JP6459675B2 - 情報表示システム及び情報表示方法 - Google Patents
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Description
また、画像形成装置が複数台で連携動作して機能を実現する技術が考えられ既に知られている。
本発明は、上述のような事情に鑑みなされたものであり、1又は複数の機器を利用するユーザへの情報表示の効果を上げることを目的とする。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態である情報表示システムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示す情報表示システム1は、電子機器である1又は複数台の画像形成装置10と、それらを連携させる情報処理装置の具体例である連携サーバ(以下「サーバ」という。)20とがネットワーク30を介して相互に通信可能に接続して構成したものである。
ネットワーク30は、たとえば、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、インターネット等が利用可能であり、有線/無線の別を問わず、任意の規格のものを採用可能である。
また、広告は、動画や音声等の所定の時間をかけて表示する情報であるものとする。ただし、これは「情報」の一例に過ぎないことは後述の通りである。
また、サーバ20は、複数の画像形成装置10を連携動作させる機能を備える装置であり、連携サーバとも称す。
画像形成装置10は、例えば図2に示すように、CPU101、ROM102、RAM103、通信I/F(インタフェース)104、HDD105、エンジンI/F106、UI(ユーザインタフェース)部I/F107を、システムバス108により接続した構成とする。また、エンジンI/F106にはエンジン部109を、UI部I/F107にはUI部110をそれぞれ接続する。
エンジン部109は、原稿をスキャンして画像データを生成する画像読取エンジン、画像データを用紙等に印刷するための画像形成エンジン等の、外部に対して通信及び表示以外の物理的な出力を行う手段である。
エンジンI/F106は、エンジン部109とCPU101とを接続してエンジン部109をCPU101から制御可能とするためのインタフェースである。
UI部110は、ユーザの操作や設定を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)を備えた操作手段や、ユーザに情報を表示するための表示手段を含む操作受付手段であり、例えば液晶パネル等で構成される。
例えば、図3に示すように、CPU201、ROM202、RAM203、通信I/F204、HDD205、UI部206を、システムバス207により接続した構成とすることができる。
また、HDD205は、CPU201が実行するプログラムをはじめ、種々のデータを記憶する。
UI部206は、ユーザの操作を受け付けるための操作手段や、ユーザに情報を表示するための表示手段を含む操作受付手段である。外付けの操作部や表示部を用いてもよいことはもちろんである。
図4に示すように、画像形成装置10A、画像形成装置10B及びサーバ20は、それぞれのデータ送受信部12A、データ送受信部12B及びデータ送受信部21の機能により、ネットワーク30を介して相互に通信を行うことができる。
なお、操作部11Aに広告を表示する場合は、操作部11Aは、第1の電子機器が動作する際にユーザに対して動作結果以外の情報(第1の情報)を表示する第1の表示部として機能する。
また、データ送受信部12Aは、ネットワーク30を通してサーバ20等の外部装置とデータを送受信する機能を備える。この機能は、上述の通信I/F104をCPU101が所定のプログラムによって制御することによって実現する。
また、ジョブ制御部13Aは、サーバ20からの指示に基づいて操作部11Aに広告を表示し、表示した広告の表示状況(広告ID及びその表示時間)をサーバ20に送信する機能も備える。
入力部14Aは、原稿の画像を読み取り、その画像データを取得する機能を備える。
出力部15Aは、画像データに基づき用紙に画像を形成して出力する機能を備える。この印刷が「動作結果の出力」に該当する。
また、画像形成装置10Bは、操作部11B、データ送受信部12B、ジョブ制御部13B、入力部14B、出力部15B及び記憶部16Bを備える。これらの各部の機能は、画像形成装置10Aの対応する各部と同様であるため、詳細な説明は省略する。ただし、画像形成装置10Bが画像形成装置10Aと同じ機種であったり、全く同じ機能を備えていたりする必要はない。
このうち、データ送受信部21は、ネットワーク30を介して画像形成装置10A及び画像形成装置10B等の外部装置とデータを送受信する機能を備える。
また、入力のジョブを終了したユーザが画像形成装置10Bへ移動して、画像形成装置10Bにて画像データの印刷ジョブを開始すると、画像形成装置10Bは、サーバ20に対し、そのユーザに対して表示すべき広告の送信を要求する。これに応じてサーバ20が、該当ユーザに対する広告の表示履歴に基づき、中断していた広告Aを、中断箇所である0分20秒から表示することを画像形成装置10Bに指示し、画像形成装置10Bはその指示に従って広告を表示する。
また、画像形成装置10Bもジョブ実行が終了すると、画像形成装置10Aの場合と同様に広告の表示状況をサーバ20に送信し、サーバ20が、これを表示履歴として一時記憶し、次にそのユーザに対し広告を表示する場合の広告選択に利用する。
