JP6466232B2 - Bta深穴加工機 - Google Patents

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Description

本発明は、深穴加工を行うBTA深穴加工機に関する。
従来より、BTA深穴加工機という深穴加工機が広く用いられている。BTAの名称は、ドイツ、英国、フランス、スウェーデン及び米国の間でかつてBoring&Trepanning Association(BTA)を組織し、工具の規格定形、作業条件の基準化に努め、相互に技術情報の交換を行い、この方式の一層の開発を目的として啓蒙を行ったことに由来している。具体的には、BTA深穴加工機は、内部に流路が形成された筒状のドリル(ボーリングバーとも言う)によってワークを加工する。加工においては、ドリルの外周面とワークの被削面との間に高圧の切削液が供給される。当該切削液は、発生する切粉をドリルの内部に形成された流路を通じて外部に排出させる機能の他、ドリルを冷却する機能、切削点の潤滑機能等を担っている。
BTA深穴加工機によるワークの設置方法には、2つのタイプがある。工具と同心に回転されるようにワークをチャックにより固定する方法と、ワークをテーブル上に載置する方法である。後者の方法の方が、ワークの形状の自由度が高い。また、後者の方法であれば、ワークを複数並列に設置しておいて、工具の軸線方向に対して垂直な面に沿ってテーブルを移動させることによって、複数の深穴加工を実現することもできる。
ワークをテーブル上に載置する具体的な方法としては、テーブル上に設置された一対のVブロックを用いる方法が一般的である。この場合、一対のVブロック上にワークが載置され、例えばボルト等の締結具によって当該一対のVブロックの上方からワークが締付固定される。
特公平7−4689号公報
テーブル上にワークを設置する場合、貫通孔を加工する際に、工具がワークを貫通する際に高圧の切削液が飛散して周囲を汚してしまうことを防止するために、工具がワークを貫通する位置を覆うように、予めシール部材がワークに対して液密に当接配置される。
具体的には、特公平7−4689号公報(特許文献1)に開示されているように、ワークストッパ手段(8)がシール部材である押し付け部材(83)をワーク(W)に対して押圧しておくことにより、工具(4)がワーク(W)を貫通する際に高圧の切削液が飛散して周囲を汚してしまうことを防止している(図5参照)。
ここで、強固にワークを固定しようとして締結具の締付力を大きくしすぎると、ワークが変形してしまうおそれがある。
一方、締結具による締付力が小さいと、シール部によるワークへの押圧力(一定値に保たれる)によってワークが加工前に移動してしまうことがある。これを防止するためには、当該ワークが移動しないような小さな値に当該押圧力を抑えておく必要があり、場合によって、シール部のシール効果が十分でないという問題があった。
本発明は、以上のような問題に鑑みて、締結具による締付力が小さい場合であっても、シール部のシール効果を十分に実現することができるBTA深穴加工機を提供することを課題とする。
本発明は、ワークの一方の側に配置され、他方の側の端部から一方の側の領域まで延びる流路が内部に形成された筒状の工具と、前記工具の一方の側の少なくとも一部を支持して当該工具をその軸線周りに回転させる工具回転機構と、前記工具回転機構を支持する主軸台と、前記主軸台を前記工具の軸線方向に移動させる主軸台移動機構と、前記ワークの加工時に、前記ワークの被削面と前記工具との間に切削液を供給すると共に、当該切削液を前記流路を介して前記工具の他方の側の端部から一方の側の領域へと環流させる切削液供給装置と、前記ワークの他方の側に当接されるシール部と、前記シール部を前記工具の軸線方向に移動させるシール部移動機構と、前記ワークの加工時に、当該ワークに対して一方の側から他方の側に向かって与えられている押圧力を評価する押圧力評価手段と、前記押圧力評価手段の評価結果に基づいて前記シール部移動機構を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記押圧力に対応して、前記ワークの静止状態を維持するような力で当該ワークを他方の側から一方の側へ押圧するように前記シール部移動機構を制御するようになっていることを特徴とするBTA深穴加工機である。
本発明によれば、ワークの深穴加工時に、ワークに対して一方の側から他方の側に向かって与えられている押圧力に対応してワークの静止状態を維持するような力でワークを他方の側から一方の側へ押圧することにより、ワークに対する締結具による締付力が小さい場合であっても、ワークが加工前に移動してしまうことが防止されるため、シール部のシール効果を十分に実現することができる。
好ましくは、前記制御手段は、前記押圧力に対応して、前記押圧力評価手段において評価された押圧力と同一の大きさで当該前記押圧力とは反対方向の力で前記ワークを他方の側から一方の側へ押圧するように前記シール部移動機構を制御するようになっている。
