JP2007151007A - 画像形成装置、履歴管理方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents

画像形成装置、履歴管理方法、記憶媒体、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザ設定に応じて所定の画像形成要求動作を確実に制限して、履歴情報を確実にデータ処理装置が取得することである。
【解決手段】 LogManagerが所定の不揮発性記憶領域に対する所定の動作履歴情報の書き込み位置と、前記データ処理装置が所定の不揮発性記憶領域から読み出した前記所定の動作履歴情報の読み出し位置とを制御する。
そして、CPU2001は、ユーザが操作部を介して設定している上書き設定要求に基づいて、新たに要求される所定の画像形成動作要求の実行を制御する構成を特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、所定の画像形成動作要求に伴う動作履歴情報を管理するデータ処理装置と通信可能な画像形成装置の履歴管理処理に関するものである。
プリンタ、複写機、FAX(以下、まとめて画像形成装置と呼ぶ)においては従来より、機器動作履歴情報を装置内の不揮発性記憶装置に蓄積しておき、装置の表示パネルやネットワーク経由で確認、集計を可能としている場合が多い。
このような画像形成装置における履歴情報には、装置で発生した紙詰まりやエラーの履歴、あるいはユーザが装置を使用したプリント、コピー、FAX送受信などの事象や動作毎に1件づつ記録され、装置の動作実績や状態を把握する上で非常に有用である。
また、画像形成装置は一般的にオフィス、官公庁などにおいて多数のユーザや部署で共有される形態が多い。例えば、プリント、コピー、FAXなどの動作履歴情報(以下、ジョブ履歴呼ぶ)に動作を実行したユーザ情報を格納しておくことで、プリンタ、複写機からジョブ履歴を収集する。そして、ユーザ別、部署別にプリントアウトした枚数やFAX通信時間などを集計することも可能である。
この場合には特定装置だけではなく、ホストから集計対象となる複数の装置にまたがったユーザ別、部署別のプリント状況、FAX利用状況が集計可能であり、実際にこのような機能を実現する画像形成装置とホストアプリケーションが開発、販売されている。
ただし、画像形成装置が具備する不揮発性記憶装置のメモリ容量は有限である一方で、プリント、コピー、FAX送受信の動作や紙詰まり、エラーなどの事象は装置が稼動している限り発生し続ける。
そのため、画像形成装置では、履歴保持用の不揮発性メモリ領域をリングバッファとして構成、管理することで古い履歴情報を新しい情報で上書きし、メモリ領域に格納可能な件数分の最新の履歴情報を保持する構成をとる方法が実施されている。
そのため、前述のごとくネットワーク接続されたホストアプリケーションから各画像形成装置の履歴情報を収集して集計するシステム構成とする場合、以下の条件を満たす必要がある。つまり、ホストアプリケーションは各装置で履歴情報の上書きが発生するまでに装置から履歴情報を取得完了する必要がある。
履歴情報未取得のまま装置側で履歴の上書きが発生するとその履歴情報は失われ、ホストアプリケーションで行う履歴情報集計が不正確になってしまう。
そこで、ホストアプリケーションは周期的に対象となる装置から履歴情報を収集するとともに、装置側からは未取得の履歴情報の上書き発生が近づいてきた場合はその旨をホストアプリケーションに通知する。そして、履歴情報の取得を促す構成とし、ホストアプリケーションで履歴情報を漏れなく収集、集計している。
このような履歴情報を保持する装置とホストアプリケーションの連携システムでは、装置単体で集計する場合に比較してより高度で複雑な情報を集計、分析可能である。このため、近年ではプリンタ、複写機、FAXといった画像形成装置とホストアプリケーションとの連携による履歴情報活用の重要性がますます高まっている。
さらにホストアプリケーションで集計したプリント枚数、FAX通信時間などによってユーザ別、部署別の課金を行うなどより高度な応用も求められている。
特開2001−156958
しかしながら、従来の画像形成装置で構成されるシステムにおいては、ネットワーク障害などによってホストアプリケーションと通信できない状態が続く場合が発生する。これにより、ホストアプリケーションからの周期的な履歴情報取得、また画像形成装置側からホストへの通知ともに不可能な状態となる。一方、画像形成装置が具備する操作パネルからのコピーやFAX送受信、あるいは画像形成装置に格納されている画像データのプリント出力は可能な状態となる。
そのため画像形成装置が動作するたびにジョブ履歴が新たに書き込まれ続け、いずれホストから未取得のジョブ履歴も上書きされ履歴情報が永久に失われてしまう。これにより、ネットワーク障害の復旧後に通常の動作に戻ったとしてもこの間に失われた履歴情報の分、ホストで集計した結果は不正確なものになってしまう。
このように画像形成装置とホストとの通信が停止すると、その間に履歴情報が失われてしまう問題は、ユーザ別、部署別での課金のための厳密な集計を行うシステムを実現する上での課題であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ユーザ設定に応じて所定の画像形成要求動作を確実に制限して、履歴情報を確実にデータ処理装置が取得できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