この図6の各ステップにおける処理は、画像形成装置10のCPU101が所定のプログラムに基づいて行うものであり、ジョブ制御部13Aの機能と対応する処理である。この処理は、ユーザが画像形成装置10にログインし、実行するジョブ(新規のジョブの場合も、連携ジョブの一部の場合もある)を指定し、その開始を指示したことをCPU101が検知した時にスタートする。
次に、CPU101は、サーバ20から、表示する広告及び表示開始時間の情報が送られてくるまで待機する(S2)。このとき、バックグラウンドでジョブの実行準備を行っていて構わない。そしてCPU101は、サーバ20から表示する広告及び表示開始時間の情報を受信したら、指定されたジョブを開始するとともに、受信した広告を、ステップ2で受信した情報に基づいて、指定された表示開始時間から表示させる(S3)。
なお、ジョブの開始タイミングは例えば、スタートボタンが押下された(つまりジョブの実行指示が入力された)ときや、ユーザの入力から所定の時間が経過したあと等で良い。
次に、CPU101は、広告の表示が終了したか否かを判断する(S4)。広告が終了した場合(S4のY)、CPU101は、サーバ20に対して新たな広告を要求して取得し(S6)、ステップ4に戻って広告の表示が終了したか否かの監視を続ける。
ジョブが終了した場合は(S5のY)、CPU101は広告の表示を中断する(S7)。なお、ジョブの終了は、ここでは、ジョブにより要求された動作結果の出力まで完了したタイミングとしている。例えば、読み取った画像データをサーバ20に送信すべき場合、読み取りだけでなくその送信も完了したタイミングである。
この処理により、ユーザがどの画像形成装置でジョブを実行したとしても、そのユーザが前回のジョブの実行時に使用した画像形成装置において表示された広告の表示状況に基づいて、今回使用する画像形成装置への広告表示を行うことができる。
また、符号43で示す表示実績は、広告をどこまで表示したかを示す情報であり、ここでは表示を中断した位置を、動画データ中の再生時間で示している。広告を最後まで表示した場合には空欄とするか、「表示終了」と記録すればよい。
そして、CPU201は、ユーザIDと紐付けられた表示広告IDがあるか否かを広告情報管理テーブル40を参照して調べる(S12)。表示広告IDがある場合(S12のY)、CPU201は、前回の広告表示時に表示中断があるか否かを広告情報管理テーブル40を参照して調べる(S13)。表示中断の有無は、広告情報管理テーブル40の表示実績の項目に中断時刻の登録があるか否かで判断することができる。
なお、サーバ20のCPU201は、画像形成装置10が図6のステップ6の処理で新しい広告を要求してきた場合、図8のステップ14及び15と同様な処理により、要求元装置に対し、新たな広告の表示を指示する。この場合も、図8の処理では、表示実績の通知を待つ。
従って、ユーザが複数の画像形成装置の間を移動しつつ画像形成装置を利用する場合や、1台の画像形成装置を間欠的に利用する場合でも、広告の全体を確実にユーザに見せることができる。
そのため、高い広告効果を得ることができる。また、長い広告でもその全体を容易にユーザに見せることができるので、広告の長さを気にしなくてもよくなる。従って、広告の内容にさまざまなバリエーションを持たせることができ、この点でも広告効果を高めることができる。
また、前述した記憶手段によって記憶された表示情報に関する第1の情報が表示される表示部を有する電子機器と、表示制御手段が第2の情報を表示させる表示部を有する電子機器が単一の携帯端末であってもよい。
次に、本発明の第1実施形態において、サーバ20が行う広告制御の処理の第1変形例について説明する。この第1変形例は、サーバ20が、図8の処理において、前回広告を表示した装置と今回広告表示する装置との間の距離を考慮して、表示する広告を選択するようにしたものである。
両者の距離が長い場合は移動に要する時間も長くなると予想され、前回広告を表示した装置での終了時点から表示しても、ユーザがそれまでに見た内容を忘れてしまっている可能性もあることを考慮したものである。
この第1変形例において、サーバ20のCPU201は、図8のステップ13においてYesと判定した時に、図9のステップ21に進む。
そして、前回広告を表示した装置と今回の広告を要求してきた装置の位置情報を記憶部24から取得する(S21)。なお、この処理に用いるため、表1に示すように、広告情報管理テーブル40に、前回広告を表示した装置の識別情報もユーザIDと対応付けて登録しておく。
そして、その距離が100m未満である場合は(S23のN)、CPU201は、今回広告を表示する装置に対し、前回の広告の続き、すなわち広告情報管理テーブル40の表示実績に記録された時刻以降から表示するよう指示する(S24)。その後、図8のステップ17へ移行する。この場合、表示する広告は図8の場合と同じである。距離が近い場合は、ユーザは前回表示した広告の内容を覚えていることが期待できるため、続きを表示するものである。
なお、図9に示した数値(例えば100m等)の基準はあくまでも一例であり、ユーザや画像形成装置10の利用環境の特性、あるいは広告の効果等をモニタしながら適宜に調整すればよい。後述する第2及び第3変形例で説明する基準についても同様である。
次に、本発明の第1実施形態において、サーバ20が行う広告制御の処理の第2変形例について説明する。この第2変形例は、サーバ20が、図8の処理において、前回の広告表示を中断した時刻から今回の装置で広告表示をするまでの時間を考慮して、表示する広告を選択するようにしたものである。この時間が長い場合は、ユーザがそれまでに見た広告の内容を忘れてしまっている可能性もあることを考慮したものである。
この第2変形例において、サーバ20のCPU201は、図8のステップ13においてYesと判定した時に、図10のステップ31に進む。
経過時間が長い場合は、ユーザは前回表示した広告の内容をあまり覚えていないと考えられるため、前回と関連する広告の表示にこだわらず、表示する広告を新規に選択するものである。
