JP6461661B2 - 検査レポート作成システム - Google Patents

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Description

本発明は、検査に関する情報を記録して検査レポートを作成するシステムに関する。
特許文献1は、医療従事者が日次の検査業務を記録するためのレポート入力画面を生成して、医療従事者が入力した検査の実施データを記録する医療情報入力装置を開示する。この医療情報入力装置は、学術研究用のデータを記録するためのデータ入力画面を生成し、医療従事者が入力したデータを記録する機能も有している。
特許第5302480号公報
医師は検査後、レポート入力画面において所見情報、診断情報、処置情報などを入力して検査レポートを作成するが、通常、検査レポート作成システムは、正規の医師により入力されたものであることを確認するために、検査に関する情報の入力後に、医師による登録操作を要求する。この登録操作は、医師による入力情報の承認の意味があり、たとえばユーザIDとパスワードを入力させて、入力された情報を誰が登録(承認)したかを記録するようにしている。入力された情報は登録操作を経て、検査レポートの作成に利用されるようになる。
過去に入力した情報を修正、更新または追加する場合、医師はレポート入力画面において新たな情報を入力した後、登録操作を行うことで、新たに入力した情報が登録される。検査レポート作成システムでは検査レポートの版数を管理しており、レポート入力画面において情報が入力されて登録操作が行われると、検査レポートの版数が更新される。この版数を示す情報は検査レポートに含まれ、ユーザは検査レポートに含まれる版数を確認することで、検査レポートの修正回数を知るようになる。最初に作成した検査レポートのバージョンは第1版であり、第2版であれば1回修正があったこと、第3版であれば2回修正があったことが必然的に分かる。
ところで医師は、検査レポートの作成に必要となる情報とは別に、レポート入力画面から、検査レポートには載らない情報を残しておきたいことがある。たとえば学会論文に使用するための情報であったり、症例研究会で使用するための情報などを検査レポートに関連付けて記録しておき、あとで必要なときに読み出せるようにしておくことは、学会論文や研究レポートの作成に役立つ。
しかしながら上記したように、入力された情報は、登録操作により登録されることが前提となっているために、検査レポート作成システムは、登録操作が行われる度に、検査レポートの版数を更新する。そのためレポート作成に必要な情報の登録を行った後、別のタイミングで学会論文用の情報を登録し、またさらに別のタイミングで症例研究会用の情報を登録すると、検査レポートの版数は初期版(第1版)から2つ増えて“3”となる。このとき実際には検査レポートの内容は、最初に登録した内容と全く変更がないにもかかわらず、検査レポートの版数だけが上がっていくことになり、好ましくない。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、検査レポートの版を適切に管理する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、検査レポートを作成する検査レポート作成システムに関する。検査レポート作成システムは、ユーザから検査に関して入力された情報を受け付ける入力情報受付部と、入力情報を記録する記録部と、検査レポートの版を管理する登録処理部と、入力情報受付部が受け付けた入力情報が検査レポートの版の更新が必要となる情報であるか否かを判定する判定部とを備える。判定部が、入力情報が版の更新を必要とする情報であることを判定すると、登録処理部は、検査レポートの版を更新し、判定部が、入力情報が版の更新を必要としない情報であることを判定すると、登録処理部は、検査レポートの版を更新しない。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、検査レポートの版を適切に管理する技術を提供できる。