この場合、ワークに対する締結具による締付力が極めて小さい場合、更には、ワークを締結具で締結しない場合であっても、ワークが加工前に移動してしまうことが防止されるため、シール部のシール効果を十分に実現することができる。
また、好ましくは、前記押圧力評価手段は、前記工具回転機構が前記工具を回転させる際に当該工具回転機構を通流する電流を検出する第1のセンサと、前記主軸台移動機構が前記主軸台を移動させる際に当該主軸台移動機構を通流する電流を検出する第2のセンサと、前記切削液の供給圧力を検出する第3のセンサと、前記第1乃至第3のセンサの各検出結果に基づいて、前記押圧力を評価する評価本体部と、を有している。
この場合、ワークに対して一方の側から他方の側に向かって与えられている押圧力を正確に評価することができるため、ワークの静止状態を確実に維持することができる。
好ましくは、前記切削液供給装置は、前記工具によって貫通されている内部孔と、当該内部孔から切削液供給口に至る流路と、を有すると共に、前記ワークの一方の側に当接可能であって、前記工具の軸線方向に移動可能な圧力台と、前記圧力台の前記切削液供給口と切削液供給源とを接続する切削液供給管と、を有している。
この場合、いわゆるシングルチューブ方式の工具(ドリル)を使用しての深穴加工において、被削面と工具との間に切削液を確実に供給することができる。
また、好ましくは、前記押圧力評価手段は、前記圧力台が前記ワークを押圧する力を検出する第4のセンサを更に有しており、前記評価本体部は、前記第1乃至第4のセンサの各検出結果に基づいて前記押圧力を評価するようになっている。
この場合、いわゆるシングルチューブ方式の工具(ドリル)を使用しての深穴加工において、ワークに対して一方の側から他方の側に向かって与えられている押圧力を正確に評価することができるため、ワークの静止状態を確実に維持することができる。
更に、好ましくは、前記圧力台は、前記内部孔の一方の側の領域において、前記工具の回転を許容すると共に当該工具との間で液密状態を維持するシール部材を有している。
この場合、ワークに対する深穴加工中に、圧力台の一方の側の領域から切削液が漏れてしまうことを防止することができる。
本発明によれば、BTA深穴加工機によるワークの深穴加工時に、ワークに対して一方の側から他方の側に向かって与えられている押圧力に対応してワークの静止状態を維持するような力でワークを他方の側から一方の側へ押圧することにより、ワークに対する締結具による締付力が小さい場合であっても、ワークが加工前に移動してしまうことが防止されるため、シール部のシール効果を十分に実現することができる。
本発明の一実施の形態のBTA深穴加工機の概略正面図である。 図1のBTA深穴加工機の切削液供給装置の概略断面図である。 図1のBTA深穴加工機のシール部の概略断面図である。 図1のBTA深穴加工機の制御装置の概略的な構成を示すブロック図である。 従来のBTA深穴加工機のシール部及びワーク周辺を示す概略正面図である。
以下に、添付の図面を参照して本発明の一実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態のBTA深穴加工機100の概略正面図である。図1に示すように、BTA深穴加工機100は、加工機200と、当該加工機200を制御する制御装置300と、を有している。
本実施の形態の加工機200は、深穴加工の対象となるワークWの設置位置(ワークWの設置方法については後述される)の一方の側(図1においては右側)に配置され、他方の側(図1においては左側)端部から一方の側の領域(例えば、一方の側の端部。但し、端部でなくてもよい)まで延びる流路(図示は省略されている)が内部に形成された、筒状の工具10を有している。また、本実施の形態の加工機200は、工具10の一方の側の少なくとも一部を支持して当該工具10をその軸線周りに回転させる工具回転機構11と、工具回転機構11を支持する主軸台20と、主軸台20を工具10の軸線方向に移動させる主軸台移動機構21と、を有している。更に、本実施の形態の加工機200は、加工時においてワークWの被削面と工具10との間に切削液を供給すると共に、当該切削液を前記流路を介して工具10の他方の側の端部から一方の側の領域へと環流させる切削液供給装置30と、を有している。また、本実施の形態の加工機200は、ワークWの他方の側に当接されるシール部40と、シール部40を工具10の軸線方向に移動させるシール部移動機構41と、を有している。本実施の形態では、主軸台20及びシール部移動機構41は、ベッド80上に支持されている。
