JP6461707B2 - 連続アンローダ - Google Patents

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本発明は、船倉内のバラ物を無端状のバケットコンベアで掻き取る連続アンローダに関するものである。
船倉内のバラ物を荷役する連続アンローダには、掻取部を構成する根元スプロケット及び先端スプロケットをリンク機構で支持するリンク式がある(特許文献1、2)。
リンクは、旋回マストから斜め下方に延び先端スプロケットを支持するための主リンクと、主リンクから斜め後方に延び根元スプロケットを支持するための補助リンクと、根元スプロケットと先端スプロケットを互いに水平位置に保持するように補助リンクの角度を決めるサポートリンクとを備える。リンクは、旋回マストに設けられた伸縮シリンダで駆動され、先端スプロケットと根元スプロケットとの間隔を拡縮するようになっている。
特開2000−16595号公報 特許第3454000号公報
ところで、近年、バラ積み船の大型化に伴い、これまでの掻取部の長さでは、ハッチから下の船倉内壁面まで掻取部が届かない問題が生じている。
掻取部が届かない領域は、ブルドーザ等により荷ならしを行い、掻取部が届くところまで荷を運ばなければならない。
そこで、本発明の目的は、ハッチから船倉内壁面までの寸法が大きな船倉であっても効率よく荷揚げでき、ブルドーザなどによる荷ならし作業を低減できる連続アンローダを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、ブームの先端に支持された旋回マストの下方に、拡縮自在な掻取部を形成すべく無端状のバケットチェーンを案内するための先端スプロケットと根元スプロケットを配置し、その先端スプロケットを、前記旋回マストの下端に回動自在に設けた主リンクで支持すると共に、前記根元スプロケットを、前記主リンクに回動自在に連結した補助リンクで支持した連続アンローダにおいて、前記主リンクの先端に延長リンクを設けると共にその延長リンクに前記先端スプロケットを設け、かつ、前記延長リンクに、拡縮時に前記先端スプロケットを水平位置に保持する姿勢保持リンクを設けたものである。
本発明によれば、ハッチから船倉内壁面までの寸法が大きな船倉であっても効率よく荷揚げでき、ブルドーザなどによる荷ならし作業を低減できる。
本発明の一実施の形態に係る連続アンローダの掻取部の側面図である。 掻取部の拡縮を説明する説明図である。 掻取部の形状を従来の掻取部との比較で説明する説明図である。 連続アンローダの全体図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図4に示すように、連続アンローダ1は、埠頭などの岸壁2に設けられたレール3上を走行するポータル部4と、ポータル部4上に水平旋回自在に設けられた旋回フレーム5と、旋回フレーム5に俯仰自在に設けられたブーム6と、ブーム6の先端に上下回動可能に設けられたトップフレーム7と、ブーム6と平行に延び、一端がトップフレーム7に上下回動可能に設けられると共に長手方向の中間がトップフレーム7に回動可能に設けられたバランシングレバー8と、トップフレーム7に旋回自在に設けられた旋回マスト9とを備える。
ブーム6、バランシングレバー8、旋回フレーム5及びトップフレーム7は平行リンクを形成する。また、バランシングレバー8の他端には、カウンターウェイト10が設けられており、後述する旋回マスト9等とバランスを取るようになっている。旋回フレーム5には、ブーム6を俯仰させるための俯仰用シリンダ11が設けられている。
旋回マスト9内には、岸壁2に接岸されたバラ積み貨物船12等の船倉13内に挿入されると共に船倉13内のバラ物14を掻き取ってトップフレーム7上のロータリフィーダ(図示せず)に移送するためのバケットコンベア15が収容されている。バケットコンベア15は、下端部15aが旋回マスト9の下端から延長・露出されている。バケットコンベア15の下端にはバケットチェーン20が水平に移動して下方のバラ物を掻き取る掻取部16が形成される。バケットコンベア15は、旋回マスト9内上部に設けられた駆動スプロケット17と、旋回マスト9の下方に、拡縮自在な掻取部16を形成すべく配置された先端スプロケット18及び根元スプロケット19と、駆動スプロケット17、先端スプロケット18及び根元スプロケット19に巻き掛けられた無端状のバケットチェーン20とを備える。バケットチェーン20は、多数のバケット21を無端状のチェーン22で連結してなる。
