する。
カウンター転送部53は、カウンター記録部52に記録されたカウンター値を、ネットワーク2を介して収集サーバー3に転送する。一方、収集サーバー3のカウンター収集部34は、ネットワーク2を介して印刷機器5からカウンター値を収集する。このときのカウンター値転送方法としては、収集サーバー3が印刷機器5から収集を行う方式でも構わないし、印刷機器5が収集サーバー3へ転送を行う方式でも構わない。ベースカウンター記録部32は、前回の収集で取得したカウンター値を記憶装置に記録する。図4に、印刷ログの例を示す。この例において、1行目の情報は、「ユーザーコード」が101のユーザーが、「コピー」、「A4」、「普通紙」、「モノクロ」、「片面」の印刷条件で、10ページ印刷を行ったことを示している。カウンター値収集時に前回の収集で取得したカウンター値(ベースカウンター値)との差分値を計算することで、その時点での印刷ログを生成する。そのため、カウンター値収集の度にベースカウンター値は更新されることになる。
差分値算出部33は、前回収集したカウンター値(ベースカウンター値)と今回収集したカウンター値の差分を計算し、印刷ログとして記憶装置に記録する。図5に、今回の収集したカウンター値の例を示す。また、図6には、そのときに生成される印刷ログの例を示す。図6に示すように、今回収集したカウンター値から、ベースカウンター値を引いた値が、その時点(ここでは7/13の18:00)の印刷ログとして記憶される。印刷ログ転送部31は、収集サーバー3が一時的に保管している印刷ログのデータを、印刷ログ管理サーバー1へ転送する。
図7は、実施例1におけるカウンター収集システムの動作手順を示すフローチャートである。カウンター値を収集し、収集したカウンター値がベースカウンター値以上の値である場合は、
差分値=カウンター値−ベースカウンター値
の印刷ログを生成する。一方、収集したカウンター値がベースカウンター値より小さい値である場合は、
差分値=カウンター値
の印刷ログを生成する。このようなケースとして考えられるのは、例えば、印刷機器側での操作により、記録されていたカウンター値が消去されてしまった場合である。この場合、収集サーバー3は、カウンター値が消去されたことを検知できないため、カウンター値に不整合が発生する。
印刷機器5に備えられたカウンター消去の機能が、記録されたすべてのカウンター値を消去するものであった場合、収集したカウンター情報の中に1つでもベースカウンター値よりも小さいデータが含まれていれば、すべてのデータについてベースカウンター値は無効と判断し、収集したカウンター値で印刷ログを生成する。以上の仕組みにより、カウンター値が手動で消去されたとしても、カウンター値の不整合発生を防止できる。
本発明の実施例2は、印刷機器(カウンター装置)に記録されたカウンター値の消去に成功した場合は、収集サーバー(カウンター収集装置)が記録していたベースカウンター値を消去し、印刷機器(カウンター装置)に記録されたカウンター値の消去に失敗した場合は、収集したカウンター値をベースカウンター値として記録するカウンター収集システムである。
カウンター収集システムあるいは印刷ログ管理システムは、能動的にカウンター装置のリセットを行う機能を備えている場合がある。この場合、カウンター値を収集後に必ずクリアを行う方法や、指定された日時にのみクリアを行う方法などがある。
図8は、実施例2におけるカウンター収集システムの動作手順を示すフローチャートである。ここでは、カウンター値収集後に必ずクリアを行うケースについて説明する。収集サーバー3は、カウンター値の収集後にカウンターのリセットを実行する。カウンターのリセットに成功した場合は、記録していたベースカウンター値をすべて削除する。これにより、次回の収集では、
差分値=カウンター値−ベースカウンター値=カウンター値
となり、取得されたカウンター値がそのまま印刷ログとして記録されることになる。一方、カウンターのリセットに失敗した場合は、収集したカウンター値でベースカウンター値の登録処理を行う。これにより、カウンターのリセットに失敗したことによるカウンター値不整合の発生を防ぐことができる。
例として、「ユーザーコード」が101のユーザーが、「コピー」、「A4」、「普通紙」、「モノクロ」、「片面」の印刷条件で、10ページ印刷を行った場合について説明する。カウンター値の収集により、この印刷条件のカウンター値を取得し、その後、印刷機器5のカウンターリセットを行う。ここで、リセットに失敗した場合は、次回の収集では、10ページ以上のカウンター値が取得されるはずである。したがって、カウンターのリセットに失敗した場合は、今回の収集で取得した10ページというカウンター値を、ベースカウンター値として登録しておくことで、カウンター値の不整合を防ぐことができる。
