JP6572831B2 - 家電機器制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、家電機器の動作を制御する家電機器制御システムに関する。
例えばエアコンや給湯装置のような、住宅に設置された家電機器の動作を自動的に制御することのできる家電機器制御システムの普及が始まっている。家電機器制御システムによれば、住宅の使用者の操作を必要とすることなく、適切なタイミングで自動的に部屋の空調を開始したり、自動的に浴槽への湯張りを行ったりするようなことができる。このような家電機器制御システムは、住宅における電力の消費を最適化するための所謂HEMS(Home Energy Management System)として構成されることが多い。
下記特許文献1には、住宅に設けられた特定の家電機器(トリガ機器)の動作状態が変化すると、同じ住宅に設けられた他の家電機器(制御対象機器)の動作状態を自動的に変化させることのできる電気機器制御システムについて記載されている。当該電気機器制御システムによれば、例えば、使用者が照明を手動でONにした際に、自動的にエアコンの空調運転を開始させるようなことが可能となる。
特開2015−220709号公報
上記特許文献1に記載の電気機器制御システムによれば、トリガ機器と制御対象機器との組み合わせ、及び、両者が連係して行う動作の態様を、使用者が予め設定することができる。しかしながら、住宅の内外におけるあらゆる状況を予め想定し、制御対象機器を常に適切に動作させるための設定を行うことは、難しいことが多い。
一例として、窓を自動的に開閉することのできる開閉装置が設けられた住宅において、当該開閉装置を制御対象機器として設定する場合について説明する。多くの場合、窓は晴れた日においては開かれた状態とされ、雨が降っている時には閉じられた状態とされる。このような窓の開閉が自動的に行われるように、例えば天気の状態を検知する降雨センサ等をトリガ機器とし、当該センサの検知結果に基づいて開閉装置(制御対象機器)の動作を制御することが考えられる。
しかしながら、窓の開閉状態をどうすべきかの判断は、雨が降っているか否かのみに基づいて行うことが適切であるとは限らない。例えば、強い風が吹いているような日には、晴れていたとしても窓を閉じた方がよい場合がある。また、外気温が低い冬期においては、雨が降っておらず、強い風が吹いていない場合であっても、窓を閉じた方がよい場合が多い。このように、窓の開閉状態をどうすべきかの判断については多くの要素が複雑に絡み合っている。人間は、上記のような多くの要素を考慮して適切な判断を行っているのであるが、同様の判断を自動化するためには非常に複雑な設定を行う必要があり、実際には困難である。窓の開閉装置に限らず、他の家電機器の動作を自動的に行うにあたっても、上記と同様の困難性が伴うことが多い。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、住宅に設置された家電機器を、自動的に且つ適切に動作させることのできる家電機器制御システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る家電機器制御システムは、家電機器の動作を制御する家電機器制御システム(10)であって、制御対象住宅(HM1)に設置された家電機器(110)の動作を制御する制御部(100)と、制御対象住宅とは別の住宅である監視対象住宅(HM2)、に設置された家電機器(210)の動作を監視する監視部(200)と、を備える。監視対象住宅に設置された家電機器である監視対象機器の状態が、監視対象住宅の使用者が行う操作によって変化すると、制御部は、制御対象住宅に設置された家電機器であって、監視対象機器と同種の家電機器である制御対象機器の状態を、監視対象機器の状態と同じとなるように変化させる連系制御を行うように構成されている。この家電機器制御システムは、制御対象住宅の使用者からの操作を受け付ける操作部(130)を更に備え、制御対象住宅の使用者が操作部に行う操作に基づいて、監視対象住宅の設定が行われ、監視対象住宅として複数の住宅が設定され、複数の監視対象住宅のそれぞれに設置された監視対象機器のうち、使用者が行う操作によって状態が変化したものの割合が所定割合を超えたときに、制御部は、制御対象機器の状態を、所定割合を超えた監視対象機器と同じ状態となるように変化させる。
上記のような家電機器制御システムでは、監視部が、監視対象住宅に設置された家電機器(監視対象機器)の動作を監視する。監視対象住宅の使用者が行う操作によって監視対象機器の状態が変化すると、制御部は、制御対象住宅に設置された同種の家電機器(制御対象機器)の状態を、監視対象機器の状態と同じとなるように変化させる制御(連系制御)を行う。
監視対象機器の状態の変化(例えば照明がOFFからONとなったこと)は、監視対象住宅の使用者が行う操作によるもの、すなわち、人間の判断に基づくものである。人間は、住宅の内外における複雑な状況を把握し、これらの状況を総合的に勘案した上で、監視対象機器の状態を変化させる。このため、監視対象機器と同じように制御対象機器の状態を変化させる制御は、人間の判断に基づいた適切な制御であるといえる。監視対象住宅として、例えば制御対象住宅と同じ地域にある住宅を設定しておけば、制御対象住宅に人が存在しない場合であっても、制御対象住宅に設置された家電機器を自動的に且つ適切に動作させることができる。
