JP6468760B2 - 成形型及び食品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、成形型及び食品の製造方法に関する。
この種の分野に関連する技術として、例えば特許文献1に記載のチョコ成形器がある。この従来の成形器は、溶融したチョコレートを型に流し込むことでチョコレートのシェル(殻)を成形するものであり、シェルの外面形状に対応した形状の凹部を有する下型と、シェルの内面形状に対応した形状の凸部を有する上型とを備えて構成されている。
特開2003−70420号公報
上述したような成形型を用いて工業的に食品生地を成形する場合、型に流し込む食品生地の量をコントロールし、型からの食品生地のはみ出し(バリ)を抑制することが一般的である。また、型に食品生地を流し込んだときに、凹部内に収まらない食品生地の余剰部分をスクレイパーで掻き取る手法が採用される場合もある。
一方、成形型を家庭などで用いる場合、例えば絞り袋などを使って子供が手作業で食品生地を型に流し込むことが想定される。この場合、型に流し込む食品生地の量が大きくばらつくことが考えられ、食品生地の量が過剰となった場合には、成形体にバリが生じてしまうケースが多発することが懸念される。このため、成形体にバリが生じたとしても、最終的に食品生地によるシェルを形良く得ることができる技術が必要となっている。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、型に流し込む食品生地の量が過剰になった場合でも、食品生地によるシェルを形良く得ることができる成形型、及びこのような成形型を用いた食品の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係る成形型は、成形する食品生地のシェルの外面形状に対応した形状をなす第1の成形用凹部を有する第1の天面と、第1の天面の縁部から垂下する第1の側面と、を有する下型と、シェルの内面形状に対応した形状をなす第2の成形用凹部を有する第2の天面と、第2の天面の縁部から垂下する第2の側面と、を有する上型と、下型に上型を嵌め込んだときに、第1の成形用凹部と第2の成形用凹部との間隔よりも小さい間隔を第1の天面と第2の天面との間に形成する間隔形成部と、を備える。
この成形型では、型に流し込む食品生地の量が過剰となった場合に、第1の成形用凹部から食品生地がはみ出してバリが形成されることが許容されている。第1の成形用凹部からはみ出したバリの厚さは、間隔形成部によって第1の天面と第2の天面との間に形成される間隔で規定され、第1の成形用凹部と第2の成形用凹部との間隔よりも小さくなる。したがって、成形されたシェルから簡単にバリを分離でき、食品生地によるシェルを形良く得ることができる。
また、間隔形成部は、下型及び上型が可撓性材料によって形成され、かつ第1の天面に対する第1の側面の勾配と第2の天面に対する第2の側面の勾配とが一致することによって構成されていてもよい。この場合、第1の天面と第2の天面とが接する程度に下型に上型を嵌め込んだときに、下型及び上型に復元力が作用し、第1の天面と第2の天面との間に容易に間隔を形成できる。
また、下型は、第1の天面に設けられた第1の位置決め凹部を有し、上型は、第1の位置決め凹部の位置に対応して第2の天面に設けられた第2の位置決め凹部を有し、間隔形成部は、第2の位置決め凹部の深さが、第1の成形用凹部と第2の成形用凹部との間隔よりも小さい範囲で、第1の位置決め凹部の深さよりも大きくなっていることによって構成されていてもよい。この場合、下型に上型を嵌め込んだときに、第1の位置決め用凹部に第2の位置決め用凹部が突き当たることで、第1の天面と第2の天面との間に容易に間隔を形成できる。
また、第1の位置決め凹部と第2の位置決め凹部との対が複数形成されていてもよい。この場合、第1の天面に対する第2の天面の姿勢を安定化できる。したがって、第1の天面と第2の天面との間の間隔を均一に形成できる。
また、間隔形成部は、第1の天面に対する第1の側面の勾配と第2の天面に対する第2の側面の勾配とが一致し、かつ第2の天面からの第2の側面の垂下量が、第1の成形用凹部と第2の成形用凹部との間隔よりも小さい範囲で、第1の天面からの第1の側面の垂下量よりも大きくなっていることによって構成されていてもよい。この場合、下型に上型を嵌め込んだときに、第2の側面の垂下量が第1の側面の垂下量よりも大きいことによって、第1の天面と第2の天面との間に容易に間隔を形成できる。