この処理により、前回広告を表示してから今回広告を表示するまでの時間に応じて、今回の表示させる広告の内容を決定するため、ユーザの状況に応じて適切に広告を表示させ、広告効果を高めることができる。
次に、本発明の第1実施形態においてサーバ20が行う広告制御の処理の第3変形例について説明する。この第3変形例は、サーバ20が、図8の処理において、前回広告を表示した装置で広告を表示した時間のその広告全体に占める割合を考慮して、今回広告を表示する装置において表示する広告を選択するようにしたものである。前回広告を表示した装置における表示時間が少ない場合は、残っている印象が少ないと考えられるため、始めから表示した方が広告効果が高いと考えられることを考慮したものである。
そして、その広告の表示時間全体に対する表示実績時間が40%未満(例えば、表示時間40秒の広告の表示実績時間が15秒等)であれば(S42のN)、CPU201は、今回広告を表示する装置に対し、前回の広告を最初から表示するよう指示して(S43)、図8のS17へ移行する。表示時間の比率が小さい場合は、ユーザの前回表示した広告に対する印象は薄いと考えられるため、最初から表示するものである。
この処理により、今回広告を表示する装置に表示する広告を、その広告のどれだけの部分を前回広告を表示した装置で表示したかに応じて決定するため、ユーザの状況に応じて適切に広告を表示させ、広告効果を高めることができる。
次に、本発明の第2実施形態である情報表示システムについて説明する。
この第2実施形態は、画像形成装置10Aにおけるジョブの終了前に、ユーザによるスキップキーの押下によって、途中で強制的に終了するスキップ機能を追加した点において第1実施形態と異なり、その他の点では共通である。
この情報表示システムの第2実施形態は、このスキップの機能の追加に伴い、画像形成装置10が行う広告表示に関する処理と、サーバ20が行う広告制御に関する処理が第1実施形態と異なる。そこで、この点について説明する。
なお、この第2実施形態においては、各画像形成装置10においてジョブの実行中に表示する項目を、ユーザがスキップキーを押下することにより中断することができる。そして、このスキップキーによる中断があった場合、同じユーザが次に画像形成装置10を使用した際に表示させる広告を、前回中断した箇所の続きではなく、新たな広告としている。なお、スキップキーは、広告内に表示したり、画像形成装置10の操作部11に物理的なキーとして設けたりすることができる。
また、ユーザからのスキップキーの押下によるスキップ指示に従い、表示手段による情報の表示中に、CPU201がその表示を停止する機能が、停止手段に該当する。すなわち、第2実施形態においては、CPU201が停止手段として機能する。
次に、ユーザが連携ジョブの続きを画像形成装置10Bに実行させると、画像形成装置10Bは、広告Aとは異なる広告Bを最初から表示する。また、広告Bの終了時点でまだジョブが終了していない場合は、新たな広告をサーバ20から取得して表示してもよい。図12では、広告Bの終了後に新たな広告Cを表示していることを示している。
そして、CPU101は、ステップ8では、ユーザID、表示した広告の表示広告ID及びその表示実績又はスキップ情報をサーバ20に通知し(S8)、処理を終了する。スキップ情報をサーバ20に通知する点だけが図6のステップ8と異なる。そのスキップ情報は、広告の表示がスキップにより中断されたことを示す情報である。
ここで、第2実施形態における広告情報管理テーブル60について、図14を参照しつつ説明する。図14に示す広告情報管理テーブル60は、図7と対応するものであり、図7と異なるのは、「表示広告ID」42ごとに、「スキップ履歴」61の情報(「あり」又は「なし」)が付加されている点のみである。
以下、この第2実施形態における処理の流れを、図15に基づいて説明する。この処理は、図8の場合と同様、画像形成装置10からユーザIDと共に新しい広告の要求があったことをCPU201が検知した時にスタートする。
ステップ13において、CPU201は、画像形成装置10での表示中断があるか否かを広告情報管理テーブル60を参照して調べる(S13)。表示中断の有無は、広告情報管理テーブル60の表示実績の項目に中断時刻の登録があるか否かで判断することができる。
一方、表示中断がある場合(S13のY)は、CPU201は、広告情報管理テーブル60を参照し、その中断がスキップによるものか否かを調べる(S18)。
広告情報管理テーブル60において、「スキップ履歴」61が「あり」の場合(S18のY)は、CPU201は、ステップ14へ移行して以後の処理を行う。今回の広告を前回の広告と異なるものにするためである。
そして、画像形成装置10における広告表示状況を、表示を指示した先の装置である今回広告を表示する装置から受信し、CPU201は、広告情報管理テーブル60の当該ユーザの表示広告ID及び表示実績又はスキップ情報により更新し(S17)、処理を終了する。
なお、ステップ16の処理に代えて、上述の第1実施形態の第1変形例〜第3変形例が適用できるのはもちろんである。
次に、本発明の第3実施形態である情報表示システムについて説明する。
その第3実施形態は、新たな広告を表示させる場合において、ランダムに選んだ広告が過去にユーザによってスキップされたか否かを判断し、スキップされたことのない広告のみを表示するようにした点において第2実施形態と異なり、その他の点では共通である。
これは、前回広告を表示した装置においてスキップされた広告のみならず、過去において同一ユーザにスキップされた広告も含めて判断するものである。
