JP6464012B2 - 圧力センサ - Google Patents

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本発明は、圧力センサに関し、特に、半導体型圧力検出装置を収容した液封入式の圧力センサに関する。
従来、ダイアフラムで区画されてオイルが封入された受圧空間内に圧電素子等の圧力検出素子を収容した液封入式の圧力センサは、冷凍冷蔵装置や空調装置に装備されて冷媒圧力を検知したり、産業用機器に装備されて各種の流体圧力の検知に使用されている。
このような圧力センサとして、圧力検出素子を有する圧力検出部と、該圧力検出部に接続されて上記圧力検出部の外部に突出するリードピンと、上記リードピンが外部出力用リード線に電気的に接続可能に固定される配線基板と、を備えたものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された圧力センサにおいて、圧力検出素子は、上記受圧空間内に配置され、受圧空間内の圧力変化を電気信号に変換して外部に出力する機能を有している。
上記圧力検出素子からの出力信号は、上記受圧空間のベースを貫通する複数のリードピンを介してカバー内部の空間に配置された配線基板と接続されており、当該配線基板の表面に形成された配線パターンを介して外部出力用リード線に接続されている。
特開2012−237612号公報
特許文献1に開示された液封入式の圧力センサは、カバー内部に配置される圧力検出部を水や湿気から隔離することを意図して、カバー内部の空間にウレタン樹脂等の樹脂材が充填、硬化されている。そして、圧力センサのカバー内部に封入された樹脂と配線基板とは、それぞれ材質が異なることから互いの熱膨張係数も異なることとなる。
このような液封入式の圧力センサは、使用される環境によっては、高温の状態から零下等の低温の状態までの温度範囲で繰り返しの温度変化を受ける場合がある。
この場合、配線基板とこれに接触する樹脂の膨張・収縮の度合いが異なるため、金属配線パターンの下面側(配線基板側)と上面側(樹脂との接触側)とで異なる応力が加わることとなり、その結果として、金属配線パターンが配線基板の表面から剥離(リフトオフ)して破損してしまう懸念がある。
そこで、本発明の目的は、寒暖差の大きい繰り返しの温度履歴が負荷されたとしても、配線基板に形成された金属配線パターンの剥離を防ぐことができる圧力センサを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の圧力センサは、半導体型圧力検出装置が内蔵されるとともに、前記半導体型圧力検出装置に電気的に接続された複数の出力用端子ピン及び複数の調整用端子ピンを備えた圧力検出ユニットと、前記圧力検出ユニットが取り付けられるカバーと、前記カバーの内部空間に配置され、前記複数の出力用端子ピンと外部出力用のリード線とを中継する配線層を備えた中継基板と、を具備し、前記内部空間に樹脂が充填されており、前記中継基板の表面に形成された前記配線層が、前記樹脂と接触しないように、前記内部空間に前記樹脂を受ける受け部材を配置し、前記受け部材は、前記樹脂を注入する前記カバーの開口部側に湾曲する湾曲部を備えており、前記中継基板に一端を連結されるコネクタの他端に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の圧力センサによれば、中継基板の表面に形成された配線層とカバーの内部空間に充填される樹脂とが接触しないので、寒暖差の大きい繰り返しの温度履歴が負荷されたとしても、配線基板に形成された金属配線パターンの剥離を防ぐことができる。
本発明の実施例1による圧力センサの縦断面図である。 本発明の実施例2による圧力センサの縦断面図である。 各実施例による圧力センサの横断面図であって、図3(a)は図2のA−A断面を上面視したものであり、図3(b)は図1のX−X断面及び図2のB−B断面を上面視したものである。 本発明の実施例3による圧力センサの縦断面図である。
<実施例1>
図1は、本発明の実施例1による圧力センサの縦断面図である。