本発明によれば、住宅に設置された家電機器を、自動的に且つ適切に動作させることのできる家電機器制御システムが提供される。
本発明の実施形態に係る家電機器制御システムの全体構成を示す図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 家電機器制御システムの動作を示すシーケンス図である。 センターサーバによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。 操作部に表示される画面の一例を示す図である。 操作部に表示される画面の一例を示す図である。 センターサーバによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1を参照しながら、本発明の実施形態に係る家電機器制御システム10の構成について説明する。家電機器制御システム10は、複数の住宅(HM1、HM2)のそれぞれに設置された各種の家電機器の動作を、自動的に制御するためのシステムとして構成されている。尚、図1においては2つの住宅(HM1、HM2)のみが示されているのであるが、実際には3つ以上の住宅が存在している。家電機器制御システム10は、制御装置100、200と、センターサーバSVと、操作部130と、を備えている。
制御装置100は、住宅HM1に設置された家電機器110の動作を制御するための装置である。制御装置100は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータシステムであって、住宅HM1における電力消費を最適化するための所謂HEMSとして構成されている。図1においては、住宅HM1に設置された家電機器110の一例として、エアコン111と、天窓112と、照明113と、電気錠114とが示されている。
エアコン111は、住宅HM1の部屋(不図示)の空調を行うための空調装置である。エアコン111は、使用者が行う操作、又は制御装置100が行う制御によって、冷房運転、暖房運転、及び自動運転のいずれかを行う。尚、自動運転とは、部屋の気温等に応じて冷房運転及び暖房運転のうち適切な方を自動的に行う運転のことである。
天窓112は、住宅HM1の天井に設けられた窓であって、不図示のアクチュエータの駆動力によってその開閉状態を切り換えることのできる装置である。天窓112は、使用者が行う操作、又は制御装置100が行う制御によって、その開閉状態を切り換えるように動作する。尚、天窓112を動作させるために使用者が行う操作は、例えば住宅HM1の壁に設けられた不図示のスイッチや、後述の操作部130に対して行われる。
照明113は、住宅HM1の部屋に取り付けられたシーリングライトであって、夜間などにおいて点灯し部屋の照明を行うための装置である。照明113は、使用者が行う操作、又は制御装置100が行う制御によって、その点灯状態を切り換えるように動作する。尚、照明113の点灯状態を切り換えるために使用者が行う操作は、例えば住宅HM1の壁に設けられた不図示のスイッチや、操作部130に対して行われる。
電気錠114は、住宅HM1の玄関のドア(不図示)の施錠及び開錠を、不図示のアクチュエータの駆動力によって自動的に行う装置である。電気錠114は、使用者が行う操作、又は制御装置100が行う制御によって、施錠又は開錠を行うように動作する。尚、電気錠114を動作させるために使用者が行う操作は、例えば使用者が電気錠114にカードキーをタッチさせることにより行われる。
制御装置200は、住宅HM1とは別の住宅HM2に設置された家電機器210の動作を制御するための装置である。制御装置200は、制御装置100と同様にHEMSとして構成されており、その構成は制御装置100の構成と同一である。また、住宅HM1及び住宅HM2以外の他の住宅にも、制御装置100と同じ構成の制御装置が1台ずつ設置されている。
本実施形態では、住宅HM2に設置された家電機器210のそれぞれは、住宅HM1に設置された家電機器210のそれぞれと同一である。以下では、家電機器110のそれぞれに対応する家電機器210に対し、例えば「エアコン211」のように200番台の符号を付して説明することとする。尚、エアコン111とエアコン211とは、必ずしも完全に同一の装置である必要はない。エアコン111とエアコン211とは、メーカーや型式が互いに異なる同種の空調装置であってもよい。天窓112と天窓212、照明113と照明213、及び電気錠114と電気錠214についても同様である。
センターサーバSVは、制御装置100及び制御装置200のそれぞれと通信を行う装置である。また、センターサーバSVは、住宅HM1及び住宅HM2以外の他の住宅に設置された制御装置とも通信を行う。センターサーバSVは、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータシステムとして構成されており、本実施形態では住宅HM1及び住宅HM2とは異なる場所に設置されている。センターサーバSVと制御装置100との間における通信は、住宅HM1に設置されたルータ120を介して行われる。また、センターサーバSVと制御装置200との間における通信は、住宅HM2に設置されたルータ220を介して行われる。センターサーバSVは、制御装置100及び制御装置200のそれぞれと通信を行うことにより、後に説明する連系制御を行う。
