JP6468007B2 - 車両用乗員保護装置 - Google Patents
車両用乗員保護装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6468007B2 JP6468007B2 JP2015050212A JP2015050212A JP6468007B2 JP 6468007 B2 JP6468007 B2 JP 6468007B2 JP 2015050212 A JP2015050212 A JP 2015050212A JP 2015050212 A JP2015050212 A JP 2015050212A JP 6468007 B2 JP6468007 B2 JP 6468007B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- energy
- actuator
- vehicle
- state
- supplied
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
しかしながら、特許文献1は、車両の乗員を確実に保護するという課題を解決するための手段を十分に開示していない。
本発明の課題は、車両の乗員の保護をより確実に行う車両用乗員保護装置を提供することである。
電子制御装置8は、セレクタ4を制御して、モータジェネレータ2およびバッテリ3のいずれか一方をアクチュエータ5、6、7にそれぞれ接続する。
ステップS10において、電子制御装置8は、車両が緊急状態であるか否かを判定する。例えば、電子制御装置8は、ストロークセンサ81の出力信号に基づいて車両の緊急状態を回避するためのブレーキ操作(以下「緊急ブレーキ操作」という)が行われているか否かを判定する。すなわち、電子制御装置8は、緊急ブレーキ操作が行われている場合に、車両が緊急状態であることを判定する。電子制御装置8は、車間距離センサ82の出力信号に基づいて、前方車両又は後方車両との衝突の蓋然性を判定してもよい。すなわち、電子制御装置8は、前方車両又は後方車両との衝突の蓋然性が高い場合に、車両が緊急状態であることを判定してもよい。ステップS10の処理を実行している電子制御装置8が「状態判定部」に相当する。
ステップS16において、電子制御装置8は、モータジェネレータ2による供給可能エネルギー量がバッテリ3による供給可能エネルギー量よりも大きいことを判定すると、ステップS18の処理に進む。
ステップS18において、電子制御装置8は、モータジェネレータ2により変換されている電気エネルギーがブレーキアクチュエータ5に供給されていないことを判定すると、モータジェネレータ2により変換されている電気エネルギーをブレーキアクチュエータ5に供給するための処理(ステップS20〜S24の処理)に進む。
モータジェネレータ2を発電器として機能させない条件が成立している場合としては、例えば、バッテリ3に蓄電されているエネルギーの量が所定量以上である場合や、車輪9のロックによる滑走発生を低減する制動力の自動制御の実行条件が成立している場合が考えられる。
ステップS30において、電子制御装置8は、モータジェネレータ2の発電器としての機能を停止させる。
ステップS32において、電子制御装置8は、セレクタ4を制御して、モータジェネレータ2とバッテリ3とを電気的に接続する。その後、電子制御装置8は今回周期の処理を終了する。
(比較例の作動)
(本実施例の作動)
ステップS26の所定量は、アクチュエータ5、6、7毎に設定することが好ましい。アクチュエータ5、6、7がステップS26の所定量に達するタイミングは、それぞれ異なることが考えられる。
この場合、モータジェネレータ2により変換されている単位時間当たりの電気エネルギー量を検出し、その電気エネルギー量をモータジェネレータ2による供給可能エネルギー量として取得することが可能である。また、モータジェネレータ2により変換されている単位時間当たりの電気エネルギー量は、モータジェネレータ2により変換されている電気エネルギーの電圧に相関する電気信号を出力する電圧センサの出力信号に基づいて取得することが可能である。
上記実施例では、モータジェネレータ2をエネルギー変換部の一例として例示したが、エネルギー変換部はオルタネータであってもよい。
Claims (4)
- 電気エネルギーで作動するアクチュエータにより車両の乗員を保護する車両用乗員保護装置において、
前記車輪の運動エネルギーを電気エネルギーに変換するエネルギー変換部と、
前記エネルギー変換部により変換された電気エネルギーを蓄電する蓄電部と、
前記車両が緊急状態であるか否かを判定する状態判定部と、
前記状態判定部により緊急状態であることが判定されている場合に、前記エネルギー変換部により変換され得る電気エネルギー及び前記蓄電部により蓄電されている電気エネルギーのうち前記アクチュエータに供給可能な単位時間当たりの電気エネルギー量が大きい方の電気エネルギーを、前記アクチュエータに供給するエネルギー供給制御部と、
を備えていることを特徴とする車両用乗員保護装置。 - 前記エネルギー変換部は、前記車輪の運動エネルギーを電気エネルギーに変換する第1状態と、前記車輪の運動エネルギーを電気エネルギーに変換しない第2状態とに制御可能であり、
前記エネルギー供給制御部は、前記状態判定部により緊急状態ではないことが判定されている場合には前記エネルギー変換部が前記第2状態になる場合であったとしても、前記状態判定部により前記車両が緊急状態であることが判定されている場合には、前記第1状態の前記エネルギー変換部により変換され得る電気エネルギーの前記アクチュエータに供給可能な単位時間当たりの電気エネルギー量が前記蓄電部により蓄電されている電気エネルギーの前記アクチュエータに供給可能な単位時間当たりの電気エネルギー量よりも大きい場合に、前記エネルギー変換部を第1状態に制御し、前記エネルギー変換部により変換されている電気エネルギーを前記アクチュエータに供給する請求項1に記載の車両用乗員保護装置。 - 前記エネルギー供給制御部は、前記状態判定部により前記車両が緊急状態であることが判定されている場合に、前記エネルギー変換部と前記蓄電部との電気的接続を切断する請求項1または2に記載の車両用乗員保護装置。
