JP6465288B2 - インクジェット記録方法及びインクセット - Google Patents
インクジェット記録方法及びインクセット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6465288B2 JP6465288B2 JP2014260787A JP2014260787A JP6465288B2 JP 6465288 B2 JP6465288 B2 JP 6465288B2 JP 2014260787 A JP2014260787 A JP 2014260787A JP 2014260787 A JP2014260787 A JP 2014260787A JP 6465288 B2 JP6465288 B2 JP 6465288B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- phase
- mass
- cellulose derivative
- pigment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
インクジェット記録装置により記録媒体に第1液を付着させる工程と、
前記記録媒体の前記第1液が付着した領域にインクジェット記録装置により第2液を付着させる工程と、
を含み、
前記第1液は、セルロース誘導体と、水と、を含み、
前記第2液は、顔料と、50%留出点が280℃以下の有機溶剤と、を含む。
前記第1液は、前記セルロース誘導体を、前記第1液の全体に対して1質量%以上6質量%以下含んでもよい。
前記第1液は、
前記セルロース誘導体と、前記水と、を含む第1相と、
50%留出点が280℃以下の有機溶剤を含む第2相と、
を含み、
前記第1相中の前記セルロース誘導体の含有量が、前記第1相全体に対して3質量%以上10質量%以下であってもよい。
前記第1液の前記第1相及び前記第2相の全体に対する前記第1相の割合は、20質量%以上60質量%以下であってもよい。
前記第2相は、50%留出点が300℃以上の有機溶剤を含んでもよい。
前記第2液は、50%留出点が300℃以上の有機溶剤を含んでもよい。
前記セルロース誘導体は、カルボキシメチルセルロース及びその塩、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース並びにメチルセルロースから選ばれる少なくとも一種であってもよい。
前記第1液を付着させる工程の後、前記第1液が乾燥する前に前記第2液を付着させる工程が行われてもよい。
セルロース誘導体と、水と、を含む第1液、及び、
顔料と、50%留出点が280℃以下の有機溶剤と、を含む第2液、を含む。
本実施形態に係るインクジェット記録方法は、記録媒体に、第1液を付着させる工程と、第2液を付着させる工程と、を含む。本実施形態に係るインクジェット記録方法では、インクジェット記録装置を用いてこれらの工程が行われる。インクジェット記録装置としては、特に限定されず、公知の装置を適宜に用いることができる。また、本実施形態のインクジェット記録方法が適用される記録媒体は、特に限定されず、例えば、各種の布帛、各種の紙、各種のフィルム等に適用することができる。なお、セルロース誘導体との相互作用が強く、より優れた効果が得られる点で、記録媒体はセルロース繊維を含むことがより好ましい。
とができる。
第1液を付着させる工程で用いる第1液は、セルロース誘導体と、水と、を含む。
本実施形態の第1液に含まれるセルロース誘導体の種類は、特に限定されない。セルロース誘導体としては、例えば、セルロースエーテル、セルロースエステル、及びこれらのナトリウムやカリウム等のアルカリ金属塩やアンモニウム塩等が挙げられる。
エーテル化度=(162×Y)/(10,000−80×Y)
また、セルロース誘導体の数平均分子量は、ポリエチレンオキシドを標準としたGPC法(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)で測定した場合に、1千〜500万であり、好ましくは3千〜100万、より好ましくは5千〜50万、さらに好ましくは1万〜15万である。第1液のインクジェット記録における吐出安定性の観点から、セルロース誘導体(複数種を含む場合にはその全体)の数平均分子量は、10000以上140000以下であることがより好ましい。
本実施形態の第1液には、水が含まれる。水としては、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水、又は超純水を用いることができる。第1液中の水の含有量は、第1液の総質量を100質量%としたときに、20質量%以上70質量%以下である。ここで、水の含有量は、水を添加した量に限られず、他の添加剤中の水分や顔料を分散液として供給する場合に顔料分散液に含まれる水も含むものである。
本実施形態の第1液には、界面活性剤、水溶性有機溶剤、樹脂、防腐剤、pH調整剤、溶解助剤、酸化防止剤、防黴剤等、通常のインクジェットインクに含有され得る添加剤を1種又は複数種含んでもよい。