本発明の実施例3は、印刷機器(カウンター装置)に記録されたカウンター値の消去に失敗した場合には、次回のカウンター値収集時に、収集サーバー(カウンター収集装置)に記録されているベースカウンター値を、リカバリー用の差分値として記録するカウンター収集システムである。
実施例2においても、図9のようなケースでは、カウンター値の不整合が発生してしまう。つまり、収集サーバー3が、カウンター値消去のリクエストを送信し、印刷機器(カウンター装置)5はカウンター値の消去に成功したが、収集サーバー3へのレスポンスで通信エラーが発生した場合である。通常、このレスポンスとしては、カウンタークリアに成功または失敗の情報を持つ。この場合、収集サーバー3側ではレスポンスが得られなかったため、カウンター値の消去に失敗したと判断するが、実際にはカウンター値の消去には成功している。そのため、例えば、1回目の収集で10ページのカウンター値が収集され、その後クリアに失敗、2回目の収集で20ページのカウンター値が取得された場合、実施例2の方式では、10ページの印刷ログを記録してしまう。しかし、実際には印刷機器(カウンター装置)のカウンター値の消去には成功しているため、本来は20ページの印刷ログが正しいことになる。
図10は、実施例3におけるカウンター収集システムの動作手順を示すフローチャートである。カウンター値の消去に失敗した場合、収集サーバー3は、正常処理として、差分値の計算および印刷ログの出力を行い、今回収集したカウンター値をベースカウンター値として登録する。しかし、収集サーバー3側は、カウンター値消去リクエストに対するレスポンスが得られなかった場合に、実際に消去が行われているか、行われていないのかを判別する手段がないため、ベースカウンター値の印刷ログを生成し、リカバリー用として記録する。
例えば、1回目の収集で10ページのカウンター値が収集され、その後クリアに失敗し、2回目の収集で30ページのカウンター値が取得されたとする。この場合でも、実際に印刷機器(カウンター装置)5のカウンター値が消去されていれば、30ページが正しい印刷ログとなる。実際にカウンターが消去されていなければ、20ページが正しい印刷ログとなる。このどちらが正しいかを、収集サーバーが判断するのは難しい。そのため、通常は20ページの印刷ログを記録しておく。そして、正常な印刷ログを保管する場所とは異なるところに、ベースカウンター値(この場合10ページ)の印刷ログを保管しておく。
そして、ユーザーがカウンターに誤差が生じていると判断した場合は、このリカバリー用の印刷ログを正常の印刷ログとして扱うことで、カウンター値の不整合を解消することが可能となる。この場合は、20ページの印刷ログ+10ページのリカバリー用の印刷ログで、30ページの正しい印刷ログとなる。
本発明のカウンター収集システムは、プリンタ、コピー、ファクシミリ、複合機、融合機等の印刷装置の印刷ログを管理するために、サーバーコンピュータやパーソナルコンピュータ等を印刷情報管理装置として利用するシステムとして最適である。
本発明の実施例1におけるカウンター収集システムの概略構成を示す概念図である。 本発明の実施例1における小規模なカウンター収集システムの概略構成を示す概念図である。 本発明の実施例1におけるカウンター収集システムの概略構成ブロック図である。 本発明の実施例1におけるカウンター収集システムのベースカウンター情報を示す表である。 本発明の実施例1におけるカウンター収集システムで収集したカウンター情報を示す表である。 本発明の実施例1におけるカウンター収集システムで収集した印刷ログ情報を示す表である。 本発明の実施例1におけるカウンター収集システムの動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2におけるカウンター収集システムの動作手順を示すフローチャートである。 カウンター値の不整合が発生する例を示す流れ図である。 本発明の実施例3におけるカウンター収集システムの動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・印刷ログ管理サーバー、2・・・ネットワーク、3・・・収集サーバー、4・・・クライアントPC、5・・・印刷機器、10・・・ネットワークシステム、31・・・印刷ログ転送部、32・・・ベースカウンター記録部、33・・・差分値算出部、34・・・カウンター収集部、51・・・印刷処理部、52・・・カウンター記録部、53・・・カウンター転送部。