また、間隔形成部は、第1の天面に対する第1の側面の勾配に対して第2の天面に対する第2の側面の勾配が大きくなっていることによって構成されていてもよい。この場合、下型に上型を嵌め込んだときに、第2の側面の端部が第1の側面に当接することで、第1の天面と第2の天面との間に容易に間隔を形成できる。
また、第1の天面には、第1の成形用凹部の周縁部分の少なくとも一部に、第1の成形用凹部から離間して周縁凹部が形成されていてもよい。この場合、型に流し込まれる食品生地の量が過剰となったとしても、食品生地の余剰部分が周縁凹部に流れることで、バリが第1の天面の外まで広がってしまうことを抑制できる。また、周縁凹部が第1の成形用凹部から離間して形成されているので、バリを分離することで周縁凹部内に形成された余剰部分をシェルから容易に分離できる。
また、本発明に係る食品の製造方法は、上記成形型を準備する工程と、下型の第1の成形用凹部に食品生地を流し込む工程と、下型に上型を嵌め込み、第2の成形用凹部によって第1の成形用凹部に流し込まれた食品生地を押し込んでシェルを成形すると共に、間隔形成部によって形成される間隔に食品生地によるバリを形成する工程と、第1の天面及び第2の天面を折り曲げてバリを前記シェルから分離した後、上型を下型から外し、成形されたシェルを成形型から取り出す工程と、を備える。
この食品の製造方法では、型に流し込む食品生地の量が過剰となった場合に、第1の成形用凹部から食品生地がはみ出してバリが形成されることが許容されている。第1の成形用凹部からはみ出したバリの厚さは、間隔形成部によって第1の天面と第2の天面との間に形成される間隔で規定され、第1の成形用凹部と第2の成形用凹部との間隔よりも小さくなる。したがって、成形されたシェルから簡単にバリを分離でき、食品生地によるシェルを形良く得ることができる。
本発明によれば、型に流し込む食品生地の量が過剰となった場合でも、食品生地によるシェルを形良く得ることができる。
本発明の一実施形態に係る成形型を示す斜視図である。 下型の構成を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 上型の構成を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 下型に上型を嵌め込んだ状態で示す成形型の平面図である。 図4の側面図である。 (a)〜(c)は、成形型を用いた食品の製造方法の一例を示す図である。 (a)及び(b)は、図6の後続の工程を示す図である。 本発明の変形例に係る成形型の要部を示す側面図である。 本発明の別の変形例に係る成形型の要部を示す側面図である。 本発明の更に別の変形例に係る成形型の要部を示す側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る成形型及び食品の製造方法の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る成形型を示す斜視図である。同図に示すように、成形型1は、食品生地のシェル(殻)を成形するための型であり、下型2と、上型3とを備えて構成されている。下型2及び上型3は、いずれも可撓性材料によって例えば厚さ1mm以下に形成されている。可撓性材料としては、一般に食品用の成形型として用いられているものを適宜選択して用いることができる。例えば合成樹脂や天然樹脂などの可塑性を有する高分子、紙に樹脂などのコーティングを施したもの、紙に樹脂フィルムを接着したものなどを用いることができる。合成樹脂としては、特に限定されないが、例えばプリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタラート樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂などの熱可塑性樹脂が挙げられる。
図2は下型の構成を示す図である。下型2は、図1及び図2に示すように、第1の天面21と、第1の天面21の縁部から垂下する第1の側面22とを備えている。第1の天面21は、平面視で略正方形状をなしている。第1の天面21の四隅の角部は、いずれも丸みを帯びた形状となっている。第1の天面21には、成形する食品生地のシェルの略半分部分の外面形状に対応した湾曲形状をなす第1の成形用凹部23と、第1の成形用凹部23の周縁部分を囲う周縁凹部24とが形成されている。