本実施形態に係る第1液は、界面活性剤を含んでもよい。界面活性剤としては、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、両性界面活性剤のいずれも使用することができ、さらにこれらは併用してもよい。界面活性剤を含むことにより、第1液が記録媒体に付着した際の濡れ性を向上することができ、セルロース誘導体の付着を促進することができる。また、第1液をインクジェット記録ヘッドのノズルから吐出する際の発泡や起泡を抑えることができる。
チルエステル塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、モノアルキルリン酸エステル塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸塩、ポリオキシアルキレングリコールアルキルエーテルリン酸エステル塩等が挙げられる。
本実施形態に係る第1液には、水溶性有機溶剤が含まれてもよい。そのような水溶性有機溶剤としては、多価アルコールのアルキルエーテル(グリコールエーテル類)及び1、2−アルカンジオールが好ましく挙げられる。当該グリコールエーテル類としては、以下に限定されないが、例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、1−メチル−1−メトキシブタノール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、及びジプロピレングリコールモノブチルエーテル等のアルキレングリコールモノアルキルエーテル類が挙げられる。また、上記1、2−アルキルジオールとしては、以下に限定されないが、例えば、1、2−ペンタンジオール及び1、2−ヘキサンジオールが挙げられる。これらの他に、1、3−プロパンジオール、1、4−ブタンジオール、1、5−ペンタンジオール、1、6−ヘキサンジオール、1、7−ヘプタンジオール、及び1、8−オクタンジオール等の直鎖炭化水素のジオール類も挙げることができる。
第1相は、高分子成分として、上述のCMC等の他に樹脂を含有してもよい。樹脂は、樹脂エマルションの形態で供給されてもよい。樹脂は、インク(顔料)の定着性を高め、印刷の堅牢性を高める目的で添加されてもよい。
リル1535、ジョンクリルPDX−7630A、ジョンクリル352J、ジョンクリル352D、ジョンクリルPDX−7145、ジョンクリル538J、ジョンクリル7640、ジョンクリル7641、ジョンクリル631、ジョンクリル790、ジョンクリル780、ジョンクリル7610(以上、BASF社製)、NKバインダー R−5HN(新中村化学工業株式会社製)等が挙げられる。
第2液を付着させる工程で付着させる第2液は、顔料と、50%留出点が280℃以下の有機溶剤と、を含む。
本実施形態の第2液は、顔料を含む。顔料の種類としては、特に限定されず、通常のインクジェットインクに含有され得る種を1種又は複数種用いることができる。
5250、Raven 5000、Raven 3500、Raven 1255、Raven 700等(以上、コロンビアカーボン社製)、Rega1 400R、Rega1 330R、Rega1 660R、Mogul L、Monarch 700、Monarch 800、Monarch 880、Monarch 900、Monarch 1000、Monarch 1100、Monarch 1300、Monarch 1400等(以上、キャボット社製)、Color Black FW1、Color Black FW2、Color Black FW2V、Color Black
FW18、Color Black FW200、Color B1ack S150、Color Black S160、Color Black S170、Printex 35、Printex U、Printex V、Printex 140U、Special Black 6、Special Black 5、Special Black 4A、Special Black 4(以上、デグッサ社製)等が挙げられる。
してもよい。このような顔料分散液を得る方法としては、ポリマー分散剤を使用して顔料を分散媒に分散させる方法、分散剤を使用せずに自己分散顔料を分散媒中に分散させる方法、表面処理した顔料を分散媒に分散させる方法等がある。
本実施形態の第2液は、50%留出点が280℃以下の有機溶剤を含む。
以上用いていれば、50%留出点が300℃未満の有機溶剤が含まれてもよい。
本実施形態の第2液には、染料、界面活性剤、水溶性有機溶剤、樹脂(分散剤)、防腐剤、溶解助剤、酸化防止剤、防黴剤等、通常のインクジェットインクに含有され得る添加剤を1種又は複数種含んでもよい。
第1液及び第2液は、記録媒体に付着されるが、第2液が付着される領域に第1液が付着されていれば十分な効果を得ることができる。本実施形態のインクジェット記録方法は、インクジェット記録装置を用いて行われるため、付着位置及びタイミングの制御が容易に達成される。また、第1液の付着された領域のみに第2液が付着されることがより好ましい。このようにすれば、セルロース誘導体の使用量を抑制できるとともに、記録媒体に第1液のみが付着されて光沢を呈する領域を必要としない場合に、係る領域を形成しないようにすることができる。
