JP2022059332A - 機器管理システム、機器管理装置、機器管理方法、及びプログラム - Google Patents

機器管理システム、機器管理装置、機器管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の処理を実行する電子機器で、利用者が対応できないエラーが発生したときに、エラー内容に応じた通知先に当該エラーに関する情報を通知する機器管理システムを提供する。【解決手段】機器管理システムは、電子機器の機器情報を収集する収集部と、前記機器情報に基づいて、利用者が対応できない旨と対応付けられている第1のエラーが前記電子機器で発生したか否かを判断する判断部と、前記電子機器で前記第1のエラーが発生した場合、前記第1のエラーに対応する通知先に、前記第1のエラーに関する情報を通知する通知部と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、機器管理システム、機器管理装置、機器管理方法、及びプログラムに関する。
所定の処理を実行する電子機器において、エラーが発生したときに、エラーに関する情報を利用者に通知するシステムがある。
例えば、特許文献1には、複数の情報端末から投入されるジョブを実行する画像形成装置が、エラーが発生したときに、各情報端末と画像形成装置と間の距離に基づいて、エラーに関する情報を通知する情報端末を決定する技術が開示されている。
特許文献1に開示された技術では、画像形成装置がエラーに関する情報を通知した利用者は、当該エラーを解決できるとは限らない。このように、従来のシステムは、所定の処理を実行する電子機器で、利用者が対応できないエラーが発生したときに、エラー内容に応じた通知先に当該エラーに関する情報を通知することができないという問題がある。
本発明の一実施形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、所定の処理を実行する電子機器で、利用者が対応できないエラーが発生したときに、エラー内容に応じた通知先に当該エラーに関する情報を通知する機器管理システムを提供する。
上記の課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る機器管理システムは、電子機器の機器情報を収集する収集部と、前記機器情報に基づいて、利用者が対応できない旨と対応付けられている第1のエラーが前記電子機器で発生したか否かを判断する判断部と、前記電子機器で前記第1のエラーが発生した場合、前記第1のエラーに対応する通知先に、前記第1のエラーに関する情報を通知する通知部と、を有する。
本発明の一実施形態によれば、所定の処理を実行する電子機器で、利用者が対応できないエラーが発生したときに、エラー内容に応じた通知先に当該エラーに関する情報を通知する機器管理システムを提供することができる。
一実施形態に係る機器管理システムのシステム構成の例を示す図である。 一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。 一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 第1の実施形態に係る機器管理システムの機能構成の例を示す図である。 第1の実施形態に係る機器管理システムが管理する情報の例を示す図(1)である。 第1の実施形態に係る機器管理システムが管理する情報の例を示す図(2)である。 第1の実施形態に係る機器管理システムの処理の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る解析担当者の通知先の取得処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る機器情報管理システムの機能構成の例を示す図である。 第2の実施形態に係る在庫情報の一例のイメージを示す図である。 第2の実施形態に係る判断処理の例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、一実施形態に係る機器管理システムのシステム構成の例を示す図である。機器管理システム100は、一例として、情報収集サーバ101、機器管理サーバ102、開発者情報管理サーバ103、保守情報管理サーバ104、サプライヤ情報管理サーバ105、及び利用者情報管理サーバ106等を含む。
情報収集サーバ101は、例えば、コンピュータの構成を有する情報処理装置、又は複数の情報処理装置を含むシステムである。情報収集サーバ101は、1つ以上の電子機器10が、通信ネットワークを介して送信する機器情報を収集する。
ここで、電子機器10は、例えば、インターネット、又はLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークに接続され、定期的に電子機器10に関する情報である機器情報を送信する機器である。電子機器10には、例えば、プリンタ、スキャナ、コピー、ファクシミリ等の機能を有するMFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成装置等が含まれる。
ただし、電子機器10は、通信ネットワークに接続され、情報収集サーバ101に所定の機器情報を送信する装置であれば、画像形成装置に限られない。例えば、電子機器10は、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、又はデジタルサイネージ等の出力装置が含まれていても良い。また、電子機器には、例えば、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、通信装置、又は情報処理装置が含まれていても良い。ここでは、一例として、電子機器10が、画像形成装置であるものとして、以下の説明を行う。
電子機器10が送信する機器情報には、例えば、印刷、コピー、又はスキャン等の電子機器10が実行した処理内容を示す履歴情報、及び電子機器10で発生したエラーの内容を示すエラー情報等が含まれる。また、エラー情報には、例えば、「機器のシリアル番号」、「機器のロケーション情報」、「エラーの種類」、「エラーコード」、及び「エラーの発生日時」等の情報が含まれる。
情報収集サーバ101は、1つ以上の電子機器10から送信される機器情報を収集し、記憶部等に記憶して管理する。また、情報収集サーバ101は、収集した機器情報にエラー情報が含まれている場合、エラー情報を含む機器情報を、機器管理サーバ102に通知する。
