JP6464620B2 - 冷凍装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る空気調和機100の概略構成図である。空気調和機100は、冷媒配管方式の空気調和装置であって、蒸気圧縮方式の冷凍サイクル運転を行うことで、対象空間の空気調和を実現する。空気調和機100は、運転モードとして、冷房モード及び暖房モード等を有しており、選択された運転モードに応じて冷房運転又は暖房運転等を行う。空気調和機100は、室内ユニット10と室外ユニット20とを含む。空気調和機100では、室内ユニット10と室外ユニット20とが液冷媒配管LP及びガス冷媒配管GPで接続されることで、冷媒回路が構成されている。
室内ユニット10は、例えば、いわゆる天井埋込み型、天井吊下げ型又は壁掛け型の室内機である。室内ユニット10は、主として、室内熱交換器11、室内ファン12及び室内電装品ユニット13等を有している。
図2は、室外ユニット20の正面図である(第1前板214及び第2前板215については図示省略)。図3は、図2のIII−III線断面図である。
冷媒配管RPは、例えば銅製の配管であり、内部を冷媒が通過する。具体的に、冷媒配管RPは、第1配管P1、第2配管P2、第3配管P3、第4配管P4、第5配管P5及び第6配管P6を含む。
圧縮機22は、低圧のガス冷媒を吸入し、圧縮して吐出する機器である。圧縮機22は、機械室SP2内に配置されている。圧縮機22は、圧縮機モータ22aを内蔵した密閉式の構造を有している。圧縮機モータ22aは、例えば3相のブラシレスDCモータである。また、圧縮機22は、ロータリ式やスクロール式等の容積式の圧縮要素(図示省略)を内部に有している。圧縮要素は、圧縮機モータ22aの出力軸に接続されており、圧縮機モータ22aに連動して駆動する。圧縮機22は、アクチュエータ駆動ユニット43(後述)から圧縮機モータ22aに駆動電圧を供給される。また、インバータ制御部51(後述)によって圧縮機モータ22aの回転数を調整されることで容量可変とされる。
四路切換弁23は、冷房運転と暖房運転との切換時に、冷媒の流れる方向を切り換えるための切換弁である。四路切換弁23は、冷房運転時には、圧縮機22の吐出側と室外熱交換器24のガス側とが接続されるとともに、圧縮機22の吸入側とガス側閉鎖弁28とが接続されるように、流路を切り換える(図1の四路切換弁23における実線を参照)。四路切換弁23は、暖房運転時には、圧縮機22の吐出側とガス側閉鎖弁28とが接続されるとともに、圧縮機22の吸入側と室外熱交換器24のガス側とが接続されるように、流路を切り換える(図1の四路切換弁23における破線を参照)。
室外熱交換器24は、例えばクロス・フィン・チューブ方式又はマイクロチャネル方式の熱交換器である。室外熱交換器24は、平面視において略L字形状を呈しており、送風機室SP1内において、室外ユニットケーシング21の右側面及び背面に沿うように配置されている。室外熱交換器24は、冷房運転時には冷媒の凝縮器(又は放熱用の熱交換器)として機能し、暖房運転時には冷媒の蒸発器として機能する。
室外ファン25は、例えば遠心ファンである。室外ファン25は、送風機室SP1内に配置されている。室外ファン25は、室外ファンモータ25aの出力軸に接続されており、室外ファンモータ25aに連動して駆動する。室外ファン25は、駆動すると、室外ユニットケーシング21の外部から内部に流入し室外熱交換器24を通過してから室外ユニットケーシング21外へ流出する空気流を生成する。
膨張弁26は、高圧の冷媒を減圧する。膨張弁26は、例えば運転状況に応じて開度が調整される電動弁である。膨張弁26は、一端が第5配管P5に接続され、他端が第6配管P6に接続されている。
液側閉鎖弁27及びガス側閉鎖弁28は、冷媒の充填やポンプダウン等の際に開閉される手動の弁である。
室外電装品ユニット40は、機械室SP2内に配置されている。室外電装品ユニット40は、複数の電気部品を含むユニットである。室外電装品ユニット40は、主として、プリント基板41と、プリント基板41に実装される室外ユニット制御部42と、同じくプリント基板41の主面411に実装されるアクチュエータ駆動ユニット43と、を有している。
