JP6460314B2 - 傘束ね具および傘ユニット - Google Patents
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Description
たとえば特許文献1には、傘を畳んだ際の当該傘の外周径より若干大きくなる径の内周円と外周円とを有する環状体である傘束ねリング(以下、従来技術1ともいう)が開示されている。特許文献1には、従来技術1として、内径寸法よりもリングの軸芯方向の寸法が小さい環状体が具体的に開示されている(特許文献1図3または図7参照)。
本発明において、横断面とは、リング本体の軸心の延在方向に対し垂直に切断した断面をいい、縦断面とは、リング本体の軸心を通って長手方向に平行に切断した断面をいう。
また本発明において開口端部とは、開口端を含む軸心方向の所定の長さ領域を意味する。
本発明の説明において、傘または傘束ね具の回転方向に関し左回転方向または右回転方向という場合には、特段の断りがない場合には、第一開口を上面視したときの右回りの方向を右回転方向といい、左回りの方向を左回転方向という。
本発明の傘束ね具の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等を許容する。
以下に、本発明の傘束ね具に関し、本発明の第一実施形態である傘束ね具100の構成について図1から図3、および図5を用いて説明する。
図1(a)は、第一実施形態にかかる傘束ね具100の側面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す傘束ね具100の縦断面図であり、図1(c)は、傘束ね具100の変形例の縦断面図である。
図2(a)は、図1(a)のII-II横断面図であり、図2(b)は、丸く囲んだ図2(a)の一部を示す部分拡大図である。
図3(a)から図3(c)は、傘束ね具100の変形例における突条部50を拡大して示す部分拡大図である。
図5(a)および図5(b)は、傘束ね具100の使用例を説明する説明図であり、図5(c)は、傘110を変更した傘束ね具100の使用例を説明する説明図である。
尚、以下の説明において、傘110の構成に関しては適宜、図5(a)から図5(c)が参照される。
尚、本発明の傘束ね具は、突条部の代替として溝状部を有する態様、および突条部と溝条部とを共に有する態様を包含する。第一実施形態では、突条部50を有する態様について傘束ね具100を例に説明し、溝条部60を有する態様については第二実施形態かかる傘束ね具200を例に後述する。
たとえば、止帯114を備える傘110に傘束ね具100を装着する場合、傘束ね具100の使用者は、傘束ね具100を傘110の柄120の方向に相対的に移動させ、止帯114が設けられた位置よりも石突116側で止めることができる。あるいは、使用者は、傘束ね具100を、径方向において止帯114と重なる位置で止めてもよいし、止帯114よりも柄120側で止めてもよい。
より具体的な例でいえば、傘布118に対する止帯114の取付端(図示省略)が傘布118のエッジ118aよりも根元118b側に位置している態様の傘110では、傘布118を中棒122に巻きつける際、止帯114を隣り合う傘布118間に収容可能である。上述のとおり収容された止帯114は、傘110に対し装着される傘束ね具100と直接の接触を避けることができ、傘110に対する傘束ね具100の移動を邪魔しない。そのため使用者は、径方向において止帯114と重なる位置、または止帯114よりも柄120側に寄った位置まで、傘束ね具100を、容易に移動させて止めることができる。所謂ビニール傘は、一般的に、上述する取付端を備える態様のものが多い。使用者は、傘束ね具100を上述する取付端を備える傘110に用いる場合、傘束ね具100を止帯114よりも柄120側まで移動させ傘布118の略全体をしっかりと巻き重ねることができる。
リング本体30は、適度な厚みを有する円筒体であって、両端に第一開口10と第二開口20とを有する。外周面42と内周面40との厚みは、特に限定されず、リング本体30を構成する材料の硬度などにより適宜調整してよい。たとえば、射出成形により適当な樹脂材料でリング本体30を成形する場合には、上記厚みは、1mm以上5mm以下の範囲で設計することができるが、これに限定されない。