操作部130は、住宅HM1の使用者が行う操作を受け付けるための装置である。操作部130はタッチパネル画面を有しており、当該タッチパネル画面を介して使用者への情報の提示を行ったり、使用者からのタッチ操作を受け付けたりすることができる。本実施形態では、操作部130は、住宅HM1の使用者が携帯する携帯通信端末として構成されている。操作部130と制御装置100との間では、無線による通信が行われる。当該通信により、使用者が操作部130に対して行った操作の内容が制御装置100に伝達される。
尚、上記のような態様に替えて、操作部130が住宅HM1に据え付けられた(つまり携帯不可能な)タッチパネル画面として構成されていてもよい。この場合、操作部130と制御装置100との間における通信は、無線ではなくLANケーブル等を介して行われてもよい。
制御装置100の具体的な構成について、図2を参照しながら説明する。図2には、制御装置100の機能的な構成を示すブロック図が示されている。同図に示されるように、制御装置100は、Webサーバ部101と、センタ通信部102と、機器制御部103と、機器管理部105と、を有している。
Webサーバ部101は、操作部130との通信を行う部分である。Webサーバ部から操作部130に送信された情報は、操作部130のタッチパネル画面上に表示される。また、操作部130のタッチパネル画面に対し使用者が行った操作、に対応する情報は、操作部130からWebサーバ部101へと送信される。
センタ通信部102は、ルータ120を介してセンターサーバSVと通信を行う部分である。また、センタ通信部102は、それぞれの家電機器110の動作を制御するための信号を、次に説明する機器制御部103に送信する。
機器制御部103は、エアコン111等のそれぞれの家電機器110の動作を制御する部分である。機器制御部103は、それぞれの家電機器110に対応して設けられたドライバ部104を介して、それぞれの家電機器110に制御信号を送信する。これにより、制御信号を受信した家電機器110の状態が変化する。
尚、上記における「状態」とは、エアコン111については、停止している状態、暖房運転を行っている状態、冷房運転を行っている状態、及び自動運転を行っている状態、のいずれかである。天窓112については、開いている状態又は閉じている状態のいずれかである。照明113については、点灯している状態又は消灯している状態のいずれかである。電気錠114については、施錠している状態又は開錠している状態のいずれかである。
機器管理部105は、住宅HM1に設置されている家電機器110の情報等が、データベースとして記録される不揮発性の記憶装置である。住宅HM1に新たな家電機器110が設置され、制御装置100に接続されると、当該家電機器110の情報が機器管理部105に記録される。「家電機器110の情報」とは、例えば家電機器110の種類や型式等である。後に説明するように、機器管理部105に記録されている情報はWebサーバ部101に伝達され、操作部130のタッチパネル画面にリスト表示される。
尚、制御装置200の構成は、既に述べたように制御装置100の構成と同一である。以下では、制御装置200の構成要素のうちセンタ通信部102に対応する部分のことを、「センタ通信部202」と表記する。制御装置200の他の構成要素についても同様に、対応する制御装置100の要素に200番台の符号を付して表記する。
図3を参照しながら、家電機器制御システム10によって実行される連系制御の概要について説明する。連系制御とは、特定の住宅に設置されている家電機器の状態を、他の住宅に設置されている同種の家電機器の状態と同じとなるように自動的に切り換える制御のことである。
尚、連系制御において自動的に状態が切り換えられる家電機器のことを、以下では「制御対象機器」とも表記する。また、他の住宅に設置されている同種の家電機器、すなわち、連系制御の際においてその動作が参照される家電機器のことを、以下では「監視対象機器」とも表記する。更に、制御対象機器が設置されている住宅のことを以下では「制御対象住宅」とも表記し、監視対象機器が設置されている住宅のことを以下では「監視対象住宅」とも表記する。
ここでは、住宅HM1に設置されている天窓112の開閉状態を、住宅HM2に設置されている天窓212の開閉状態と同じとなるように自動的に切り換える場合の例について説明する。この例では、住宅HM1が制御対象住宅であり、天窓112が制御対象機器である。また、住宅HM2が監視対象住宅であり、天窓212が監視対象機器である。
図3において符号U1が付されているのは、住宅HM1の使用者である。当該使用者のことを、以下では「使用者U1」と表記する。また、図3において符号U2が付されているのは、住宅HM2の使用者である。当該使用者のことを、以下では「使用者U2」と表記する。