図1に示すように、先端スプロケット18及び根元スプロケット19は、リンク機構23を介して旋回マスト9に支持されている。リンク機構23は、根元スプロケット19を旋回マスト9の鉛直下方に支持すると共に、先端スプロケット18を根元スプロケット19から水平方向に離間した位置で、かつ、根元スプロケット19と同じ高さに支持する。また、リンク機構23は、後述する伸縮シリンダ24で駆動されることで根元スプロケット19に対して先端スプロケット18を近接離間させるようになっている。根元スプロケット19及び先端スプロケット18間には、掻取部16が形成される。
リンク機構23は、旋回マスト9の下端部9aに回動自在に連結され先端スプロケット18を支持するための主リンク25と、主リンク25に回動自在に連結され根元スプロケット19を支持するための補助リンク26と、補助リンク26と主リンク25を連動させるためのサポートリンク27と、主リンク25の先端に回動自在に連結され先端スプロケット18の支持位置を主リンク25の前方にするための延長リンク28と、掻取部16拡縮時に先端スプロケット18を根元スプロケット19と水平な位置(同じ高さの位置)に保持するように延長リンク28と補助リンク26を連動させる姿勢保持リンク29とを備える。
主リンク25は、旋回マスト9の下端部9aから前方かつ斜め下方に延びて配置されている。主リンク25には、伸縮シリンダ24の一端が連結されている。伸縮シリンダ24の他端は、旋回マスト9の下端部9aに連結されている。主リンク25は、伸縮シリンダ24が伸縮することで俯仰するようになっている。
補助リンク26は、主リンク25と交差するように配置され、下端が旋回マスト9の鉛直下方かつ主リンク25の下端と同じ高さに配置される。補助リンク26の下端には、根元スプロケット19が回転自在に設けられている。また、補助リンク26には、主リンク25との交差位置より上方に延出する延出部30が形成されている。
サポートリンク27は、主リンク25より上方に配置され、一端が補助リンク26の延出部30に回動自在に連結されると共に他端が旋回マスト9の下端部9aに回動自在に連結されている。サポートリンク27は、主リンク25と補助リンク26とがこれらの連結位置より下方で前後対称となるように主リンク25と補助リンク26とを連動させる。
延長リンク28は、主リンク25から前方に延びる水平フレーム部31と、水平フレーム部31から上方に延びる上延フレーム部32とを備える。水平フレーム部31の先端には、先端スプロケット18が回転自在に設けられる。上延フレーム部32は、水平フレーム部31の前端から上方かつ後方に延びる前傾部32aと、水平フレーム部31の後端から上方かつ前方に延びる後傾部32bとを有し、側面視山形に形成されている。
姿勢保持リンク29は、前後に延びるロッド状に形成され、一端が上延フレーム部32の頂部に回動可能に連結されると共に他端が補助リンク26の延出部30に回動自在に連結されている。
次に本実施の形態の作用を述べる。
図2(a)に示すように、掻取部16は、伸縮シリンダ24が最大に伸長された状態のとき、前方に最大に拡張された状態となる。具体的には、伸縮シリンダ24が伸長されることで主リンク25が基端34を中心として上方に回動された状態になると共に、補助リンク26が主リンク25と連動して上方に回動された状態となる。このとき、延長リンク28は姿勢保持リンク29によって姿勢を規制され、水平フレーム部31が略水平に保たれた状態となっているため、先端スプロケット18は根元スプロケット19から最大に離間された状態となっている。図3(a)に示すように、先端スプロケット18は、主リンク25の前端から延長リンク28の長さα分前方に位置されているため、図3(b)に示すように、主リンク25の先端に先端スプロケット18を設けていた従来の連続アンローダ35より掻取部16を長くすることができる。