機器管理サーバ(機器管理装置)102は、例えば、コンピュータの構成を有する情報処理装置、又は複数の情報処理装置を含むシステムである。機器管理サーバ102は、情報収集サーバ101から通知される機器情報に基づいて、電子機器10で発生したエラーに関する情報を、より適切な通知先に通知する。
例えば、機器管理サーバ102は、通知された機器情報に含まれるエラー情報が、電子機器10を利用する利用者が対応可能なエラーである場合、電子機器10の利用者に対応する通知先に、発生したエラーに関する情報を通知する。ここで、利用者が対応可能なエラーは、例えば、紙詰まり、用紙切れ等の軽度のエラー等を含む。また、利用者に対応する通知先は、例えば、電子機器10を利用する利用者(例えば、企業、施設、組織、又は個人)のメールアドレス、又は利用者が利用する情報端末20に情報を通知するための情報(例えば、アカウント情報、電話番号)等を含む。
機器管理サーバ102は、例えば、電子機器10を利用する利用者の情報を管理する利用者情報管理サーバ106等から、利用者に対応する通知先(例えば、メールアドレス)を取得することができる。
また、機器管理サーバ102は、通知された機器情報に含まれるエラー情報が、電子機器10を利用する利用者が対応可能なエラーではない場合、当該エラーに対応可能な通知先の情報を取得し、電子機器10で発生したエラーに関する情報を通知する。
例えば、機器管理サーバ102は、通知された機器情報に含まれるエラー情報が、利用者が対応可能なエラーではなく、かつ電子機器10の消耗品に関するエラーである場合、消耗品を供給するサプライヤに対応する通知先に発生したエラーに関する情報を通知する。ここで、消耗品に関するエラーは、例えば、トナーの交換が必要であることを示すエラー等を含む。また、サプライヤに対応する通知先は、例えば、電子機器10に関する消耗品を供給するサプライヤのメールアドレス、又はサプライヤが利用する情報端末20に情報を通知するための情報等を含む。なお、サプライヤに対応する通知先は、例えば、電子機器10が設置された組織内で、消耗品を支給する管理者、又は管理部門のメールアドレス等であっても良い。
機器管理サーバ102は、例えば、電子機器10の消耗品を共有するサプライヤの情報を管理するサプライヤ情報管理サーバ105等から、サプライヤに対応する通知先(例えば、メールアドレス、電話番号、アカウント情報等)を取得することができる。
また、機器管理サーバ102は、通知された機器情報に含まれるエラー情報が、利用者が対応可能なエラーではなく、かつ保守担当者が対応できるエラーである場合、電子機器10を保守する保守担当者に対応する通知先に発生したエラーに関する情報を通知する。ここで、保守担当者が対応できるエラーは、例えば、ユニット又は部品等の交換、修理、及び調整等を含む。また、保守担当者に対応する連絡先は、例えば、電子機器10の保守を担当する保守担当者、又は保守を請け負う会社のメールアドレス等を含む。なお、保守担当者に対応する連絡先は、例えば、保守担当者が利用する情報端末20に情報を通知するための情報(アカウント情報、電話番号等)等であっても良い。
機器管理サーバ102は、例えば、電子機器10を保守する保守担当者の情報を管理する保守情報管理サーバ104等から、保守担当者に対応する通知先(例えば、メールアドレス、電話番号、アカウント情報等)を取得することができる。
さらに、機器管理サーバ102は、通知された機器情報に含まれるエラー情報が、利用者、サプライヤ、及び保守担当者のいずも対応できない場合、障害を解析する解析担当者に対応する通知先に、発生したエラーに関する情報を通知する。ここで、障害を解析する解析担当者は、例えば、電子機器10のハードウェア、又はソフトウェアを開発した開発者等を含む。
機器管理サーバ102は、例えば、電子機器10のハードウェア、及びソフトウェアを開発した開発者の情報を管理する開発者情報管理サーバ103等から、開発者に対応する通知先(メールアドレス、電話番号、アカウント情報等)を取得することができる。
このように、機器管理サーバ102は、通知された機器情報に含まれるエラー情報が、電子機器10を利用する利用者が対応可能なエラーではない場合、当該エラーを解決し得る通知先の情報を取得し、電子機器10で発生したエラーに関する情報を通知する。
開発者情報管理サーバ103、保守情報管理サーバ104、サプライヤ情報管理サーバ105、及び利用者情報管理サーバ106は、例えば、コンピュータの構成を有する情報処理装置、又は複数の情報処理装置を含むシステムである。
情報端末20は、例えば、利用者、サプライヤ、保守担当者、又は開発者等が利用する、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット端末、又はウェアブル端末等の情報処理装置である。
上記の構成により、機器管理システム100は、所定の処理を実行する電子機器10で、利用者が対応できないエラーが発生した場合、より適切な通知先(エラーを解決し得る通知先)を決定し、決定した通知先に、発生したエラーに関する情報を通知する。これにより、本実施形態によれば、所定の処理を実行する電子機器10で、利用者が対応できないエラーが発生したときに、エラー内容に応じた通知先に当該エラーに関する情報を通知する機器管理システムを100提供することができる。
なお、図1に示す機器管理システム100のシステム構成は一例である。例えば、情報収集サーバ101の機能は、機器管理サーバ102に含まれていても良い。また、開発者情報管理サーバ103、保守情報管理サーバ104、サプライヤ情報管理サーバ105、及び利用者情報管理サーバ106の機能のうち、少なくとも一部は、機器管理サーバ102に含まれていても良い。さらに、開発者情報管理サーバ103、保守情報管理サーバ104、サプライヤ情報管理サーバ105、及び利用者情報管理サーバ106の機能は、機器管理システム100の外部のクラウドサービス等によって実現されるものであっても良い。
<ハードウェア構成>
(コンピュータのハードウェア構成)
情報収集サーバ101、機器管理サーバ102、開発者情報管理サーバ103、保守情報管理サーバ104、サプライヤ情報管理サーバ105、利用者情報管理サーバ106、及び情報端末20等は、1つ以上のコンピュータによって実現される。