第1の成形用凹部23は、図2(a)に示すように、平面視でハート形状をなす一対の第1の成形用凹部23Aと、平面視で楕円形状をなす一対の第1の成形用凹部23Bとを有している。第1の成形用凹部23Aと第1の成形用凹部23Bとは、第1の天面21の対角線上で互い違いに配置されている。第1の成形用凹部23Aの底部25aは、図2(b)に示すように、概ね平坦になっており、第1の成形用凹部23Aの側壁25bは、第1の天面21側に向かって裾広がりとなるように底部25aに対して傾斜した状態となっている。
また、第1の成形用凹部23Bの底部26a及び側壁26bは、第1の成形用凹部23Bが略半楕円体をなすように湾曲面となっている。第1の成形用凹部23Aの深さA1及び第1の成形用凹部23Bの深さB1は、いずれも10mm程度となっている。なお、第1の成形用凹部23Aの底部25a及び側壁25b、第1の成形用凹部23Bの底部26a及び側壁26bには、星形などの図形・模様をなす窪みや溝などが更に形成されていてもよい。
周縁凹部24は、図1及び図2(a)に示すように、第1の成形用凹部23Aの周縁部分を囲う周縁凹部24Aと、第1の成形用凹部23Bの周縁部分を覆う周縁凹部24Bとを有している。周縁凹部24Aは、例えば断面半円形をなしており、第1の成形用凹部23Aから僅かに離間した状態で第1の成形用凹部23Aの周縁部分に沿って配置されている。また、周縁凹部24Aは、所定の位相角で5分割されている。周縁凹部24Aの平面視における幅(第1の成形用凹部23Aから見て放射方向の幅)は、例えば1mm以下となっている。また、周縁凹部24Aの深さC1は、第1の成形用凹部23Aの深さA1及び第1の成形用凹部23Bの深さB1に比べて浅くなっており、例えば1mm程度となっている。
周縁凹部24Bは、例えば断面半円形をなしており、第1の成形用凹部23Bから僅かに離間した状態で第1の成形用凹部23Bの周縁部分に沿って配置されている。また、周縁凹部24Bは、所定の位相角で4分割されている。周縁凹部24Bの平面視における幅(第1の成形用凹部23Bから見て放射方向の幅)は、例えば1mm以下となっている。また、周縁凹部24Bの深さD1は、第1の成形用凹部23Aの深さA1及び第1の成形用凹部23Bの深さB1に比べて浅くなっており、例えば1mm以下となっている。本実施形態では、周縁凹部24Bの深さD1は、周縁凹部24Aの深さC1と等しくなっている。
また、第1の天面21の周縁には、図1及び図2(a)に示すように、下型2に上型3を嵌め込む際の位置決めに用いられる複数の第1の位置決め凹部27が設けられている。第1の位置決め凹部27は、第1の天面21の互いに対向する2辺にそれぞれ配置されている。本実施形態では、第1の位置決め凹部27は、平面視で第1の成形用凹部23Aの下方側となる辺の両端にそれぞれ1箇所ずつ配置されると共に、平面視で第1の成形用凹部23Aの上方側となる辺において、下側の辺の第1の位置決め凹部27よりも内側の位置にそれぞれ1箇所ずつ配置されている。第1の位置決め凹部27は、第1の天面21の辺に沿って10mm〜20mm程度の長さで延在している。また、第1の位置決め凹部27の深さE1、すなわち、第1の天面21から第1の位置決め凹部27の底部27aまで長さは、例えば3.5mm程度となっている(図1参照)。
第1の側面22は、帯状をなし、第1の天面21の4辺からそれぞれ垂下している。第1の天面21に対する第1の側面22の勾配θ1は、図2(b)に示すように、例えば80°以上90°未満程度となっている。また、第1の天面21からの第1の側面22の垂下量F1は、例えば15mm〜30mm程度となっている。第1の側面22の幅方向の端部同士は、図1に示すように、第1の天面21の四隅の角部の形状に対応して湾曲した湾曲壁部28によって連結されている。これにより、各辺の第1の側面22同士は、一体化されている。また、第1の側面22及び湾曲壁部28の下端の周縁には、全周にわたって鍔部29が設けられている。
図3は上型の構成を示す図である。上型3は、図1及び図3に示すように、第2の天面31と、第2の天面31の縁部から垂下する第2の側面32とを備えている。第2の天面31は、平面視で略正方形状をなしている。第2の天面31の四隅の角部は、いずれも丸みを帯びた形状となっている。第2の天面31には、成形する食品生地のシェルの略半分部分の内面形状に対応した湾曲形状をなす第2の成形用凹部33が形成されている。
第2の成形用凹部33は、図3(a)に示すように、平面視でハート形状をなす一対の第2の成形用凹部33Aと、平面視で楕円形状をなす一対の第2の成形用凹部33Bとを有している。第2の成形用凹部33Aと第2の成形用凹部33Bとは、それぞれ第1の成形用凹部23A及び第1の成形用凹部23Bの位置に対応して、第2の天面31の対角線上で互い違いに配置されている。