画像形成動作要求に伴う動作履歴情報を不揮発性記憶領域を介して管理するデータ処理装置と通信可能な画像形成装置であって、不揮発性記憶領域に対する動作履歴情報の書き込み位置と、前記データ処理装置が前記不揮発性記憶領域から読み出した前記動作履歴情報の読み出し位置とを制御するメモリ管理手段と、新たに要求される動作履歴情報を前記読み出し位置を越えて前記不揮発性記憶領域に上書きするかどうかを設定する設定手段と、前記設定手段による上書き設定要求に基づいて、新たに要求される画像形成動作要求の実行を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、画像形成動作要求に伴う動作履歴情報を動作履歴情報を介して管理するデータ処理装置と通信可能な画像形成装置であって、不揮発性記憶領域に対する動作履歴情報の書き込み位置と、前記データ処理装置が前記不揮発性記憶領域から読み出した前記動作履歴情報の読み出し位置とを制御するメモリ管理手段と、新たに要求される動作履歴情報を前記読み出し位置を越えて前記不揮発性記憶領域に上書きするかどうかを設定する設定要求を前記データ処理装置から取得する取得手段と、前記取得手段による上書き設定要求に基づいて、新たに要求される画像形成動作要求の実行を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の履歴管理方法は以下に示す構成を備える。
画像形成動作要求に伴う動作履歴情報を動作履歴情報を介して管理するデータ処理装置と通信可能な画像形成装置における履歴管理方法であって、不揮発性記憶領域に対する動作履歴情報の書き込み位置と、前記データ処理装置が前記不揮発性記憶領域から読み出した前記動作履歴情報の読み出し位置とを制御するメモリ管理ステップと、新たに要求される動作履歴情報を前記読み出し位置を越えて前記不揮発性記憶領域に上書きするかどうかを設定する設定ステップと、前記設定ステップによる上書き設定要求に基づいて、新たに要求される画像形成動作要求の実行を制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
また、画像形成動作要求に伴う動作履歴情報を動作履歴情報を介して管理するデータ処理装置と通信可能な画像形成装置における履歴管理方法であって、不揮発性記憶領域に対する動作履歴情報の書き込み位置と、前記データ処理装置が前記不揮発性記憶領域から読み出した前記動作履歴情報の読み出し位置とを制御するメモリ管理ステップと、新たに要求される動作履歴情報を前記読み出し位置を越えて前記不揮発性記憶領域に上書きするかどうかを設定する設定要求を前記データ処理装置から取得する取得ステップと、前記取得ステップによる上書き設定要求に基づいて、新たに要求される画像形成動作要求の実行を制御する制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ジョブ履歴を管理するための不揮発性記憶領域に対する書き込み位置が、読み出し位置を越えるような状態において、ユーザ設定に応じて画像形成要求動作を確実に制限して、履歴情報を確実にデータ処理装置が取得できる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するシステム構成図である。
図1において、1001は画像形成装置本体で、スキャナとプリンタから構成され、スキャナから読み込んだ画像データをローカルエリアネットワーク1010(以下LAN)に流したり、LANから受信した画像をプリンタによりプリントアウトできる。
また、スキャナから読んだ画像を図示しないFAX送信手段により、PSTNまたはISDN1030に送信したり、PSTNまたはISDNから受信した画像をプリンタによりプリントアウトできる。
1002はデータベースサーバで、画像形成装置1001のスキャナにより読み込んだ2値画像データ及び多値画像データをデータベースとして管理する。データベースサーバ1002には、データベースを構築するための不揮発性の記憶装置を備える。記憶装置は、ハードディスク等が好例である。
1003は、データベースサーバ1002のデータベースクライアントで、データベースサーバ1002に保存されている画像データを閲覧/検索等できる。
1004は電子メールサーバで、画像形成装置1001により読み取った画像を電子メールの添付として受け取ることができる。1005は、電子メールのクライアントで、電子メールサーバ1004の受け取ったメールを受信し閲覧したり、電子メールを送信したり、可能である。
1006がHTML文書をLANに提供するWWWサーバで、画像形成装置1001によりWWWサーバ1006で提供されるHTML文書をプリントアウトできる。
1007はルータで、LAN1010をインターネット/イントラネット1012と連結する。インターネット/イントラネットに、前述したデータベースサーバ1002、WWWサーバ1006と通信可能に連結している。また、ルータ1007は、電子メールサーバ1004、画像形成装置1001と同様のデータベースサーバ1021、WWWサーバ1022、電子メールサーバ1023と通信可能に連結している。
また、ネットワーク上から本実施形態の画像形成装置を含む各種機器に記録されている各種履歴情報を収集可能なように、履歴情報収集ホスト1050が接続されている。
一方、画像形成装置1001は、PSTNまたはISDN1030を介して、FAX装置1031と送受信可能になっている。また、LAN上にプリンタ1040も連結されており、画像形成装置1001により読み取った画像をプリントアウト可能なように構成されている。
なお、サーバ装置は、いわゆるCPU、ROM、RAMを含むコントローラボードを備え、ハードディスク等の外部記憶装置に記憶された各種のOSをRAMにロードして、各種のサーバアプリケーションプログラムを実行可能に構成されている。また、ネットワークインタフェースを備え、ネットワークを介して、所定のプロトコルで画像形成装置1001を含む、ネットワークデバイスと通信可能に構成されている。