図2は、一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。コンピュータ200は、例えば、図2に示されるように、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、HD(Hard Disk)204、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ205、ディスプレイ206、外部機器接続I/F(Interface)207、ネットワークI/F208、キーボード209、ポインティングデバイス210、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ212、メディアI/F214、及びバスライン215等を備えている。
これらのうち、CPU201は、コンピュータ200全体の動作を制御する。ROM202は、例えば、IPL(Initial Program Loader)等のコンピュータ200の起動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、例えば、CPU201のワークエリア等として使用される。HD204は、例えば、OS(Operating System)、アプリケーション、デバイスドライバ等のプログラムや、各種データを記憶する。HDDコントローラ205は、例えば、CPU201の制御に従ってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。
ディスプレイ206は、例えば、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。なお、ディスプレイ206は、コンピュータ200の外部に設けられていても良い。外部機器接続I/F207は、例えば、ローカル機器等の外部装置を接続するUSB等のインタフェースである。ネットワークI/F208は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインタフェースである。
キーボード209は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス210は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行なう入力手段の一種である。なお、キーボード209、及びポインティングデバイス210は、コンピュータ200の外部に設けられていても良い。
DVD-RWドライブ212は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW211に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RW211は、DVD-RWに限らず、DVD-R等であっても良い。メディアI/F214は、フラッシュメモリ等のメディア213に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。バスライン215は、上記の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバス、データバス及び各種の制御信号等を含む。
(画像形成装置のハードウェア構成)
ここでは、電子機器10の一例である画像形成装置(MFP)のハードウェア構成の例について説明する。
図3は、一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。画像形成装置300は、例えば、図3に示されるように、コントローラ310、近距離通信回路320、エンジン制御部330、操作パネル340、ネットワークI/F350、及び外部機器接続I/F660等を備えている。
これらのうち、コントローラ310は、コンピュータの主要部であるCPU301、システムメモリ(MEM-P)302、ノースブリッジ(NB)303、サウスブリッジ(SB)304、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)305、ローカルメモリ(MEM-C)306、HDDコントローラ307、及び、HD308等を有し、NB303とASIC305との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス311で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU301は、所定のプログラムを実行することにより、画像形成装置300の全体制御を行なう演算部である。NB303は、CPU301と、MEM-P302、SB304、及びAGPバス311とを接続するためのブリッジであり、MEM-P302に対する読み書き等を制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM-P302は、コントローラ310の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM302a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM302bとからなる。なお、RAM302bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。
SB304は、NB303とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC305は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス311、PCIバス312、HDDコントローラ307、及びMEM-C306をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC305は、PCIターゲット及びAGPマスタ、ASIC305の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C306を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジック等により画像データの回転等を行なう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部331及びプリンタ部332との間でPCIバス312を介したデータ転送を行なうPCIユニットとからなる。