連系制御に先立ち、使用者U1は、操作部130に対し操作を行うことにより、特定の家電機器110を制御対象機器として予め設定しておく(ステップP1)。図3の例では、制御対象機器として天窓112が設定される。また、ステップP1では、特定又は不特定の住宅を監視対象住宅として予め設定しておくための操作も行われる。図3の例では、監視対象住宅として住宅HM2が設定される。上記2つの操作のうち、一方又は両方が過去において既になされていた場合には、ステップP1ではその操作が省略されてもよい。ステップP1において、操作部130のタッチパネル画面に表示される操作画面の具体的な態様については後に説明する。
制御対象機器及び監視対象住宅の設定が行われると、その設定内容が操作部130から制御装置100のWebサーバ部101へと送信される(ステップP2)。設定内容は、更にWebサーバ部101からセンタ通信部102へと送信される。また、設定内容は機器管理部105にも送信され、機器管理部105に記録される。
その後、制御装置100のセンタ通信部102から、上記設定内容がセンターサーバSVに送信される(ステップP3)。センターサーバSVは、受信した設定内容を、自らが備える不図示の記憶装置に記録する(ステップP4)。図3の例では、住宅HM1に設置された天窓112が制御対象機器として設定されたこと、及び、住宅HM1の監視対象住宅として住宅HM2が設定されたこと、のそれぞれを示す情報が、設定内容としてセンターサーバSVの記憶装置に記憶される。
使用者U1による設定が以上のようになされると、連系制御の準備が完了した状態となる。図3の例では、当該状態において、使用者U2により住宅HM2の天窓212を開状態とするための操作が行われる(ステップP5)。これに伴い、天窓212が動作して開状態となる(ステップP6)。続いて、天窓212の状態が閉状態から開状態に変化したことを示す情報が、天窓212から制御装置200へと伝達される(ステップP7)。
尚、使用者U2が操作を行い、当該操作に基づいて制御装置200が天窓212を動作させた場合には、ステップP7の処理を経ることなく、その時点で制御装置200は天窓212の状態が変化したことを把握している。いずれの場合であっても、使用者U2が行う操作によって天窓212の状態が変化すると、制御装置200はその旨を把握する。
天窓212の状態が変化したことを示す情報は、制御装置200のセンタ通信部102からセンターサーバSVへと送信される(ステップP8)。センターサーバSVは、自らの記憶装置に記憶された情報を検索することにより、天窓212が監視対象機器として登録されているか否かを判定する(ステップP9)。具体的には、住宅HM2を監視対象住宅として登録している制御対象住宅が存在し、且つ、その制御対象住宅に設置されている天窓212と同種の家電機器が、制御対象機器として設定されているか否かを判定する。
図3の例では、住宅HM2を監視対象住宅として登録している制御対象住宅、すなわち住宅HM1が存在している。また、住宅HM1に備えられた家電機器110のうち天窓212と同種のもの、すなわち天窓112が制御対象機器として予め設定されており、その旨がセンターサーバSVの記憶装置に記録されている(ステップP4)。
この場合、天窓112の状態を変化させるための制御信号が、センターサーバSVから制御装置100のセンタ通信部102へ送信される(ステップP10)。制御装置100は、機器制御部103及びドライバ部104を介して天窓112に制御信号を送信し、天窓112の状態を閉状態から開状態に変化させるための制御を行う(ステップP11)。天窓112は、当該制御信号を受けて動作し開状態となる(ステップP12)。すなわち、監視対象機器である天窓212の状態と同じ状態になる。
以上のような連系制御においては、制御対象住宅(住宅HM1)に設置された家電機器110の動作を制御する制御装置100が、本実施形態における「制御部」に該当する。また、制御装置200は、監視対象住宅(住宅HM2)に設置された家電機器210の動作を監視しており、家電機器210の状態が変化するとその旨をセンターサーバSVに送信している。このような処理を行う制御装置200は、本実施形態における「監視部」に該当する。
上記のように、監視対象機器である天窓212の状態が、使用者U2が行う操作によって変化すると、制御装置100は、制御対象機器である天窓112の状態を、天窓212の状態と同じとなるように変化させる。このため、天窓212の状態が変化した際に、住宅HM1に使用者U1がいない場合であっても、住宅HM1の天窓112は自動的に動作して、天窓212の状態と同じ状態となる。
このとき、天窓212の状態を変化させるための操作は、人間である使用者U2の判断に基づいてなされている。使用者U2は、例えば住宅HM2の周囲における天候、気温、風の強さ、時間帯等の、住宅の内外における複雑な状況を把握し、これらの状況を総合的に勘案した上で、天窓212の状態を変化させたはずである。従って、天窓212が開状態となる動作は、使用者U2にとって適切な動作であるといえる。
住宅HM1の天窓112も、天窓212と同じ状態となるように動作する。従って、連系制御の結果として起こる天窓112の動作は、住宅HM1の使用者U1にとっても適切な動作である可能性が高い。監視対象住宅として、住宅HM1と同じ地域にある住宅HM2を設定しておけば、住宅HM1に人が存在しない場合であっても、住宅HM1に設置された天窓112を自動的に且つ適切に動作させることができる。