さらに、履歴情報集計ホスト1050は、画像形成装置1001に蓄積された、図7に示すような履歴情報を所定のタイミングで取得して、集計処理を行う。
図2は、図1に示した画像形成装置の構成を説明する図である。
図2において、2070は画像入力デバイスであるスキャナ部で、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサ(図示せず)を走査することで、ラスタイメージデータ2071として電気信号に変換する。
原稿用紙は原稿フィーダ2072のトレイ2073にセットし、装置使用者が操作部2012から読み取り起動指示する。これにより、CPU2001がスキャナ2070に指示をインタフェース2071を介して与え、原稿フィーダ2072は原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
2095は画像出力デバイスであるプリンタで、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分である。
本実施形態におけるプリンタ2095は、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。
プリント動作の起動は、後述するCPU2001からの指示をプリンタインタフェース2096を介して行うことで開始する。
プリンタ2095には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット2101、2102、2103、2104がある。また、排紙トレイ2111は印字し終わった用紙を受けるものである。
図3は、図2に示した操作部2012の構成を説明する平面図である。
図3において、LCD表示部2013は、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をCPU2001に伝える。
スタートキー2014は原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー2014中央部には、緑と赤の2色LED2018があり、その色によってスタートキー2014が使える状態にあるかどうかを示す。
ストップキー2015は稼働中の動作を止める働きをする。IDキー2016は、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキー2017は操作部からの設定を初期化する時に用いる。
図4は、図1に示した画像形成装置のコントローラユニットの構成を説明するブロック図である。なお、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
図4において、2000はコントローラユニット(Controller Unit(CU))で、画像情報やデバイス情報の入出力を制御する。CU2000は、画像入力デバイスであるScanner2070や画像出力デバイスであるPrinter2095と接続する。一方では、CU2000は、LAN2011や公衆回線(WAN)2051接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコントローラである。
CU2000において、CPU2001はシステム全体を制御するコントローラである。RAM2002は、CPU2001が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。
ROM2003はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD2004はハードディスクドライブ(HDD)で、システムソフトウェア、画像データを格納する。
操作部I/F2006は、操作部(UI)2012とのインタフェース部で、操作部2012に表示する画像データを操作部2012に対して出力する。
また、操作部2012から本システム使用者が入力した情報を、CPU2001に伝える役割をする。
Network2010はLAN2011に接続し、情報の入出力を行う。Modem2050は公衆回線2051に接続し、情報の入出力を行う。以上のデバイスがシステムバス2007上に配置される。
Image Bus I/F2005はシステムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス2008上には以下のデバイスが配置される。
ラスターイメージプロセッサ(RIP)2060はPDLコードをビットマップイメージに展開する。
デバイスI/F部2020は、画像入出力デバイスであるスキャナ2070やプリンタ2095とコントローラ2000を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部2090は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部2030は画像データの回転を行う。画像圧縮部2040は、多値画像データはJPEG、2値画像画像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。
図5は、図4に示したCU2000のソフトウエアモジュールの構成を説明するブロック図である。
図5において、1501はUIモジュール(UI)で、ユーザインタフェースを司るものであり、オペレータが本複合機の各種操作・設定を行う際、機器との仲介を行うモジュールである。UI1501は、オペレータの操作に従い、後述の各種モジュールに入力情報を転送し処理の依頼、或いはデータの設定等を行う。
1502はAddress−Bookで、即ちデータの送付先、通信先等を管理するデータベースモジュールである。Address−Book1502の内容は、UI1501からの操作によりデータの追加、削除、取得が行われ、オペレータの操作により後述の各モジュールにデータの送付・通信先情報を与えるものとして使用されるものである。