かかる構成により、第一開口10の開口端部内の空間体積を増大させることができる。これにより、傘110に対し、傘束ね具100を装着する際に傘布118の表面から除去される水滴が、第一開口10から外周面42側にあふれることを防止し、傘束ね具100を把持する手を濡らすことを回避することができる。またかかる構成により、傘束ね具100の際に、傘布118の表面に水滴の一部が撥ねて傘束ね具100を把持する手に付着することを防止することもできる。したがって、濡れた傘110を傘束ね具100により束ねる際に、使用者に手の濡れによる不快感を与えることがない。また傘束ね具100の使用者は、手袋を着用したままでも、当該手袋を濡らさずに傘110を折り畳めることができる。
尚、傘束ね具100の使用により傘布118の表面から除去された水滴は、一時的にリング本体30の内部に貯留される場合もあるが、自然に、あるいは傘110に軽い振動を与えることで、下方に落下させることができる。
図1(b)、図2(a)、および図2(b)に示すとおり、本実施形態にかかる傘束ね具100は、突条部50を有している。本実施形態における突条部50は、内周面40に対して軸心910側に突出するとともに第一開口10と第二開口20との間の少なくとも一部に延在する筋状部である。
本実施形態における突条部50は、第一開口10の近傍から第二開口20の近傍まで連続して設けられている。突条部50の設けられた内周面40は、第一開口10側から第二開口20側まで内径が略均一である。
換言すると、内周面40に対する対向面52の角度56は、内周面40に対する非対向面54の角度58よりも急峻である。本実施形態における突条部50の横断面において、突条部50の頂点から内周面40に対して引いた垂線を介して左右非対称である。
尚、ここでいう角度56は、内周面40と対向面52とがなす角度であって、リング本体30の外部側の角度を意味し、角度58は、内周面40と非対向面54とがなす角度であって、リング本体30の外部側の角度を意味する。
即ち、内周面40に対する角度56を相対的に急峻にすることにより、対向面52と、傘布118および傘骨124と、の当接圧力が増大する。そのため、傘布118および傘骨124が突条部50の頂点を乗り越えて非対向面54側に移動するとき、隣り合う傘布118間に挟まれる水滴が、傘布の根元118bからエッジ118aに向けてしごきだされる「水滴しごき効果」が生ずる。
たとえば図3(a)または図3(b)に示すように、内周面40に対する対向面52の角度56を90度以下としてもよい。
図3(a)は、角度56が略90度である例を示しており、図3(b)は、角度56が略90度未満である例を示している。
角度56を90度以下とすることは、上述する「水滴しごき効果」の顕著な発生の誘因となる。
即ち、上述のとおり、傘束ね具100は、第一開口10の上面視上、突条部50が右回転方向に対向する対向面52を有している。
リング本体30の横断面にて観察される対向面52は、リング本体30の径方向の外向きの方向成分を有する法線920を含む。
換言すると、対向面52の法線920の基端Bとリング本体30の軸心910とを結ぶ基準線930において軸心910の側を上側とし、これと反対側を下側としたとき、突条部50は、下向きの方向成分を有する法線920を含む。
第一開口10側の端部と、第二開口20側の端部と、の位置のずれ量は、たとえば図1(c)に示すとおり、第一開口10側の端部の定点Cと、これに対応する第二開口20側の端部の定点Dと、の周方向における位置のずれ量を確認することにより明らかである。
ただし、上述は本発明を限定するものではない。本発明において傘束ね具100における突条部50の数は8本以下であってもよい。あるいは傘100の傘骨124の数以下であってもよい。本実施形態の図示省略する変形例としては、たとえば、1本または複数の突条部50がリング本体30の周方向において一部領域に偏在して設けられていてもよい。使用者は、リング本体30に挿入した傘110を、リング本体30に対し相対的に周方向に回しつつ、突条部50が偏在する領域に意識的に傘110を当接させることによって、傘布118に付着した水を突条部50によって良好に掻き取ることが可能である。上記変形例のように突条部50が一部領域に偏在する態様では、リング本体30を弾性変形可能な樹脂材料で構成してもよい。使用者は、リング本体30の外周を把持して径方向に弾性変形させることによって、一部領域に偏在する突条部50に傘110を容易に当接させることができる。