図2は、図1のBTA深穴加工機100の切削液供給装置30の概略断面図である。図2に示すように、本実施の形態の切削液供給装置30は、工具10によって貫通されている円筒状の内部孔32と、当該内部孔32から当該切削液供給装置30の下方外面に露出する切削液供給口34に至る流路33と、を有すると共に、ワークWの一方の側(右側)に当接可能であって、工具10の軸線方向に移動可能な圧力台31を有している。また、切削液供給装置30は、当該圧力台31の切削液供給口34と切削液供給源35とを接続する切削液供給管36を有している。本実施の形態では、切削液供給装置30は、例えば1〜1.5MPaの圧力で切削液を供給するようになっている。
また、本実施の形態の内部孔32(切粉の回収回路の一部を構成する)は、内径250mm、長さ400mmである。また、内部孔32は、図2に示すように、一方の側の領域(右側領域)において、工具10の回転を許容すると共に工具10との間で液密状態を維持する環状のシール部材37を有している。更に、本実施の形態では、圧力台31の他方の側の領域において、当該圧力台31とワークWとの間で液密状態を維持する環状のシール部材38が設けられている。
図3は、図1のBTA深穴加工機100のシール部40及びシール部移動機構41の概略断面図である。図3に示すように、本実施の形態のシール部40は、一方の側の端部が解放された内径140mm、深さ75mmの有底円筒形状を有しており、当該一方の側の端部は、ワークWに液密状態を維持するように当接されるようになっている。
また、本実施の形態のシール部移動機構41は、シリンダ42と当該シリンダ42の内部に摺動可能に嵌入されたピストン43と、を有する油圧式の押圧シリンダである。シール部移動機構41は、後述される制御装置300に接続されており、当該制御装置300によって、ピストン43がシリンダ42に対して軸線方向に摺動され得るようになっている。すなわち、制御装置300によって、シール部40がシリンダ42に対して軸線方向に移動され得るようになっている。本実施の形態のシール部移動機構41は、シール部40を介してワークWを例えば3000Nの力で押圧することができる。
本実施の形態の加工機200は、制御装置300によって制御されるようになっている。図1のBTA深穴加工機100の制御装置300の概略的な構成を示すブロック図が、図4に示されている。
図4に示すように、本実施の形態の制御装置300は、ワークWの加工時に、当該ワークWに対して一方の側(右側)から他方の側(左側)に向かって与えられている押圧力を評価する押圧力評価手段50と、押圧力評価手段50の評価結果に基づいてシール部移動機構41を制御する制御手段60と、を備えている。
本実施の形態の押圧力評価手段50は、工具回転機構11が工具10を回転させる際に当該工具回転機構11を通流する電流を検出する第1のセンサ51と、主軸台移動機構21が主軸台20を移動させる際に当該主軸台移動機構21を通流する電流を検出する第2のセンサ52と、切削液の供給圧力を検出する第3のセンサ53と、圧力台31がワークWを押圧する際に、圧力台31を移動させる圧力台移動機構70を通流する電流を検出する第4のセンサ54と、を有している。また、押圧力評価手段50には評価本体部55が設けられており、当該評価本体部55は、第1の電流センサ51、第2の電流センサ52、第3の圧力センサ53及び第4の電流センサ54の各検出結果に基づいて、ワークWに対して一方の側から他方の側に向かって与えられている押圧力を評価するようになっている。
具体的には、例えば、評価本体部55には、第1の電流センサ51の検出結果、第2の電流センサ52の検出結果、第3の圧力センサ53の検出結果、及び、第4の電流センサ54の検出結果と、それら各検出結果に対応する状態下で一方の側(右側)から他方の側(左側)へとワークWに対して実際に与えられている力と、を対応付けるデータテーブル(あるいは4入力1出力の関数)が格納されている。このデータテーブルは、例えば、実際の実験に基づいて予め作成され得る。
評価本体部55は、このテーブルを参照することにより、第1乃至第4のセンサ51乃至54の検出結果に基づいて、ワークWに対して一方の側から他方の側に向かって与えられている押圧力を評価するようになっている。
更に、本実施の形態の制御手段60は、以上のようにして評価された押圧力に対応して、ワークWの静止状態を維持するような力で、具体的には、押圧力評価手段50において評価された押圧力と同一の大きさで当該押圧力とは反対方向の力で、ワークWを他方の側から一方の側へ押圧するようにシール部移動機構41を制御するようになっている。
次に、本実施の形態のBTA深穴加工機100の作用について説明する。
まず、シール部40と圧力台31との間に、ワークWが設置される。本実施の形態では、工具10の軸線方向からの位置ずれを防止するべく、テーブル上に載置されたVブロック(不図示)上にワークWが載置される。
次に、シール部移動機構41及び圧力台移動機構70によって、シール部40及び圧力台31がワークWに向かって共に移動される。そして、当該シール部40及び当該圧力台31によってワークWが挟持され、工具10の軸線方向におけるワークWの加工前の位置決めが完了する。