上記の例は、天窓112が制御対象機器として設定され、その動作が自動的に行われる場合の例である。制御対象機器としては、天窓112以外の家電機器110が設定されてもよいことは言うまでもない。
例えばエアコン111が制御対象機器として設定された場合には、使用者U2の操作に基づいてエアコン111の運転が自動的に開始又は停止される。使用者U1が住宅HM1にいない時に、住宅HM1内の空調が自動的に行われるので、使用者U1が帰宅した際に住宅HM1内を快適な状態としておくことができる。
照明113が制御対象機器として設定された場合には、使用者U2の操作に基づいて照明113が自動的に点灯又は消灯される。使用者U1が住宅HM1にいない時であっても、照明113を適切なタイミングで自動的に点灯又は消灯させるので、住宅HM1における空き巣の被害等を防止することができる。
電気錠114が制御対象機器として設定された場合には、使用者U2の操作に基づいて電気錠114が自動的に施錠又は開錠される。電気錠114を適切なタイミングで自動的に施錠又は開錠させるので、住宅HM1における鍵の閉め忘れなどを確実に防止することができる。
本実施形態では、制御部である制御装置100、及び監視部である制御装置200、のそれぞれと通信を行うセンターサーバSVが設けられている。制御装置200は、監視対象機器である天窓212の状態をセンターサーバSVに送信する。制御装置100は、センターサーバSVとの通信に基づいて制御対象機器である天窓112の状態を変化させる。以上のように、制御装置100と制御装置200との間に介在するセンターサーバSVは、本実施形態における「管理部」に該当する。
尚、センターサーバSVを間に介在させることなく、制御装置100と制御装置200とが直接通信することによって連系制御が行われるような態様としてもよい。この場合、天窓112の状態が変化したことを示す情報は、制御装置200から制御装置100へと直接伝達されることとなる。制御装置は、当該情報に基づいて天窓112の状態を変化させる。
以上の例においては、制御装置100が制御部として機能し、制御装置200が監視部として機能する場合の例について説明した。既に述べたように、制御装置100の構成と制御装置200の構成とは互いに同一であるから、制御装置100が監視部として機能することもでき、制御装置200が制御部として機能することもできる。この場合、使用者U1が行う操作によって住宅HM1に設置された家電機器110の状態が変化すると、制御装置100は、当該家電機器110の状態を外部(センターサーバSV又は制御装置200)に送信することとなる。
センターサーバSVで行われる処理の具体的な内容について、図4を参照しながら説明する。図4に示される一連の処理は、連系制御が行われている間、所定の周期が経過する毎にセンターサーバSVにより繰り返し実行されている。以下の説明においても、3つ以上の複数の住宅のそれぞれに、制御装置100等と同一の制御装置が1台ずつ設置されており、全ての制御装置がセンターサーバSVと通信を行っているものとする。
最初のステップS01では、いずれかの住宅において、当該住宅に設置された家電機器の状態が変化したか否かが判定される。図3の例におけるステップP8のように、住宅HM2に設置された制御装置200から、家電機器210の状態が変化したことを示す情報がセンターサーバSVに送信されれば、ステップS02に移行する。いずれの制御装置からも上記情報がセンターサーバSVに送信されていなければ、図4に示される一連の処理を終了する。
ステップS02では、状態が変化した家電機器(以下、先の例と同様に「家電機器210」とする)と同種の家電機器が、制御対象機器としてセンターサーバSVの記憶装置に記録されているか否かが判定される。換言すれば、状態が変化した家電機器210が、制御対象機器として登録されている家電機器と同種の監視対象機器に該当するか否かが判定される。同種の家電機器が制御対象機器として記録されている場合には、ステップS03に移行する。そうでない場合には、図4に示される一連の処理を終了する。
ステップS03では、連動条件が成立しているか否かが判定される。連動条件とは、制御対象住宅に設置された制御対象機器の状態を、監視対象機器の状態に連動するように変化させるための条件である。ここでは、状態が変化した家電機器210が設置された住宅HM2が、同種の制御対象機器を備える住宅(以下、先の例と同様に「住宅HM1」とする)にとっての監視対象住宅に該当しているときに、連動条件が成立していると判定される。
つまり、家電機器210と同種の制御対象機器をセンターサーバSVに送信していた制御装置100が、家電機器210が設置された住宅HM2を予め監視対象住宅として設定していた場合には、連動条件が成立していると判定される。当該判定は、図3のステップP4で記録された情報を参照することにより行われる。連動条件が成立していない場合には、図4に示される一連の処理を終了する。連動条件が成立している場合にはステップS04に移行する。
