JP6463988B2 - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Description

本発明は、インバータが搭載されたハイブリッド車両に関する。
近年、エンジンとモータ双方の駆動力で走行するハイブリット車両が普及している。ハイブリット車両にはインバータが搭載されており、インバータによって、バッテリから出力される直流電力が交流電力に変換されモータに供給される。
インバータをエンジンルームやトランクルームの床下などに搭載する場合、走行用のモータを搭載しないエンジン車両の車体から大幅な設計変更が必要となりコストが高くなる。そこで、インバータを搭乗者が入る車室の床下に配置する構成が公開されている(例えば、特許文献1、2)。
特許第4050451号公報 特開2003−169403号公報
上記のようにインバータを車室の床下に搭載した場合、インバータのカバー部材が接地してしまい、その衝撃がインバータに作用することを想定し、衝撃保護のための機構を設ける必要がある。しかし、厚い板金などで強度を増すのでは、重量やコストが増加してしまう。また、厚い板金などによってインバータを保護しても、衝撃の大きさによっては、インバータに大きな衝撃が伝搬してしまう可能性があることから、衝撃を緩和する機構の開発が希求されている。
そこで、本発明は、重量やコストの増加を抑えつつ、インバータに伝搬する衝撃を緩和して、インバータの耐衝撃性を向上させることができるハイブリッド車両を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のハイブリッド車両は、車体のうち、車室の床下に搭載され、床下に位置する車体と離隔する近距離部と、近距離部よりも、床下に位置する車体から遠い遠距離部と、を有するインバータと、インバータを支持して車体に固定するブラケットと、を備え、ブラケットは、車体に直接、または、他の部材を介して間接的に締結される締結部と、ブラケット外部から衝撃を受ける衝撃部と締結部と衝撃部との間に形成され、締結部および衝撃部よりも剛性が低く、変形によって衝撃を吸収し、インバータのうち、近距離部側と、遠距離部側にそれぞれ配されるとともに、近距離部側に設けられたものは、遠距離部側に設けられたものよりも剛性が高いヒューズ部と、を有することを特徴とする。
インバータに対し車室と反対側に配され、インバータを衝撃から保護する接地プロテクタをさらに備え、衝撃部は、ブラケットのうち、接地プロテクタと当接または対向する部位であってもよい。
ヒューズ部は、締結部および衝撃部から連続して一体形成され、締結部および衝撃部よりも断面積が小さい部位であってもよい。
本発明によれば、重量やコストの増加を抑えつつ、インバータに伝搬する衝撃を緩和して、インバータの耐衝撃性を向上させることができる。
ハイブリッド車両の側面図である。 車体の車室の床下のうち、インバータが搭載された位置を路面側から見た図である。 インバータユニットの分解斜視図である。 支持部材を組み付けたインバータユニットの斜視図である。 支持部材の分解斜視図である。 ヒューズ部による衝撃吸収の一例を示す図である。 インバータユニットの変位の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、ハイブリッド車両100の側面図である。図1に示すように、ハイブリッド車両100には、エンジン102、モータ104、および、バッテリ106が搭載される。エンジン102は、車体100aの前後方向(図1中、左右方向)の前方側に配され、エンジン102の後方にモータ104が配置される。バッテリ106は、車体100aの後方側に配される。
ここで、ハイブリッド車両100には、バッテリ106の残量が十分な場合にエンジン102に優先してモータ104で走行するモータ走行モード、および、バッテリ106の残量が少ない場合にモータ104とエンジン102とを併用して走行するエンジン併用モードといった走行モードが準備されている。
例えば、ハイブリッド車両100では、バッテリ106の残量に応じて走行モードが選択され、エンジン併用モードが選択された場合には、走行状態に応じてエンジン102とモータ104との駆動状態が切り換わり、エネルギー効率を高めるとともに、CO等の排気ガスを削減することが可能となる。
また、ハイブリッド車両100にはインバータ108が搭載されている。インバータ108は、搭乗者が入る車室100bの床下に配置され、車体100aの前後方向における、モータ104とバッテリ106との間に位置している。そして、インバータ108は、バッテリ106から直流電流を受け、その直流電流を交流電流に変換してモータ104へ供給する。
図2は、車体100aの車室100bの床下のうち、インバータ108が搭載された位置を路面側から見た図である。インバータ108は、図2に示すアンダーカバー110およびリアカバー112によって覆われている。
上記のように、インバータ108は、車室100bの床下に設置されることから、路面から小石が跳ねて衝突したり、水が浸入したりするおそれがある。アンダーカバー110およびリアカバー112は、インバータ108を保護するために設けられており、アンダーカバー110は路面側からインバータ108を覆い、リアカバー112は車体100aの前後方向の後方側からインバータ108を覆う。
