JP6459792B2 - 駆動装置 - Google Patents

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本発明は、駆動装置に関する。
従来の駆動装置としては、例えば特許文献1に記載されている装置が知られている。特許文献1に記載の駆動装置は、電動モータの出力軸に対してスプライン結合されるドライブギヤと、ドライブギヤによって駆動されるドリブンギヤと、ドリブンギヤと一体に回転する出力ギヤを有する回転体と、出力ギヤと噛み合うプラネットギヤと、プラネットギヤと噛み合うリングギヤと、プラネットギヤを自公転自在に軸支するシャフトとを備えている。出力ギヤは、ベアリングを介して円環状の保持部材に軸支されている。保持部材は、カバーにボルトにより固定されている。回転体には円筒状のディスク取付部が設けられ、ディスク取付部の外周には複数のブレーキディスクが取り付けられている。
特開2011−196480号公報
しかしながら、上記従来技術においては、以下の問題点が存在する。即ち、駆動装置を組み立てるときは、回転体、ドリブンギヤ及びベアリングを1つのアッシーとして組み合わせた状態で扱うことがある。この場合には、アッシーの組み付け前に、ボルトにより保持部材をカバーに固定する必要がある。このため、アッシーを組み付ける際には、ベアリングと保持部材との位置合わせ、回転体と各ブレーキディスクとの位置合わせ、ドリブンギヤとドライブギヤとの位置合わせを同時に行う必要がある。従って、アッシーの組み付けにかなりの手間がかかり、組み付け時間が長くなってしまう。
本発明の目的は、アッシーの組み付け性を向上させることができる駆動装置を提供することである。
本発明の一側面に係る駆動装置は、軸状部材と、軸状部材の外周面に結合された円環状ギヤと、円環状ギヤと噛み合う駆動ギヤと、軸状部材の外周面に結合された複数枚のブレーキディスクと、軸状部材、円環状ギヤ、駆動ギヤ及びブレーキディスクを収容するハウジングと、ハウジングに複数のボルトにより固定され、円環状ギヤをベアリングを介して回転可能に支持するリテーナとを備え、ハウジングには、ボルトがねじ込まれる複数のボルト穴が設けられており、円環状ギヤには、ボルトをボルト穴にねじ込む際にボルトが通り抜けるための貫通孔が設けられていることを特徴とする。
このような駆動装置を組み立てるときは、軸状部材、円環状ギヤ及びベアリングは、1つのアッシーとして組み合わせた状態で扱われる。円環状ギヤは、リテーナにベアリングを介して回転可能に支持される。リテーナは、複数のボルトによりハウジングに固定される。円環状ギヤには、ハウジングに設けられたボルト穴にボルトをねじ込む際にボルトが通り抜けるための貫通孔が設けられている。そこで、アッシーの組み付け作業を行うときは、まずベアリングとリテーナとの位置合わせ、軸状部材と各ブレーキディスクとの位置合わせ、円環状ギヤと駆動ギヤとの位置合わせを順次実施する。その後、ボルトが円環状ギヤの貫通孔を通り抜けるようにボルトを移動させてボルト穴にねじ込むことで、ボルトによりリテーナをハウジングに固定する。このようにボルトによりリテーナをハウジングに固定する前に、ベアリングとリテーナとの位置合わせ、軸状部材と各ブレーキディスクとの位置合わせ、円環状ギヤと駆動ギヤとの位置合わせが実施されることになる。これにより、アッシーの組み付け性を向上させることができる。
貫通孔は、円環状ギヤに複数設けられていると共に、円環状ギヤにおける複数のボルト穴に対応する位置に配置されていてもよい。この場合には、ハウジングに設けられたボルト穴にボルトをねじ込む際に、各貫通孔と各ボルト穴との位置合わせを1回のみ行えば足りる。従って、ボルトによりリテーナをハウジングに固定する作業を容易に行うことができる。
貫通孔は、円環状ギヤにおける複数のボルト穴のうち少なくとも2つのボルト穴に対応する位置にまたがるような断面長穴形状を呈していてもよい。この場合には、円環状ギヤの重量が軽くなるため、アッシーの組み付け作業が行いやすくなる。