ステップS04では、制御対象機器の状態を変化させるための制御信号が、センターサーバSVから制御装置100のセンタ通信部102へ送信される。当該処理は、図3のステップP10に対応するものである。その後、制御対象機器の状態を、監視対象機器の状態と同じ状態とするための制御が行われる。
操作部130のタッチパネル画面に表示される操作画面について、図5及び図6を参照しながら説明する。図5に示されるのは、図3のステップP1において、特定の家電機器110を制御対象機器として予め設定する操作のための操作画面である。当該操作画面は、機器リスト表示部131と、有効無効設定部132と、制御内容設定部133と、設定ボタン134とを有している。
機器リスト表示部131は、住宅HM1に設置された家電機器110のそれぞれの名称が、縦に並ぶようにリスト表示される部分である。機器リスト表示部131に表示される家電機器110の名称のリストは、機器管理部105に記憶された情報に基づいて表示される。
有効無効設定部132は、「有効」ボタンと「無効」ボタンとが一対となったものが、機器リスト表示部131におけるそれぞれの家電機器110の名称の右側に表示される部分である。使用者は、「有効」ボタン及び「無効」ボタンのいずれかにタッチすることにより、それぞれの家電機器110について、連系制御の対象とするか否かを設定することができる。図5の例では、エアコン111及び照明113が連系制御の対象として設定されており、天窓112及び電気錠114が連系制御の対象外として設定されている。
制御内容設定部133は、連系制御における制御対象機器の具体的な動作の態様を設定する部分である。制御内容設定部133では、それぞれの家電機器110の動作に対応したチェックボックスが、「有効」ボタン及び「無効」ボタンの更に右側となる位置に表示される。例えばエアコン111については、「ON」「OFF」「暖房」「冷房」及び「自動」と表記された5つのチェックボックスが表示される。使用者U1は、これらのチェックボックスにタッチすることにより、エアコン111の動作の一部又は全部を連系制御の対象とすることができる。
図5の例のように、エアコン111の「ON」のチェックボックスにチェックが入った状態であり、「OFF」のチェックボックスにはチェックが入っていない状態の場合、監視対象機器であるエアコン211がOFFからONに切り換わったときには、制御対象機器であるエアコン111は自動的にOFFからONに切り換わる。一方、エアコン211がONからOFFに切り換わったときには、エアコン111の状態は変化しない。
また、照明113のONのチェックボックスにチェックが入った状態であり、「OFF」のチェックボックスにはチェックが入っていない状態の場合、監視対象機器である照明213が消灯状態から点灯状態に切り換わったときには、制御対象機器である照明213は自動的に消灯状態から点灯状態に切り換わる。一方、照明213が点灯状態から消灯状態に切り換わったときには、照明113の状態は変化しない。
このように、家電機器制御システム10では、制御対象機器の全ての動作を監視対象機器に連動させるのではなく、制御対象機器の特定の動作のみを監視対象機器に連動させることが可能となっている。
設定ボタン134は、図5の操作画面における設定操作が完了した後に、使用者U1がタッチするボタンである。設定ボタン134がタッチされると、そのときに操作部130に表示されている内容(チェックボックスのチェック状態等)が、センタ通信部102からセンターサーバSVへと送信され(図3のステップP3)、センターサーバSVの記憶装置に記録される(図3のステップP4)。
このように、制御部である制御装置100は、制御対象住宅の使用者U1が操作部130に行う操作に基づいて、連系制御の対象となる家電機器の設定、及び、当該家電機器の状態変化のうち、連系制御の対象となる状態変化の設定を行うように構成されている。前者の設定は、使用者U1が有効無効設定部132に対し行う操作に基づいて実行される。後者の設定は、使用者U1が制御内容設定部133に対し行う操作に基づいて実行される。尚、これら2つの設定は、本実施形態のように両方が行われてもよいのであるが、いずれか一方のみが行われるような態様であってもよい。
センターサーバSVは、記憶装置に記録された状態に基づいて、制御対象住宅への制御信号の送信(図3のステップP10)を行う。例えば図5のような設定が行われた場合には、エアコン211がOFFからONに切り換わると、センターサーバSVから制御装置100へと制御信号が送信される。一方、エアコン211がONからOFFに切り換わっても、センターサーバSVから制御信号は送信されない。同様に、照明213が消灯状態から点灯状態に切り換わると、センターサーバSVから制御装置100へと制御信号が送信される。一方、照明213が点灯状態から消灯状態に切り換わっても、センターサーバSVから制御信号は送信されない。更に、天窓212の状態や電気錠214の状態が変化しても、(有効無効設定部132で「無効」が選択されているので)センターサーバSVから制御信号は送信されない。
