JP6460909B2 - 給湯器 - Google Patents
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Description
(1)第一実施形態
まず、第一実施形態について説明する。
図1に示すように、給湯器1は、図示しない出湯箇所にある給湯栓や浴槽3などへ湯を供給する給湯機能と、浴槽3内にある湯の保温及び追い焚きを行うふろ機能とを備える装置である。
次に、利用者が給湯操作を行ったときの給湯器1の作動状態について、その概要を説明する。利用者が出湯箇所にある給湯栓を開くと、水入口より流入した水は、給湯水量センサ37、給湯二次熱交換器12Bを経て給湯一次熱交換器12Aへと向かう。このとき、給湯水量センサ37からは、流速に応じた周波数の信号が出力され、この信号が規定周波数に達したことをコントローラ60が感知すると、コントローラ60はファンモータ23Aを制御して燃焼ファン23を回転させる。
次に、利用者がふろ操作を行ったときの給湯器1の作動状態について、その概要を説明する。利用者が給湯リモコン61又はふろリモコン62の自動スイッチを押すと、落とし込み水電磁弁46がオンとされ、給湯水量センサ37がオンとなって給湯燃焼動作を開始する。湯は、逆止弁48A,48B、ふろ水量センサ47を通って浴槽3に給湯される。その後、ふろ水量センサ47で検出した水量が設定水量になれば、落とし込み水電磁弁46がオフとされ、給湯水量センサ37がオフとなって給湯燃焼が止まる。
以下、本実施形態の給湯器1において実行される給湯処理について、図2及び図3に基づいて説明する。この給湯処理は、給湯器1が作動状態(作動スイッチをオンにした状態)にある場合に、コントローラ60において常時実行されている処理である。
以上のように構成された給湯器1によれば、給湯器1が所定以上の長期間にわたって使用された長期使用状態に至っていない場合と長期使用状態に至った場合とでは、S12及びS14のいずれかが実行されることにより、給湯器1において点火を行う契機となる流量が変更される。そのため、長期使用状態に至った場合には、より出湯量が多くなるような操作をしないと点火が行われなくなり、出湯量が少ない場合には所期の湯温が得られなくなる。したがって、このような問題に気づいた利用者は違和感を覚え、給湯器1の故障等を疑う。また、以前と同様の出湯量で所期の湯温が得たいと利用者が考えれば、給湯器1の故障等を直したいと考える可能性も高まる。したがって、給湯器1の利用者が業者への問い合わせを行う可能性を高めることができ、利用者が保守・点検を受けないまま給湯器1を使い続けてしまうのを抑制することができる。
次に、第二実施形態について説明する。なお、第二実施形態は、第一実施形態で例示した構成の一部を変更しただけなので、第一実施形態との相違点を中心に詳述し、第一実施形態と同様な部分に関しては、その詳細な説明を省略する。第一実施形態との相違点は、以下に説明する判定処理にある。
以下、第二実施形態における判定処理について、図4に基づいて説明する。図4に示す判定処理は、図3に示す判定処理の代わりに実行される処理である。図4に示す判定処理を開始すると、コントローラ60は、給湯器1が長期使用状態に至っているか否かを判断する(S11)。なお、S11を実行するコントローラ60が本明細書でいう判定部の一例に相当する。第二実施形態においても、給湯器1が使用開始から保守・点検を受けないまま10年以上にわたって使われている場合、あるいは最後に保守・点検を受けてから10年以上にわたって使われている場合に、給湯器1が長期使用状態に至っていると判断される。
以上のように構成された給湯器1においても、第一実施形態と同様に、給湯器1が所定以上の長期間にわたって使用された長期使用状態に至っていない場合と長期使用状態に至った場合とでは、S12及びS14のいずれかが実行されることにより、給湯器1において点火を行う契機となる流量が変更される。そのため、長期使用状態に至った場合には、より出湯量が多くなるような操作をしないと点火が行われなくなり、出湯量が少ない場合には所期の湯温が得られなくなる。したがって、このような問題に気づいた利用者は違和感を覚え、給湯器1の故障等を疑う。また、以前と同様の出湯量で所期の湯温が得たいと利用者が考えれば、給湯器1の故障等を直したいと考える可能性も高まる。したがって、給湯器1の利用者が業者への問い合わせを行う可能性を高めることができ、利用者が保守・点検を受けないまま給湯器1を使い続けてしまうのを抑制することができる。
以上、給湯器について、例示的な実施形態を挙げて説明したが、上述の実施形態は本発明の一態様として例示されるものに過ぎない。すなわち、本発明は、上述の例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、様々な形態で実施することができる。
まず、本明細書で説明した給湯器において、点火時期変更部は、判定部によって長期使用状態に至ったと判定された場合に、流量検知部によって検知された流量が第一のしきい値以上かつ第二のしきい値未満となっている状態が所定時間以上継続したときには、バーナへの点火を行うように構成されていてもよい。
Claims (3)
- 出湯箇所へ湯を供給可能に構成された給湯部と、
前記給湯部の作動状態を制御する制御部と
を備え、
前記給湯部は、
水源側から出湯箇所に至る流路と、
前記流路の途中に設けられた熱交換器と、
燃料を燃焼させて前記熱交換器内の水を加熱可能なバーナと、
前記流路内を流れる水又は湯の流量を検知可能な流量検知部と
を有し、
前記制御部は、
前記給湯部が所定以上の長期間にわたって使用された長期使用状態に至ったか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記長期使用状態に至っていないと判定された場合には、前記流量検知部によって検知された流量が第一のしきい値以上となったときに前記バーナへの点火を行い、前記判定部によって前記長期使用状態に至ったと判定された場合には、前記流量検知部によって検知された流量が前記第一のしきい値よりも大きい第二のしきい値以上となったときに前記バーナへの点火を行う点火時期変更部と
を有する給湯器。 - 請求項1に記載の給湯器であって、
前記点火時期変更部は、前記判定部によって前記長期使用状態に至ったと判定された場合に、前記流量検知部によって検知された流量が前記第一のしきい値以上かつ前記第二のしきい値未満となっている状態が所定時間以上継続したときには、前記バーナへの点火を行う
給湯器。 - 請求項1又は請求項2に記載の給湯器であって、
前記制御部は、前記判定部によって前記長期使用状態に至ったと判定された場合に、その旨の履歴情報を記憶する履歴記憶部を有する
給湯器。
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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- 2015-05-12 JP JP2015097516A patent/JP6460909B2/ja active Active
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