MEM-C306は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD308は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行なうためのストレージである。なお、HD308は、例えば、OS、アプリケーション、デバイスドライバ等のプログラムや、各種データを記憶しても良い。HDDコントローラ307は、CPU301の制御に従ってHD308に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス311は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM-P302に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
近距離通信回路320は、近距離通信回路用のアンテナ320a等を用いて、各種の近距離無線通信を行なう。エンジン制御部330は、例えば、スキャナ部331及びプリンタ部332等によって構成されている。スキャナ部331は、原稿等を読み取る読取装置である。プリンタ部332は、印刷データを印刷媒体に印刷する印刷装置である。スキャナ部331又はプリンタ部332には、例えば、誤差拡散やガンマ変換等の画像処理部分が含まれている。
操作パネル340は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部340a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作ボタン340bを備えている。コントローラ310は、画像形成装置300の全体の制御を行ない、例えば、描画、通信、操作パネル340からの入力等を制御する。
また、ネットワークI/F350は、通信ネットワークを利用してデータ通信を行うためのインタフェースである。外部機器接続I/F360は、画像形成装置300に外部装置を接続するための、例えば、USB等のインタフェースである。近距離通信回路320、ネットワークI/F350、及び外部機器接続I/F360は、例えば、PCIバス312を介して、ASIC305に電気的に接続されている。
なお、電子機器10は、コンピュータの構成と、ネットワークI/F350とを備えていれば良く、他のハードウェア構成は任意の構成であって良い。
[第1の実施形態]
<機能構成>
続いて、第1の実施形態に係る機器管理システム100の機能構成について説明する。図4は、第1の実施形態に係る機器管理システムの機能構成の例を示す図である。機器管理システム100は、1つ以上のコンピュータ200で所定のプログラムを実行することにより、例えば、図4に示すような機能構成を実現している。例えば、機器管理システム100は、通信部401、収集部402、判断部403、通知先決定部404、通知部405、取得部406、利用者情報管理部407、サプライヤ情報管理部408、保守情報管理部409、開発者情報管理部410、及び記憶部411を有する。なお、上記の各機能構成のうち、少なくとも一部は、ハードウェアによって実現されるものであっても良い。
通信部401は、ネットワークI/F208を用いて、機器管理システム100を、例えば、インターネット、又はLAN(Local Area Network)等を含む通信ネットワークNに接続し、1つ以上の電子機器10、及び1つ以上の情報端末20等と通信する。
収集部402は、1つ以上の電子機器10の機器情報を収集する。例えば、収集部402は、画像形成装置300等の電子機器10が送信する機器情報を、通信部401を介して受信し、受信した機器情報を記憶部411等に記憶する。
判断部403は、収集部402が収集する電子機器10の機器情報にエラー情報が含まれている場合(電子機器10でエラーが発生した場合)、電子機器10で発生したエラーが、利用者が対応できない第1のエラーであるか否かを判断する。
好ましくは、判断部403は、収集部402が収集する電子機器10の機器情報にエラー情報が含まれている場合、電子機器10で発生したエラーが、利用者が対応できる第2のエラーであるか否かも判断する。
ここで、電子機器10の機器情報に含まれるエラー情報は、例えば、「機器のシリアル番号」、「機器のロケーション情報」、「エラーの種類」、「エラーコード」、及び「エラーの発生日時」等の情報を含むものとする。また、機器情報、又はエラー情報は、エラーを解析するためのログ情報等を含むものとする。
「機器のシリアル番号」は、電子機器10を識別する識別情報の一例であり、例えば、機器ID、又は機器名等の情報であっても良い。「機器のロケーション情報」は、電子機器10が設置されている地域を特定するための情報であり、例えば、電子機器10の位置を示す座標情報、住所、事業所名、又はフロア名等の情報を含む。「エラーの種類」は、電子機器10のエラーを、例えば、障害領域(ハードウェア、又はソフトウェア等)、機能(例えば、コピー、プリント、スキャン等)、重要度、又は難易度等で複数のグループに分類し、発生したエラーが属するグループを示す情報である。「エラーコード」は、エラーの内容を識別するための識別情報であり、例えば、エラーID、又はエラー名等であっても良い。「エラーの発生日時」は、エラーが発生した日付、及び時間を示す情報である。
また、機器管理システム100は、例えば、図5(A)に示すような通知先情報501を、記憶部411等に予め記憶している。図5(A)の例では、通知先情報501は、複数のエラーコード(又はエラーID)と、各エラーコードに対応する通知先の情報(利用者、保守担当者、サプライヤ等)とを記憶している。
例えば、判断部403は、図5(A)に示すような通知先情報501を用いて、エラー情報に含まれるエラーコードに対応する通知先が「利用者」である場合、電子機器10で利用者が対応できる第2のエラーが発生したと判断することができる。また、判断部403は、通知先情報501を用いて、エラー情報に含まれるエラーコードに対応する通知先が「利用者」でない場合、電子機器10で利用者が対応できない第1のエラーが発生したと判断することができる。
別の一例として、機器管理システム100は、通知先情報501に、複数のエラーの種類と、各エラーの種類に対応する通知先の情報とを記憶していても良い。この場合、判断部403は、エラー情報に含まれる「エラーの種類」と、通知先情報501とを用いて、電子機器10で利用者が対応できない第1のエラーが発生したか否かを判断することができる。
このように、判断部403は、収集部402が収集する電子機器10の機器情報に基づいて、利用者が対応できない旨と対応付けられている第1のエラーが電子機器10で発生したか否かを判断する。なお、図5(A)に示す通知先情報501において、エラーコード「Error3」、「Error4」、及び「Error5」に対応するエラーは、利用者が対応できない旨と対応付けられている第1のエラーの一例である。