プリント基板41(特許請求の範囲記載の「基板」に相当)は、所定の回路パターンが形成された板状部材であり、主面411が正面方向に面するように配置されている。換言すると、プリント基板41は、厚みt1(図5参照)が延びる方向が前後方向(水平方向)に沿って延びるように配置されている、ともいえる。なお、本明細書において、「前後方向(水平方向)に沿って延びる」とは正確に前後方向(水平方向)に延びる場合のみならず、前後方向(水平方向)に対して若干傾斜して延びる場合も含む、と解釈する。
室外ユニット制御部42は、CPUやメモリ等で構成されるマイクロコンピュータを含む。室外ユニット制御部42は、ケーブルC1を介して室内ユニット制御部14と接続されており、相互に信号の送受信を行っている。室外ユニット制御部42は、室内ユニット制御部14から所定の信号を受信すると、当該信号に対応する処理を行う。また、室外ユニット制御部42は、アクチュエータ駆動ユニット43のインバータ制御部51(後述)と電気的に接続されており、相互に信号の送受信を行う。
図4は、アクチュエータ駆動ユニット43の概略構成図である。アクチュエータ駆動ユニット43は、室外ユニット20内に配置されるアクチュータの動作を制御するための駆動回路であり、例えば圧縮機モータ22a又は室外ファンモータ25aの駆動を制御するためのモータ駆動回路である。アクチュエータ駆動ユニット43は、外部電源110に電気的に接続されており、外部電源110から交流電圧Vacを供給される。アクチュエータ駆動ユニット43は、主として、CMC(コモンモードチョークコイル)44と、整流部45と、リアクトル46と、平滑コンデンサ47と、電圧検出部48と、電流検出部49と、インバータ50と、インバータ制御部51と、を含む。
直流電圧Vdcは、インバータ50に供給される。
上述のような室外ユニット制御部42及びアクチュエータ駆動ユニット43等を有する室外電装品ユニット40には、通電されることで発熱する発熱部品が複数含まれる。室外電装品ユニット40に含まれる発熱部品としては、例えば、整流部45に含まれるダイオード(D1a、D1b、D2a及びD2b)やインバータ50に含まれるトランジスタ(501、502、503、504、505及び506)のようなパワーデバイス(以下、これらをまとめて「パワーデバイスPD1」と称する)が挙げられる。また、整流部45やインバータ50のように、複数のパワーデバイスPD1を有するパワーモジュール(以下、これらをまとめて「パワーモジュールPM1」と称する)が挙げられる。また、パワーデバイスPD1の他にも、CMC44やリアクトル46のようなコイル部品(以下、これらをまとめて「コイル部品CP1」と称する)についても、発熱部品に該当する。
図5は、図3のA部分の拡大図である。図6は、図3のA部分を正面から視た場合の外観図である(第5配管P5及びカバー部622については図示省略)。
放熱板61は、伝熱性の高い素材(例えばアルミ等の金属や合成樹脂等)で成形された板状部材である。放熱板61は、図5に示すように、厚みt2の厚み方向が前後方向(水平方向)に沿って延びるように配置されている。
冷媒ジャケット62は、放熱板61と第5配管P5とを熱的に接続するための部材である。冷媒ジャケット62は、伝熱性の高い素材(例えばアルミ等の金属や合成樹脂等)で成形されている。なお、本実施形態において、冷媒ジャケット62は、製造コスト増大を抑制するべく、押出成形によって製造されることを想定している。冷媒ジャケット62は、放熱板61の正面側において、第5配管P5の第1鉛直部31及び第2鉛直部32の一部を収容する。冷媒ジャケット62は、配管当接部621と、カバー部622とを有する。
次に、空気調和機100の運転時における冷媒の流れについて説明する。
冷房運転時には、四路切換弁23が冷房サイクル状態(図1の実線で示される状態)に切り換えられる。圧縮機22が駆動すると、第2配管P2を介して低圧のガス冷媒が圧縮機22に吸入され、圧縮された後に吐出される。圧縮機22から吐出された高圧のガス冷媒は、第3配管P3、四路切換弁23、第4配管P4を流れて、室外熱交換器24に流入する。