図1に示すように、圧力センサ1は、段付の円筒形状のカバー10を有し、半導体型圧力検出装置60が搭載されたベース40、図示されない流体流入管が接続される接続ナット20を支持する取付部材30、ベース40及び取付部材30によりその外周部が挟持されたダイアフラム50等より成る圧力検出ユニット2が、カバー10の大径の開口部10b側に挿入されて取り付けられる。
皿状のベース40とダイアフラム50で区画される受圧空間52にはオイル等の絶縁性の液状媒質が充填される。ボール99は、ベース40に形成された孔(図示せず)を介して受圧空間52内に液状媒質を充填した後に該孔を封止する為のものであり、ベース40に溶接等の手段で固着される。
ベース40の受圧空間52側の中央部には半導体型圧力検出装置60が接着等の適宜の手法により固着される。半導体型圧力検出装置60は、ガラス製の台座62とそれに貼付された圧力検出素子(半導体チップ)64とからなる。圧力検出素子64は、この例においては8つのボンディングパッド(電極)を備え、そのうちの3つは出力信号用の電源入力パッド、アースパッド及び信号出力パッドであり、残る5つは信号調整用パッドである。
これらの5つの信号調整用パッドは、上記圧力センサ1の製造時に、当該圧力センサ1の特性に応じた出力信号の調整をした後、その調整データを圧力センサ1内に設けられたEPROM等の不揮発性メモリ内に書き込むためのものである。
半導体型圧力検出装置60の周囲には、ベース40を貫通する3本の出力用端子ピン70及び5本の調整用端子ピン71が、ハーメチックシール74により絶縁封止されて円形の配置で設けられる(図3(b)参照)。
また、半導体型圧力検出装置60(圧力検出素子64)に形成されている3つの出力信号用パッド(電源入力パッド、信号出力パッド、及びアースパッド)は、上記3本の出力用端子ピン70(すなわち電源入力パッド、信号出力パッド、及びアースパッド)とそれぞれ接続され、5つの信号調整用パッドは、5本の調整用端子ピン71とそれぞれ接続される。
各ボンディングパッド(出力信号用パッド及び信号調整用パッド)と、ベース40よりダイアフラム50側に突出した出力用端子ピン70及び調整用端子ピン71の先端とは、ボンディングワイヤ80により接続(結線)される。
また、出力信号用パッドのうち、アースパッドだけは後述する除電板100とのみボンディングワイヤで接続される。そして、除電板100はアース端子ピンと接続されているので、結果として、アースパッドはアース端子ピンと電気的に接続されることとなる。
3本の出力用端子ピン70と5本の調整用端子ピン71のうちの2本とは、ベース40からダイアフラム50とは反対側の面に突出した端部において、中継基板90に接続される。ここで、中継基板90は、複数の出力用端子ピン70と外部出力用のリード線94とを電気的に接続(中継)する配線層(金属配線パターン)90a(図3(b)参照)を備えている。
そして、中継基板90に接続された3本の出力用端子ピン70は、中継基板90の表面に設けられた配線層90a及びコネクタ92を介して、3本のリード線94の一端にそれぞれ連結される。一方、各リード線94の他端は、当該圧力センサ1が設置された冷凍冷蔵装置や空調装置等の制御盤内に設けられた図示されない電気回路に接続される。
図3(b)に示すように、リード線94は圧力センサ1のカバー10の中心軸近傍に配置されるが、3本の出力用端子ピン70は、圧力検出素子64の出力信号用パッドが当該圧力検出素子64の側面近傍に配置されるため、カバー10の中心軸から偏心した位置に配置される。
その結果として、引っ張られる等の外力がリード線94に加えられると、当該リード線94が固着された中継基板90を介して出力用端子ピン70に横方向に折り曲げようとする方向の応力が発生するため、出力用端子ピン70をベース40に封止しているハーメチックシール74が破損するおそれがある。
これに対して、本発明の実施例1による圧力センサ1においては、中継基板90にコネクタ92を挟んで上記出力用端子ピン70と反対側に位置する調整用端子ピン71のうちの2本が接続される構造となっている。