本発明によれば、アッシーの組み付け性を向上させることができる駆動装置が提供される。
第1実施形態に係る駆動装置を示す断面図である。 図1のII−II線断面図である。 比較例として従来の一つの駆動装置を示す断面図である。 第2実施形態に係る駆動装置を示す断面図であり、図2に対応する図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、第1実施形態に係る駆動装置を示す断面図である。図2は、図1のII−II線断面図である。各図において、駆動装置1は、車両のホイール(図示せず)を回転駆動させる装置である。駆動装置1は、2段減速式の減速機2と、この減速機2を収容するハウジング3とを備えている。
減速機2は、車両の車幅方向に延びる軸状部材であるサンギヤ4と、このサンギヤ4の外周面に結合された円環状の大ギヤ5(円環状ギヤ)と、この大ギヤ5と噛み合う駆動ギヤであるモータ軸ギヤ6とを有している。
サンギヤ4は、ギヤ部4aと、このギヤ部4aよりも車幅方向内側(図示左側)に位置する結合部4bとを有している。結合部4bの外径は、ギヤ部4aの外径よりも大きい。大ギヤ5は、結合部4bの外周面にスプライン結合されている。モータ軸ギヤ6は、電動モータ7の出力軸に連結されている。
また、減速機2は、サンギヤ4のギヤ部4aと噛み合う複数(例えば3つ)のプラネタリギヤ8と、各プラネタリギヤ8と噛み合うリングギヤ9と、各プラネタリギヤ8と一体化されたアクスルシャフト10とを有している。プラネタリギヤ8は、ギヤ部4aとリングギヤ9との間に等間隔で配置されている。
アクスルシャフト10は、シャフト本体部10aと、このシャフト本体部10aよりも車幅方向内側に位置する円環部10bと、この円環部10bに突設された複数(ここでは3つ)のピン部10cとを有している。シャフト本体部10aは、前述のホイール(図示せず)に固定されている。各ピン部10cは、等間隔で配置されていると共に、円環部10bから車幅方向内側に突出している。プラネタリギヤ8は、ピン部10cに筒状体(図示せず)を介して取り付けられている。円環部10bとサンギヤ4との間には、ベアリング11が配置されている。
ハウジング3は、カバー12及びアクスルブラケット13から構成されている。アクスルブラケット13は、カバー12よりも車幅方向内側に位置している。カバー12は、複数のボルト14によりアクスルブラケット13に固定されている。
リングギヤ9は、複数のボルト15によりカバー12に固定されている。アクスルシャフト10のシャフト本体部10aとカバー12との間には、2つのベアリング16がアクスルシャフト10の軸方向に並んで配置されている。モータ軸ギヤ6とアクスルブラケット13との間には、ベアリング17が配置されている。
アクスルブラケット13は、円環状の固定部13aを有している。固定部13aには、円環状のリテーナ18が複数(ここでは6つ)のボルト19により固定されている。ボルト19は、ネジが切られた軸部19aと、この軸部19aと一体化された平面視六角形状の頭部19bとを有している。
固定部13aには、ボルト19の軸部19aがねじ込まれる複数(ここでは6つ)のボルト穴13bが設けられている。ボルト穴13bの軸方向は、サンギヤ4の軸方向と一致している。
リテーナ18は、大ギヤ5をリテーナベアリング20を介して回転可能に支持する部材である。リテーナ18には、ボルト19の軸部19aが通る複数(ここでは6つ)のバカ穴18aが設けられている。リテーナ18の外径は、大ギヤ5の外径よりも小さい。
大ギヤ5には、アクスルブラケット13の固定部13aに設けられたボルト穴13bにボルト19をねじ込む際にボルト19が通り抜けるための複数の貫通孔21が設けられている。貫通孔21は、大ギヤ5にボルト19と同じ数(ここでは6つ)だけ設けられている。貫通孔21は、大ギヤ5における各ボルト穴13bに対応する位置に配置されている。
