JP6467760B2 - 防犯管理装置、防犯管理方法、制御プログラム及び防犯管理システム - Google Patents

防犯管理装置、防犯管理方法、制御プログラム及び防犯管理システム Download PDF

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Description

本発明は、防犯対策を管理する技術に関し、特に住宅における防犯に関する情報を出力する防犯管理装置、防犯管理方法及び防犯管理システム、並びに、防犯管理装置に用いられる制御プログラムに関する。
従来、住宅における防犯対策として、侵入監視用のカメラ等を含む警備システムの導入、警備会社が提供する防犯サービスの契約等が知られている。この警備システムには、在宅警戒モード、外出警戒モード等といった状態に応じて動作を切り替えられる警備装置を含むものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−293057号公報
ところで、各住宅の住人の防犯に関する知識は必ずしも十分でなく住宅毎に事情が異なることから、各住宅にとってどのような防犯対策を採るべきかの判断は必ずしも容易ではない。
そこで、本発明は、住宅における防犯に役立つ情報を出力する防犯管理装置を提供することを目的とする。また、本発明は、この防犯管理装置に関連する防犯管理方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。また、本発明は、住宅における防犯に役立つ情報を出力する防犯管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の一態様に係る防犯管理装置は、住宅における消費電力の測定結果を取得する取得部と、前記取得部により取得された測定結果に基づいて前記住宅において防犯対策を必要とする度合いである防犯必要度を決定する決定部と、前記決定部により決定された防犯必要度に応じて防犯に関する情報を出力する出力部とを備える。
また、上記課題を解決するために本発明の一態様に係る防犯管理方法は、住宅における消費電力の測定結果を受信することにより取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された測定結果に基づいて前記住宅において防犯対策を必要とする度合いである防犯必要度を決定する決定ステップと、前記決定ステップにおいて決定された防犯必要度に応じて防犯に関する情報を提示する提示ステップとを含む。
また、上記課題を解決するために本発明の一態様に係る制御プログラムは、コンピュータに所定処理を実行させるための制御プログラムであって、前記所定処理は、住宅における消費電力の測定結果を受信することにより取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された測定結果に基づいて前記住宅において防犯対策を必要とする度合いである防犯必要度を決定する決定ステップと、前記決定ステップにおいて決定された防犯必要度に応じて防犯に関する情報を提示する提示ステップとを含む。
また、本発明の一態様に係る防犯管理システムは、住宅における消費電力の測定結果を取得する取得部と、前記取得部により取得された測定結果に基づいて前記住宅において防犯対策を必要とする度合いである防犯必要度を決定する決定部と、前記決定部により決定された防犯必要度に応じて防犯に関する情報を出力する出力部とを備える。
本発明の防犯管理装置等は、住宅における防犯に役立つ情報を出力する。
図1は、実施の形態に係る防犯管理装置に関連する装置群を示すシステム概略図である。 図2は、実施の形態1に係る防犯管理装置の機能ブロック図である。 図3は、防犯管理装置による防犯管理処理を示すフローチャートである。 図4は、住宅の消費電力の測定単位となる回路グループの説明図である。 図5は、防犯管理装置による生活パターン推定処理を示すフローチャートである。 図6は、生活パターンの推定結果の記録例を示す図である。 図7は、基準防犯必要度を例示する図である。 図8は、地域の防犯必要度を例示する図である。 図9は、防犯必要度を例示する図である。 図10は、防犯情報を例示する図である。 図11は、防犯に関する情報を含む画面例を示す図である。 図12は、実施の形態2に係る防犯管理装置の機能ブロック図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。ここで示す実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。従って、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序等は、一例であって本発明を限定するものではない。以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意に付加可能な構成要素である。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施形態に係る防犯管理装置100について説明する。
(構成)
図1は、実施の形態1に係る防犯管理装置100に関連する装置群を示すシステム概略図である。
