JP6460439B2 - 印刷配線板およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品を内蔵した収容部周囲にガードパターンを有する印刷配線板およびその製造方法に関する。
特許文献1では、部品を内蔵する任意の層面まで一般的なプリント基板を製造する。部品を内蔵する任意の場所にレーザ加工または金型加工等にて収容部(通孔)を形成する。その際に収容部は内蔵部品1個に対して、1つ形成する。形成した収容部に合わせて部品を実装する。実装後に収容部を樹脂で埋める製造方法が開示されている。
特許文献2では、内蔵部品周囲に充填する樹脂がプリント基板表面への広がり等を防止のダム形成材を別に作成後、ダム形成材をプリント基板表面に接合して内蔵部品周囲に樹脂を充填し易くする部品内蔵基板の製造方法が開示されている。
しかし、特許文献1の方法では、収容部に部品を実装後、収容部と部品との間の間隙を充填材となる部品固定樹脂などにより埋めて部品を固定する必要があるが、無理に充填材を充填しようとすると、充填材が基板表面へ広がる問題があった。また、基板表面に広がらないように充填材を減らすと、充填材不足により後の上層形成材のプリプレグ溶融でも完全に部品を埋め込めず層間剥離や膨れの要因となることがあった。
また、収容部の加工精度を考慮し、加工性向上のため部品周囲の銅箔を抜くと、本来は銅箔が占有している体積をも埋めるためにもプリプレグの樹脂を消費する。しかも部品周囲のコア基板の厚さが設計値より積層工程で薄めに仕上がるため、部品の収容部を形成するコア基板の厚さを内蔵部品と同じ厚さに設計した場合、内蔵部品の高さが相対的にコア基板の厚さ(すなわち収容部の高さ)より高くなることで、後工程で上層を形成する際、内蔵部品へ過剰な圧力をかけ部品が壊れることがあった。
特許文献2では、上記の充填材を適正に貯留させるため、別工程で製造したダム形成材を内蔵部品の周囲に載置し、接合の手法をとる必要があり、生産性の低い問題があった。更に、ダム形成材の場合、接合位置精度の関係で、充填材の量が安定しない問題があった。
特開2012−114457号公報 特開2003−031955号公報
本発明の課題は、収容部とこれに内蔵される部品との間隙へ充填する部品固定樹脂の充填性を向上させ、かつ部品の高さが収容部の高さを超えないように層間厚調整が可能な印刷配線板、および当該印刷配線板を効率よく製造する方法を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意検討を行った結果、以下の構成からなる解決手段を見出し、本発明を完成するに至った。
(1)絶縁板と、絶縁板の少なくとも一方の表面に形成された第1の配線パターンと、第1の配線パターンが形成された絶縁板の表面に積層された第1の絶縁樹脂層と、第1の絶縁樹脂層の表面に形成された第2の配線パターンとを備えた多層コア基板と、第2の配線パターンが形成された第1の絶縁樹脂層の表面に積層された第2の絶縁樹脂層と、第2の絶縁樹脂層の表面に形成された配線導体層と、前記多層コア基板に形成された貫通孔である収容部と、収容部に収容された少なくとも1つの部品とを備え、前記絶縁板の少なくとも一方の表面には前記収容部を囲む第1のガードパターンが形成され、第1の絶縁樹脂層の表面でかつ第1のガードパターンと同じ領域には前記収容部を囲む第2のガードパターンが形成されており、さらに前記収容部内周面と部品との間隙に絶縁性の部品固定樹脂が充填されていることを備えることを特徴とする印刷配線板。
(2)前記第2の絶縁樹脂層に形成され、第2の絶縁樹脂層の表面から前記部品まで貫通し、前記配線導体層と前記部品とを電気的に接続する部品接続ビアホールを備える(1)に記載の印刷配線板。
(3)前記収容部の底部から第2のガードパターンまでの高さが、収容部に収容されている部品の高さと同じか、それより大きい、(1)または(2)に記載の印刷配線板。
(4)前記第1および第2のガードパターンには、収容部に内蔵された部品との絶縁信頼性を評価するための測定端子が接続されている(1)〜(3)のいずれかに記載の印刷配線板。