検査レポート作成システムの構成を示す図である。 システム起動・終了画面を示す図である。 検査業務メイン画面を示す図である。 レポート未登録検査一覧画面を示す図である。 レポート入力画面を示す図である。 情報入力されたレポート入力画面を示す図である。 情報登録画面を示す図である。 フォーマット作成画面を示す図である。 仮のレポート画面に重畳表示した情報登録画面を示す図である。 情報入力されたレポート入力画面を示す図である。 仮のレポート画面に重畳表示した情報登録画面を示す図である。 項目欄を示す図である。 項目を追加された項目欄を示す図である。
図1は、検査レポートを作成する検査レポート作成システム1の構成を示す。検査レポート作成システム1は、受付部10、表示制御部20、判定部22、登録処理部24、レポート作成部26および記録部30を備える。記録部30は、ハードディスクドライブや、フラッシュメモリなどの補助記憶装置であってよい。実施例において登録処理部24は、検査レポートの版を管理する機能を有する。
検査レポート作成システム1は、医師が操作する端末装置と、医師からの操作情報を処理するサーバ装置とにより構成されてよい。たとえば検査レポート作成システム1をクラウドコンピューティングで構築する場合には、端末装置が受付部10および表示制御部20の一部の機能を有し、サーバ装置が、それ以外の構成を有してよい。また端末装置がレポート作成用のアプリケーションを有している場合には、端末装置が受付部10、表示制御部20およびレポート作成部26の一部の機能を有し、サーバ装置が、それ以外の構成を有してよい。なお検査レポート作成システム1は、端末装置単体またはサーバ装置単体で構成されてもよい。
検査レポート作成システム1のそれぞれの構成は、ハードウェア的には、任意のプロセッサ、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウェア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
医師等の医療従事者(以下、単に「ユーザ」と呼ぶ)は、検査が終了すると、表示制御部20が生成するレポート入力画面から、所見情報、診断情報、処置情報などの検査に関する情報を入力する。入力情報受付部14は、ユーザから検査に関して入力された情報を受け付け、情報記録部34に記録する。後述するが、このとき情報記録部34に記録された入力情報は仮登録の状態にあり、入力情報は仮登録の状態では二次利用できず、そのためレポート作成に使用できない。入力情報は、情報記録部34に記録された後、ユーザから登録操作がなされて本登録(承認)されることで、レポート作成に使用できるようになる。
検査レポート作成システム1による入力情報の処理機能を、以下に示す画面例を用いて説明する。
表示制御部20は、画面生成アプリケーションを実行して、生成した画面をディスプレイに表示する。実施例では、ユーザが内視鏡検査に関する情報を入力する例を示すが、内視鏡検査は一例であり、ユーザは他の種類の検査の実施情報を入力してもよい。
図2は、内視鏡検査管理システムのシステム起動・終了画面51を示す。システム起動・終了画面51には、検査業務アイコン52、カンファレンスアイコン53、統計・履歴アイコン54、管理機能アイコン55が表示される。ユーザが、ユーザIDとパスワードを入力して、ログインすると、各アイコンに対応する機能が起動可能となる。以下、内視鏡検査の実施医である医師Aがログインし、検査に関する情報を入力する例を示す。なおユーザが終了ボタン50を選択すると、システムが終了する。
図3は、検査業務メイン画面58を示す。図2のシステム起動・終了画面51において、ユーザが検査業務アイコン52を選択すると、図3に示す検査業務メイン画面58がディスプレイに表示される。画面左には、検査業務に対応したアイコンが並べられ、ユーザが選択することで、表示制御部20が、対応する画面を生成するようになっている。具体的に画面左には、患者受付アイコン59、前処置入力アイコン60、撮影アイコン61、実施入力アイコン62、レポート入力アイコン63、検査状況一覧アイコン64、検査オーダボタン65が配置される。