貫通孔21は、断面円形状を呈している。貫通孔21の軸方向は、サンギヤ4の軸方向と一致している。貫通孔21の径は、ボルト19の頭部19bの外形寸法よりも大きい。ここで、頭部19bの外形寸法とは、頭部19bの平面視において頭部19bの各頂点を結んだ仮想円の径のことである。従って、ボルト19の軸部19a及び頭部19bが貫通孔21を通り抜けることが可能となる。なお、貫通孔21の断面形状としては、ボルト19の軸部19a及び頭部19bが貫通孔21を通り抜けることが可能であれば、断面角形状等であってもよい。
また、駆動装置1は、前述のホイール(図示せず)の回転を制動する湿式ディスクブレーキ22を備えている。湿式ディスクブレーキ22は、サンギヤ4の結合部4bの外周面における大ギヤ5よりも車幅方向内側に結合された複数枚(ここでは3枚)のブレーキディスク23と、各ブレーキディスク23の間に配置されるようにアクスルブラケット13の固定部13aの内周面に結合された複数枚(ここでは2枚)の円盤状のブレーキプレート24とを有している。
ブレーキディスク23及びブレーキプレート24は、交互に配置されている。ブレーキディスク23は、結合部4bの外周面にサンギヤ4の軸方向に移動可能にスプライン結合されている。また、ブレーキディスク23は、アクスルブラケット13内に収容されている。ブレーキプレート24は、固定部13aの内周面にサンギヤ4の軸方向に移動可能にスプライン結合されている。
また、湿式ディスクブレーキ22は、アクスルブラケット13内に収容され、ブレーキディスク23及びブレーキプレート24を押圧する円形状のプレッシャプレート25と、アクスルブラケット13を貫通してプレッシャプレート25に当接するプレッシャピン26とを有している。プレッシャプレート25とリテーナ18との間には、プレッシャプレート25を車幅方向内側(リテーナ18の反対側)に付勢するコイルバネ(図示せず)が配置されている。
このような駆動装置1において、電動モータ7が回転すると、その電動モータ7の回転がモータ軸ギヤ6及び大ギヤ5を介してサンギヤ4に伝達される。そして、サンギヤ4が回転することで、各プラネタリギヤ8が回転(自転)しながらサンギヤ4の回りを公転する。これにより、アクスルシャフト10が回転するため、アクスルシャフト10と一体化された前述のホイール(図示せず)が回転する。
その状態で、ブレーキペダル(図示せず)が操作されると、油圧アクチュエータ(図示せず)によってプレッシャピン26を介してプレッシャプレート25がコイルバネの付勢力に抗して車幅方向外側(リテーナ18側)に押される。すると、プレッシャプレート25によりブレーキディスク23及びブレーキプレート24がリテーナ18側に押され、ブレーキディスク23及びブレーキプレート24がプレッシャプレート25とリテーナ18とに挟持されることで、サンギヤ4に制動力が発生する。これにより、ホイールの回転が制動される。
以上のような駆動装置1を組み立てるときは、サンギヤ4、大ギヤ5及びリテーナベアリング20は、1つのサンギヤアッシー27として組み合わされた状態で取り扱われる。サンギヤアッシー27は、駆動装置1の構成部品に組み付けられる。具体的には、リテーナベアリング20とリテーナ18との位置合わせ、サンギヤ4の結合部4bと各ブレーキディスク23との位置合わせ、大ギヤ5とモータ軸ギヤ6との位置合わせを順次実施する。
大ギヤ5とモータ軸ギヤ6との位置合わせを実施した後、大ギヤ5の各貫通孔21の位置とアクスルブラケット13の各ボルト穴13bの位置とが合うように大ギヤ5を調整する。そして、ボルト19を貫通孔21に通してボルト穴13bにねじ込むことで、複数のボルト19によりリテーナ18をアクスルブラケット13の固定部13aに固定する。
ここで、比較例として従来の一つの駆動装置を図3に示す。図3において、駆動装置50は、大ギヤ5を備えている。大ギヤ5には、上記の貫通孔21が設けられていない。その他の構成は、駆動装置1と同様である。