この情報表示システムの第3実施形態は、上記のスキップの考慮に伴い、サーバ20が行う広告制御に関する処理が第2実施形態と異なる。そこで、この点について説明する。
この第3実施形態において、サーバのCPU201は、図15のステップ13においてNoと判定した時に、図16のステップ51に進む。そして、CPU201は、ユーザIDに紐付いたスキップ広告IDを、図17に示すスキップ広告情報管理テーブル70を参照して取得する(S51)。
図17は、スキップ広告IDをユーザIDと紐付けて管理するスキップ広告情報管理テーブル70の一例を示すものである。図17において、符号71で示す「ユーザID」はユーザを識別する情報であり、符号72で示す「スキップ広告ID」は、ユーザが過去にスキップしたことのある広告の識別情報である。
この第3実施形態では、CPU201は、画像形成装置10からスキップ情報が通知された場合に、その時表示中だった広告の広告IDを、スキップ広告IDとして表示対象のユーザのユーザIDと対応付けてスキップ広告情報管理テーブル70に登録する。
また、スキップ広告情報管理テーブル70に記録されている情報が、「登録手段に登録されている情報」に該当する。このスキップ広告情報管理テーブル70は、サーバ20の記憶部24が記憶している。
そして、CPU201は、ステップ52で取得した表示候補の広告IDと、ステップ51で取得したスキップ広告IDとを比較する(S53)。ステップ51で取得したスキップ広告IDの中に、表示候補の広告IDが存在しない場合(S54のN)は、CPU201は、ステップ52で取得した表示候補の広告IDに対応する広告のデータを、画像形成装置10に対して送り、始めから表示するよう指示する(S55)。そして、図15のステップ17へ移行する。
次に、本発明の第4実施形態である情報表示システムについて説明する。
その第4実施形態は、関連する複数の広告を予め対応付けておき、表示させる広告を選択する場合に、その対応付けに従って次に表示させる広告を選択するようにした点が第1実施形態と異なる。また、画像形成装置10においてジョブ終了の前に広告が終了しても新たな広告の要求をしない点も異なる。その他の点については第1実施形態と共通である。
この情報表示システムの第4実施形態は、上記の相違点に伴い、画像形成装置10が行う広告表示に関する処理と、サーバ20が行う広告制御に関する処理とが第1実施形態と異なる。そこで、この点について説明する。
なお、この第4実施形態においては、各画像形成装置においてジョブの実行中に広告を表示し、ある時に画像形成装置10において表示された広告と予め関連付けられた広告を、同じユーザが次に画像形成装置10を使用した際に表示させるものである。なお、関連付けは、例えば、第1話、第2話など、シリーズ物として作成した広告について行うことが考えられる。
次に、ユーザが連携ジョブの続きを画像形成装置10Bに実行させると、画像形成装置10Bは、広告A(第1話)と関連する広告A(第2話)を最初から表示する。
また、入力のジョブを終了したユーザが画像形成装置10Bへ移動して、画像形成装置10Bにて画像データの印刷ジョブを開始すると、画像形成装置10Bは、サーバ20に対し、そのユーザに対して表示すべき広告の送信を要求する。これに応じてサーバ20が、該当ユーザに対する広告の表示履歴に基づき、広告A(第1話)と関連する広告A(第2話)を、最初から表示することを画像形成装置10Bに指示し、画像形成装置10Bはその指示に従って広告A(第2話)を表示する。
これにより、第4実施形態では、ジョブ終了の前に広告が終了した場合は、広告表示はそこで終了し、サーバ20に対して新しい広告は要求しない。
なお、この表示広告テーブル80Bの例は、表示広告テーブルIDが「A1234」であって、関連する広告どうしが別ファイルで構成されている場合を示している。すなわち、表示広告テーブル80Bの「ファイル名」84に記載されているファイル名がそれぞれ異なる。
この表示広告テーブルにより、サーバ20において、複数の広告を予め対応付けておき、前にどの広告を表示したかに基づき、次に表示すべき関連する広告を選択することができる。
図21は、その処理の流れを示す、図8と対応するフローチャートである。これらの図の各ステップにおける処理は、サーバ20のCPU201が所定のプログラムに基づいて行うものであり、広告制御部23の機能と対応する処理である。
この図21の処理は、図8の場合と同様、画像形成装置10からユーザIDとともに、新しい広告の要求があったことをCPU201が検知した時にスタートする。
そして、CPU201は、ユーザIDに対応した表示広告IDが存在するか否かを調べる(S62)。
表示広告テーブルIDが存在する場合(S63のY)は、CPU201は、表示広告テーブルIDに対応する表示広告テーブル80Bを参照し(S64)、表示広告テーブルにおいて、ステップ61で取得した表示広告IDの次の順に登録されている広告があるか否かを調べる(S65)。
そして、取得した広告ファイルを画像形成装置10に送り、始めから表示するよう指示する(S69)。その後、広告の広告表示状況を、表示を指示した先の装置(今回の画像形成装置10)から受信するのを待ち(S70)、広告情報管理テーブル80Aを更新し(S71)、処理を終了する。
また、ステップ62において、ユーザIDに対応した表示広告IDがない場合(S62のN)又は、ステップS63において表示広告テーブルIDがない場合(S63のN)も、ステップ67以降の処理を行って処理を終了する。
なお、表示広告IDがある(S62のY)にもかかわらず、それに対応した表示広告テーブルがない場合(S63のN)は、図21の処理の範囲では起こらないはずであるが、他の何らかの事情で起こることも考慮してこの場合の処理も設けたものである。