図3は、インバータユニット114の分解斜視図である。インバータユニット114は、インバータ108と、カバー部材116(上部カバー118、下部カバー120、後面カバー122)とを含んで構成される。
インバータ108の本体108aは、大凡直方体形状であって、カバー部材116は、このインバータ108の本体108aの全面を覆うことで、インバータ108から生じるスイッチング音を遮蔽する。
カバー部材116は、上部カバー118、下部カバー120、後面カバー122で構成されている。上部カバー118および下部カバー120は、底面118a、120aが矩形であって、底面118a、120aのうち、車体100aの前後方向(図3中、両矢印で示す)の後方側を除く3辺から側壁118b、120bが立設している。後面カバー122は、大凡平板形状となっている。
また、インバータ108の本体108aに対し、上面108bを上部カバー118が覆い、底面108cを下部カバー120が覆い、車体100aの前後方向の後面108dを後面カバー122が覆っている。このとき、上部カバー118の側壁118bのフランジと、下部カバー120の側壁120bのフランジが当接し、本体108aの両側面108e、および、車体100aの前後方向の前面108fを被覆することとなる。
図4は、支持部材124を組み付けたインバータユニット114の斜視図である。図4に示すように、支持部材124は、前面ブラケット(ブラケット)126と、後面ブラケット(ブラケット)128と、ステー130と、接地プロテクタ132とを含んで構成される。
前面ブラケット126は、インバータユニット114に対して、車体100aの前後方向(図4中、両矢印aで示す)の前側から当接する。後面ブラケット128は、インバータユニット114に対して、車体100aの前後方向の後側から当接する。ステー130は、インバータユニット114に対して、車体100aの車幅方向(図4中、両矢印bで示す)の側方に配置される。
接地プロテクタ132は、インバータユニット114に対して、車体100aと反対側(図4中、下側)に配置される。接地プロテクタ132は、インバータユニット114と上記のアンダーカバー110との間に位置しており、アンダーカバー110やカバー部材116よりも剛性が高い。接地プロテクタ132によってインバータ108が接地による衝撃から保護される。
図5は、支持部材124の分解斜視図である。図5に示すように、前面ブラケット126は、本体126aと、底面126bと、突出部(締結部)126c、126dとを有する。本体126aは、インバータユニット114の前面(インバータ108の前面108d)と大凡平行に延在する。底面126bは、本体126aの下側から車体100aの前後方向(図5中、両矢印aで示す)の後方向に屈曲して延在する。突出部126c、126dは、本体126aから車体100aの車幅方向(図5中、両矢印bで示す)の両端側それぞれに突出する。
そして、前面ブラケット126の本体126aには、2つの締結ボルト134aが、本体126aのインバータユニット114と反対側の面から挿通され、インバータユニット114と前面ブラケット126とを締結する。
後面ブラケット128は、前面ブラケット126と同様、本体128aと、底面128bと、突出部(締結部)128c、128dとを有する。本体128aは、インバータユニット114の後面(インバータ108の後面108d)と大凡平行に延在する。底面128bは、本体128aの下側から車体100aの前後方向の後方向に屈曲して延在する。突出部128c、128dは、本体128aから車幅方向の両端側それぞれに突出する。
そして、後面ブラケット128の本体128aには、2つの締結ボルト134aが、本体128aのインバータユニット114と反対側の面から挿通され、インバータユニット114と後面ブラケット128とを締結する。
また、前面ブラケット126および後面ブラケット128をインバータユニット114に取り付けた状態では、前面ブラケット126の突出部126c、126dおよび後面ブラケット128の突出部128c、128dが、それぞれ、インバータユニット114よりも、車体100aの車幅方向の側方に突出している。
ステー130は、車体100aに直接、または、他の部材を介して車体100aに間接的に締結される部材であって、車体100aの前後方向に延在する本体130aと、本体130aのうち、車体100aの前後方向の両端それぞれから車体100a側(図5中、上側)に屈曲する屈曲部130bとを有する。
ステー130の本体130aは、前面ブラケット126の突出部126cに対して車体100aと反対側(図5中、下側)から当接するとともに、後面ブラケット128の突出部128cに対して車体100a側から当接する。そして、締結ボルト134bが、前面ブラケット126の突出部126c側(図5中、上側)から挿通されることで、ステー130と前面ブラケット126が締結される。同様に、締結ボルト134bが、後面ブラケット128の突出部128c側(図5中、下側)から挿通されることで、ステー130と後面ブラケット128が締結される。こうして、前面ブラケット126、後面ブラケット128、ステー130が一体に固定されることとなる。
接地プロテクタ132は、前面ブラケット126の底面126bおよび後面ブラケット128の底面128bそれぞれに対して車体100aと反対側(図5中、下側)から当接する。そして、締結ボルト134cが、車体100aと反対側(図5中、下側)から挿通されることで、接地プロテクタ132と、前面ブラケット126および後面ブラケット128が固定される。