防犯管理装置100は同図に示すように住宅20に設置されており、住宅20内において電力測定装置200と通信可能である。また、防犯管理装置100は、ネットワーク31を介して外部のサーバ装置30と通信可能である。ネットワーク31は、例えばインターネット等の広域ネットワークを含む。なお、図1では省略しているが、住宅20a、住宅20bにおいても住宅20と同様に防犯管理装置及び電力測定装置を設置している。
この防犯管理装置100は、防犯管理として、住宅20における防犯に役立つ情報を提示するための防犯管理方法を実行する機能を有し、例えばスイッチ、タッチパネル等の入力手段、ディスプレイ、メモリ、通信回路及びCPUを備えるコンピュータである。メモリは、プログラム及びデータを予め保持しているROM、プログラムの実行に際してデータ等の記憶に利用するためのRAM等であり、例えば不揮発性メモリを含んでいても良い。CPUは、メモリに格納された制御プログラムを実行することによりコンピュータの各部を制御して防犯管理方法に係る所定処理(防犯管理処理)を行う。コンピュータである防犯管理装置100は、例えば、住宅20のエネルギー管理をするHEMS(Home Energy Management System)において、HEMSコントローラとして働くものであっても良い。HEMSコントローラは、電力測定装置200による消費電力の測定結果等を用いてエネルギー消費の抑制等のために、住宅20における1台以上の図示しないHEMS機器(例えば電気機器)をHAN(Home Area Network)を介して制御する機能等を有する。
電力測定装置200は、住宅20の分電盤に設置され、電力系統から供給される電力を住宅20の各部屋、各部に分岐させる分岐回路毎に電流量を監視する電流センサを用いて消費電力を測定して、測定時刻と対応付けた一定期間分の測定結果を出力する装置である。
サーバ装置30は、例えば警備会社等に設置され、入力手段、ディスプレイ、メモリ、ハードディスク装置等の記憶装置、通信回路及びCPUを備えるコンピュータであり、例えば警備会社が提供する防犯サービスの詳細情報を提示するウェブサーバ機能等を有する。
図2は、防犯管理装置100の機能ブロック図である。この機能ブロック図では、防犯管理装置100における防犯管理に関わる主な機能構成要素について示しており、防犯管理装置100と連携する電力測定装置200及びサーバ装置30を付記している。
防犯管理装置100は、図2に示すように機能面では取得部110、決定部120、記憶部130、出力部140、操作部150及び通信部160を備える。
取得部110は、制御プログラムを実行するCPU、通信回路等により実現される。取得部110は、電力測定装置200が測定した住宅20における各分岐回路に接続された電気機器の消費電力(使用された電力量)の分岐回路毎の測定結果(測定時刻を含む測定結果)を取得して、その取得した測定結果を決定部120に伝達する機能を有する。決定部120に伝達される測定結果は、一定期間分の消費電力の推移(経時的変化)を示す。
決定部120は、制御プログラムを実行するCPUにより実現され、取得部110により取得された測定結果に基づいて、住宅において防犯対策を必要とする度合い(程度)である防犯必要度を決定する機能を有する。防犯必要度の決定は、住宅20の消費電力の測定結果から住宅20の住人の生活パターンを推定し、生活パターンと防犯必要度との対応関係を示す予め定められた対応関係情報に基づいて、その推定した生活パターンに応じてなされる。対応関係情報は、対応表、数式、アルゴリズムを表す命令列等である。生活パターンは、住宅の住人の生活上生じる複数の状態の時間的推移を示すパターンである。この状態としては、例えば外出中と在宅中、或いは、睡眠中とそれ以外の在宅中等といった、犯罪に対応できる程度が異なる状態が区別される。この生活パターンの推定、及び、対応関係情報については後に詳しく説明する。
記憶部130は、メモリ等の記憶領域で構成され、防犯必要度毎に住宅において実施されるべき防犯対策を示す防犯情報を記憶する機能を有する。この防犯情報は、例えば警備会社等の特定の事業者が提供する防犯サービス(防犯機器の設置及び制御、駆け付け等)を含む。防犯情報は予め記憶部130に記憶されていても良いし、例えばサーバ装置30等の外部装置からダウンロード(受信)して記憶されても良い。
出力部140は、制御プログラムを実行するCPU、ディスプレイ等により実現され、記憶部130に記憶された防犯情報を参照して、決定部120により決定された防犯必要度に応じて防犯に関する情報を出力する機能を有する。この防犯に関する情報の出力は、例えば防犯管理装置100のディスプレイへの防犯必要度及び防犯対策情報の表示である。防犯対策情報は、防犯必要度に対応した防犯対策を示す情報であり、例えば、防犯対策を実施するために警備会社等が提供する防犯サービスの情報を含む。
操作部150は、入力手段等により構成され、住宅20の住人の操作を受ける機能を有する。
通信部160は、制御プログラムを実行するCPU、通信回路等により実現され、出力部140が防犯サービスの情報を含む防犯対策情報を表示した場合において操作部150が操作を受けたときには、サーバ装置30にアクセスする機能を有する。サーバ装置30は、住宅20からのアクセスを検知してこれに対応して防犯サービスの詳細情報を提供し得る。また、このアクセスにより防犯管理装置100は、例えばサーバ装置30から防犯サービスの詳細情報の取得等を行い、表示等を行い得る。