具体例で言えば、図20の広告情報管理テーブル80Aにおいて、表示広告ID「Id0345672」の表示実績が全体の50%以上であった場合は、その次の表示広告テーブル80Bの3番目の表示広告ID「Id0345673」の広告を最初から表示させる。これに対し、表示広告ID「Id0345672」の表示実績が全体の50%未満の場合は、この広告を今回の広告として表示させてもよい。こうすることにより広告効果を上げることができる。
図22に示す広告表示履歴管理テーブル50は、符号51で示すユーザIDと関連付けて、当該ユーザに対して過去に表示したことのある広告の広告IDを、符号52で示す広告表示履歴の欄に記録しているものである。この広告表示履歴管理テーブル50をサーバ20の記憶部24に記憶しておき、図21のステップ68において、新たな表示候補の広告を取得する際にこの広告表示履歴管理テーブル50を参照することにより、ユーザが過去に見たことのある広告を除くことができる。
次に、本発明の第5実施形態である情報表示システムについて説明する。
その第5実施形態は、同一のファイルの中に関連する広告が複数含まれて構成されている点が第4実施形態と異なる。また、画像形成装置においてジョブ終了の前に広告が終了した場合には第1実施形態等のように新たに広告を要求する点も異なる。その他の点については第4実施形態と共通である。
そして、この情報表示システムの第5実施形態は、画像形成装置10が行う広告表示に関する処理は、第1実施形態と同様であり、サーバ20が行う広告制御に関する処理は、第4実施形態の処理に近いが、上記の相違点に伴い差がある。そこで、この第4実施形態との差に焦点を当てて説明する。
図23において、広告情報管理テーブル80Aは、図20に示した広告情報管理テーブル80Aと同一であるので説明は省略する。
なお、この表示広告テーブル80B′は、図20の表示広告テーブル80Bと対応するものであり、表示広告テーブル80Bでは、ファイル名がそれぞれ異なるのに対し、表示広告テーブル80B′ではファイル名が同一である点で異なる。なお、「ファイル名」84については、「表示広告ID」83毎に登録せず、表示広告テーブル80B′全体と対応するレコードとして1つだけ登録してもよい。
この図23に示す広告情報管理テーブル80Aと表示広告テーブル80B′により、前回使用した装置における広告の表示実績に基づき、今回の広告を決定することができる。
なお、今回使用する装置での広告表示状況の受信による広告情報管理テーブル80Aと表示広告テーブル80B′の更新については後述する。
図24は、その処理の流れを示すフローチャートであり、図21と対応するものである。図21と同じ処理については同じ符号を付している。
図24の処理は、図21の場合と同様に、画像形成装置10からユーザIDと共に新しい広告の要求があったことをCPU201が検知した時にスタートする。
なお、図24においては、ステップ65でYesとなった場合の以降の処理(S66′及びS69′)が、図21のS66及びS69の処理と異なる。また、図24のS71A、S71B、S71Cと続く処理が、図21のS71の広告情報管理テーブルの更新の処理に対応する。そこで、これらの相違点についてのみ説明する。
この受信があると、CPU201は、S70で受信した広告表示状況に含まれるユーザIDに基づき、ユーザIDと紐付けられた表示広告IDと対応する表示広告テーブルIDの表示広告テーブルを参照する(S71A)。
例えば、S70で受信した画像形成装置10での、ユーザID「012345」に対応する表示広告ID「Id0345671」の広告の表示実績が「0:55」であったとする。CPU201は、表示広告ID「Id0345671」に対応する表示広告テーブルID「A1234」の表示広告テーブル80B′を参照し、表示実績が「0:55」がどの表示広告IDに対応する広告において中断したものかを調べる。その結果、「0:55」は表示広告ID「Id0345673」に対応する広告の表示時間に含まれることが分かる。そこで、CPU201は、今回の広告の中断時の表示広告IDを「Id0345673」と特定することができる。
なお、第5実施形態においても、第4実施形態で述べたような、前回の広告の表示実績に応じて、今回次の順の広告を表示するか、前回の広告を再度表示するかを決定するようにする変形が適用可能である。また、図22に示すような広告表示履歴管理テーブルを用いて、これまでに表示されていない広告をランダムに選択する変形も適用可能である。
次に、本発明の第6実施形態である情報表示システムについて説明する。
図25は、本発明による情報表示システムの第6実施形態の機能構成を示す図4と同様なブロック図である。
携帯端末90は、画像形成装置10A、10Bと同様に、データ送受信部91、入力部92、出力部93、および記憶部94の機能を備えている。
第1の情報、第2の情報、および第3の情報は、第1実施形態および第2実施形態において、第1の情報と第2の情報間にあったのと同様な関連を持つ。
しかし、別の実施形態として、第1の情報、第2の情報、および第3の情報が、いずれか単一の電子機器の同じ表示装置で表示されてもよい。また、第1の情報及び第3の情報を画像形成装置10A上で、第2の情報を画像形成装置10B上で表示するというように、第1の情報から第3の情報を表示する表示装置の組み合わせを任意にすることもできる。
次に、本発明の第7実施形態である情報表示システムについて説明する。
その第7実施形態は、広告内容を視聴した時間に応じてユーザが実施したジョブに掛かる代金を割り引く機能を追加した点において他の実施形態と異なり、そのほかの点で共通である。
この第7の実施形態は、ネットワーク30に課金サーバ300を接続している。この課金サーバ300は、データ送受信部301、割引判断部302、および課金部303の機能を有している。データ送受信部301は、ネットワーク30を介してサーバ20及び画像形成装置10A′、10B′とデータ通信する機能である。割引判断部302と課金部303は、表示する広告が割引に該当するか否かを判断し、割引に該当する場合は、ユーザに対する割引の課金をする手段である。