この状態から、深穴加工が開始される。すなわち、工具回転機構11によって工具10がその軸線回りに回転されると共に、主軸台移動機構21が起動されて、主軸台20が他方の側に向かって移動される。すなわち、工具10がワークWに向かって移動される。回転する工具10がワークWに当接することで、当該ワークWに対する深穴加工が開始される。工具10とワークWとの当接に先行して、切削液供給装置30により工具10とワークWの被削面との間に高圧(1〜1.5MPa)の切削液が供給される。当該切削液は、切削液供給源35から、切削液供給管36及び流路33を介して、圧力台31の内部孔32に供給され(図2参照)、当該内部孔32を通流して工具10とワークWの被削面との間に流入する。当該切削液は、工具10を冷却する機能を担う。また、当該切削液は、加工により発生される切粉を巻き込んで(飲み込んで)、工具10の内部に形成された流路(不図示)を介して工具10の一方の側の領域(例えば一方の側の端部に設けられた排出口(不図示))へと排出される。
ワークWの深穴加工の間、ワークWには、工具10等により、一方の側から他方の側に向かう押圧力が与えられている。当該押圧力は、ワークWの材料特性に依存する加工時の抵抗及び工具10のワークWに対する送り速度等による工具10起因の力の他、圧力台31からの力や高圧の切削液による力も影響する。このような押圧力を評価するために、本実施の形態の押圧力評価手段50は、第1の電流センサ51によって、工具回転機構11(工具回転モータ)が工具10を回転させる際に当該工具回転機構11を通流する電流を検出し、第2の電流センサによって、主軸台移動機構21(主軸台移動モータ)が主軸台20を移動させる際に当該主軸台移動機構21を通流する電流を検出し、第3の圧力センサ53によって、切削液の供給圧力を検出し、第4の電流センサ54によって、圧力台移動機構70(圧力台移動モータ)が圧力台31を移動させる際に当該圧力台移動機構70を通流する電流を検出する。
以上の検出結果は、評価本体部55に伝送される。そして、当該評価本体部55は、例えば評価本体部55に格納されている前述のデータテーブルを参照することにより、ワークWに対して一方の側から他方の側に向かって与えられている押圧力を評価する。
評価本体部55により評価された押圧力は、制御手段60にリアルタイムで伝送される。そして、当該制御手段60は、評価本体部55により評価された押圧力と同一の大きさで当該押圧力とは反対方向の力で、ワークWを他方の側から一方の側へ押圧するようにシール部移動機構41を制御する。この結果、ワークWの深穴加工の間、ワークWに対する一方の側から他方の側に向かう押圧力と他方の側から一方の側へのシール部移動機構41による力とのバランスがとられることにより、ワークWの静止状態が維持される。
以上のような本実施の形態によれば、ワークWの深穴加工時に、ワークWに対して一方の側から他方の側に向かって与えられている押圧力に対応してワークWの静止状態を維持するような力、具体的には、押圧力評価手段50において評価された押圧力と同一の大きさで当該押圧力とは反対方向の力で、ワークWを他方の側から一方の側へ押圧することにより、ワークWに対する締結具による締付力が小さい場合、更には、ワークWを締結具で締結しない場合であっても、ワークWが加工前に移動してしまうことが防止される。このため、シール部40のシール効果を十分に実現することができる。
また、押圧力評価手段50は、工具回転機構11を通流する電流を検出する第1の電流センサ51、主軸台移動機構21を通流する電流を検出する第2の電流センサ52、切削液の供給圧力を検出する第3の圧力センサ53、及び、圧力台移動機構70を通流する電流を検出する第4の電流センサ54、の各検出結果に基づいて押圧力を評価することにより、ワークWに対して一方の側から他方の側に向かって与えられている押圧力を正確に評価することができるため、ワークWの静止状態を確実に維持することができる。
更に、切削液供給装置30は、工具10によって貫通されている内部孔32と当該内部孔32から切削液供給口34に至る流路33とを有すると共にワークWの一方の側に当接可能であって工具10の軸線方向に移動可能な圧力台31と、当該圧力台31の切削液供給口34と切削液供給源35とを接続する切削液供給管36と、を有していることにより、いわゆるシングルチューブ方式の工具(ドリル)を使用しての深穴加工において、被削面と当該工具との間に切削液を確実に供給することができる。
また、圧力台31が、内部孔32の一方の側の領域において、工具10の回転を許容すると共に当該工具10との間で液密状態を維持するシール部材37を有していることにより、ワークWに対する深穴加工中に、圧力台31の一方の側の領域から切削液が漏れてしまうことを防止することができる。
なお、本実施の形態では、シール部40を支持するピストン43が、ベッド80に固定されたシリンダ42に対して移動するようになっているが、シリンダ42にシール部40を支持させベッド80に対してピストン43を固定することにより、シール部40を支持するシリンダ42が、ベッド80に固定されたピストン43に対して移動するようになっていてもよい。