(動作)
以下、上述の構成を備える防犯管理装置100の動作について図3に即して説明する。
図3は、防犯管理装置100による防犯管理処理を示すフローチャートである。この防犯管理処理は、例えば1日毎等に定期的に繰り返し実行されても良いし、住宅20の住人による防犯管理装置100の入力手段への操作等を契機として実行されても良い。
まず、防犯管理装置100の取得部110は、電力測定装置200が測定した住宅20における分岐回路毎の消費電力の測定結果を受信することにより取得する(ステップS11)。取得部110に取得された、消費電力の測定結果は決定部120に伝達される。
決定部120は、消費電力の測定結果に基づいて生活パターンを推定し(ステップS12)、対応関係情報に基づいて生活パターンから住宅20における防犯必要度を決定する(ステップS13)。
ここで、一旦、図3に即した説明を中断し、図4〜図9を用いて、生活パターンの推定、対応関係情報に基づく防犯必要度の決定について詳しく説明する。
図4は、電力測定装置200による、住宅20の消費電力の測定単位となる分岐回路である回路グループの説明図である。同図に示すように、住宅20における各部屋、各部分のコンセントや備え付けの電気機器を回路G1〜回路G6の6つの回路グループに区別し、電力測定装置200は、回路グループ毎に消費電力を測定する。
図5は、決定部120による生活パターンの推定のための生活パターン推定処理を示すフローチャートである。
決定部120は、図4で示した回路グループ別の現在までの一定期間分(例えば1ヶ月前から現在まで)の消費電力の推移に基づいて、生活パターンの要素となる就寝時刻、起床時刻、外出時刻及び帰宅時刻を次のように推定する。まず、決定部120は、夜で深夜所定時(例えば午前2時)迄に回路G1及び回路G2の両方で消費電力が待機電力以下となった時間帯を検知することで、その時間帯の始期を就寝時刻と推定する(ステップS21)。なお、各回路グループにおける待機電力の値は、予め設定しておく。次に、決定部120は、推定した就寝時刻の後に、回路G1及び回路G2のいずれかで消費電力が待機電力よりも大きくなった時間帯を検知することで、その時間帯の始期を起床時刻と推定する(ステップS22)。次に、決定部120は、推定した起床時刻の後に、回路G1、回路G2及び回路G3の全てについて消費電力が待機電力以下となった時間帯を検知することで、その時間帯の始期を外出時間帯と推定する(ステップS23)。次に、決定部120は、推定した外出時刻の後に、回路G1、回路G2及び回路G3のいずれかで、消費電力が待機電力よりも大きくなった時間帯を検知することで、その時間帯の始期を帰宅時刻と推定する(ステップS24)。続いて、決定部120は、ステップS21〜S24において推定した就寝時刻、起床時刻、外出時刻及び帰宅時刻を、メモリ等の記憶領域に記録する(ステップS25)。ステップS21〜S25における処理は、一定期間分の消費電力の測定結果に基づく推定が終了するまで繰り返される(ステップS26)。図6は、生活パターンの推定結果の記録例を示す図である。ステップS25が繰り返され、一定期間分の各日について起床時刻、外出時刻等が記録される。なお、同図では、推定した起床時刻等から算定される外出時間及び睡眠時間を付記している。図6に示したような一定期間分の起床時刻、外出時刻等の推定結果から、平均的な一日の生活パターン(例えば1時間単位の時間帯毎の睡眠、外出、帰宅等の状態変化や、外出時間、睡眠時間等)が計算により算定できる。
図7は、基準防犯必要度を例示する図である。図7に示す1時間単位の時間帯毎の基準防犯必要度は、生活パターンから防犯必要度を導く基準となる対応関係情報の1つである。この時間帯毎の基準防犯必要度は、一般に住宅において防犯対策を必要とする程度である防犯必要度の基準(標準値)を示し、例えば過去の防犯に関する経験的知識、防犯に関する理論的考察等に基づいて予め定められたものである。このように定められた基準防犯必要度は、一例としては、一般的に外出中の傾向が高い昼間の時間帯は在宅中の傾向が高い朝の時間帯よりも相対的に高い。なお、時間帯毎の基準防犯必要度は、住宅20が属する地域の事情を勘案して定められたものであっても良く、また、季節毎にその季節の実情に対応して定められたものであっても良い。
図8は、地域の犯罪発生数から導出した、地域の防犯必要度を例示する図である。この図8は、住宅20が属する地域において過去1年間に発生した犯罪について、時間帯毎に犯罪発生数を示しており、この犯罪発生数と図7に示した基準防犯必要度とから、地域の防犯必要度を計算により算定した結果を例示している。ある時間帯の地域の防犯必要度は、基準防犯必要度×(1+その時間帯の犯罪の発生数÷総犯罪発生数)により計算される。この地域の犯罪発生数から導出した、地域の防犯必要度も対応関係情報の1つとなる。なお、対応関係情報は、この他に、ある地域において防犯対策を要する事象(犯罪等)が発生した1以上の各住宅における住人の生活パターンと当該事象とに基づいて定められた、生活パターンと防犯必要度との対応関係を示す情報であっても良い。この対応関係情報により、例えば、住人が在宅かつ睡眠中に犯罪が発生した住宅の数が在宅かつ非睡眠時に犯罪が発生した住宅の数より多かった場合に、睡眠時に対応する防犯必要度は、非睡眠時に対応する防犯必要度よりも高く定められ得る。