暖房運転時には、四路切換弁23が暖房サイクル状態(図1の破線で示される状態)に切り換えられる。圧縮機22が駆動すると、第2配管P2を介して低圧のガス冷媒が圧縮機22に吸入され、圧縮された後に吐出される。圧縮機22から吐出された高圧のガス冷媒は、第3配管P3、四路切換弁23、第1配管P1、ガス側閉鎖弁28及びガス冷媒配管GPを流れて、室内熱交換器11に流入する。
本実施形態においては、パワーデバイスPD1及びパワーモジュールPM1は、前後方向に延びてプリント基板41に接続されるリードL1を有している。また、パワーデバイスPD1及びパワーモジュールPM1は、ネジS1により放熱板61にネジ止めされている。これにより、パワーデバイスPD1及びパワーモジュールPM1と、放熱板61の第1平面部611と、が密着している。
本実施形態では、プリント基板41は、厚みt1の厚み方向が前後方向(水平方向)に沿って延びている。同様に、ヒートシンク60の放熱板61は、厚みt2の厚み方向が前後方向(水平方向)に沿って延びている。すなわち、各種の電気部品を実装されたプリント基板41と、放熱板61と、は室外ユニットケーシング21内において立設されている。
(5−1)
上記実施形態では、コイル部品CP1は、放熱板61の第2当接部614と熱的に接続されている。すなわち、空気調和機100では、運転中、コイル部品CP1がヒートシンク60によって冷却されるように構成されている。これにより、コイル55として特に太いコイルを採用しなくてもコイル部品CP1の温度上昇が抑制されるようになっている。その結果、コイル部品CP1のコンパクト化及び軽量化が促進されており、パワーデバイスPD1及びパワーモジュールPM1が実装されるプリント基板41にコイル部品CP1を実装することが可能となっている。このため、コイル部品CP1がプリント基板41から離れて配置される場合に必要となる、コイル部品CP1と各電器部品を接続するためのハーネスが不要となっている。
上記実施形態では、ヒートシンク60は、放熱板61の第1当接部613とプリント基板41の主面411との最短距離である第1距離d1と、第2当接部614とプリント基板41の主面411との最短距離である第2距離d2と、が同一であり、第5配管P5に当接している。これにより、ヒートシンク60は、サイズを特に大きく構成されなくても、パワーデバイスPD1及びパワーモジュールPM1及びコイル部品CP1を冷却するのに十分な放熱性能を充足できるようになっている。
上記実施形態では、プリント基板41の厚みt1の厚み方向は前後方向(水平方向)に沿って延び、第5配管P5の第1鉛直部31及び第2鉛直部32がヒートシンク60の配管当接部621に当接している。これにより、第1当接部613及び第2当接部614を介してプリント基板41からの荷重を受けやすいヒートシンク60を、第1鉛直部31及び第2鉛直部32が、配管当接部621との接触部分において支持している。その結果、パワーデバイスPD1、パワーモジュールPM1及びコイル部品CP1を実装されたプリント基板41と、ヒートシンク60と、は設置時の姿勢を安定的に保ちやすいように構成されている。
上記実施形態では、プリント基板41は、主面411において、3つ以上の発熱部品(パワーデバイスPD1及びパワーモジュールPM1)が鉛直方向に並べて配置されることで、ヒートシンク60の配管当接部621の長手方向に沿って並んでいる。その結果、各発熱部品(パワーデバイスPD1及びパワーモジュールPM1)、ヒートシンク60及び第5配管P5間の熱交換が促進されるようになっている。
上記実施形態では、コイル部品CP1は、第2当接部614と略平行に延びるとともに第2当接部614に当接する平面部591を有している。これにより、コイル部品CP1とヒートシンク60との伝熱面積が十分に確保され、熱交換が促進されるようになっている。
(6−1)変形例A
上記実施形態では、本発明は、冷凍装置としての空気調和機100に適用されたが、これに限定されず、他の冷凍装置に適用されてもよい。例えば、本発明は、給湯器や除湿器等のヒートポンプシステムに適用されてもよい。また、本発明は、換気装置や空気清浄機等に適用されてもよい。