このため、リード線94に引っ張り力等が加えられた場合であっても、出力用端子ピン70に横方向の応力が加わることがなく、結果として出力用端子ピン70とベース40とを封止固定するハーメチックシール74が破損するのを防止できる。このとき、調整用端子ピン71は、中継基板90には固着されるがリード線94には接続されない。
なお、図3(b)においては、5本の調整用端子ピン71のうちの2本が中継基板90に接続されているが、1本あるいは3本以上の調整用端子ピンが中継基板90と接続されてもよい。
また、リード線94がカバー10の内部空間において適宜の手段により固定されて、当該リード線94に引っ張り力等の外力が加わっても中継基板90に応力が影響しないような構造とされている場合は、調整用端子ピン71を中継基板90に接続する必要はない。
接続ナット20に導入される流体は流体導入室32内に入り、その圧力をダイアフラム50にて受圧し、受圧空間52内の媒質を加圧する。
圧力検出素子64はこの圧力変動を検知して電気信号に変換し、出力用端子ピン70及びリード線94を介して電気信号を外部に出力する。
また、半導体型圧力検出装置60を囲むように(半導体型圧力検出装置60の周囲に)、除電板100がベース40上に接着剤等により貼り付けてある。
除電板100は、外部形状が多角形状の平面形状を有し、内側に半導体型圧力検出装置60の外周を囲むための窓孔100aと、アース端子ピンを挿通する為の孔部(図示せず)を設けてある。
除電板100がベース40上に貼り付けられた状態で、当該除電板100に設けられた孔部に挿通されたアース端子ピンの先端部は、除電板100の上面からやや突出しており、除電板100とアース端子ピンとの間はハンダ付け等の手段により電気的に接続される。
アース端子ピンは、リード線94を介して当該圧力センサ1が設置された冷凍冷蔵装置や空調装置等の制御盤内に設けられた電気回路のゼロ電位に接続されるものであり、半導体型圧力検出装置60の周囲に帯電する電荷、あるいは受圧空間52内に充填された液状媒質に帯電する電荷は除電板100を介して除電され、これにより半導体型圧力検出装置60の帯電に起因する作動不良が防止される。
本発明の実施例1による圧力センサ1において、上述の圧力検出ユニット2がカバー10内に配置された後、まずカバー10の小径の開口部10a側(リード線94が導出される側)から第1の樹脂P1が、またカバー10の大径の開口部10b側から第2の樹脂P2が、それぞれ充填され、固化される。これにより、圧力検出ユニット2がカバー10に取り付け固定される。
このとき、樹脂P1の高さは、ベース40のハーメチックシール74が絶縁されるのに十分な樹脂層の厚さとして、ベース40から中継基板90までの間となるように設定される。
続いて、カバー10内に配置されたコネクタ92の上端部に受け部材96を取り付ける。受け部材96は、例えば図1に示すように、カバー10の小径の開口部10aの全体を封止できる程度の大きさであって中央部にリード線94を挿通できる貫通穴96bを備えた樹脂や金属等の板状の部材で形成されている。
また、受け部材96の外周部には、後述のように、カバー10の小径の開口部10aから第3の樹脂P3を充填する際に、充填した第3の樹脂P3が中継基板90側に流れないか、あるいは流出しにくくするために、小径の開口部10aの出口側に湾曲する湾曲部96aを備えている。
そして、カバー10の小径の開口部10aにおける上記受け部材96の上側の領域に、中継基板90を防水するために機能する第3の樹脂P3が充填され、固化される。
このとき、湾曲部96aは、その外側がカバー10の開口部10aに向かって湾曲しているので、第3の樹脂P3が充填される際にカバー10の内壁に密着することとなり、第3の樹脂P3の中継基板90側への流出を効果的に防止することができる。
本発明の実施例1による圧力センサ1において、カバー10の小径の開口部10a側からこのような2段階の樹脂の充填を行うことにより、カバー10の内部の中継基板90が配置される領域(少なくとも中継基板90の表面に形成された配線層(金属配線パターン)90aが形成された側の領域)には、樹脂P1及びP3が存在しない空間Sが形成される。
したがって、本発明の実施例1による圧力センサ1によれば、中継基板90の表面に形成された配線層がカバー10の内部に充填される樹脂と接触しないため、周囲の急激な温度変化に伴う樹脂の膨張によって応力を受けることがなく、結果として中継基板90から配線層が剥離(リフトオフ)することを防止できる。