本実施形態にかかる傘束ね具100は、第二開口20側の端部領域に、リング本体30の軸心910側に突出するとともに周方向に亘る縁部70を有している。本実施形態における縁部70の内径72(図1(b)、図2(a))は、第一開口10の開口径11よりも小さく構成されている。縁部70は、内周面40よりもリング本体30の軸心910側に突出している。本実施形態では、図2(a)に示すとおり、縁部70の周縁71よりも突条部50の頂点51がリング本体30の軸心910側に位置している。
本実施形態における縁部70は、突条部50の第二開口20側の終端部と第二開口20との間に設けられている。
尚、本実施形態における上記仮想円は、内周面40に沿っているため図2(a)において仮想円の図示を省略している。
これに対し、傘の任意の部分(例えば柄120)に図5(a)から図5(c)に示すとおり、鉤部80を引っ掛けるための引掛け部材(固定バンド82)を設けておく。傘束ね具100の未使用時には、当該部材引掛け部材(固定バンド82)に鉤部80をひっかけて保管しておくとよい。引掛け部材としては、例えば柄120に巻き付けた固定バンド82などを挙げることができるが、これに限定されない。
ストラップ挿入用孔90にストラップ92を通し、任意の箇所に不使用時の傘束ね具を吊り下げるができる。
次に、本発明の第二実施形態である傘束ね具200について、図4を用いて説明する。図4(a)は、第二実施形態にかかる傘束ね具200の縦断面図であり、図4(b)は、図4(a)のIV-IV断面図であり、図4(c)は、丸く囲んだ図4(b)の一部を示す部分拡大図である。
尚、ここでいう角度56は、内周面40と対向面52とがなす角度であって、リング本体30の内部側の角度を意味し、角度58は、内周面40と非対向面54とがなす角度であって、リング本体30の内部側の角度を意味する。
換言すると、図示省略する本実施形態の変形例として、対向面52の法線の基端とリング本体30の軸心910とを結ぶ基準線において軸心910の側を上側とし、これと反対側を下側としたとき、溝条部60は、下向きの方向成分を有する法線を含んでいてもよい。
次に本発明の傘ユニットに関し、第三実施態様である傘ユニット300を例に図5(a)から図5(c)を用いて説明する。
傘ユニット300は、傘110を束ねることができる範囲で、適宜、傘束ね具100に替えて本発明の他の態様の傘束ね具に替えることができる。傘ユニット300は、傘束ね具100と傘110とを、少なくとも有する構成物である。
たとえば、傘ユニット300において、傘布118を束ねる手段が予め傘束ね具100であることが決定されている場合には、図5(c)に示す傘111のように、止帯114を省略してもよい。止帯114が省略された傘111に対し、傘束ね具100を傘布118の端部付近まで移動させることができる。
たとえば、傘110の傘骨124は、8本、またはその前後とすることができる。これに対して、傘束ね具100における突条部50の数は、9本以上15本以下であることが好ましい。傘束ね具100は、具体的には突条部50が12本の例を図示している。
また、傘骨124の本数の2倍未満の突条部50を設けることにより、内周面40の内周方向に適度の幅寸法の突条部50を形成することができる。
(数1) z=(1/20)x+1 (1)
具体的にはたとえば、40cmのサイズの傘110に対しては、リング本体30の内径yは、2.5cm以上3.5cm以下の範囲、より好ましくは2.5cmを超えて3.5cm未満の範囲から決定することができる。即ち上記内径yは、(z−0.5)cm以上(z+0.5)cm以下、好ましくは、(z−0.5)cmを超えて(z+0.5)cm未満である。尚、傘110のサイズとは、傘110の親骨(傘骨124)の長さを意味する。以上のように傘110のサイズxに対しリング本体30の内径yが好ましい範囲から選択された寸法である場合には、突条部50は、内周面40に対する対向面52の角度が、内周面40に対する非対向面54の角度よりも急峻でなくても充分に本発明の所期の目的を達成可能である。