また、判断部403は、収集部402が収集する電子機器10の機器情報に基づいて、利用者が対応できる旨と対応付けられている第2のエラーが電子機器10で発生したか否かを判断する。なお、図5(A)に示す通知先情報501において、エラーコード「Error1」、及び「Error2」に対応するエラーは、利用者が対応できる旨と対応付けられている第2のエラーの一例である。
通知先決定部404は、電子機器10で発生したエラーに関する情報を通知する通知先を決定する。
例えば、通知先決定部404は、電子機器10で利用者が対応できる第2のエラーが発生した場合、利用者情報管理部407が管理する情報を用いて、第2のエラーに関する情報を通知する通知先を決定する。
利用者情報管理部407は、例えば、図5(B-1)に示すような利用者情報502、及び図5(B-2)に示すような利用機器情報503を、記憶部411等に記憶して管理している。通知先決定部404は、例えば、エラー情報に含まれる「機器のシリアル番号」を用いて、利用機器情報503から利用者IDを特定し、特定した利用者IDを用いて、利用者情報502から通知先の情報(例えば、メールアドレス)を取得する。
また、通知先決定部404は、電子機器10で利用者が対応できない第1のエラーが発生した場合、第1のエラーに関する情報を通知する、より適切な通知先を決定する。
例えば、通知先決定部404は、電子機器10で発生した第1のエラーが消耗品に関するエラーである場合、サプライヤ情報管理部408が管理する情報を用いて、第1のエラーに関する情報を通知する通知先を決定する。
サプライヤ情報管理部408は、例えば、図5(C)に示すようなサプライヤ情報504を、記憶部411等に記憶して管理している。通知先決定部404は、エラー情報に含まれる「機器のロケーション情報」を用いて、電子機器10が設置されている地域を特定し、特定した地域を用いて、サプライヤ情報504から通知先の情報(例えば、メールアドレス)を取得する。
また、通知先決定部404は、発生した第1のエラーが消耗品に関するエラーではなく、かつ電子機器10を保守する保守担当者が対応できるエラーである場合、保守情報管理部409が管理する情報を用いて、第1のエラーに関する情報を通知する通知先を決定する。
保守情報管理部409は、例えば、図6(A)に示すような保守担当情報601、及び図6(A-2)に示すような保守機器情報602を、記憶部411等に記憶して管理している。通知先決定部404は、エラー情報に含まれる「機器のシリアル情報」を用いて、保守機器情報602から保守担当IDを特定し、特定した保守担当IDを用いて、保守担当情報601から通知先の情報(例えば、メールアドレス)を取得する。
さらに、通知先決定部404は、電子機器10で発生した第1のエラーが消耗品に関するエラーではなく、かつ電子機器10を保守する保守担当者が対応できないエラーである場合、電子機器10の障害を解析する解析担当者を、通知先に決定する。この場合、通知先決定部は、例えば、後述する取得部406を用いて、解析担当者の通知先(例えば、メールアドレス)を取得する。
通知部405は、電子機器10で利用者が対応できない第1のエラーが発生した場合、通知先決定部404が決定した、第1のエラーに対応する通知先に、第1のエラーに関する情報を通知する。また、通知部405は、電子機器10で利用者が対応できる第2のエラーが発生した場合、電子機器10の利用者に対応する通知先に、第2のエラーに対応する情報を通知する。
取得部406は、電子機器10で発生した第1のエラーが消耗品に関するエラーではなく、かつ電子機器10を保守する保守担当者が対応できないエラーである場合、電子機器10の障害を解析する解析担当者に対応する通知先を取得する。取得部406は、例えば、機器情報に含まれるログ情報を解析して、電子機器10で発生している障害の障害領域、及び機能を特定し、特定した障害領域、及び機能を開発した開発者の通知先(例えば、メールアドレス)を取得する。
利用者情報管理部407は、例えば、図5(B-1)に示すような利用者情報502、及び図5(B-2)に示すような利用機器情報503を、記憶部411等に記憶して管理する。利用者情報管理部407は、例えば、図1の利用者情報管理サーバ106が実現しても良いし、機器管理サーバ102が実行するプログラムが実現しても良い。
サプライヤ情報管理部408は、例えば、図5(C)に示すようなサプライヤ情報504を、記憶部411等に記憶して管理する。サプライヤ情報管理部408は、例えば、図1のサプライヤ情報管理サーバ105が実現しても良いし、機器管理サーバ102が実行するプログラムが実現しても良い。
保守情報管理部409は、例えば、図6(A-1)に示すような保守担当情報601、及び図6(A-2)に示すような保守機器情報602を、記憶部411等に記憶して管理する。保守情報管理部409は、例えば、図1の保守情報管理サーバ104が実現しても良いし、機器管理サーバ102が実行するプログラムが実現しても良い。
開発者情報管理部410は、例えば、図6(B)に示すような開発者情報603を、記憶部411等に記憶して管理する。開発者情報管理部410は、例えば、図1の開発者情報管理サーバ103が実現するものであっても良いし、機器管理サーバ102が実行するプログラムが実現するものであっても良い。
図6(B)の例では、開発者情報603は、項目として、「開発者ID」、「開発者名」、「障害領域」、「機能」、及び「通知先」等の情報を含む。「開発者ID」は、開発者を識別する識別情報である。「開発者名」は、開発者の名前等を示す情報である。「障害領域」は、エラーが、ハードウェアに関するエラーであるか、ソフトウェアに関するエラーであるかを示す情報である。「機能」は、エラーが発生した機能を示す情報である。「通知先」は、開発者にエラーに関する情報を通知するためのメールアドレス等の情報である。
記憶部411は、コンピュータ200が備えるHD204、及びHDDコントローラ205等のストレージデバイスによって実現される。なお、記憶部411は、複数のコンピュータ200のストレージデバイスの組み合わせであっても良いし、1つのストレージサーバ等であっても良い。
なお、図4に示す機器管理システムに含まれる各機能構成は、例えば、図1に示すように、複数のサーバ装置によって実現されるものであっても良いし、1つの機器管理サーバ(機器管理装置)102によって実現されるものであっても良い。
