JP6470825B1 - 配置機構及びロボットシステム - Google Patents

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    • B65G47/91Devices for picking-up and depositing articles or materials incorporating pneumatic, e.g. suction, grippers

Abstract

【課題】簡単な装置構成で、扁平状に形成された食品を後工程が行い易いように整列位置に配置することができる配置機構を提供する。
【解決手段】複数の食品を整列位置に配置するための配置機構であって、前記複数の食品それぞれは、互いに平行して延在する一対の主面と、前記一対の主面を互いに結ぶ側面と、を含む扁平状に形成されており、前記整列位置において前記複数の食品それぞれがその側面を当接させた状態で載置される載置部と、前記載置部上に設けられ、前記整列位置において前記複数の食品それぞれがその一対の主面の少なくとも何れか一方を当接させる当接部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の食品を整列位置に配置するための配置機構及び複数の食品を搬送するためのロボットシステムに関する。
従来から、複数の食品を整列位置に配置するための配置機構が知られている。このような配置機構として、例えば、特許文献1には整列補助装置が提案されている。
特許文献1の整列補助装置は、往復移動装置を稼動させることで可動支持部材を左右方向に往復移動させると、複数の整列板が水平方向に往復移動し、食品搬送具の搬送面上の食品を移動して適切に広げられた状態で次工程へ搬送する。
特開2017−43450号公報
特許文献1の整列補助装置は、ミンチ状にした魚肉などの加工食品を対象としている。しかし、特許文献1には、互いに平行して延在する一対の主面と、当該一対の主面を互いに結ぶ側面と、を含む扁平状に形成された食品を後工程が行い易いように整列位置に配置することに関して記載されていない。また、特許文献1の整列補助装置は、装置構成が複雑であるという問題があった。
そこで、本発明は、簡単な装置構成で、扁平状に形成された食品を後工程が行い易いように整列位置に配置することができる配置機構及び配置機構を用いて複数の食品を整列位置に配置したあと、ロボットを用いて後工程を行うことが可能なロボットシステムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る配置機構は、複数の食品を整列位置に配置するための配置機構であって、前記複数の食品それぞれは、互いに平行して延在する一対の主面と、前記一対の主面を互いに結ぶ側面と、を含む扁平状に形成されており、前記整列位置において前記複数の食品それぞれがその側面を当接させた状態で載置される載置部と、前記載置部上に設けられ、前記整列位置において前記複数の食品それぞれがその一対の主面の少なくとも何れか一方を当接させる当接部と、を備え、前記載置部は、前記食品の側面に当接して前記食品を搬送する搬送部として構成され、前記当接部は、前記食品の一対の主面の少なくとも何れか一方に当接しつつ前記食品を整列位置まで案内する案内部として構成され、前記案内部は、前記搬送部の幅方向において内面どうしが互いに対向し、各々が前記搬送部の搬送方向と同じ方向に延びる長手寸法を有する第1案内部と第2案内部とを含み、且つ、前記第1又は前記第2案内部の何れか一方には、前記整列位置よりも後方部分の上端部から上方に向かうに連れて外向きに傾斜するように延在する傾斜板が設けられることを特徴とする。
上記構成によれば、本発明に係る配置機構は、簡単な装置構成で、扁平状に形成された食品を後工程が行い易いように整列位置に配置することができる。
前記搬送部は、搬送方向に進むに連れて下方へと傾斜するローラーコンベヤの搬送用ローラーであってもよい。
上記構成によれば、本発明に係る配置機構を一層簡単な装置構成とすることが可能となる。
前記課題を解決するために、本発明に係るロボットシステムは、複数の食品を整列位置に配置するための配置機構と、前記配置機構によって整列位置に配置される複数の食品と、前記複数の食品を搬送するためのロボットと、を備えるロボットシステムであって、前記複数の食品それぞれは、互いに平行して延在する一対の主面と、前記一対の主面を互いに結ぶ側面と、を含む扁平状に形成され、可食体と前記可食体をピロー包装した包装体とによって構成され、且つ、前記包装体のエンドシール部が前記食品の側面において前記一対の主面の縁部に沿って延びるように形成され、前記配置機構は、前記整列位置において前記複数の食品それぞれがその側面を当接させた状態で載置される載置部と、前記載置部上に設けられ、前記整列位置において前記複数の食品それぞれがその一対の主面の少なくとも何れか一方を当接させる当接部と、を有し、前記ロボットは、ロボットアームと、前記ロボットアームに取り付けられるエンドエフェクタと、前記ロボットアーム及び前記エンドエフェクタを制御するロボット制御部と、を有し、前記エンドエフェクタは、前記配置機構によって整列位置に配置された複数の食品それぞれのエンドシール部を厚さ方向に挟持することで、前記複数の食品を一度に纏めて保持するために、前記複数の食品それぞれのエンドシール部に対応した複数の挟持部を有し、前記複数の挟持部は、それぞれ、長手方向において一端から他端に向かうに連れて下方へと傾斜した状態で、且つ前記長手方向における一端側にずれた位置で前記エンドシール部を含む前記包装体の可食体が収容されていない部分を厚さ方向に挟持することを特徴とする。