第2の成形用凹部33Aの底部35aは、図3(b)に示すように、概ね平坦になっており、第2の成形用凹部33Aの側壁35bは、第2の天面31側に向かって裾広がりとなるように底部35aに対して傾斜した状態となっている。また、第2の成形用凹部33Bの底部36a及び側壁36bは、第2の成形用凹部33Bが略半楕円体をなすように湾曲面となっている。第2の成形用凹部33Aの深さA2及び第2の成形用凹部33Bの深さB2は、いずれも7mm程度となっている。また、図3(a)に示すように、第2の成形用凹部33Aの平面寸法及び第2の成形用凹部33Bの平面寸法は、第1の成形用凹部23Aの平面寸法及び第1の成形用凹部23Bの平面寸法に対し、全周にわたって3mm程度小さくなっている。
また、第2の天面31の周縁には、図1及び図3(a)に示すように、第1の位置決め凹部27と対になる複数の第2の位置決め凹部37が設けられている。第2の位置決め凹部37は、第1の位置決め凹部27の位置に対応して、平面視で第2の成形用凹部33Aの下方側となる辺の両端にそれぞれ1箇所ずつ配置されると共に、平面視で第2の成形用凹部33Aの上方側となる辺において、下側の辺の第2の位置決め凹部37よりも内側の位置にそれぞれ1箇所ずつ配置されている。第2の位置決め凹部37は、例えば断面半円形状に形成されている。また、第2の位置決め凹部37の深さE2、すなわち、第2の天面31から第2の位置決め凹部37の底部37aまで長さは、例えば3mm程度となっている(図1参照)。
第2の側面32は、帯状をなし、第2の天面31の4辺からそれぞれ垂下している。第2の天面31に対する第2の側面32の勾配θ2は、図3(b)に示すように、例えば80°以上90°未満となっている。また、第2の天面31からの第2の側面32の垂下量F2は、例えば15mm〜30mm程度となっている。本実施形態では勾配θ1及び勾配θ2が互いに等しくなっており、垂下量F1及び垂下量F2も互いに等しくなっている。第2の側面32の幅方向の端部同士は、第2の天面31の四隅の角部の形状に対応して湾曲した湾曲壁部38によって連結されている。これにより、各辺の第2の側面32同士は、一体化されている。また、第2の側面32及び湾曲壁部38の下端の周縁には、全周にわたって鍔部39が設けられている。
図4は、下型に上型を嵌め込んだ状態で示す成形型の平面図である。また、図5は、その側面図である。上述したように、成形型1では、下型2における第1の側面22の勾配θ1及び垂下量F1と、上型3における第2の側面32の勾配θ2及び垂下量F2とが等しくなっている。このため、第1の側面22の鍔部29に第2の側面32の鍔部39が突き当たるまで、下型2に上型3を嵌め込むことができる。
下型2に上型3を嵌め込むと、第1の側面22の外側に第2の側面32が沿うと共に、第1の位置決め凹部27に第2の位置決め凹部37が嵌り、第1の天面21に対する第2の天面31の位置が位置決めされる。また、第1の成形用凹部23と第2の成形用凹部33との間には、図5に示すように、第1の成形用凹部23と第2の成形用凹部33との間の深さの差及び平面寸法の差に基づく間隔S1が形成される。この間隔S1は、食品生地のシェルの厚さを規定する間隔であり、本実施形態では3mm程度となっている。間隔S1は、下型2への上型3の嵌め込み方によってばらつくことがあるが、多少のばらつきは許容される。
また、成形型1は、図5に示すように、下型2に上型3を嵌め込んだときに、第1の成形用凹部23と第2の成形用凹部33との間隔S1よりも小さい間隔S2を第1の天面21と第2の天面31との間に形成する間隔形成部Kを有している。本実施形態では、間隔形成部Kは、下型2及び上型3が可撓性材料によって形成され、かつ第1の天面21に対する第1の側面22の勾配θ1と第2の天面31に対する第2の側面32の勾配θ2とが一致することによって構成されている。
このような間隔形成部Kの構成により、第1の天面21と第2の天面31とが接する程度に下型2に上型3を嵌め込んだときに、下型2及び上型3に復元力が作用し、図5に示すように、第1の天面21と第2の天面31との間に、間隔S1よりも小さい間隔S2が形成される。間隔S2は、間隔S1と同様、下型2への上型3の嵌め込み方によってばらつくことがあるが、多少のばらつきは許容される。間隔S2は、第1の天面21と第2の天面31とが接する程度に下型2に上型3を嵌め込んだ場合に、間隔S1よりも小さく形成されていればよく、例えば1mm以下であることが好適である。