1503はWeb−Serverモジュールであり、図示しないWebクライアントからの要求により、画像形成装置1001の管理情報を通知するために使用される。なお、管理情報は、後述のControll−API1518を介して読み取られ、後述のHTTPモジュール1512、TCP/IP1516、Network−Driver1517を介してWebクライアントに通知される。
1504はUniversal−Sendで、データの配信を司るモジュールであり、UI1501によりオペレータに指示されたデータを、同様に指示された通信(出力)先に配布するものである。
また、オペレータにより、画像形成装置1001のスキャナ機能を使用し配布データの生成が指示された場合は、後述のControll−API1518を介して機器を動作させ、データの生成を行う。
1505はP550モジュールで、Universal−Send1504内で出力先にプリンタが指定された際に実行されるモジュールである。
1506はE−mailモジュールで、Universal−Send1504内で通信先にE−mailアドレスが指定された際に実行されるモジュールである。
1507はDBモジュールで、Universal−Send1504内で出力先にデータベースが指定された際に実行されるモジュールである。
1508はDPモジュールで、Universal−Send1504内で出力先に画像形成装置1001と同様の複合機が指定された際に実行されるモジュールである。
1509はRemote−Copy−Scanモジュールであり、本複合機のスキャナ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の複合機を出力先とし、本複合機単体で実現しているCopy機能と同等の処理を行うモジュールである。
1510はRemote−Copy−Printモジュールであり、画像形成装置1001のプリンタ機能をリモートから使用するモジュールである。つまり、ネットワーク等で接続された他の複合機を入力先とし、画像形成装置1001単体で実現しているCopy機能と同等の処理を行うモジュールである。
1511はWeb−Pull−Printモジュールで、即ちインターネットまたはイントラネット上の各種ホームページの情報を読み出し、印刷するモジュールである。
1512はHTTPモジュールで、画像形成装置1001がHTTPにより通信する際に使用されるモジュールである。HTTPモジュール1512は、後述のTCP/IP1516モジュールにより前述のWeb−Server1503、Web−Pull−Print1511モジュールに通信を提供するものである。
1513はlprモジュールであり、後述のTCP/IP1516モジュールにより前述のUniversal−Send1504内のプリンタモジュール1505に通信を提供するものである。
1514はSMTPモジュールであり、後述のTCP/IP1516モジュールにより前述のUniversal−Send1504内のE−mailモジュール1506に通信を提供するものである。
1515はSLMモジュールで、即ちSalutation−Managerモジュールであり、後述のTCP/IP1516モジュールにより前述のUniversal−Send1504内のデータベースモジュール1507に通信を提供するものである。また、SLMモジュール1515は、DPモジュール1508、及びRemote−Copy−Scan1509モジュール、Remote−Copy−Printモジュール1510に通信を提供するものである。
1516はTCP/IP通信モジュールであり、前述の各種モジュールに後述のNetwork−Driverによりネットワーク通信を提供するものである。1517はネットワークドライバであり、ネットワークに物理的に接続される部分を制御するものである。
1518はControll−APIであり、Universal−Send1504等の上流モジュールに対し、後述のJob−Manager1519等の下流モジュールとのインタフェースを提供するものである。Controll−API1518は、上流、及び下流のモジュール間の依存関係を軽減しそれぞれの流用性を高めるものである。
1519はJob−Managerであり、前述の各種モジュールよりControll−API1518を介して指示される処理を解釈し、後述の各モジュールに指示を与えるものである。また、本モジュールは、本複合機内で実行されるハード的な処理を一元管理するものである。
1520はCODEC−Managerであり、Job−Manager1519が指示する処理の中でデータの各種圧縮・伸長を管理・制御するものである。
1521はFBE−Encoderであり、Job−Manager1519、Scan−Manager1524により実行されるスキャン処理により読み込まれたデータをFBEフォーマットにより圧縮するものである。
1522はJPEG−CODECであり、読み込まれたデータのJPEG圧縮及び印刷データのJPEG展開処理を行うものである。JPEG−CODEC1522は、Job−Manager1519、Scan−Manager1524により実行されるスキャン処理、及びPrint−Manager1526により実行される印刷処理において使用される。
1523はMMR−CODECであり、読み込まれたデータのMMR圧縮及び印刷データのMMR伸長処理を行うものである。MMR−CODEC1523は、Job−Manager1519、Scan−Manager1524により実行されるスキャン処理、及びPrint−Manager1526により実行される印刷処理において使用される。
1524はScan−Managerであり、Job−Manager1519が指示するスキャン処理を管理・制御するものである。