上記構成によれば、配置機構を用いて複数の食品を整列位置に配置したあと、ロボットを用いて後工程を行うことが可能となる。
前記ロボットアームは、第1ロボットアームと第2ロボットアームとを含み、前記エンドエフェクタは、前記第1ロボットアームに取り付けられる第1エンドエフェクタと、前記第2ロボットアームに取り付けられる第2エンドエフェクタと、を含み、前記第1エンドエフェクタが前記食品を保持して前記配置機構まで搬送し、前記第2エンドエフェクタが前記配置機構によって整列位置に配置された複数の食品を一度に纏めて保持してもよい。
上記構成によれば、第1ロボットアーム及び第1エンドエフェクタを備えることで、複数の食品それぞれを容易に配置機構まで搬送することが可能となる。
前記第1エンドエフェクタは、前記複数の食品それぞれを前記整列位置よりも後方部分から前記配置機構に投入し、前記配置機構は、前記載置部が前記食品の側面に当接して前記食品を搬送する搬送部として構成され、前記当接部が前記食品の一対の主面の少なくとも何れか一方に当接しつつ前記食品を整列位置まで案内する案内部として構成されることで、前記第1エンドエフェクタにより投入された前記複数の食品それぞれを整列位置まで搬送してもよい。
上記構成によれば、ロボット及び配置機構を用いて複数の食品を効率良く整列位置に配置することが可能となる。
前記案内部は、前記搬送部の幅方向において内面どうしが互いに対向し、各々が前記搬送部の搬送方向と同じ方向に延びる長手寸法を有する第1案内部と第2案内部とを含み、前記第1又は前記第2案内部の何れか一方には、前記整列位置よりも後方部分の上端部から上方に向かうに連れて外向きに傾斜するように延在する傾斜板が設けられ、前記第1エンドエフェクタは、前記複数の食品それぞれを前記傾斜板から前記配置機構に投入してもよい。
上記構成によれば、ロボットを用いて配置機構に食品を容易に投入することが可能となる。
前記第1エンドエフェクタは、前記複数の食品それぞれを前記整列位置まで搬送して前記配置機構に配置してもよい。
上記構成によれば、配置機構を一層簡単な装置構成とすることが可能となる。
前記第1エンドエフェクタは、蛇腹状に形成されることで軸方向に伸縮可能な筒状の吸引部を有し、且つ、前記食品の一対の主面の何れか一方を前記吸引部に吸引することで前記食品を保持してもよい。
上記構成によれば、食品を吸引した際に吸引部が縮むことで当該食品が載置面から浮き上がる。これにより、当該食品を載置面から持ち上げる動作が不要となるため、第1エンドエフェクタを用いて一層容易に配置機構まで食品を搬送することが可能となる。
前記第1ロボットアーム及び前記第2ロボットアームは1台のロボットに含まれてもよい。
上記構成によれば、本実施形態に係るロボットシステムをコンパクト化することができる。
前記第1ロボットアーム及び前記第2ロボットアームは、それぞれ、その基端の回転軸が同一直線上に位置してもよい。
る。
上記構成によれば、本実施形態に係るロボットシステムを一層コンパクト化することができる。
本発明によれば、簡単な装置構成で、扁平状に形成された食品を後工程が行い易いように整列位置に配置することができる配置機構及び配置機構を用いて複数の食品を整列位置に配置したあと、ロボットを用いて後工程を行うことが可能なロボットシステムを提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る配置機構を備えるロボットシステムの全体構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る配置機構を備えるロボットシステムにおけるロボットの正面図である。 本発明の実施形態に係る配置機構を備えるロボットシステムにおける第1エンドエフェクタで食品を吸引して保持する様子を示す図であり、(A)が食品の上方に吸引部を位置させた図であり、(B)が食品の主面に吸引部を当接させた直後の図であり、(C)が食品の主面に当接させることで吸引部が縮んだ様子を示す図である。 本発明の実施形態に係る配置機構を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る配置機構の傾斜板及びその近傍部分を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る配置機構を用いて複数の食品を整列させたときのロボットシステムの全体構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る配置機構を用いて整列させた複数の食品を第2エンドエフェクタを用いて保持したときのロボットシステムの全体構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る配置機構を用いて整列させた複数の食品を第2エンドエフェクタを用いて保持したときの変形例を示す第2エンドエフェクタ及びその近傍部分を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るロボットシステムの変形例を示す斜視図である。