以上のような成形型1を用いて成形する食品生地としては、成形型1に流し込む際の流動性を有すると共に、成形型1に流し込んだ後の冷却や時間経過によって硬化する可塑性の材料が選択される。このような食品生地としては、例えば加熱により硬化する卵、練り製品生地などの蛋白質類、加工蛋白質類、冷却により硬化する水あめ・寒天などの水生菓子生地、冷却により硬化する油脂性菓子生地、冷凍により硬化する水溶液などが挙げられる。
油脂性菓子生地としては、例えばチョコレート、バター、マーガリンなどの特定の温度以下で硬化する食用油脂類が挙げられる。食用油脂類には、例えば砂糖、カカオマス、粉乳、チーズ乾燥物、各種スパイスなどを加えたスラリー液や油性クリームなどの可食成分を加えてもよい。
チョコレートとしては、チョコレート類の表示に関する「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」に定められた規格には限定されず、ココアバター又はココアバター代用脂を使用した一切のチョコレート類及び油脂加工食品を包含し、スイートチョコレート、セミスイートチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートなどのいずれの種類のチョコレートであってもよく、準チョコレートであってもよい。
油脂性菓子生地には、具材として、ナッツ類、スナック類、パフ類、ビスケット、クッキーなどの焼菓子類、果実、野菜などの乾燥品、キャンディー類などの粉砕物を含んでいてもよい。油脂性菓子生地の原料としては、カカオマス、ピーナッツペースト、アーモンドペーストなど、ローストして磨砕したペースト類、カカオバター、ショートニングなどの食用油脂類、糖類、全粉乳、脱脂粉乳、高脂肪粉乳などの粉乳類のほか、ココアパウダー、小麦粉などの穀物粉類、各種澱粉類、ナッツ類、チーズパウダーなどの乳製品、乾燥果実、乳化剤類、香料類、色素類を適宜選択して用いることができる。
続いて、成形型1を用いた食品の製造方法について説明する。
図6及び図7は、成形型を用いた食品の製造方法の一例を示す図である。同図に示す例では、食品生地は、油脂性菓子生地の一種であるチョコレートである。本実施形態では、各製造工程は、家庭などにおいて手作業で実施されることを想定している。
この食品の製造方法では、成形型1を準備し、図6(a)に示すように、下型2の第1の成形用凹部23にチョコレートPを流し込む。チョコレートPの流し込みには、例えば絞り袋やチューブなどを用いることができる。第1の成形用凹部23に流し込むチョコレートPの量は、絞り袋やチューブの容量によって大まかにコントロールされていればよい。
第1の成形用凹部23にチョコレートPを流し込んだ後、図6(b)に示すように、上型3を下型2に嵌め込む。これにより、第1の成形用凹部23内のチョコレートPに第2の成形用凹部33が押し付けられ、図6(c)に示すように、第1の成形用凹部23と第2の成形用凹部33との間に形成される間隔S1にチョコレートPが広がって、シェルの略半分部分Paが成形される。
第1の成形用凹部23に流し込まれたチョコレートPの量が間隔S1で規定される空間の体積よりも多い場合、図6(c)に示すように、第1の天面21と第2の天面31との間の間隔S2にチョコレートPの余剰部分がはみ出し、シェルの略半分部分Paの周縁にバリPbが形成される。第1の成形用凹部23に流し込まれたチョコレートPの量が更に多い場合には、第1の成形用凹部23の周縁の周縁凹部24にチョコレートPの余剰部分が流れ込み、バリPbの外側に余剰部分の塊Pcが更に形成される。
チョコレートPを成形した後、下型2に上型3を嵌め込んだ状態のまま冷却を行い、チョコレートPを固化させる。チョコレートPが固化した後、図7(a)に示すように、第1の天面21及び第2の天面31を間隔S2の位置付近で折り曲げ、バリPb及び塊Pcをシェルの略半分部分Paの周縁から折り取る。その後、図7(b)に示すように、上型3を下型2から取り外し、第1の成形用凹部23及び第2の成形用凹部33からシェルの略半分部分Paを取り出す。本実施形態の成形型1では、シェルの略半分部分Paの対を一度に成形できる。シェルの略半分部分Paの一方に、中空状のシェルの内容物となる顆粒状の砂糖菓子などを入れ、溶融したチョコレートなどでシェルの略半分部分Paの他方を貼り合わせる。これにより、最終的なチョコレートPの中空状のシェルが得られる。