(5)絶縁板の少なくとも一方の表面に第1の配線パターンを形成してコア基板を得る工程と、前記コア基板の表面に第1の絶縁樹脂層を積層し、第1の絶縁樹脂層の表面に第2の配線パターンを形成して多層コア基板を得る工程と、前記多層コア基板の一部に貫通孔である収容部を形成し、収容部に少なくとも1つの部品を収容する工程と、前記多層コア基板に第2の絶縁樹脂層を積層する工程と、前記第2の絶縁樹脂層の表面に配線導体層を形成する工程と、を含み、第1の配線パターンの形成時に前記収容部を囲む第1のガードパターンを形成し、第2の配線パターンの形成時に第1のガードパターンと同じ領域に前記収容部を囲む第2のガードパターンを形成し、収容部に部品を収容した後、収容部内周面と部品との間隙に絶縁性の部品固定樹脂を充填することを特徴とする印刷配線板の製造方法。
(6)第1のガードパターンは、第1の配線パターンの形成と同工程で形成され、第2のガードパターンは、第2の配線パターンの形成と同工程で形成される(5)に記載の印刷配線板の製造方法。
(7)前記多層コア基板に第2の絶縁樹脂層を積層する工程の後、前記配線導体層と前記部品とを電気的に接続する部品接続ビアホールを第2の絶縁樹脂層に形成する工程をさらに含む(5)または(6)に記載の印刷配線板の製造方法。
(8)(1)〜(4)のいずれかに記載の印刷配線板の第1および第2のガードパターンにそれぞれ絶縁性測定端子を電気的に接続し、かつ部品に絶縁性測定端子を電気的に接続して、収容部に内蔵された部品と第1および第2のガードパターンとの絶縁信頼性を評価することを特徴とする、絶縁信頼性の評価方法。
本発明の印刷配線板によれば、収容部周囲にガードパターンを有するので、粘度が低い部品固定樹脂を充填のために塗布しても濡れ広がらず、収容部内に貯留させることができる。また、多量の部品固定樹脂を塗布してもガードパターンによって濡れ広がるのを防止することができる。
また、ガードパターンを印刷配線板の全層に配置することで、多層コア基板の厚さが内蔵部品の厚さより相対的に大きくなり、すなわち収容部の底部から第2のガードパターンまでの高さが、収容部に収容されている部品の高さと同じか、それよりも大きくなり、後工程の積層時に上層材料のプリプレグから部品へ過剰な圧力をかける必要がなく、従って過剰な圧力で部品が壊れるおそれがなくなる。
さらに、ガードパターンの高さが、収容部に収容された部品の高さと同じか、またはそれよりも高くなることで、上層形成材プリプレグとガードパターンが強固に接着し、上層の第2の絶縁樹脂層と部品界面の密着弱さを補うことができる。
さらに、1つの収容部に複数の部品を内蔵している場合、部品間隔に合わせ充填材料の塗布量を調整できるため、適正充填が可能になる。
また、前記ガードパターンを部品の絶縁信頼性評価に用いることができる。
さらに、本発明に係る印刷配線板の製造方法によれば、収容部周囲にガードパターンを有する印刷配線板を効率よく製造することができる。
(a)は本発明の第1の実施形態を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A’線側断面図である。 (a)〜(e)は第1の実施形態に係る印刷配線板の製造方法における工程図である。 (f)〜(j)は第1の実施形態に係る印刷配線板の製造方法における工程図である。 (k)〜(m)は第1の実施形態に係る印刷配線板の製造方法における工程図である。 (n)〜(p)は第1の実施形態に係る印刷配線板の製造方法における工程図である。 (q)〜(t)は第1の実施形態に係る印刷配線板の製造方法における工程図である。 (u)〜(x)は第1の実施形態に係る印刷配線板の製造方法における工程図である。 本発明に係る印刷配線板の第2の実施形態を示す平面図である。 本発明に係る印刷配線板の第3の実施形態を示す平面図である。 本発明に係る印刷配線板の第4の実施形態を示す平面図である。 本発明に係る印刷配線板の絶縁信頼性の評価方法の一例を示す概略説明図である。
<第1の実施形態>
本発明の印刷配線板を、図1に基づいて説明する。図1(a)は、本発明に係る印刷配線板の一実施態様を示す平面図を示し、図1(b)は図1(a)のA−A’線側断面図を示す。