(全体構成)
以下、本発明の実施形態に係る配置機構及びロボットシステムについて図面を参照して説明する。なお、本実施形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下では、全ての図を通じて、同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(ロボットシステム10)
図1は、本実施形態に係る配置機構を備えるロボットシステムの全体構成を示す斜視図である。図1に示すように、ロボットシステム10は、本実施形態に係る配置機構30と、配置機構30によって整列される複数の食品130と、複数の食品130を搬送するためのロボット11と、複数の食品130を配置機構30及びロボット11が配置された位置まで順次搬送するベルトコンベヤ110と、配置機構30によって整列された複数の食品130を収容するための番重120と、を備える。
ロボットシステム10は、食品製造現場に適用され、食品130としてプラスチックフィルムなどの包装体142でピロー包装されたお握り140を配置機構30によって整列させる。したがって、複数の食品130それぞれは、お握り140(可食体)と、当該お握り140をピロー包装した包装体142と、によって構成される。そして、複数の食品130それぞれは、互いに平行して延在する第1主面132a及び第2主面132b(一対の主面)と、第1主面132aと第2主面132bとを互いに結ぶ側面134と、を含む扁平状に形成されている。図示するように、本実施形態では、第1主面132a及び第2主面132bそれぞれは、四角形状に形成されている。
(ロボット11)
主に図2及び図3に基づいて、ロボット11について説明する。図2は、本実施形態に係る配置機構を備えるロボットシステムにおけるロボットの正面図である。図3は、同ロボットシステムにおける第1エンドエフェクタで食品を吸引して保持する様子を示す図である。
本実施形態に係るロボット11は、台車に固定されたベース12と、ベース12に支持された第1ロボットアーム13a及び第2ロボットアーム13b(以下単に「一対のロボットアーム13a、13b」ということがある。)と、第1ロボットアーム13aの先端部に接続される第1エンドエフェクタ20a、及び第2ロボットアーム13bの先端部に接続される第2エンドエフェクタ20bと、ベース12内に収納されたロボット制御部28と、を備えている。ロボット11は、例えば、人一人分に相当する限られたスペース(例えば610mm×620mm)に設置することができる。
以下では、一対のロボットアーム13a、13bを広げた方向を左右方向と称し、基軸16の軸心に平行な方向を上下方向と称し、左右方向および上下方向に直交する方向を前後方向と称する。
(一対のロボットアーム13a、13b)
第1ロボットアーム13a(図中向かって右側のロボットアーム)及び第2ロボットアーム13b(図中向かって左側のロボットアーム)は、それぞれ、ベース12に対して移動可能に構成された水平多関節型のロボットアームである。一対のロボットアーム13a、13bは、それぞれ、アーム部15と、リスト部17と、を備えている。また、第1ロボットアーム13aの先端部には第1エンドエフェクタ20aが取り付けられ、且つ、第2ロボットアーム13bの先端部には第2エンドエフェクタ20bが取り付けられる。
アーム部15は、本例では、第1リンク15a及び第2リンク15bで構成されている。第1リンク15aは、ベース12の上面に固定された基軸16と回転関節J1により連結され、基軸16の軸心を通る回転軸L1まわりに回動可能である。第2リンク15bは、第1リンク15aの先端と回転関節J2により連結され、第1リンク15aの先端に規定された回転軸L2まわりに回動可能である。
リスト部17は、第1エンドエフェクタ20a又は第2エンドエフェクタ20bが取り付けられるメカニカルインターフェイス19を有し、第2リンク15bの先端と直動関節J3及び回転関節J4を介して連結されている。リスト部17は、直動関節J3によって、第2リンク15bに対し昇降移動可能である。リスト部17は、回転関節J4によって、第2リンク15bに対し垂直な回転軸L3まわりに回動可能である。
上記構成の一対のロボットアーム13a、13bは、それぞれ、関節J1〜J4を有する。そして、一対のロボットアーム13a、13bには、それぞれ、関節J1〜J4に対応付けられるように、図示しない駆動用サーボモータ、及び当該サーボモータの回転角を検出する図示しないエンコーダ等が設けられている。また、第1ロボットアーム13aの第1リンク15aにおける回転軸L1と、第2ロボットアーム13bの第1リンク15aにおける回転軸L1とは同一直線上に設けられ、第1ロボットアーム13aの第1リンク15aと第2ロボットアーム13bの第1リンク15aとは、上下に高低差を設けて配置されている。
(第1及び第2エンドエフェクタ20a,20b)
図3は、本実施形態に係るロボットシステムにおける第1エンドエフェクタで食品を吸引して保持する様子を示す図であり、(A)が食品の上方に吸引部を位置させた図であり、(B)が食品の主面に吸引部を当接させた直後の図であり、(C)が食品の主面に当接させることで吸引部が縮んだ様子を示す図である。