尚、操作部130で行われていた設定の如何に関わらず、監視対象機器の状態が変化した際には常にセンターサーバSVから制御装置100に制御信号が送信されるような構成としてもよい。この場合、エアコン111等の状態を、制御信号に応じて変化させるか否かについては、操作部130で行われていた設定に基づいて制御装置100側で判断されることとすればよい。
図6に示されるのは、図3のステップP1において、特定又は不特定の住宅を監視対象住宅として予め設定しておく操作のための操作画面である。当該操作画面は、連動ボタン135、136と、入力部137、138と、設定ボタン139とを有している。
連動ボタン135、136は、所謂ラジオボタンであって、使用者U1はこれらのうち一方のみをタッチして選択する。連動ボタン135は、特定の一つ又は複数の住宅を監視対象住宅として設定する場合に、使用者U1がタッチするボタンである。連動ボタン135がタッチされた場合には、使用者U1は、HEMS_ID又はGroup_IDのいずれか一方を入力部137に入力する。
HEMS_IDとは、家電機器制御システム10が備えるそれぞれの制御装置100等に付された固有の数値列である。HEMS_IDが入力部137に入力された場合には、それに対応する特定の制御装置100等が設置された住宅が、監視対象住宅として設置される。使用者U1は、信頼のおける人が所有する制御装置100等のHEMS_IDを、入力部137に入力すればよい。これにより、使用者U1はプライバシーの問題を気にすることなく、自宅における家電機器の状態を、他人が行う操作に基づいて変化させることができる。
Group_IDとは、複数台の制御装置100等をひとまとめにしたもの、に付される固有の数値列である。例えば、マンションのような集合住宅のそれぞれの部屋に制御装置100等が設置されている場合には、これら制御装置100等には共通のGroup_IDが付される。使用者U1が集合住宅の一室に住んでいる場合には、同じ集合住宅の制御装置に付されたGroup_IDを入力部137に入力すればよい。この場合、同じ環境で生活する複数の人間の判断に基づいて、家電機器110の状態を自動的に且つ適切に変化させることが可能となる。
連動ボタン136は、複数且つ不特定の住宅を監視対象住宅として設定する場合に、使用者U1がタッチするボタンである。連動ボタン136がタッチされた場合には、使用者U1は、地域情報を入力部138に入力する。地域情報とは、使用者U1が住む住宅HM1の立地場所を示す文字列であって、具体的には地域コードである。地域コードに替えて、例えば郵便番号が地域情報として入力されてもよく、使用者U1の住所そのものを示す文字列が地域情報として入力されてもよい。
連動ボタン136がタッチされた場合には、家電機器制御システム10が備える制御装置100等が設置された住宅のうち、入力部137に入力された地域情報に対応する地域、に存在する住宅の全てが、監視対象住宅として設定される。
設定ボタン139は、図6の操作画面における設定操作が完了した後に、使用者U1がタッチするボタンである。設定ボタン139がタッチされると、そのときに操作部130に表示されている内容(入力部137に入力されたHEMS_ID等)が、センタ通信部102からセンターサーバSVへと送信され(図3のステップP3)、センターサーバSVの記憶装置に記録される(図3のステップP4)。
このように、制御部である制御装置100は、制御対象住宅の使用者U1が操作部130に行う操作に基づいて、監視対象住宅の設定を行うように構成されている。
ところで、入力部137にHEMS_IDが入力された場合には、監視対象住宅として一つの住宅が設定されることとなる。この場合には、図3を参照しながら説明したように、特定の監視対象機器(天窓212等)の状態と同じとなるように、制御対象機器の状態を変化させる制御が行われる。
一方、入力部137にGroup_IDが入力された場合や、入力部138に地域情報が入力された場合には、監視対象住宅として複数の住宅が設定され、監視対象機器として複数且つ同種の家電機器が設定されることとなる。このような場合における連系制御の態様としては、全ての監視対象機器の状態が特定の状態に変化した場合においてのみ、制御対象機器の状態を同じ状態に変化させることが考えられる。また、複数の監視対象機器のうちいずれか一つの状態が特定の状態に変化すれば、直ちに制御対象機器の状態を同じ状態に変化させることも考えられる。
本実施形態に係る家電機器制御システム10では、複数の監視対象住宅のそれぞれに設置された監視対象機器のうち、使用者が行う操作によって状態が変化したものの割合が所定割合を超えたときに、制御対象機器の状態を同じ状態となるように変化させる。
図7には、監視対象機器として複数の家電機器が設定されている場合に、センターサーバSVにより実行される処理の流れが示されている。図7に示される一連の処理は、先に説明した連動条件が成立しているか否かを判定するために、図4のステップS03の処理において実行されるものである。
最初のステップS11では、変化割合が算出される。変化割合とは、複数の監視対象住宅のそれぞれに設置された監視対象機器のうち、使用者が行う操作によって状態が変化したものの割合のことである。
センターサーバSVでは、それぞれの制御装置100等から送信される情報(図3のステップP8により送信される情報)に基づいて、各住宅に設置されたそれぞれの家電機器の状態を個別に記録している。当該記録に基づいて、センターサーバSVは上記の変化割合を算出する。