決定部120は、1時間毎の各時間帯について生活パターンの要素として、睡眠中、外出中、在宅中(ここでは非睡眠時を指す)の状態を区別し、同じ状態が連続する時間帯に対応する地域の防犯必要度の最大値を、その連続する時間帯の防犯必要度として決定する。図9は、決定部120が決定した住宅の防犯必要度を例示する図である。この他に、精度を高めて決定部120がある時間帯T1における住宅20の防犯必要度を、例えば次の式1により計算することとしても良い。或いは、次の式2により計算することとしても良い。これらの計算に関する情報も上述した対応関係情報に該当する。
時間帯T1の住宅の防犯必要度(%)=時間帯T1の地域の防犯必要度×Na×Nb (式1)
時間帯T1の住宅の防犯必要度(%)=時間帯T1の基準防犯必要度×Na×Nb (式2)
ここで、Naは、その時間帯において外出中又は睡眠中の発生確率であり、Nbは、外出中又は睡眠中の防犯必要度算出用の係数である。例えば外出中の係数Nbを睡眠中の係数Nbよりも高く定め得る。なお、決定部120は、時間帯毎の防犯必要度のうち最高値を、住宅20の1つの代表値としての防犯必要度と決定する。
以下、再び図3を用いて防犯管理装置100による防犯管理処理の説明に戻る。
ステップS13において決定部120により防犯必要度が決定された後に、出力部140は、記憶部130に記憶された防犯情報50を参照して、その防犯必要度に対応する防犯対策を特定する(ステップS14)。続いて、出力部140は、防犯に関する情報として、防犯対策を含む防犯対策情報及び防犯必要度を出力(ディスプレイに表示)する(ステップS15)。図10は、防犯情報50を例示する図である。同図に示すように、生活パターン要素としての不在時(つまり外出中)及び在宅時のそれぞれについて、防犯必要度が高、中、低の3段階に区分して防犯必要度毎に、有効な防犯対策が対応付けられている。ここでは、防犯対策は、警備会社等による防犯サービスの例を示しているが、住宅の住人が自ら実施可能な防犯対策であっても良い。
図11は、ステップS15においてディスプレイに表示された防犯に関する情報を含む画面60の例を示す図である。同図に示すように画面60は、防犯必要度(代表値)と、防犯対策として警備会社による防犯サービスのプランA及びオプションプランDを含む防犯対策情報とを示している。なお、画面60は、プランAの詳細情報の入手用のボタン61a及びオプションプランDの詳細情報の入手用のボタン61bを含んでいる。なお、出力部140は、ステップS15において、防犯必要度の代表値ではなく、時間帯毎(1時間毎)の防犯必要度をディスプレイに表示することとしても良い。
ステップS15に続いて、防犯管理装置100は、操作部150に対する所定操作がなされたか否かを判別する(ステップS16)。所定操作は、例えば図11に示した画面60のボタン61a又はボタン61bの押下(例えばタッチパネルへのタッチ)である。
通信部160は、ステップS16において所定操作がなされたと判別した場合には、外部のサーバ装置30にアクセスして、所定操作に応じた防犯サービスの詳細情報を取得する(ステップS17)。取得された防犯サービスの詳細情報は、出力部140によりディスプレイに表示される(ステップS18)。
以上説明したように防犯管理処理を実行することで防犯管理装置100は、住宅20における防犯に役立つ情報(防犯必要度等)を出力する。このような防犯管理装置100により、住宅20における消費電力の推移等から客観的に推定された生活パターンに応じてその住宅の実情に沿った適切な防犯対策(防犯サービスのプラン等)が提示され得る。
(実施の形態2)
以下、実施の形態1で説明した防犯管理装置100の一部を変形した防犯管理装置100a(図12)について説明する。防犯管理装置100aは、住宅20の防犯必要度を決定するに際して、住宅20に備えられた施錠システム300から得た施錠情報と、住宅20の住人に入力された防犯能力情報とに基づいて、防犯必要度の決定を行う点で、防犯管理装置100と異なる。施錠情報は、一定期間における住宅20のドア及び窓の施解錠状態の推移を示す情報である。また、防犯能力情報は、住宅20に在宅している住人の年齢等であり、在宅している住人が防犯を要する事象の発生に対処できる能力を表すものであれば足りる。
防犯管理装置100aは、ハードウェア構成としては、防犯管理装置100と同じであり、例えばHEMSコントローラ等といったコンピュータである。
図12は、防犯管理装置100aの機能ブロック図である。この機能ブロック図では、防犯管理装置100aにおける防犯管理に関わる主な機能構成要素について示しており、防犯管理装置100aと連携する電力測定装置200、施錠システム300及びサーバ装置30を付記している。なお、防犯管理装置100と同一の機能構成要素には同じ符号を付しており、ここでの説明を省略する。施錠システム300は、ドア或いは窓の施解錠装置の動作状況を管理して施錠情報を記録し、施錠情報を防犯管理装置100aに送出する。施錠システム300は、例えば玄関のドアだけ等といった特定のドア或いは窓についての施錠情報を送出するものであっても良い。
防犯管理装置100aは、図12に示すように機能面では取得部110a、決定部120a、記憶部130、出力部140、操作部150、通信部160及び入力部170を備える。
取得部110aは、制御プログラムを実行するCPU、通信回路等により実現される。この取得部110aは、取得部110と同様に電力測定装置200が測定した住宅20における各分岐回路に接続された電気機器の消費電力の分岐回路毎の測定結果を取得して、その取得した測定結果を決定部120aに伝達する機能を有する。取得部110aは、更に、施錠システム300から送出される施錠情報を取得して決定部120aに伝達する機能を有する。
入力部170は、制御プログラムを実行するCPU、入力手段等により実現され、住宅20に在宅中の住人についての防犯を要する事象の発生に対処できる能力を示す防犯能力情報の入力を受け付ける機能を有する。
決定部120aは、制御プログラムを実行するCPUにより実現され、取得部110aにより取得された測定結果及び施錠情報に基づいて、住宅において防犯対策を必要とする程度である防犯必要度を決定する機能を有する。防犯必要度の決定は、住宅20の消費電力の測定結果から住宅20の住人の生活パターンを推定し、防犯能力情報及び施錠情報を踏まえ、生活パターンと防犯必要度との対応関係を示す予め定められた対応関係情報に基づき、推定した生活パターンに応じてなされる。決定部120aは、施錠情報を例えば統計処理して外出中或いは睡眠中における平均的な施錠率、解錠率等を算定し、その算定結果に基づいて防犯必要度を決定する。例えば、外出中或いは睡眠中における施錠率が低いと、その施錠率が高い場合に比べて防犯必要度は高くなるように決定する。また、決定部120aは、防犯能力情報を参照して、在宅している住人の年齢等に基づいて、防犯必要度を決定する。例えば、小学生以下の子供のみが在宅である時間帯は、大人が在宅である時間帯よりも防犯必要度が高くなるように決定する。
上述した以外の点については、防犯管理装置100aは、防犯管理装置100と同様であり、図3に示した動作を行う。この防犯管理装置100aによれば、防犯管理装置100よりも精度良く防犯必要度の決定を行える可能性があり、決定した防犯必要度に応じて、住宅における防犯に役立つ情報を出力することができる。
(他の実施の形態等)
以上、実施の形態1及び2により防犯管理装置について説明したが、上述した実施の形態は一例にすぎず、各種の変更、付加、省略等が可能であることは言うまでもない。
上述した決定部120或いは決定部120aは、生活パターンの推定を、消費電力に係る測定結果に基づき行うこととしたが、消費電力の他に、ガス、水道等の使用状況の測定結果等を生活パターンの推定の基礎として用いても良い。また、消費電力に係る測定結果等に加えて施錠情報に基づいて生活パターン(例えば睡眠中で施錠していない状態、その状態の頻度等)の推定を行うこととしても良い。また、消費電力の測定結果から生活パターンを推定する際の推定精度を向上させるために、住人による家族構成等の情報の入力値を参照することとしても良い。なお、睡眠中、外出中、在宅中等の生活パターンの要素の時間帯を推定するために、図5で示したものと異なるアルゴリズムを用いても良い。なお、生活パターンの要素は、住宅の住人の生活上生じる状態であれば足り、その状態と防犯必要度とを対応付ける対応関係情報が例えば過去の防犯に関する経験的知識、防犯に関する理論的考察等に基づいて予め定められれば良い。また、消費電力の測定結果は必ずしも分岐回路毎の測定結果でなくても良く、例えば住宅全体或いは住宅の一部で使用する電力量の測定結果であっても良い。住宅全体或いは住宅の一部における消費電力の推移によっても、例えば消費電力が所定閾値未満となる外出中とその閾値以上となる在宅中とを区別して住人の生活パターンを推定し得る。
また、上述したサーバ装置30は、防犯管理装置100と連携し、防犯管理装置100の防犯管理処理を一部分担しても良い。即ち、防犯管理装置100が実行する防犯管理方法の一部をサーバ装置30において分担することとしても良い。サーバ装置30は、取得部110、決定部120、記憶部130及び出力部140と同様の機能を担い、住宅20の電力測定装置200からの消費電力の測定結果を取得して防犯必要度及び防犯対策情報を出力(防犯管理装置100に送信)することとしても良い。この場合には、防犯管理装置100は受信した防犯必要度及び防犯対策情報をディスプレイ等に表示することができる。
また、例えば、上述したサーバ装置30或いは別の装置(コンピュータ)が、演算処理を担うサーバとして、決定部120等の機能の全部又は一部を分担することとし、防犯管理装置100が、そのサーバと通信することにより、サーバを利用して、決定部120等の機能を実現することとしても良い。また、防犯管理装置100の操作部150の機能を、例えば防犯管理装置100と通信可能な外部の入力端末(例えばタッチパネルを備える端末)に分担させても良い。このように、取得部110、決定部120、記憶部130、出力部140、操作部150等のそれぞれに相当する機能部を複数の装置に分散させて、防犯管理装置100に代わるシステムとして、その複数の装置を備える防犯管理システムを実現しても良い。