図3(A)〜(C)に示すように、第1エンドエフェクタ20aは、第1ロボットアーム13aのメカニカルインターフェイス19に接続されて水平方向に延びる基部21と、基部21の先端部に下方に延びるように取り付けられる吸引部22と、を有する。吸引部22は、蛇腹状に形成されることで軸方向に伸縮可能な筒状に形成される。
第1エンドエフェクタ20aで食品130を吸引して保持するには、まず、図3(A)に示すように、第1主面132aを搬送面に当接させ、第2主面132bを上向きにしてベルトコンベヤ110上を搬送されてくる食品130の上方に吸引部22を位置させる。次に、図3(B)に示すように、第1エンドエフェクタ20aを下降させて吸引部22の先端を食品130の第2主面132bに当接させる。すると、図3(C)に示すように、蛇腹状に形成されていることで吸引部22が軸方向に縮む。これにより、ベルトコンベヤ110の搬送面上から食品130が浮き上がる。本実施形態では、このようにして第1エンドエフェクタ20aが食品130を吸引して保持する。
再び図1及び図2を参照して、第2エンドエフェクタ20bは、第2ロボットアーム13bのメカニカルインターフェイス19に接続されて図2において紙面手前奥方向に延びる軸部材24と、軸部材24が延びる方向に互いに等間隔を空けて当該軸部材24の底部から下方へと延びるように設けられる5つの挟持部25と、を有する。5つの挟持部25は、それぞれ、図2において左右方向に並べて配置された一対の挟持片26a、26bが同左右方向における間隔を伸縮させることで食品130のエンドシール部148を厚さ方向において挟持して保持することができる。なお、5つの挟持部25は、それぞれ、独立して動作可能であってもよい。すなわち、例えば、5つの一対の挟持片26a、26bは、それぞれ、同左右方向における間隔を伸縮させるタイミングをずらすことが可能であってもよい。
(配置機構30)
図1などに示すように、本実施形態に係る配置機構30は、ベルトコンベヤ110と番重120との間で、ロボット11に沿うように配置される。図4は、本実施形態に係る配置機構を示す平面図である。図4などに示すように、配置機構30は、搬送方向に進むに連れて下方へと傾斜するローラーコンベヤ40の搬送用ローラー42(載置部、又は搬送部)と、当該搬送用ローラー42上に設けられ、食品130の第1主面132aに当接しつつ当該食品130を整列位置まで案内する第1案内板50a(当接部、案内部、又は第1案内部)と、食品130の第2主面132bに当接しつつ当該食品130を整列位置まで案内する第2案内板50b(当接部、案内部、又は第2案内部)と、を備える。
ローラーコンベヤ40は、複数のローラーが各々の軸線を配置機構30の幅方向に沿って延ばした状態で搬送方向に並べられることにより形成される搬送用ローラー42と、搬送用ローラー42の幅方向における一方の縁部に沿って設けられる第1側部44aと、搬送用ローラー42の幅方向における他方の縁部に沿って設けられる第2側部44bと、を備える。
第1案内板50aと第2案内板50bとは、搬送用ローラー42の幅方向において内面どうしが互いに対向するように設けられる。第1案内板50a及び第2案内板50bは、それぞれ、ローラーコンベヤ40の搬送方向と同じ方向に延びる長手寸法を有し、且つ、互いに同じ形状及び寸法を有する。配置機構30は、第1案内板50aの前端と第2案内板50bの前端とを結ぶように設けられる前端板55をさらに備える。
第1案内板50aは、配置機構30の幅方向における中央部を前後方向に延びるように設けられる。第1案内板50aは、その外面から外向きに向かうに連れて下方へと傾斜して延びるように設けられる4本の接続部52でローラーコンベヤ40の第1側部44aの上端部に接続されることで、その底部が搬送用ローラー42から離間した状態で配置される。
第2案内板50bは、配置機構30の幅方向における他方の縁部の近傍を前後方向に延びるように設けられる。第2案内板50bは、その外面から外向きに向かうに連れて下方へと傾斜して延びるように設けられる4本の接続部52でローラーコンベヤ40の第2側部44bの上端部に接続されることで、その底部が搬送用ローラー42から離間した状態で配置される。
図5は、本実施形態に係る配置機構の傾斜板及びその近傍部分を示す斜視図である。図5に示すように、第1案内板50aには、後端(整列位置よりも後方部分)の上端部から上方に向かうに連れて外向きに傾斜するように延在する傾斜板60が設けられる。傾斜板60は、その底面から外向きに向かうに連れて下方へと傾斜して延びるように設けられる2本の接続部54でローラーコンベヤ40の第1側部44aの上端部に接続されることで、上記のように傾斜した状態を維持する。
(複数の食品130を整列させ、且つ、後工程を行う一例)
上記実施形態に係る配置機構30を用いて複数の食品130を整列させ、且つ、後工程を行う一例について説明する。
まず、ベルトコンベヤ110によってその下流側まで搬送されてくる食品130の第2主面132b(一対の主面の何れか一方)を、図3(A)〜(C)に示すように、ロボット11が備える第1エンドエフェクタ20aの吸引部22に吸引することで食品130を保持する。