この実施形態の画像形成装置10A′、10B′には、それぞれ自己の画像形成装置の能力を管理する機器能力管理部17A,17Bの機能を設けている。
図29は、ジョブが完了したときの処理の流れを示すフローチャート、図30は、表示実績の抽出に関する処理の流れを示すフローチャートである。
これらの図において、各ステップを「S」と略記している。
図28はユーザに対する代金の請求額を算出する際に実施される処理で、ここでは例として、広告の表示実績が80%以上のものを割引を実施する広告とし、割引代金を広告1本あたり5円としている。
また、サーバ20は表4に示すようなテーブルを管理しており、このテーブルを利用することによって、該当広告数を算出するものとする。
次いで、取得した表示実績のうち、ユーザが視聴した広告の表示実績の広告時間の80%以上のものを抽出する(S82)。
そして、ユーザへ請求対象の代金から、S82で抽出した表示実績の数×5円の代金を割り引く(S83)。
次いで、サーバ20に、割引に該当する広告の数および広告IDを要求する(S93)。
そして、該当広告の数×5円の代金をユーザに返金し(S94)、ステップ95で返金完了と判断するのを待つ。返金が完了すると、ステップ96で、サーバ20に対し返金したユーザIDおよび広告IDを送金し、該当表示実績を割引済みとする。
なお、この例では割引金額を全ての広告で同一にしているが、他の例として、広告によって割引金額を異ならせてもよい。その場合は、表5に示すような各表示広告IDに対する割引料金を示すテーブルをサーバ20に持たせればよい。
次に、本発明の第8実施形態である情報表示システムについて説明する。
その第8実施形態は、広告の表示中に、ユーザによるスキップキーの押下によって途中で強制的に終了するスキップ機能を有する。そして、そのスキップ機能を実行する前に、ユーザに対し、広告視聴に対する割引が行われなくなる旨の警告を表示する機能を追加した点が、他の実施形態と異なる。その他の部分は他の実施形態と共通である。
そして、ステップ113で、現在表示中の広告IDと表示実績を基に、サーバ20から現時点で割引可能か否かを取得する。
それによって、現時点で割引不可能か否かを判断し(S114),不可能でなければ(割引可能であれば)、ステップ118で停止中の広告の表示を再開した後、処理を終了する。現時点で割引不可能(S114でYes)であれば、ステップ115で、「割引が行われなくなります。広告をスキップしますか」のダイアログを表示して、ユーザに警告する。
OKが押下されなかった場合(S116でNo)は、ステップ118で停止中の広告の表示を再開した後、処理を終了する。
以上で、本発明の各実施形態の説明を終了するが、本発明の各実施形態において使用する電子機器は、画像形成装置に限るものではなく、ユーザによって操作され、当該装置の前にいるユーザに対して何らかの出力を行うものであれば何でも構わない。例えば、音声や映像を記録するDVD書き込み装置等であってもよい。その場合は、他方の電子機器である装置は音声や映像の入力装置となる。また、電子機器が行う動作結果の出力は、動作が完了した旨の通知のみであってもよい。
また、各装置の具体的な構成、処理の内容、データの構成等は、上述した各実施形態で説明したものに限るものではなく、本発明の主旨を損なわない範囲で変更することが可能なことは、言うまでもない。
また、「動作結果以外の情報」としてユーザに表示する情報は、広告に限るものではなく、任意の情報でよい。例えば、社内において社員に伝える各種の情報(例えば、営業時間の変更や休日のお知らせ等)でもよい。
また、画像形成装置10Aと画像形成装置10Bとが連携した動作において、画像形成装置10Aにおいて入力した画像データをサーバ20が一時預かるのではなく、画像形成装置10Aにおいて今回使う装置となる画像形成装置10Bを指定し、そこに直接データを送るようにしてもよい。
なお、連携した動作とは、ある装置の動作結果を次の装置が取得してその動作結果に基づき動作する、というように、複数の装置が予め定められた手順に従って順次関与して一連の動作を行うことをいう。なお、一連の動作は、予め手順が決まっていれば、必ずしも時間的に連続して行う必要はない。途中に特定のイベントを検出するまで待機する手順が入っていてもよい。
以上説明した各実施形態、動作及び各変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることはもちろんである。
11A,11B:操作部 12A,12B :データ送受信部
13A,13B:ジョブ制御部 14A,14B:入力部 15A,15B:出力部
16A,16B:記憶部 17A,17B:機器能力管理部 20:サーバ
21:データ送受信部 22:ジョブ制御部 23:広告制御部 24:記憶部
30:ネットワーク 90:携帯端末 91:データ送受信部 92:入力部
93:出力部 94:記憶部 101:CPU 102:ROM
103:RAM 104:通信I/F 105:HDD 109:エンジン部
110:UI部 201:CPU 202:ROM 203:RAM
204:通信I/F 205:HDD 206:UI部 300:課金サーバ
301:データ送受信部 302:割引判断部 303:課金部
Claims (14)
- 表示部を有する1以上の電子機器を含む情報表示システムであって、
ユーザごとに、該ユーザを識別する識別情報の入力を受け付けたとき、前記表示部に表示した第1の情報に関する表示情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