1525はSCSIドライバであり、Scan−Manager1524と本複合機が内部的に接続しているスキャナ部との通信を行うものである。
1526はPrint−Managerであり、Job−Manager1519が指示する印刷処理を管理・制御するものである。
1527はEngine−I/Fドライバであり、Print−Manager1526とプリンタ2095とのI/Fを提供するものである。
1528はLogManagerで、画像形成装置1001で発生した各種事象をバックアップメモリに記録する。
LogManager1528は、画像形成装置1001が動作した種別と動作内容の履歴、あるいは紙詰まりや装置の故障やらエラーの履歴などの履歴を事象が発生するたびに記録する。そして、LogManager1528は、その履歴バックアップデータの管理、あるいは読み出し書き込みの制御を行う。
図6は、図3に示した操作部2012に表示される履歴情報上書き時の動作設定画面の一例を示す図である。本表示画面は、UI1501により、操作部2012に表示される。また、本表示画面は、履歴上書きが発生する状態で、あらたな履歴が発生する動作受付を許可するかどうかの設定画面である。
操作部2012において、UI1501により本設定画面を呼び出すと、上書き禁止設定ボタン202か、上書き許可設定ボタン203かのいずれかを選択可能に構成されている。
この履歴情報上書き時の動作設定画面において、ユーザが所望する設定ボタンを選択し、確定ボタン204を押下すると、LogManager1528へ本設定値が通知され以後の画像形成装置1001の動作に反映される。
以下、本実施形態における画像形成装置の履歴管理に基づくジョブ処理実行の制限処理例について説明する。
図7は、図5に示したLogManager1528により管理されるジョブ履歴情報の管理ファイルの構造を説明する図である。本実施形態では、画像形成装置1001の動作(ジョブ)毎にLogManager1528で、例えばHDD2004に記録される履歴データ一件分の内容301と、ジョブ種別履歴情報350の構成を示している。
図7において、履歴データ内容は、履歴レコード番号302、履歴書き込み時刻303、ジョブ種別304、ジョブ名305、ジョブ依頼者名称306、307のジョブ開始時刻を含む。また、履歴データ内容は、ジョブ終了時刻308、ジョブ終了ステータス309、ジョブ投入者のユーザID310を含む。さらに、履歴データ内容は、装置がジョブ毎に発行するジョブ受付番号311、ジョブ中のプリント、スキャン枚数、あるいはプリントで使用した用紙サイズをカウントしたジョブカウンタ情報312を含む。
また、本実施形態において、300はジョブ一件につき記録されるレコードであり、本実施形態では、コピー、プリンタ、スキャン、FAXの種別ごとにジョブ種別履歴情報350をそれぞれ24件分、バックアップしているものとする。
図8は、図5に示したLogManager1528により管理されるジョブ履歴の管理状態を説明する図である。本実施形態では、コピー動作においてLogManager1528によってどのようにジョブ履歴が管理されるかを説明する。また、本実施形態では、ジョブ種別がコピージョブである場合を示す。
図8において、ジョブ種別履歴情報350は、ジョブ履歴はジョブ種別に、それぞれ24レコード分のリングバッファRBから構成され、個々のレコードには1〜24のレコード番号が割り当てられる。
また、LogManager1528は、次のジョブ履歴を書き込むリングバッファ上のレコード位置をWritePointer(WP)として、また最後に読み込まれたレコード位置をReadPointer(RP)として記録する。これにより、未読込みのレコードの上書きを検知する。
また、履歴の上書きが発生した回数をカウントするOverWriteCounterも保持している。これにより、履歴の読込みが行われないまま履歴の上書きが続いて、WritePointer(WP)がリングバッファを一周するたびにOverWriteCounterをカウントアップする。つまり、履歴の上書きが発生していることと、どの程度履歴の上書きが続いているかを記録している。
また、OverWriteCounterが「0」以外、つまり未読込み履歴の上書きが発生中に履歴の読込みが行われた場合には、LogManager1528はOverWriteCounterをゼロクリアする。
図8の(A)に示す初期状態では、画像形成装置1001が稼動開始して、まだジョブが実行されていない状態ではジョブ履歴も一件も書き込まれていない。このためWritePointer(WP)はレコード番号=1を、ReadPointer(RP)はレコード番号=0(読込みが一回も発生していない)を保持している。
画像形成装置1001は、コピージョブを12回実行後の状態が、図8の(B)の状態であり、書き込み済み、かつ未読込みのレコードを網掛けで表記している。
この状態ではWritePointerは次に履歴を書き込む位置としてレコード番号=13を指し、ReadPointerは読込みが行われていないため初期値であるReadPointer=0のままである。
続いて、新たなジョブ実行がなく、履歴収拾ホストから書き込み済み履歴を12件全ての履歴読み取りがされた状態が図8に示す(C)であり、新たな履歴書き込みはされていないのでWritePointer=13のままである。また、読込みは、図8に示す(B)で書き込み済みの12件全てが読み込まれたので、ReadPointer=12を指している。
さらに、図8の(C)に示す通り未読込みの履歴レコードは存在しない状態となる。さらに、図8の(C)に示す状態に続いて、履歴読込みが行われないままに新たに19回のコピーが動作する。すると、リングバッファRBは、図8の(C)に示す状態から、図8の(D)に示す状態に遷移する。つまり、19件の履歴が書き込まれてWirtePointerはリングバッファRBを一周して先頭から再度履歴書き込みを行う。これにより、WritePointerは次に書き込むレコード番号=8を保持した状態となる。