次に、第1エンドエフェクタ20aで保持した食品130を配置機構30の後端に設けられる傾斜板60の上方まで搬送する。このとき、傾斜板60の上方において食品130のエンドシール部148が平面視においてローラーコンベヤ40の第1側部44a側に沿って前後方向に延びるようにする。そして、そこで吸引部22の負圧を解いて食品130を落下させる。すると、落下させられた食品130は、第1主面132を傾斜板60の上面に当接させつつ傾斜板60の上面を滑り落ち、搬送用ローラー42上の第1案内板50aと第2案内板50bとの間に載置される。このとき、食品130のうちでエンドシール部148が設けられた側と反対側の側面134が搬送用ローラー42上に当接した状態で、第1案内板50aと第2案内板50bとの間に食品130が載置される。
傾斜板60の上面を滑り落ちて第1案内板50aと第2案内板50bとの間に載置された食品130は、ローラーコンベヤ40が搬送方向に進むに連れて下方へと傾斜していることで、搬送用ローラー42上を搬送方向(配置機構30の後端から前端に向かう方向)に搬送される。このとき、第1案内板50aが食品130の第1主面132aに当接しつつ、且つ、第2案内板50bが食品130の第2主面132bに当接しつつ、食品130を整列位置まで案内して搬送する。ここで、整列位置とは、搬送用ローラー42上に設けられる前端板55の内面から第1案内板50aと第2案内板50bとの間を前後方向に沿って後端に向かう部分である。複数の食品130のうちで配置機構30に最初に投入された食品130は、前端板55の内面にエンドシール部148が設けられた側面に直交する一対の側面のうちの何れか一方を当接させることで整列位置に配置される。
第1エンドエフェクタ20aは、傾斜板60から最初の食品130を配置機構30に投入したあと、ベルトコンベヤ110の下流側の上方に吸引部22が再び位置するように移動される。このあと、ベルトコンベヤ110によってその下流側まで搬送されてくる食品130の第2主面132bを、第1エンドエフェクタ20aの吸引部22に吸引することで食品130を保持する。なお、このあと当該食品130に対して行う作業は最初に配置機構30に投入した食品130に対して行われたそれと同様であるため、ここではその説明を繰り返さない。
複数の食品130のうちで配置機構30に2番目に投入された食品130は、最初に投入された食品130のエンドシール部148が設けられた側面に直交する一対の側面の何れか他方に、自らの一対の側面の一方を当接させることで整列位置に配置される。
以降、ベルトコンベヤ110上を搬送されてくる複数の食品130に対して同様の作業を行うことで、5つの食品130を配置機構30で整列させた状態を図6に示す。図6は、本実施形態に係る配置機構を用いて複数の食品を整列させたときのロボットシステムの全体構成を示す斜視図である。図6に示すように、本実施形態に係る配置機構30は、5つの食品130をエンドシール部148が設けられた側面を上方にした状態で、厚さ方向に直交する幅方向に並べて整列させる。
そして、第2エンドエフェクタ20bは、5つの食品130それぞれのエンドシール部148に対応した5つの挟持部25で、配置機構30によって整列された5つの食品130それぞれのエンドシール部148を厚さ方向に一度に纏めて挟持することで保持する。このときの状態を図7に示す。図7は、本実施形態に係る配置機構を用いて整列させた複数の食品を第2エンドエフェクタを用いて保持したときのロボットシステムの全体構成を示す斜視図である。
最後に、第2エンドエフェクタ20bによって一度に纏めて保持した5つの食品130を番重120まで搬送し、番重120の所定の位置に収容する。
上記のようにして、上記実施形態に係る配置機構30を用いて複数の食品130を整列させ、且つ、整列させた複数の食品130を搬送して番重120に収容する後工程を行うことができる。
(効果)
本実施形態に係る配置機構30は、ローラーコンベヤ40の搬送用ローラー42(載置部、又は搬送部)に整列位置において5つの食品それぞれがその側面134を当接させた状態で載置され、第1案内板50a(当接部、又は案内部)に5つの食品130それぞれがその第1主面132aを当接させ、且つ、第2案内板50b(同前)に5つの食品130それぞれがその第2主面132bを当接させることで、5つの食品130を整列位置に配置した状態とすることが可能である。したがって、本実施形態に係る配置機構30は、簡単な装置構成で、扁平状に形成された食品130を一度に纏めて保持して搬送する工程(後工程)が行い易いように整列位置に配置することができる。
本実施形態に係る配置機構30は、搬送用ローラー42(載置部、又は搬送部)を含むローラーコンベヤ40と、第1案内板50a及び第2案内板50b(当接部、又は案内部)と、を備えることで、簡単な装置構成で、扁平状に形成された食品130を整列させることができる。
本実施形態では、第1案内板50aと第2案内板50bとが搬送用ローラー42の幅方向において内面どうしが互いに対向し、且つ、第1案内板50a及び第2案内板50bは、それぞれ、ローラーコンベヤ40の搬送方向と同じ方向に延びる長手寸法を有することで、簡単な装置構成で、扁平状に形成された食品130を確実に整列させることができる。
本実施形態では、第1案内板50aには、整列位置よりも後方部分に傾斜板60が設けられる。これにより、本実施形態に係る配置機構30に食品130を容易に投入することが可能となる。
本実施形態では、コンベヤが搬送方向に進むに連れて下方へと傾斜するローラーコンベヤ40として構成される。これにより、搬送用ローラー42を回転させるための電動機などを設けなくてもよくなるため、本実施形態に係る配置機構30を一層簡単な装置構成とすることが可能となる。