ユーザを識別する識別情報の入力を受け付ける受付手段と、
該受付手段によって識別情報の入力を受け付けたとき、該識別情報で識別されるユーザと関連付けて記憶された表示情報に基づいて、前記表示部に表示する第2の情報を決定する決定手段と、
該決定手段によって前記表示部に表示すると決定された前記第2の情報を前記表示部に表示させる表示制御手段と、
ユーザの入力に応じて前記電子機器に所定の処理を実行させるように制御する制御手段とを有し、
前記表示制御手段は、前記制御手段により前記電子機器が所定の処理を実行中に前記第2の情報を前記表示部に表示させることを特徴とする情報表示システム。 - それぞれ表示部を有する第1の電子機器と第2の電子機器を含む情報表示システムであって、
ユーザごとに、該ユーザを識別する識別情報の入力を受け付けたとき、前記第1の電子機器の表示部に表示した第1の情報に関する表示情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
ユーザを識別する識別情報の入力を受け付ける受付手段と、
該受付手段によって識別情報の入力を受け付けたとき、該識別情報で識別されるユーザと関連付けて記憶された表示情報に基づいて、前記第2の電子機器の表示部に表示する第2の情報を決定する決定手段と、
該決定手段によって前記第2の電子機器の表示部に表示すると決定された前記第2の情報を該表示部に表示させる表示制御手段と、
ユーザの入力に応じて前記第1、第2の電子機器に所定の処理を実行させるように制御する制御手段とを有し、
前記表示制御手段は、前記制御手段により前記第2の電子機器が所定の処理を実行中に前記第2の情報を該第2の電子機器の表示部に表示させることを特徴とする情報表示システム。 - 請求項1又は2に記載の情報表示システムであって、
前記表示制御手段が前記表示部に表示させる情報は、所定の時間をかけて表示する情報であり、
前記記憶手段にユーザごとに関連付けて記憶される表示情報は、前記第1の情報の表示が完了したか否かを示し、
前記決定手段は、前記記憶手段に記憶された表示情報が前記第1の情報の表示が完了していないことを示すとき、前記表示部に表示する前記第2の情報を、前記記憶された表示情報に関する前記第1の情報のうち表示された部分の続きに決定することを特徴とする情報表示システム。 - 表示部を有する1以上の電子機器を含む情報表示システムであって、
ユーザごとに、該ユーザを識別する識別情報の入力を受け付けたとき、前記表示部に表示した第1の情報に関する表示情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
ユーザを識別する識別情報の入力を受け付ける受付手段と、
該受付手段によって識別情報の入力を受け付けたとき、該識別情報で識別されるユーザと関連付けて記憶された表示情報に基づいて、前記表示部に表示する第2の情報を決定する決定手段と、
該決定手段によって前記表示部に表示すると決定された前記第2の情報を前記表示部に表示させる表示制御手段とを有し、
前記決定手段は、前記表示部に表示する前記第2の情報を、予め設定された対応関係に基づいて前記記憶手段に記憶された表示情報に関する前記第1の情報と対応付けられた情報を、前記表示部に表示する前記第2の情報に決定することを特徴とする情報表示システム。 - 表示部を有する1以上の電子機器を含む情報表示システムであって、
ユーザごとに、該ユーザを識別する識別情報の入力を受け付けたとき、前記表示部に表示した第1の情報に関する表示情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
ユーザを識別する識別情報の入力を受け付ける受付手段と、
該受付手段によって識別情報の入力を受け付けたとき、該識別情報で識別されるユーザと関連付けて記憶された表示情報に基づいて、前記表示部に表示する第2の情報を決定する決定手段と、
該決定手段によって前記表示部に表示すると決定された前記第2の情報を前記表示部に表示させる表示制御手段とを有し、
前記表示部で情報の表示中に、ユーザからの入力に応じて該情報の表示を停止する停止手段を備え、
前記記憶手段にユーザごとに関連付けて記憶された表示情報は、前記第1の情報の表示が前記停止手段によって停止されたか否かを示し、
前記決定手段は、前記記憶手段に記憶された表示情報が前記停止手段によって停止されたことを示すとき、前記表示部に表示する前記第2の情報を、前記第1の情報とは異なる情報に決定することを特徴とする情報表示システム。 - 表示部を有する1以上の電子機器を含む情報表示システムであって、
ユーザごとに、該ユーザを識別する識別情報の入力を受け付けたとき、前記表示部に表示した第1の情報に関する表示情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
ユーザを識別する識別情報の入力を受け付ける受付手段と、
該受付手段によって識別情報の入力を受け付けたとき、該識別情報で識別されるユーザと関連付けて記憶された表示情報に基づいて、前記表示部に表示する第2の情報を決定する決定手段と、
該決定手段によって前記表示部に表示すると決定された前記第2の情報を前記表示部に表示させる表示制御手段と、
前記表示部で情報の表示中に、ユーザからの入力に応じて情報の表示を停止する停止手段とを有し、
前記記憶手段は、ユーザごとに、該ユーザを識別する識別情報の入力を受け付けたとき、前記表示部に表示した情報のうち前記停止手段によって停止された情報を記憶し、
前記決定手段は、前記記憶手段にユーザごとに記憶された停止された情報に基づき、前記表示部に表示する第2の情報を、該停止された情報とは異なる情報に決定することを特徴とする情報表示システム。 - 請求項2に記載の情報表示システムであって、