次に、本発明の第四実施形態である傘束ね具400について、図6を用いて説明する。図6(a)は、第四実施形態にかかる傘束ね具400の縦断面図であり、図6(b)は、図6(a)のVI-VI横断面図である。
図6(a)に示すとおり、本実施形態における突条部50の第二開口20側の端部は、縁部70まで延在し、縁部70と連結している。換言すると、縁部70は、複数の突条部50の第二開口20側の端部を連係するよう周方向に連続している。
傘束ね具400は、縁部70から第一開口10に向けて、内径が同一または拡張している。そのため、傘束ね具400は、雄型と雌型とからなる一対の射出成形用型枠を用い、一材一体成形することが容易であり、製造上の有利性を備える。
上述するとおり、本発明の傘束ね具は、突条部または溝条部の存在により、傘布に付着した水滴の多くを除去することが可能であり、本発明の傘束ね具により束ねられた傘は、周囲の人や物に接触して、これらを濡らすという問題が顕著に改善されている。そのため、たとえば、電車または自動車などの交通手段に乗車する前、または店舗に入店する前等に、濡れた傘を本発明の傘束ね具により束ねることによって、濡れた傘に人や物が接触する不快感を周囲の人に与える虞を顕著に低減する。
上記傘束ね具の産業上の利用性は、本発明の傘ユニットにおいても同様に発揮される。加えて本発明の傘ユニットは、予め傘と、これに適した傘束ね具との組み合わせから構成することができる。そのため、さらに良好な使用性を発揮させることが可能であるとともに、デザイン性を挙げることもできる。
(1)両端にそれぞれ第一開口と第二開口とを有する円筒形状のリング本体を有し、前記第一開口に傘を石突側から挿入させ前記傘の柄の方向に前記リング本体を前記傘に対し相対的に移動させることによって前記傘の傘布を束ねることが可能な傘束ね具であって、
前記リング本体の内周面に、前記第一開口と前記第二開口との間の少なくとも一部を延在する突条部または溝条部が設けられていることを特徴とする傘束ね具。
(2)前記突条部または前記溝条部は、前記第一開口の上面視上、右回転方向に対向する対向面と、前記右回転方向に指向する非対向面と、を有し、
前記内周面に対する前記対向面の角度が、前記内周面に対する前記非対向面の角度よりも小さい上記(1)に記載の傘束ね具。
(3)前記内周面に対する前記対向面の角度が90度以下である上記(2)に記載の傘束ね具。
(4)前記突条部または前記溝条部は、前記第一開口の上面視上、右回転方向に対向する対向面を有し、
前記リング本体の横断面にて観察される前記対向面は、前記リング本体の径方向の外向きの方向成分を有する法線を含む上記(1)から(3)のいずれか一項に記載の傘束ね具。
(5)前記第一開口側の開口端部の内径が、開口方向の外側に向けて拡径している上記(1)から(4)のいずれか一項に記載の傘束ね具。
(6)前記第二開口側の端部領域に、前記リング本体の軸心側に突出するとともに周方向に亘る縁部を有し、
前記縁部の内径が、前記第一開口の開口径よりも小さい上記(1)から(5)のいずれか一項に記載の傘束ね具。
(7)前記リング本体の前記内周面は、前記突条部または前記溝条部が設けられることによって凹凸形状をなしており、
前記凹凸形状の凹部の頂点を含む仮想円の直径が、前記縁部の内径よりも大きい上記(6)に記載の傘束ね具。
(8)前記第二開口側の開口端部の内径が、開口方向の外側に向けて拡径している上記(1)から(7)のいずれか一項に記載の傘束ね具。
(9)前記第一開口側および前記第二開口側の開口端部の外径が、開口方向の外側に向けて拡径している上記(1)から(8)のいずれか一項に記載の傘束ね具。
(10)前記リング本体の軸心方向の寸法が、前記第一開口の開口径以上である上記(1)から(9)のいずれか一項に記載の傘束ね具。
(11)前記リング本体の外周面に、前記外周面より突出する鉤部を有する上記(1)から(10)のいずれか一項に記載の傘束ね具。
(12)前記リング本体の外周面と内周面とを貫通するストラップ挿通用孔が設けられている上記(1)から(11)のいずれか一項に記載の傘束ね具。
(13)前記突条部または前記溝条部は、前記リング本体の軸心に略平行に延在している上記(1)から(12)のいずれか一項に記載の傘束ね具。