本実施形態に係るロボットシステム10は、上記配置機構30を用いて、5つの食品130を整列させたあと、ロボット11の第2エンドエフェクタ20bを用いて扁平状に形成された食品130を一度に纏めて保持して搬送する工程(後工程)を行うことが可能である。これにより、例えば、ロボット11の第1エンドエフェクタ20aにより投入された食品130を配置機構30が整列位置まで搬送している間に、当該第1エンドエフェクタ20aがベルトコンベヤ110から食品130を搬送してきて再び配置機構30に投入することが可能となる。したがって、ロボット11及び配置機構30を用いて複数の食品130を効率良く整列位置に配置することが可能となる。
本実施形態では、第2エンドエフェクタ20bは、配置機構30によって整列位置に配置された5つの食品130それぞれのエンドシール部148を厚さ方向に一度に纏めて挟持することで保持する。これにより、ピロー包装された5つの食品130を傷めることなく容易に搬送することが可能となる。
本実施形態では、第2エンドエフェクタ20bは、5つの食品130それぞれのエンドシール部148に対応した5つの挟持部25を有する。これにより、5つの食品130それぞれを一層確実に挟持することが可能となる。
本実施形態では、ロボットシステム10が第1ロボットアーム13a及び第1エンドエフェクタ20aを備えることで、5つの食品130それぞれを容易に配置機構30まで搬送することが可能となる。
第1エンドエフェクタ20aは、蛇腹状に形成されることで軸方向に伸縮可能な筒状の吸引部22を有する。これにより、図3(A)〜(C)に示すように、食品130を吸引した際に吸引部22が縮むことで当該食品130がベルトコンベヤ110の載置面から浮き上がる。したがって、当該食品130を載置面から持ち上げる動作が不要となる。これにより、第1エンドエフェクタ20aを用いて一層容易に配置機構30まで食品130を搬送することが可能となる。
本実施形態に係るロボットシステム10は、第1ロボットアーム13a及び第2ロボットアーム13bは1台のロボット11に含まれることで、をコンパクト化することができる。これにより、限られた設置スペースしかない場合でもそこに適合させることが容易となる。
本実施形態に係るロボットシステム10は、第1ロボットアーム13a及び第2ロボットアーム13bは、それぞれ、その基端の回転軸が同一直線上に位置することで、一層コンパクト化することができる。
(変形例)
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。したがって、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
上記実施形態では、図7に示したように、5つの食品130それぞれのエンドシール部148が延びる方向と5つの挟持部25それぞれが延びる方向とを一致させ、且つ、5つの食品130それぞれのエンドシール部148が延びる方向における各々の中央部と5つの挟持部25それぞれが延びる方向における各々の中央部とを一致させた状態で、第2エンドエフェクタ20bを用いて5つの食品130を一度に纏めて挟持して保持する場合について説明した。しかし、この場合に限定されず、図8に示すような態様で、5つの食品130を一度に纏めて挟持することで保持してもよい。
図8は、上記実施形態に係る配置機構を用いて整列させた複数の食品を第2エンドエフェクタを用いて保持したときの変形例を示す第2エンドエフェクタ及びその近傍部分を示す正面図である。図8に示すように、5つの挟持部25は、それぞれ、長手方向において一端から他端に向かうに連れて下方へと傾斜した状態で、且つ長手方向における一端側にずれた位置で包装体のお握りが収容されていない部分を厚さ方向に挟持してもよい。これにより、5つの食品130の包装体142には、それぞれ、図8において向かって右上部分が挟持されていない状態となる。このようにすることで、5つの食品130それぞれを各々に対応した挟持部25で挟持したとき、挟持された部分に存在していた包装体142内の空気を上記右上部分へと逃がすことができる。これにより、包装体142内の空気による抵抗を抑制しつつ挟持部25で食品130を挟持できるため、第2エンドエフェクタ20bで食品130を確実に保持することが可能となる。
上記実施形態では、傾斜板60は、配置機構30の幅方向における中央部を前後方向に沿って延びる第1案内板50aの後端に設けられる場合について説明したが、これに限定されない。例えば、傾斜板60は、第2案内板50bの後端に設けられてもよいし、その他の整列位置よりも後方部分の第1案内板50a又は第2案内板50bの何れか一方の上端部に設けられてもよい。
上記実施形態では、第1エンドエフェクタ20aが食品130を保持して搬送することで食品130を配置機構30へと投入し、且つ、第2エンドエフェクタ20bが配置機構30によって整列された5つの食品130を一度に纏めて保持する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、ロボット11は、第1エンドエフェクタ20a及び第2エンドエフェクタ20bの一方のみを備え、第1エンドエフェクタ20a及び第2エンドエフェクタ20bの他方が行っていた作業を人手により行ってもよい。これにより、ロボットシステム10の装置構成を簡単にでき、且つ導入コストを低く抑えることが可能となる。