前記決定手段は、前記第2の電子機器の表示部に表示する前記第2の情報を、前記第1の情報が表示された表示部を有する前記第1の電子機器と、前記表示制御手段が前記第2の情報を表示する表示部を有する前記第2の電子機器との間の距離に応じて決定することを特徴とする情報表示システム。 - 請求項4乃至6のいずれか一項に記載の情報表示システムであって、
ユーザの入力に応じて前記電子機器に所定の処理を実行させるように制御する制御手段を有し、
前記表示制御手段は、前記制御手段により前記電子機器が所定の処理を実行中に前記第2の情報を前記表示部に表示させることを特徴とする情報表示システム。 - 表示部を有する1以上の電子機器を含む情報表示システムであって、
ユーザごとに、該ユーザを識別する識別情報の入力を受け付けたとき、前記表示部に表示した第1の情報に関する表示情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
ユーザを識別する識別情報の入力を受け付ける受付手段と、
該受付手段によって識別情報の入力を受け付けたとき、該識別情報で識別されるユーザと関連付けて記憶された表示情報に基づいて、前記表示部に表示する第2の情報を決定する決定手段と、
該決定手段によって前記表示部に表示すると決定された前記第2の情報を前記表示部に表示させる表示制御手段とを有し、
前記記憶手段に記憶された表示情報は、前記第1の情報が表示された時間を示し、
前記決定手段は、前記表示部に表示する前記第2の情報を、前記第1の情報を表示した時間と前記表示部に前記第2の情報を表示するまでの時間とに応じて決定することを特徴とする情報表示システム。 - 請求項2乃至6及び8のいずれか一項に記載の情報表示システムであって、
前記記憶手段に記憶された表示情報は、前記第1の情報が表示された時間を示し、
前記決定手段は、前記表示部に表示する前記第2の情報を、前記第1の情報を表示した時間と前記表示部に前記第2の情報を表示するまでの時間とに応じて決定することを特徴とする情報表示システム。 - 表示部を有する第1の電子機器と、
前記第1の電子機器と連携した動作を第2の電子機器に指示する連携制御手段と、
該連携制御手段の指示に従って動作し、表示部を有する前記第2の電子機器と、
ユーザごとに、該ユーザを識別する識別情報の入力を受け付けたとき、前記第1の電子機器の表示部に表示した第1の情報に関する表示情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
ユーザを識別する識別情報の入力を受け付ける第1及び第2の受付手段と、
前記第2の受付手段によって前記識別情報の入力を受け付けたとき、前記第1の受付手段によって受け付けた前記識別情報で識別されるユーザと関連付けて記憶された表示情報に基づいて、前記第2の電子機器の表示部に表示する第2の情報を決定する決定手段と、
該決定手段で決定された前記第2の情報を前記第2の電子機器の表示部に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする情報表示システム。 - 表示部を有する第1の電子機器と連携した動作を、表示部を有する第2の電子機器に指示する連携制御手順と、
ユーザごとに、該ユーザを識別する識別情報の入力を受け付けたとき、前記第1の電子機器の表示部に表示した第1の情報に関する表示情報を関連付けて記憶する記憶手順と、
ユーザを識別する識別情報の入力を受け付ける第1及び第2の受付手順と、
前記第2の受付手順で前記識別情報の入力を受け付けたとき、前記第1の受付手順で受け付けた前記識別情報で識別されるユーザと関連付けて記憶された表示情報に基づいて、前記第2の電子機器の表示部に表示する第2の情報を決定する決定手順と、
該決定手順で決定された前記第2の情報を前記第2の電子機器の表示部に表示させる表示制御手順と、
を有することを特徴とする情報表示方法。 - 表示部を有する1以上の電子機器を含む情報表示システムであって、
ユーザごとに、該ユーザを識別する識別情報の入力を受け付けたとき前記表示部に表示した第1の情報に関する表示情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
ユーザを識別する識別情報の入力を受け付ける受付手段と、
該受付手段によって前記識別情報の入力を受け付けたとき、該識別情報で識別されるユーザと関連付けて前記記憶手段に記憶された表示情報に基づいて、前記表示部に表示する第2の情報を決定する第1の決定手段と、
該第1の決定手段によって前記表示部に表示すると決定された前記第2の情報を前記表示部に表示させる第1の表示制御手段と、
前記受付手段によって前記識別情報の入力を受け付けたとき、該識別情報で識別されるユーザと関連付けて前記記憶手段に記憶された表示情報に基づいて、前記表示部に表示する第3の情報を決定する第2の決定手段と、
該第2の決定手段によって前記表示部に表示すると決定された第3の情報を前記表示部に表示させる第2の表示制御手段と、
ユーザの入力に応じて前記電子機器に所定の処理を実行させるように制御する制御手段とを有し、
前記第1、第2の表示制御手段は、前記制御手段によって前記電子機器が所定の処理を実行中に前記第2の情報及び前記第3の情報をそれぞれ前記表示部に表示させることを特徴とする情報表示システム。 - 請求項1に記載の情報表示システムであって、
前記記憶手段によって記憶された表示情報に関する第1の情報が表示される表示部を有する電子機器と、前記表示制御手段が前記第2の情報を表示させる表示部を有する電子機器が単一の携帯端末であることを特徴とする情報表示システム。
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