(14)前記突条部または前記溝条部は、前記第一開口から前記第二開口に向かって、前記第一開口の上面視上、右回転方向に前進する方向に傾斜している上記(1)から(12)のいずれか一項に記載の傘束ね具。
(15)前記突条部または前記溝条部は、前記リング本体の軸心方向を基準として、前記第一開口側の端部と、前記第二開口側の端部と、の位置のずれが、前記突条部または前記溝条部の幅寸法未満の範囲で傾斜している上記(14)に記載の傘束ね具。
(16)上記(1)から(15)のいずれか一項に記載の傘束ね具と、
前記傘束ね具により束ねられる傘と、を備えることを特徴とする傘ユニット。
(17)前記傘束ね具の前記リング本体に設けられる前記突条部または前記溝条部の数は、前記傘の傘骨の本数を超えて前記傘骨の本数の2倍未満である上記(16)に記載の傘ユニット。
11・・・開口径
12、14・・・開口端部
20・・・第二開口
30・・・リング本体
40・・・内周面
42・・・外周面
50・・・突条部
51・・・頂点
52・・・対向面
54・・・非対向面
56、58・・・角度
60・・・溝条部
62・・・頂点
64・・・仮想円
66・・・直径
70・・・縁部
71・・・周縁
72・・・内径
80・・・鉤部
82・・・固定バンド
90・・・ストラップ挿入用孔
92・・・ストラップ
100、200、400・・・傘束ね具
110、111・・・傘
114・・・止帯
116・・・石突
118・・・傘布
118a・・・エッジ
118b・・・根元
120・・・柄
122・・・中棒
124・・・傘骨
192・・・幅寸法
300・・・傘ユニット
910・・・軸心
920・・・法線
930・・・基準線
A・・・寸法
B・・・基端
C、D・・・定点
Claims (10)
- 両端にそれぞれ第一開口と第二開口とを有する円筒形状のリング本体を有し、前記第一開口に傘を石突側から挿入させ前記傘の柄の方向に前記リング本体を前記傘に対し相対的に移動させることによって前記傘の傘布を束ねることが可能な傘束ね具であって、
前記リング本体の内周面に、前記第一開口と前記第二開口との間の少なくとも一部を延在する突条部または溝条部が設けられており、
前記第二開口側の端部領域に、前記リング本体の軸心側に突出するとともに周方向に亘る縁部を有し、
前記縁部の内径が、前記第一開口の開口径よりも小さいことを特徴とする傘束ね具。 - 前記突条部または前記溝条部は、前記第一開口の上面視上、右回転方向に対向する対向面と、前記右回転方向に指向する非対向面と、を有し、
前記内周面に対する前記対向面の角度が、前記内周面に対する前記非対向面の角度よりも小さい請求項1に記載の傘束ね具。 - 前記内周面に対する前記対向面の角度が90度以下である請求項2に記載の傘束ね具。
- 前記突条部または前記溝条部は、前記第一開口の上面視上、右回転方向に対向する対向面を有し、
前記リング本体の横断面にて観察される前記対向面は、前記リング本体の径方向の外向きの方向成分を有する法線を含む請求項1から3のいずれか一項に記載の傘束ね具。 - 前記第一開口側の開口端部の内径が、開口方向の外側に向けて拡径している請求項1から4のいずれか一項に記載の傘束ね具。
- 前記リング本体の前記内周面は、前記突条部または前記溝条部が設けられることによって凹凸形状をなしており、
前記凹凸形状の凹部の頂点を含む仮想円の直径が、前記縁部の内径よりも大きい請求項1から5のいずれか一項に記載の傘束ね具。 - 前記突条部または前記溝条部は、前記第一開口から前記第二開口に向かって、前記第一開口の上面視上、右回転方向に前進する方向に傾斜している請求項1から6のいずれか一項に記載の傘束ね具。
- 前記突条部または前記溝条部は、前記リング本体の軸心方向を基準として、前記第一開口側の端部と、前記第二開口側の端部と、の位置のずれが、前記突条部または前記溝条部の幅寸法未満の範囲で傾斜している請求項7に記載の傘束ね具。
- 請求項1から8のいずれか一項に記載の傘束ね具と、
前記傘束ね具により束ねられる傘と、を備えることを特徴とする傘ユニット。 - 前記傘束ね具の前記リング本体に設けられる前記突条部または前記溝条部の数は、前記傘の傘骨の本数を超えて前記傘骨の本数の2倍未満である請求項9に記載の傘ユニット。
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