本発明の印刷配線板は、図1(a)に示すように、部品50を収容する収容部31と配線基板部32と部品および収容部31を包含する周囲に配置された第1および第2のガードパターン5、15から構成されている。より詳細には、図1(b)に示すように、本発明の印刷配線板は、絶縁板1の表面に第1の配線パターン4と同工程で第1のガードパターン5が形成され、上下面を電気的に接続するためのビアホール3が形成されたコア基板2と、コア基板2の表面に積層された第1の絶縁樹脂層11aと、第1の絶縁樹脂層11aの表面に形成された第2の配線パターン14と同工程で第2のガードパターン15が形成され、第2の配線パターン14と第1の配線パターン4を電気的に接続するためのビアホール13が形成された多層コア基板12と、多層コア基板12の表面に積層された第2の絶縁樹脂層21aと、第2の絶縁樹脂層21aの表面に形成された配線導体層22と、配線導体層22と配線パターン14を電気的に接続するためのビアホール23が形成されている。
第1および第2のガードパターン5、15の幅は特に限定されず、好ましくは0.02〜5mmの幅を有する。
第2の絶縁樹脂層21aには、その表面から後述する部品50まで貫通するビアホール(以下、部品接続ビアホール24という)が形成されている。部品接続ビアホール24は、配線導体層22と部品50とを電気的に接続している。
絶縁板1は、絶縁性を有する素材で形成されていれば特に限定されない。このような絶縁性を有する素材としては、例えば、エポキシ樹脂、ビスマレイミド−トリアジン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニレンエーテル(PPE)樹脂などの有機樹脂などが挙げられる。これらの有機樹脂は2種以上を混合して用いてもよい。絶縁板1として有機樹脂を使用する場合、有機樹脂に補強材を配合して使用するのが好ましい。補強材としては、例えば、ガラス繊維、ガラス不織布、アラミド不織布、アラミド繊維、ポリエステル繊維などが挙げられる。これらの補強材は2種以上を併用してもよい。絶縁板1は、好ましくはガラス繊維やガラス不織布などのガラス材入り有機樹脂から形成される。さらに、絶縁板1には、シリカ、硫酸バリウム、タルク、クレー、ガラス、炭酸カルシウム、酸化チタンなどの無機充填材が含まれていてもよい。絶縁板1の厚みは特に限定されず、好ましくは0.02〜10mmの厚みを有する。
コア基板2および多層コア基板12の表面には、第1の絶縁樹脂層11aおよび第2の絶縁樹脂層21aがそれぞれ積層されている。第1の絶縁樹脂層11a、第2の絶縁樹脂層21aを形成する樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、ビスマレイミド−トリアジン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニレンエーテル(PPE)樹脂、フェノール樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂、ケイ素樹脂、ポリブタジエン樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂、ポリフェニレンオキシド(PPO)樹脂などが挙げられる。これらの樹脂は2種以上を混合してもよい。第1の絶縁樹脂層11a、第2の絶縁樹脂層21aを形成する樹脂には、上述の補強材や無機充填材、フェノール樹脂やメタクリル樹脂からなる有機充填材が含まれていてもよい。
絶縁板1の表面に形成される第1の配線パターン4、第1のガードパターン5、第1の絶縁樹脂層11aの表面に形成される第2の配線パターン14、第2のガードパターン15、および第2の絶縁樹脂層21aの表面に形成される配線導体層22は、エッチングなどによって形成される。第1および第2の配線パターン4、14、第1および第2のガードパターン5、15、配線導体層22の形成方法の詳細は後述する。
第1および第2のガードパターン5,15は、図1(a)に示すように、それぞれ絶縁板1および第1の絶縁樹脂層11aの収容部31の周囲に、収容部31を包含するように、例えば、平面視においてロ字状、円形状、多角形状に形成される。この第1および第2のガードパターン5,15は、後述する部品固定樹脂34を収容部31へ塗布充填した際、部品固定樹脂34が収容部31内に貯留され、絶縁板1および第1の絶縁樹脂層11aの表面に流出しないようにするものである。