以上説明したように、成形型1では、型に流し込む食品生地の量が過剰となった場合に、第1の成形用凹部23から食品生地がはみ出してバリPbが形成されることが許容されている。第1の成形用凹部23からはみ出したバリPbの厚さは、間隔形成部Kによって第1の天面21と第2の天面31との間に形成される間隔S2で規定され、第1の成形用凹部23と第2の成形用凹部33との間隔S1よりも小さくなる。したがって、成形されたシェルの略半分部分Paから簡単にバリPbを分離でき、食品生地によるシェルを形良く得ることができる。また、バリPbを折り取る作業自体も楽しむことができる。
また、成形型1では、下型2及び上型3が可撓性材料によって形成され、かつ第1の天面21に対する第1の側面22の勾配θ1と第2の天面31に対する第2の側面32の勾配θ2とが一致することによって間隔形成部Kが構成されている。これにより、第1の天面21と第2の天面31とが接する程度に下型2に上型3を嵌め込んだときに、下型2及び上型3に復元力が作用し、第1の天面21と第2の天面31との間に容易に間隔S2を形成できる。
また、第1の天面21には、第1の成形用凹部23の周縁部分の全周にわたって、第1の成形用凹部23から離間して周縁凹部24が形成されている。このため、型に流し込まれる食品生地の量が過剰となったとしても、食品生地の余剰部分が周縁凹部24に流れることで、バリPbが第1の天面21の外まで広がってしまうことを抑制できる。また、周縁凹部24が第1の成形用凹部23から離間して形成されているので、周縁凹部24内に食品生地の塊Pcが形成される場合に、塊Pcとシェルの略半分部分Paとの間にバリPbが形成されることとなる。したがって、バリPbを分離することで周縁凹部24内に形成された余剰部分をシェルの略半分部分Paから容易に分離できる。本実施形態では、周縁凹部24が分割されているため、下型2に上型3を嵌め込んだ状態のままでの第1の天面21及び第2の天面31の折り曲げ易さも確保されている。
図8は、本発明の変形例に係る成形型の要部を示す側面図である。同図に示すように、この変形例に係る成形型41では、第2の位置決め凹部37の深さE2が、第1の成形用凹部23と第2の成形用凹部33との間隔S1よりも小さい範囲で、第1の位置決め凹部27の深さE1よりも大きくなっていることによって間隔形成部Kが構成されている。
この成形型41では、第1の成形用凹部23と第2の成形用凹部33との間隔S1が例えば3mmとなっている。これに対し、第1の位置決め凹部27の深さE1は、例えば3.5mmとなっており、第2の位置決め凹部37の深さE2は、例えば3.5mmより大きく6.5mm未満となっている。したがって、下型2に上型3を嵌め込んだときに、第1の位置決め凹部27の底部27aに第2の位置決め凹部37の底部37aが突き当たり、第1の天面21に対する第2の天面31の位置が位置決めされると共に、第1の天面21と第2の天面31との間に3mm未満で間隔S2が形成される。
このような成形型41においても、型に流し込む食品生地の量が過剰となった場合に、間隔形成部Kによって第1の天面21と第2の天面31との間に形成される間隔S2により、シェルに対して十分に薄いバリが形成される。したがって、成形されたシェルの略半分部分から簡単にバリを分離でき、食品生地によるシェルを形良く得ることができる。なお、成形型41においても、図1に示した成形型1のように、第1の位置決め凹部27及び第2の位置決め凹部37の対が複数形成されていることが好適である。この場合、第1の天面21に対する第2の天面31の姿勢を安定化できる。したがって、第1の天面21と第2の天面31との間の間隔S2を均一に形成できる。
図9は、本発明の別の変形例に係る成形型の要部を示す側面図である。同図に示すように、この変形例に係る成形型51では、第1の天面21に対する第1の側面22の勾配θ1と第2の天面31に対する第2の側面32の勾配θ2とが一致し、かつ第2の天面31からの第2の側面32の垂下量F2が、第1の成形用凹部23と第2の成形用凹部33との間隔S1よりも小さい範囲で、第1の天面21からの第1の側面22の垂下量F1よりも大きくなっていることによって間隔形成部Kが構成されている。
この成形型51では、第1の側面22の垂下量F1が例えば30mmとなっているのに対し、第2の側面32の垂下量F2が例えば30mmより大きく33mm未満となっている。したがって、鍔部29,39同士が突き当たるまで下型2に上型3を嵌め込んだときに、垂下量F1と垂下量F2との差に基づいて、第1の天面21と第2の天面31との間に3mm未満の間隔S2が形成される。