上記実施形態では、第1エンドエフェクタ20aが吸引部22を有し、食品130を当該吸引部22に吸引することで保持する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、第1エンドエフェクタ20aは、食品130を挟持することで保持してもよいし、その他の態様で保持してもよい。
上記実施家形態では、配置機構30がロボットシステム10で用いられる場合について説明したが、これに限定されない。例えば、配置機構30への食品130の投入、及び整列された複数の食品130の配置機構30からの搬送(後工程)は、ロボット11ではなく人手などにより行われてもよい。
上記実施形態では、配置機構30が5つの食品130を整列させる場合について説明したが、これに限定されない。すなわち、配置機構30は、2〜4つの食品130を整列させるように構成されてもよいし、6つ以上の食品130を整列させるように構成されてもよい。これにより、ロボットシステム10の装置構成を簡単にでき、且つ導入コストを低く抑えることが可能となる。
上記実施形態では、食品130がお握り140と当該お握り140をピロー包装した包装体142とで構成される場合について説明したが、これに限定されない。すなわち、食品130はお握り140以外の可食体と当該可食体をピロー包装した包装体とで構成されてもよいし、お握り140又はそれ以外の可食体のみで構成されてもよい(すなわち、包装体を備えなくてもよい)。また、食品130の第1主面132a及び第2主面132bそれぞれは、四角形状に限定されず、円形状や三角形状などその他の形状であってもよい。
上記実施形態では、案内部が第1案内板50a及び第2案内板50bとして構成される場合について説明したが、これに限定されない。案内部は、例えば、搬送用ローラー42の幅方向において所定の間隔を空けて搬送方向に沿って延びる第1棒状部材と第2棒状部材とによって構成されてもよい。なお、第1棒状部材及び第2棒状部材は、それぞれ、複数本の棒状部材を有して構成されてもよい。
上記実施形態では、配置機構30の載置部は、ローラーコンベヤ40の搬送用ローラー42として構成される場合について説明したが、これに限定されない。例えば、当該載置部は、ベルトコンベヤのベルトとして構成されてもよいし、その他の態様で構成されてもよい。
上記実施形態に係る配置機構30は、ロボット11により投入された複数の食品130それぞれを整列位置まで搬送する場合について説明した。具体的には、上記実施形態に係る配置機構30は、その載置部が食品130のローラーコンベヤ40の搬送用ローラー42として構成され、且つ、その当接部が第1案内板50a及び第2案内板50b(案内部)として構成される場合について説明した。
しかしながら、この場合に限定されず、図9に示すように、ロボット11の第1エンドエフェクタ20aは、複数の食品130それぞれを整列位置まで搬送して配置してもよい。図9は、本発明の実施形態に係るロボットシステムの変形例を示す斜視図である。図9に示すように、整列位置において複数の食品130それぞれがその側面134を当接させた状態で載置される載置部がローラーコンベヤ40の搬送用ローラー42として構成され、且つ、載置部上に設けられ、整列位置において複数の食品130それぞれがその一対の主面132a、132bの少なくとも何れか一方を当接させる当接部が第1案内板50a及び第2案内板50bとして構成される。
なお、図9に示す第1エンドエフェクタ20aは、ベルトコンベヤ110上で水平方向に延在する食品130の第2の主面132bを吸引部22で吸引し、当該第2の主面132bを鉛直方向に延在するように向きを変えてから配置機構30の整列位置に配置する必要がある。
したがって、本実施形態に係る吸引部22を取り付けるための基部21は、第1ロボットアーム13aのメカニカルインターフェイス19にその基端部が取り付けられる第1部分と、当該第1部分の先端部に回転可能に取り付けられる第2部分と、を備える。そして、当該第2部分の先端部に吸引部22が取り付けられることで、上記したように食品130の第2の主面132bの向きを変えてから配置機構30の整列位置に食品130を配置することが可能となる。
なお、このようにした場合、配置機構30の載置部は平板状に形成されてもよい。これにより、上記実施形態のように当該載置部がローラーコンベヤ40の搬送用ローラー42として構成される場合と比較して、配置機構30の装置構成を一層簡単にすることが可能となる。
10 ロボットシステム
11 ロボット
12 ベース
13a 第1ロボットアーム
13b 第2ロボットアーム
15 アーム部
15a 第1リンク
15b 第2リンク
16 基軸
17 リスト部
19 メカニカルインターフェイス
20a 第1エンドエフェクタ
20b 第2エンドエフェクタ
21 基部
22 吸引部
24 軸部材
25 挟持部
28 ロボット制御部
30 配置機構
40 ローラーコンベヤ
42 搬送用ローラ
44 側部
50 案内板
52、54 接続部
55 前端板
60 傾斜板
110 ベルトコンベヤ
120 番重
130 食品
132 主面
134 側面
140 お握り
142 包装体
148 エンドシール部

Claims (10)

  1. 複数の食品を整列位置に配置するための配置機構であって、