上記実施形態では、ヒートシンク60は、室外電装品ユニット40に含まれる発熱部品を冷却するために室外ユニット20内に配置されていた。しかし、これに限定されず、ヒートシンク60は、例えば、室内ファンモータ駆動ユニット15に含まれる発熱部品を冷却するために室内ユニット10内に配置されてもよい。
上記実施形態では、第5配管P5の第1鉛直部31及び第2鉛直部32は、鉛直方向に延びていた。しかし、これに限定されず、第1鉛直部31及び第2鉛直部32は、水平方向に沿って延びるように構成されてもよい。係る場合、放熱板61と、冷媒ジャケット62の配管当接部621及びカバー部622とは、第1鉛直部31及び第2鉛直部32が延びる方向に沿って延びるように構成される。
上記実施形態では、コイル部品CP1は、取付部59の平面部591において、放熱板61の第2当接部614と直接当接していた。しかし、これに限定されず、平面部591と第2当接部614との間に、放熱シートや放熱グリス等の伝熱性の高い伝熱部材を介在させてもよい。これにより、コイル部品CP1及びヒートシンク60間の熱交換がさらに促進される。
上記実施形態では、図6に示すような態様で、各発熱部品(パワーモジュールPM1、パワーデバイスPD1及びコイル部品CP1)が配置されていた。しかし、プリント基板41における各発熱部品の配置態様については、特に限定されず、適宜選択が可能である。例えば、複数のパワーモジュールPM1、パワーデバイスPD1及びコイル部品CP1を、第3当接部615の裏側に沿って、鉛直方向に並べてもよい。または、回路の配置順に並ぶように各発熱部品を配置してもよいし、発熱の程度が高い順に並ぶように各発熱部品を配置してもよい。
上記実施形態では、プリント基板41に実装される発熱部品としてパワーデバイスPD1、パワーモジュールPM1及びコイル部品CP1を例に挙げて説明したが、プリント基板41に実装される発熱部品は、特に限定されず、いかなるものであってもよい。
上記実施形態では、パワーデバイスPD1としては、トランジスタ501、502、503、504、505及び506と、ダイオードD1a、D1b、D2a及びD2bと、を例に挙げたが、特にこれに限定されず、他のパワーデバイスであってもよい。
上記実施形態におけるコイル部品CP1は、コイル部品CP2のように構成されてもよい。
上記実施形態におけるコイル部品CP1は、コイル部品CP3のように構成されてもよい。
上記実施形態では、放熱板61及び冷媒ジャケット62は、押出成形により製造されるものとして説明した。しかし、これに限定されず、放熱板61又は冷媒ジャケット62は、他の製法により製造されてもよく、例えば、鋳型を用いて製造されてもよいし、プレス加工によって製造されてもよい。
上記実施形態では、第1距離d1及び第2距離d2は10mmに設定されるものとして説明した。しかし、第1距離d1及び第2距離d2は、特にこれに限定されず、他の長さに設定されてもよい。例えば、第1距離d1及び第2距離d2は8mmに設定されてもよく、15mmに設定されてもよい。すなわち、第1距離d1及び第2距離d2は、各発熱部品(パワーデバイスPD1、パワーモジュールPM1及びコイル部品CP1)の寸法に応じて、適宜設定されればよい。
上記実施形態では、ヒートシンク60において、第3当接部615が第1当接部613の裏側に位置するように、冷媒ジャケット62が配置されていた。しかし、これに限定されず、冷媒ジャケット62は、第3当接部615が第2当接部614の裏側に位置するように配置されてもよい。
上記実施形態では、プリント基板41又は放熱板61は、厚みt1又は厚みt2の厚み方向が前後方向(水平方向)に沿って延びるように配置されていた。しかし、これに限定されず、プリント基板41又は放熱板61は、厚みt1又は厚みt2の厚み方向が左右方向(水平方向)に沿って延びるように配置されてもよい。また、プリント基板41又は放熱板61は、厚みt1又は厚みt2の厚み方向が上下方向(鉛直方向)に沿って延びるように配置されてもよい。
上記実施形態におけるヒートシンク60は、図10及び図11に示すヒートシンク60aのように構成することも可能である。以下、ヒートシンク60aについて説明する。
上記実施形態では、ヒートシンク60は、放熱板61と、配管当接部621と、が別体として構成されていた。しかし、放熱板61と、配管当接部621と、は一体に構成されてもよい。