なお、中継基板90の表面に形成された配線層90aに樹脂が触れないようにするためには、中継基板90の配線層90aが形成された面(例えば図1の中継基板90におけるコネクタ92は配置される側の面)にのみ樹脂が存在しない空間Sを設ければよいが、図1に示すように、配線層90aが形成されていない側の面も含め、中継基板90の全体が樹脂に触れないような構造とすれば、中継基板90の全体的な伸縮も抑制できるため、結果として配線層90aの中継基板90からの剥離を効果的に防止することができる。
また、第1の樹脂P1〜第3の樹脂P3は、ウレタン系、シリコン系、エポキシ系等の樹脂材料とすることができる。そして、第1の樹脂P1〜第3の樹脂P3はすべて同一の材質で形成されてもよいが、充填する部位に応じて異なる材質のものを適用してもよい。
<実施例2>
図2は、本発明の実施例2による圧力センサの縦断面図である。また、図3は、図2に示す圧力センサの横断面図であって、図3(a)はA−A断面を上面視したものであり、図3(b)はB−B断面を上面視したものである。なお、図1のX−X断面も図3(b)と同様の配置となる。
また、本発明の実施例2による圧力センサは、その主要な構成部分が図1に示した実施例1による圧力センサと共通するため、図2及び図3においては、実施例1の場合と異なる部分を含む要部にのみ符号を付して説明する。
図2に示す実施例2による圧力センサにおいて、中継基板90のコネクタ92が取り付けられる側の面には、配線層(後述の図3(b)における90a)が形成されている。
そして、中継基板90の上記配線層が形成された側には、当該配線層を覆うマスク部材97が取り付けられている。
図3(a)に示すように、マスク部材97は、その外周内壁面(第1の屈曲部97aの内壁面)が中継基板90の外形とほぼ同一な形状を有する樹脂又は金属等の板状の部材で構成されており、中継基板90に取り付けられているコネクタ92が配置される部分に貫通孔97cが形成されている。
また、図2に示すように、マスク部材97には、上記コネクタ92が挿通される貫通孔97cにも当該コネクタ92の外形に沿って上記第1の屈曲部97aの屈曲方向とは逆方向に第2の屈曲部97bが形成されている。
第1の屈曲部97aと第2の屈曲部97bとは、中継基板90の外周部分及びコネクタ92と嵌合し、必要に応じてそれぞれ接着又は溶接等の方法で接合されている。
このようにして、図3(b)に示すように、中継基板90の上面に形成された配線層90aは、マスク部材97によって覆われることによって封止され、その後圧力センサ1のカバー10の内部に樹脂Pが充填、固化されて、カバー10内に圧力検出ユニットが固定される。
上記のような構成により、本発明の実施例2による圧力センサによれば、中継基板90の表面に形成された配線層90aがマスク部材97によって覆われることにより、カバー10の内部に充填される樹脂Pと接触しないため、周囲の急激な温度変化に伴う樹脂の膨張によって応力を受けることがなく、結果として中継基板90から配線層90aが剥離(リフトオフ)することを防止できる。
<実施例3>
図4は、本発明の実施例3による圧力センサの縦断面図である。
なお、本発明の実施例3による圧力センサは、その主要な構成部分が図1に示した実施例1による圧力センサと共通するため、図4においては、実施例1の場合と異なる部分を含む要部にのみ符号を付して説明する。
図4に示す実施例3による圧力センサにおいて、中継基板90のコネクタ92が取り付けられる側の面には、配線層(図示せず)が形成されている。
そして、中継基板90の外表面には、クッション部材98が被覆形成されている。このクッション部材98は、樹脂Pが中継基板90の表面に接触しないように当該中継基板90の全体を被覆するものであり、この被覆を容易にするために、ゴムやスポンジ等の可撓性を有する材料で形成されている。
また、図4において、クッション部材98は、中継基板90から突出する端子ピン70やコネクタ92の位置には設けられていないが、当該端子ピン70やコネクタ92を囲繞するようにクッション部材98を設けてもよい。