このような第1および第2のガードパターン5,15は、第1および第2の配線パターン4,14と同工程で同材質を用いてエッチングによって同時に形成されるのが製造効率のうえで好ましいが、第1および第2の配線パターン4,14と異なる材質を用いて別工程で形成してもよい。
図1に示す印刷配線板では、第2の絶縁樹脂層21aおよび配線導体層22は、多層コア基板12の上下面にそれぞれ1層積層されているが、1層に限定されない。例えば、第2の絶縁樹脂層21aおよび配線導体層22を交互に積層させて多層のビルドアップ層としてもよい。この場合、積層した各絶縁樹脂層にビアホール23が形成される。
部品50は、多層コア基板12に形成された収容部31に収容される。部品50は印刷配線板に実装される電子部品であり、例えば、半導体素子、コンデンサ、抵抗、コイル、バリスタ等が挙げられる。
部品50,51を収容する収容部31は、レーザ加工や金型加工等により多層コア基板12の一部を切除して設けた貫通孔である。
収容部31の内周面と部品50との間隙部分には、絶縁性の部品固定樹脂34が充填されており、これにより収容部31内に部品50を固定している。
前記部品固定樹脂34としては、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニレンエーテル(PPE)樹脂などが挙げられる。これらの中でも、エポキシ樹脂またはエポキシ樹脂と他の樹脂との混合樹脂が好ましい。部品固定樹脂34には、さらにシリカ、硫酸バリウム、タルク、クレー、ガラス、炭酸カルシウム、酸化チタンなどのフィラーが含まれていてもよい。
次に、本発明に係る印刷配線板の製造方法を説明する。本発明に係る印刷配線板の製造方法は、下記の工程(i)〜(vii)を含む。
(i)絶縁板の表面に第1の配線パターンおよび第1のガードパターンを形成してコア基板を得る工程。
(ii)コア基板の表面に第1の絶縁樹脂層を積層する工程。
(iii)第1の絶縁樹脂層の表面に第2の配線パターンおよび第2のガードパターンを形成する工程(多層コア基板の製造)。
(iv)得られた多層コア基板の一部を切除して収容部を形成し、収容部に少なくとも1つの部品を収容する工程。
(v)前記多層コア基板の表面に第2の絶縁樹脂層を積層する工程。
(vi)第2の絶縁樹脂層の少なくとも一方の表面から部品まで貫通するビアホール下穴を形成する工程。
(vii)ビアホール下穴の内部に導体を形成してビアホールを形成するとともに、第2の絶縁樹脂層の表面に配線導体層を形成する工程。
本発明の第1の実施形態に係る印刷配線板の製造方法を、図2〜7に基づいて説明する。まず、図2(a)に示すように、絶縁板1の両表面に薄銅箔2aが形成された両面銅張基板2bを準備する。薄銅箔2aは、好ましくは1〜12μm程度の厚みを有する。
図2(b)に示すように、両面銅張基板2bの所定の位置にビアホール下穴3aを形成する。ビアホール下穴3aは、絶縁板1の上下面を電気的に接続するビアホール3を形成するための穴である。ビアホール下穴3aは、例えばレーザ加工などによって形成される。レーザ光としては、COレーザ、UV−YAGレーザなどが挙げられる。ビアホール下穴3aの形成と同時に、ビアホール下穴3a直上の薄銅箔2aを開口させてもよい。
レーザ加工によってビアホール下穴3aを形成すると、ビアホール下穴3aの底部に薄い樹脂膜が残存する場合がある。この場合、デスミア処理が行われる。デスミア処理は、強アルカリによって樹脂を膨潤させ、次いで酸化剤(例えば、クロム酸、過マンガン酸塩水溶液など)を用いて樹脂を分解除去する。あるいは、研磨材によるウェットブラスト処理やプラズマ処理によって、樹脂膜を除去してもよい。さらに、ビアホール下穴3aの内壁面を粗面化してもよい。粗面化処理としては、例えば、酸化剤(例えば、クロム酸、過マンガン酸塩水溶液など)によるウェットプロセス、プラズマ処理やアッシング処理などのドライプロセスなどが挙げられる。