さらに、続いて、5回のコピーが行われると、図8の(D)に示す状態から、図8の(E)に示す状態に遷移する。
つまり、WritePointerとReadPointerは同じ「12」を指し、リングバッファRB上は全て未読み込みの履歴レコードとなり、この後、履歴読込みが行われないまま新たなコピーが3回行われる。これにより、リングバッファRBは、図8の(E)に示す状態から、図8の(F)に示す状態に遷移する。
つまり、未読込みのレコード12、13、14が新しい履歴情報で上書きされる状態となる。これにより、図1に示した履歴情報収集ホスト1050による履歴集計が行われないまま履歴情報が失われてしまうこととなる。
ここで、本実施形態では、履歴情報の上書きが発生する場合、新たな履歴が発生しないように画像形成装置1001の動作を制限するために、図9に示す制御手順を実行する。なお、図6に示した履歴情報上書き時の動作設定画面において、ユーザが上書き禁止設定ボタン202をあらかじめ環境設定画面において設定されているものとする。また、操作部2012において、図6に示す設定画面を図示しないタブシートやキーを選択する操作により呼び出す。そして、上書き禁止設定ボタン202か、上書き許可設定ボタン203か、いずれかを選択可能となっている。
ここで、ユーザが所望する設定ボタンを選択し、確定ボタン204を押下すると、LogManager1528へ本設定値が通知され以後の機器動作に反映される。そして、本設定値は、RAM2002のNVRAM領域あるいはHDD2004に保持され、LogManager1528により参照可能に構成されている。
このように本実施形態における画像形成装置は、所定の画像形成動作要求に伴う動作履歴情報を所定の動作履歴情報を介して管理するデータ処理装置と通信可能も構成されている。例えば所定の画像形成動作要求として、コピージョブ、プリントジョブ、スキャンジョブ、FAXジョブ等の要求が含まれている。
そして、上記LogManager1528は、所定の不揮発性記憶領域に対する所定の動作履歴情報の書き込み位置と前記データ処理装置が前記所定の不揮発性記憶領域から読み出した所定の動作履歴情報の読み出し位置とを制御するメモリ管理機能を備える。
また、操作部2012に図6に示した履歴情報上書き時の動作設定画面を表示する。そして、ユーザが上書き禁止設定ボタン202または上書き許可設定ボタン203を選択することで、新たに要求される所定の動作履歴情報を前記読み出し位置を越えて前記所定の不揮発性記憶領域に上書きするかどうかを設定する。
このような設定の下で、CPU2001は、書き込み位置が読み出し位置を越えるようなジョブ要求が発生した場合、メモリ管理機能で書き設定要求に基づいて、新たに要求される所定の画像形成動作要求の実行を図9に示す制御手順に基づいて制御する。
また、新たに要求される所定の画像形成要求により前記書き込み位置が前記読み出し位置を越える場合に、未読み込み状態の履歴情報が消失することを前記データ処理装置に通知する通知機能を有する。
さらに、所定の不揮発性記憶領域は、図8に示したように、リングバッファで構成している。本実施形態では、例えば1〜24個のレコードでリングバッファが構成されている例を示し、それぞれのWritePointerとReadPointerが管理されている例である。
また、LogManager1528は、所定の画像形成動作要求の属性毎に所定の動作履歴情報の読み出し位置とを制御している。本実施形態では、図7に示すように、コピージョブ、プリンタジョブ、スキャンジョブ、FAXジョブ等のジョブ属性に応じて、履歴情報がそれぞれ管理されている例を示す。
図9は、本実施形態を示す画像形成装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本処理は、図8に示したリングバッファRBにおけるWritePointerとReadPointerが同一となった場合に、ユーザが上書き禁止設定ボタン202を設定していれば、ジョブ履歴の上書き処理を制限する処理に対応する。また、(101)〜(108)は各ステップを示す。各ステップは、図4に示したCPU2001がHDD2004、ROM2003等に記憶された制御プログラムをRAM2002にロードして実行することで実現される。なお、ここで、制御プログラムとは、図5に示したLogManager1528によるもとする。
まず、画像形成装置1001で、操作部2012からスタートキー2014が押下され、コピージョブが投入されると、JobManager1519はジョブの実行開始する前に、該当ジョブ種の履歴管理状態をLogManager1528に問い合わせる。これにより、本処理が開始される。
そして、ステップ(101)で、LogManager1528は該当するジョブ種の履歴管理情報をチェックし、新たなジョブ実行によって未読込みの履歴上書きが発生するかどうかを判定する。具体的には、図8に示したリングバッファRBにおけるWritePointerとReadPointerが同一か否かにより判定を行う。
ここで、例えば図8の(E)に示したように、リングバッファRB上でのWritePointerとReadPointerが同一レコードを指すとLogManager1528が判定した場合は、ステップ(102)へ進む。これは、新たな履歴発生によって未読み込みレコードの上書きが発生するためである。一方、同一でないと判定した場合は、ステップ(103)へ進む。