また、押圧シリンダでなくても、例えば、シール部40の他方の側が当該シール部40と共に移動可能な移動体(前記実施の形態におけるピストン43の代替物)により一体的に支持され、且つ、当該移動体が工具の軸線方向に延びるレール上において移動可能に支持されていてもよい。この場合、シール部移動機構は、制御手段60によって制御されて、ワークWに与えられている押圧力に対応してワークWの静止状態を維持するような力でワークWを他方の側から一方の側へ押圧するように、シール部40を一体的に支持する移動体を工具10の軸線方向に移動させるようになっている。
10 工具
11 工具回転機構
20 主軸台
21 主軸台移動機構
30 切削液供給装置
31 圧力台
32 内部孔
33 流路
34 切削液供給口
35 切削液供給源
36 切削液供給管
37 シール部材
38 シール部材
40 シール部
41 シール部移動機構
42 シリンダ
43 ピストン
50 押圧力評価手段
51 第1電流センサ
52 第2電流センサ
53 圧力センサ
54 第3電流センサ
55 評価本体部
60 制御手段
70 圧力台移動機構
80 ベッド
100 BTA深穴加工機
200 加工機
300 制御装置
4 工具
7 ワーククランプ手段
8 ストッパ手段
83 押し付け部材
W ワーク

Claims (6)

  1. ワークの一方の側に配置され、他方の側の端部から一方の側の領域まで延びる流路が内部に形成された筒状の工具と、
    前記工具の一方の側の少なくとも一部を支持して当該工具をその軸線周りに回転させる工具回転機構と、
    前記工具回転機構を支持する主軸台と、
    前記主軸台を前記工具の軸線方向に移動させる主軸台移動機構と、
    前記ワークの加工時に、前記ワークの被削面と前記工具との間に切削液を供給すると共に、当該切削液を前記流路を介して前記工具の他方の側の端部から一方の側の領域へと環流させる切削液供給装置と、
    前記ワークの他方の側に当接されるシール部と、
    前記シール部を前記工具の軸線方向に移動させるシール部移動機構と、
    前記ワークの加工時に、当該ワークに対して一方の側から他方の側に向かって与えられている押圧力を評価する押圧力評価手段と、
    前記押圧力評価手段の評価結果に基づいて前記シール部移動機構を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記押圧力に対応して、前記ワークの静止状態を維持するような力で当該ワークを他方の側から一方の側へ押圧するように前記シール部移動機構を制御するようになっている
    ことを特徴とするBTA深穴加工機。
  2. 前記制御手段は、前記押圧力に対応して、前記押圧力評価手段において評価された押圧力と同一の大きさで当該押圧力とは反対方向の力で前記ワークを他方の側から一方の側へ押圧するように前記シール部移動機構を制御するようになっている
    ことを特徴とする請求項1に記載のBTA深穴加工機。
  3. 前記押圧力評価手段は、
    前記工具回転機構が前記工具を回転させる際に当該工具回転機構を通流する電流を検出する第1のセンサと、
    前記主軸台移動機構が前記主軸台を移動させる際に当該主軸台移動機構を通流する電流を検出する第2のセンサと、
    前記切削液の供給圧力を検出する第3のセンサと、
    前記第1乃至第3のセンサの各検出結果に基づいて、前記押圧力を評価する評価本体部と、
    を有している
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のBTA深穴加工機。
  4. 前記切削液供給装置は、
    前記工具によって貫通されている内部孔と、当該内部孔から切削液供給口に至る流路と、を有すると共に、前記ワークの一方の側に当接可能であって、前記工具の軸線方向に移動可能な圧力台と、
    前記圧力台の前記切削液供給口と切削液供給源とを接続する切削液供給管と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のBTA深穴加工機。
  5. 前記押圧力評価手段は、前記圧力台が前記ワークを押圧する力を検出する第4のセンサを更に有しており、
    前記評価本体部は、前記第1乃至第4のセンサの各検出結果に基づいて、前記押圧力を評価するようになっている
    ことを特徴とする請求項4に記載のBTA深穴加工機。
  6. 前記圧力台は、前記内部孔の一方の側の領域において、前記工具の回転を許容すると共に当該工具との間で液密状態を維持するシール部材を有している
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のBTA深穴加工機。
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