図4は、レポート未登録検査一覧画面72を示す。図3の検査業務メイン画面58において、ユーザがレポート入力アイコン63を選択すると、図4に示すレポート未登録検査一覧画面72がディスプレイに表示される。レポート未登録検査一覧画面72には、医師がまだ検査に関する情報を入力していない検査一覧73が含まれる。検査一覧73には、レポート未登録の検査を特定するための情報が示され、図示されるように、検査時間、患者ID、患者名、入/外(入院患者か外来患者かを特定する情報)、検査項目が表示される。ユーザは、これらの情報をもとに、これから検査レポートを作成する検査を選択する。
なおレポート未登録検査一覧画面72には、登録済み検査一覧ボタン74が設けられており、ユーザが登録済み検査一覧ボタン74を操作すると、すでに検査に関する情報の登録が行われた検査の一覧が表示される。ユーザが、すでに登録した情報を修正、更新または追加する場合には、登録済み検査一覧ボタン74を操作して登録済みの検査一覧を表示させ、1つの検査を選択してレポート入力画面を表示させることで、登録済みの情報を修正、更新、追加等することが可能となる。
図5は、レポート入力画面100を示す。図4に示すレポート未登録検査一覧画面72において、ユーザが1つの検査を選択すると、図5に示すレポート入力画面100がディスプレイに表示される。なおレポート未登録検査一覧画面72において登録済み検査一覧ボタン74が操作され、登録済みの検査一覧の中からユーザが1つの検査を選択した場合も同様にレポート入力画面100がディスプレイに表示される。なお、この場合、レポート入力画面100には、過去に登録された情報が表示されることになる。
ここでは、「患者1」の検査が選択され、レポート入力画面100の左欄に、実施された検査に紐付けされている患者情報および検査情報が表示される。患者情報は、患者データベース(図示せず)から読み出され、また検査情報は、選択された検査のIDをキーとして、検査情報データベース(図示せず)から読み出されて、レポート入力画面100の左欄に自動表示される。
レポート入力画面100の右欄には、観察範囲である「食道」、「胃」、「十二指腸」について検査に関する情報を入力させる領域が設けられる。さらにレポート入力画面100の右欄には、総合診断の内容を入力させる領域、各種コメント/使用スコープ/追加項目を入力させる領域が設けられる。
ユーザは、内視鏡で検査した部位(食道、胃、十二指腸)を選択し、その部位に関する所見情報、診断情報、処置情報を入力する。またユーザは、「総合診断」を選択して、総合診断の情報を入力する。さらにユーザは、「各種コメント/使用スコープ/追加項目」を選択して、予め設定されている項目に関して、必要な事項を入力する。たとえば、「各種コメント/使用スコープ/追加項目」には、研究会用の症例を入力するための項目や、学会用の症例を入力するための項目が含まれてよい。これらの項目は、追加項目としてユーザが適宜自由に設定できるようにされている。
図6は、情報入力されたレポート入力画面100を示す。ユーザはレポート入力画面100の各項目を選択して、実施した検査に関する情報を入力する。入力情報受付部14は、ユーザから検査に関して入力された情報を受け付け、情報記録部34に記録する。なお登録ボタン80が操作されて登録処理が行われるまでは、情報記録部34に記録された入力情報は仮登録の状態にあり、レポート作成部26は、仮登録の状態にある入力情報を、レポート作成に使用することはできない。なおレポート作成部26は、仮登録の状態にある入力情報を用いて、仮の検査レポートを作成することはでき、ユーザは、仮の検査レポート画面をみて、入力内容を確認できる。なお仮の検査レポート画面は、印刷できない。そのため検査レポートを印刷するためのレポート印刷ボタン84は、入力情報が本登録されるまでは選択不能に表示されてもよい。
なお登録ボタン80の左に設けられている一時保存ボタン82は、入力情報を一時保存する際に操作される。たとえばユーザが、検査に関する情報を入力中に、離席しなければならない場合、一時保存ボタン82を操作することで、情報記録部34に記録された入力情報を仮登録の状態で一時保存する。その後、ユーザが検査に関する情報を入力しようとする場合、あらためてユーザIDとパスワードを入力することで、一時保存ボタン82の操作直後の状態から情報入力を続行できる。