このような成形型51においても、型に流し込む食品生地の量が過剰となった場合に、間隔形成部Kによって第1の天面21と第2の天面31との間に形成される間隔S2により、シェルに対して十分に薄いバリが形成される。したがって、成形されたシェルの略半分部分から簡単にバリを分離でき、食品生地によるシェルを形良く得ることができる。
図10は、本発明の更に別の変形例に係る成形型の要部を示す側面図である。同図に示すように、この変形例に係る成形型61では、第1の天面21に対する第1の側面22の勾配θ1に対して第2の天面31に対する第2の側面32の勾配θ2が大きくなっていることによって構成されている。
この成形型61では、第1の天面21に対する第1の側面22の勾配θ1が例えば83°となっているのに対し、第2の天面31に対する第2の側面32の勾配θ2が例えば83°より大きく85未満°となっている。したがって、下型2に上型3を嵌め込んだときに、第2の側面32の下端が鍔部29よりも上方の位置で第1の側面22の外側に突き当たり、第1の天面21と第2の天面31との間に3mm未満の間隔S2が形成される。
このような成形型61においても、型に流し込む食品生地の量が過剰となった場合に、間隔形成部Kによって第1の天面21と第2の天面31との間に形成される間隔S2により、シェルに対して十分に薄いバリが形成される。したがって、成形されたシェルの略半分部分から簡単にバリを分離でき、食品生地によるシェルを形良く得ることができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えば上記実施形態では、第1の位置決め凹部27と第2の位置決め凹部37との対が複数形成されているが、第1の位置決め凹部27と第2の位置決め凹部37との対は単数であってもよい。また、上記実施形態では、第1の天面21において、第1の成形用凹部23の周縁の全周にわたって周縁凹部24が設けられているが、周縁凹部24は、第1の成形用凹部23の周縁の一部にのみ設けられていてもよい。また、周縁凹部24は、必ずしも設けなくてもよい。第1の成形用凹部23の周縁の全周にわたって周縁凹部24を設ける場合において、周縁凹部24は、必ずしも分割されていなくてもよい。
第1の位置決め凹部27及び第2の位置決め凹部37は、必ずしも設けられていなくてもよい。この場合、下型2に上型3を嵌め込む際のずれを抑えるため、第1の成形用凹部23及び第2の成形用凹部33の形状・寸法を除き、下型2及び上型3の形状・寸法が同一であることが好ましい。すなわち、第1の天面21及び第2の天面31の形状・寸法が同一であり、第1の天面21の周縁から垂下する第1の側面22及び湾曲壁部28と、第2の天面31の周縁から垂下する第2の側面32及び湾曲壁部38との形状・寸法が同一であることが好ましい。
下型2に上型3を嵌め込んだときに第1の成形用凹部23と第2の成形用凹部33との間に形成される間隔S1は、必ずしも均一でなくてもよい。この場合、例えば一方の第1の成形用凹部23Aと第2の成形用凹部33Aとによって形成される間隔S1と、他方の第1の成形用凹部23Aと第2の成形用凹部33Aとによって形成される間隔S1とが互いに異なっていてもよく、一方の第1の成形用凹部23Bと第2の成形用凹部33Bとによって形成される間隔S1と、他方の第1の成形用凹部23Bと第2の成形用凹部33Bとによって形成される間隔S1とが互いに異なっていてもよい。また、第1の成形用凹部23Aと第2の成形用凹部33Aとによって形成される間隔S1と、第1の成形用凹部23Bと第2の成形用凹部33Bとによって形成される間隔S1とが互いに異なっていてもよい。これら全ての間隔S1が互いに異なっていてもよい。
また、第1の成形用凹部23及び第2の成形用凹部33の一方によって形成されるシェルの寸法と、第1の成形用凹部23及び第2の成形用凹部33の他方によって形成されるシェルの寸法とが互いに異なっていてもよい。この場合、例えば第1の成形用凹部23及び第2の成形用凹部33の一方の平面形状の寸法に対し、第1の成形用凹部23及び第2の成形用凹部33の他方の平面形状の寸法を間隔S1分だけ大きくしてもよい。こうすると、シェルの他方の略半分部分に対し、寸法が間隔S1分だけ小さいシェルの一方の略半分部分を嵌め込むことで、略半分部分同士の貼り合わせ作業を省略して中空状のシェルを得ることが可能となる。