上述の第1液は、上述のセルロース誘導体と、上述の水と、を含む第1相と、上述の50%留出点が280℃以下の有機溶剤を含む第2相と、を含む構成とし、エマルション又はディスパーションとしてもよい。すなわち、上述の第1液を第1相とし、第2相と混合したものを第1液としてもよい。この場合の第1液の第1相及び第2相は、水相及び油相であり、両者は相分離して安定に存在することができる。
。また、エマルション又はディスパーションとする場合、第1液の第1相及び第2相の全体に対する第1相の割合は、20質量%以上60質量%以下であってもよい。したがって、このようにする場合には、第1液全体に対するセルロース誘導体の含有量は、0.6質量%以上6質量%以下となる。
本実施形態のインクジェット記録方法によれば、第1液に含まれるセルロース誘導体が記録媒体に付着された状態で、第2液が付着される。そして、第2液に含まれる顔料がセルロース誘導体により捕捉されて留められる。これにより、顔料が記録媒体の裏面へ向かって移動しにくいとともに、セルロース誘導体によって記録媒体に定着される。そのため、本適用例のインクジェット記録方法によれば、発色が良好で、裏移りが低減された記録を行うことができる。
本実施形態のインクセットは、インクジェット記録用のインクセットであって、上述の第1液、及び、上述の第2液、を含む。本実施形態のインクセットは、その他に各色のインクを適宜に含むことができる。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
<単相の第1液>
10種類の第1液(U1〜U10)は、以下のように調製した。
(1)W相の調製
W相(第1相)は、以下のように調製した。
大豆油メチル13質量部、大豆油イソブチル20質量部、オレイン酸エチル10質量部、オレイルアルコール10質量部、ナフテン系溶剤(日石化学社製AF−4)17重量部、ナフテン系溶剤(日石化学社製AF−6)15質量部を混合し、これに分散剤としてソルスパース13940(アビシア社製)5質量部(合計90質量部)を容器に入れて、マグネチックスターラーで2時間混合及び攪拌した後、孔径5μmのメンブランフィルターで濾過することで、O相を調製した。
上記O相を300ml容のビーカーに100ml入れ、高速ホモジナイザー(ヒスコトロン:株式会社マイクロテック・ニチオン製)にて、5000rpmにて撹拌し、撹拌しながら上記W相を滴下して、表3−1、表3−2に示すW率(W相の質量/(W相の質量+O相の質量))となるように混合した。滴下後、同ホモジナイザーにて、さらに20000rpmの回転速度で5分間撹拌して、表3−1、表3−2の各例の第1液(エマルション)を得た。
大豆油メチル13質量%、大豆油イソブチル20質量%、オレイン酸エチル10質量%、オレイルアルコール10質量%、ナフテン系溶剤(日石化学社製AF−4)17重量%、ナフテン系溶剤(日石化学社製AF−6)15質量%を混合し、これに分散剤としてソルスパース13940(アビシア社製)5質量%を溶解し、さらにカーボンブラック(MA−8)10質量%を添加してプレミックスした。その後ビーズミルにて滞留時間約20分間で分散し、第2液を調製した。
表3−1〜表3−3に示す各例を以下のように評価した。
調製した第1液及び第2液を、インクジェットプリンター(セイコーエプソン株式会社製、形式PX−B700)のカートリッジにそれぞれ導入し、当該カートリッジに連通する複数のノズルから、逐次的に第1液の付着後にその領域に第2液が付着するように吐出することを確認し、A4用紙(普通紙:ゼロックスP紙(富士ゼロックス株式会社製)1枚にベタパターンを印刷した。そして係るパターンのOD値をグレタグ濃度計(グレタグマクベス社製)にて測定した。評価基準は以下のとおりであり、結果を表3−1〜表3−3に記載した。
B・・・OD値1.0以上1.2未満
C・・・OD値1.0未満
≪裏移り≫
上記OD値を測定したA4用紙の裏面のOD値を同様に測定した。評価基準は以下のとおりであり、結果を表3−1〜表3−3に記載した。
B・・・OD値0.2以上0.3未満
C・・・OD値0.3以上
≪吐出安定性≫
調製した第1液及び第2液を、インクジェットプリンター(セイコーエプソン株式会社製、形式PX−B700)のカートリッジに導入し、当該カートリッジに連通する複数の
ノズルから吐出することを確認してから、連続でA4用紙30枚にテストパターンを印刷し、30枚印刷後にノズルチェックを行って、吐出特性を以下の基準で評価した。評価結果を表3−1〜表3−3に記載した。
B・・・ノズル抜け5本以内、クリーニング1回で回復
C・・・ノズル抜け10本以内、クリーニング2回以上で回復
≪乾燥性≫
印字直後に200gの荷重をかけたベンコットンで印字面を擦り、擦れたベンコットンのOD値を測定した。評価基準は以下の通りであり、結果を表3−1〜表3−3に記載した。
B・・・OD値0.1以上0.2未満
C・・・OD値0.3以上
≪カール≫
調製した第1液及び第2液をインクジェットプリンター(セイコーエプソン株式会社製、形式PX−B700)のカートリッジにそれぞれ導入し、当該カートリッジに連通する複数のノズルから、逐次的に第1液の付着後にその領域に第2液が付着するように吐出することを確認してから、A4用紙(普通紙:ゼロックスP紙(富士ゼロックス株式会社製)1枚にてベタパターンを印刷し、用紙が排出された時のカール高さ(用紙の搬送面からの、用紙の最大の高さ(離間距離))を測定した。評価基準は以下のとおりであり、結果を表3−1〜表3−3に記載した。