また、上述した防犯管理装置或いはサーバ装置30は、防犯サービスを実行するための防犯機器(防犯カメラ、サイレン発報装置等)を住宅20の内外に設置した場合においては防犯機器の制御を行っても良い。
また、上述した防犯管理装置の出力部140は出力として、ディスプレイに表示する代わりに、プロジェクタで表示しても良い。また、表示の代わりに印刷、スピーカ等からの音声出力といった提示を行っても良く、外部の表示装置(例えばタブレット等のHEMS機器)やその他の装置へのデータ送信等を行っても良い。外部の表示装置は、テレビ受像機、スマートフォン等であっても良く、出力部140からのデータ送信を受けると、外部の表示装置は受信したデータに基づく表示を行い得る。また、出力部140からのデータ送信に対して警備会社等に設置された端末装置或いはサーバ装置が受信して、受信したデータに基づく表示を、その端末装置或いはサーバ装置が備える表示装置に行わせても良い。上述の各表示装置は、上述の防犯管理システムにおいて、出力部140に相当する機能部(出力部)として機能し得る。
また、上述の防犯管理装置による処理手順(図3及び図5に示す手順等)の実行順序は、必ずしも、上述した通りの順序に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えたりその一部を省略したりすることができる。また、その処理手順(図3及び図5に示す手順等)の全部又は一部は、ハードウェアにより実現されても、ソフトウェアを用いて実現されても良い。なお、ソフトウェアによる処理は、コンピュータに含まれるCPUがメモリに記憶された制御用のプログラムを実行することにより実現されるものである。また、そのプログラムを記録媒体に記録して頒布や流通させても良い。例えば、頒布された制御プログラムをコンピュータにインストールして、CPUに実行させることで、コンピュータに図3及び図5に示した処理手順の全部又は一部を行わせることが可能となる。
また、上述した各実施の形態で示した構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明の範囲に含まれる。
なお、本発明の包括的又は具体的な各種態様には、装置、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体等の1つ又は複数の組み合わせが含まれる。
以下、本発明の一態様に係る防犯管理装置及びこの防犯管理装置に関連する防犯管理方法及び制御プログラム、並びに、防犯管理システムについての構成、変形態様、効果等について示す。
(1)本発明の一態様に係る防犯管理装置100、100aは、住宅20における消費電力の測定結果を取得する取得部110、110aと、取得部110、110aにより取得された測定結果に基づいて住宅20において防犯対策を必要とする度合いである防犯必要度を決定する決定部120、120aと、決定部120、120aにより決定された防犯必要度に応じて防犯に関する情報を出力する出力部140とを備える防犯管理装置である。
この構成により、その住宅20において防犯に役立つ情報(例えば防犯対策等)が出力されるようになる。
(2)例えば、取得部110、110aが取得する測定結果は、住宅20における消費電力の経時的変化を示し、決定部120、120aは、その測定結果から住宅20における住人の生活パターンを推定し、推定した生活パターンに応じて、防犯必要度の決定を行うこととしても良い。
これにより、住宅20の住人の生活パターンに適した防犯に役立つ情報が出力されるようになる。
(3)例えば、決定部120、120aは、防犯対策を要する事象が発生した1以上の住宅各々における住人の生活パターンとその事象とに基づいて定められた、生活パターンと防犯必要度との対応関係を示す対応関係情報に基づいて、防犯必要度の決定を行うこととしても良い。
これにより、過去に発生した防犯対策を要する事象(例えば犯罪)の履歴情報を活用して防犯に役立つ情報が出力されるようになる。
(4)例えば、決定部120、120aは、生活パターンと防犯必要度との対応関係を示す、予め定められた対応関係情報に基づいて、防犯必要度の決定を行うこととしても良い。
これにより、過去の防犯に関する経験的知識、防犯に関する理論的考察等から対応関係情報を定めておくことで、客観的に住宅20の防犯必要度が決定され、その防犯必要度に応じて住宅20の防犯に役立つ情報が出力されるようになる。
(5)例えば、決定部120、120aは、消費電力の測定結果に基づき所定期間毎に住宅20における住人が外出しているか、在宅中でありかつ睡眠中であるか、及び、在宅中でありかつ睡眠中でないかを区別する生活パターンを推定することにより防犯必要度の決定を行うこととしても良い。
これにより、住宅20の住人が犯罪等の事象に対処できる程度が異なる各状態を踏まえて、適切に防犯必要度が決定されるようになる。
(6)例えば、決定部120、120aは、所定の単位時間(例えば1時間)毎に防犯必要度の決定を行い、出力部140は、所定の単位時間毎の防犯必要度を示す情報を表示することとしても良い。
これにより、住宅20の住人は、時間毎の防犯必要度を確認できるようになる。
(7)例えば、防犯管理装置100、100aは更に、防犯必要度毎にその防犯必要度に対応して住宅において実施されるべき防犯対策を示す防犯情報を記憶する記憶部130を備え、出力部140は、防犯情報を参照して、決定部120、120aにより決定された防犯必要度に対応する防犯対策を示す防犯対策情報を表示することとしても良い。