さらに、周縁凹部24の深さは、必ずしも均一でなくてもよい。例えば周縁凹部24Aの深さC1と周縁凹部24Bの深さD1とが互いに異なっていてもよい。また、上記実施形態では、周縁凹部24A及び周縁凹部24Bは複数に分割されているが、周縁凹部24Aの一の分割部分が他の分割部分の深さと異なっていてもよく、周縁凹部24Bの一の分割部分が他の分割部分の深さと異なっていてもよい。これらの深さが全て異なっていてもよい。
なお、上記実施形態では、第1の成形用凹部23Aの周縁凹部24Aと第1の成形用凹部23Bの周縁凹部24Bとが別々に形成されているが、例えば第1の成形用凹部23Aと第1の成形用凹部23Bとの間で、周縁凹部24A及び周縁凹部24Bの少なくとも一部が連通していてもよい。この場合、第1の成形用凹部23Aと第1の成形用凹部23Bとの間隔を小さくすることが可能となる。したがって、第1の天面21の小型化が図られ、全体として成形型を小型化できる。
1,41,51,61…成形型、2…下型、3…上型、21…第1の天面、22…第1の側面、23…第1の成形用凹部、24…周縁凹部、27…第1の位置決め凹部、31…第2の天面、32…第2の側面、33…第2の成形用凹部、37…第2の位置決め凹部、E1…第1の位置決め凹部の深さ、E2…第2の位置決め凹部の深さ、F1…第1の側面の垂下量、F2…第2の側面の垂下量、K…間隔形成部、P…チョコレート(食品生地)、Pa…シェルの半分部分、Pb…バリ、S1…第1の成形用凹部と第2の成形用凹部との間隔、S2…第1の天面と第2の天面との間隔、θ1…第1の側面の勾配、θ2…第2の側面の勾配。

Claims (7)

  1. 成形するチョコレートのシェルの外面形状に対応した形状をなす第1の成形用凹部を有する第1の天面と、前記第1の天面の縁部から垂下する第1の側面と、を有する下型と、
    前記シェルの内面形状に対応した形状をなす第2の成形用凹部を有する第2の天面と、前記第2の天面の縁部から垂下する第2の側面と、を有する上型と、
    前記下型に前記上型を嵌め込んだときに、前記第1の成形用凹部と前記第2の成形用凹部との間隔よりも小さい間隔を前記第1の天面と前記第2の天面との間に形成する間隔形成部と、を備え、
    前記下型及び前記上型は、可撓性材料によって形成され、
    前記第1の天面には、前記第1の成形用凹部から離間して形成された周縁凹部が前記第1の成形用凹部の周囲に分割して配置されている成形型。
  2. 前記間隔形成部は前記第1の天面に対する前記第1の側面の勾配と前記第2の天面に対する前記第2の側面の勾配とが一致することによって構成されている請求項1記載の成形型。
  3. 前記下型は、前記第1の天面に設けられた第1の位置決め凹部を有し、
    前記上型は、前記第1の位置決め凹部の位置に対応して前記第2の天面に設けられた第2の位置決め凹部を有し、
    前記間隔形成部は、前記第2の位置決め凹部の深さが、前記第1の成形用凹部と前記第2の成形用凹部との間隔よりも小さい範囲で、前記第1の位置決め凹部の深さよりも大きくなっていることによって構成されている請求項1記載の成形型。
  4. 前記第1の位置決め凹部と前記第2の位置決め凹部との対が複数形成されている請求項3記載の成形型。
  5. 前記間隔形成部は、前記第1の天面に対する前記第1の側面の勾配と前記第2の天面に対する前記第2の側面の勾配とが一致し、かつ前記第2の天面からの前記第2の側面の垂下量が、前記第1の成形用凹部と前記第2の成形用凹部との間隔よりも小さい範囲で、前記第1の天面からの前記第1の側面の垂下量よりも大きくなっていることによって構成されている請求項1記載の成形型。
  6. 前記間隔形成部は、前記第1の天面に対する前記第1の側面の勾配に対して前記第2の天面に対する前記第2の側面の勾配が大きくなっていることによって構成されている請求項1記載の成形型。
  7. 請求項1〜のいずれか一項記載の成形型を準備する工程と、
    前記下型の前記第1の成形用凹部にチョコレートを流し込む工程と、
    前記下型に前記上型を嵌め込み、前記第2の成形用凹部によって前記第1の成形用凹部に流し込まれた前記チョコレートを押し込んでシェルを成形すると共に、前記間隔形成部によって形成される間隔に前記チョコレートによるバリを形成する工程と、
    前記第1の天面及び前記第2の天面を折り曲げて前記バリを前記シェルから折り取った後、前記上型を前記下型から外し、成形された前記シェルを前記成形型から取り出す工程と、を備えた食品の製造方法。
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