次いで、図2(c)に示すように、ビアホール下穴3aの内壁面および絶縁板1の表面に銅めっきが施され、導体2cおよびビアホール3が形成される。銅めっきは無電解銅めっきでもよく、電解銅めっきでもよい。めっきの厚付けを行うには電解銅めっきが好ましく、例えば1〜30μm程度の厚みを有する銅めっきが形成される。また、ビアホール下穴3aの内壁面だけでなく、フィルドめっきによってビアホール下穴3aに銅を充填してビアホール3を形成してもよい。
次いで、図2(d)に示すように、絶縁板1の表面に第1の配線パターン4を形成する。感光性レジスト(例えば、ドライフィルムのエッチングレジスト)をロールラミネートで貼り付け、露光および現像して回路パターン以外の部分を露出させる。露出部分の銅をエッチングにより除去する。エッチング液としては、例えば塩化第2鉄水溶液などが挙げられる。ドライフィルムのエッチングレジストを剥離して、第1の配線パターン4が形成される。さらに同一工法で後述の収容部31を包含するように例えば「ロ」の字状に第1のガードパターン5が形成される。このようにして、絶縁板1の表面に第1の配線パターン4、第1のガードパターン5が形成されたコア基板2が得られる。全てのガードパターンは電気的に問題なければ周囲の配線パターンと接続させても良い。
次いで、図2(e)および図3(f)に示すように、コア基板2の表面にプリプレグ11および薄銅箔12aを積層し、積層プレスで熱圧着してプリプレグ11を溶融・硬化させて第1の絶縁樹脂層11a(硬化樹脂層)を形成する。なお、プリプレグ11としては、上述の第1の絶縁樹脂層11aで説明した樹脂(必要に応じて補強材および充填材)が用いられる。
図3(g)に示すように、第1の絶縁樹脂層11aに内層回路の層間接続のためのビアホール下穴13aを形成する。ビアホール下穴13aは、ビアホール下穴3aと同様、レーザ加工などによって形成され、必要に応じてデスミア処理や粗面化処理が行われる。さらに、ビアホール下穴13aの形成と同時に、ビアホール下穴13a直上の薄銅箔12aを開口させてもよい。
図3(i)に示すように、ビアホール下穴13aの内壁面および第1の絶縁樹脂層11aの表面に銅めっきが施され、導体12c、ビアホール13が形成される。なお、形成方法は、上述の導体2cおよびビアホール3の形成方法と同様であるので、説明は省略する。
図3(j)に示すように、第1の絶縁樹脂層11aの表面に第2の配線パターン14を形成する。第2の配線パターン14は、上述の第1の配線パターン4と同様の方法で形成されるため、説明は省略する。このようにして、多層コア基板12が得られる。さらに、図2(e)〜図3(j)の工程を繰り返して、層数を増やしたビルドアップ層としてもよい。後述の収容部31周囲にガードパターン5、15が配置されているため絶縁樹脂層だけの部分より板厚が確保でき、後述の部品高さより薄くなることを防げ、図6(s)、(t)工程で上層形成材料のプリプレグ21から部品50にかかる応力分散に寄与できる。
多層コア基板12に代えて、両面基板、通常の多層基板が適用できることは言うまでもない。
次いで、図4(k)(l)に示すように、多層コア基板12の所定の位置に、部品50を収容するための収容部31を形成する。収容部31は、例えばCOレーザ、UV−YAGレーザなどのレーザ加工によって形成してもよいし、金型加工等で形成することもできる。
図4(m)に示すように、収容部31を形成した多層コア基板12の下面(すなわち、部品50を実装するのと反対側)に、粘着剤層を有したポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム60を貼り付ける。PETフィルム60を多層コア基板12の下面に貼り付けることによって、収容部31内から部品50を落下させないようにすることができる。PETフィルム60の代わりに、繰り返し使用できるMagiCarrier((株)京写製)、PROLEADER(富士フィルム(株)製)などを使用してもよい。
次いで、図5(n)(o)(p)に示すように、部品マウンタなどを用いて、収容部31に部品50を収容する。この部品50の高さは、収容部31の周囲に形成された第2のガードパターン15の高さより低いことが好ましく、より好ましくは第1の絶縁樹脂層11aの上面と第2のガードパターン15の上面の間の高さであるのがよい。
また、部品50の上面の電極は銅が適しており、銅電極表面が樹脂層で覆われていてもよい。