    前記複数の食品それぞれは、互いに平行して延在する一対の主面と、前記一対の主面を互いに結ぶ側面と、を含む扁平状に形成されており、
    前記整列位置において前記複数の食品それぞれがその側面を当接させた状態で載置される載置部と、
    前記載置部上に設けられ、前記整列位置において前記複数の食品それぞれがその一対の主面の少なくとも何れか一方を当接させる当接部と、を備え
    前記載置部は、前記食品の側面に当接して前記食品を搬送する搬送部として構成され、
    前記当接部は、前記食品の一対の主面の少なくとも何れか一方に当接しつつ前記食品を整列位置まで案内する案内部として構成され、
    前記案内部は、前記搬送部の幅方向において内面どうしが互いに対向し、各々が前記搬送部の搬送方向と同じ方向に延びる長手寸法を有する第1案内部と第2案内部とを含み、且つ、
    前記第1又は前記第2案内部の何れか一方には、前記整列位置よりも後方部分の上端部から上方に向かうに連れて外向きに傾斜するように延在する傾斜板が設けられることを特徴とする、配置機構。
  2. 前記搬送部は、搬送方向に進むに連れて下方へと傾斜するローラーコンベヤの搬送用ローラーである、請求項1に記載の配置機構。
  3. 複数の食品を整列位置に配置するための配置機構と、前記配置機構によって整列位置に配置される複数の食品と、前記複数の食品を搬送するためのロボットと、を備えるロボットシステムであって、
    前記複数の食品それぞれは、
    互いに平行して延在する一対の主面と、前記一対の主面を互いに結ぶ側面と、を含む扁平状に形成され、
    可食体と前記可食体をピロー包装した包装体とによって構成され、且つ、
    前記包装体のエンドシール部が前記食品の側面において前記一対の主面の縁部に沿って延びるように形成され、
    前記配置機構は、
    前記整列位置において前記複数の食品それぞれがその側面を当接させた状態で載置される載置部と、
    前記載置部上に設けられ、前記整列位置において前記複数の食品それぞれがその一対の主面の少なくとも何れか一方を当接させる当接部と、を有し、
    前記ロボットは、
    ロボットアームと、
    前記ロボットアームに取り付けられるエンドエフェクタと、
    前記ロボットアーム及び前記エンドエフェクタを制御するロボット制御部と、を有し、
    前記エンドエフェクタは、前記配置機構によって整列位置に配置された複数の食品それぞれのエンドシール部を厚さ方向に挟持することで、前記複数の食品を一度に纏めて保持するために、前記複数の食品それぞれのエンドシール部に対応した複数の挟持部を有し、
    前記複数の挟持部は、それぞれ、長手方向において一端から他端に向かうに連れて下方へと傾斜した状態で、且つ前記長手方向における一端側にずれた位置で前記エンドシール部を含む前記包装体の可食体が収容されていない部分を厚さ方向に挟持することを特徴とする、ロボットシステム。
  4. 前記ロボットアームは、第1ロボットアームと第2ロボットアームとを含み、
    前記エンドエフェクタは、前記第1ロボットアームに取り付けられる第1エンドエフェクタと、前記第2ロボットアームに取り付けられる第2エンドエフェクタと、を含み、
    前記第1エンドエフェクタが前記食品を保持して前記配置機構まで搬送し、前記第2エンドエフェクタが前記配置機構によって整列位置に配置された複数の食品を一度に纏めて保持する、請求項3に記載のロボットシステム。
  5. 前記第1エンドエフェクタは、前記複数の食品それぞれを前記整列位置よりも後方部分から前記配置機構に投入し、
    前記配置機構は、前記載置部が前記食品の側面に当接して前記食品を搬送する搬送部として構成され、前記当接部が前記食品の一対の主面の少なくとも何れか一方に当接しつつ前記食品を整列位置まで案内する案内部として構成されることで、前記第1エンドエフェクタにより投入された前記複数の食品それぞれを整列位置まで搬送する、請求項4に記載のロボットシステム。
  6. 前記案内部は、前記搬送部の幅方向において内面どうしが互いに対向し、各々が前記搬送部の搬送方向と同じ方向に延びる長手寸法を有する第1案内部と第2案内部とを含み、
    前記第1又は前記第2案内部の何れか一方には、前記整列位置よりも後方部分の上端部から上方に向かうに連れて外向きに傾斜するように延在する傾斜板が設けられ、
    前記第1エンドエフェクタは、前記複数の食品それぞれを前記傾斜板から前記配置機構に投入する、請求項5に記載のロボットシステム。
  7. 前記第1エンドエフェクタは、前記複数の食品それぞれを前記整列位置まで搬送して前記配置機構に配置する、請求項4に記載のロボットシステム。
  8. 前記第1エンドエフェクタは、蛇腹状に形成されることで軸方向に伸縮可能な筒状の吸引部を有し、且つ、前記食品の一対の主面の何れか一方を前記吸引部に吸引することで前記食品を保持する、請求項4乃至7のいずれかに記載のロボットシステム。
  9. 前記第1ロボットアーム及び前記第2ロボットアームは1台のロボットに含まれる、請求項4乃至8のいずれかに記載のロボットシステム。
  10. 前記第1ロボットアーム及び前記第2ロボットアームは、それぞれ、その基端の回転軸が同一直線上に位置する、請求項9に記載のロボットシステム。
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