このような駆動装置50を組み立てるときは、まず複数のボルト19によりリテーナ18をアクスルブラケット13の固定部13aに固定する。このため、リテーナ18の組み付け順序の制約を受けることになる。その後、リテーナベアリング20とリテーナ18との位置合わせ、サンギヤ4の結合部4bと各ブレーキディスク23との位置合わせ、大ギヤ5とモータ軸ギヤ6との位置合わせを実施する。ただし、既にリテーナ18がアクスルブラケット13の固定部13aに固定されているため、3つの位置合わせを同時に行う必要があり、かなりの手間がかかる。特にサンギヤ4の結合部4bと各ブレーキディスク23との位置合わせについては、作業者にとって見えない状態での作業となるため、極めて困難である。その結果、サンギヤアッシー27の組み付けに長時間を要してしまう。
これに対し本実施形態では、大ギヤ5には、複数のボルト19をアクスルブラケット13の複数のボルト穴13bにねじ込む際にボルト19が通り抜けるための複数の貫通孔21が設けられている。そこで、サンギヤアッシー27の組み付け作業を行うときは、リテーナベアリング20とリテーナ18との位置合わせ、サンギヤ4の結合部4bと各ブレーキディスク23との位置合わせ、大ギヤ5とモータ軸ギヤ6との位置合わせを順次実施する。その後、ボルト19が大ギヤ5の貫通孔21を通り抜けるようにボルト19を移動させてアクスルブラケット13のボルト穴13bにねじ込むことで、複数のボルト19によりリテーナ18をアクスルブラケット13に固定する。このように複数のボルト19によりリテーナ18をアクスルブラケット13に固定する前に、リテーナベアリング20とリテーナ18との位置合わせ、サンギヤ4と各ブレーキディスク23との位置合わせ、大ギヤ5とモータ軸ギヤ6との位置合わせが順次実施されることになる。このとき、作業者は、全ての位置合わせを目視しながら行うことができる。これにより、リテーナ18の組み付け順序の制約を受けずに、サンギヤアッシー27の組み付け性を向上させることができる。
また、貫通孔21は、大ギヤ5に複数設けられていると共に、大ギヤ5における各ボルト穴13bに対応する位置に配置されている。このため、ボルト19をボルト穴13bにねじ込む際に、各貫通孔21と各ボルト穴13bとの位置合わせを1回のみ行えば足りる。従って、ボルト19によりリテーナ18をアクスルブラケット13に固定する作業を容易に行うことができる。
図4は、第2実施形態に係る駆動装置を示す断面図であり、図2に対応する図である。図4において、大ギヤ5には、アクスルブラケット13のボルト穴13b(図4では不図示)にボルト19をねじ込む際にボルト19が通り抜けるための複数(ここでは3つ)の貫通孔31が設けられている。
貫通孔31は、大ギヤ5における互いに隣り合う2つのボルト穴13bに対応する位置にまたがるような断面長穴形状を呈している。従って、各ボルト19を各ボルト穴13bにねじ込むときは、1つの貫通孔31を2つのボルト19が通り抜けることになる。
このような本実施形態においては、大ギヤ5に貫通孔31が設けられているので、上記第1実施形態と同様に、リテーナ18の組み付け順序の制約を受けずに、サンギヤアッシー27の組み付け性を向上させることができる。また、貫通孔31は断面長穴形状を呈しているので、大ギヤ5の重量が軽くなる。これにより、サンギヤアッシー27の組み付け作業が行いやすくなる。
なお、本実施形態では、貫通孔31は、大ギヤ5における2つのボルト穴13bに対応する位置にまたがるような断面長穴形状を呈しているが、特にその形態には限られず、大ギヤ5における3つ以上のボルト穴13bに対応する位置にまたがるような断面長穴形状を呈していてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は上記実施形態には限定されない。例えば上記実施形態の駆動装置1は、プラネタリギヤ8及びリングギヤ9を有する2段減速式の減速機2を備えているが、減速機のタイプとしては、特に2段減速式には限られない。例えば、ギヤ部4aを有するサンギヤ4の代わりに、大ギヤ5が結合された軸状部材を使用し、その軸状部材をホイール(図示せず)に固定してもよい。