これにより、住宅20の住人は、防犯対策を視認できるようになる。
(8)例えば、出力部140は、防犯対策情報に、防犯対策を実施するために所定の防犯サービスの情報を含ませ、防犯管理装置100、100aは更に、住宅20の住人の操作を受ける操作部150と、出力部140が所定の防犯サービスの情報を含む防犯対策情報を表示した場合において操作部150が操作を受けたときには所定の防犯サービスに関連する情報を提供する外部のサーバ装置30にアクセスする通信部160とを備えることとしても良い。所定の防犯サービスは、例えば警備会社等の特定の事業者が提供するサービス(防犯機器の設置、駆け付け等)である。
これにより、住宅20の住人は、例えば、防犯対策を実施するための所定の防犯サービスについて情報を得る等が可能になる。
(9)例えば、取得部110aは、住宅20の消費電力の測定結果の他に住宅20の施解錠状態を示す施錠情報を取得し、決定部120aは、消費電力の測定結果と施錠情報とに基づいて防犯必要度の決定を行うこととしても良い。
これにより、防犯管理装置100aは、例えば外出中における住宅20のドアの施錠率等を踏まえて精度良く防犯必要度を決定し得るようになる。
(10)例えば、防犯管理装置100aは更に、住宅20に在宅中の住人についての防犯を要する事象の発生に対処できる能力を示す防犯能力情報の入力を受け付ける入力部170を備え、決定部120aは、入力部170により受け付けられた入力に係る防犯能力情報にも基づいて、防犯必要度の決定を行うこととしても良い。
これにより、防犯管理装置100aは、例えば在宅中の住人の能力を踏まえて精度良く防犯必要度を決定し得るようになる。
(11)本発明の一態様に係る防犯管理方法は、住宅20における消費電力の測定結果を受信することにより取得する取得ステップS11と、取得ステップS11において取得された測定結果に基づいて住宅20において防犯対策を必要とする度合いである防犯必要度を決定する決定ステップS13と、決定ステップS13において決定された防犯必要度に応じて防犯に関する情報を提示(出力)する提示ステップS15とを含む防犯管理方法である。防犯に関する情報の提示は、例えば住宅の住人に防犯に関する情報を認識させる表示、音声再生、印刷等であり、例えば警備会社等の者に防犯に関する情報を認識させる表示等である。
これにより、例えば住宅の住人に防犯に役立つ情報が認識されるようになり、また例えば警備会社等の者に防犯に関する情報が認識されるようになる。
(12)本発明の一態様に係る制御プログラムは、コンピュータに所定処理(防犯管理処理)を実行させるための制御プログラムであって、所定処理は、住宅における消費電力の測定結果を受信することにより取得する取得ステップS11と、取得ステップS11において取得された測定結果に基づいて住宅において防犯対策を必要とする度合いである防犯必要度を決定する決定ステップS13と、決定ステップS13において決定された防犯必要度に応じて防犯に関する情報を提示(出力)する提示ステップS15とを含む制御プログラムである。
これにより、コンピュータを、防犯管理処理を実行する防犯管理装置100、100aとして機能させることができるようになる。
(13)本発明の一態様に係る防犯管理システムは、住宅20における消費電力の測定結果を取得する取得部(例えば取得部110、110a)と、取得部により取得された測定結果に基づいて住宅20において防犯対策を必要とする度合いである防犯必要度を決定する決定部(例えば決定部120、120a)と、決定部により決定された防犯必要度に応じて防犯に関する情報を出力する出力部(例えば出力部140)とを備える防犯管理システムである。
これにより、住宅20において防犯に役立つ情報(例えば防犯対策等)が出力されるようになる。
30 サーバ装置
100、100a 防犯管理装置
110、110a 取得部
120、120a 決定部
130 記憶部
140 出力部
150 操作部
160 通信部
170 入力部

Claims (13)

  1. 住宅における消費電力の測定結果を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された測定結果に基づいて前記住宅において防犯対策を必要とする度合いである防犯必要度を決定する決定部と、
    前記決定部により決定された防犯必要度に応じて防犯に関する情報を出力する出力部とを備え
    前記取得部は、住宅の前記消費電力の測定結果の他に当該住宅の施解錠状態を示す施錠情報を取得し、
    前記決定部は、前記施錠情報を統計処理し、前記消費電力の測定結果と統計処理された前記施錠情報とに基づいて前記決定を行う
    防犯管理装置。
  2. 前記取得部が取得する前記測定結果は、前記住宅における消費電力の経時的変化を示し、
    前記決定部は、前記測定結果から前記住宅における住人の生活パターンを推定し、推定した生活パターンに応じて、前記決定を行う
    請求項1記載の防犯管理装置。
  3. 前記決定部は、防犯対策を要する事象が発生した1以上の住宅各々における住人の生活パターンと当該事象とに基づいて定められた、生活パターンと防犯必要度との対応関係を示す対応関係情報に基づいて、前記決定を行う