- 前記エネルギー供給制御部は、前記状態判定部により前記車両が緊急状態であることが判定されている場合に、前記エネルギー変換部により変換されている電気エネルギーを前記アクチュエータに供給している状態で前記アクチュエータの作動量が所定量以上になると、前記蓄電部により蓄電されている電気エネルギーを前記アクチュエータに供給する請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用乗員保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015050212A JP6468007B2 (ja) | 2015-03-13 | 2015-03-13 | 車両用乗員保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015050212A JP6468007B2 (ja) | 2015-03-13 | 2015-03-13 | 車両用乗員保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016171682A JP2016171682A (ja) | 2016-09-23 |
JP6468007B2 true JP6468007B2 (ja) | 2019-02-13 |
Family
ID=56982684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015050212A Active JP6468007B2 (ja) | 2015-03-13 | 2015-03-13 | 車両用乗員保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6468007B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4487580B2 (ja) * | 2004-02-03 | 2010-06-23 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車用電池システム |
JP2006007833A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両の乗員保護装置 |
JP2009292416A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Toyota Motor Corp | 乗員保護装置 |
DE102008041498A1 (de) * | 2008-08-25 | 2010-03-04 | Robert Bosch Gmbh | Bremsanlage für Kraftfahrzeuge |
-
2015
- 2015-03-13 JP JP2015050212A patent/JP6468007B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016171682A (ja) | 2016-09-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107848424B (zh) | 制动控制装置 | |
US9956959B2 (en) | Method for controlling a delay device of a vehicle | |
KR20190127672A (ko) | 전기식 주차 브레이크용 모터 차량 제어유닛 | |
EP2823985A1 (en) | Brake control device | |
JP6102834B2 (ja) | 自動ブレーキ装置 | |
KR102507676B1 (ko) | 자동차용 브레이크 시스템 | |
JP2015147557A (ja) | 車両制御装置、及び、車両制御システム | |
JPWO2013088581A1 (ja) | 車両用制動装置 | |
JP6299837B1 (ja) | パーキングブレーキ制御装置 | |
US9321356B2 (en) | System and method for braking a hybrid or electric traction vehicle | |
US20160114799A1 (en) | Vehicle travel control apparatus | |
JP2017007487A (ja) | 車両用制動装置 | |
EP3006307B1 (en) | Electric steering device | |
US10112588B2 (en) | Vehicle control apparatus | |
JP6042383B2 (ja) | 車両制御装置 | |
KR20120051531A (ko) | 차량용 에이비에스(abs) 기반의 자동비상제동시스템의 제어 방법 | |
JP6468007B2 (ja) | 車両用乗員保護装置 | |
JP2015047980A (ja) | ブレーキ制御装置 | |
JP2018047871A (ja) | ブレーキ制御装置 | |
JP2021054176A (ja) | 車両の制動制御装置 | |
KR102480552B1 (ko) | 인휠 시스템의 인휠모터 구동장치 및 그 제어방법 | |
JP2018182810A (ja) | 電源システム | |
JP6469513B2 (ja) | 車両用制動装置 | |
JP2015226364A (ja) | 車両のブレーキ装置 | |
JP6319073B2 (ja) | 車両制動制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181231 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6468007 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |