JP6467972B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に関する。
従来の内燃機関としては、例えば特許文献1に記載されているようなディーゼルエンジンが知られている。特許文献1に記載のディーゼルエンジンは、シリンダと、このシリンダ内に配置されると共に、頂面の中央部にキャビティ部が形成されたピストンと、シリンダの上部に配置されたシリンダヘッドと、このシリンダヘッドに配置され、キャビティ部の外周部へ向けて燃料を噴射するインジェクタとを備えている。キャビティ部のリップ部には、ピストンの頂面の外周部に対してシリンダ下側へ窪んで段差を成す段付部がシリンダ周方向の全周に渡って形成されている。
特開2012−189041号公報
しかしながら、上記従来技術においては、以下の問題点が存在する。即ち、ピストンが圧縮上死点付近に達したときにインジェクタから燃料を噴射する場合には、スキッシュエリアの空気が十分に利用されず、スモークの発生の要因となる。また、シリンダのボア壁付近の低温エリアに燃料が到達し、燃料が燃焼しないクエンチ現象が発生し、結果的に未燃分の燃料が増加してしまう。
本発明の目的は、スモーク及び未燃分の燃料を低減することができる内燃機関を提供することである。
本発明の一態様は、燃料を燃焼させて動力を発生する内燃機関において、シリンダと、シリンダ内に往復昇降自在に配置されたピストンと、ピストンの上方に配置され、シリンダ及びピストンと協働して燃焼室を形成するシリンダヘッドと、シリンダヘッドに取り付けられ、燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射弁とを備え、ピストンの上端縁部には、ピストンの外側に向かって高くなるような段付部が設けられており、ピストンにおける段付部よりも内側には、燃焼室の少なくとも一部を構成する凹状のキャビティ部が設けられており、シリンダヘッドの下部には、段付部の形状に対応する形状を有する凸部が設けられていることを特徴とする。
このような内燃機関においては、ピストンの上端縁部に、ピストンの外側に向かって高くなるような段付部を設け、シリンダヘッドの下部に、段付部の形状に対応する形状を有する凸部を設けることにより、燃焼室のスキッシュエリアが凸部によって減少する。このため、ピストンが圧縮上死点または圧縮上死点付近に達した状態では、燃焼室に存在する空気の大部分がキャビティ部に入り込む。従って、燃料噴射弁から噴射される燃料の燃焼に利用される空気が増加する。これにより、スモークを低減することができる。また、燃料が噴射されたときにシリンダのボア壁付近の低温エリアに到達する燃料が減少するため、燃料が燃焼しないクエンチ現象が発生しにくくなる。これにより、未燃分の燃料を低減することができる。
凸部の先端面は、平面状を呈していてもよい。この場合には、燃料噴射の貫徹力を確保しつつ、燃料を流動させることができる。
また、ピストンの昇降位置を検出する位置検出部と、位置検出部によりピストンが圧縮上死点または圧縮上死点付近に達したことが検出されたときに、燃料のメイン噴射を実施するように燃料噴射弁を制御する制御部とを更に備えてもよい。この場合には、燃料のメイン噴射が実施される際に、スモーク及び未燃分の燃料を低減することができる。
本発明によれば、スモーク及び未燃分の燃料を低減することができる内燃機関が提供される。
一実施形態の内燃機関としてディーゼルエンジンを示す概略構成図である。 図1に示されたエンジン本体の構造及び動作を示す断面図である。 図1に示されたECUにより実行されるインジェクタ制御の処理手順を示すフローチャートである。 図1に示されたインジェクタによる燃料の噴射パターンと熱発生率波形とを示すグラフである。 比較例として、従来のエンジン本体の一つの構造及び動作を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、一実施形態の内燃機関としてディーゼルエンジンを示す概略構成図である。図1において、本実施形態のディーゼルエンジン(以下、単にエンジン)1は、燃料を燃焼させて動力を発生する直噴式の4気筒直列ディーゼルエンジンである。
エンジン1は、エンジン本体2を備えている。エンジン本体2は、4つのシリンダ3と、各シリンダ3に対応して設けられた各燃焼室4(後述)に燃料を噴射する4つのインジェクタ(燃料噴射弁)5とを有している。エンジン本体2については、後で詳述する。
エンジン1は、各インジェクタ5と接続されたコモンレール6を更に備えている。コモンレール6は、高圧燃料を貯留すると共に、高圧燃料を各インジェクタ5に供給する。
エンジン1は、エンジン本体2にインテークマニホールド7を介して接続され、燃焼室4に空気を吸入するための吸気通路8と、エンジン本体2にエキゾーストマニホールド9を介して接続され、燃焼室4において燃焼された後の排気ガスを排出するための排気通路10とを更に備えている。
吸気通路8には、上流側から下流側に向けてエアクリーナー11、ターボ過給機12のコンプレッサ13、インタークーラー14及びスロットルバルブ15が配設されている。排気通路10には、上流側から下流側に向けてターボ過給機12のタービン16及び触媒付きDPF17が配設されている。
エンジン1は、燃焼後の排気ガスの一部を排気再循環ガス(EGRガス)として燃焼室4に還流する排気再循環(EGR)ユニット18を更に備えている。EGRユニット18は、吸気通路8とエキゾーストマニホールド9とを接続するEGR通路19を有している。EGR通路19には、エキゾーストマニホールド9側から吸気通路8側に向けてEGRクーラ20及びEGRバルブ21が配設されている。EGR通路19には、バイパス通路22がEGRクーラ20をバイパスするように接続されている。
図2は、図1に示されたエンジン本体2の構造及び動作を示す断面図である。図2において、エンジン本体2は、上記のシリンダ3と、このシリンダ3内に往復昇降自在に配置されピストン23と、このピストン23の上方に配置され、シリンダ3及びピストン23と協働して上記の燃焼室4を形成するシリンダヘッド24と、このシリンダヘッド24に取り付けられ、燃焼室4に燃料を噴射する上記のインジェクタ5とを備えている。
燃焼室4は、シリンダ3のボア壁3aとシリンダヘッド24とピストン23とで囲まれる空間である。ピストン23は、クランク軸(図示せず)にコンロッド25を介して連結されている。
ピストン23の上端縁部には、ピストン23の全周にわたってピストン23の径方向外側に向かって高くなるような環状の段付部26が設けられている。段付部26は、断面湾曲形状を有している。具体的には、段付部26は、上段面を構成する頂面26aと、この頂面26aよりもピストン23の径方向内側(中心側)に配置され、下段面を構成する底面26bと、頂面26aと底面26bとの間に配置された断面湾曲形状の内周面26cとを有している。
ピストン23における段付部26よりも径方向内側には、燃焼室4の少なくとも一部を構成する凹状のキャビティ部27が設けられている。キャビティ部27は、断面略半円形状の環状溝部28を有している。環状溝部28は、キャビティ部27の外側(段付部26側)領域に配置されている。キャビティ部27は、圧縮行程において所定の圧縮比が得られるような容積を有している。段付部26とキャビティ部27との境界部は、リップ部29を構成している。
シリンダヘッド24の下部には、段付部26の形状に対応する形状を有する凸部30が設けられている。凸部30は、シリンダヘッド24のベース面24aから下側(ピストン23側)に突出している。凸部30は、底面視円形状を呈している。
凸部30の先端面30a(シリンダヘッド24の下端面)は、平面状を呈している。ここでいう平面とは、外観上の平面であり、肉眼では分からない微小の凹凸を有する面も含まれる。凸部30の外周面30bは、段付部26の内周面26cの形状に対応して断面湾曲形状を呈している。
インジェクタ5は、シリンダヘッド24の凸部30の中心部に取り付けられている。インジェクタ5は、燃料を燃焼室4に向けて所定の噴射角(図2中の1点鎖線参照)で放射状に噴射する。
図1に戻り、エンジン1は、クランク角センサ31と、ECU(Electronic Control Unit)32とを更に備えている。クランク角センサ31は、ピストン23と連結されるクランク軸(図示せず)の回転角度であるクランク角を検出することにより、シリンダ3に対するピストン23の昇降位置を検出する位置検出部である。
ECU32は、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程という1サイクル毎に、燃焼室4に空気を吸入するようにスロットルバルブ15を制御すると共に、各インジェクタ5から燃焼室4に燃料を噴射させるように各インジェクタ5を制御する。ECU32は、クランク角センサ31の検出値に基づいて各インジェクタ5を制御する制御部である。
図3は、ECU32により実行されるインジェクタ制御の処理手順を示すフローチャートである。
図3において、ECU32は、まずクランク角センサ31の検出値に基づいて、ピストン23が圧縮上死点に向かって上昇途中の所定位置に達したかどうかを判断する(手順S101)。ECU32は、ピストン23が圧縮上死点に向かって上昇途中の所定位置に達したときは、図4に示されるように、燃料のパイロット噴射Aを実施するようにインジェクタ5を制御する(手順S102)。これにより、図4に示されるように、パイロット噴射Aによる燃料の燃焼が行われ、燃焼室4の温度が上昇する。
その後、ECU32は、クランク角センサ31の検出値に基づいて、ピストン23が圧縮上死点に達したかどうかを判断する(手順S103)。ECU32は、ピストン23が圧縮上死点に達したときは、図4に示されるように、燃料のメイン噴射Bを実施するようにインジェクタ5を制御する(手順S104)。これにより、図4に示されるように、圧縮上死点においてメイン噴射Bによる燃料の燃焼が開始される。
このとき、図2(a)に示されるように、インジェクタ5からキャビティ部27の環状溝部28に向けて燃料が噴射される。シリンダヘッド24の下部には、段付部26の形状に対応する形状を有する凸部30が設けられている。このため、燃焼室4におけるキャビティ部27の上方に存在する空気の大部分が、凸部30により環状溝部28に押し込まれる。従って、メイン噴射による燃料の燃焼で利用される空気量が増加する。また、シリンダ3のボア壁3a付近に到達する燃料噴霧が減少する。
その後、ECU32は、クランク角センサ31の検出値に基づいて、ピストン23が圧縮上死点から下降途中の所定位置に達したかどうかを判断する(手順S105)。ECU32は、ピストン23が圧縮上死点から下降途中の所定位置に達したときは、図4に示されるように、燃料のアフター噴射Cを実施するようにインジェクタ5を制御する(手順S106)。これにより、図4に示されるように、アフター噴射Cによる燃料の燃焼が行われ、メイン噴射Bによる燃え残りの燃料が燃焼する。
このとき、図2(b)に示されるように、インジェクタ5からピストン23の段付部26部に向けて燃料が噴射される。すると、燃料噴霧は、段付部26の内周面26cに沿って上方に流れ、ピストン23の上方に存在する空気と混合して燃焼する。
図5は、比較例として、従来のエンジン本体の一つの構造及び動作を示す断面図である。図5において、エンジン本体50は、シリンダ3、ピストン23及びシリンダヘッド51を備えている。シリンダヘッド51の下部には、上記の凸部は設けられていない。シリンダヘッド51の中心部には、インジェクタ5が取り付けられている。なお、ピストン23が圧縮上死点に達したときの圧縮比が等しくなるように、エンジン本体50におけるピストン23の環状溝部28の容積は、上記のエンジン本体2におけるピストン23の環状溝部28の容積よりも小さくなっている。
このようなエンジン本体50においては、ピストン23の上端縁部に段付部26が設けられている。このため、図5(b)に示されるように、燃料のアフター噴射が実施されることで、燃料がピストン23の段付部26に向けて噴射されると、燃料噴霧が段付部26に沿って上方に流れ、燃料噴霧の流動が促進される。
しかし、図5(a)に示されるように、燃料のメイン噴射が実施されることで、燃料がピストン23の環状溝部28に向けて噴射されたときには、燃焼室4のスキッシュエリアSに存在する空気が燃料の燃焼に十分に利用されないため、スモークの生成の要因となる。また、シリンダ3のボア壁3a付近の低温エリアに燃料が到達しやすくなるため、燃料が燃えないというクエンチ現象が発生し、未燃分の燃料が増加してしまう。
これに対し本実施形態では、シリンダヘッド24の下部には、ピストン23の段付部26の形状に対応する形状を有する凸部30が設けられている。このため、燃焼室4のスキッシュエリアS(図5(a)参照)が凸部30によって減少する。従って、ピストン23が圧縮上死点に達した状態では、燃焼室4に存在する空気の大部分がキャビティ部27に入り込むため、インジェクタ5から噴射される燃料の燃焼に利用される空気が増加し、燃焼室4の空気利用率が高くなる。これにより、スモークを低減することができる。また、燃料が噴射されたときにシリンダ3のボア壁3a付近の低温エリアに到達する燃料が減少するため、クエンチ現象が発生しにくくなる。これにより、未燃分の燃料を低減することができる。以上の結果、エンジン1の排気性能を向上させ、ひいてはエンジン1の出力性能を向上させることが可能となる。