上記実施形態では、冷媒ジャケット62は、配管当接部621及びカバー部622を有していた。しかし、冷媒ジャケット62は、配管当接部621を省略されてもよい。係る場合、放熱板61の第2平面部612において、第5配管P5が当接するように構成すればよい。より詳細には、放熱板61の第2平面部612において、第5配管P5の外周の一部が嵌合可能な形状に湾曲する溝を形成して、当該溝に第5配管P5が嵌合するように構成すればよい。また、カバー部622は、ネジ止め等により、放熱板61に固定されればよい。
上記実施形態では、パワーモジュールPM1及びコイル部品CP1は、放熱板61とネジ止めされていた。しかし、パワーモジュールPM1及びコイル部品CP1は、放熱板61と熱的に接続されていれば、必ずしも放熱板61とネジ止めされる必要はない。
21 :室外ユニットケーシング
22 :圧縮機
22a :圧縮機モータ
25 :室外ファン
25a :室外ファンモータ
31 :第1鉛直部
32 :第2鉛直部
40 :室外電装品ユニット
41 :プリント基板(基板)
42 :室外ユニット制御部
43 :アクチュエータ駆動ユニット
45 :整流部
46 :リアクトル
50 :インバータ
55、55a :コイル
56、56a、56b :コア
57 :ドラムコア
58 :開口
59 :取付部
60、60a :ヒートシンク(放熱器)
61 :放熱板
62 :冷媒ジャケット
70、71 :伝熱シート(伝熱部材)
80 :放熱フィン
100 :空気調和機(冷凍装置)
411 :主面
501〜506 :トランジスタ
591 :平面部
611 :第1平面部(裏側面)
612 :第2平面部(表側面)
613 :第1当接部(第1当接面)
614 :第2当接部(第2当接面)
615 :第3当接部
621 :配管当接部
622 :カバー部
CP1、CP2、CP3 :コイル部品(発熱部品)
D1a、D1b、D2a、D2b :ダイオード
L1、L2 :リード
P5 :第5配管(冷媒配管)
PD1 :パワーデバイス(発熱部品)
PM1 :パワーモジュール(発熱部品)
S1、S2 :ネジ
TH1 :ネジ孔
d1 :第1距離
d2 :第2距離
fp1、fp2 :嵌合部
t1、t2 :厚み
Claims (5)
- 複数の発熱部品(PD1、PM1、CP1、CP2、CP3)を実装される基板(41)と、
冷媒が内部を流れる冷媒配管(P5)と、
前記発熱部品及び前記冷媒配管に当接する放熱器(60、60a)と、
を備え、
前記基板は、同一の主面(411)に、前記発熱部品としてのパワーデバイス(PD1)及びコイル部品(CP1、CP2、CP3)を実装され、
前記放熱器は、
前記基板に隣接し、
前記パワーデバイスに熱的に接続される第1当接面(613)及び前記コイル部品に熱的に接続される第2当接面(614)を含む裏側面(611)と、前記冷媒配管と当接する配管当接部(621)を含む表側面(612)と、を有し、
前記第1当接面及び前記主面の最短距離(d1)と、前記第2当接面及び前記主面の最短距離(d2)と、が同一である、
冷凍装置(100)。 - 前記冷媒配管は鉛直方向に延びる鉛直部(31、32)を含み、
前記鉛直部は、前記配管当接部に当接し、
前記基板は、その厚み方向(t1)が水平方向に沿って延びる、
請求項1に記載の冷凍装置(100)。 - 前記基板は、前記主面において、3つ以上の前記発熱部品が鉛直方向に並ぶように配置される、
請求項1又は2に記載の冷凍装置(100)。 - 前記コイル部品(CP1)は、コイル(55)を巻きつけられるコア(56)を有し、
前記コアには、前記第2当接面に当接する平面部(591)が設けられる、
請求項1から3のいずれか1項に記載の冷凍装置(100)。 - 前記コイル部品(CP2、CP3)は、コイル(55、55a)を有し、
前記コイルと前記第2当接面との間には伝熱部材(70、71)が配置され、
前記第2当接面は、前記伝熱部材を介して前記コイル部品と熱的に接続される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の冷凍装置(100)。
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