ユーザはレポート入力画面100への情報入力が終了すると、登録ボタン80を操作する。登録操作受付部16は、登録ボタン80の操作情報(登録操作)を受け付け、登録処理部24が、登録(承認)画面の生成を表示制御部20に指示する。表示制御部20は、登録画面をレポート入力画面100に重畳して表示する。
図7は、情報登録画面110を示す。情報登録画面110において、ユーザはユーザIDとパスワードを入力してOKボタンを操作すると、登録処理部24が、情報記録部34に仮登録されている入力情報を本登録する。この登録処理は、たとえばフラグ値により管理されてよく、仮登録にある入力情報のフラグ値を0、本登録にある入力情報のフラグ値を1とすることで、情報記録部34における入力情報の登録の有無が区別されるようにしてもよい。登録処理部24が入力情報を本登録すると、入力情報がレポート作成に使用可能となり、レポート印刷ボタン84が選択可能に表示されて、検査レポートを印刷できるようになる。
レポート作成部26は、所定のフォーマットにしたがって検査レポートを作成する。図1を参照して、フォーマット保持部32は、検査レポートの複数のフォーマットを保持しており、ユーザは、フォーマット保持部32に保持された複数のフォーマットの中から、1つのフォーマットを選択する。選択操作受付部12は、ユーザからフォーマットの選択操作を受け付け、レポート作成部26は、選択されたフォーマットにしたがって、情報記録部34に登録された情報を用いて検査レポートを作成する。
フォーマットは、ユーザにより適宜作成されてよい。ユーザは、フォーマットに含める項目を設定することで検査レポートのフォーマットを作成し、作成したフォーマットは、フォーマット保持部32に記録される。図8を参照して、ユーザが検査レポートのフォーマットを作成する手順を説明する。
図8は、フォーマット作成画面112を示す。ユーザは、フォーマット作成画面112において、各エリアの項目を設定することで、検査レポートのフォーマットを作成できる。エリアには、レポートのタイトルや報告日等の項目を含むタイトルエリア、患者に関する項目を含む患者情報エリア、検査依頼に関する項目を含む依頼情報エリア、検査内容に関する項目を含む検査情報エリア、診断内容に関する項目を含む診断情報エリアなどが存在する。
ユーザが項目追加ボタン86を操作すると、項目追加画面114がフォーマット作成画面112に重畳表示される。この項目追加画面114には、レポートに含めることが可能な複数の候補項目がリスト表示され、ユーザは、エリアを選択し、候補項目を選択してOKボタンを操作することで、選択したエリアに項目を追加することができる。またユーザは、エリアを選択し、候補項目のチェックマークを外すことで、選択したエリアから項目を削除することもできる。このようにしてユーザは各エリアに項目を配置し、登録ボタン88を操作することで、作成したフォーマットをフォーマット保持部32に記録する。フォーマット保持部32において、複数のフォーマットが選択可能に保持されることで、ユーザは、所望のフォーマットで検査レポートを作成できるようになる。
なおフォーマット保持部32は、システムが用意した複数のフォーマットを保持してもよい。ユーザは、用意されたフォーマットを加工して、新たなフォーマットを作成してもよく、いずれにしてもフォーマット保持部32は、ユーザが選択可能に複数のフォーマットを保持する。
登録処理部24は、情報記録部34に仮登録されている入力情報を本登録する際、検査レポートの版の管理機能を実行する。登録操作受付部16が、情報記録部34に記録された入力情報の登録操作を受け付けると、登録処理部24は、判定部22に判定処理の実行を指示する。この判定処理は、入力情報が版の更新が必要となる情報であるか否かを確認する処理であり、判定部22は、登録処理部24からの指示にしたがって、仮登録の状態にある入力情報が、版の更新が必要となる情報であるか否かを判定する。
具体的に判定部22は、入力情報が、検査レポートのフォーマットに含まれる項目に対応するものであるか否かを判定する。判定部22は、ユーザにより選択されているフォーマットに含まれる項目を特定し、入力情報が、特定された項目に対応するものであるか否かを判定する。
言い換えると判定部22は、入力情報が検査レポートの内容を変更させるものであるか否かを判定する。判定処理は、登録処理部24による版管理機能のために実行され、登録処理部24は、判定処理の結果を受けて、検査レポートの版数を決定する。