B・・・5mm以上10mm未満
C・・・10mm以上
表3の評価結果の通り、実施例では、いずれもOD値、裏移り、定着性ともに良好な結果となった。この結果は、第1液に含まれるセルロース誘導体によって、記録媒体の目止めと第2液に含まれる顔料のトラップが生じ、第2液の紙への浸透に伴う顔料の移動が抑制されたことが一因と考えられる。すなわち、第2液の顔料が、第1液のセルロース誘導体により記録媒体の表面近傍に留められ、第2液の紙への付着時の浸透によって生じる流れに流されにくいことが一因と考えられる。また、この結果は、セルロース誘導体が、紙との親和性が高いことから、第2液が紙に付着した後、早期に紙と顔料とを、結着させることも一因として考えられる。
Claims (8)
- インクジェット記録装置により記録媒体に第1液を付着させる工程と、
前記記録媒体の前記第1液が付着した領域にインクジェット記録装置により第2液を付着させる工程と、
を含み、
前記第1液は、セルロース誘導体と、水と、を含み、
前記第2液は、顔料と、50%留出点が280℃以下の有機溶剤と、を含み、
前記第1液は、
前記セルロース誘導体と、前記水と、を含む第1相と、
50%留出点が280℃以下の有機溶剤を含む第2相と、
を含み、
前記第1相中の前記セルロース誘導体の含有量が、前記第1相全体に対して3質量%以上10質量%以下である、インクジェット記録方法。 - 請求項1において、
前記第1液は、前記セルロース誘導体を、前記第1液の全体に対して1質量%以上6質量%以下含む、インクジェット記録方法。 - 請求項1又は請求項2において、
前記第1液の前記第1相及び前記第2相の全体に対する前記第1相の割合は、20質量%以上60質量%以下である、インクジェット記録方法。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
前記第2相は、50%留出点が300℃以上の有機溶剤を含む、インクジェット記録方法。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか一項において、
前記第2液は、50%留出点が300℃以上の有機溶剤を含む、インクジェット記録方法。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか一項において、
前記セルロース誘導体は、カルボキシメチルセルロース及びその塩、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース並びにメチルセルロースから選ばれる少なくとも一種である、インクジェット記録方法。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか一項において、
前記第1液を付着させる工程の後、前記第1液が乾燥する前に前記第2液を付着させる工程が行われる、インクジェット記録方法。 - セルロース誘導体と、水と、を含む第1液、及び、
顔料と、50%留出点が280℃以下の有機溶剤と、を含む第2液、を含み、
前記第1液は、
前記セルロース誘導体と、前記水と、を含む第1相と、
50%留出点が280℃以下の有機溶剤を含む第2相と、
を含み、
前記第1相中の前記セルロース誘導体の含有量が、前記第1相全体に対して3質量%以上10質量%以下である、インクジェット記録用のインクセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014260787A JP6465288B2 (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | インクジェット記録方法及びインクセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014260787A JP6465288B2 (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | インクジェット記録方法及びインクセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016120622A JP2016120622A (ja) | 2016-07-07 |
JP6465288B2 true JP6465288B2 (ja) | 2019-02-06 |
Family
ID=56326449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014260787A Active JP6465288B2 (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | インクジェット記録方法及びインクセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6465288B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5060328A (ja) * | 1973-10-03 | 1975-05-24 | ||