なお、部品50および収容部31の形状は特に限定されず、それぞれ直方体状、柱状、錐台状、逆錐台状などであってもよい。本実施形態では、部品50が直方体状、収容部31が逆錐台状である場合について説明しているが、これは部品50の収容が容易となるためである。
次いで、図6(q)に示すように、収容部31と部品50との間隙に絶縁性の部品固定樹脂34を充填し、部品固定樹脂34を硬化させる。
収容部31の周囲に第2のガードパターン15が形成されていることで、部品固定樹脂34の粘性が低く濡れ広がり易い材料でも、ダム効果で、多くの樹脂を貯留させられ部品固定樹脂34の充填が容易になる。
部品固定樹脂34は、例えば、スクリーン印刷、スプレー、ディスペンサなどの方法で充填(塗布)される。充填後、熱硬化樹脂であれば高温槽で熱硬化させ、紫外線硬化型樹脂であれば紫外線照射によって硬化させる。
部品固定樹脂34の硬化後、図6(r)に示すように、PETフィルム60を多層コア基板12の下面より剥離する。この時、次工程における部品固定樹脂34に対するプリプレグ21の樹脂密着性向上のため、部品固定樹脂34の表面の粗化を目的に、必要に応じて前述のデスミア処理を弱い設定で実施しても良い。
次いで、図6(s)および図6(t)に示すように、部品50を収容済みの多層コア基板12の表面にプリプレグ21および薄銅箔22aを積層し、積層プレスで熱圧着してプリプレグ21を溶融・硬化させて第2の絶縁樹脂層21a(硬化樹脂層)を形成する。なお、プリプレグ21としては、上述の第2の絶縁樹脂層21aで説明した樹脂(必要に応じて補強材および充填材)が用いられる。
図7(u)に示すように、第2の絶縁樹脂層21aに内層回路の層間接続のためのビアホール下穴23a、部品50の電極に接続するための部品接続ビアホール下穴24aを形成する。ビアホール下穴23a、部品接続ビアホール下穴24aは、ビアホール下穴3aと同様、レーザ加工などによって形成され、必要に応じてデスミア処理や粗面化処理が行われる。さらに、ビアホール下穴23a、部品接続ビアホール下穴24aの形成と同時に、ビアホール下穴23a、部品接続ビアホール24a直上の薄銅箔22aを開口させてもよい。
図7(v)に示すように、ビアホール下穴23a、部品接続ビアホール下穴24aの内壁面および第2の絶縁樹脂層21aの表面に銅めっきが施され、導体22c、ビアホール23、部品接続ビアホール24が形成される。なお、形成方法は、上述の導体2cおよびビアホール3の形成方法と同様であり、説明は省略する。
図7(w)に示すように、第2の絶縁樹脂層21aの表面に配線導体層22を形成する。配線導体層22は、上述の第1の配線パターン4と同様の方法で形成されるため、説明は省略する。さらに、図6(s)〜図7(w)の工程を繰り返して、層数を増やしたビルドアップ層としてもよい。
最後に、図7(x)に示すように、第2の絶縁樹脂層21a表面の所定の位置にソルダーレジスト25を形成する。ソルダーレジスト25の形成方法は、まず、スプレーコート、ロールコート、カーテンコート、スクリーン法などを用い、感光性液状ソルダーレジストを20μm程度の厚みで塗布して乾燥する、あるいは感光性ドライフィルム・ソルダーレジストをロールラミネートで貼り付ける。その後、露光および現像してパッド部分を開口させて加熱硬化させる。外形加工を施し、本発明の印刷配線板が得られる。
ソルダーレジスト25を形成する前に、形成面をCZ処理などの銅の粗面化処理に供してもよい。ソルダーレジスト25の開口部に、無電解ニッケルめっきを3μm以上の厚みで形成し、その上に無電解金めっきを0.03μm以上(好ましくは0.06μm以上、ワイヤーボンディング用途の場合は0.3μm以上)の厚みで形成してもよい。さらに、その上にはんだプリコートを施す場合もある。無電解めっきではなく、電解めっきで形成してもよい。めっきではなく、水溶性防錆有機被膜(例えば、四国化成工業(株)製タフエースなど)を形成してもよい。
<第2の実施形態>
図8に示す第2の実施形態は、印刷配線板に部品50,51を収容する2つの収容部31,31が接近して設けられ、収容部31,31にそれぞれのガードパターンを配置できない場合の例である。この場合、所定の間隙を満たす部品固定樹脂34が各々収容部31と部品50,51の間隙部分へ行きわたるよう分離されていれば、2つの収容部31,31間でガードパターン15aを共用してもよい。その他は、第1の実施形態と同様である。
<第3の実施形態>
図9に示す第3の実施形態は、高密度化などで収容部31に複数の部品50,51を収容する例である。このような場合、部品50,51間のショートを防ぐため部品固定樹脂34を多く塗布しなければならないが、適正量の樹脂を適正箇所付近に貯留させるためにガードパターンの一部を、部品50,51から離隔させた、いわば膨らました部位15bを有する形状にしてもよい。
部品50と51は、種類や大きさが異なっていても、収容部31を大きくして部品数が3個以上収容してあっても、問題ないことは言うまでもない。
<第4の実施形態>
図10に示す第4の実施形態は、部品50の密着性を補う例であり、上層形成材料のプリプレグと部品50との接触界面での密着性が弱い場合には、部品面積より相対的に広い面積を有するガードパターン15cを設けて、ガードパターン15cとの密着性を上げ、部品50の界面での密着弱さを補うようにしてもよい。
<第5の実施形態>
図11に示す第5の実施形態は、ガードパターン15dを部品内蔵基板の信頼性評価パターンに利用する例である。
詳細に説明すると、まず部品間のみの接続信頼性を見るための経路として、例えば測定端子70から配線71を経て、部品下部の部品接続ビアホール24(図1(b)参照)を介して部品50の下面へ接続し、さらに部品内部の電気的接続を考慮して部品50の上面から部品接続ビアホール24を経て、配線71を介して必要な部品個数分のデイジーチェーン接続を行い、最後に別の測定端子70に引き出して接続を形成する。そして、この部品間デイジーチェーン接続と組み合わせる各層ガードパターン間デイジーチェーンを各々別経路で作成する。
ガードパターン間デイジーチェーンを詳細に説明すると、例えば測定端子70’から配線71’を経て、ビアホール23(図1(b)参照)を介してコア外層のガードパターン15dへ接続し、同一層に配置のガードパターン15d同士を必要数デイジーチェーン接続して最後に測定端子70’に引き出して接続を形成する。このガードパターン間デイジーチェーンを多層コア基板にある各層分用意する。
信頼性評価方法として、部品間のデイジーチェーンのみ単独で使用すれば内蔵部品への接続信頼性が確認でき、一方、部品間デイジーチェーンとガードパターン間デイジーチェーンを共に使用することで部品と各層のガードパターン15dとの絶縁信頼性の確認に使用できる。ガードパターン15dは部品の全周に配置されているため、部品ズレ、層間パターンズレなどを考慮した評価が可能となる。
以上述べたように、本発明の印刷配線板は、収容部31を囲むガードパターン5、15を有しているので、収容部31に部品50を実装後、部品固定樹脂34を充填(塗布)する際に、充填材が粘度の低い場合や多量に充填した場合でも、収容部31内に貯留させることができ、多層コア基板12の表面に漏れることがない。
また、ガードパターン15の高さが、内蔵された部品50の高さと同じか、それよりも高くなるので、上層材料のプリプレグ21とガードパターン15が強固に接着し、プリプレグ21と部品50との界面での密着弱さを補うことができる。
さらに、印刷配線板の全層にガードパターンを配置することで、多層コア基板12の厚さが内蔵された部品50の厚さより相対的に高くなるので、後工程の積層において上層材料のプリプレグから部品50への過剰な圧力が加わるのを回避することができる。
1 絶縁板
2 コア基板
2a 薄銅箔
2b 両面銅張基板
2c 導体
3 ビアホール
3a ビアホール下穴
4 第1の配線パターン
5 第1のガードパターン
11、21 プリプレグ
11a 第1の絶縁樹脂層
12 多層コア基板
12a 薄銅箔
12c 導体
13 ビアホール
13a ビアホール下穴
14 第2の配線パターン
15 第2のガードパターン
15a ガードパターン
15b ガードパターン
15c ガードパターン
15d ガードパターン
21a 第2の絶縁樹脂層
22 配線導体層
22a 薄銅箔
22c 導体
23 ビアホール
23a ビアホール下穴
24 部品接続ビアホール
24a 部品接続ビアホール下穴
25 ソルダーレジスト
31 収容部