<処理の流れ>
続いて、第1の実施形態に係る機器管理方法の処理の流れについて説明する。
(機器管理システムの処理)
図7は、第1の実施形態に係る機器管理システムの処理の例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、図4で説明した機能構成を有する機器管理システム100が、画像形成装置300(電子機器10の一例)から機器情報を受信したときに実行する処理の一例を示している。
ステップS701において、機器管理システム100の通信部401が、画像形成装置300が送信した機器情報を受信すると、機器管理システム100は、ステップS702以降の処理を実行する。
ステップS702において、収集部402は、通信部401が受信した機器情報を収集し、収集した機器情報にエラー情報が含まれている否かを判断する。機器情報にエラー情報が含まれていない場合、収集部402は、図7の処理を終了する。一方、機器情報にエラー情報が含まれている場合、収集部402は、処理をステップS703に移行させる。
ステップS703に移行すると、判断部403は、収集部402が収集した機器情報に基づいて、画像形成装置300で発生したエラーが、利用者が対応できない第1のエラーであるか、利用者が対応できる第2のエラーであるかを判断する。例えば、判断部403は、エラー情報からエラーコードを取得し、図5(A)に示すような通知先情報501において、取得したエラーコードに対応する通知先が「利用者」でない場合、画像形成装置300で利用者が対応できない第1のエラーが発生したと判断する。一方、判断部403は、通知先情報501において、取得したエラーコードに対応する通知先が「利用者」である場合、画像形成装置300で利用者が対応できる第2のエラーが発生したと判断する。
画像形成装置300で発生したエラーが、利用者が対応できる第2のエラーである場合、判断部403は、処理をステップS704に移行させる。一方、画像形成装置300で発生したエラーが、利用者が対応できない第1のエラーである場合、判断部403は、処理をステップS705に移行させる。
ステップS704に移行すると、通知先決定部404は、機器情報を送信した画像形成装置300の利用者に対応する通知先を取得する。例えば、通知先決定部404は、エラー情報から機器のシリアル番号を取得し、図5(B-2)に示すような利用機器情報503から、取得した機器のシリアル番号に対応する利用者IDを取得する。また、通知先決定部404は、図5(B-1)に示すような利用者情報502から、取得した利用者IDに対応する通知先(利用者のメールアドレス等)を取得する。
一方、ステップS705に移行すると、通知先決定部404は、画像形成装置300で発生したエラーが、消耗品に関するエラーであるか否かを判断する。例えば、通知先決定部404は、収集した機器情報に、消耗品に関するエラーが発生したことを示すエラー情報(例えば、Error4、又はError5)が含まれる場合、画像形成装置300で発生したエラーが、消耗品に関するエラーであると判断する。
画像形成装置300で発生したエラーが消耗品に関するエラーである場合、通知先決定部404は、処理をステップS706に移行させる。一方、画像形成装置300で発生したエラーが消耗品に関するエラーでない場合、通知先決定部404は、処理をステップS707に移行させる。
ステップS706に移行すると、通知先決定部404は、画像形成装置300が設置された地域のサプライヤに対応する通知先を取得する。例えば、通知先決定部404は、エラー情報から機器のロケーション情報を取得し、機器のロケーション情報から、画像形成装置300が設置されている地域を特定する。また、通知先決定部404は、図5(C)に示すようなサプライヤ情報504から、特定した地域に対応する通知先(サプライヤのメールアドレス等)を取得する。
一方、ステップS707に移行すると、通知先決定部404は、画像形成装置300で発生したエラーが、保守担当者が対応できるエラーであるか否かを判断する。例えば、通知先決定部404は、収集した機器情報に、保守担当者が対応できるエラーが発生したことを示すエラー情報(例えば、Error3)が含まれる場合、画像形成装置300で発生したエラーが、保守担当者が対応できるエラーであると判断する。
画像形成装置300で発生したエラーが、保守担当者が対応できるエラーである場合、通知先決定部404は、処理をステップS708に移行させる。一方、画像形成装置300で発生したエラーが、保守担当者が対応できるエラーでない場合、通知先決定部404は、処理をステップS709に移行させる。
ステップS708に移行すると、通知先決定部404は、エラーが発生した画像形成装置300の保守担当者に対応する通知先を取得する。例えば、通知先決定部404は、エラー情報から機器のシリアル番号を取得し、図6(A-2)に示すような保守機器情報602から、取得した機器のシリアル番号に対応する保守担当IDを取得する。また、通知先決定部404は、図6(A-1)に示すような保守担当情報601から、取得した保守担当IDに対応する通知先(保守担当者のメールアドレス等)を取得する。
一方、ステップS709に移行すると、通知先決定部404は、取得部406を用いて、画像形成装置300で発生している障害(エラー)を解析する解析担当者に対応する通知先を取得する。
図8は、第1の実施形態に係る解析担当者の通知先の取得処理の例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、図7のステップS709において、取得部406が、通知先決定部404からの要求に応じて実行する、解析担当者の通知先を取得する処理の一例を示している。
ステップS801において、取得部406は、機器情報に含まれるログ情報を取得する。ログ情報には、画像形成装置300で発生したエラーに関する、エラー情報より詳細な情報が含まれている。例えば、ログ情報には、エラーが発生したハードウェア(ユニット、部品、機能等)に関する情報、エラーが発生したソフトウェア(機能、モジュール等)に関する情報、又はエラーが発生したときのメモリの状態を示す情報等が含まれる。
ステップS802において、取得部406は、ログ情報から、画像形成装置300で発生したエラーの障害領域が、ハードウェアであるか、ソフトウェアであるかを解析する。また、ステップS803において、取得部406は、障害領域がハードウェアである場合、処理をステップS804に移行させる。一方、取得部406は、障害領域がハードウェアでない場合(障害領域がソフトウェアである場合)、処理をステップS806に移行させる。