実施例3による圧力センサにおいて、中継基板90は、その外表面がクッション部材98によって覆われていることにより、カバー10の内部に充填された樹脂Pと直接接触しないように構成されている。
そして、樹脂Pが膨張したときに生じる中継基板90への全方向からの加圧力(応力)を、中継基板90の外表面に設けられたクッション部材98がすべて吸収するため、中継基板90自体あるいは中継基板90の表面に形成された配線層には応力が伝達しない。
上記のような構成により、本発明の実施例3による圧力センサによれば、中継基板90の表面に形成された配線層がクッション部材98によって覆われることにより、カバー10の内部に充填される樹脂と接触せず、また仮にクッション部材98に加圧力が負荷されたとしてもクッション部材98が当該加圧力を吸収して中継基板90に伝達させない。
したがって、周囲の急激な温度変化に伴う樹脂の膨張によって中継基板90及びその表面に形成された配線層が応力を受けることがなく、結果として中継基板90から配線層が剥離(リフトオフ)することを防止できる。
なお、本発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、種々の改変を施すことができる。
例えば、上記実施例1において、コネクタ92の上端部に受け部材96を取り付ける場合を例示したが、受け部材96をコネクタ92の中間部に配置することにより、コネクタ92の上側の一部ごと第3の樹脂P3で封止するように構成してもよい。
このような構成にすることにより、カバー10の内部でコネクタ92の位置が固化した樹脂によって安定するため、圧力センサに振動が加わった場合に中継基板90の破損することを防止できる。
また、上記実施例2において、マスク部材97が中継基板90の外形とほぼ相似な形状を有する板状の部材で構成される場合を例示したが、マスク部材97を中継基板90上の配線層のパターンが形成されている領域のみを覆うように部分的に配置してもよい。
このような構成にすることにより、マスク部材97の大きさを極小化できるため、圧力センサ全体の重量増を抑制することができる。
さらに、上記実施例3において、クッション部材98を均一な厚みの1層構造で形成する場合を例示したが、クッション部材98は、部分的に厚みを変化させたり、あるいは多層構造となるように形成してもよい。
このような構成とすることにより、必要な部分に集中的にクッション効果を得られるようは配置を実現できるとともに、重量増とのバランスをとることができる。
また、多層構造とすれば、クッション部材98の内部に不連続部分が形成できるため、外力(応力)の緩和効果を高めることができる。
1 圧力センサ 10 カバー
20 接続ナット 30 取付部材
32 流体導入室 40 ベース
50 ダイアフラム 52 受圧空間
60 半導体型圧力検出装置 62 台座
64 圧力検出素子 70 出力用端子ピン
71 調整用端子ピン 74 ハーメチックシール
80 ボンディングワイヤ 90 中継基板
90a 配線層(金属配線パターン) 92 コネクタ
94 リード線 96 受け部材
97 マスク部材 98 クッション部材
100 除電板

Claims (1)

  1. 半導体型圧力検出装置が内蔵されるとともに、前記半導体型圧力検出装置に電気的に接続された複数の出力用端子ピン及び複数の調整用端子ピンを備えた圧力検出ユニットと、
    前記圧力検出ユニットが取り付けられるカバーと、
    前記カバーの内部空間に配置され、前記複数の出力用端子ピンと外部出力用のリード線とを中継する配線層を備えた中継基板と、
    を具備し、前記内部空間に樹脂が充填された圧力センサであって、
    前記中継基板の表面に形成された前記配線層が、前記樹脂と接触しないように、前記内部空間に前記樹脂を受ける受け部材を配置し、
    前記受け部材は、前記樹脂を注入する前記カバーの開口部側に湾曲する湾曲部を備えており、前記中継基板に一端部を連結されるコネクタの他端部に取り付けられている、ことを特徴とする圧力センサ。
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