ここで判定部22が、入力情報が版の更新を必要とする情報であることを判定すると、登録処理部24は、検査レポートの版数を“1”増やす。検査に関する情報が未入力の状態で、当該検査の検査レポートの版数は“0”に設定されており、検査に関する情報が最初に入力され、判定部22が、入力情報がフォーマットに含まれる項目に対応するものであることを判定すると、登録処理部24が検査レポートの版数を“1”に設定して、版情報保持部36に仮登録の状態で記録する。なお複数の項目に情報が入力されている場合、判定部22は、少なくとも1つの入力情報がフォーマットに含まれる項目に対応すれば、版の更新が必要であることを判定する。
以上の判定部22による判定処理は、登録操作受付部16が登録操作を受け付けたタイミングで実行されて、情報登録画面110の表示前に、登録処理部24が検査レポートの版数を決定することが好ましい。図7において、レポート入力画面100に情報登録画面110を重畳する例を示したが、判定部22による判定処理および登録処理部24による版数の決定処理をすみやかに実行することで、情報登録画面110を仮のレポート画面に重畳表示することが可能となる。なお仮のレポート画面とは、仮登録の状態にある入力情報および版情報をもとに生成されるレポート画面を意味する。
図9は、仮のレポート画面に重畳表示した情報登録画面110を示す。登録操作受付部16が登録操作を受け付けると、レポート作成部26は、ユーザにより選択されたフォーマットにしたがって、仮登録の状態にある入力情報および版情報をもとに、仮のレポート画面を生成する。ここでは「上部内視鏡検査報告書」の右上欄に、版情報120として、この検査レポートが「第1版」であることが表示され、また医師Aが入力した情報が、フォーマットにしたがって配置されている。なお、これは仮のレポート画面であるため、左上隅に表示される印刷ボタンは操作できない。
表示制御部20は、仮のレポート画面上に情報登録画面110を重畳して表示する。ユーザは、仮のレポート画面をみて、入力内容に間違いがないことを確認してから、情報登録画面110にユーザIDとパスワードを入力してOKボタンを操作することで、登録処理部24が、情報記録部34に仮登録されている入力情報、および版情報保持部36に仮登録されている版情報を本登録する。登録処理部24が入力情報および版情報を本登録することで、レポート作成部26は、図9に示した第1版の検査レポートを作成し、作成した検査レポートが印刷可能となる。
このようにユーザは、入力情報および版情報を本登録するが、この後、登録した入力情報を修正、更新または追加することがある。既述したように、この場合は、図4に示す登録済み検査一覧ボタン74を操作して登録済みの検査一覧を表示させ、1つの検査を選択してレポート入力画面を表示させることで、登録済みの情報を修正、更新、追加等することが可能となる。
図10は、情報を追加入力されたレポート入力画面100を示す。図6に示すレポート入力画面100と比較すると、図10に示すレポート入力画面100においては、ユーザが、「食道」に関するコメント90を追加している。入力情報受付部14は、コメント入力を受け付け、情報記録部34に記録する。既述したように、このコメントは、登録ボタン80が操作されて登録処理が行われるまでは仮登録の状態にある。
ユーザはレポート入力画面100への情報入力が終了すると、登録ボタン80を操作する。登録操作受付部16が、情報記録部34に記録された入力情報の登録操作を受け付けると、登録処理部24は、判定部22に判定処理の実行を指示する。判定部22は、入力情報が検査レポートの版の更新が必要となる情報であるか否かを判定し、具体的には入力情報が検査レポートのフォーマットに含まれる項目に対応するものであるか否かを判定する。
ここで判定部22は、登録操作受付部16が前回の登録操作を受け付けてから、今回の登録操作を受け付けるまでに入力された入力情報に対して判定処理を実行する。すなわち判定部22は、仮登録の状態で情報記録部34に記録されている入力情報に対して判定処理を実行する。判定処理により、入力情報が検査レポートの版の更新を必要とする情報であることが判定されると、登録処理部24は、検査レポートの版を更新する。一方、判定処理により、入力情報が検査レポートの版の更新を必要としない情報であることが判定されると、登録処理部24は、検査レポートの版を更新しない。