また、上記実施形態では、電動モータ7の出力軸に連結されたモータ軸ギヤ6が円環状の大ギヤ5と噛み合っているが、特にその形態には限られず、例えばモータ軸ギヤ6と噛み合う中間ギヤが駆動ギヤとして大ギヤ5と噛み合っていてもよい。
また、上記実施形態の駆動装置1は、湿式ディスクブレーキ22を備えているが、本発明は、特に湿式ディスクブレーキ22には限られず、軸状部材の外周面に結合された複数枚のブレーキディスクを備えていれば適用可能である。
1…駆動装置、3…ハウジング、4…サンギヤ(軸状部材)、5…大ギヤ(円環状ギヤ)、6…モータ軸ギヤ(駆動ギヤ)、13b…ボルト穴、18…リテーナ、19…ボルト、20…リテーナベアリング、21…貫通孔、23…ブレーキディスク、27…サンギヤアッシー、31…貫通孔。

Claims (2)

  1. 軸状部材と、
    前記軸状部材の外周面に結合された円環状ギヤと、
    前記円環状ギヤと噛み合う駆動ギヤと、
    前記軸状部材の外周面に結合された複数枚のブレーキディスクと、
    前記軸状部材、前記円環状ギヤ、前記駆動ギヤ及び前記ブレーキディスクを収容するハウジングと、
    前記ハウジングに複数のボルトにより固定され、前記円環状ギヤをベアリングを介して回転可能に支持するリテーナとを備え、
    前記ハウジングには、前記ボルトの軸部がねじ込まれる複数のボルト穴が設けられており、
    前記リテーナにおける前記複数のボルト穴に対応する位置には、前記ボルトの前記軸部が通る複数の穴が設けられており、
    前記円環状ギヤには、前記ベアリングと前記リテーナとの位置合わせ、前記軸状部材と前記複数枚のブレーキディスクとの位置合わせ、及び前記円環状ギヤと前記駆動ギヤとの位置合わせを実施した後に前記複数のボルトにより前記リテーナを前記ハウジングに固定するために、前記ボルトの前記軸部前記穴に通して前記ボルト穴にねじ込む際に前記ボルトが通り抜けるための複数の貫通孔が設けられており、
    前記複数の貫通孔は、前記円環状ギヤにおける前記複数のボルト穴に対応する位置に配置されていることを特徴とする駆動装置。
  2. 軸状部材と、
    前記軸状部材の外周面に結合された円環状ギヤと、
    前記円環状ギヤと噛み合う駆動ギヤと、
    前記軸状部材の外周面に結合された複数枚のブレーキディスクと、
    前記軸状部材、前記円環状ギヤ、前記駆動ギヤ及び前記ブレーキディスクを収容するハウジングと、
    前記ハウジングに複数のボルトにより固定され、前記円環状ギヤをベアリングを介して回転可能に支持するリテーナとを備え、
    前記ハウジングには、前記ボルトの軸部がねじ込まれる複数のボルト穴が設けられており、
    前記リテーナにおける前記複数のボルト穴に対応する位置には、前記ボルトの前記軸部が通る複数の穴が設けられており、
    前記円環状ギヤには、前記ベアリングと前記リテーナとの位置合わせ、前記軸状部材と前記複数枚のブレーキディスクとの位置合わせ、及び前記円環状ギヤと前記駆動ギヤとの位置合わせを実施した後に前記複数のボルトにより前記リテーナを前記ハウジングに固定するために、前記ボルトの前記軸部を前記穴に通して前記ボルト穴にねじ込む際に前記ボルトが通り抜けるための貫通孔が設けられており、
    前記貫通孔は、前記円環状ギヤにおける前記複数のボルト穴のうち少なくとも2つのボルト穴に対応する位置にまたがるような断面長穴形状を呈していることを特徴とする駆動装置。
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