そして、ステップ(102)で、LogManager1528が操作部2012でユーザが設定している履歴上書きの設定が「許可」状態であるか保持されている値から判定する。ここで、LogManager1528が許可されていないと判定した場合は、ステップ(109)で、後続するジョブの受付けを中止して、図(108)へ進む。
具体的には、LogManager1528は、JobManager1519に対してジョブ実行開始不可であることを通知する。該通知をうけたJobManager1519では、ユーザが開始しようとしたコピージョブ受付処理を中止し、ジョブ実行を行わず1、ステップ(108)へ進み、ジョブ処理を終了する。
このとき、ユーザに対してジョブが実行されなかった理由を通知する表示を操作部2012にて行ってもよい。また、同様に予め該ジョブが履歴フルのために実行できない旨をユーザに通知する表示画面として、操作部2012全体をジョブ開始の操作自体を禁止した状態としておくことも可能である。なお、ジョブは、コピージョブに限られない。
一方、ステップ(102)で、LogManager1528が履歴上書きの設定が「許可」状態であると判定した場合は、ここで履歴上書き禁止の設定であった場合、102のチェックでWritePointerとReadPointerが異なるレコード番号を指す場合は、ステップ(103)へ進む。これは、未読込み履歴の上書きは発生しないためである。ここで、JobManager1519は、コピー動作をユーザが操作部2012から行った設定内容に基づいて実行し、ジョブが終了すると、LogManager1528へジョブ終了と履歴として保存すべき情報を通知する。
そして、ステップ(104)で、LogManager1528は現在WritePointerが指しているリングバッファRB上のレコードに履歴情報を書き込むと共に、ステップ(105)で、WritePointerを1つ進める。
そして、ステップ(106)で、LogManager1528が履歴上書きでリングバッファRBを1周しているかどうかを判断する。ここで、LogManager1528が1周していないと判断した場合は、未読込み履歴の上書き自体が発生していないため、ステップ(108)へ進む。
一方、ステップ(106)で、LogManager1528が1周していると判断した場合は、ステップ(107)で、OverWriteCountをカウントアップして、ステップ(108)で、ジョブ終了処理を行い、本処理を終了する。
これにより、画像形成装置1001の動作履歴情報を漏れなく確実にリモートの履歴情報集計ホスト1050から集計することが可能となる。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、操作部2012から、図6に示す履歴情報上書き時の動作設定画面を表示して、ユーザが上書き動作設定を行う場合について説明した。
しかしながら、上記履歴情報上書き時の動作設定画面を履歴情報集計ホスト1050のユーティリティ等で、履歴情報集計ホスト1050の表示画面にUI画面として表示させる。そして、同様の設定選択操作を行い、画像形成装置1001へ設定するコマンドを送信することで、同様の設定が画像形成装置1001に反映できるように構成してもよい。
〔第3実施形態〕
上記第1実施形態では、操作部2012から、図6に示す履歴情報上書き時の動作設定画面を表示して、ユーザがコピージョブ等で上書き動作設定によりジョブ実行を制限する場合について説明した。
しかしながら、履歴情報としてジョブ属性ごとに設定を反映させることで、特定のジョブについては制限し、他のジョブについては制限しないというようなジョブ履歴管理を行えるように構成してもよい。
〔第4実施形態〕
以下、図10に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像形成装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図10は、本発明に係る画像形成装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図9に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。
そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行わせる。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
また、ホストコンピュータ3000において各種処理を行う機能を実現する為のプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませる。そして、そのプログラムを実行することにより各処理を行っても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、揮発メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
具体的には、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発メモリ(RAM)である。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現する為のものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体およびプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。