Claims (11)

  1. 印刷ジョブごとの印刷結果情報をカウンター値として記録しているカウンター装置と、前記カウンター装置に記録されたカウンター値を、ネットワークを介して収集するカウンター収集装置とを具備するカウンター収集システムにおいて、前記カウンター収集装置は、今回収集したカウンター値をベースカウンター値として記録する記録手段と、今回収集したカウンター値と前回の収集で記録したベースカウンター値の差分値を計算する差分計算手段と、前記差分値を記録する差分記録手段とを備え、前記記録手段は、今回収集したカウンター値が、前回の収集で記録したベースカウンター値よりも小さい場合には、今回収集したカウンター値を差分値として記録する手段を有することを特徴とするカウンター収集システム。
  2. 前記カウンター収集装置は、前記カウンター装置に記録されたカウンター値を消去する手段を備え、前記カウンター装置に記録されたカウンター値の消去に成功した場合は、前記カウンター収集装置が記録していたベースカウンター値を消去し、前記カウンター装置に記録されたカウンター値の消去に失敗した場合は、今回収集したカウンター値をベースカウンター値として記録することを特徴とする請求項1に記載のカウンター収集システム。
  3. 前記カウンター収集装置は、前記カウンター装置に記録された前記カウンター値の消去に失敗した場合には、次回のカウンター値収集時に、前記カウンター収集装置に記録されているベースカウンター値を、リカバリー用の差分値として記録することを特徴とする請求項2に記載のカウンター収集システム。
  4. カウンター装置に印刷ジョブごとの印刷結果情報が記録されたカウンター値を、ネットワークを介して収集するカウンター収集装置であって、収集したカウンター値をベースカウンター値として記録する手段と、今回収集したカウンター値と前回の収集で記録したベースカウンター値の差分値を計算する手段と、前記差分値を記録する手段とを備え、今回収集したカウンター値が、前回の収集で記録したベースカウンター値よりも小さい場合には、今回収集したカウンター値を差分値として記録することを特徴とするカウンター収集装置。
  5. 前記カウンター装置に記録されたカウンター値を消去する手段を備え、前記カウンター装置に記録された前記カウンター値の消去に成功した場合は、記録していたベースカウンター値を消去し、前記カウンター装置に記録されたカウンター値の消去に失敗した場合は、収集したカウンター値をベースカウンター値として記録することを特徴とする請求項4に記載のカウンター収集装置。
  6. 前記カウンター装置に記録された前記カウンター値の消去に失敗した場合には、次回のカウンター値収集時に、記録されているベースカウンター値を、リカバリー用の差分値として記録することを特徴とする請求項5に記載のカウンター収集装置。
  7. カウンター装置に印刷ジョブごとの印刷結果情報が記録されたカウンター値を、ネットワークを介して収集するカウンター収集方法であって、収集したカウンター値をベースカウンター値として記録し、今回収集したカウンター値が、前回の収集で記録したベースカウンター値以上の場合には、今回収集したカウンター値と前回の収集で記録したベースカウンター値の差分値を計算して記録し、今回収集したカウンター値が、前回の収集で記録したベースカウンター値よりも小さい場合には、今回収集したカウンター値を差分値として記録することを特徴とするカウンター収集方法。
  8. 前記カウンター装置に記録されたカウンター値を消去するように指示し、前記カウンター装置に記録されたカウンター値の消去に成功した場合は、記録していたベースカウンター値を消去し、前記カウンター装置に記録されたカウンター値の消去に失敗した場合は、収集したカウンター値をベースカウンター値として記録することを特徴とする請求項7に記載のカウンター収集方法。
  9. 前記カウンター装置に記録されたカウンター値の消去に失敗した場合には、次回のカウンター値収集時に、記録されているベースカウンター値を、リカバリー用の差分値として記録することを特徴とする請求項8に記載のカウンター収集方法。
  10. 請求項7〜9のいずれかに記載のカウンター収集方法をコンピュータで実行するための処理手順を記述したコンピュータプログラム。
  11. 請求項10記載のコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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