ここでは、「食道」に関して追加されたコメントが判定処理の対象となり、このコメントが、検査レポートのフォーマットに含まれる項目であれば、検査レポートの内容が更新されることになるため、登録処理部24は、検査レポートの版数を“1”から“2”に更新する。一方で、このコメントが、検査レポートのフォーマットに項目として含まれていなければ、検査レポートの内容が更新されないため、登録処理部24は、検査レポートの版数を“1”のままで変更しない。なお、この例では、検査レポートのフォーマットに、「食道」に関するコメントが含まれているものとし、登録処理部24は、検査レポートの版数を“2”に設定して、版情報保持部36に仮登録の状態で記録する。
図11は、仮のレポート画面に重畳表示した情報登録画面110を示す。登録操作受付部16が登録操作を受け付けると、レポート作成部26は、ユーザにより選択されているフォーマットにしたがって、本登録および仮登録の状態にある入力情報と、仮登録の状態にある版情報をもとに、仮のレポート画面を生成する。図9に示した仮のレポート画面と比較すると、「上部内視鏡検査報告書」の右上欄に、版情報120として、この検査レポートが「第2版」であることが表示されている。また「食道」に関するコメントも追加されている。
表示制御部20は、仮のレポート画面上に情報登録画面110を重畳して表示する。ユーザは、仮のレポート画面をみて、入力内容に間違いがないことを確認してから、情報登録画面110にユーザIDとパスワードを入力してOKボタンを操作することで、登録処理部24が、情報記録部34に仮登録されている入力情報、および版情報保持部36に仮登録されている版情報を本登録する。登録処理部24が入力情報および版情報を本登録することで、レポート作成部26は、図11に示した第2版の検査レポートを作成し、作成した検査レポートが印刷可能となる。
図12は、レポート入力画面100において「各種コメント/使用スコープ/追加項目」を選択したときに表示される項目欄130を示す。ユーザは項目欄130に設定されている項目に対して、検査に関する情報を入力できる。図12における項目欄130には、デフォルト設定された項目、すなわち「レポートコメント」、「病理オーダコメント」、「使用スコープ」の項目が含まれている。
項目欄130の項目は、ユーザが自由に追加できる。基本的にレポート入力画面100は、検査レポートのフォーマットに含まれる項目を入力するためのものであるが、検査レポートに紐付けて、ユーザは様々な情報を記録しておきたい場合がある。たとえば学会論文を作成するためのメモを残しておきたい場合や、研究会用のメモを残しておきたい場合などであり、多くは、あとから読み出して二次利用することを目的とする。そこで「各種コメント/使用スコープ/追加項目」では、追加項目として、ユーザが、項目を適宜自由に設定できるようになっている。
図13は、項目を追加された項目欄130を示す。この項目欄130では、「研究用症例」、「学会用症例」の2つの項目が追加されている。ユーザは、これらの項目を選択して、検査に関する情報を入力し、情報記録部34に記録することができる。
図10に示すように、レポート入力画面100において、コメント90を追加し、登録操作を行って検査レポートの版数が“2”に設定された後、ユーザが、あらためてレポート入力画面100から「研究用症例」の項目に情報を入力する場合について説明する。
入力情報受付部14が、「研究用症例」の項目についての入力情報を受け付けると、情報記録部34が、入力情報を仮登録の状態で記録する。ここで登録ボタン80が操作され、登録操作受付部16が入力情報の登録操作を受け付けると、判定部22が、「研究用症例」の項目が、検査レポートのフォーマットに含まれているか否かを判定する。この判定処理の結果、「研究用症例」の項目が検査レポートのフォーマットに含まれていないことが判定されると、「研究用症例」の項目に入力された情報は、検査レポートの内容に影響を与えないことが分かるため、登録処理部24は、検査レポートの版数を“2”のまま変更しない。情報登録画面110にユーザIDおよびパスワードが入力されると、登録処理部24は、「研究用症例」の項目に入力された情報を本登録する。
