JP6469335B2 - 磁気センサ装置 - Google Patents
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Description
キシブル配線基板と、を有する磁気センサ装置において、前記素子基板の前記一方面のうち、前記感磁領域を含み、前記フレキシブル配線基板の端部から露出した領域にのみ、粘着材層を介して保護シートが貼付されており、前記保護シートの前記素子基板側とは反対側の面には、シールド部材が重なっており、前記素子基板を内側に保持する筐体を有し、当該筐体は、前記素子基板から離間した位置で前記シールド部材が固定されたシールド部材固定部と、前記シールド部材と重なる位置に前記保護シートの前記素子基板側とは反対側の面と同一平面内に位置する基準面と、を有していることを特徴とする。
図1は、本発明を適用した磁気センサ装置の全体構成を示す説明図であり、図1(a)、(b)、(c)、(d)は、磁気センサ装置1を用いたエンコーダの説明図、磁気センサ装置1をセンサ面2側からみた斜視図、磁気センサ装置1からシールド部材8を外した状態をセンサ面2側からみた斜視図、および磁気センサ装置1からシールド部材8を外した状態をセンサ面2側からみた底面図である。図2は、本発明を適用した磁気センサ装置1の内部構成を示す分解斜視図であり、図2(a)、(b)、(c)は、磁気センサ装置1の分解斜視図、剛性基板5と素子基板アセンブリ3とを分解した分解斜視図、および素子基板アセンブリ3において素子基板10からフレキシブル配線基板30と保護シート41とを外した状態の分解斜視図である。図3は、本発明を適用した磁気センサ装置1の断面構成を示す説明図であり、図3(a)、(b)は、素子基板10周辺の断面図、および素子基板10周辺の拡大断面図である。
筐体6において、磁気スケール1aと対向する底面60には、長手方向の両端側に段差61が形成されており、かかる段部61に挟まれた領域のうち、段部61と隣り合う個所67は、筐体6の底面60のうち、最もセンサ面2側に位置する面である。筐体6の底面60には、段差61で挟まれた領域の中央に、センサ面2側とは反対側に凹んだ基板配置部62が形成されており、かかる基板配置部62に、磁気抵抗素子14が第1面11に形成された素子基板10が配置されている。
筐体6の内側には、凹部622の底部に対してセンサ面2側とは反対側に剛性基板5が配置されており、かかる剛性基板5はビス51によって筐体6に固定されている。剛性基板5には、ケーブル7が接続されるコネクタ56やLED57等が実装されている。
図4は、本発明を適用した磁気センサ装置1の素子基板アセンブリ3の説明図であり、図4(a)、(b)、(c)、(d)は、素子基板アセンブリ3を感磁領域15側からみた斜視図、素子基板アセンブリ3を感磁領域15側からみた底面図、素子基板アセンブリ3の正面図、および側面図である。なお、図4では、素子基板10の配線部分19については図示を省略してある。
図2、図3および図4に示すように、素子基板10の接続領域17にはフレキシブル配線基板30の端部34が接続されており、素子基板10およびフレキシブル配線基板30は素子基板アセンブリ3として筐体6に保持されている。
図2、図3および図4に示すように、素子基板10において感磁領域15および接続領域17が形成されている第1面11には、粘着材層42(図3(b)参照)を介して保護シート41が貼付されている。本形態において、保護シート41は、素子基板10の第1面11のうち、感磁領域15を含み、かつ、フレキシブル配線基板30の端部34から露出した領域に貼付されており、矩形の平面形状を有している。また、保護シート41は、4辺のいずれもが素子基板10の外縁10aから離間して貼付され、かつ、フレキシブル配線基板30の端部34から離間した領域に貼付されている。
本形態の磁気センサ装置1を組み立てるにあたっては、素子基板10にフレキシブル配線基板30を接続するとともに、素子基板10に保護シート41を貼付し、素子基板アセンブリ3を製作しておく。
以上説明したように、本形態の磁気センサ装置1では、素子基板10において感磁領域15および接続領域17が形成されている第1面11には、感磁領域15と重なるように、粘着材層42を介して保護シート41が貼付されている。このため、素子基板10の感磁領域15を保護シート41によって保護することができる。従って、保護シート41の表面411を基準にして素子基板10を配置することにより、素子基板10が傾くことを防止しても、感磁領域15(磁気抵抗素子14)が損傷することがない等の利点がある。また、保護シート41は、感磁領域15を含み、フレキシブル配線基板30の端部34から露出している領域に貼付されている。このため、保護シート41にはフレキシブル配線基板30との重なり部分がないので、保護シート41に浮きが発生しにくい。従って、素子基板10の感磁領域15と保護シート41との間に空気層が介在しにくいので、感磁領域15からの放熱性が高い。
上記実施の形態では、素子基板10の一方の端部にフレキシブル配線基板30が接続された磁気センサ装置1を例示したが、素子基板10の両方の端部にフレキシブル配線基板30が接続された磁気センサ装置に本発明を適用してもよい。
2 センサ面
3 素子基板アセンブリ
6 筐体
8 シールド部材
10 素子基板
11 第1面
12 第2面
13 磁気抵抗パターン
14 磁気抵抗素子
15 感磁領域
16 端子
17 接続領域
63 基準面
66 シールド部材固定部
Claims (4)
- 一方面側に磁気抵抗素子が形成された感磁領域、および端子が形成された接続領域を備えた素子基板と、前記接続領域に接続されたフレキシブル配線基板と、を有する磁気センサ装置において、
前記素子基板の前記一方面のうち、前記感磁領域を含み、前記フレキシブル配線基板の端部から露出した領域にのみ、粘着材層を介して保護シートが貼付されており、
前記保護シートの前記素子基板側とは反対側の面には、シールド部材が重なっており、
前記素子基板を内側に保持する筐体を有し、
当該筐体は、前記素子基板から離間した位置で前記シールド部材が固定されたシールド部材固定部と、前記シールド部材と重なる位置に前記保護シートの前記素子基板側とは反対側の面と同一平面内に位置する基準面と、を有していることを特徴とする磁気センサ装置。 - 前記保護シートは、前記素子基板の外縁、および前記フレキシブル配線基板の端部から離間した領域にのみ貼付されていることを特徴とする請求項1に記載の磁気センサ装置。
- 前記保護シートの基材は、前記フレキシブル配線基板のベースフィルムと同一の材料からなることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気センサ装置。
- 前記筐体の内部において、当該筐体と前記シールド部材との間、および前記筐体と前記素子基板との間に樹脂材が充填されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の磁気センサ装置。
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