ところで、路面の凹凸などによって車体100aの底が接地すると、上記のように、接地プロテクタ132には、接地による衝撃が作用する。このとき、前面ブラケット126および後面ブラケット128には、接地プロテクタ132との当接する部位から衝撃が伝搬する。
ここでは、前面ブラケット126および後面ブラケット128のうち、接地プロテクタ132と当接する部位を衝撃部136と称する。すなわち、衝撃部136は、前面ブラケット126および後面ブラケット128のうち、前面ブラケット126および後面ブラケット128の外部から衝撃を受ける部位である。
また、前面ブラケット126の突出部126d、および、後面ブラケット128の突出部128dは、締結ボルト134dによって、車体100aに直接、または、他の部材を介して車体100aに間接的に締結される。
さらに、上述したように、前面ブラケット126の突出部126c、および、後面ブラケット128の突出部128cは、それぞれ、ステー130に締結され、ステー130は車体100a側に固定されている。
すなわち、前面ブラケット126は、突出部126c、126dを介して車体100a側に固定され、後面ブラケット128は、突出部128c、128dを介して車体100a側に固定されていることとなる。
そして、前面ブラケット126および後面ブラケット128それぞれにおいて、突出部126c、126d、128c、128dと衝撃部136との間には、ヒューズ部126e、128eが形成されている。ヒューズ部126e、128eは、突出部126c、126d、128c、128dおよび衝撃部136から連続して一体形成され、突出部126c、126d、128c、128dおよび衝撃部136よりも断面積が小さい(細い)部位である。
また、ヒューズ部126e、128eは、突出部126c、126d、128c、128dおよび衝撃部136よりも剛性が低く、接地プロテクタ132側から接地による衝撃が作用すると、他より優先して変形することで衝撃を吸収する。
図6は、ヒューズ部126eによる衝撃吸収の一例を示す図であり、図5中、白抜き矢印側から見た図を示す。ただし、図6では、理解を容易とするため、接地プロテクタ132の一部のみを示すとともにステー130の図示を省略する。
図6(a)に示すように、接地プロテクタ132に対して衝撃が作用する前には、前面ブラケット126の突出部126c、126dは、本体126aから大凡水平方向に延在している。例えば、図6(a)中、白抜き矢印で示すように、接地プロテクタ132に衝撃が作用したとする。そして、上述したように、前面ブラケット126の衝撃部136から、前面ブラケット126の本体126aに衝撃が伝搬し始める。
このとき、前面ブラケット126の突出部126dが車体100a側に固定されていることから、衝撃に伴って前面ブラケット126の内部に応力が発生する。しかし、ヒューズ部126eの剛性が低いため、図6(b)に示すように、ヒューズ部126eが変形する。このヒューズ部126eの変形によって、衝撃が吸収されることから、仮に、インバータユニット114が車体100aに衝突しても、その衝撃が緩和されることとなる。
ここでは、前面ブラケット126のヒューズ部126eによる衝撃吸収について説明したが、後面ブラケット128のヒューズ部128eも、ヒューズ部126eと実質的に同一の作用効果を有することから、詳細な説明は省略する。
このように、本実施形態では、ヒューズ部126e、128eを設けることで、厚い板金などで強度を増す場合に比べて重量やコストの増加を抑えつつ、インバータ108の耐衝撃性を向上させることが可能となる。
図7は、インバータユニット114の変位の一例を示す図である。図7では、理解を容易とするため、車室100bの床下に位置する車体100aの一部を簡略化した断面で示す。図7(a)に示すように、接地プロテクタ132に対して衝撃が作用する前、インバータユニット114は、水平方向に大凡平行な姿勢で配されている。
このとき、インバータユニット114と車体100aとの隙間Sa、Sbは、車体100aの前後方向の前方側(図7中、左側)の隙間Saの方が、後方側(図7中、右側)の隙間Sbよりも大きい(離隔距離が長い)。換言すれば、インバータユニット114(インバータ108)は、車室100bの床下に位置する車体100aから離隔する近距離部114aと、近距離部114aよりも、車室100bの床下に位置する車体100aから遠い(離隔距離が長い)遠距離部114bとを有している。
ここでは、インバータユニット114のうち、近距離部114aが後面ブラケット128側に位置し、遠距離部114bが前面ブラケット126側に位置している。そのため、前面ブラケット126側の方が、後面ブラケット128側よりも、インバータユニット114が車体100aと衝突せずに移動(変位)できる空間が大きいこととなる。
そこで、後面ブラケット128の(小さい隙間Sb側の)ヒューズ部128eを、前面ブラケット126の(大きい隙間Sa側の)ヒューズ部126eよりも、剛性を高く設計している。
その結果、接地プロテクタ132に衝撃が作用すると、先ず、ヒューズ部126eの方がヒューズ部128eよりも大きく変形し、図7(b)に示すように、インバータユニット114のうち、車体100aの前後方向の前側の方が後側よりも変位が大きくなる。