このため、船倉13の壁面13aまで掻取部16が届き、壁面13a近傍のバラ物14を掻き取ることができ、ブルドーザ(図示せず)などによる荷ならし作業を低減できる。そして、荷ならし作業を低減できることから連続アンローダ1の高い荷役能力を維持することができ、荷役効率が向上する。また、主リンク25及び補助リンク26の長さは従来機と変わらないため、掻取部16を長く拡張させたときであっても、バケットコンベア15の下端部15aの高さhが高くなることはなく、下端部15aが船倉13のハッチ13bから船幅方向に延びる天井部分13cと干渉し易くなることもない。このため、連続アンローダ1の運転者にとってハッチ下への寄付きが従来機より向上し、ハッチ下の荷役が行い易くなる。
図2(b)に示すように、伸縮シリンダ24を縮退させると、主リンク25が基端34を中心として下方に回動されると共に補助リンク26が主リンク25と連動して下方に回動される。このとき、延長リンク28は姿勢保持リンク29によって姿勢を規制されるため、主リンク25及び補助リンク26が回動されている最中でも常に同じ姿勢に維持され、先端スプロケット18と根元スプロケット19の高さが常に同じに保たれる。
図2(c)に示すように、伸縮シリンダ24がさらに縮退されると、主リンク25及び補助リンク26がさらに下方に回動され、先端スプロケット18と根元スプロケット19がさらに近接されて掻取部16の長さが短くなる。このとき、延長リンク28は上述のように同じ姿勢に維持されるため、先端スプロケット18と根元スプロケット19の高さが変わることはない。
このように、主リンク25の先端に延長リンク28を設けると共にその延長リンク28に先端スプロケット18を設け、かつ、延長リンク28に、掻取部16拡縮時に先端スプロケット18を水平位置に保持する姿勢保持リンク29を設けるものとしたため、掻取部16の高さを変えることなく掻取部16を長くすることができ、ハッチ13bから船倉13内壁面までの寸法が大きな船倉13であっても効率よく荷揚げできる。
また、延長リンク28は、主リンク25から前方に延びる水平フレーム部31と、水平フレーム部31から上方に延びる上延フレーム部32とを備え、姿勢保持リンク29は、一端が上延フレーム部32に接続されると共に他端が補助リンク26の延出部30に接続されるものとしたため、簡易な構造で確実に先端スプロケット18の取付位置を主リンク25の先端より前方にすることができ、掻取部16を長くできる。
なお、伸縮シリンダ24は、旋回マスト9の下端と主リンク25との間に設けられるものとしたが、これに限るものではない。伸縮シリンダ24は、リンク機構23を駆動できればよく、例えば旋回マスト9と補助リンク26との間に設けられるものであってもよい。
1 連続アンローダ
5 旋回フレーム
6 ブーム
16 掻取部
18 先端スプロケット
19 根元スプロケット
20 バケットチェーン
25 主リンク
26 補助リンク
28 延長リンク
29 姿勢保持リンク

Claims (1)

  1. ブームの先端に支持された旋回マストの下方に、拡縮自在な掻取部を形成すべく無端状のバケットチェーンを案内するための先端スプロケットと根元スプロケットを配置し、その先端スプロケットを、前記旋回マストの下端に回動自在に設けた主リンクで支持すると共に、前記根元スプロケットを、前記主リンクに回動自在に連結した補助リンクで支持した連続アンローダにおいて、
    前記主リンクの先端に延長リンクを設けると共にその延長リンクに前記先端スプロケットを設け、かつ、前記延長リンクに、拡縮時に前記先端スプロケットを水平位置に保持する姿勢保持リンクを設け
    前記補助リンクは、前記主リンクの前後方向の中間より上方に延出する延出部を有し、前記延長リンクは、前記主リンクから前方に延びる水平フレーム部と、前記水平フレーム部から上方に延びる上延フレーム部とを備え、前記姿勢保持リンクは、一端が前記上延フレーム部に接続されると共に他端が前記補助リンクの延出部に接続されたことを特徴とする連続アンローダ。
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