    請求項2記載の防犯管理装置。
  4. 前記決定部は、生活パターンと防犯必要度との対応関係を示す、予め定められた対応関係情報に基づいて、前記決定を行う
    請求項2記載の防犯管理装置。
  5. 前記決定部は、前記測定結果に基づき所定期間毎に前記住宅における住人が外出しているか、在宅中でありかつ睡眠中であるか、及び、在宅中でありかつ睡眠中でないかを区別する生活パターンを推定することにより前記決定を行う
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の防犯管理装置。
  6. 前記決定部は、所定の単位時間毎に防犯必要度の前記決定を行い、
    前記出力部は、前記所定の単位時間毎の防犯必要度を示す情報を表示する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の防犯管理装置。
  7. 前記防犯管理装置は更に、防犯必要度毎に当該防犯必要度に対応して住宅において実施されるべき防犯対策を示す防犯情報を記憶する記憶部を備え、
    前記出力部は、前記防犯情報を参照して、前記決定部により決定された防犯必要度に対応する防犯対策を示す防犯対策情報を表示する
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の防犯管理装置。
  8. 前記出力部は、前記防犯対策情報に、前記防犯対策を実施するために所定の防犯サービスの情報を含ませ、
    前記防犯管理装置は更に、
    前記住宅の住人の操作を受ける操作部と、
    前記出力部が前記所定の防犯サービスの情報を含む防犯対策情報を表示した場合において前記操作部が前記操作を受けたときには前記所定の防犯サービスに関連する情報を提供する外部のサーバ装置にアクセスする通信部とを備える
    請求項7記載の防犯管理装置。
  9. 前記決定部は、前記統計処理において、外出中または睡眠中における平均的な施錠率、及び、外出中または睡眠中における平均的な解錠率の少なくとも一方を算定し、算定結果に基づいて前記決定を行う
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の防犯管理装置。
  10. 前記防犯管理装置は更に、前記住宅に在宅中の住人についての防犯を要する事象の発生に対処できる能力を示す防犯能力情報の入力を受け付ける入力部を備え、
    前記決定部は、前記入力部により受け付けられた入力に係る防犯能力情報にも基づいて、前記決定を行う
    請求項1〜9のいずれか一項に記載の防犯管理装置。
  11. 住宅における消費電力の測定結果を受信することにより取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された測定結果に基づいて前記住宅において防犯対策を必要とする度合いである防犯必要度を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにおいて決定された防犯必要度に応じて防犯に関する情報を提示する提示ステップとを含み、
    前記取得ステップにおいては、住宅の前記消費電力の測定結果の他に当該住宅の施解錠状態を示す施錠情報を取得し、
    前記決定部ステップにおいては、前記施錠情報を統計処理し、前記消費電力の測定結果と統計処理された前記施錠情報とに基づいて前記決定を行う
    防犯管理方法。
  12. コンピュータに所定処理を実行させるための制御プログラムであって、
    前記所定処理は、
    住宅における消費電力の測定結果を受信することにより取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された測定結果に基づいて前記住宅において防犯対策を必要とする度合いである防犯必要度を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにおいて決定された防犯必要度に応じて防犯に関する情報を提示する提示ステップとを含み、
    前記取得ステップにおいては、住宅の前記消費電力の測定結果の他に当該住宅の施解錠状態を示す施錠情報を取得し、
    前記決定部ステップにおいては、前記施錠情報を統計処理し、前記消費電力の測定結果と統計処理された前記施錠情報とに基づいて前記決定を行う
    制御プログラム。
  13. 住宅における消費電力の測定結果を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された測定結果に基づいて前記住宅において防犯対策を必要とする度合いである防犯必要度を決定する決定部と、
    前記決定部により決定された防犯必要度に応じて防犯に関する情報を出力する出力部とを備え
    前記取得部は、住宅の前記消費電力の測定結果の他に当該住宅の施解錠状態を示す施錠情報を取得し、
    前記決定部は、前記施錠情報を統計処理し、前記消費電力の測定結果と統計処理された前記施錠情報とに基づいて前記決定を行う
    防犯管理システム。
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