本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するシステム構成図である。 図1に示した画像形成装置の構成を説明する図である。 図2に示した操作部の構成を説明する平面図である。 図1に示した画像形成装置のコントローラユニットの構成を説明するブロック図である。 図4に示したCUのソフトウエアモジュールの構成を説明するブロック図である。 図3に示した操作部に表示される履歴情報上書き時の動作設定画面の一例を示す図である。 図5に示したLogManagerにより管理されるジョブ履歴情報の管理ファイルの構造を説明する図である。 図5に示したLogManagerにより管理されるジョブ履歴の管理状態を説明する図である。 本実施形態を示す画像形成装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
1001 画像形成装置
1050 履歴集計ホスト
1528 LogManager
2000 コントローラユニット
2001 CPU
2002 RAM

Claims (12)

  1. 画像形成動作要求に伴う動作履歴情報を動作履歴情報を介して管理するデータ処理装置と通信可能な画像形成装置であって、
    不揮発性記憶領域に対する動作履歴情報の書き込み位置と、前記データ処理装置が前記不揮発性記憶領域から読み出した前記動作履歴情報の読み出し位置とを制御するメモリ管理手段と、
    新たに要求される動作履歴情報を前記読み出し位置を越えて前記不揮発性記憶領域に上書きするかどうかを設定する設定手段と、
    前記設定手段による上書き設定要求に基づいて、新たに要求される画像形成動作要求の実行を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成動作要求に伴う動作履歴情報を動作履歴情報を介して管理するデータ処理装置と通信可能な画像形成装置であって、
    不揮発性記憶領域に対する動作履歴情報の書き込み位置と、前記データ処理装置が前記不揮発性記憶領域から読み出した前記動作履歴情報の読み出し位置とを制御するメモリ管理手段と、
    新たに要求される動作履歴情報を前記読み出し位置を越えて前記不揮発性記憶領域に上書きするかどうかを設定する設定要求を前記データ処理装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段による上書き設定要求に基づいて、新たに要求される画像形成動作要求の実行を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 新たに要求される画像形成要求により前記書き込み位置が前記読み出し位置を越える場合に、未読み込み状態の履歴情報が消失することを前記データ処理装置に通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記不揮発性記憶領域は、リングバッファで構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記メモリ管理手段は、画像形成動作要求の属性毎に前記動作履歴情報の読み出し位置とを制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 画像形成動作要求に伴う動作履歴情報を動作履歴情報を介して管理するデータ処理装置と通信可能な画像形成装置における履歴管理方法であって、
    不揮発性記憶領域に対する動作履歴情報の書き込み位置と、前記データ処理装置が前記不揮発性記憶領域から読み出した前記動作履歴情報の読み出し位置とを制御するメモリ管理ステップと、
    新たに要求される動作履歴情報を前記読み出し位置を越えて前記不揮発性記憶領域に上書きするかどうかを設定する設定ステップと、
    前記設定ステップによる上書き設定要求に基づいて、新たに要求される画像形成動作要求の実行を制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする履歴管理方法。
  7. 画像形成動作要求に伴う動作履歴情報を動作履歴情報を介して管理するデータ処理装置と通信可能な画像形成装置における履歴管理方法であって、
    不揮発性記憶領域に対する動作履歴情報の書き込み位置と、前記データ処理装置が前記不揮発性記憶領域から読み出した前記動作履歴情報の読み出し位置とを制御するメモリ管理ステップと、
    新たに要求される動作履歴情報を前記読み出し位置を越えて前記不揮発性記憶領域に上書きするかどうかを設定する設定要求を前記データ処理装置から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップによる上書き設定要求に基づいて、新たに要求される画像形成動作要求の実行を制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする履歴管理方法。
  8. 新たに要求される画像形成要求により前記書き込み位置が前記読み出し位置を越える場合に、未読み込み状態の履歴情報が消失することを前記データ処理装置に通知する通知ステップを有することを特徴とする請求項1または2記載の履歴管理方法。
  9. 前記不揮発性記憶領域は、リングバッファで構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の履歴管理方法。
  10. 前記メモリ管理ステップは、画像形成動作要求の属性毎に前記動作履歴情報の読み出し位置とを制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の履歴管理方法。
  11. 請求項6〜10に記載の履歴管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  12. 請求項6〜10に記載の履歴管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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