このように、大きい隙間Sa側のヒューズ部126eに大きな変形をさせて衝撃を吸収させるとともに、小さい隙間Sb側のヒューズ部128eは小さく変形させる。こうして、インバータユニット114と車体100aや車体100aに固定された他の部材との衝突を回避したり、衝突の勢いを抑えたりすることが可能となる。
以上、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載された範疇における各種の変更例又は修正例についても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、接地プロテクタ132を備え、衝撃部136は、前面ブラケット126および後面ブラケット128のうち、接地プロテクタ132と当接する部位である場合について説明した。しかし、接地プロテクタ132と前面ブラケット126および後面ブラケット128は当接している必要はなく、少なくとも対向していればよい。また、接地プロテクタ132は必須の構成ではなく、衝撃部136に、直接、または、接地プロテクタ132以外の部材から衝撃が伝搬してもよい。ただし、接地プロテクタ132を設けることで、インバータ108の耐衝撃性をさらに向上することが可能となる。
また、上述した実施形態では、ヒューズ部126e、128eは、突出部126c、126d、128c、128dおよび衝撃部136から連続して一体形成され、突出部126c、126d、128c、128dおよび衝撃部136よりも断面積が小さい部位である場合について説明した。しかし、ヒューズ部126e、128eを、突出部126c、126d、128c、128dおよび衝撃部136と別体に形成して締結してもよいし、孔を開けるなどして剛性を下げてもよい。ただし、ヒューズ部126e、128eを、突出部126c、126d、128c、128dおよび衝撃部136から連続して一体形成し、突出部126c、126d、128c、128dおよび衝撃部136よりも断面積が小さい部位とすることで、製造コストを低減するとともに前面ブラケット126および後面ブラケット128の小型化が可能となる。
また、上述した実施形態では、インバータユニット114には、近距離部114aと遠距離部114bがあって、ヒューズ部126e、128eが、インバータのうち、近距離部114a側と、遠距離部114b側にそれぞれ配されるとともに、近距離部114a側に設けられたヒューズ部128eは、遠距離部114b側に設けられたヒューズ部126eよりも、剛性が高い場合について説明した。しかし、インバータユニット114において、車室100bの床下に位置する車体100aとの離隔距離が大凡一定であってもよいし、ヒューズ部126e、128eは1つのみ設けられてもよい。また、ヒューズ部126e、128eそれぞれの剛性が等しくてもよい。さらに、隙間Sa、Sbには、インバータユニット114よりも剛性の低い部材が配されてもよい。
また、例えば、インバータ108のうち、衝撃に弱い部品で構成されている側に近いヒューズ部126e、128eを、衝撃に強い部品で構成されている側に近いヒューズ部126e、128eよりも、剛性を高く設計してもよい。こうすることで、仮にインバータユニット114が車体100aなどに衝突しても、インバータ108の故障の発生確率を低減することが可能となる。
本発明は、インバータが搭載されたハイブリッド車両に利用できる。
100 ハイブリッド車両
100a 車体
100b 車室
108 インバータ
114 インバータユニット(インバータ)
114a 近距離部
114b 遠距離部
126 前面ブラケット(ブラケット)
126c、126d 突出部(締結部)
126e ヒューズ部
128 後面ブラケット(ブラケット)
128c、128d 突出部(締結部)
128e ヒューズ部
132 接地プロテクタ
136 衝撃部

Claims (3)

  1. 車体のうち、車室の床下に搭載され、該床下に位置する該車体と離隔する近距離部と、該近距離部よりも、該床下に位置する該車体から遠い遠距離部と、を有するインバータと、
    前記インバータを支持して前記車体に固定するブラケットと、
    を備え、
    前記ブラケットは、
    前記車体に直接、または、他の部材を介して間接的に締結される締結部と、
    前記ブラケット外部から衝撃を受ける衝撃部と
    記締結部と前記衝撃部との間に形成され、該締結部および該衝撃部よりも剛性が低く、変形によって衝撃を吸収し、前記インバータのうち、前記近距離部側と、前記遠距離部側にそれぞれ配されるとともに、該近距離部側に設けられたものは、該遠距離部側に設けられたものよりも剛性が高いヒューズ部と、
    を有することを特徴とするハイブリッド車両。
  2. 前記インバータに対し前記車室と反対側に配され、該インバータを衝撃から保護する接地プロテクタをさらに備え、
    前記衝撃部は、前記ブラケットのうち、前記接地プロテクタと当接または対向する部位であることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. 前記ヒューズ部は、前記締結部および前記衝撃部から連続して一体形成され、該締結部および該衝撃部よりも断面積が小さい部位であることを特徴とする請求項1または2に記載のハイブリッド車両。
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