ステップS804に移行すると、取得部406は、ログ情報から、障害が発生したハードウェアの機能を解析する。また、ステップS805において、取得部406は、例えば、図6(B)に示すような開発者情報603から、障害が発生したハードウェアの機能に対応する通知先(開発者のメールアドレス等)を取得する。
一方、ステップS803からステップS806に移行すると、取得部406は、障害が発生したソフトウェアの機能を解析する。また、ステップS807において、取得部406は、例えば、図6(B)に示すような開発者情報603から、障害が発生したソフトウェアの機能に対応する通知先(開発者のメールアドレス等)を取得する。
上記の処理により、取得部406は、画像形成装置300で、利用者、サプライヤ、及び保守担当者等が対応できないエラーが発生した場合、画像形成装置300を開発した開発者の通知先を取得する。また、上記の処理により、取得部406は、画像形成装置300を開発した開発者のうち、エラーが発生した障害領域、及び機能により詳しい開発者を、障害(エラー)を解析する解析者として選択することができる。
ここで、図7に戻り、機器管理システムの処理の説明を続ける。
ステップS710において、通知部405は、ステップS703~S708で取得した通知先(例えば、メールアドレス)に、エラーに関する情報を送信する。
上記の処理により、機器管理システム100は、画像形成装置300で、利用者が対応できないエラーが発生した場合、より適切な通知先(エラーを解決する通知先)に、エラーに関する情報を送信することができる。
なお、図7に示す機器管理システム100の処理は一例である。例えば、上記の処理では、通知先決定部404は、通知先情報501を用いて、電子機器10で発生したエラーが、利用者が対応できない第1のエラーであるか否かを判断している。ただし、これに限られず、通知先決定部404は、機器情報に含まれるログ情報を解析して、電子機器10で発生したエラーが、利用者が対応できない第1のエラーであるか否かを判断しても良い。
同様に、通知先決定部404は、機器情報に含まれるログ情報を解析して、電子機器10で発生したエラーが、消耗品に関するエラーであるか否か、又は保守担当者が対応できるエラーであるか否かを判断しても良い。
以上より、本実施形態によれば、所定の処理を実行する電子機器10で、利用者が対応できないエラーが発生したときに、当該エラーを解消することを容易にする機器管理システム100を提供することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、判断部403は、収集部402が収集した機器情報と、図5(A)に示すような通知先情報501とを用いて、画像形成装置300で発生したエラーが、利用者が対応できる第2のエラーであるか否かを判断していた。しかし、この方法では、消耗品の在庫がある場合でも、サプライヤにエラーに関する情報が通知されるため、サプライヤの負担が大きくなる場合がある。
そこで、第2の実施形態では、判断部403は、消耗品の在庫情報をさらに用いて、画像形成装置300で発生したエラーが、利用者が対応できる第2のエラーであるか否かを判断する場合の例について説明する。
<機能構成>
図9は、第2の実施形態に係る機器管理システムの機能構成の例を示す図である。図9に示すように、第2の実施形態に係る機器管理システム100は、図4で説明した第1の実施形態に係る機器管理システム100の機能構成に加えて、在庫情報管理部901を有している。
在庫情報管理部901は、コンピュータ200で実行されるプログラムによって実現され、例えば、図10に示すような在庫情報1000を、記憶部411等に記憶して管理する。
図10は、第2の実施形態に係る在庫情報の一例のイメージを示す図である。図10の例では、在庫情報1000には、機器シリアル番号、消耗品種別、納入日、納入数量、平均消費日数、及び予想残量等の情報が記憶されている。これらの情報は、例えば、サプライヤが提供するものであっても良いし、画像形成装置300が設置された拠点で消耗品を管理する管理者(又は管理部門)等が提供するもの等であっても良い。
また、図10の例では、画像形成装置300ごとに、上記の各情報を管理しているが、これに限られず、例えば、画像形成装置300が設置された拠点ごとに、上記の各情報を管理しても良い。
<処理の流れ>
図11は、第2の実施形態に係る判断処理の例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、図7のステップS703において、判断部403が実行する判断処理の別の一例を示している。なお、図7のステップS703以外の処理については、第1の実施形態と同様で良い。
ステップS1101において、判断部403は、収集部402が収集した機器情報に含まれるエラー情報からエラーコードを取得する。
ステップS1102において、図5(A)に示すような通知先情報501において、取得したエラーコードに対応する通知先が「利用者」であるか否かを判断する。取得したエラーコードに対応する通知先が「利用者」である場合、判断部403は、処理をステップS1103に移行させる。一方、取得したエラーコードに対応する通知先が「利用者」でない場合、判断部403は、処理をステップS1104に移行させる。
ステップS1103に移行すると、判断部403は、画像形成装置300で、利用者が対応できるエラー(第2のエラー)が発生したと判断する。
一方、ステップS1104に移行すると、判断部403は、図5(A)に示すような通知先情報501において、取得したエラーコードに対応する通知先が「サプライヤ」であるか否かを判断する。取得したエラーコードに対応する通知先が「サプライヤ」である場合、判断部403は、処理をステップS1105に移行させる。一方、取得したエラーコードに対応する通知先が「サプライヤ」でない場合、判断部403は、処理をステップS1106に移行させる。
ステップS1105に移行すると、判断部403は、例えば、図10に示すような在庫情報1000を参照して、エラーが発生した消耗品の残量が閾値以上であるか否かを判断する。エラーが発生した消耗品の残量が閾値以上である場合、判断部403は、処理をステップS1103に移行させる。一方、エラーが発生した消耗品の残量が閾値未満である場合、判断部403は、処理をステップS1106に移行させる。