このようにレポート入力画面において、検査レポートの内容に影響のない情報のみが入力された場合には、登録処理部24は、登録操作により入力情報の登録を行いつつ、検査レポートの版数を変更しない。これにより不必要に検査レポートの版数が更新される事態を回避できる。また情報入力から登録操作という一連の手順は、入力した情報の種類によって変わることはないため、ユーザは、入力した情報が検査レポートに反映されるか否かを意識することなく、常に同じ手順で検査に関する情報を登録することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施例において判定部22は、選択されている検査レポートのフォーマットに含まれる項目を特定し、入力情報が、特定した項目に対応するものであるか否かを判定した。変形例では、判定部22が、入力情報が、検査レポートのフォーマットに含まれる可能性のある項目に対応するものであるか否かを判定して、判定結果を登録処理部24に伝えてもよい。ここでフォーマットに含まれる可能性のある項目とは、図8に示すフォーマット作成画面112から設定可能な項目であり、具体的には項目追加画面114に候補項目として並べられる全ての項目であってよい。この場合、判定部22は、選択されている検査レポートのフォーマットに含まれる項目を特定する必要がないため、判定処理にかかる時間を短縮することが可能となる。
なお図13において、項目を追加できることを説明したが、ユーザは、追加した項目を、候補項目に設定することも可能である。たとえば図13に示す例では、「研究用症例」、「学会用症例」の項目を追加したが、たとえば「学会用症例」を、図8に示す項目追加画面114の選択肢として追加できるようにしてもよい。これによりユーザは、「学会用症例」の項目を検査レポートのフォーマットに含めることが可能となる。
1・・・検査レポート作成システム、10・・・受付部、12・・・選択操作受付部、14・・・入力情報受付部、16・・・登録操作受付部、20・・・表示制御部、22・・・判定部、24・・・登録処理部、26・・・レポート作成部、30・・・記録部、32・・・フォーマット保持部、34・・・情報記録部、36・・・版情報保持部。

Claims (3)

  1. 検査レポートを作成する検査レポート作成システムであって、
    ユーザから検査に関して入力された情報を受け付ける入力情報受付部と、
    入力情報を記録する記録部と、
    検査レポートの版を管理する登録処理部と、
    前記入力情報受付部が受け付けた入力情報が、検査レポートのフォーマットに含まれる項目または検査レポートのフォーマットに含まれる可能性のある項目に対応するものであるか否かを判定する判定部と、を備え、
    前記判定部が、入力情報が検査レポートのフォーマットに含まれる項目または検査レポートのフォーマットに含まれる可能性のある項目に対応するものであることを判定すると、前記登録処理部は、検査レポートの版を更新し、前記判定部が、入力情報が検査レポートのフォーマットに含まれる項目または検査レポートのフォーマットに含まれる可能性のある項目に対応するものでないことを判定すると、前記登録処理部は、検査レポートの版を更新しない、
    ことを特徴とする検査レポート作成システム。
  2. ユーザから入力情報の登録操作を受け付ける登録操作受付部、をさらに備え、
    前記登録操作受付部が登録操作を受け付けると、前記判定部が、登録操作を受け付けるまでに入力された入力情報に対して判定処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の検査レポート作成システム。
  3. 検査レポートの複数のフォーマットを保持するフォーマット保持部と、
    フォーマットの選択操作を受け付ける選択操作受付部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の検査レポート作成システム。
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