例えば、図4のステップS01において、エアコン211の状態がOFFからONに変化したとする。このとき、住宅HM1の制御装置100によって監視対象機器として設定されたエアコンが100台存在しており、そのうちの60台がONの状態であったとすると、図7のステップS11では、変化割合として0.6(=60/100)が算出される。
ステップS11に続くステップS12では、ステップS11で算出された変化割合が、所定割合を超えたか否かが判定される。所定割合とは、連系制御のために予め設定されるパラメータであって、例えば本実施形態では所定割合として0.5が設定されている。所定割合の値は、家電機器の種類ごとに個別に設定されていてもよく、更に家電機器の動作毎に個別に設定されていてもよい。例えば、エアコンの冷房開始についての所定割合として0.4が設定され、エアコンの暖房開始についての所定割合として0.6が設定されてもよい。
変化割合が所定割合を超えていれば、ステップS13に移行する。ステップS13では、連動条件が成立していると判定される。この場合、図4の処理においてステップS03からステップS04に移行し、制御対象機器の状態を、所定割合を超えた監視対象機器の状態と同じとするような制御が行われる。
ステップS12において、変化割合が所定割合を超えていなければ、ステップS14に移行する。ステップS14では、連動条件が成立していないと判定される。この場合、図4の処理においては、ステップS03の後で一連の処理を終了するので、制御対象機器の状態は変化しない。
このように、監視対象機器として複数の家電機器が設定されている場合には、例えば過半数の監視対象機器の状態が特定の状態に変化したタイミングで、制御対象機器の状態を同じように変化させることができる。多くの使用者が行う判断、すなわち、集合知を利用した適切な判断に基づいて、制御対象機器の状態を自動的に変化させることができる。
尚、以上に説明した本実施形態では、操作部130が制御装置100(制御部)と通信することにより、監視対象住宅の設定等が行われる。このような態様に替えて、操作部130がセンターサーバSVと通信することにより、監視対象住宅の設定等が行われるような態様であってもよい。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10:家電機器制御システム
100:制御装置
110:家電機器
130:操作部
210:家電機器
HM1:住宅
HM2:住宅
SV:センターサーバ

Claims (6)

  1. 家電機器の動作を制御する家電機器制御システム(10)であって、
    制御対象住宅(HM1)に設置された家電機器(110)の動作を制御する制御部(100)と、
    前記制御対象住宅とは別の住宅である監視対象住宅(HM2)、に設置された家電機器(210)の動作を監視する監視部(200)と、を備え、
    前記監視対象住宅に設置された家電機器である監視対象機器の状態が、前記監視対象住宅の使用者が行う操作によって変化すると、
    前記制御部は、
    前記制御対象住宅に設置された家電機器であって、前記監視対象機器と同種の家電機器である制御対象機器の状態を、前記監視対象機器の状態と同じとなるように変化させる連系制御を行うように構成されており、
    前記制御対象住宅の使用者からの操作を受け付ける操作部(130)を更に備え、
    前記制御対象住宅の使用者が前記操作部に行う操作に基づいて、前記監視対象住宅の設定が行われ、
    前記監視対象住宅として複数の住宅が設定され、
    複数の前記監視対象住宅のそれぞれに設置された前記監視対象機器のうち、使用者が行う操作によって状態が変化したものの割合が所定割合を超えたときに、
    前記制御部は、
    前記制御対象機器の状態を、前記所定割合を超えた前記監視対象機器と同じ状態となるように変化させる家電機器制御システム。
  2. 前記制御部及び前記監視部のそれぞれと通信を行う管理部(SV)を更に備え、
    前記監視部は、前記監視対象機器の状態を前記管理部に送信し、
    前記制御部は、前記管理部との通信に基づいて前記制御対象機器の状態を変化させる、請求項1に記載の家電機器制御システム。
  3. 記制御対象住宅の使用者が前記操作部に行う操作に基づいて、
    前記連系制御の対象となる家電機器の設定、及び、当該家電機器の状態変化のうち前記連系制御の対象となる状態変化の設定、の少なくとも一方が行われる、請求項1又は2に記載の家電機器制御システム。
  4. 前記監視対象住宅として一つの住宅が設定される、請求項に記載の家電機器制御システム。
  5. 前記操作部は、前記制御対象住宅の使用者が携帯する携帯通信端末である、請求項乃至のいずれか1項に記載の家電機器制御システム。
  6. 前記制御部は、
    前記制御対象住宅に設置された家電機器の状態を外部に送信する機能をも有している、請求項1乃至のいずれか1項に記載の家電機器制御システム。
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