32 配線基板部
34 部品固定樹脂
50、51 部品
60 PETフィルム
70、70’ 測定端子
71、71’ 配線
L レーザアブレーション用レーザ光

Claims (10)

  1. 絶縁板と、絶縁板の少なくとも一方の表面に形成された第1の配線パターンと、第1の配線パターンが形成された絶縁板の表面に積層された第1の絶縁樹脂層と、第1の絶縁樹脂層の表面に形成された第2の配線パターンとを備えた多層コア基板と、
    第2の配線パターンが形成された第1の絶縁樹脂層の表面に積層された第2の絶縁樹脂層と、
    第2の絶縁樹脂層の表面に形成された配線導体層と、
    前記多層コア基板に形成された貫通孔である収容部と、
    収容部に収容された少なくとも1つの部品とを備え、
    前記絶縁板の少なくとも一方の表面には前記収容部を囲む第1のガードパターンが形成され、第1の絶縁樹脂層の表面でかつ第1のガードパターンと同じ領域には前記収容部を囲む第2のガードパターンが形成されており、
    前記収容部の底部から第2のガードパターンまでの高さが、収容部に収容されている部品の高さより大きく、
    さらに絶縁性の部品固定樹脂が、前記収容部内周面と部品との間隙を充し、この充填された部品固定樹脂の上面の高さが、収容部に収容された部品の上面から第2ガードパターンの高さまでの範囲にあることを特徴とする印刷配線板。
  2. 前記第2の絶縁樹脂層に形成され、第2の絶縁樹脂層の表面から前記部品まで貫通し、前記配線導体層と前記部品とを電気的に接続する部品接続ビアホールを備える請求項1に記載の印刷配線板。
  3. 少なくとも前記収容部を形成する絶縁板および第1の絶縁樹脂層の全層の表面にガードパターンを配置する請求項1または2に記載の印刷配線板。
  4. 前記第1および第2のガードパターンには、収容部に内蔵された部品との絶縁信頼性を評価するための測定端子が接続されている請求項1〜3のいずれかに記載の印刷配線板。
  5. 前記収容部に収容された部品の高さは、第1の絶縁樹脂層の上面と第2のガードパターンの上面との間の高さである請求項1〜4のいずれかに記載の印刷配線板。
  6. 前記部品が収容部の側壁部に非接触に収容された請求項1〜5のいずれかに記載の印刷配線板。
  7. 絶縁板の少なくとも一方の表面に第1の配線パターンを形成してコア基板を得る工程と、
    前記コア基板の表面に第1の絶縁樹脂層を積層し、第1の絶縁樹脂層の表面に第2の配線パターンを形成して多層コア基板を得る工程と、
    前記多層コア基板の一部に貫通孔である収容部を形成し、収容部に少なくとも1つの部品を収容する工程と、
    前記多層コア基板に第2の絶縁樹脂層を積層する工程と、
    前記第2の絶縁樹脂層の表面に配線導体層を形成する工程と、
    を含み、
    第1の配線パターンの形成時に前記収容部を囲む第1のガードパターンを形成し、第2の配線パターンの形成時に第1のガードパターンと同じ領域に前記収容部を囲む第2のガードパターンを、前記収容部の底部から第2のガードパターンまでの高さが、収容部に収容されている部品の高さより大きくなるように形成し、
    収容部に部品を収容した後、収容部内周面と部品との間隙に絶縁性の部品固定樹脂を充填することを特徴とする印刷配線板の製造方法。
  8. 第1のガードパターンは、第1の配線パターンの形成と同工程で形成され、第2のガードパターンは、第2の配線パターンの形成と同工程で形成される請求項に記載の印刷配線板の製造方法。
  9. 前記多層コア基板に第2の絶縁樹脂層を積層する工程の後、前記配線導体層と前記部品とを電気的に接続する部品接続ビアホールを第2の絶縁樹脂層に形成する工程をさらに含む請求項またはに記載の印刷配線板の製造方法。
  10. 請求項1〜のいずれかに記載の印刷配線板の第1および第2のガードパターンにそれぞれ絶縁性測定端子を電気的に接続し、かつ部品に絶縁性測定端子を電気的に接続して、収容部に内蔵された部品と第1および第2のガードパターンとの絶縁信頼性を評価することを特徴とする、絶縁信頼性の評価方法。
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