また、シリンダヘッド24の凸部30の先端面30aは平面状を呈しているので、燃料噴射の貫徹力を確保しつつ、燃料を流動させることができる。
さらに、ピストン23が圧縮上死点に達した時点で、燃料のメイン噴射を実施するようにインジェクタ5を制御するので、燃料のメイン噴射が実施される際に、スモーク及び未燃分の燃料を低減することができる。このため、燃料のアフター噴射を実施する際の燃料噴射量を減少させることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、ピストン23が圧縮上死点に達したときに、燃料のメイン噴射を実施しているが、特にその形態には限られない。例えば、ピストン23が圧縮上死点付近に達したとき、具体的にはピストン23が圧縮上死点に達する直前またはピストン23が圧縮上死点に達した直後に、燃料のメイン噴射を実施してもよい。この場合にも、燃料のメイン噴射が実施される際に、スモーク及び未燃分の燃料を低減することができる。
また、上記実施形態では、シリンダヘッド24の凸部30の先端面30aが平面状を呈しているが、凸部30の先端面30aの形状としては、特にそれには限られず、例えば凹凸状であってもよい。
また、上記実施形態では、シリンダヘッド24のベース面24aがシリンダ3内に配置されているが、特にその構成には限られず、シリンダヘッド24のベース面24aがシリンダ3の上端面と面一になるように構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、ピストン23の段付部26が断面湾曲形状の内周面26cを有しているが、段付部26の内周面26cの形状としては、特にそれには限られず、例えば断面直線状であってもよい。この場合には、シリンダヘッド24の凸部30の外周面30bは、段付部26の内周面26cに対応して断面直線状を有する。
さらに、上記実施形態では、燃料のメイン噴射の実施前に燃料のパイロット噴射を実施し、燃料のメイン噴射の実施後に燃料のアフター噴射を実施しているが、特にその形態には限られず、例えばパイロット噴射及びアフター噴射の少なくとも一方を実施しなくてもよい。
また、上記実施形態は、直噴式のディーゼルエンジンであるが、本発明の内燃機関は、直噴式のガソリンエンジン等にも適用可能である。
1…ディーゼルエンジン(内燃機関)、3…シリンダ、4…燃焼室、5…インジェクタ(燃料噴射弁)、23…ピストン、24…シリンダヘッド、26…段付部、27…キャビティ部、30…凸部、30a…先端面、31…クランク角センサ(位置検出部)、32…ECU(制御部)。

Claims (2)

  1. 燃料を燃焼させて動力を発生する内燃機関において、
    シリンダと、
    前記シリンダ内に往復昇降自在に配置されたピストンと、
    前記ピストンの上方に配置され、前記シリンダ及び前記ピストンと協働して燃焼室を形成するシリンダヘッドと、
    前記シリンダヘッドに取り付けられ、前記燃焼室に前記燃料を噴射する燃料噴射弁と
    前記ピストンの昇降位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部により前記ピストンが圧縮上死点または圧縮上死点付近に達したことが検出されたときに、前記燃料のメイン噴射を実施するように前記燃料噴射弁を制御し、その後前記位置検出部により前記ピストンが下降途中の所定位置に達したときに、前記燃料のアフター噴射を実施するように前記燃料噴射弁を制御する制御部とを備え、
    前記ピストンの上端縁部には、前記ピストンの外側に向かって高くなるような段付部が設けられており、
    前記ピストンにおける前記段付部よりも内側には、前記燃焼室の少なくとも一部を構成する凹状のキャビティ部が設けられており、
    前記シリンダヘッドの下部には、前記段付部の形状に対応する形状を有する凸部が設けられており、
    前記制御部は、前記位置検出部により前記ピストンが圧縮上死点または圧縮上死点付近に達したことが検出されたときは、前記キャビティ部に向けて前記燃料のメイン噴射を実施するように前記燃料噴射弁を制御し、前記位置検出部により前記ピストンが下降途中の所定位置に達したときは、前記段付部に向けて前記燃料のアフター噴射を実施するように前記燃料噴射弁を制御することを特徴とする内燃機関。
  2. 前記凸部の先端面は、平面状を呈していることを特徴とする請求項1記載の内燃機関
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