上記の処理により、機器管理システム100は、画像形成装置300で、消耗品に関するエラーが発生した場合でも、当該消耗品の在庫がある場合、サプライヤではなく、利用者に、エラーに関する情報を通知することができるようになる。
なお、例えば、画像形成装置300のトナー、用紙等の消耗品は、在庫があれば利用者でも補給することができる。従って、第2の実施形態によれば、所定の処理を実行する電子機器10で、利用者が対応できないエラーが発生したときに、より適切な通知先に、エラーに関する情報を通知することができる。
以上、本発明の各実施形態によれば、所定の処理を実行する電子機器10で、利用者が対応できないエラーが発生したときに、エラー内容に応じた通知先に当該エラーに関する情報を通知する機器管理システム100を提供することができる。これにより、所定の処理を実行する電子機器10で、利用者が対応できないエラーが発生したときに、当該エラーを解消することが容易になる。
<補足>
上記で説明した各実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
また、実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものに過ぎない。ある実施形態では、機器管理サーバ102は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、機器管理システム100に含まれる他のサーバも、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、機器管理システム100は、開示された処理ステップ、例えば図7、8、11を様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスは、機器管理サーバ102によって実行され得る。同様に、所定のユニットの機能は、情報収集サーバ101によって実行することができる。また、機器管理システム100の各要素は、1つのサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
10 電子機器
20 情報端末
100 機器管理システム
300 画像形成装置(電子機器の一例)
402 収集部
403 判断部
404 通知先決定部
405 通知部
406 取得部
901 在庫情報管理部
特開2017-019162号公報

Claims (10)

  1. 電子機器の機器情報を収集する収集部と、
    前記機器情報に基づいて、利用者が対応できない旨と対応付けられている第1のエラーが前記電子機器で発生したか否かを判断する判断部と、
    前記電子機器で前記第1のエラーが発生した場合、前記第1のエラーに対応する通知先に、前記第1のエラーに関する情報を通知する通知部と、
    を有する、機器管理システム。
  2. 前記判断部は、前記機器情報に基づいて、前記利用者が対応できる旨と対応付けられている第2のエラーが前記電子機器で発生したか否かを判断し、
    前記通知部は、前記電子機器で前記第2のエラーが発生した場合、前記利用者に対応する通知先に、前記第2のエラーに関する情報を通知する、請求項1に記載の機器管理システム。
  3. 前記通知部は、前記電子機器で前記第1のエラーが発生し、かつ前記機器情報に消耗品に関するエラーが発生したことを示すエラー情報が含まれる場合、前記消耗品を供給するサプライヤに対応する通知先に、前記第1のエラーに関する情報を通知する、請求項1又は2に記載の機器管理システム。
  4. 前記電子機器の消耗品の在庫情報を管理する在庫情報管理部を有し、
    前記判断部は、前記機器情報に前記消耗品に関するエラーが発生したことを示すエラー情報が含まれ、かつ前記消耗品の在庫がある場合、前記電子機器で前記利用者が対応できる第2のエラーが発生したと判断する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の機器管理システム。
  5. 前記通知部は、前記電子機器で前記第1のエラーが発生し、かつ前記機器情報に前記電子機器を保守する保守担当者が対応できるエラーが発生したことを示すエラー情報が含まれる場合、前記保守担当者に対応する通知先に、前記第1のエラーに関する情報を通知する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の機器管理システム。
  6. 前記通知部は、前記電子機器で前記第1のエラーが発生し、かつ前記機器情報に、消耗品に関するエラーが発生したことを示すエラー情報、及び前記電子機器を保守する保守担当者が対応できるエラーが発生したことを示すエラー情報が含まれていない場合、前記電子機器の障害を解析する解析担当者に対応する通知先に、前記第1のエラーに関する情報を通知する、請求項3乃至5のいずれか一項に記載の機器管理システム。
  7. 前記機器情報は、前記第1のエラーに関するログ情報を含み、
    前記機器管理システムは、前記ログ情報に基づいて、前記第1のエラーに関する情報を通知する前記解析担当者に対応する通知先を取得する取得部を有する、請求項6に記載の機器管理システム。
  8. 電子機器の機器情報を収集する収集部と、
    前記機器情報に基づいて、利用者が対応できない旨と対応付けられている第1のエラーが前記電子機器で発生したか否かを判断する判断部と、
    前記電子機器で前記第1のエラーが発生した場合、前記第1のエラーに対応する通知先に、前記第1のエラーに関する情報を通知する通知部と、
    を有する、機器管理装置。
  9. コンピュータが、
    電子機器の機器情報を収集する処理と、
    前記機器情報に基づいて、利用者が対応できない旨と対応付けられている第1のエラーが前記電子機器で発生したか否かを判断する処理と、
    前記電子機器で前記第1のエラーが発生した場合、前記第1のエラーに対応する通知先に、前記第1のエラーに関する情報を通知する処理と、
    を実行する、機器管理方法。
  10. コンピュータに、
    電子機器の機器情報を収集する処理と、
    前記機器情報に基づいて、利用者が対応できない旨と対応付けられている第1のエラーが前記電子機器で発生したか否かを判断する処理と、
    前記電子機器で前記第1のエラーが発生した場合、前記第1のエラーに対応する通知先に、前記第1のエラーに関する情報を通知する処理と、
    を実行させる、プログラム。
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