JPS61255967A (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-13 | Riso Kagaku Corp | 輪転孔版印刷機用エマルジョンインキ |
JP3223927B2 (ja) * | 1991-08-23 | 2001-10-29 | セイコーエプソン株式会社 | 転写式記録装置 |
JP2002302627A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-18 | Seiko Epson Corp | 二液反応型記録液並びにこれを用いた記録方法及び記録物 |
JP4460222B2 (ja) * | 2002-04-16 | 2010-05-12 | 理想科学工業株式会社 | 非水系インク組成物 |
KR100641647B1 (ko) * | 2003-03-25 | 2006-11-03 | 주식회사 잉크테크 | 잉크젯 장치를 이용한 원단의 전처리 방법 및 그를 포함하는 잉크젯 날염방법. |
JP2010132730A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Riso Kagaku Corp | インクセットおよび印刷方法 |
JP2014173017A (ja) * | 2013-03-11 | 2014-09-22 | Seiko Epson Corp | 捺染用インクジェットインクおよびインクジェット捺染方法 |
-
2014
- 2014-12-24 JP JP2014260787A patent/JP6465288B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016120622A (ja) | 2016-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6388243B1 (ja) | 前処理液、及び前記前処理液を含むインキセット | |
JP6375019B1 (ja) | インクジェット用水性インキ、及び印刷物の製造方法 | |
JP5198745B2 (ja) | インクジェット記録用水系インク | |
JP2004231711A (ja) | 水性顔料インク組成物、並びにこれを用いた記録方法、記録システム及び記録物 | |
JP6102260B2 (ja) | インクジェットインク及びインクジェット記録方法 | |
JP2012206488A (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP2010090271A (ja) | インクジェット記録方式の印刷方法 | |
JP2017186455A (ja) | 処理液組成物及び捺染方法 | |
JP2014148563A (ja) | インクジェット捺染用インクセット、インクジェット捺染方法 | |
JP2008266598A (ja) | インク組成物、インクジェット記録方法及び記録物 | |
JP7017051B2 (ja) | インクセットおよび記録方法 | |
JP2012214650A (ja) | 水性インク組成物 | |
JP6814365B1 (ja) | 前処理液、インキセット、及び印刷物 | |
JP6388245B1 (ja) | インクジェット用水性インキ、及び印刷物の製造方法 | |
JP5343366B2 (ja) | 水性インクジェット記録インク | |
JP5692491B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP2013014133A (ja) | 画像記録方法 | |
JP6315322B2 (ja) | インク組成物及び記録方法 | |
JP5482866B1 (ja) | 記録方法及び被記録媒体 | |
JP6465288B2 (ja) | インクジェット記録方法及びインクセット | |
JP2020002266A (ja) | インクジェット捺染用インクセット及び捺染物の製造方法 | |
JP2005263970A (ja) | インク組成物 | |
JP6361879B2 (ja) | インク組成物 | |
JP2016175299A (ja) | インクジェット記録方法及びインクセット | |
JP6031827B2 (ja) | インクジェット記録用水性インクセット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180919 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180926 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6465288 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |